KAY'S BLOG

独行道~Lonesome Road of Running

アメリカ横断を振り返る

【アメリカ横断を振り返る】

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2011年5月25日(アメリカ時間)にアメリカカリフォルニア州ロングビーチをスタート。

間寛平さんのアースマラソンと同じ場所をスタートに選んだ。

約5000キロに渡る長旅、それも必要な水や食料などの荷物を積んだバギーを押しての単独行。


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砂漠もある、山脈(ロッキー&アパラチア)越えもある、大平原もある…。

1991年の北米大陸横断自転車旅行の出発前にも仲間から言われたけれど、アメリカでは銃を持つ自由がある。

日本以上に治安が悪い地域も多いと人は言う。


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僕の頭の中にあったのはとにかく「行ってみないとわからない」ということ。

現場至上主義というのか、まさに「百聞は一見に如かず」。

その結果、確かに行ってみてわかったことも多々あった。

一方で、行ってみたけどわからないこともあった。もっともなことだ。

ただ、アメリカについてすべてのことがわかっているアメリカ人が実際いるのかどうかも定かではない。


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あの日僕は何を見つめ、何を考えていたのか?

「PEACE RUN世界五大陸4万キロランニングの旅」第一章のスタートとなる記念すべき時。


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スポンサーの久光USの皆さんはじめ、LA在住のお友だちに見送られ、地元のランナーエリックとミエコさんが途中まで伴走。

大学の後輩マサさんは動画を撮りながら自転車と車で伴走&併走。


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5285キロを走破し、ニューヨーク、マンハッタンにあるバッテリーパークにゴールするまでひたすら走り続けた138日間。

数えきれないほどの町を通過し、そこで数えきれないほどの人と出会った。

さまざまなドラマが道程にはあった。

点と点を一本の線でつなぐ大陸横断の旅、それも北米大陸では三度目の横断。

過去に自転車で二度横断したこの大陸を、あえて三度目はランニングで…。

こうなるともう酔狂というレベルさえ超えてしまっているのかもしれない。


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もともとは遊びの延長で始まった冒険旅行、今はPEACE RUNというミッションを胸に、ただ走るだけじゃない。

それも世界平和のために走る。


誰に言われて始めた訳でもないけれど、これも自然の流れ。

ひとことでは語れない、アメリカ横断ランニングの旅。

記録よりも深く僕の記憶に残る旅…。


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アメリカ横断ランニングの旅初日





データ詳細

 

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  1. 2017/05/26(金) 05:17:44|
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原点に帰れ〜その2

【原点に帰れ〜その2】

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アメリカ横断ランニングの旅はいろんな意味で僕の人生を変えてくれた。

走ることの意味を改めて考え直す機会にもなったし、走ることでいかに世界にプラスとなれるか…そんなことも考えさせられた。

出発の2ヶ月ほど前に3.11があって、RUN×10(ランバイテン)運動がスタートした。

アメリカを走っている間にたびたび被災地のことが気になって、事あるごとにニュースをチェック。自分自身のいない日本であるがゆえに、余計に気になるのであった。

1991年と1994年にニ度自転車で横断したアメリカ大陸。その20年後、走って三度目の横断することになるとは考えてもみなかった。

この先、世界五大陸4万キロを走り終えた後、時間とお金と体力に余裕があれば4度目5度目がまだあるかもしれない。

過去を振り返ることはあまりしたくないけれど、常に原点に帰り初心を忘れないためにも、懐かしいあの日あの時あの場所を思い返すことも意義深いことなのだと思う。




ロスアンゼルスのスポーツショップで、旅に使用するバギーを選んでいた







時差ボケ解消のために旅立ちまで数日間のロスアンゼルス滞在。買い物を楽しんだり、バギーの試走をしたり、トレーニングで足慣らしをしたり…




旅立ちの前日…久光製薬USにスポンサー依頼に出向く


PEACE RUNアメリカ横断ランニングの旅〜KAY’S WORLDページ

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  1. 2017/05/25(木) 22:35:20|
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原点に帰れ

【原点に帰れ】

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あれから6年の歳月が流れた…。

「PEACE RUN世界五大陸4万キロランニングの旅」第一章となった「PEACE RUN2011アメリカ横断ランニングの旅」がスタートしたのは2011年5月25日(現地時間)のことだった。

砂漠、ロッキー山脈、大平原、熱波、寒波…

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加齢・過労・紫外線の浴び過ぎ・栄養不足でヘルペス(帯状疱疹)に感染したり、走りすぎてすねを痛めたり、誰とも会わない・言葉をかわさない日が何日も続いたり…

