KAY'S BLOG

独行道~Lonesome Road of Running

怒りを祈りに変えて

【怒りを祈りに変えて】

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2010年3月末に教職を離れたと同時に僕が放棄したものは怒りの感情だった。

それまでの僕は、ともすれば怒りの感情とともに生きているかのような人間。

何かにつけて怒りっぽく、ことあるごとに不快な感情を辺りにまき散らしていたような気がする。

誰かと出会えばその人のあら探しをして、あるいは誰かの自分よりも劣る部分を見つけては自分の方が優れていると密かに自己満足に浸っていた。

人を羨んだり妬んだりすることが当たり前になり、自己嫌悪に陥ることもしばしば。

時に、自分にさえも怒りの矛先は向けられた。人に責任転嫁することを当たり前だと思っていた。

怒るために日々の暮らしを送っていたのかもしれない。


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だが、ある日、怒りの感情を棄てて、代わりに得られたものがあった。

それは、愛だ。

愛とは、許すこと、許されること。

怒りがいざこざや争いのもととなるのであれば、愛は平和と幸福の扉を開けるカギ。

怒りの感情から解き放たれた途端に、誰かの愛を次から次へと感じるようになって、もはや僕は怒りの感情がどんなものであるのかもすっかり忘れ去ってしまっていた。

誰かからかけてもらえる優しい言葉、嬉しい言葉、ありがたい言葉…そして笑顔…。

やさしさに包まれるとはそういうことを言うのだと悟らされた。


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僕は長い長い旅に出た。日本の最北端から最南端までを5ヶ月近く走り続ける旅だった。


旅が僕の人生を変え、最終的には僕自身というものを変えた。

日々移動し続ける中で、一瞬に感動し、誰かとかかわりながら希望を持って生きる素晴らしさを学び続けた。

人に感謝することで、自分が生きているのではなく、与えられた生命で生かされていることを知った。

そして、僕がその後取り組んだのは、それまでの愚かさに気づくだけではなく、自分の中にあったネガティヴなエナジーを一掃することに全力を尽くすことだった。

あらゆるものから発信されるメッセージを全身で受け止め、五感で応えること。

感性の力で、日々感謝しながら、感激と感動を忘れることなく生きていくこと。


笑うことを忘れていた自分が、今はごく自然に笑顔を浮かべることができる。

不安や恐怖に惑わされず、今あるベストの自分でいられることが何よりも幸せなのだということが理解できるようになったからだ。


さらに、そんな気持ちが強まったのは、3.11東日本大震災。

日本という国全体がひとつになってこの国を変えていかなければならないのではないか…僕はそう思った。

誰かに責任を転嫁したり、誰かを責めたりすることよりも、もっとやらなければならない大切なことがある。

旅を通じてやさしさを教えられた。自分がしてもらいたいことをまず誰かにしてあげられるように…。


そして、そういった日々を経た今、怒りや不安・恐怖のようなネガティヴな感情を持った人に、少しでも笑顔が取り戻せるように、僕は愛と平和のメッセージを送り続けている。


同じ空の下、同じ惑星、同じ大地で同じ時代を生きて生かされている同朋と、決して競い争うことなく、ありのままあるがままにあらゆるものを受け入れて、共に生きていくこと。

ひとりが誰かの幸福を願う…それをこの惑星の70数億人が一斉にやれば、世界はきっと一瞬で平和になるはず。


あなたの心がやさしさに包まれたなら、きっと世界は平和に向かう一歩を踏み出せる。

深く息を吸って、穏やかな心で、祈ります。

怒りではなく、祈りを捧げます。

あなたのために、世界のために…。



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テーマ:より良く生きる! - ジャンル:ライフ

  1. 2017/03/30(木) 07:08:36|
  2. 世界平和
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桜・さくら・サクラ

【桜・さくら・サクラ】

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一番美しく咲き誇る中で、潔く散るからこそ愛でられる桜。

散るべき時を知っておくことは、ひょっとしたら生きていく上での美学なのかもしれない。


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まだまだ散るには早いのだけれど、命ある存在ならば、遅かれ早かれ散るのが定め。

今、どれだけ美しく咲くことができるのか、男の美学を極めることに時間を費やすとしよう。


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テーマ:より良く生きる! - ジャンル:ライフ

  1. 2017/03/29(水) 23:59:59|
  2. 未分類
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Family Reunion

