KAY'S BLOG

独行道~Lonesome Road of Running

幸福とは…

【幸福とは…】



Happiness is only real when shared
(幸福が現実となるのは、それを誰かと分かち合った時だ)

映画「イントゥ・ザ・ワイルド」で 主人公クリス・マッキャンドレス(エミール・ハーシュ)が最後に語った言葉



*******




あの映画で、自分は主人公クリスとほぼ同じような体験をした。

一度目はアメリカ大陸横断、彼はヒッチハイクで、自分は自転車で。

彼はクリス・マッキャンドレスという名前を捨てアレグザンダー・スーパートランプと名乗り、自分はKAYという名前で、旅を続けた。

1991年、自分が中西部の大平原を走っていた頃、彼はヒッチハイクで移動したり、コロラド川を下ったりしていたのだろう。

そして、二度目の冒険、アラスカの原野に旅立つ。彼は1992年5月、自分は1994年6月に、アラスカを訪ねている。

アラスカ、フェアバンクスの町もたびたび映画に登場するが、見覚えのある場所が出てきて、自分が訪ねた記憶は今も鮮明に残っている。

さまざまな出会い…そう、旅に出会いは欠かせない。出会いがあるからこそ旅は素晴らしいものになる。

映画の中で、クリスは様々な人々と出会い、語らい、友好を深めていく。

その人の中に潜んでいた一番人間らしい部分を、交流を深めていく中でクリスはいとも簡単に探り出していく。




Into The Wild Music Video #1 - Tracy's Song






to have the wisdom to love them back

恋心を持って近づいてきた16歳のトレーシーにも、異性としてではなく一人の人間として接している。





Into The Wild "God's light and forgiveness"

83歳のロンでさえ、クリスの不思議な魅力に惹きつけられ、「養子にならないか」とまで言い出してしまう。別れのシーンでは思わず涙ぐむ。




JOURNEY'S SONG (INTO THE WILD)

彼は、何よりも自由と孤独を求めて旅に出る必要があった。束縛されることなく、文明と呼ばれるものを拒み、ただ大自然の中でありのままの自分で生きることが彼に課された使命だったのだ。






into the wild and brother bear

偽りの自分自身を抹殺し、精神の革命を成し遂げるために…。





Into the Wild Tribute

文明に毒されないように…たった一人で大地を歩く。





自然に同化されることを心から求め、旅立つ人がいる。自分が自然に回帰すべき存在であることを本能的に悟る人である。

どんな危険があろうとも、それを恐れることなく、常に自然とともにあることを心から喜べること。

人が人として喜べることは何か、それは自分自身がこの世に創り出された魂の仮の姿であるということ。魂は役目を果たせば自然に帰り、そしていつかまた戻ってくる。


この映画から学んだこと…それは自分がこれまでの旅を通じて学んできたことでもある。

人はシンプルに生きるべきであるということ。

完全に自立すること。そして誰かの支えになれること。

自分にルールを作り徹底すること。

だが、それは束縛と呼ぶべきものであってはならないこと。

自分を動かしている大きな力の存在を常に意識すること。

辛いことがあってもそれを試練と捉えること。

弱い自分から逃げないこと。

幸せは自分が意識しない時に自分の内にあるということ。

 

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テーマ:気になる映画 - ジャンル:映画

  1. 2008/09/30(火) 23:59:59|
  2. 哲学
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7年ぶりの映画館

【7年ぶりの映画館】

20080929181310



ワーナーマイカル高の原に来ています。

実に7年ぶりに映画館に来たことになります。

先週紹介した「イントゥ・ザ・ワイルド」を今から見るのです。

ひょっとしたら、この映画で自分の人生が変わることになるかも知れません。


dinner092908
四六時中という北海道料理のお店で「にぎわい御膳」を注文。
美味しい魚がたんまり。てんぷらも美味しかったですねぇ~。



starbucks
スターバックスでキャラメルマキアートをいただきました。
大阪や名古屋以外でスターバックスに入るのは初めてのこと…かな?