とにかく辛く苦しい、それでいてとことん楽しい、長い、長い旅だった。

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5285キロ、138日間。

1991年に自転車で横断した際にも同じように感じていたのだろうけれど、何せ二本脚、一日に進める距離は自転車の2分の1から3分の1。

バギーを押して初めての大陸を一人駆け抜ける。

ひょっとしたら生きて帰れないのかもしれない…そんな思いがない訳でもなかった。

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それでも、人は毎日を精一杯生きようとする。

非日常が連続する「旅」という空間にあってもそれは同じ。

レースではない、競争ではない。ただ、生きて、走って、旅をする。

起こり得るあらゆることを、ありのまま、あるがままに受け入れる。

旅から学んだことが、今、日々生きていくための糧となっている。

そして、旅こそが自分の人生そのものと言えるように、日々研鑽を積んでいかなければならない。

明日に何が起こるか分からない。でも、恐怖や不安は何一ついらない。

夢と希望だけを胸に、日々邁進することこそが旅人のタスクなのだから。


あの旅があったからこそ、オーストラリア横断もニュージーランド縦断も西ヨーロッパも走り切れた。

自分にとっては、あれが大陸を走る旅の原点…。

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明日に向かって、今あるベストで…


*YouTube動画再生リストはこちら




PEACE RUNプロモーションビデオ(歌:”Go The Distance-Sunrise Version” by 励まし屋)




PEACE RUNテーマソング ”Go The Distance-Sunset Version” by 励まし屋)




PEACE RUNサポートソング”My Goal” by 内田あや


いつも、いかなる時も、あの旅立ちの日の、ワクワクドキドキ…胸の高鳴りと高揚感を忘れてはいけない。

人はなぜ走るのか?人はなぜ旅をするのか?

それは、そこに一本の道と二本の脚があるから…ただ、走りたいから走る。

アドヴェンチャー・ランナー 高繁勝彦の答えはいかにもシンプルなもの。





残された3つの大陸で残り2万3000キロばかり。僕は行く…何があろうとも、旅の最終ゴールを目指す。

ファイナルランで1万人規模のランナーと走りたい…(笑)。





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  1. 2017/05/24(水) 23:59:59|
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In The Middle Of Nowhere

【In The Middle Of Nowhere】

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旅の空の下にいない旅人が、旅の空の下にいないだけで旅人ではなくなってしまうという悲しげな事実に気づく。

行き場を失った飼い犬のように、それはもはや受け入れがたい事実として旅人に多大なるプレッシャーを与え続ける。

それでも、旅人の頭の中には、旅の空の下にいる自分自身のイメージだけが夜間の信号機の灯りのように点滅を繰り返している。

そして、気がつけば、旅人は夢とも現実とも分からない世界に引きずり込まれ、曖昧模糊とした時間と空間が交わる場所でふと我に返る…。



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それは、いつか見たことのある砂漠の平原…

旅人はどこでもない所の真ん中に一人ぽつんと立ち、行くあてもなく途方に暮れている。

気の遠くなるような真っ直ぐな一本道は、地平線の果てまでも続く。

何もないところ…とは言っても、一本のハイウェイだけが旅人の過去と未来を結んでいる。


そう、僕が立っているここが「今」だ。

もし、時間と空間が正常に機能しているノーマルな世界にいるとしたら、今この瞬間を「今」という概念で捉えることは可能なのだ。
 
どこでもない所の真ん中で、どこにも行けずにたたずんでいる今この時間。

黙っていれば、広大な原野に自分の存在さえも否定されてしまいそうなくらい…。

僕は、必死になって、宇宙全体に自分の存在をアピールする。

だが、こんなちっぽけな存在をすっかり無視するかのように風が僕の頬をかすめる。

風は何かを語っている…いや、正確に言うならば、風が語るものは言葉ではなく歌だ。

風の歌に耳傾け、そのメッセージから僕は何かを探り出そうとしている。

解読不能なメッセージは、僕を悩ませ続ける。

そのメッセージの中に、僕がたどり着くべき場所へのヒントが隠されているかもしれないのだ。


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遠い世界(ひょっとしたらそれは別の次元かもしれない)から吹いてきたひとすじの風が、僕の頬を撫でるようにかすめ、またどこか遠く(恐らく異なる次元)へ去っていく。

風は、ひょっとしたら、いつの時代も僕にそんなメッセージを送り続けていてくれたのかも知れない。

ただ僕がそれに気づかなかっただけのこと。


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風の歌はいつまでも続いていた。

砂漠の乾いた熱い風は、遠い遠い、どこにあるかともわからない、僕の未来圏から吹いてくるかのようでもあった。




そう、あの時、確かに僕はあれらの風景の中に含まれていた。

僕もまたその風景を構成する一要素として、その場になくてはならない存在だったのだ。



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あの時の風は、僕に確かこんな風に囁きかけていた。

「君がこの風を感じたければ、いつでも感じることができるんだ。君の行く所に必ずこの風は吹いているからね」



 


