KAY'S BLOG

独行道~Lonesome Road of Running

低燃費の体を作る

【低燃費の体を作る】

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2013年にオーストラリア横断ランニングの旅では1200キロ砂漠が続くナラボー平原を走ってずいぶんひもじい思いをした。

町もなく、店もなし。ロードハウスと呼ばれる、ガソリンスタンド、モーテル、レストラン、バー、キャンプ場、売店のある複合施設が100〜200キロごとにあるだけ。新鮮な果物や野菜はほとんど手に入らない。

限られた食べ物と水で走れる限り走るしかなかったから、ある意味修行僧のような生活を余儀なくされる。

そういった経験を踏まえて、2014年のニュージーランドランニングの旅では、食べなくても走れる体を作ることをメインにメンタルとフィジカルを変えていった。

実験的に一日の摂取カロリーを1000〜1500キロカロリーで済ませるようにしたのだ。

基本は一日1.5〜2食。

オーストラリアから帰国して一時的に体重が増えたが、食事の見直しで体重も安定。

オーストラリアでは走るスピードが極めてスローで、涼しい時期だったのもよかったのかもしれないが、クラッカーと缶詰とドライフルーツとナッツだけで済ませられた。

今も、野菜や果物、穀物を中心に糖質は少なめ。

お腹が減っていなければ食べない。満腹になるまで食べない。腹6〜7分目で済ませるのがポイント。

人は、食べれば食べるほどお腹が減る生き物なのだと思う。

野生動物のように、お腹が減った時に少しずつ食べては移動するというのがたぶん自然でいいのだろう。

燃費の良い体で効率のいい走りがいい。

かつてのアメ車のように、車体が大きくて重くて、やたら燃費の悪い車では困る。

ウルトラランナーは、日本のコンパクトカーのように、小型で軽く、低燃費で小回りが効く車がいい。


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テーマ:より良く生きる! - ジャンル:ライフ

  1. 2017/08/17(木) 23:59:55|
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森の夢

【森の夢】

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夢の中に時々現れる深い森。

そこで僕は、木々に囲まれた小さな小道を走っている。

深い森の、さらに奥深くに誘われるかのような不思議な感覚。

森の中で僕の心も体も浄化される時間…この一瞬が既に永遠だと思わされるカタルシスの時間…。

恐らくそれは、白雪姫が棄てられた森、ヘンゼルとグレーテルがお菓子の家を求めてさまよった森、あるいは赤ずきんちゃんが狼と出会った森…凪の海のようにどこまでも静謐で、太古の時代に建てられた寺院や教会のように荘厳な時間が流れる、果てしなく深い森なのかもしれない。

木々の一本一本が何かを語りかけてくれているように感じるものの、僕には木々の言葉はわからない。

ただ、感じるのは僕を快く歓迎してくれているということ。

でも、僕には地図もコンパスもない。一体どこをどう進めと言うのか?

僕はなぜこんな場所にいるのだろう?

それ以前に、僕には目指す目的地すらないのだ。これは神隠しか?それとも誰かの悪戯か?


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鬱蒼とした深い森の中では陽の光もほとんど届いてこない。

うっすらと光が指す方が森の出口なのだろう。

何か見えない力に導かれるようにして僕は森の出口を目指す。

誰とも出くわすことなく、熊や鹿のような野生動物も見当たらず、たったひとりの旅人、すなわち僕だけが森を走っていた。

おとぎ話に出てくる主人公たちがみなトレイルランナーだったら面白いだろうに…と勝手な想像をしてみる。

白雪姫と七人の小人もヘンゼルとグレーテルも赤ずきんちゃんと狼も、みんなみんなそれぞれの思いを持って森で走っている。

何か微笑ましい光景…(笑)。





やがて、僕は森の出口に到達する。だが、そこで僕が見たのは砂漠の平原。

森の終わり、それは砂漠の始まりだった。

木もない草もない花も咲かない、ただ、地平線の果てに向かって延々と赤茶けた風景がどこまでも続く殺風景な平原。

森を出るべきではないのか…それとも、砂漠を進んでいけということなのか…。

僕の夢はいつもたいていそこで終わる。

砂漠の平原に一歩足を踏み出せずにいる歯痒さやもどかしさ…

自分の内にあるフラストレーションがそんな夢を僕に見せてくれているのだろうか。



森はいつも僕を迎えてくれている。

時々僕は、あれらの森のことを考える。

森は深く、木々の一本一本がいつも僕に何かを語りかけていた。

そして、森の向こうにある未知の世界へと僕を誘(いざな)ってくれているのだ。


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  1. 2017/08/04(金) 23:59:59|
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ひとつのイノチ

