【一本歯下駄クラブ天狗の集い@交野ヶ原】
コロナ禍で久々の一本歯下駄イベントが交野市で開催。
古川さん・小林さん姉妹に企画していただいて多くの参加者も集まった。
平日なのでラッシュを避けて午前7時と早めに自宅の富田林を出る。
近鉄・JR環状線は比較的空いていた。京阪電車は各停を使って私市(きさいち)駅まで130分。
かつて学生時代には京阪沿線に住んでいたので懐かしい。京阪は車両がいつもホーム停車時に傾いているのはなぜなんだろう?
ここを訪ねるのは約40年ぶり。
午前10時前から参加者がじわじわ集まってくる。
一本歯下駄をお持ちでない方々には一本歯下駄を選んでもらって歩いていただく。
全員が揃ったところで水辺プラザへ移動。
そこで一本歯下駄フェスタ(一本歯下駄体験・一本歯下駄仲間との交流会)。
総勢10数名、平日にもかかわらず多くの方にお越しいただく。
約1時間、自己紹介タイムあり、一本歯下駄メンテナンスコーナーあり、一本歯下駄体験ありで大賑わい。
この後、一本歯下駄ハイクもあるためたくさんの種類の一本歯下駄を持参できなかったのが残念。
11時ごろ、第二部の一本歯下駄ハイク(登山というべきか)にスタート。これはまさに「大人の遠足」!
目指すはほしだ園地の星のブランコ。
よく踏み固められた遊歩道(セメント道と地道のミックス)を一本歯下駄で歩く。
ピトンの小屋…この辺りも色付く紅葉が見られる。
ほしだ園地の星のブランコという名の吊り橋。この辺りでもにわかに一本歯下駄体験会開催!
かなり長く、高いところにある。
吊り橋から見た風景も素晴らしい。
吊り橋を渡り、広場の東屋でランチタイム。
その後は、吊り橋を渡って同じルートを後戻り。
吊り橋から見た風景
初めて一本歯下駄を履く方々には地道の凸凹や砂地、濡れた道、木の階段、石・岩がゴツゴツしたガレ場やザレ場などを歩くのは並大抵のことではない。
私を含め、一本歯下駄経験者も転倒する場面が多々あって、サンダルやシューズに履き替えればいいものを、変なプライドがあってなかなかそうはしない。
私は15センチの高さの一本歯下駄をずっと履いていて、一本歯下駄しか持参していなかった(履き替えるものも一本歯下駄しかない)ので途中で10センチのスキャッパに交換。
荷物を持っていておしゃべりに夢中になっていて足元を救われるようにして前のめりに転倒…不覚であった(笑)。
まあ、長く一本歯下駄を履いていたらいろんなことがあるもの、これも経験。
転倒の衝撃で一本歯下駄の鼻緒が切れたり、前坪が抜けたりすることもあって、下山時は数名を除く方々が草鞋やシューズに履き替えた。
紅葉も少しずつ始まっていて紅葉狩りで観光に来られていた方々も多かった様子。
私市駅に着いたのは3時ごろ。最後に試し履きをしたいという方が数名。一本歯下駄体験会再開。
地元の小学生の群れも下校途中でやってきて試し履きで大喜び。
素朴で可愛い子供たち、一本歯下駄を楽しんでもらえたようだ。
写真アルバムはこちら
イベントの全行程が済んで、駅前のソトアソというトレイルランニングに特化したアウトドアショップを訪ねた。
オウナーの菊川さんは朝の一本歯下駄体験にだけ参加されていた。
ご自身もランナーで、息子さんも数々の大会で入賞するプロレベルのランナー。
Facebookの共通の友人が122名いることからも、いろんなつながりがあって、なぜ今初めて一本歯下駄でつながったのかある意味不思議だった。
今後、一本歯下駄とトレイルランニングをコラボさせたイベントとか、PEACE RUNに関わるトークイベントなどをやっていこうという話になって、またワクワクドキドキする展開が期待できそうだ。
参加された皆さん、お疲れ様でした。怪我や事故がなくて幸いでした。
企画していただいた古川さん・小林さんにはいろいろとお世話いただき心から感謝申し上げます。
次回、ぜひまた交野エリアでの一本歯下駄イベントでお目にかかれますように!
楽しい時間と空間をありがとうございました!!
年末大晦日には
「年忘れチャレンジウォーク一本歯下駄環状線一周2020」なるイベントもありますのでよろしくお願い致します!
【お知らせ】
11月18日(水)1:55PM〜
毎日放送
「ちちんぷいぷい」で、
先日訪ねた大阪府堺市のCAMP DEPOTでのインタビューを受けました。
私アドヴェンチャー・ランナー高繁勝彦が登場するようです。
見れる方はご覧ください!