自宅から車を飛ばして約1時間半。木津川マラソンの大会会場になる京田辺市から割と近く。

ここ高の原は京都と奈良のちょうど境目にあるところ。

実際は京都府ですが、このショッピングモールの駐車場も奈良県と京都府に別れていました。

平日の夜、寮の勤務がOFFだったので、思い切って街に出てみましたが、街はやはり刺激的。

いろんなものがあって、やたら光がまぶしくて、ごちゃごちゃしてて、アラスカの原野とは違います。

映画の感想は…また後日…。






テーマ:映画 - ジャンル:映画

  1. 2008/09/29(月) 18:13:13|
  2. MOVIES
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人を育てる

【人を育てる】


王監督引退の知らせを聞いた。

昭和の野球界においてスーパースターといえば、まずON(王・長嶋)。

長嶋引退後もOH(王・張本)の時代があった。

昭和・平成と半世紀以上もプロ野球界にいて、人徳者としても知られる王さんが引退をする。

アマチュアには引退がないが、プロには引退がある。

引き際が肝心…とはよく言われること。

最近でも、相撲協会理事長を引責辞任した北の湖親方、政界から引退すると宣言した小泉元首相と、いろんな人が第一線を退いていく。

その世界での影響力や貢献度が大きければ大きいほど、多くの人に惜しまれて辞めていく。

あるいは、ただ権力の座に就くだけでさほど貢献もせずに辞めていく者も…。



教職についていて、人を育てることがいかに難しいかということを思い知らされる。



問題を起こしたり、人の話を理解せずに、気分や感情だけで動きがちな生徒たち…。

感情を抑え、理性的に教え諭すことが大切だと分かっていても、こちらも人間。ついつい感情が入ってしまうことも(私自身も相当の未熟者ではあるが)…。



コミュニケーションが何よりも必要だ。

それも、徹底的に話を聞いてやる。こちらが話をするのは、彼/彼女が言いたいことをすべて言ってしまってから。

同僚の中には、一人の生徒に3時間も4時間も話を続ける者がいる。

その忍耐力には恐れ入ってしまうが、相手が話を理解できるまでは決して話をやめない・妥協しない。

これもまた教育なのだ。



間違ったことを間違っていると教えること。そして、なぜそれが間違っているのかを話して聞かせること。

「ちょっとぐらい…」と思って間違った行動に走る者がいる。

たとえちょっとでも悪いことは悪いこと。

大の大人が間違ったことを平気でするような事件も世間では起きている。

子どもも大人の真似をする。いいことも悪いことも…。

そして、いいことをしたら思い切り褒めてやる。人は褒められて決して悪い気はしない。



教育の現場ではありとあらゆることが起こりうる。

日々、頭を悩ませながら、成功もするし失敗もする。むしろ失敗の連続の方が多いのだが…。

「俺はやっぱり教師になんか向いてないのではないか…」

そんな風に感じることもしばしば。


20年以上教師をしてきても、時代の流れとともに子どもたちの様相も変わって来る。

25年前、初めて教壇に立った時に教えていた生徒たちが、今高校生を持つ父親や母親になっているのだから。



人を育てる…親という仕事(職業ではないが)もまた同じ。子どもたちの一番身近にいて、「しつけ」というものを施すべきポジションにいる大人たち。

離婚した関係でたった7年しか父親を経験できなかったが、子どもというのは親次第でもどうにでもなるものだと思わされた。

可愛がるだけでは親ではない。教えることで自分自身も学ばなければならない。

「親は子の鏡」と言われるように、親のあり方そのものが子どもにそのままコピー&ペーストされるもの。

「この親にしてこの子ありき」と言われるのも最もなことなのだろう。



教育者の端くれとして、教育の現場にいるけれども、いまだに毎日が試行錯誤なのである。

子どもたちも生身の人間であるがゆえに、その時々でいろんな顔を見せる。性格も個性も様々に異なる。

そんな多様性を受け入れながら、カンと経験を頼りに「当たって砕けろ」的な日々を送っている。

自分自身忙しすぎて、誰かに相談したりという時間もほとんど持てない。

同じ教員をやっていて、うつで退職したり入院したりした仲間も何人か見てきた。

そう、教師とはある意味孤独な職業かもしれない。

自分を犠牲にする覚悟でなければ、人は育てられないのだろう。

聖職者と言われる所以(ゆえん)である。



だが、教え子たちが、10年20年経って再び会いに来てくれた時に、その立派な姿に感動させられることもある。

自分が蒔いた種が美しい花を咲かせた時のように、この上なく嬉しい気持ちにさせられるもの。

恐ろしいほど時間はかかるけれど、結果が出るまではじっと辛抱しなければならないのだろう。


教師という生き方(あえて「職業」とは呼ばない)は、人を教えることを通じて、自分自身を成長させる道。

自分は決して人格者ではないが、真理を追究する求道者ではありたいと願っている。

教えている人間に教えられる、その教えこそ尊いのだと思っている。




*******






大抵の人間は他人の短所と自分の長所を比較している。
  
それでは人は伸びないし育てられない。

人間は自分の短所と他人の長所を比較することで
  
自分の課題が見えてくるもの。




全力ism(全力主義)
「何くそ」と思う気持ちが向上心。「まあいい」と思う心に進歩なし。

 

