【懐かしき80年代…サイクルスポーツ】

自転車マニアの愛読誌といえば、昔は「サイクルスポーツ」か「ニューサイクリング」だった。
自転車に乗り始めて自分も「サイクルスポーツ」をかなり長期にわたって定期購読していた。
アメリカ大陸横断後、1992年の2月号に自分自身が登場したこともあった。
トップの写真は1981年7月号の表紙である。
古めかしい自転車、ロードバイク(グェルチョッティ・伊)である。
当時は、ロードバイクと言わずにロードレーサーと呼んでいた。
まだエアロダイナミクスがパーツやフレーム(涙滴型)に汎用され始めた時代。
この自転車は、ブレーキワイヤの処理がハンドルバーのバーテープの中に入れられてなかった。
当時はこれが普通だった。
自転車全体で見れば、ツーリストは「ランドナー」がメインで、レーサーはロードに乗っていた。
ランドナーは26インチで1+3/8のタイヤ仕様が主な特徴。
ロードとランドナーの中間的存在として、700Cタイヤを履いた「スポルティフ」という車種も存在していた。
マウンテンバイクは80年代後半になって登場する。
ちなみに私はミヤタの「アイガープロ」という初期のマウンテンバイクを88年に手に入れた。
大阪界隈の山を片っ端から登り、84年に富士山登頂、
86年に乗鞍岳を登頂。
91年にその自転車でアメリカを縦横断することになる。
この81年7月号ではある人物が紹介されている。
当時20歳、大阪産業大の2回生井手氏という人物。
彼は日本列島をロードバイクで縦断(北海道宗谷岬~九州佐多岬2,683キロ)した。
2度目のチャレンジで当時の最速記録を更新したことで取り上げられていた。
記録は5日と7時間36分。平均時速21キロ。
母親がワゴン車で伴走、何度か車の中で仮眠しながらも1日平均500キロ(初日は600キロ走破)を駆け抜けているのだ。
青森~函館間は、今はなくなっているが「青函連絡船」というフェリーが運航されていた。
このフェリーでの待ち時間もこのタイムに含まれている。
睡魔との闘い、伴走のメンバーからのマッサージを受け、食料も車の窓から自転車の上でとることもしばしば。
パンクすれば、ホイールごと交換してすぐさま走り出す。
彼は小学校4年で自転車に乗り始め、中学1年で四国一周を経験。
中2の頃から競輪選手に憧れてピスト場にも通っていたらしい。
高2で琵琶湖一周、大阪~静岡のノンストップランなどを行ったという。
1度めの記録7日と19時間26分を大幅に縮めての記録更新、5日と7時間36分。
彼はさぞかし喜んだに違いない。
自分とほぼ同じ世代なので、彼も還暦間近。一体どこで何をしているだろう。
今、ネット上で彼の名前を検索しても該当するものはない。
もう自転車の世界からは足を洗ったのだろうか。ちょっと気になるところである。
相変わらず今の自転車界はロードバイク中心でスピード志向のレーサーが多いのだろうか。
ゆったりまったりとツーリングを愛好するサイクリストも多数いるのだろうけれど、やはりビジネスに繋がるのはロードバイクなのかもしれない。
ランニングでは得られないダウンヒルの快感は自転車ならでは…。
たまに近くの金剛山の登山口まで自転車で15キロをヒルクライムして、一本歯下駄で山頂まで登って再び自転車でダウンヒルを楽しんでいる。使うのはロードバイクではなく20インチのフォールディングバイクだけれど…。
昨年秋、自転車で転倒事故を起こしてからは安全第一…ヘルメット着用でスピードも抑え気味に走っている(笑)。
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- 2020/07/27(月) 10:51:58|
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【自転車は楽しや】
自転車を愛するサイクリストとして思うこと
自転車もまた移動手段でしかないのだけれど、単なる人力の移動手段以上の存在。
