【冒険記念日】
また6月1日がやってくる。
この日は僕の冒険記念日。
1991年、アメリカ・ロスアンジェルスを出発し、シアトル経由でニューヨークを目指したアメリカ横断自転車の旅。
1994年、アラスカ、アンカレジ発、北極圏経由でカナダケベックまで二度目のアメリカ大陸横断自転車の旅。
今は仕事があって、冒険どころではないのだけれど、いつかまた新たなチャレンジを胸に、全力で駆け抜ける日々。
75歳の三浦雄一郎氏もエヴェレスト山に登頂成功。嬉しい限りだ。
いくつになっても、夢が有る限り情熱も衰えることを知らない。
そんな生き方を求めなければと思わされる。
夢があれば素晴しき哉我が人生
How wonderful our life would be with dreams!
テーマ:'70年から'80年の洋楽 - ジャンル:音楽
【完全なる不完全燃焼】
5月25日、朝から雨。
6時前に職場に向かう。
寮の生徒たちは起床して朝食に向かうところだった。
「先生、マラソンあるんですか?」
ある生徒から質問…。
「マラソンはこの程度の雨なら普通中止にはならないよ」
とごく普通に答える。
自分自身も、こんな雨の日のマラソンはいい気分にはなれない。
雨の装備も用意してきた。靴下や下着など、濡れた後のことまで考えてのことだ。
6時30分を回って大会事務局から電話。
「荒天のため中止します」
「中止…?荒天…?」
一瞬耳を疑ったが、「荒天」ということばが頭の中で「好天」と変換ミスしかけていた。
「マラソン中止。ボランティアも今日はありません」
本日参加することになっていたランナーとボランティア全員にそう伝えた。
関係の先生方にも電話を回す。
問題は寮で生活していない通学生だ。
クラブの生徒たちは顧問の先生から連絡網を使って回してもらうことに。
それ以外の生徒へもすばやく電話を…電話が通じなければメールで連絡する。
青山高原は猛烈な雨と突風で、テントも設営できないくらいの嵐なのであろう。
せっかく楽しみにしていたマラソンが中止ということで、早い時間に朝食を食べた寮生たちは、起床の7時30分までの時間をぼんやりと過ごしていた。
さらにもうひとつ仕事があった。
寮生たちの昼の飲食費を会計から下ろして、ひとりずつ封筒に入れて記名し、朝食時に食堂で渡すことになっていたのだが、この使う必要がなくなったお金を、また会計に返金しなければならない。
マラソンに関わっていたY先生とK先生にお手伝いいただいて、封筒からお金を出し、53人分の1000円札を確認、書類を記入して月曜日に会計に提出だ。
「ふぅ~っ!」
いろんな準備があって慌しかったこのマラソン。
中止になったらなったでまた別の慌しさ…。
それでも、大会事務局は1200人分の参加賞などをひとつずつ郵送しなければならないのだろうな。
大会は予備日など設けていないので完全中止だろうし、ボランティアの昼食のお弁当なども仕出し屋に頼んでいたはず…。これもキャンセルなのか…。
青山町駅前の公園に来るはずの三重交通のシャトルバスもすべてキャンセル。
大会のために用意していたあらゆることが無に帰してしまうのだろう。
久々のレースということで、ある程度練習はしてきたつもりだったが、完全に不完全燃焼。また一から鍛えなおさなければ…。
全国から参加申し込みされていたランナーには気の毒だけど、また来年…。
外はもう雨も止んで曇り空…3時以降には伊賀市内も晴れマーク。
もう1ヶ月もすれば梅雨入りか…。
季節は確実に前に進んでいるのだ。
テーマ:サザンオールスターズ - ジャンル:音楽
湯川秀樹(物理学者)
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日々「全力」前進。
たとえどんなに遅くとも、
前に進もうとするエネルギーだけは
持ち続けたい。
肉体だけでなく、
心と魂で
生きる術(すべ)を
学ぼうと思うのであります。
【COOL, TOUGH & HARD-BOILED】
映画「ロング・グッドバイ (The LONG GOODBYE)」予告編(1973年 アメリカ映画)
原作はレイモンド・チャンドラーの『長いお別れ』。内容は1970代風にアレンジされており、エリオット・グールドが演じる探偵のフィリップ・マーロウが友人の死をきっかけにある事件に巻き込まれていく。