【Family Reunion】

6連勤のあと2連休。で、娘が京都から訪ねてきてくれるということで、まずは実家へ。

「PEACE RUN2016ヨーロッパランニングの旅」出発前に会って以来娘とも9ヶ月ぶりの再会。



諸事情があって、我が両親と娘(2人の孫)は初顔合わせ。

彼女が誕生した時にも父と母には会わせられなかったという過去がある。

娘が6歳6ヶ月の時にさよならも言わずに別れて以後13年間会えなかったのが、娘からこのブログにコメントが届いたのがもう3年ほど前のこと。

インターネットで「高繁勝彦」を検索したらしく、その後ツイッターやメールでやりとりをして、二年前の夏、ようやく再会に至った訳だ。


*その日のブログはこちら


本当は、富田林のぴんぽん地球ス(テラス)を訪ねて貰う予定だった。しかし、ぴんぽん地球ス(テラス)では天球ぴんぽんずのレコーディングがあったため、今夜は実家で娘ともども一泊お世話になることに。


前日に母に電話で訪ねる旨連絡していたものの、父にそれが伝わっておらず、初めて孫と会った際に、妻のぴあぴと勘違いしていたようだ。


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タイミングよく娘の叔母といとこが来てくれて集合写真。

「正月とお盆が一度に来たようだ…」とは父の感想。



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孫娘との記念ショット



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お外で久々の食事会



2人が生きている間に孫の顔を見せてあげられたのは何よりもお互いにとってよかった。これもある意味親孝行なんだろう。

2人合わせて170歳、多少ボケは入ってきているけれどまだまだ元気だ。



インターネットも携帯電話も持たない2人。完全なアナログ人生を楽しんでいる。

ただ、こちらにとっては不便なことに手紙か電話でしか連絡ができない。


三重県伊賀市から富田林に引っ越してきたおかげで、以前よりはひんぱんに実家を訪ねることができるようになった。

暖かくなったらまたぴんぽん地球ス(テラス)にも来てもらおう。



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絵描き志望の娘(某私大法学部在学中)が友達と出した画集。




*トークライヴ in 東京

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久々の東京でのトークイベント開催が決まりました。

アドヴェンチャーランナー高繁勝彦氏トークショー 

日時:4月9日午後5時30分〜7時30分

場所:コワーキング・スペース・カナエル(東京都渋谷区)


*ワラーチ作りのワークショップも同日開催しています。


詳細はこちら

テーマ:日記 - ジャンル:日記

  1. 2017/03/28(火) 23:59:59|
  2. 日常
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Color Your Life

【Color Your Life】

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「つまらない」「面白くない」

そんな風に感じるのなら自ら刺激を求めればいいじゃないか。

自分の人生をモノトーンにしているのは自分自身。



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刺激は求めればいくらでも自分の身近なところにあるはず…。

刺激を求めることに億劫になってしまえば、もう既に老化は始まっている。

変化を恐れない。むしろ変化を楽しむもの。

誰かの目を気にするよりは、自分自身が楽しむことを優先する。


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求めよう、新たな刺激…。


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テーマ:楽しく生きる - ジャンル:ライフ

  1. 2017/03/27(月) 23:59:59|
  2. 人生論
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人生は一度限り

【人生は一度限り】




好きなことには、時間やお金、情熱・労力を惜しむものじゃない。

 

やりたいことがあるのなら、死ぬまでに必ずそれをやっておくんだ。

 

人生は一度限り。

 

後悔することほど馬鹿馬鹿しい人生はないんだから…

 


*****

 


父はそんなことを私によく話してくれた。

 

今思えば、自分に備わった冒険心は父親譲りのものだったのではないかと思う。


父は好奇心旺盛で、新し物好きで、暇さえあれば家を空けて外に出ていた。

 

昭和6年(1931年)生まれの父は今年12月で86歳になる。

 

若い頃から俳句をやっていて、吟行と称して休みの度にあちこち出かけるような人だった。

 

根っからの読書好き、知識や情報を吸収するためというよりはむしろ、本に囲まれた暮らしを夢見ていたのだろう。

 

あまりにも本を買いすぎて二階の父の書斎は本だらけ…そんなこんなで母親から書店立ち入り(書籍購入)禁止令まで出されたことも過去にあったと記憶している。

 

父は幼い私を連れて、ことあるごとにフィールドに出かけていた。

 

未だ忘れられないのは、私がまだ小学校低学年の頃、雪が積もった冬の金剛山(大阪府と奈良県境にある1125mの山)に連れて行ってもらった大晦日の夜。

 

気温は氷点下。初日の出を拝むために、夜を徹して真っ暗な登山道をヘッドライトの灯りを頼りに歩いた。

 

父のペースについていくだけでも大変なのに、凍結した路面、急勾配の道で滑りそうになっても父は手を貸してくれない。

 