心と体と魂を乗せて、ハンドルの向くまま氣の向くままに自由に走ることができるスグレモノ。
かつて自転車で世界一周を夢見た少年は、いつの間にやら中年となり、まもなく還暦を迎えるけれど、生まれて初めて自転車に乗れたあの感動を50年近く経った今も忘れてはいない。
そして、自転車に乗れたからこそ、18歳から35歳までの間、マウンテンバイクによる富士山登頂を含む日本国内はもとより、アメリカ横断、アラスカ北極圏〜カナダ横断、ニュージーランド縦断、オーストラリア横断自転車旅行を成功させることができた。
そして、トライアスロンも楽しむことができてアイアンマンの称号も得ることができた。
自転車での冒険旅行を経験できたからこそ、今のアドヴェンチャー・ランナー 高繁勝彦という存在があるという事実も否定することはできない。
ペダルを踏み続ける限り、一本の道がある限り、僕らはどこまででも走っていける。
そして、二本の脚でペダルを踏み続けられる限りは、僕らはいつまでもサイクリスト。
今は、両親の介護のために、自宅のある富田林市と実家のある羽曳野市間の片道約7キロを走るだけだけど、山や川など自然の風景を満喫しながら季節の変化も楽しんでいる毎日。
自転車のある暮らしと人生に感謝。自転車なくして我が暮らしと人生はあり得ないということだけは確かなこと。
ランナーは走るからランナーではあるけれども、自転車に乗ればサイクリストにだってなれる。道を走る移動手段として、走ることも自転車に乗ることも楽しみたいものである。
*お知らせ:こちらは大会開催予定です。

第7回淀川エコマラソンは中止ではなく延期となりました。詳細は追ってまたお知らせします。
ヨーロッパで最大規模のアウトドアフェスティバル「ヨーロピアン・アウトドア・フィルム・フェスティバル(E.O.F.T.)」がいよいよ4月、3都市4会場で上映されることが決まった。
アドヴェンチャー・ランナー 高繁勝彦が初めて字幕翻訳を担当した映画、ヨーローッパ各国の主要都市の400もの映画館全てで満員となるほどの人気ぶり。
アウトドア、アドヴェンチャー好きな方は必見!
作品詳細・プレビューは公式サイトで
*開催日時・会場・料金
【東京】
開催日時: 2020年4月11日(土)19:00開場、19:30開演
会場: なかのZERO小ホール
料金: 全席自由1800円
開催日時: 2020年5月16日(土)19:00開場、19:30開演
会場: 大田区民プラザ大ホール
料金: 全席自由1800円
【大阪】
開催日時: 2020年8月14日(金)12:30開場、13:00開演
会場: 阪急うめだホール
料金: 全席自由2000円
開催日時: 2020年8月14日(金)16:30開場、17:00開演
会場: 阪急うめだホール
料金: 全席自由2000円
【福岡】
開催日時: 2020年8月15日(土)13:00開場、13:30開演
会場: エルガーラホール
料金: 全席自由2000円
お問い合わせはこちら
*オフィシャルトレイラー(予告編)
◆富田林市市制施行70周年記念応援団員
2月11日、富田林市市制施行70周年となる今年、4月1日当日まであと50日ということで70周年記念事業がスタート。この日、「富田林市市制施行70周年記念ロゴマーク表彰式・応援団結団式~70周年キックオフ~」なるイベントがあり、アドヴェンチャー・ランナー 高繁勝彦はこの応援団員のひとりとして1年間活躍することとなりました。いろんなイベントが市内各地でまた開催されますが、富田林の明るい未来に向けて全力で頑張っていく所存です。*第7回春日井絆マラソン(6月7日開催)
今年も6月開催。全国でも類を見ない自動車学校の教習コースを使った2.5時間リレーマラソン。原則、チームでの参加となりますが、仲間がいない方は、私がまとめるチーム絆で走ることもできます。2月4日、エントリー開始!お早めに!!
