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KAY'S BLOG

独行道~Lonesome Road of Running

卒業に寄せて

【卒業に寄せて】

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1983年3月、関西外国語大学を晴れて卒業した…体育会本部役員をやっていた仲間と羽織袴姿



そろそろ卒業式のシーズン。

小中学校・専門学校・大学は3月というところが多いのかもしれないけれど、受験の関係で私立高校は2月中に行われるところも少なくはない。

高校や大学、専門学校となればそれが最終学歴となる人たちもいるだろう。

いろんな思いを胸に社会に旅立っていくわけだ。

この複雑で多様化した今という時代に、実社会に出て行くというのは本当に大変なこと。

それでも、夢と希望を持って前に進んでいって欲しいというのが私の願い。

元教員で、四半世紀ばかりを学校という場で過ごした日々や、関わってきた子どもたちのことは今も忘れていない。

教員をやめてからのこの5年間の中でも、学校を舞台にした夢をしばしば見ている。



教室で黒板に向き合い、椅子に座ってするのだけが勉強ではない。もちろん机に腰を落ち着けて学ぶことも大切なこと。

実社会に出て、さまざまな困難に立ち向かいながらも、いろんなことを経験していくことこそが勉強だ。

36年前に大学を卒業したが、この36年間で学んだことの方がはるかに価値があり尊いものがある。

生涯を通じて学ぶべきことがある。日々、出会いと発見、気付きと学びを忘れてはいけないのだと思う。


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卒業式で涙を流すことって最近はあるんだろうか?

9年前まで勤めていた学校では、毎年多くの生徒たちが在校生・卒業生を含めて号泣していた(もちろん我々教員も)。

それは、寮のある学校ということもあるのだが、3年間・6年間の学校生活の中味があまりにも濃すぎるということに尽きる。

人と人とのつながりが疎遠になってきている社会の流れとは逆を進んでいたのかもしれない。

卒業式の場で懐かしく思い出されるいろんな場面が、きっと卒業生たちの頭の中で走馬灯のようにぐるぐる回っていることだろう。

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過去に勤めていた某私立高校の卒業式の写真をあしらったカレンダー…2006年2月





卒業はゴールじゃなくスタートなんだけど、4月から始まる新しいスタートに向けて、決意も新たに自分自身をリセットするセレモニーでもある。

卒業する皆さんの未来に幸多かれ!



3月1日よりクラウドファンディング開始します!
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昨年初めて一本歯下駄部門が特設されましたが、今年も一本歯下駄ランナー大歓迎!

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*走ることで被災地復興支援…RUN×10(ランバイテン)運動

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ランナーにも走ることでできる被災地への復興支援、それがRUN×10(ランバイテン)運動

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大会詳細はランニングトウキョウドットコムの公式サイトで…



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売上はアドヴェンチャー・ランナー 高繁勝彦の活動資金になります。

3月分のオンデマンド受付スタートしています。締切は3月15日、完成・発送は4月中旬になります。


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引き続き全国各地での学校・企業・ランニングクラブや走友会、個々の家庭を対象としたトークライヴや講演会のオファーをお受けしております。

「PEACE RUN世界五大陸4万キロランニングの旅」を走るアドヴェンチャー・ランナー 高繁勝彦の生の声をお聞きいただき、生きる・走るモチヴェイションとしていただければ幸いです。

小学校高学年〜高校生くらいのお子様をお持ちの方には個々のご家庭を訪問することも可能です。

講演・トークの内容・時間等については柔軟に対応させて頂きます。

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テーマ:生きる力の創造 - ジャンル:学校・教育

  1. 2019/02/28(木) 21:49:22|
  2. 教育
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次代に伝えられるもの

【次代に伝えられるもの】

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5年前のニュージーランド縦断ランニングの旅のあと、クライストチャーチ在住の何人かの子どもたちにかけっこ教室を実施した。

教員時代関わっていたのが主に高校生(一部中学生)で、どちらかというと大人に近い世代。

幼稚園児や小学校の低学年とはまた違った意味での子どもたちだった。

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上の写真を見ていただければわかるが、大半がティーン・エイジャーよりもまだ年下の世代。

素直で物分りのいい子どもたちを相手に、走りながら走ることの楽しさや走り旅についてできるだけ噛み砕いてわかりやすく話をさせてもらった。

何かがきっかけで人の好みや関心は変わる。特に幼い子どもたちにしてみれば、経験したことがベースとなって将来につながることも多い。

自分に合う合わないということよりも好きかそうでないかということがまずはポイントだろうか。

ちょっとでも面白いと思ったことにはすぐ反応するのが子どもたちの素敵なところ。

一緒に走っていると子どもたちの自然な笑顔でこちらもさらに嬉しくなる。


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何を体験するか…よりもいろんなことを体験させてあげるのが親や教師を含む社会の役割。