(以上はウィキペディア「ロング・グッドバイ」から)
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松田優作の「探偵物語」や「ヨコハマBJブルース」のベースとなっていたのが、このエリオット・グールド演じるフィリップ・マーロウだったという。また原作「ロング・グッドバイ」は、村上春樹の翻訳でも話題になった。
どこかニヒルで冷めていて、気分や感情・本能に左右されないクールな生き方。
冷酷非情かも知れないが、時にはビジネスライクに。辛いことがあってもそんな素振りさえ見せない。今の自分が求めているのは恐らくそんなフィリップ・マーロウのようなキャラクターであろう。
それでも、どこか内面で限りない優しさを秘めていることも、また彼の良さなのだろう。
("The Long Goodbye" Finale)
この映画、音楽は「ジョーズ」や「スター・ウォーズ」でも有名になったジョン・ウィリアムズが担当している。古き佳き70年代の響きが耳に心地よい。
雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ…。
デクノボーと呼ばれても我が道を貫くのがクールでタフでハードボイルドな生き方。
睡魔ニモ負ケズ、過労ニモ負ケズ…。
心も体もすべて自分のコントロール下において、極限状況にあっても常に自分にシヴィアに対処する。
鋼(はがね)のような心と体があってこそそんな生き方が可能なのだろう。
「タフでなければ生きて行けない。優しくなれなければ生きている資格がない」
If I wasn't hard, I wouldn't be alive. If I couldn't ever be gentle, I wouldn't deserve to be alive.
(レイモンド・チャンドラー『プレイバック』第25章 から)
【マッハGoGoGo】
「マッハ」実写版、初登場2位 北米映画興行収入
2008年05月12日07時37分
11日発表された週末(9~11日)の北米映画興行収入によると、レーシングカー「マッハ号」が活躍する日本アニメ「マッハGo Go Go」のハリウッド実写版「スピード・レーサー」は推定2020万ドル(約21億円)で2位となり、9日封切り後の初登場1位を獲得できなかった。
吉田竜夫原作の同アニメは、米国でもテレビ放映され人気を博した。実写版は、SF映画「マトリックス」で知られるウォシャウスキー兄弟が監督。1億ドル以上の制作費を投じ、最先端CG(コンピューターグラフィックス)技術を駆使して迫力のレースシーンを再現したが、アニメ版になじみがない子供たちをうまく取り込めなかったようだ。日本公開は7月5日。(時事)
ニュースソースはこちら
こちらはオリジナル版(1967年)
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まだテレビ番組が今ほどたくさんなかった時代、どの子どもも、決まった曜日の決まった時間に決まった番組を見るのが当たり前だった。
そして翌日の学校では、必ずみんなが同じテレビの話題で盛り上がったものだ。
竜の子プロのマンガの歴史は古い。
1965年の「宇宙エース」はモノクロ作品。1967年の「マッハGoGoGo」がカラー放映第一弾。その後も「おらぁグズラだど」や「ドカチン」、「紅三四郎」、「ハクション大魔王」などヒット作品が続く。1970年代の「みなしごハッチ」は当時の文部省推薦のアニメとなった。
「いなかっぺ大将」や「てんとう虫のうた」などリアルタイムで見ていた私としては懐かしいものばかり。アニメソングもいまだに歌えるからうれしい。
「科学忍者隊ガッチャマン」や「新造人間キャシャーン」などのSFもの、「タイムボカン」シリーズも実写版が登場したりで話題の的。
1960年代から70年代にかけて、シンプルで動きもちゃちではあったが、アニメが一番元気だった時代。
CGを使ったハイテク実写版やリメイク版も決して悪くはないのだけれど、そんなものでは表しきれない、レトロ感あふれる、あの時代にしかなかったハートがその中には生きていると感じられるのだ。
ついでに見つけた「アンパンマン実写版」もどうぞ!