【ひとつのイノチ】

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義父の飼っていたフリル(ミニチュアダックスフンド)が亡くなった。

11年を家族のように共に暮らしてきて、やはり義父にしてみれば子供のようなもの。

5年前に奥さん(私の義母)を亡くし、フリルが同居する唯一の家族だったからその喪失感は計り知れない。

ぴんぽん地球ス(テラス)に義父がやってきて「フリルが死んだ…」と呆然と立ちすくんでいた。

妻とともに義父のマンションを訪ね、亡骸となったフリルをとりあえず僕が箱に入れた。

体は少し硬くなり始めていた。眠るように安らかに命を引き取ったのが分かる。

4年前に義父とフリルが住んでいた八尾の公団住宅を訪ねたのが僕にとっては最初のフリルとの出会い。

ちょっと人見知りをする、でも慣れると「かまってかまって」と近寄ってくる愛らしさも持ち合わせている。

ぴんぽん地球ス(テラス)に昨年引っ越してから時折顔を合わすことがあったが、言葉を交わせなくてもフリルが嬉しそうに尻尾を振ってくれた姿が印象的だった。

魂の抜け殻…そう、何日か前に道端でアブラゼミが転がっていたが、同じ一つの命が肉体から抜け去った後であるには違いない。

あのアブラゼミも一生懸命木に留まって泣き続けていたのが、突然あの世に逝ってしまったのだろう。

誰かに看取られるわけでもなく、誰かが弔ってくれるでもなく、静かにこの世から去っていったのだろう。

いつも「死」について考える時、死は生のほんの少しばかり先にあって、少しずつ僕たちの所に近づいているものなのだということを思い知る。

ひとつの体にひとつの名前、そしてひとつの命が与えられている。

あの世に行く時には魂以外の何ひとつ持っていけない。大切にしていたものも、思い出さえも…。

あと何年この世にいられるかわからない。

自分一人のためではなく、愛する者のためにこの命を使うことはもちろん、

せめてこの世で一人でも多くの人の役に立てるだけの命の使い方をしなければと改めて感じさせられる。

生きるというのは「今」を楽しむために与えられた命をうまく使うことでもある。

今、この地球の上、同じ空の下で、共に生きて暮す人々と愛と平和に満たされた幸せな日々を送ること…。

この世ではせいぜい100年しかいられない私達…争ったり闘ったりしている暇はないのである。


フリルよ、来世でまた会えるかな?


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テーマ:伝えたいこと - ジャンル:日記

  1. 2017/08/02(水) 23:59:59|
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考えるよりも感じること

【考えるよりも感じること】

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日々自分の生き方・あり方を模索しながらも、頭で考えるよりもハートで感じることを大切にしたいと思う。

大切なのは勢いと流れに乗る・コツ(骨)をつかむということ。

うまく行く時もあればうまくいかない時もある。それが世の流れ。

起きているできごとだけにとらわれず、すべて起こっていることに意味や理由があるということを理解しよう。

うまくいく時には「ありがとう」と感謝感激感動、うまくいかない時も「こういう時もあるさ」と感情は捨ててすんなり受け入れる。

自由と孤独と寛容と…僕が旅で学ぶ基本三原則。

ひとりでいても必ずこの世界とつながっている。そして、とらわれないこだわらないしばられない。

あらゆるものを拒むことなく、寛容な気持ちで受け入れる。

そんな思いで自分が取り組むべきことに全力で頑張っていれば、毎日が楽しくなること間違いなし。

僕は僕で、マイ・ゴールに向けて日々ひたすらにひたむきにひた走るだけ…。


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テーマ:大切なこと - ジャンル:ライフ

  1. 2017/07/30(日) 23:59:59|
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宇宙のルール