*走ることで被災地復興支援…RUN×10(ランバイテン)運動
ランナーにも走ることでできる被災地への復興支援、それがRUN×10(ランバイテン)運動・RUN×10(ランバイテン)運動 tweetviteページ
・RUN×10(ランバイテン)運動フェイスブックページ・RUN×10(ランバイテン)運動 JogNoteページ
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- 2020/03/24(火) 23:48:55|
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【JACC新年会&創立40周年記念式典】
JACC日本アドベンチャーサイクリストクラブの新年会及び創立40周年記念式典が開催された。
2010年末にメンバーとして加わり、初めて新年会に参加したのが2012年の1月。
途中2014年はオーストラリア、2015年はニュージーランドを走っていて新年会は欠席になったが、それ以外は欠かさず出席していた。
2015年の新年会ではニュージーランドと大阪をスカイプで結び、新年会の会場のスクリーンに登場させていただいたこともあった。
JACC日本アドベンチャーサイクリストクラブとは…
日本アドベンチャー・サイクリストクラブ(Japan Adventure Cyclist Club)(JACC)は、「民族、国境を超越した一人ひとりの“友情”の成果が“平和”へ貢献、寄与することを認識し、地球をペダルによる友情の足跡で埋めつくすべく、民間大使として国際交流を深めよう」を活動目的に前進を続けています。
といった趣旨に基づき、今もリアルタイムで世界を駆けているサイクリストがいる。
今回、僭越ながらメイン司会の大役を仰せつかった。
会は出口事務局長の挨拶で始まり、続いてペダリアン大賞とフジグローブ賞の説明を中西大輔国際部長から。
中西大輔さん自身も9年かけて世界二周自転車旅行を終え、前回第5回のペダリアン大賞を受賞、それに加え、2009年の植村直己冒険賞を受賞されている。
ペダリアン大賞とは…
自転車地球体験のベテランを主体とする日本アドベンチャー・サイクリストクラブ(JACC)は1989年(平成元年)に創設10周年を記念し、友好と平和を前提とした地球体験で国際的に活躍、もしくは自転車旅行の普及推進に著しく貢献、活動した世界のサイクリスト(個人または団体)を対象に贈るJACC創設10周年記念国際友好大賞「地球体験ペダリアン大賞」(原則として5年に一度、ブロンズの輝きを放つ直径33cmの特製銅箔地球儀と黄金色に輝くブラスプレートの賞状及び金一封を贈呈)を制定しました。
今回受賞されたのは、世界一周9年4ヶ月、115カ国約12万キロの自転車旅行を終えて昨年帰国されたばかりの
出堀良一さん。
2009年6月6日アラスカよりスタートし世界一周…コスタリカで強盗に襲われ自転車と荷物を失うが復活。
「一度しかないこの人生、生まれてきた地球とはどういう場所か、自分の目で脚で感情で確かめたい」との思いで、強盗に襲われ何もかも失ったけれど、体がひとつあれば何とでもなる…。その後、日本からスポンサーに自転車を送ってもらって、多くの方々のサポートで旅を再開することができた。
世界一周の旅を終えるまでは何があっても帰国しない…その強い意志を持って走り続けられたこそ今の出堀さんがあるのだ。
出堀さんは帰国の際九州に上陸、その後沖縄で滞在、まだ自宅のある東京には戻っていない。完全に旅が終わるのは5月ごろ。
10年近く祖国日本を離れ帰ってこられたものの、「あまりにもいろんな変化がありすぎて自分の国じゃないみたい」と感じられている。
フジグローブ賞を受賞されたのはモデルが本業の
山下晃和さん。
フジグローブ賞とは…
「長年『ペダリアン』を拝見し、ウーンとうなる様なペダリアンがおられ、この様な方に声援を送る意味で贈りたい」――と2005年の近畿地区新年総会で来賓の地球儀会社㈱フジグローブ(本社大阪)社長の西井良和氏から、自転車による地球体験で感動を与えたペダリアンに地球儀1体を毎年1名(原則として)に贈呈する目録がJACCに渡された。
贈呈される地球儀は、直径34cmの立体地勢型で、地球に夢馳せたペダリアンにとっては最高の記念品だ。