手はかじかみ、寒さのあまり泣き出しそうになった私に、父親は「男なら泣かずに歩け」と檄を飛ばした。


父はスパルタ教育で育てられた人。ふだんは優しい父も、必要とあらば厳しさを教える場面も当然ながらあった。

 

父も私もしばらく無言のまま、私は、少しでも早く山頂に着けることを祈りながら、歯を食いしばってひたすら歩くだけだった。

 

長い長い登りが終わってようやく山頂の広場へ。寒い夜にもかかわらず私の体は汗だく。

 

登山客で賑わった食堂で、温かいうどんとおでんを食べながら父は言った。

 

「寒いのによく頑張ったな。」

 

大自然の中で強く生きることを教えられた一場面だった。

 

美しいものには素直に感動し、人には優しさを惜しみなく分け与えることをモットーとした生き方を常日頃から教えてくれたのも父。

 

父は定時制高校に通いながら美術系の専門学校を出て、朝日新聞大阪本社に就職。

 

デザイナーとして認められ広告関係の部署で定年まで働き続けた。

 

職場でもいろんな試練があったのだろう。40年以上も同じ職場で働き続けた父はやはり立派だったと思う。

 

男ならいろんなことにチャレンジすべきであるということを教えてくれたのも父だった。

 

ストレートに本音を語ることは少ないシャイな父だったが、教えられることは山ほどあったのだ。

 

父から受け継いだDNAは既に自分の中に組み込まれているはず…。

 

父も本当はリスクを冒していろんなことにチャレンジしたかったのだろう。

 

父が果たせなかった夢を、代わりに成し遂げるミッションを背負っているのは私なのかもしれない。

 


何のためにこの世に生まれてきたのか…?

 

数年前まではあれこれ悩んでいたのだが、今はもう迷うことなどない。

 

私は世界を走って旅をするためにこの世に生まれてきた…

 

今私の人生は、それを証明するためにあるのだということをここに再認識しておきたいと思う。

 

父と何の約束もしていないが、父が生きている内に、「PEACE RUN世界五大陸4万キロランニングの旅」を走り終えられたらと思う。

 

それが、「人生は一度限り」と教えてくれた父に対する、私の親孝行なのかもしれない。

 

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*トークライヴ in 東京

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久々の東京でのトークイベント開催が決まりました。

アドヴェンチャーランナー高繁勝彦氏トークショー 

日時:4月9日午後5時30分〜7時30分

場所:コワーキング・スペース・カナエル(東京都渋谷区)


*ワラーチ作りのワークショップも同日開催しています。


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  1. 2017/03/26(日) 19:59:51|
  2. 冒険
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プロフィール

KAY(高繁勝彦)

Author:KAY(高繁勝彦)
冒険家:アドヴェンチャー・ランナー、NPO法人“PEACE RUN”代表、サイクリスト(JACC=日本アドベンチャーサイクリストクラブ評議員)、ALTRA JAPANアンバサダー
旅人、詩人・アーティスト、クリエイター、ナチュラリスト…。元高校教師(英語)。

大阪府松原市生まれで、現在、大阪府富田林市に在住。

楽天ブログ時代(2006.4.2)からノンストップブログ更新中。公式サイト
「PEACE RUN 世界五大陸4万キロランニングの旅」
“KAY’S WORLD”もよろしくお願いします。

プロフィール詳細はこちら

二度の日本縦断(「PEACE RUN 2010日本縦断3,443kmランニングの旅「PEACE RUN2012 日本縦断ランニングの旅 PART2」で実質の日本一周ランニング6,925kmの旅を完結。

2011年はPEACE RUN 2011アメリカ横断5,285kmランニングの旅を138日で完了。

2013年9月から163日で「PEACE RUN2013オーストラリア横断ランニングの旅」5,205kmを走破。

2014年11月から2015年2月、83日でPEACE RUN2014ニュージーランド縦断ランニングの旅2,796.6kmを走破。


2016年7月〜11月、110日間で7カ国3,358.8キロ、「PEACE RUN2016ヨーロッパランニングの旅」を走破。

現在まで3つの大陸で16,637キロ走破。残り三大陸で23,363キロを走ることになる。

東日本大震災から3日後に「RUN×10(ラン・バイ・テン)運動」を発案・提唱、全国に展開させる。

2012年末、facebook上の公開グループ、平和的環境美化集団"THE SWEEPERS"を発足、活動を展開中。

2013年、一本歯下駄で世界平和をめざすfacebook上の公開グループ「一本歯下駄クラブ」を発足、活動を展開中。

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