テーマ:子供の教育 - ジャンル:学校・教育

  1. 2008/09/28(日) 21:03:40|
  2. 教育
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旅の空

20080927102034



いつか見た空

遠い異国の地で

夢を叶えた

あの旅の空

いつかまた

帰っておいでと

僕を呼ぶ空



テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

  1. 2008/09/27(土) 10:20:37|
  2. ぽえむ
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ドリ・カム三原則:夢をかなえるための3つの原則

【ドリ・カム三原則:夢をかなえるための3つの原則】



若い内 生きている内 動ける内

As long as you're young, alive and active...


*******


20代の頃にはとことん体を鍛えた

30代の頃にはとことん精神を鍛えた

40代の今はとことん忍耐を学んでいる


やりたいことができている人はいいだろう。

やりたいことがなかなかできないのであれば、そのチャンスを自ら作り出すしかない。

若い内に…といっても自分自身が若いと思えばそれでいいのだ。

サミュエル・ウルマンの詩ではないけれど、たとえ50、60、70、80になっても、

自分が若いと自負するのなら若いのだ。

生きている内に…当然のことながら死んでしまってからでは何もできない。

動ける内…体力は残っているか?何かをやろうと思いつつ、体が言うことを聞かなければ行動は起こせない。

あとは意志の力だろう。

意志があるところに道は開ける。

意志がなければ、時間に流されるだけの人生で終わってしまう。


夢をかなえることは決してたやすいことではない。

しかし、一度かなえてしまえば、また新たな夢がきっとわいてくることだろう。

夢を追いかけて、夢をかなえる人になる。

あきらめなければ夢はかなう。

夢がかなうまで

夢を追いかけてみよう。





POCO / Follow Your Dreams




勇気を与えてくれる言葉と音楽を…

テーマ:スピリチュアル・ライフ - ジャンル:ライフ

  1. 2008/09/26(金) 23:51:00|
  2. 語録
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第26回京都木津川マラソン大会

【第26回京都木津川マラソン大会】

ゴールは笑顔で!(木津川マラソン、ゴール手前の195m)


2009年2月1日(日)草内木津川運動公園(京都府京田辺市)にて、第26回京都木津川マラソン大会が開催されます。

伊賀市に移り住み、はや7年。この大会へも7回目の参加となります。

勤務している学校からも、ランナーのみならず、多くのボランティアをも率いて参加しています。

生徒達の中には初めてボランティアを経験する者もいて、


「ボランティアって楽しい」

「ボランティアって難しく考えていたけど、そんな難しいものじゃないんだ」

「ボランティアは笑顔があればできるんですね」

「またボランティアやってみたい」



そんな声をよく耳にします。

人と人のつながりを求めて、来年もまた走ります。そして、ボランティアを通じて、自分にも人にも自然にも優しい生き方を実践できればと思います。


木津川マラソン公式ポスター

京都木津川マラソン大会公式ホームページ 
 

2008年の記事はこちらこちら


2007年の記事はこちら 

テーマ:マラソン - ジャンル:スポーツ

  1. 2008/09/25(木) 06:14:56|
  2. マラソン・ランニング
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ことのは

【ことのは】

autumn_leaf



ことのはが

ひらひらと

まいおりて



あなたを

やさしく

そっと

つつんでくれる



そんな

あなたの

くちから

こぼれでた

ことばに



なみだしたり

わらったり…


テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

  1. 2008/09/24(水) 23:59:59|
  2. ぽえむ
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朝日のようにさわやかに

【朝日のようにさわやかに】


BGM:Softly As In A Morning Sunrise  


朝は常に5時前に目覚める。

長年の習慣で、よほど特別なことがない限り変わらない。

日曜日であっても祝日であっても(いずれにせよ仕事があるが)、疲れていてもいなくても、4時50分にセットされた目覚まし時計が鳴る前に目を覚まし、アラームのボタンをオフにする。