選考は、その年の感動のペダリアンをJACCが選び、近畿地区新年総会において授賞する。
2011年第3回の同賞を受賞、今回2度目の受賞ということで表彰状のみの授与となった。
山下さんの経歴…
東南アジア8ヵ国・7600km走行 (2008/10~2009/3)
中南米11ヵ国・5755km走行 (2010/11~2011/5)
ニカラグアで17歳前後の少年7,8人に取り囲まれ左即頭部、顔面の殴打を受け、財布のUS300ドル、腕時計、デジカメの強奪に遭う。
「若い世代の海外離れが起こっている昨今、文化や言葉の壁を乗り越え、旅の素晴らしさを伝えたい。旅人がいつの時代もハッピーを創る存在であり続けたい。そんな思いを込めてペダルを漕いでいます」と語る山下さん。
モデルをやりながら、ライターとしても数多くの雑誌等に寄稿、アウトドア、バイク、自転車、トライアスロンやランニングなど幅広いジャンルで活動。私と同じアルトラジャパンのアンバサダーも務められている。
日本初の自転車&キャンプツーリングフェスタを2017年から三重県いなべ市青川峡キャンピングパークで開催。
社会貢献にも精力的に取り組んだ功績が評価されたのが今回の受賞につながっている。
乾杯の音頭は御年85歳の現役サイクリスト稲地一晃さん。
その後お二人のレポート…
出堀さんの9年4ヶ月の旅をわずか25分程度の時間で報告していただいたけれど、きっと数え切れないほどのエピソードがあるに違いない。
お話の中で、最初は街を目指して走る旅だったけれど、やがてそれは自然とともに走るという意識に変わっていったのだという。自然との一体感がうれしくて素敵で走り続けられたということなんだろう。
出堀さんとは2013年のクリスマスにオーストラリアメルボルンで初めてお会いしたけれど、偶然にも同じホテルに宿泊。フェイスブックでは早い時期につながっていたけれど、まさか異国で初対面とは…出会いとは不思議なものである。
山下さんもスペイン語を学んできたことで、スペイン語を使いたい、スペイン語圏の人々と話したいという思いでまず南米を旅されたのだという。
人が好きだから、人の暮らしから学ぶことがある、だからその国の文化を身をもって知ることになる…
山下さんとは2013年に初めてお会いした。
同じ事務所に所属されているモデルの木村東吉さんがワラーチプロジェクト(3.11復興支援のためにご自宅のある河口湖から実家のある神戸まで走って移動するというチャレンジ)で当時私が住んでいた三重県伊賀市を通過する際、共走させて頂いたのだが、山下さんも駆けつけてくれたのだ。
受賞されたお二人と池本代表
その後、ニュージーランドツーリングから帰国された日名保彦さん、タイを娘さんとツーリングされた白木君明さんのレポート。
海外ツーリングをされた4名のお話で共通するのは、旅を通じて得られる出会いや発見、気付きや学びというのは五感を通じて感じられるもの。それらはたとえ個人的な体験であっても、誰かとシェアすることでいろんな社会的価値を産み出す。
その経験を誰かに話すだけでも、後々本人の想像を超えるような影響を社会に与えうる。
自己満足で始まった旅がいつの間にか何らかの社会貢献につながることも少なくはない。
これはランニングについても同じ。エゴではなくエコな走りを意識することで、自分だけのための走りからこの世界のための走りにもなるということだ。
その後、恒例の抽選会。そして参加された皆さんひとりひとりの近況報告。
会場内には物販コーナーも…
池本代表から閉会の挨拶では、永年会員(20年以上)の17名の紹介があった。
会員の高齢化も進む中、今、リアルタイムで三浦雄一郎さんが南米最高峰アコンカグア登頂とスキーでの滑降に挑まれている。いくつになってもチャレンジは続けていくことに価値がある…
次は50年に向けてそれぞれがそれぞれのやれるスタイル・方法で前に進んでいくことが大切なのだ。
毎回この新年会に参加することで、モチベーションとテンションをアップするきっかけを頂いている。
今年私も「PEACE RUN2019ヨーロッパランニングの旅 PART2」に旅立つ。
還暦まであと1年となった今、いろんなハードルが次から次へと現れたとしても、必ず乗り越えていけると信じて前へ前へと進んでいこう。
参加された45名の皆さん、ありがとうございました!!