ちちんぷいぷい番組公式サイト
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- 2020/11/10(火) 09:26:49|
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【月例一本歯下駄金剛山登山】
8月から月イチで近場の金剛山(標高1125メートル)を一本歯下駄で登るようにしている。
自転車で片道16キロ。登山口まで500メートルほどを一気に登る。
そして、千早ロープウェイ前から伏見林道を山頂まで片道5キロ。
暑い夏のさなかでも山頂付近は20度程度で涼しい。
10月のこの時期だと午前中は寒いくらい。
平日は人も少ないが土日祝は家族連れやグループ登山でかなり賑わう。
コロナのおかげで運動不足気味の人が増えているせいか、手ごろな登山ができるのも金剛山。

朝、一本歯下駄ランニング7キロを走ったが、還暦前のオヤジにはこの後自転車と登山をやるので不要だったか…(笑)
山のガレ場やザレ場を一本歯下駄で駆け回るのは正直楽しい。
こんな楽しいことを広めようと動画を作ってみた。
YouTubeの私の動画の中でも一本歯下駄はやはり他の動画と比べて再生回数が多い。
工夫次第では一本歯下駄動画のユーチューバーにだってなれるかも知れない。
マイナーなジャンルであっても少しずつじわじわとファンが増えてくれるのであれば嬉しい。
テーマ:登山 - ジャンル:スポーツ
- 2020/10/14(水) 23:23:48|
- 一本歯下駄
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【一本歯下駄金剛山ソロ登山】
體(からだ)は放っておくと楽をしたがるもので、
時々自分に課題を課して「鍛える」ということを意識しないとどんどんなまっていくもの。
還暦を前にして常々そう思う。
近くに山はたくさんあるし、走れるルートも様々。
それで、今日は一本歯下駄による金剛山ソロ登山。
先月は山の日に、
一本歯下駄金剛山登山ツアーをしたが、月に一度は登りたい。
金剛山は全国でも珍しい「毎日登山」をする人が数多くいるという山でもある。
登山口までは自転車。片道約16キロ。
国道309号線をたどり、千早赤坂村の森屋から登りが始まる。
このルートは、金剛バスと南海バスの二社が登山口までのバスを運行している。
大抵の人は自家用車で行って麓の駐車場に停めるか、残りはバイクか自転車。
ロードバイクのトレーニングルートとなっていて、
ロードバイクで走っている人は登山口まで走ってくるだけで山には登らない。
先月の酷暑の中のペダリングは汗もとめどなく流れ、
持参した飲料水もすぐなくなった。
それに比べると、今日は気温も20度ちょっと。
日差しもあったがカラッとしていて気持ちいい。
前回は途中に数度休憩を挟んだが、今日は一度だけ。
1時間半ほどで千早ロープウェイ前に到着。
自転車を停めて、一本歯下駄に履き替え、スタート。
伏見峠ルートはセメントの舗装路も一部あるが、凸凹だらけ。
でも、階段がなく、登山に慣れていない初心者の方も割と歩きやすい道。
ただ、途中にある念仏坂は急勾配(20パーセントくらい?)。
大阪奈良県境にある暗峠(くらがりとうげ)並の強烈な斜面。
4連休で身近なところで楽しむ方々が多かったのか、麓の駐車場はほぼ満車。
登山道も人が多く、すれ違う人たちも絶えなかった。
登山に慣れていない人たちと見受けられたのは、こちらから挨拶しても無言で行ってしまう人。
人が多いとどうでもよくなってしまうのかな…ちょっと寂しい。
てなわけで、6度目となる金剛山一本歯下駄登頂。
山頂広場到着後、写真撮影。人が多いと山頂の看板前に行列ができる。
順番通りに並んで、自分の前にいた人にシャッターを頼まれ、
同じ人に頼んで僕もシャッターを押してもらった。
その後、すぐに
ライブカメラによる定時撮影があった。
午後1時現在、山頂広場にて、右端に写っているはずだったが画面の外側だった…(笑)
ロープウェイは現在休止中。工事もどうやら休止している様子。再開の目処はたってないのか?
そのため、以前私も仕事をしていた宿泊・温泉・食事を提供する香楠荘(こうなんそう)も閉鎖中。
寂しい限りである。当時、一緒に働いていた方々の懐かしいお顔をしばし思い浮かべてみた。
同じルートを辿って引き返す途中、転法輪寺と葛木神社に立ち寄って、コロナ収束の祈願を済ませる。
葛木神社では山好きのグループの方々に一本歯下駄の講釈を垂れた(笑)。
登山→登山靴というのが当たり前と思っている人々は多いけれど、
徐々にそういった意識を変えていくのも一本歯下駄アンバサダーとしての務めなのだろうか?