目覚まし時計とは、私にとっては朝のライヴァル。アラームがなる前に早起きしてアラームをオフにするためのもの、なのだ。


気持ちのいい朝だった。出勤前に1時間10分、ロードワークへ。

携帯電話(走りながら写真を撮る)片手に、MP-3プレーヤーでお気に入りの音楽を聴きながら、山里を走る。

自然に恵まれた環境で暮らしていることを心からありがたく思う。

日の出前、時間をかけて空がゆっくりと明るくなっていく。

柔らかな日ざしがさし始める頃、川べりの小道を走っていた。



river_runs2
川面に差す朝日がまぶしい。



higanbana3



higanbana2
彼岸花(ヒガンバナ)が満開だ。



higanbana1
燃えるような赤があまりにも素敵だったので思わずシャッターを切った。



morning_dew
サトイモの葉っぱには大粒の真珠のような水滴が…。


名も知らぬ花に心奪われしばし立ち止る


三人官女
これはおひなさまに飾る三人官女のよう…。



近くに斜度15パーセントはあるかと思われる激坂がひとつある。

ここはランニング用のタフ・コース。心拍数を上げるためのトレーニングには最適。

hillclimb1
登って…



downhill1
下って…



river_runs1
ゆったりと流れる川、静かな川ほど深く流れる(Still water runs deep.)。



kujakuso
孔雀草の花が咲いていた。



higanbana4
ヒガンバナ再び…



unknown3
名前が分かりません。現在調査中です。どなたかご存知ありませんか?



tsuriganeninjin
釣鐘人参(ツリガネニンジン)の花だそうです。



かくして1時間10分、10キロ足らずの距離で少し物足りなかったが、自然の中で時間も忘れ山野を駆け回った。

自分にとっては、朝日のシャワーを浴びながらこうやって走っているのが癒しの時間だ。

さあ、リフレッシュ、仕事に出よう。

新しい一日の始まり。

朝日のようにさわやかに…。












テーマ:写真日記 - ジャンル:日記

  1. 2008/09/23(火) 10:29:03|
  2. 日常
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夢の荒野へ

【夢の荒野へ】


Ballad of Chris McCandless by Ellis Paul



昨日のブログでもとりあげた「イントゥ・ザ・ワイルド(Into The Wid)」。

今封切られている映画を見たいと思ったが、名古屋や西宮まで行く時間がない。

その代わりに、Amazon.comJohn Krakauer(ジョン・クラカワー)のペーパーバックスと、その翻訳本と、映画のサウンドトラックのCDをオーダーした。



ウィキペディアの英語ページで映画のモデルとなった人物クリス・マッキャンドレス(Christopher McCandless)なる人物を検索してみた。

彼が最期を遂げたのは、アラスカ州フェアバンクスのデナリ国立公園内スタンピード・トレイルだったということが分かった。

さらに、エリス・ポール(Ellis Paul)というシンガーがクリス・マッキャンドレスに捧げるためのバラード曲を書いていることも分かった。

このCDも即オーダーして、エリスのサイトにあったその曲の歌詞も翻訳してみた。



男は、いったん旅に取り憑かれたら、松尾芭蕉や種田山頭火のように、すべてを捨てて、一生を放浪の旅に捧げてもいいとさえ思うようになる。

道祖神の誘惑に誘われるようにぶらっと旅に出る。

大地との一体感が必要なのだ。

大いなる自然に包まれて、人は限りなくピュアになれる。

欲望を捨て、何からも束縛されることなく、果てしなく自由になれる。

そこにはまだ見ぬ真の自分自身が待っている。





*******





The Ballad of Chris McCandless
(クリス・マッキャンドレスに捧げるバラード)

Written and sung by Ellis Paul



スマイルを浮かべながら

ハイウェイに現れた

破れたジーンズに身を包んだ不思議な男

青年は徒歩の旅に出るために

トラストファンド(信託基金)を捨てた

この国をヒッチハイクで横断したのだ

バックパックを背に

頭を夢で一杯にして

間違いなく彼は

大地の声を聴いたのだ 

大地の声を…




(Chorus)

時として彼は言う

「コンクリートがじわじわと

迫ってきてるように感じないか?

地平線をレンガで固めているんだ」

彼は愚か者の財宝を

探し求めていたのか

あるいは

世界の果てに続く

ぬかるみの道を歩く

聖人だったのか?