*
JACC日本アドベンチャーサイクリストクラブ公式サイト「ペダリアンドットコム」
*走ることで被災地復興支援…RUN×10(ランバイテン)運動
ランナーにも走ることでできる被災地への復興支援、それがRUN×10(ランバイテン)運動・RUN×10(ランバイテン)運動 tweetviteページ
・RUN×10(ランバイテン)運動フェイスブックページ・RUN×10(ランバイテン)運動 JogNoteページ
大会詳細はランニングトウキョウドットコムの公式サイトで…
PEACE RUNTシャツ・スウェットシャツ・パーカオンデマンド受付
PEACE RUNTシャツ・スウェットシャツ・パーカ(写真上)をオンデマンド販売しています。
売上はアドヴェンチャー・ランナー 高繁勝彦の活動資金になります。1月分のオンデマンド受付スタートしています。締切は1月15日、完成・発送は来年2月中旬になります。*詳細はこちら
引き続き全国各地での学校・企業・ランニングクラブや走友会、個々の家庭を対象としたトークライヴや講演会のオファーをお受けしております。「PEACE RUN世界五大陸4万キロランニングの旅」を走るアドヴェンチャー・ランナー 高繁勝彦の生の声をお聞きいただき、生きる・走るモチヴェイションとしていただければ幸いです。小学校高学年〜高校生くらいのお子様をお持ちの方には個々のご家庭を訪問することも可能です。講演・トークの内容・時間等については柔軟に対応させて頂きます。詳細はこちら
*週刊PEACE RUNのバックナンバー&購読登録はこちら
テーマ:今日の出来事 - ジャンル:日記
- 2019/01/14(月) 21:01:59|
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【スポーツバイクデモin大阪】
大阪南港ATCピロティ広場で開催された第2回 Y’s Road
スポーツバイクデモin大阪に参加してきた。
私が評議員を務めている
JACC日本アドベンチャーサイクリストクラブからのブース出展。と同時に、午前11時から30分間トークイベントもあって、私以外に3人のメンバーが出演。
ひとりは、11年間かけて130カ国訪問、走行距離は15万1849キロ。
2009年に植村直己冒険賞・地球体験ペタリアン大賞を受賞した
中西大輔さん。
そして、ベテランサイクリスト山内一生さん。
元スキー選手という経験を活かしながら、一時はモーターバイクにのめり込みながらも最終的には人力の自転車をこよなく愛するひとり。
ツール・ド・フランスに憧れて、70歳をすぎた今も現役サイクリストとして国内外(台湾やヨーロッパなど)を走られている。過去にロードバイクで時速110キロで走ったり、時には一日に400キロも走られるパワーの持ち主。
唯一の女性は
叶佐枝子さん。サイクリング歴はほとんどなくとも日本一周と台湾一周を経験。いつも笑顔で明るい叶さんの行くところにはハッピーな出会いが絶えない様子。
司会は
JOBBBインターネットラジオのパーソナリティ
馬場哲平さん。
約30分間、それぞれの旅やサイクリングの経験などを交え、楽しいトークとなった。
追って馬場哲平さんが動画レポートをまとめてくれる予定。
JACC日本アドベンチャーサイクリストクラブのブースでは中西大輔さんが池本さんとオーストラリアのナラボー平原を走った自転車を展示。

約40キロの荷物を積んで試走も体験できる。

ブースでは動画を流したりJACC日本アドベンチャーサイクリストクラブを紹介するチラシを配布したり。
会場内の大半はロードバイクの展示や試乗。マウンテンバイクや小径車もあったが、ツーリング用のランドナーがほとんどなかったというのは悲しい…。
時流に沿ったものがどうしてもメインになるのは致し方ないけれど、ツーリングするサイクリストが年配のサイクリスト中心になる背景は明らかにこういったことも原因しているのだ。
午前9時から6時間、午後には結構会場も賑わっていた。やはり最新モデルの自転車が試乗・即売可能というのは凄い魅力的。