僕の心に、そっと、静かに、吹き抜ける平原の風…それはきっと道祖神の仕業かもしれない。



そして、再び、僕は途方に暮れる…


どこでもない所の真ん中で…




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  1. 2017/05/20(土) 23:59:56|
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旅人たちへ〜Dear Travelers

【旅人たちへ〜Dear Travelers】

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君は、今もリアルタイムで、地球という惑星を舞台にして移動し続ける旅人。

世界は一人で旅をするにはあまりにも広すぎるし、どれだけ時間をかけても知り尽くせないたくさんの魅力が秘められている。

徒歩、自転車、リヤカー、人力車、バイク、自動車、カヌー、カヤック、ヨット…

移動する手段は何であってもいい。


旅をする場所も、山、海、川、滝、湖、砂漠…どこだって構わない。

大切なのは、自らの意志で自ら決めた道を進んでいくということ。

見知らぬ町にふと足を踏み入れ、見知らぬ誰かと友達になる。

気の向くまま、足の向くまま移動しながら、大自然の懐(ふところ)に抱かれて眠る。

ワクワクドキドキするような時間も楽しいのだけれど、想像を絶するような強烈な体験もきっと行く先々で待ち受けてくれていることだろう。



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長く旅を続けていれば、余分なものが削ぎ落とされて、身も心もピュアな自分に変わっていくはずだ。

あらゆるものを、ありのままあるがままに受け入れられる心の寛容さを持つこともまた、君のミッション。

あせることもあわてることも必要ない。あきらめなければ君の夢は必ずかなう…かなえられる。

とらわれるものもなくこだわるものもない、真なる自由を勝ち得たものだけが味わえる、そんな時間…

たとえそれがわずかの時間であっても、それは君にとっては何ものにも換えられない貴重なものとなる。



今この時代に、ひとつの命で、「ここ」に生きて生かされていること…

それが何よりも価値のあることだと気づくことで、君はまた新たな自分自身を生きていこうとするに違いない。



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さあ、行こう。

ためらうことも迷うことも、今の君には必要なんてない。

君の高貴で荘厳な思いは、必ず人々の心の琴線にふれるものとなるはず。

それが、自分のためであっても構わないのだ。

ひたむきな思いでひたすらにひた進む君の姿を、ぜひ僕に見せておくれ。



一歩踏み出せば、そこは君が待ち望んでいた未知なる世界。

僕にとっても、君にとっても、新たな冒険が待っている…。



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  1. 2017/05/17(水) 21:57:10|
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プロフィール

KAY(高繁勝彦)

Author:KAY(高繁勝彦)
冒険家:アドヴェンチャー・ランナー、NPO法人“PEACE RUN”代表、サイクリスト(JACC=日本アドベンチャーサイクリストクラブ評議員)、ALTRA JAPANアンバサダー
旅人、詩人・アーティスト、クリエイター、ナチュラリスト…。元高校教師(英語)。

大阪府松原市生まれで、現在、大阪府富田林市に在住。

楽天ブログ時代(2006.4.2)からノンストップブログ更新中。公式サイト
「PEACE RUN 世界五大陸4万キロランニングの旅」
“KAY’S WORLD”もよろしくお願いします。

プロフィール詳細はこちら

二度の日本縦断(「PEACE RUN 2010日本縦断3,443kmランニングの旅「PEACE RUN2012 日本縦断ランニングの旅 PART2」で実質の日本一周ランニング6,925kmの旅を完結。

2011年はPEACE RUN 2011アメリカ横断5,285kmランニングの旅を138日で完了。

2013年9月から163日で「PEACE RUN2013オーストラリア横断ランニングの旅」5,205kmを走破。

2014年11月から2015年2月、83日でPEACE RUN2014ニュージーランド縦断ランニングの旅2,796.6kmを走破。


2016年7月〜11月、110日間で7カ国3,358.8キロ、「PEACE RUN2016ヨーロッパランニングの旅」を走破。

現在まで3つの大陸で16,637キロ走破。残り三大陸で23,363キロを走ることになる。

東日本大震災から3日後に「RUN×10(ラン・バイ・テン)運動」を発案・提唱、全国に展開させる。

2012年末、facebook上の公開グループ、平和的環境美化集団"THE SWEEPERS"を発足、活動を展開中。

2013年、一本歯下駄で世界平和をめざすfacebook上の公開グループ「一本歯下駄クラブ」を発足、活動を展開中。

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