クリス・マッキャンドレスと

ヒッチの旅をした

夢に見た荒野に

足を踏み入れたんだ




サウス・ダコタの地平線

穀物の実りが一面に広がる

埃っぽいサイロでは

収穫の作業が見られた

僕らはカリフォルニアから

ヒッチで来たんだ

でも彼は

実の名前を明かさなかった

これまでどんな過去を

振り切ってきたのかも

語らなかった

僕らも皆

何かを振り切っているものさ




(Chorus2)

時として彼は言う

「テクノロジーがじわじわと

迫ってきてるように感じないか?

地平線に塔を建ててているんだ」

彼は愚か者の財宝を

探し求めていたのか

あるいは

世界の果てに続く

ぬかるみの道を歩く

聖人だったのか?

クリス・マッキャンドレスと

ヒッチの旅をした

夢に見た荒野に

足を踏み入れたんだ




(bridge)

石…小道…ガラスの川

夜空…

たとえどこにいても

星が見えるかい

たとえどこにいても



壊れたスクールバスの中で

クリスは見つけられた

アラスカ山脈のど真ん中で

ハートが鼓動を止めた時

旅は終わりを告げる…

僕らの時間とは

かくも儚く過ぎていくもの



彼は愚か者の財宝を

探し求めていたのか

あるいは

世界の果てに続く

ぬかるみの道を歩く

聖人だったのか?

クリス・マッキャンドレスと

ヒッチの旅をした

クリス・マッキャンドレスと

荒野に足を踏み入れたんだ

クリス・マッキャンドレスと

生きていることを実感したんだ

夢の中で

はっきりと目覚めたんだ

夢の中で…



(Japanese Translation by Kay)





こちらで英語の歌詞が見れます+試聴できます 

Ellis Paulのウェブ・サイト 


テーマ:スピリチュアル・ライフ - ジャンル:ライフ

  1. 2008/09/22(月) 17:34:42|
  2. 冒険
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Into The Wild~荒野へ

【Into The Wild~荒野へ】


Chris_McCandless

Christopher・J・McCandless(1968-1992)


===============================================================

Every man dies. Not every man truly lives.

