【RUN×10(ラン・バイ・テン)運動~その2】

にわかに身辺が慌しくなってきた。
昨日のブログ記事で紹介した「RUN×10(ラン・バイ・テン)運動」が思っていた以上に急速に広まっているのだ。
ツイッターでもたくさんのランナーが拡散リツイートしてくれているし、Facebookでもシェアが繰り返されてランニングにあまり関心のない人たちまでをも巻き込んでいる様子。
FM局やミニコミ誌などあちこちのメディアが紹介してくれて、賛同者も急増。
tweetviteで昨日の午後に作ったサイトも、今夕の時点で2000アクセスに間もなくというところ。
賛同者も70名に達している。
昨日は
JogNote(ジョグノート) というSNSの社長さんからじきじきにメールが届き、「ぜひコラボしましょう」というオファーを頂いた。10数万人という登録者がいる巨大なSNSがバックアップしてくれれば、さらに賛同者は増える。
日本全国のランナーの総力(走力)を結集すれば、震災のあとの巨大津波にも負けないほどのパワーがきっと生まれてくるだろう。
真冬並みの気候がぶり返して、燃料不足で暖房も入らぬ体育館で毛布も不足し、水や食糧も十分に行き渡っていないという、被災者達の生活も未だ深刻な状態。
震災の全容がまだつかめぬまま時間だけが確実に過ぎていってしまう。救済活動はプロの手に委ねつつも、ニュースを見たり聞いたりしている我々にはもどかしい思い。
食糧やその他の生活必需品の買いだめ(買い占め)が横行しているというニュースも…。
農業や漁業に関わる人たちの今後も懸念される。悪い風評を誰かがすれば、野菜や果物も売れなくなってしまう。
義援金の詐欺までも起こっているというではないか。
海外では日本人のモラルの高さや、冷静沈着な行動振りを讃えていると言うが必ずしもすべてがいいことばかりではないのだ。
いろいろなイベントも中止や自粛が相次いでいる。
卒業式や入試が中止・延期されたりするという話しも耳にする。
生涯で一度の記念すべき卒業式さえも…。去年の3月まで教員をやっていた自分にとっては何とも悲しい話だ。
大地震は、巨大津波や原発事故や放射能汚染をもたらしただけでなく、人々の生活や楽しみまで奪ってしまっている。相手が自然災害だけに、誰をも恨むことができないもどかしさよ。
しかし、負けちゃいけない。
原発事故のあと、命懸けで作業をしている職員たち、さらには、寒空の下で救助・救援活動に必死になって活動している自衛官や警察官たちがいる。
プロにしかできないことはプロに任せるしかない。
幸運にも被災しなかった我々一般人は、ごくごくあたりまえのことなのだが、日々の生活を見直して、人に、社会に迷惑をかけないように全うに生きること。
そして、できるものならば、被災地の復興や被災した人たちに少しでもプラスになることを心がけていこう。
それが今、生かされ生きている者の勤めだと思う。
*お知らせ:東日本大震災で被災した人たちのためにできること…
(その1)
RUN×10(ラン・バイ・テン)運動被災しなかったランナーの皆さん:その日の走行距離に10を掛けた金額を毎日貯めて募金しませんか?10キロ走ったら100円を貯金箱に入れるだけ。自分のためにも被災地の復興にも役立ちます。今すぐ、毎日実行できること。
・イベントは
こちら…。
・詳細は
こちら…。
(その2)
「走る.jp」による
「東北地方太平洋側地震 支援Tシャツ」を購入しよう!
詳細は
こちら。
*イベント情報…
(その1)TEAM PEACE RUN主催
「第2回ゆったりまったり走ろう会(チャリティ・ラン)」のご案内:
3月21日月曜日・祝日、大阪堺市の大泉緑地周回コースを走りませんか?
ウルトラマラソン参加予定者のために、5時間走のコースもあります。
上記の「RUN×10運動」と連動しています。好きなだけ走ってもらって、走った距離×10円を各自募金に充てて下さい。
午前9時、地下鉄御堂筋線新金岡駅集合か、午前9時30分大泉緑地内スポーツハウス前集合の予定です。
詳しいことについてはまたこのブログでお知らせします。
(その2)
モンベル冒険塾 4月開講! 「冒険の価値が評価される社会」の実現、そして、冒険を目指す若者を応援したい。
そんな思いから、この春、冒険塾を開講いたします!
さまざまな冒険を実践している経験豊富な講師陣が、その技術とスピリットを伝えます。
※4月開講。入塾応募を受け付けています(1次募集締切:3月10日)
詳細は
こちらを…。
(その3)5月15日(日)
植村直己顕彰事業2011日本冒険フォーラム:
「冒険の伝説・未来」~ こんな日本人がいた そして 今もいる ~
兵庫県豊岡市は、国民栄誉賞を受賞した世界の冒険家・植村直己の精神を後世に継承しようと平成6年に植村直己冒険館を建設し、平成8年に「植村直己冒険賞」を創設しました。
これまで、山・海・川・空・極地等を舞台にした冒険者やその冒険に関わった方、そして全国各地の多くの植村直己ファンに支えられて、植村直己顕彰活動を進めると共にチャレンジャーの応援を続けています。
これらの活動のステップアップとして、冒険者のチャレンジ精神を讃え、そして日本の「冒険文化」を考えるきっかけを創るため、全国のチャレンジャーが一同に集い、植村直己の素顔を振り返りながら考える、「日本冒険フォーラム”冒険の伝説・未来”」を開催します。 ---以上は、
植村直己冒険館の公式サイトから
明治大学駿河台キャンパス内(東京)で開催。参加は無料ですが入場整理券が必要です。詳細は
植村直己冒険館のサイトで…。
*「PEACE RUN 2011アメリカ横断5,000キロランニングの旅」支援Tシャツ、引き続き販売しております。販売サイトは
こちらです。
*
PEACE RUN 2011 アメリカ横断5,000キロランニングの旅公式サイト *
PEACE RUN 2011 支援サイト *
Go the Disance!(英語版)
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テーマ:私たちにできること - ジャンル:福祉・ボランティア
- 2011/03/17(木) 19:15:13|
- マラソン・ランニング
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| トラックバック:0
-
| コメント:4
RUN×10。ものすごく広がってきましたね。
いや、もっともっと広がると思う。
ランニングブームの今、この運動はブームだけで終らせないで、生活に根付いた生き方の一つとしてのランニングになるような気がします。
走ることで、走っている私たちも元気になるし、被災者の皆さんに間接的、直接的に元気と勇気と、そして義援金を差し上げることができそうですね。
がんばろう!日本!
- URL |
- 2011/03/17(木) 21:49:48 |
- こうめ #tmCwDepw
- [ 編集 ]
こうめさん:
ありがとうございます。
JogNoteのコミュもまだまだ増えてくるでしょうね。
先ほどコメントを頂いた方もJogNoteからこちらに来てくれました。
この運動はずっと続けていくつもりです。
常に支援が必要な人々や組織がいる限りは、ランナーの力が必要ですからね。
- URL |
- 2011/03/17(木) 23:26:58 |
- KAY.T(高繁勝彦) #-
- [ 編集 ]
ANCHINさん:
自分の公式サイトも間もなく出来上がります。
RUN×10(ラン・バイ・テン)運動も一つの定着したものとしてずっと続けていくつもりです。
RUNNETの問い合わせフォームにも協力を依頼してみました。
全国規模になればすごいものですね。
- URL |
- 2011/03/17(木) 23:28:54 |
- KAY.T(高繁勝彦) #-
- [ 編集 ]