一本歯下駄での移動距離は伏見峠ルートで山頂までの往復10キロ。
暑さはまだマシだったけれど、40日ぶりのお山は足腰に効いた。
特に念仏坂下りでの大腿四頭筋酷使は半分拷問。
人がかなり多かったため動画は撮らず。山頂での写真撮影のみとなった。
20〜30代前半の若い頃なら、朝の内に今日の日課を全てサラッとこなせていたんだろうな…
という風に考えてもみたが、まあ一日楽しめてよかったと思っておこう(笑)。
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- 2020/09/21(月) 23:08:37|
- 一本歯下駄
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【山の日に一本歯下駄で山に登る】

今年の山の日は8月10日。
山の日スペシャル:修験者’s Trail Walk〜一本歯下駄金剛山登山VOL.3なるイベントを一
本歯下駄クラブで企画。
ガイド付きのイベントとしては3度め。
4名の参加を得て、千早ロープウェイ前を午前10時半スタート。主催者の私を含めて4名の参加。
伏見峠ルートをたどり、片道3.6キロで1125メートルの山頂へ。
とは言え、一本歯下駄を履いての登山、がれ場やザレ場、凸凹だらけの道を進むのはそう簡単なことではない。
よろめく者も転倒する者もいて当然。
それだけに山頂にたどり着いた時の喜びもひとしお。
道すがら、すれ違う人たちも驚きの目で見てくれて、いろいろと話しをしたり、写真を撮ってもらったりと、人気者になれるのも一本歯下駄登山。
一の鳥居前
私個人としては今回で6度目の一本歯下駄金剛山登頂。
今回は、暑さの中、富田林の自宅ぴんぽん地球ス(テラス)から片道16キロを自転車で走り、山頂までの往復10.6キロをハイキング。
登山の前に自転車でかなり体力を消耗。途中何度か休憩を挟んだがやはりエラかった。
バスが混雑するだろうと思ってバスを避けたのがそもそも失敗。
とは言え、歩きだしたら歩けるもの。
伏見峠ルートは、前半セメントの舗装路。凸凹はかなりある。いったんキレイな道になるも、すぐに念仏坂という心臓破りの急坂が控えている。勾配20パーセントはあるだろうか。距離は短くても、ここで心臓がバクバク…。
念仏坂が終わると伏見峠…ここでダイヤモンドトレイルに入る。

山の日で結構登山者は多いかと思ったがふだんの週末とそう変わらないようにも感じた。
金剛山は全国でも珍しい毎日登山の山。
毎日登山組はだいたい早朝に登って早い時間に下山する人たち。
千早園地で早めの昼休憩、そこから約1キロで国見城址へ。
実際の山頂は葛城神社内にあって、聖域のため関係者しか入れない。
表向きの山頂はこの看板がある国見城址の山頂広場。
お決まりの記念撮影…
毎時正時には山頂のライブカメラが記念撮影をしてホームページに掲載してくれるのだが、今回は時間が合わず。
そして、来た道を降りていく…。下山時はサンダルやシューズに履き替える…私も念仏坂の手前で一本歯下駄を脱いでルナサンダルに履き替えた。
コロナ禍で運動不足気味の日々、たまには喝を入れる意味でタフ&ハードな時間を自ら設定しなくてはと思わされた。
月に一度は一本歯下駄金剛山登山を目標にしたい。
平井さん、中田さん、佐藤さん、お疲れ様でした。またよろしくお願い致します!
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- 2020/08/10(月) 23:04:31|
- 一本歯下駄
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【雨の止み間に一本歯下駄トレイル】
梅雨はまだしばらく続くのだろうか…
緊急事態宣言発令中もそうだったが、家にずっと籠もりきりで外に出れないとやはり気が滅入ってしまう。
本来アウトドア人間で、インドアにいるのが苦痛だったのが、歳を重ねると共に多少はインドアに馴染むことはできるようになってきたが、拒否反応が出ているのにもかかわらずずっとインドアに居続けると感覚がおかしくなってくる。
新型コロナウイルス感染拡大で外出自粛の期間中に、食べすぎや飲みすぎ、運動不足でストレスをためまくる人々の気持ちがよく分かる。
だからこそ、一本歯下駄を履いてトレイルに出向くのが何よりも解放感を感じて自由を満喫できる時間。
雨が上がった日曜日、近くの錦織公園で短時間ながらトレイルを楽しんだ。
山ではないのだけれど山に行った気分になれるのがありがたい。
長い間、旅に出ていないけれど、旅の空の下がどんなものであったか…
過去の旅を思い返しながら、これから先走るであろう国や町のことを思い描いてみる。
本当に、いつかまた旅に出られるのであろうかと不安な気持ちにもなるのだけれど、
今は今で、今を楽しむことに尽きる。
この度の記録的な豪雨で被害に遭われた皆様に心からのお悔やみとお見舞いを申し上げます。
テーマ:今日の出来事 - ジャンル:日記
- 2020/07/12(日) 17:48:39|
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