誰もがみな死ぬ運命にあるけれど

誰もが真に生きている人ばかりではない


================================================================


どうしても観たい映画がひとつできた。

「イントゥ・ザ・ワイルド」

ジョン・クラカワーの原作「荒野へ」をベースにした映画。

この話自体がノンフィクションで、舞台がアラスカということである。

ショーン・ペン脚本・監督作品、エミール・ハーシュ主演のこの映画、大阪や地元の三重では上映している映画館がない。

愛知県名古屋周辺か神戸三宮まで出向く必要があるということ。

インターネットで情報を仕入れてみた。映画の予告編も目にした。



過去にちらっと話を聞いたことがある人物、クリス・マッキャンドレス。

何一つ不自由のないエリート的生活に見切りをつけて、アラスカの原野へ。

生きることの真髄を見つけるために、着の身着のままアラスカを旅する。

危険を承知で、何もかも(お金も名前も学歴も)捨てて、大自然の中に飛び込む彼を人は無謀と言う。

冒険とはそもそも無謀なところから始まる。無謀であることが前提で冒険は行われるものなのだ。

旅を通じて未知なる世界に身を置き、真の自分自身と出会おうとする。

さまざまな出会いは、時に彼を勇気付け、励まし、心から癒してくれるものになる。

幸せとは誰かと分かち合ってこそ現実のものとなる、彼のその言葉を痛いほどしみじみと感じる。

1994年、アラスカ北極圏を自転車で横断した自分自身がかつて旅した地、フェアバンクスや北極圏の自然が登場する。

ヘンリー・デイヴィッド・ソーローに傾注し、自然に心の拠り所を求める。

いくつかのサイトを調べていて、彼は自分の分身(あるいは、自分が彼の分身)なのだと思った。



「自分の居場所を見失ったら、迷わず旅に出ろ」

自分が人生で学んだことはそういうこと。

若者よ、ニートや引きこもりになっている場合ではない。

この映画を観て(あるいは原作を読んで)、何かを感じたら、即行動するがいい。

向こう見ずで失敗ばかりしている自分ではあるが、荒野では、自分だけのたった一人のヒーローなのだ。

この映画に勇気づけられたら、自分もまた考えてみる。


「若い内、動ける内、生きている内」

夢をかなえるための(ドリカム)3原則を今考えた。


老病死はいつか必ず自分を捕らえにやってくる。

クリスはそのことを恐ろしいほどに感じていたに違いない。

その若さで、体が自由に動く時に、生の喜びを心から堪能すべきであるということを。

肉体と精神の限界に挑もうとするのはアスリートの考え方。

そして、生きることの真髄を真っ向から捉えようとするのは哲学者の生き方。

心の中にあるものの全てを惜しみなく言葉にして語るのは詩人のあり方。

高い志のもとに彼は生き抜いた。

魂を捨てぬ限り、自分自身は滅びないという絶対の確信があったのだろうか。



思考ばかりではだめなのだ。

行動あっての人生。

だからクリスも自分も旅に出た。

行動から思考は生まれる。

精神は肉体から創られる。

そして、生命は魂から生まれ出る。



今何が必要で不必要なのか、改めて考えなければならない。

最小限主義(ミニマリズム)を貫く生き方を…。

 

エッセイ「アラスカの沈まぬ太陽」

 

Into The Wild オフィシャルサイト 

 

予告編(日本語)

 




Into the Wild - Trailer (映画の予告編:英語)







Into The Wild O.S.T - Eddie Vedder - Hard Sun - Music Video





Into The Wild THE REAL Chris Mccandless christopher



映画「イントゥ・ザ・ワイルド」 MSNムービーでの紹介 



MSN「イントゥ・ザ・ワイルド」特集 



*映画のサウンドトラックはこちら  



「荒野へ」ジョン・クラカワー著
Into_the_Wild
 


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テーマ:スピリチュアル・ライフ - ジャンル:ライフ

  1. 2008/09/21(日) 17:04:46|
  2. 冒険
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秋の夜長に…

【秋の夜長に…】

yomi



今日はテニスの県大会で、職場から約90キロ離れた桑名まで車で行ってきました。

テニス部の女子生徒8人を乗せたワゴン車で名阪国道から東名阪自動車道へ。早朝6時出発で約1時間半で到着。

台風も去っていい天気となりました。青空が広がり、日差しも結構強く、日焼けしてしまったかのよう。まだ蝉も鳴いていて夏の名残りを感じました。

試合は残念ながら一回戦敗退。審判を終えてそのまま帰ってきましたが、帰りは高速道を使わずに国道一号線を通ってのんびり帰って来ました。学校に着いたのが夕方5時過ぎ。

そのまま寮の勤務へ。今夜は宿直の泊まり勤務。この3日間は帰省期間でもあるのですが、勤務している男子寮は約半数足らずの50名が帰省。60名あまりがクラブ活動や学習等で残留しています。

夜風はやや冷たいくらい。虫の声が秋の深まりを感じさせてくれます。

あと10日もすれば10月。そしてまたひとつ歳をとることに…。


10月に入れば受験生(高校3年生)の推薦入試出願がピークとなるため、今は調査書や推薦書の作成に追われる日々。

これもなかなか大変な作業なのです。一人の人間の将来を左右する書類ゆえに、心を込めて作らねばなりません。担任をしているクラスの生徒の一人一人の顔を思い浮かべながら、パソコンのデータを基にして調査書を作ります。

寮のゼミ・ルームでは夜中2時3時まで自習に励む受験生の姿が…。夜中1時を回って、寮監室に英語の質問にやってきたりすることもあります。

寮に勤務するようになってはや6年。今は中学1年生から高校3年生まで110名の寮生たちと生活をともにしていますが、様々な個性に出会い、こちらもいろんな刺激を受けています。

彼らの個性を輝かせるのが我々の仕事、仕事というよりも使命ですね。

悩みを聞かされることもあれば、時にはこちらが説教しなければならぬことも…。

また、彼らから教わることも少なくはありません。年齢や育った時代が違うだけで、同じ人間といえば同じ人間。

いつもの平日なら夜8時から11時過ぎまでは自習ですが、今日は土曜日ということでフリータイム。ビデオやテレビを見たりパソコンをしたり、将棋を指すもの、携帯電話でゲームをするものなど様々。のんびりゆったり土曜の夜を満喫していた様子。

