【走るモチベーション〜エコマラソン】
1月の10日と11日の連日、エコマラソンアンバサダーの私アドヴェンチャー・ランナー高繁勝彦は大会スタッフとして参加。
10日は第8回淀川エコマラソン。

ハーフマラソンと10キロの部に約200名が参加。
コロナ禍もあって、受付では体温チェック、三密を避けるためにハーフと10キロは時差スタート。
感染拡大予防に努めた。
日中の最高気温は6度、時折西寄りの季節風で折り返してからの向かい風に悩まされたものの、概ね良好なコンディション。ほぼフラットなコースで自己新記録を更新されたランナーもおられたようだ。
いろんな大会が中止されたり延期されたりする中で、「エコマラソンは久々の大会で、他のランナーと走れることが嬉しい」「しばらく走るモチベーションが落ちてたけどいい刺激になった」というような声も聞かれた。
次回淀川エコマラソンは、3月20日、フルマラソンと10キロで開催される予定。
一本歯下駄でハーフを完走された矢野さんの走り
そして、翌1月11日は第20回鴨川エコマラソン。
気温は朝の時点で0度。
スタート時に6度という寒さの中、約110名が鴨川河川公園のコースで10キロを走った。
前の日の淀川エコマラソン同様に、折り返してからの向かい風はやはりランナーを悩ませたものの、概ね良好なコンディション。
ほぼフラットなコースで自己新記録を更新されたランナーもおられたようだ。
男子の総合優勝は31分55秒で、エコマラソン10キロ大会史上第3位、鴨川エコマラソンの大会記録となった。
コロナ禍で、エコマラソンも慎重に検討した上で、衛生面を最大限配慮した上での開催決行。
他の大会が中止や延期になっている中で、ランナーの皆さんのテンションも下がる一方。
多くのランナーがレースや大会で記録を更新することを目標に走り続けているけれど、
エコマラソンがランナーの皆さんの走るモチベーションになれるのであれば幸い。
もちろんタイムや記録にこだわらずゆったりまったり走るのもいいもの。
一本歯下駄GETTAで10キロ完走された馬場さん
次回鴨川エコマラソンは、3月21日、フルマラソンと10キロで開催される予定。
* ecomarathon.run(エコマラソン公式サイト)
【お知らせ】
アドヴェンチャー・ランナー高繁勝彦がアンバサダーを務めるエコマラソン、2021年の大会予定です。
今年はコロナの影響でどうなるかわかりませんが、関東方面にも出向くことが増えそうです。
3/7(日)第1回足立エコマラソン(東京)
3/20(土祝)第9回淀川エコマラソン(大阪)
3/21(日)第21回鴨川エコマラソン(京都)
4/11(日)第8回二子玉エコマラソン(東京)
詳細はエコマラソン公式サイトで…
アドヴェンチャー・ランナー高繁勝彦インタビュー*現在、オンラインで視聴できます!
ヨーロッパで最大規模のアウトドアフェスティバル「ヨーロピアン・アウトドア・フィルム・フェスティバル(E.O.F.T.)」は3都市4会場すべての会場での上映が中止となりましたが、12月11日より1月31日までの期間限定で、9作品中5作品のみこちらでご覧いただくことができます。
レンタル(5作品全て)500円
購入(5作品全て)1500円
*****
アドヴェンチャー・ランナー 高繁勝彦が初めて字幕翻訳を担当した映画、ヨーローッパ各国の主要都市の400もの映画館全てで満員となるほどの人気ぶりという前評判でした。
作品詳細・プレビューは公式サイトで
お問い合わせはこちら
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テーマ:今日の出来事 - ジャンル:日記
- 2021/01/11(月) 23:09:10|
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【二本の脚で行こう!】

