FC2ブログ

KAY'S BLOG

独行道~Lonesome Road of Running

親切 vs おせっかい

【親切 vs おせっかい】

IMG_0933.jpeg 


揃って昭和6年(1931年)生まれ、88歳の両親をほぼ毎日訪ね、父と母の世話をしている。

昨年末まではまだ普通に歩けていた父も、足腰が弱って歩く際にも杖が必要となっている。

それでも、まだ二人で何とか生活は可能なレベルとは言える。

妹と相談して、ケアマネジャーさんにも加わってもらって、何とかデイサービスに週1〜2度でも通ってもらうように勧めてきたけどそれも簡単なことではない。

筋力の落ちた父のリハビリは何より必要だし、今やっておかないと、この先転倒でもしたら次は車椅子生活か寝たきり状態になるのは目に見えている。

母にしてみれば、まだ自分のことは自分でできると自信を持っているようだし、父にとっても、知らない人の世話になるのはありがたくないのだろう。

父が仕事を定年で辞めてから30年近くずっと二人でやってきたこともあって、その生活リズムを崩されるのは喜ばしいことではないのは確からしい。

特に母は「介護」とか「デイサービス」の話題が出てくると様子がおかしくなる。

過去に妹も私もそういったことで母と激しい口論をしたことは何度もあった。

それでも、デイサービスの1日体験をしてもらうところまではこぎつけたが、やはり居心地の悪さを感じるのだろう。


父は家に居てもたいていソファの上でウトウト…傾眠傾向が強い。

調子が良ければ部屋の片付けをしたり新聞の切り抜きを整理したりしているが、ムラがある。

母も、ピアノを弾いたり編み物をしたり、ほぼ毎日同じことの繰り返し。

外の世界は、コロナ災禍もあって、この数ヶ月ほとんど見ていないという現状。


実家を訪ねる前にスーパーで食材を買って、実家で二人にお昼ごはんを作る。片付けもやる。

リハビリ体操や脳トレを一緒にやって、おやつを食べて、父のトイレ・シャワーの介助をする。

夕食の準備をして自宅に戻ってくるのが最近のルーティーン。


トンチンカンなこともいろいろあって、やたらいろんなものがなくなる。

その都度探し回るが見つからないことも多い。

それが、忘れた頃に見つかることもある。


こうやって、こちらが親切のつもりでやっていることも、時に二人には迷惑でおせっかいなこともあるに違いないと最近とみに思う。

先住民のいる土地に文明人がやってきて、その土地を支配し、自分たちの言葉や文化を教え、完全にその地を植民地化するのにも似ている。


答えのない問いに一生懸命答えを見つけようとしている中で、ひょっとしたら答えなんてないのかもしれないと感じている。

何もしないという選択肢もあるのだろう。それでも、時間だけは前に進んでいく。

いろんなしがらみもある中で、試行錯誤は続くけれど、残された二人の人生に平穏な日々を提供するのがせめてもの親孝行なのだろうか。


これまで親孝行らしいことをほとんどできなかった愚息の頭が最近考えていることを綴ってみました…(笑)。





スポンサーサイト



テーマ:今日のつぶやき。 - ジャンル:日記

  1. 2020/05/27(水) 23:03:16|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

何を当たり前とするか?

【何を当たり前とするか?】

mohave_desert4_2020052620182700d.jpg


9年前の今頃、アメリカ横断ランニングの旅を走っていた。

まず最初の難関がモハヴェ砂漠だった。

時期にもよるが、熱波に見舞われたら摂氏50度もあり得る。

摂氏50度レベルで運動するというのは確実に命の危険を感じる温度。

インドや東南アジアではエアコンの入っているのはお金持ちの家。

古いタクシーに乗ればエアコンもないという。

それどころか、貧困に加え電力不足もあってエアコンや扇風機は一部の人しか使えないのだ。

一方で夏の日本、リモコンのボタンひとつで部屋は涼しくなる。

暑いと言ってもせいぜい40度未満。40度を超えたらニュースになるくらい。

コンビニも自販機もそこらじゅうにあって、ガリガリ君をはじめ冷たい食べ物や飲み物もお金を出せば手に入る。

砂漠の熱波に見舞われた時に、クーラーボックスもなく、どうしても冷たい水が飲みたかったから、ボトルに濡れタオルを巻いて、扇子で一生懸命扇いだ。

気化熱で少しでもボトルの水の温度が下がればいいと思いながら20分くらい扇子を仰ぎ続けた。

全身猛烈に汗まみれになったが、45度のテントの中で、恐らく20度程度の「冷たい」水が飲めたことに感動した。

文明がいかにして生まれてきたかを垣間見た気がした。

そこで思ったこと…

果たして、便利さは幸せを生み出すのだろうか?