そんな中で子どもたちは自分の将来を決めるきっかけを見つけていく。

叱るだけが親や教師の仕事ではない。子どもたちがいろんなことを体験できるチャンスを見つけてあげることが一番大切なのだと思う。

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モノやお金があれば幸せ…そんな考え方が普通にまかり通るような時代かもしれないけれど、モノやお金には代えられないものがあるということを伝える大人でありたい。

むしろ、好きなことを好きなだけやって好きなように生きることもできるのだというヒントを与えられたらいい。


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自分自身が子供の頃、大人に「夢を持ちなさい」と言われてきたけれど、大人になってからは周りのいろんな人々に「現実を見ろ」と言われている(笑)。

大人になることがいかに楽しくて面白いかを大人自らが示せるのであれば子どもたちの未来はきっと明るく輝かしいものになるはず。

富田林で子どもたちのかけっこ教室をやってみたいな。

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テーマ:生きる力 - ジャンル:学校・教育

  1. 2019/02/08(金) 23:20:36|
  2. 教育
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未来ある子どもたちへ

【未来ある子どもたちへ】

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感性とは出会う人に、身近なモノに感謝し、どんな些細なことにも感激し、あらゆるものに感動できる力なんだ。




人生で本当に必要なことというのは、学校では教えてくれない。

自ら求めて探さなければ決して見つからないものなのだ。



夢というのは、ひとつの部屋みたいなもの。

夢を叶えたければ、その部屋のドアを開けて、中に一歩足を踏み入れること。

その部屋の中には、いろんなものが詰まってる。もちろん、辛いことや苦しいことも…。

でも、その中でもがいて、踏ん張って、頑張って、その部屋から出て来るときに、夢は叶うものなんだ。

だから、とまどうこともためらうこともなく、夢の中へ入っていこうよ…。





*2013年2月4日の石川県七尾東部中学校での講演会の内容から…。



*****





子どもたち…やはり未来ある若者たちには、いろんなことに勇猛果敢にチャレンジして、未知の可能性を探ってほしいということを伝えたい。

四半世紀ばかり教職に関わり、学校という現場で子どもたちと接する中で、今の時代、子どもたちが自由にものを考え、自分たちの意志で考えて行動できるような社会を作っていくことが大人の果たす義務だと考えている。

少しでも僕の経験が子どもたちにプラスになれば…という思いだ。

旅にでよう、チャレンジしよう、冒険しよう…今までの教え子たちにも力説してきたこと…。

失敗しても構わない。いろんなことを体験して、今まで自分が知らなかった面白いものをもっともっと極めていくこと。そんな中から、自分の将来像が見えてくる。

本当に自分がしたいことってのはそう多くはないはず。

自分自身が社会と関わる中で、少しでも世界にプラスになる、あるいは世界をプラスの方向に導いていけるようなことが必ずあるはずだから…。

50をすぎたオッサンが、これだけできるんだから、若い世代はもっともっといろんな素晴らしいことができるに違いない…そう思ってもらえたら幸い。



子供たちが夢と希望を持って羽ばたいて行ける世界や社会を作り上げていくのは私たち大人だ。

自覚と責任と誇りを忘れてはいけないのはもちろんだが、大人こそが夢を持って邁進していくべきなのだと思う。

子供たちはいつも純粋な目で世の中を見つめている。

私たち大人がやっていることは、いいこと悪いことを含めて、子供たちが見本にするということを心に留めておこう。



PEACE RUNの4つの柱「平和・健康・夢・挑戦」を経験と言葉で世界に発信する。

走りながら、その経験を言葉に変えていく。

少しずつ自分のやっていることが形になっていけばいい。

あせらず あわてず あきらめず。

地球を舞台に、ゆったりまったり生きていく…。


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テーマ:生き方 - ジャンル:ライフ

  1. 2019/02/06(水) 23:44:57|
  2. 教育
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リアルなコミュニケーションを大切に