五大陸を二本脚で旅する(既に3つの大陸で約1万7000キロ走った)僕だから言わせてもらうけど…。
ランナーなら「エゴ」ではなく「エコ」を心がけよう。徒歩5分のところをわざわざ車で行くのは止めよう。
エレベータやエスカレータは極力使わずに階段で。
一駅くらいなら電車や地下鉄は使わない。
寒いなら暖房を入れずに重ね着するか体を動かそう。
電気やガソリンなどの化石燃料を使わずに済ませる方法を選択しよう。
そうすれば、資源をめぐっての争いや事故もなくなるはずだから…。
ランナーなら一本の道が続く限り、世界の果てまで走り続けよう!
最も原始的な移動手段かもしれないけれど、最も素晴らしい移動手段…。
ランナーならずとも歩くことはできるし、何なら自転車に乗ってもいい。
ちょっと、体育系クラブに所属していると思われるそこの高校生男子、
電動アシスト自転車なんかに乗ってていいのかい?
通学時間もトレーニングになるんだよ?坂道も立ち漕ぎして心拍数上げて…
脚はアスリートの命なんだよ。若い内は足腰鍛えておこう。
普段の何気ない取り組みや思いがパフォーマンスを変えるんだからね。
さあ、二本の脚で行こう!

人生とは走ること…そう、生命(命)は走っている…
*エコな走りを楽しむならエコマラソン!エントリーしてね!
1月10日(日)
第8回淀川エコマラソン(大阪)
1月11日(月・祝)
第20回鴨川エコマラソン(京都丸太町)3月7日(日)
第1回足立エコマラソン(東京)
テーマ:生きる - ジャンル:ライフ
- 2020/12/06(日) 07:39:16|
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【人生はLSD】

LSDというのはランナーの間で使われる言葉。Long, Slow, Distanceの頭文字をとって作られたもの。
時間をかけて(=Long)、ゆっくりと(=Slow)、行けるところまで(=Distance)…。
時間をかけるというのは、じっくり腰を据えて最後まで取り組むこと。
適当でいい加減なことでごまかすような真似はしたくない。
Go The Distance.(最後まで走り切る)
Step by step, one goes far.(千里の道も一歩から)
の二つは私の座右の銘。すべてのマラソンランナーに贈りたい言葉だ。
ゆっくり進むのは実は楽なようで大変なのだ。
あせってペースを乱して途中でへたばるようなこともしたくない。
ランニングフォームも然り。
スピードでごまかせばわからないけれど、ベテランランナーはスローペースでもランニングフォームは崩れない。
確実に、着実に、誠実に、一歩一歩をしっかりと踏みしめながら、心と魂を込めた走りができればいい。
速く走ることだけがすべてじゃない。
時計の秒針が一秒ごとに時を刻んでいくように、僕もこの大地に一歩ずつ自分の歴史を残していくのだ。
人生を心底楽しめるように、ゆったりまったり、走ることを楽しむこと。
旅、すなわち、ただ移動する過程そのもの、を堪能できるように、長く(長い距離を長い時間かけて)、永く(いくつになっても)、走り続けよう。
そして、自分のまだ知らない遠い世界へ、この二本の脚で進んでいく。
たどるべきは目の前にある一本の道…。
そう、ランナーに必要なのはGPSやスマートフォンなどのデジタルツールでもないし、サプリメントでもなければ、ミュージックプレイヤーでもない。
ランナーに必要なのは、一本の道と二本の脚。
ミニマリズムに徹したランナーはそれだけで走ることを堪能できる。
人生はLSD…あせらずあわてずあきらめず。
テーマ:今日のつぶやき。 - ジャンル:日記
- 2020/12/01(火) 23:55:23|
- マラソン・ランニング
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【ランニング講・ランニング考】
走らない方がランナーによく尋ねるのが、「走りながら何を考えるのか?」という質問。
頭を空っぽにして走る…
と言いたいところだけれど、僕のような煩悩にまみれた俗人は、食べ物や飲み物のことばかり考えている。
早く走り終えてのんびりしたい…そんな思考でだらだら走るのが関の山。
それでも、果てしなく広がる青空の下で、地平線を追いかけながら大地を走っていれば、自ずと心と體(カラダ)が研ぎ澄まされていくかのような感覚を覚える。
どんなに単調であっても黙々とひとつのことを続けることがいかに大切か…。
空と大地が交わる地平線の果てを目指してただ走る…走ることに集中する…
というよりは、こんな風景の中にいれば自ずと脚が動き始める。
360度広がる地平線を、嫌が上にも追い求め続けたくなる。