世間一般では3連休なのですね。

10月早々に中間考査があるため、また問題も作成しておかないと…。

休みや暇な時間というのはほんのわずかの限られた時間しかありませんが、その限られたわずかな時間を精一杯楽しむということが大切なのですね。

だらだら過ごすということは無為に流れる時間に身を任せるだけの行為。

人生も同じ、限られた時間しか生きられない私たちであるがゆえに、一分一秒を意味のあるものにしていかないと…。

そう思うと眠る時間さえもったいないというような気もしてきます。

疲れを取る最低限の眠りは確保しなければいけませんが、やりたいことは山ほどあるというのに、それをこなせない歯がゆさ・もどかしさはいつになっても変わりません。

時間の使い方も考えないといけないのでしょう。

さあ、そろそろ巡回の時間…秋の夜長を楽しまなければ…。





BGM "Cool Night" by Paul Davis




テーマ:ひとりごとのようなもの - ジャンル:日記

  1. 2008/09/20(土) 23:48:42|
  2. 日常
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旅の空

【旅の空】


Nullarbor Plain, Western Australia


いつか見た旅の空と

いつか見るであろう旅の空を

オーヴァーラップさせてみる

いずれの空の下でも

僕はひとりの旅人

行くあても知れず

一本の道をひた進む

気ままな風は

心地よいBGM

どこまでも続く地平線

変わらぬ原風景の中で

夢を追いかけ

魂の赴くままに邁進する

大地の呼び声に答えるべく

道祖神の招きに導かれ

いつか旅立つ日を

夢に見て






テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

  1. 2008/09/19(金) 23:59:59|
  2. ぽえむ
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真夜中の発泡酒

【真夜中の発泡酒】

20080919014414



弾け散る


発泡酒の泡のごと


我が人生


潔ければ


キレも良しかな



テーマ:短歌 - ジャンル:小説・文学

  1. 2008/09/18(木) 23:59:59|
  2. ぽえむ
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睡魔2008

【睡魔2008】






いったい俺にどうしろと言うんだ?

まぶたの裏に潜む魔物

汝の名は睡魔

思考を停止させ

感情さえをも中断させる

何をしていたとしても

そこで行動も途絶えてしまう


睡魔よ

我が意志を

なぶりものにするのだけは

頼むから勘弁してくれ

俺にはやるべきことがある


ここで眠りの世界に

陥ったとしては

どうにもならないのだ



悪夢はもうこりごりだ

たとえいい夢を見せてくれたとしても

今はまだそちらの世界には行けない


ともすれば

永遠に目覚めることのできぬ世界に

引き込まれてしまいかねない

お前は俺を地獄へと導くのか



睡魔よ立ち去れ

この疲弊した肉体を

お前になど譲り渡しはすまい



揺りかごに乗せられて

心地よい振動とともに

魂さえもが連れ去られそうになる



駄目だ

睡魔よ

やめてくれ



閉じようとするまぶたを

必死でこじ開けて

意志の力で持ちこたえる



それでも睡魔は

重力を味方につけ

まぶたを引きずり下ろす



観念しろとでも言わんばかりに

視界は薄れ

もやがかかり始める



薄明かりがちらつき始め

やがてそのちらつきも

ぼんやりとした点になる




夜のとばりが下り

辺り一面漆黒の闇へと…




*******




昨日は宿直。

寮の最終巡回をし、寮監室に戻ってきたのが2時すぎ。

そのあと、パソコンを前にして、頭をカクッカクッさせながら、

B5版一枚分の日報(担任日誌)を書こうと睡魔と格闘。

パソコンのディスプレイと掛け時計とを交互に見ながら、

ふだん覚醒状態なら10分程度でできる作業を1時間以上もかけて…。

パソコンには何度も同じ文字が連打されている。


おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお


これはパソコンの叫びか、はてまた睡魔からのメッセージか…。

最後に時計を見たのは午前3時半。

何とか仕事を完了させ、寮監室のソファの上で意識を失う…。


「こんなことやってちゃ長生きできねぇよ」


夢の中で、確かに誰かがそうつぶやくのが聞こえた。



午前5時前…もう次の瞬間には意識が戻り、朝を迎えていた。

テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

  1. 2008/09/17(水) 21:24:25|
  2. ぽえむ
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Challenged