【リアルなコミュニケーションを大切に】

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文字や画像だけが行き交うSNSの世界…

本当のコミュニケーションとはそんなものではないってことを感じさせられる昨今。

電車に乗っても、街を歩いていても、若者の大半がスマホやタブレットなどのデジタルツールの小さなディスプレイを覗き込んでいる。

そういった生活習慣から、猫背気味で歩いている者も少なくはない。



僕たちの世代はアナログとデジタルの両方を見てきたから、どちらのいい部分も悪い部分もよく分かる。

でも、今の若い人たちは、アナログ時代のことをほとんど知らない完全なデジタル世代…

時代と共に、無機的なものが無気力で無関心、無感動な世界を生み出しているようにも感じられる。

想像力を働かせて、人の痛みや悲しみも理解できるように…。

同じ人間であるということを前提に、お互いが接すること。

SNSはあくまで補助的なコミュニケーションでしかない。



人間だからこそ、手書き文字の暖かさや、声で届けるメッセージに励まされ勇気づけられることもある。

体温を感じる、表情が見える、五感をフルに働かせたリアルなつながりを…。




*****




5年ほど前に知った「フィンランド・メソッド」という、フィンランドの小学5年生が自分たちで作ったという「議論における10のルール」

*2008年11月3日のブログ「フィンランドの教育」でもふれている



1. 他人の発言をさえぎらない

2. 話すときは、だらだらとしゃべらない

3. 話すときに、怒ったり泣いたりしない

4. わからないことがあったら、すぐに質問する

5. 話を聞くときは、話している人の目を見る

6. 話を聞くときは、他のことをしない

7. 最後まで、きちんと話を聞く

8. 議論が台無しになるようなことを言わない

9. どのような意見であっても、間違いと決めつけない

10. 議論が終わったら、議論の内容の話はしない



---『図解 フィンランド・メソッド入門』より 



特に小学生ぐらいのお子さんがいる家庭では、こういったことに気をつけてコミュニケーションをとられてみてはいかがだろうか?

人間は感情の動物、感情を言葉にすることも大切だけど、感情をむき出しにしたコミュニケーションは、相手までをも感情的にすることだってありうる。

私自身は7年で父親業を離れてしまったけれど、親子で話す時間、やはりもっと持つべきだったしもっと持ちたかったと今も思っている。

もし娘がこのブログを読んでいてくれたなら何か感じ取ってくれるだろうか…?

顔が見えて、声が聞こえてこそ理解できることがあるし、共感できることもある。




五感でつながるコミュニケーション…デジタルツールでのコミュニケーションに依存している方々はぜひご一考あれ。




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テーマ:教育 - ジャンル:学校・教育

  1. 2019/01/22(火) 21:20:56|
  2. 教育
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人生はマークシートじゃない

【人生はマークシートじゃない】

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僕は共通一次(センター試験の前身)元年の1979年に大学受験を経験した。

私立文系で、共通一次の模擬試験を受けたものの、マークシート方式のテストを経験したのはその時が初めてだった。

それ以前には国立大学の一期校と二期校があって、それぞれに独自の試験(もちろん記述試験である)が用意されていた。


共通一次は1989年まで続き、それ以後「センター試験」という名前に変わってしまった。

日本の学生のための教育課程がどんどん変わり、学習する内容も圧縮(?というよりはむしろ削減か)され、学力の低下が叫ばれながらも、公立学校の完全週休二日制が導入された。

「ゆとり教育」という言葉もこの時代に生まれてきたのだ。


30年以上も前と比べると、今の中学生も高校生もものを知らなさ過ぎるという現状は否めない。

本を読むことをせず、パソコンやビデオ・ゲームなどに興じていては漢字すら覚えることもない。

自分が子どもの頃はよく父親に「百科事典を読め」と言われたもの。

小学校の入学祝にはたいてい百科事典を買ってもらうというのが習慣化されていたように思う。

今のような情報過多の時代には、よけいな情報があまりにも多すぎて、何を信じていいのか分からなくなってしまうといった現象も起こるのだろう。


予備校の講師をしている友人がよく言っていたが、センター試験は選択肢をマークするだけの解答方式だから、正解が全く分からなくても偶然に正解にたどり着く可能性ももちろんある。

四択式なら1問25パーセントの確率。確実に正解でない選択肢、恐らく正解ではないであろう選択肢、正解ではないかもしれない選択肢、そういった基準でひとつマークしたとしても正解は正解とみなされる。