【宇宙のルール】

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昨年の今頃は「PEACE RUN2016ヨーロッパランニングの旅」でUK(イングランド)を走っていた。

いろんなことが重なって旅のスタートが遅れたこともあったし、のっけからいろんなトラブルやハプニングにも見舞われた。


何もかもが思い通りに行けば言うことはないが、何もかも思い通りに行かない時にどう振る舞うか、それが生きていくための鍵を握っている。

コースミスをしようが、突然の雨に見舞われようが、二度のパンクで心が折れてしまおうが、大した問題じゃない。

度重なるハプニングやトラブルも、きっと次につながる手がかりになっている。

すべては定められた宇宙のルールで動いているのだから…。

平常心や不動心といった呼び方をすると少しレベルが高くなるが、

なるようになる…なんくるないさ〜&てーげーの気持ちで…

とにもかくにも、今生きて笑顔でいられることに感謝!


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面白きかな、我が人生…何が起ころうとも、人は気持ちひとつでいくらでも楽しむことができる。

美しい物を心から美しいと愛でる気持ち、楽しいことを心から楽しめるハッピーな生き方…。

僕はまだまだヒヨっ子の青二才だけど、この世界から教えられることは山ほどある。

謙虚に、素直に、純粋な気持ちで、この世界と向きあおう。

何をも、誰をも否定することなく、責めることも咎めることもなく、受け入れてしまおう。

神の領域には程遠いけど、僕は僕で自分の信じた道をただ進むだけ…。


心をピュアにすればいろんなものが見えてくる。

僕らはいつも自分自身のフィルターで世界を曇らせている。

解き放たれた心で、ありのままあるがままの自分でいればそれでいいのに、何故か余分で余計なもので自分を覆ってしまうがゆえに物事をストレートに見ることができなくなるのだ。

偽りのない世界で、開かれた心で、開かれた自分の生を全うできますように…。


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テーマ:生き方 - ジャンル:ライフ

  1. 2017/07/28(金) 23:59:42|
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プロフィール

KAY(高繁勝彦)

Author:KAY(高繁勝彦)
冒険家:アドヴェンチャー・ランナー、NPO法人“PEACE RUN”代表、サイクリスト(JACC=日本アドベンチャーサイクリストクラブ評議員)、ALTRA JAPANアンバサダー
旅人、詩人・アーティスト、クリエイター、ナチュラリスト…。元高校教師(英語)。

大阪府松原市生まれで、現在、大阪府富田林市に在住。

楽天ブログ時代(2006.4.2)からノンストップブログ更新中。公式サイト
「PEACE RUN 世界五大陸4万キロランニングの旅」
“KAY’S WORLD”もよろしくお願いします。

プロフィール詳細はこちら

二度の日本縦断(「PEACE RUN 2010日本縦断3,443kmランニングの旅「PEACE RUN2012 日本縦断ランニングの旅 PART2」で実質の日本一周ランニング6,925kmの旅を完結。

2011年はPEACE RUN 2011アメリカ横断5,285kmランニングの旅を138日で完了。

2013年9月から163日で「PEACE RUN2013オーストラリア横断ランニングの旅」5,205kmを走破。

2014年11月から2015年2月、83日でPEACE RUN2014ニュージーランド縦断ランニングの旅2,796.6kmを走破。


2016年7月〜11月、110日間で7カ国3,358.8キロ、「PEACE RUN2016ヨーロッパランニングの旅」を走破。

現在まで3つの大陸で16,637キロ走破。残り三大陸で23,363キロを走ることになる。

東日本大震災から3日後に「RUN×10(ラン・バイ・テン)運動」を発案・提唱、全国に展開させる。

2012年末、facebook上の公開グループ、平和的環境美化集団"THE SWEEPERS"を発足、活動を展開中。

2013年、一本歯下駄で世界平和をめざすfacebook上の公開グループ「一本歯下駄クラブ」を発足、活動を展開中。

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