振り返ればそこに過去があり、遠く見つめる地平線の向こうには未来が僕を待ってくれている。
そして、常に僕が足を踏みしめる場所、そこが現在だ。
今生きて生かされて、走って旅をする、それがアドヴェンチャー・ランナーの人生…。
走るということを、競争としてとらえている方は実際多いのかもしれないけれど、
僕にとってはあくまでも移動の手段でしかない。
時間や距離、タイムやペースはほとんど気にしない。
その日の内に目的地にたどり着ければそれでいいのだから。
速く走ることが素晴らしいと思うのはアスリートとしての観点。
だから、ライヴァルと闘い、自分と闘わなければいけない。
闘う・争うことを一切やめた時、
あらゆるものから解き放たれて、真に自由な走りがやってくる。
何かにとらわれたりすることもなく、変なこだわりを持つ必要もない。
自分が自分自身を何かに縛り付けるから自由な走りが楽しめなくなる。
日々移動し続ける中で、さまざまな出会いと発見、気付きと学びがあって、
それが僕自身にとっては成長の糧となっている。
そういう意味で僕はこの世界のあらゆる人とモノに感謝しなくてはならないのだろう。
ワンネス…
すべてはこの宇宙でつながっているという感覚が、
ランナーの走りのみならず生き方をも変えるということを、
この10年あまりの間の旅を通じて僕は学んだ。
心穏やかに、平和な世界を夢見ながら、
少しでも世界がいい方向に進んでいくことを願って、前に進んでいくこと。
一歩一歩の歩みは小さくても、これがいずれ大きなものとなっていくと信じて…。
人それぞれにいろんな生き方があるように、ランナーにもそれぞれの走りがあるように、
僕には僕だけの走りがあって然り。
子供のように純粋な気持ちで、子供の頃に戻ったつもりで自由奔放に、
大空の下で、この大地を駆け抜けよう。
人生はLSD(ロング・スロー・ディスタンス)。
ゆっくりでもいい、時間をかけて、遠くまで…
一本の道と二本の脚がある限り、走ろう、走り続けよう。
*
ランナーに贈る100の言葉
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- 2020/10/15(木) 23:22:20|
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【ランナーズ・ハイについて】
「ランナーズ・ハイ」について時折考える。
ランナーの間であまり話題にならないのかもしれないが、個人的には研究テーマのひとつだ。
自分自身、意図的にランナーズ・ハイを起こすこともできるし、旅のはじまりの3〜4日間は毎日のようにランナーズ・ハイを経験している。
これは恐らくスピリチュアルのジャンルに関わるものなのだろう。
神懸かり…とまでは言わないまでも、何か目に見えない宇宙の力が働いているに違いない…と個人的には考えている。
あらゆるものを科学的な説明で片付けてしまうのは好きじゃない。
神秘的であればあるほど面白い。きっとそれは人間の手に負えないものであるからだろうし、ともすれば、人間がかつて持っていて、衰えてしまったがために発揮できなくなった力の名残であるかもしれないからだ。
感性を研ぎ澄ますことで、本来眠っていた個々人の能力が目覚めることだってない訳ではない。
それは、動物的な野性の感覚なのだろう。
宇宙が発するあらゆるメッセージを受信できれば、恐らく人間はもっと素晴らしい存在に慣れるはず。
せめてランナーは、ランナーズ・ハイを感じることで、宇宙とつながってほしいものだ。
ある日突然、それは前触れもなくやってくる
全身からアドレナリンがあふれ出し
脳内をベータ・エンドルフィン(脳内で発生する麻薬にも似た物質)が占拠する
見るもののすべてが美しく見え
聞こえるもののすべてがはっきりと
意味を持ったものとして聞こえ出す
感じられるあらゆるものが
この世のものとは思えなくなる
全身が敏感になって
空の色も花の匂いも風の歌も
すべてが自分を讃え始める
一歩ずつ見えない階段を宙に向かって登り始める
それは天国への階段か?
すべてなすがままに
全身の力が一瞬にして抜けてしまったかのように
自分自身の魂が大気に同化してしまって
やがて宇宙に吸収されていく
ランナーズ・ハイ 走者陶酔の妙
現実に帰るまでのしばしの時間
理想と現実空間の狭間で
我を忘れて魂が踊りだす
長い長い旅のとある一瞬
永遠という時間の長さをそこに感じる
旅の途上
テーマ:今日のつぶやき。 - ジャンル:日記
- 2020/10/08(木) 23:49:01|
- マラソン・ランニング
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