実際彼が教えていた受験生の中には、地理で「ほとんど分からなかったからカンでマークしました」と言っていたのに、自己採点で9割を越えたという者もいるのである。


文部科学省は日本の受験生たちにいったい何を求めようとしているのだろう。

この国の将来を真剣に考えるのであればもっと違った意味での教育改革が必要なのではないか。

「選択式の試験問題は、考えない人を育てている」

ノーベル物理学賞受賞の益川敏英京都大名誉教授は語っている。

自分自身の意見や考えを持てる若者を育てていくことが確かに必要な時代。


大人はイエスとノーの質問をするだけでは実は不十分。

「〜についてどう思う?」

といった問いかけをするのがいい。自ら表現することこそ大切なのだから。


真実を見抜く眼を若者たちには持ってもらいたい。

偽りの世界で、偽りの自分を生きて、真実から眼をそらしてしまうような若者を育てるのだとしたら、それは世の大人の功罪である。

かつてこの国では思想や哲学を持つのがきっとごく普通のことだったはず。

人と違った意見を持ち自分なりの行動をすることが出る杭となり打たれてしまう。

人を育てられなくなった社会、子どもにしつけのできない親がはびこるようになれば、その社会は間違いなく崩壊していく。

教育現場から離れてはや9年経つけれど、この国の行方を憂う気持ちは今も変わっていない。


マニュアルがなければ生きていけない若者。

人生はマークシートではない。

4つの選択肢に必ず正解が隠されているというのは、あまりにも過保護な教育。

何もないところから答えを導き出すのが現実の世界。

無数の選択肢から真実を見出す力を身につけるように導くのが、本来の教育のあり方だと考えている。

子どもたちに生きる力を与える役割を担うのが教育。

生きることにもっと貪欲に、必死になって自分と、あるいは社会と対峙する、そんな若者を育てて生きたいと切に願っている。







明日19日からいよいよセンター試験開始。

受験生の皆さん、緊張感もピークになってきますが、リラックスしてベストを尽くして下さい。

私の経験を元にして書いた小説…これがヒントになれば…素晴らしい結果が出るかも…(笑)。

こちらです


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*写真:センター試験会場でキットカットが配られる図。「きっと勝つと…」の願いが込められている…(笑)

テーマ:今日のつぶやき。 - ジャンル:日記

  1. 2019/01/18(金) 01:42:43|
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プロフィール

KAY(高繁勝彦)

Author:KAY(高繁勝彦)
走る旅人:アドヴェンチャー・ランナー、サイクリスト(JACC=日本アドベンチャーサイクリストクラブ評議員)、ALTRA JAPANアンバサダー、 YAMANOVAコーヒーアンバサダー、ARUCUTO一本歯下駄アンバサダー、旅人、詩人・アーティスト、クリエイター、ナチュラリスト…。元高校教師(英語)。  
大阪府松原市生まれで、現在、大阪府富田林市に在住。妻はミュージシャンでかつてぴよぴよ名義で「らんま1/2」エンディングテーマ「虹と太陽の丘」を歌っていた。

楽天ブログ時代(2006.4.2)からノンストップブログ更新中。公式サイト 「PEACE RUN 世界五大陸4万キロランニングの旅」“KAY’S WORLD”もよろしくお願いします。 プロフィール詳細はこちら。 

二度の日本縦断(「PEACE RUN 2010日本縦断3,443kmランニングの旅「PEACE RUN2012 日本縦断ランニングの旅 PART2」で実質の日本一周ランニング6,925kmの旅を完結。 

2011年はPEACE RUN 2011アメリカ横断5,285kmランニングの旅を138日で完了。 2013年9月から163日で「PEACE RUN2013オーストラリア横断ランニングの旅」5,205kmを走破。 

2014年11月から2015年2月、83日でPEACE RUN2014ニュージーランド縦断ランニングの旅2,796.6kmを走破。 2016年7月〜11月、110日間で7カ国3,358.8キロ、「PEACE RUN2016ヨーロッパランニングの旅」を走破。 

2017年9月〜10月、「PEACE RUN2017四国一周ランニングの旅」1000キロ走破。2018年5月「九州一周ランニングの旅」で約900キロ走破。 

2019年夏にヨーロッパ続編となる「PEACE RUN 2019 ヨーロッパランニングの旅PART2」を予定している。

2011年3月14日、東日本大震災の3日後、「RUN×10(ラン・バイ・テン)運動」を発案・提唱、全国に展開させる。 

2012年末、facebook上の公開グループ、平和的環境美化集団"THE SWEEPERS"を発足、活動を展開中。 

2014年、一本歯下駄で世界平和をめざすfacebook上の公開グループ「一本歯下駄クラブ」を発足、活動を展開中。 講演・セミナー・取材などの問い合わせ・依頼は下のメールフォームでお願いします。

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