ケーブルで吊るし上げられて空を飛んでいる…あまりにもオリジナルに忠実すぎて笑えます。
【知的レベル・痴的レベル】
「ナチスって何?」…字幕読めない若者増加に映画業界困った!
若者の活字離れが進む中、映画会社が洋画の字幕づくりに苦慮(くりょ)している。文字数を減らすだけでなく、漢字の使用を最小限にし、極力ふりがなをふる気の遣いよう。「読み」だけでなく、中学生レベルの歴史的事実すら知らないというケースも。こうした事情を反映し、アニメだけでなく、実写映画でも吹き替え版が急増。映画業界では「若者の知的レベルがこれほど下がっているとは…」と驚いている。(岡田敏一)
日本初の字幕映画は昭和6(1931)年公開の米作品「モロッコ」。吹き替え作業の設備などが不十分で字幕という苦肉の策をとったが、この作品の大ヒットで字幕が定着した。
映画各社によると、戦前の字幕はスクリーンの右端にひとつのせりふで最大縦13字で3行だったが、戦後は10字2行とやや少なめに。人間が1秒に読めるのは4文字程度というのが理由だった。文字数が再び増えるのが1980年代半ば。ビデオレンタルが普及するにつれ、テレビでも見やすいように、とスクリーンの中央下に最大横13字で2行の形式が定着した。
しかし、ここ数年、13字の字幕を読み切れないという若者が増加。映画離れを食い止めようと、製作、配給会社では苦肉の対応を余儀なくされている。字幕づくりの現場では、10字前後で区切って行数を増やしたり、漢字を省いたり…。さらに、字幕を必要としない吹き替え版へシフトする動きもある。
東宝東和では8月から10月の3カ月間で計3本のハリウッド大作を公開するが「吹き替え版を過去最大級の手厚さで用意する」と話す。ワーナー・ブラザーズ映画も「ハリー・ポッターシリーズの場合、吹き替えが6割で字幕版を上回っている。その他の作品でも吹き替えの比率は年々高まっている」と説明する。
字幕以前の問題も。ある映画会社の製作担当者は「スパイ系作品の試写会後『ソ連って何ですか?』、『ナチスって何ですか?』との感想が寄せられ、本当に驚いた」と打ち明ける。
「スパイダーマン」シリーズなど計約1000本の映画の字幕づくりを担当したこの道約30年のベテラン、菊池浩司さん(60)は「知っていて当然の日本語を知らない若者が増えているようだ」と話している。
[ Yahoo! 映画ニュース 5月10日18時52分 更新 ]
ニュースソースはこちら
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学力低下【がくりょくていか】
2006/07/26 00:00更新
概要所属:用語 / 話題!>教育
概要:近年の国際調査で、子どもの読解力や数学の能力が低下する結果が相次いでいる問題。学習範囲の3割を削減した「ゆとり教育」に批判も集まっている
イザ語オフィシャル解説近年の国際調査で子どもの読解力や数学の能力の低下が相次ぎ問題化している。経済協力開発機構(OECD)加盟国の15歳生徒の2003年調査(PISA)では、前回1位だった数学的リテラシーが6位に低下し、8位だった読解力は14位にまで転落。下げ幅は参加国のなかで最大となった。学力の二極化傾向も論じられている。「ゆとり教育」と呼ばれる現行の学習指導要領にも批判が集まり、中山成彬文部科学相(当時)は路線転換を指示。学力状況を把握するため地方でも統一的なテストを行う動きが広がり、文科省では平成19年度から全国学力テストを実施する。
以上は「イザ!:イザ語」の「学力低下」の項目より
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「できない人間に合わせてしまえば、できる人間までできなくなってしまう」
もはや日本人の知的レベルは下降する一方。国際レベルでの学力も歯止めが利かなくなる勢い。
公的な学校教育もだんだん意味を成さなくなっていってしまうのではないかという現場での不安。
低下するのは知的レベルや学力のみならず「モラル」や「常識」といったものにまで及んでいる。
またこんな記事も発見した。
「ゆとり教育の弊害~学校の堕落ぶり」
昔は厳しい先生がたくさんいた。
そういった先生の大半は恐れ多くて逆らえない先生だった。
悪いことをしたら叱ってくれる親や教師もたくさんいた。
が、今はどうだろう?