たとえ、不便であったとしても、不便さの中から生まれてくる生活の知恵こそが、人々の生きる力になっているのだということ。

なければないで済ます、あるもので何とか間に合わせる…そんな発想はふだんの暮らしの中からはなかなか生まれてこない。

人の一生は、何を当たり前とするかで変わってくるものだということ。

「当たり前」の反対語は「ありがたい(有り難い)」。

何でもかんでも当たり前と思っていれば感謝の気持もなくなるけれど、それを当たり前と思わなければとてもありがたいこと。


アドヴェンチャー・ランナーのひとりごとでした。

mohave_desert23_202005262018283a6.jpg 





テーマ:今日のつぶやき。 - ジャンル:日記

  1. 2020/05/26(火) 20:18:59|
  2. 日常
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

アメリカ横断ランニングの旅、ゴールから9年

【アメリカ横断ランニングの旅、ゴールから9年】

23755727_1539339962781667_6304931176528810966_n_20191124095021016.jpg 

9年前の2011年5月25日、ロスアンジェルス、ロングビーチ、アラミトスベイをスタートした「PEACE RUN2011アメリカ横断5,000キロランニングの旅」、8月に一時帰国し、9月19日に第2ステージで再スタート。

LAをスタートして138日目、15州を通過、5285キロを走り、アメリカ東部標準時11月24日(サンクスギヴィング・デイ)、ニューヨーク・シティのバッテリー・パークで無事ゴール。大西洋に浮かぶ、自由の女神像が立つリバティ・アイランドを見渡しながら、僕は自分自身が駆け抜けてきた道のりを感慨深く思い返していた。


ロスアンゼルスをスタートした日に…山を越えたらそこは砂漠だった…


desert_run1_201911240943309bb.png 
Route66 を走ってハヴェ砂漠を越える





砂漠あり、大平原あり、ロッキー&アパラチア山脈越えあり…。


271795_2179260570273_1150756_o_20191124094337cbb.jpg 
ユタ州モニュメントバレー、フォレスト・ガンプ・ポイント


article10076upimg4_201911240943316c4.jpg 
ロッキー山脈越え…ウルフクリーク(標高3700メートル)を目指す…


気温もマイナス4度から47度まで…。

犬に吠えられ追いかけられ、ヘルペスを患い、足首を故障し、高速道路にも侵入…。

それでも、人の温かさに触れ、大自然の美しさに心打たれ、アメリカの歴史や文化から多くのことを教えられた。

大陸を走ることの素晴らしさと壮絶さを同時に思い知らされた旅…。

これが、「PEACE RUN世界五大陸4万キロランニングの旅」第一章、五大陸のうちひとつ目の大陸となった。

アメリカ大陸人力での横断はこれが実質3度目。

1991年北米大陸自転車横断旅行(LA-シアトル-NYC:青のライン)
1994年北米大陸自転車横断旅行PART2(アンカレジ~北極圏横断~カナダケベックシティ:赤のライン)
2011年PEACE RUNアメリカ横断ランニングの旅(LA-NYC:緑のライン)

197456_432495996799408_1506059896_n_2019112410073026a.jpg 

2013年のオーストラリア横断で5200キロ、翌2014年にはニュージーランド縦断2800キロを走って2大陸目を終え、2016年、ヨーロッパランニングの旅で3358キロを走り、現在3つの大陸(北米・欧州・豪州)で1万6637キロを走破。残り3つの大陸(ユーラシア、アフリカ、南米)で2万3363キロ。

2万3363キロはフルマラソンを554回走る距離に匹敵する。毎日フルマラソンを走ったとしても約1年半かかる。
ひとたび走りだせば、ゴールにたどり着くまでは何が何でも走り切る。

PEACE RUNのテーマソング"Go The DIstance"は「最後まで走り切ろう」という思いでつけられたタイトル。



一歩ずつゆっくりと一歩ずつ…前に向かって…。

僕の旅はなおも続いている…。


アメリカ横断ファイナルラン:ニュージャージー州フォートリー〜バッテリー・パーク


*旅の詳細はこちら

テーマ:よもやま - ジャンル:ブログ

  1. 2020/05/25(月) 10:35:45|
  2. PEACE RUN2011アメリカ横断ランニングの旅
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