JACC日本アドベンチャーサイクリストクラブの存在とその活動をアピールするいい機会になったとは思う。
素晴らしい実績を残している方々が多数いるにもかかわらず、なかなかその存在を知ってもらえないのが我がJACC日本アドベンチャーサイクリストクラブ。
メンバーも高齢化していく一方。若手をもっと集めていろんな形でさらに飛躍していくことを祈ると同時に、少しでもJACC日本アドベンチャーサイクリストクラブに貢献できるよう私アドヴェンチャー・ランナー 高繁勝彦も頑張っていく所存である。
*本日撮影した写真は
こちら
*
銀輪亭倶楽部のサイクリング旅日記でも紹介
*
にわさんのブログでも紹介
*
「PEACE RUN世界五大陸4万キロランニングの旅」公式サイト
テーマ:今日の出来事 - ジャンル:日記
- 2015/11/28(土) 23:59:59|
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【北摂サイクリング】
久々のペガサス号(20インチのフォールディングバイクKHS F-20RC)でのライド。
7台所有している自転車の内2台は天満橋に持ってきている(いずれもフォールディングバイク)けれど、残り5台(ロードバイク2台、マウンテンバイク1台、フォールディングバイク1台、ツーリングバイク1台)はまだ伊賀のアパートに…。
やっぱり自転車もいいなぁ。その昔は自転車少年で、小学生の頃初めて買ってもらった自転車で遠出をして40キロほど走って迷子になって、パトカーで家まで送り届けてもらった話は、先日のNHKラジオ「ラジオ深夜便〜ないとエッセー」のコーナーでも話したばかり。
今も、
JACC日本アドベンチャーサイクリストクラブに所属していて、自分自身は世界を走って旅しているけれど、ここのメンバーはリアルタイムでアフリカや南米などを自転車で走っている。
JACC日本アドベンチャーサイクリストクラブの国際部長でもある
中西大輔さんは
植村直己冒険賞はじめいくつかの賞を受賞した世界的なアドベンチャーサイクリスト。
28歳から39歳までの11年間、130カ国で15万キロ(地球二周分)を走った方。
今回のツーリングは中西大輔さんの企画。
朝7時過ぎ、天満橋の天満満天堂を出て梅田まで自走。
阪急梅田〜豊中は電車で輪行。急行でわずか15分足らず。
集合場所となったのは、JACC日本アドベンチャーサイクリストクラブの事務局でもある
銀輪亭というサイクルショップ。
午前9時集合。10名が集まって自己紹介。
班分けして班ごとにスタート。
朝は涼しかったが、日中は30度ほどまで上がった。ただ、標高の高い所を走っていたのでさほど暑さも気にならず。

箕面駅から箕面の滝の2.8キロのルートは数年前の冬にも歩いた場所。ランナーもこの周辺ではたくさん見られた。紅葉の名所でもあるがまた秋に訪ねたい。

妙見山までの登りはなかなかタフ。参加者の大半はロードバイクやクロスバイク。中西さんはオーストラリアナラボー平原でも使用したランドナー。JOBBBの馬場哲平さんはブロンプトンの18インチ。



妙見山の上の公園で各自買ってきたお弁当を食べて休憩。
猪名川に沿ってゆるやかな下りを楽しむ。

4名揃ってPEACE RUNTシャツ…野間の大ケヤキの公園で
伊丹空港近くでは着陸寸前のジャンボジェットを真下から見ることができた。
そして4時を回って銀輪亭到着。
電車でまた梅田に戻り、梅田で自転車を組み立てて天満橋に帰ってきた。
実走距離は約75キロ。標高獲得は1300メートルくらい?実走時間は大体5時間ほど。
楽しい楽しい一日でした!参加された皆さん、お疲れ様でした!また走りましょう!
*この日の写真は
こちら*
「PEACE RUN世界五大陸4万キロランニングの旅」公式サイト
テーマ:アウトドアライフ - ジャンル:ライフ
- 2015/09/05(土) 23:59:59|
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