教師を馬鹿にする生徒がいたり、教師の言うことを聞かなかったりする生徒はどこの学校にもいるだろう。
保護者もまた学校に対して、理不尽で常識はずれなことを要求するケースもある。
治安が悪化し、犯罪の発生率も間違いなく高くなっている。増え続ける青少年の犯罪、それも凶悪化の一途をたどるものばかり。
世の中を舐める子どもを作り出しているのは、間違いなく親であり教師であり、世の大人といってもいいのだろう。
個人主義と利己主義が混同され、自己主張とわがままの区別がなくなり、挙句の果て、社会構造が崩壊しつつあるのが今の日本なのだろうか。
一教員として何ができるのか、常々思うことは、ひとりひとりの生徒の未来が幸福に満ちたものになってくれるであろうこと。
そして、次代を担う若者たちが少しでも夢や希望を持ってたくましく成長して行ってくれること。
彼ら/彼女たちに生きる力を与えるために、まず自分自身が強くたくましく、生命力あふれる人間であらねばならぬ。
生きることにとことんこだわり、「正しいことを正しい、間違ったことを間違っている」と声を大にして言える大人であること。
一教師である前に、ひとりの大人である前に、ひとりの人間として誇れる自分でありたい。
生きることは学ぶこと、学ぶことが生きること。
テーマ:教育問題について考える - ジャンル:学校・教育
テーマ:お気に入り&好きな音楽 - ジャンル:音楽
テーマ:お気に入りアーティスト - ジャンル:音楽
Author:KAY(高繁勝彦)
走る旅人:アドヴェンチャー・ランナー、サイクリスト(JACC=日本アドベンチャーサイクリストクラブ評議員)、ALTRA JAPANアンバサダー、 YAMANOVAコーヒーアンバサダー、ARUCUTO一本歯下駄アンバサダー、エコマラソンアンバサダー、エプソンTRUMEアンバサダー。
旅人、詩人・アーティスト、クリエイター、ナチュラリスト…。元高校教師(英語)。
大阪府松原市生まれで、現在、大阪府富田林市に在住。妻はミュージシャンでかつてぴよぴよ名義で「らんま1/2」エンディングテーマ「虹と太陽の丘」を歌っていた。
楽天ブログ時代(2006.4.2)からノンストップブログ更新中。公式サイト 「PEACE RUN 世界五大陸4万キロランニングの旅」と“KAY’S WORLD”もよろしくお願いします。 プロフィール詳細はこちら。
二度の日本縦断(「PEACE RUN 2010日本縦断ランニングの旅(3,443km)、「PEACE RUN2012 日本縦断ランニングの旅 PART2(3,482.3km)」で実質の日本一周ランニング6,925kmの旅を完結。
2011年はPEACE RUN 2011アメリカ横断5,285kmランニングの旅を138日で完了。 2013年9月から163日で「PEACE RUN2013オーストラリア横断ランニングの旅」5,205kmを走破。
2014年11月から2015年2月、83日でPEACE RUN2014ニュージーランド縦断ランニングの旅2,796.6kmを走破。 2016年7月〜11月、110日間で7カ国3,358.8キロ、「PEACE RUN2016ヨーロッパランニングの旅」を走破。
2017年9月〜10月、「PEACE RUN2017四国一周ランニングの旅」1000キロ走破。2018年5月「九州一周ランニングの旅」で約900キロ走破。
2011年3月14日、東日本大震災の3日後、「RUN×10(ラン・バイ・テン)運動」を発案・提唱、全国に展開させる。
2012年末、facebook上の公開グループ、平和的環境美化集団"THE SWEEPERS"を発足、活動を展開中。
2014年、一本歯下駄で世界平和をめざすfacebook上の公開グループ「一本歯下駄クラブ」を発足、活動を展開中。 講演・セミナー・取材などの問い合わせ・依頼は下のメールフォームでお願いします。
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PEACE RUNテーマソング “Go The Distance”収録
PEACE RUNサポートソング “My Goal”収録