ナチュラリストめざして

 【ナチュラリストめざして】

green_earth1.jpg 


 できるだけ自然に逆らわない生き方・考え方を40歳になった頃から心がけている。

言い換えるなら、不自然なことをしない、不自然なことを避けること。



最近も継続しているのは、お風呂でシャンプー・リンスをしない…お湯だけで汚れを落とす。

歯磨き粉を使わずに塩や重曹で磨く。

肌に触れるものは極力、木綿や麻、絹などの自然素材。

食べるものも、加工品を避け、農薬を使わない果物や野菜。

たとえ体調が悪くても薬や医者に頼らず、薬草を使ったりファスティングしたり…。

そういった、昔からのライフスタイルこそが心にも体にも実際プラスになっている。



不自然なものを受け入れた時、連鎖反応的に不自然なことが引き寄せられるもの。

今ある不自然な現象はその結果にすぎない。

不自然な思想や不自然な行動が不自然な人間を作り、そういった人間が不自然な社会・世界を形成する。



多くの人々はそれに気付かされることなく、不自然を当たり前のものとして受け入れていく。

覚醒した人々は、できるだけ不自然なものから離れていく。

何が不自然であるかを見極めることができなければいけない。

ポイントは感覚…自分がそれをいいと感じるかどうか…。





旅を通じて、自然回帰を人生のテーマとしてとらえ始めた。

太古の昔のくらしに100パーセント戻ることはできないかも知れないけれど、

少しでも近づくことは可能だ。





平和な社会は自然な姿…闘い争うのは人々のエゴとエゴがぶつかる不自然なもの。

心穏やかに笑顔を浮かべた人々が集まれば自然に平和な時間と空間が生まれてくるはず…。


20525269_1440529862662678_3959403915725395908_n_20200525045453a57.jpg 




テーマ:今日のつぶやき。 - ジャンル:日記

  1. 2020/05/24(日) 23:07:55|
  2. 日常
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

受け入れる

【受け入れる】

18422169_1363876390328026_2116757694476957116_o.jpg



「いつか変わるだろう」と思っている内は何も変わらない。

「今変えてやろう」と思った瞬間に流れは変わるもの。

流れを変えるために、今自分にできる事を見つけよう。

努力しても変わらないものはそっと受け入れよう。

あきらめるのではなく、ありのまま、

あるがままに受け入れることも時には必要だから。


pacific_20200524052006b27.png 


拒めば拒むほど嫌なことは自分に付きまとうもの。

いっそ受け入れてしまえば気も楽だ。

なぜ自分がそれを拒んでいたか、

それもあとになって分かるかもしれない。

世の中にあるものはすべて鏡みたいなものなんだろう。

自分の心が投影されて、やがて自分のところに帰ってくる。

あるいはそれはこだまみたいなもの。

きれいな声はきれいなまま帰ってくる。

ピュアな心のままの、ピュアな自分でありたい。


nullarbor456_20200524052037baf.jpg 




過去を捨てる覚悟を持って旅に出たはずだったけど、

実際は過去を捨てたのではなく、過去をありのまま、

あるがままに受け入れただけだった。

自分にないものばかりを求めていたけれど、

ないならないで済ませられることに気がついた。

今あるもので間に合わせられるということも教えられた。

余分なものをそぎ落とせば本当に必要な物が見えてくる。

生活がシンプルなものになれば、

生き方や考え方もシンプルでピュアなものに変わってくる。

走ることももちろんだけど、

それ以上に旅を通じて学んだことは多い。

旅も人生も、さまざまな出会いや発見、

気付きや学びに満ち溢れている。

だからこそ僕は生きて走って旅をする。

僕の未来はいつも地平線の向こうにある。


IMGP2697_20200524052025a4e.jpg 


〜アドヴェンチャー・ランナー 高繁勝彦・談

テーマ:今日のつぶやき。 - ジャンル:日記

  1. 2020/05/23(土) 23:16:26|
  2. 哲学
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
次のページ

FC2カウンター

プロフィール

KAY(高繁勝彦)

Author:KAY(高繁勝彦)
走る旅人:アドヴェンチャー・ランナー、サイクリスト(JACC=日本アドベンチャーサイクリストクラブ評議員)、ALTRA JAPANアンバサダー、 YAMANOVAコーヒーアンバサダー、ARUCUTO一本歯下駄アンバサダー、旅人、詩人・アーティスト、クリエイター、ナチュラリスト…。元高校教師(英語)。  
大阪府松原市生まれで、現在、大阪府富田林市に在住。妻はミュージシャンでかつてぴよぴよ名義で「らんま1/2」エンディングテーマ「虹と太陽の丘」を歌っていた。

楽天ブログ時代(2006.4.2)からノンストップブログ更新中。公式サイト 「PEACE RUN 世界五大陸4万キロランニングの旅」“KAY’S WORLD”もよろしくお願いします。 プロフィール詳細はこちら。 

二度の日本縦断(「PEACE RUN 2010日本縦断ランニングの旅(3,443km)「PEACE RUN2012 日本縦断ランニングの旅 PART2(3,482.3km)」で実質の日本一周ランニング6,925kmの旅を完結。 

2011年はPEACE RUN 2011アメリカ横断5,285kmランニングの旅を138日で完了。 2013年9月から163日で「PEACE RUN2013オーストラリア横断ランニングの旅」5,205kmを走破。 

2014年11月から2015年2月、83日でPEACE RUN2014ニュージーランド縦断ランニングの旅2,796.6kmを走破。 2016年7月〜11月、110日間で7カ国3,358.8キロ、「PEACE RUN2016ヨーロッパランニングの旅」を走破。 

2017年9月〜10月、「PEACE RUN2017四国一周ランニングの旅」1000キロ走破。2018年5月「九州一周ランニングの旅」で約900キロ走破。 

2011年3月14日、東日本大震災の3日後、「RUN×10(ラン・バイ・テン)運動」を発案・提唱、全国に展開させる。 

2012年末、facebook上の公開グループ、平和的環境美化集団"THE SWEEPERS"を発足、活動を展開中。 

2014年、一本歯下駄で世界平和をめざすfacebook上の公開グループ「一本歯下駄クラブ」を発足、活動を展開中。 講演・セミナー・取材などの問い合わせ・依頼は下のメールフォームでお願いします。

メールフォーム

ご意見・ご感想お待ちしております。

名前:
メール:
件名:
本文:

最新記事

PEACE RUN世界五大陸4万キロランニングの旅

無料メルマガ「週刊PEACE RUN」

高繁勝彦 on facebook

高繁勝彦 on TWITTER

"THE SWEEPERS"

地球にいいことしませんか?

One-Tooth Geta Club

カレンダー

04 | 2020/05 | 06
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -

カテゴリー

QRコード

QR

amazon.co.jp

楽天市場

PEACE RUN公式スポンサー

finetrack

Thule

エイチ・エス・アシスト株式会社

エイチ・エス・アシスト株式会社

ALTRA

ALTRA

KLYMIT

Fun・Running関西

FunRunning関西

辻子谷龍泉堂株式会社

ARUCUTO

YMANOVA OUTDOOR COFFEE

ヤマノバアウトドアコーヒー

The Social Tea House

The Social Tea House

Tyrell

CACAZAN

CACAZAN

Gofield

Gofield

久光製薬

久光製薬

アシスト設計

株式会社アシスト設計

昭文社

昭文社

アンプラージュインターナショナル

アンプラージュインターナショナル

Progear Vision

Progear Vision

オートサイクルベンリー

ECOMARATHON

才能はかり売りマーケットごろっぴあ

うちのダンナは冒険家

#招福ハレルヤ

励まし屋

内田あや 青い空blog

JOBBB RADIOボラボラ大冒険

PEACE RUNプロモーションビデオ

PEACE RUNテーマソング "Go The Distance"

励まし屋"Go The Distance"

PEACE RUNテーマソング “Go The Distance”収録

PEACE RUNテーマソング“Go The Distance”CD絶賛発売中!!

PEACE RUN SUPPORT SONG "MY GOAL" PV

内田あや“My Goal”

PEACE RUNサポートソング “My Goal”収録

内田あや Long Road ~J country ver.~

濱守栄子【国道45号線】MV

RUN×10(ラン・バイ・テン)運動

runx10_logo

JACC 日本アドベンチャー・サイクリストクラブ

シール・エミコ支援基金

旅RUN×(kakeru)

旅RUN×

ベビラン(BABY RUN)

月別アーカイブ

ブログ内検索

RSSフィード