【Challenged】

北京五輪の後にパラリンピックが開かれた。

こちらでも必死に活躍する選手が一部紹介されていたが、テニスの国枝選手が金メダルを獲得している。

YouTubeでEsther Vergeerという車椅子テニスの選手の動画を見つけた。




Paralympic Moments Esther Vergeer - Wheelchair Tennis


障害を持っていることをものともせず、逆にそれを強みとするような素晴らしい生き方をしているアスリートたちが、世の中にはたくさんいる。

彼ら/彼女たちから学ぶべきことは多い。

パラリンピックは一時期に比べれば目にする機会は増えたが、通常の五輪に比べれば一般の視聴者への定着度はまだ低い。

車椅子を使ってのバスケットやラグビー、卓球、陸上競技など、さがせばまだまだいくつもの競技を見ることができるので探してみようと思う。

今の時代"handycapped(障害を持った)"という言い方はせず、"challenged(傷害に挑んでいる)"という呼び方に変わってきている。

障害は、決して運命などではなく、彼ら/彼女たちアスリートからしてみれば、さりげなく身につけているような、単なるアクセサリー程度のものなのかも知れない。


テーマ:バリアフリー、ユニバーサルデザイン - ジャンル:福祉・ボランティア

  1. 2008/09/16(火) 23:59:59|
  2. ココロとカラダ
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人は魂で生きている

【人は魂で生きている】

shourenjiko



鍛えられた肉体と

磨き抜かれた精神と

加えて

美しい魂があれば

人生はこの上ない

素晴らしいものになる



肉体が滅びても

精神が朽ち果てても

魂は不滅のもの



魂のすべてを使って

生きている人は

決して後悔することもない

恐れるものさえ何一つない

自ら輝きを放って

生き生きとしている人



前世でも

現世でも

来世でも

変わることなく

そのオーラで

誰をも魅了できる人



死を迎えても

安らかに眠ることなく

魂はそのエナジーで

新しい肉体と精神を

求め続け

果てることのない

輪廻転生を繰り返す



魂のすべてを使って

生きているか

常に自分に問いかけながら

前進する

人として正しい道を

歩んでいく



生きている内に

自分に与えられた使命を

全うするために

人は魂で生きている



sunset_street







テーマ:スピリチュアル・ライフ - ジャンル:ライフ

  1. 2008/09/15(月) 11:52:59|
  2. ぽえむ
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超短篇小説「胎児A」

【超短篇小説「胎児A」】


辺りは真っ暗闇。

今、母の胎内にいる。

恐らくあと数時間でここから出られるはずだ。

羊水につかったまま母の声を聴く。



今度の母親はどんな人だろう。

優しい人だといいな。

経済的にも恵まれた家庭だろうか?

ここにいて聞こえてくるのはソフトで優しそうな母の声。

モーツァルトのピアノ曲がいつも決まった時間に流れている。

胎教をしてくれているのだろう。



あまり父の声は聞こえない。

仕事が忙しいのだろうか。

自分みたいに仕事一筋の仕事馬鹿だったらどうしよう。



前世のことはよく覚えている。

自分は確か睡眠薬を大量に服用して、ウイスキーをがぶ飲みして意識を失ったのだ。

自暴自棄だった。

今考えれば馬鹿げたことをしたと思う。



仕事がうまく行かなかったのは自分のせいだ。

鬱になって会社を辞めたのも、

一切人との接触を断ってしまったのも、

誰でもない、自分が招いた結果だ。

それもよく分かってる。



生まれ変われるチャンスに恵まれたのはラッキーだった。

輪廻転生を信じていたのが良かったのか…。



ただ、不安なことがひとつある。

ここから出る時に過去の記憶は一切消されてしまうらしい。

絶対忘れたくないことがたくさんあるはずなのに…。

生まれてからも、時々記憶の断片がいたずらすることがあるかも知れない。

ふとした弾みで、何かデ・ジャヴが働いてくれればいいのだが…。

忘れたくないのは…

生まれ変わって再会しようと心に決めていた愛しいノアのこと…。




あっ…光が…見える。

そろそろ時間だ…。


baby_in_the_dark



テーマ:自作小説 - ジャンル:小説・文学

  1. 2008/09/14(日) 15:44:16|
  2. 超短篇小説
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駆け足の人生

【駆け足の人生】



ひょっとしたら今の自分は、誰かの夢の中に登場する架空の存在なのではないか…。

時々そんな風に感じることがある。

自分という人間は実在の人物ではなく、誰かによって作り上げられたキャラクターで、決められたシナリオとストーリーにしたがって生かされているだけの存在…。

そんな風に感じるのはあまりにも悲しいこと。

これは夢なんかじゃない…頬をつねりながら、自分自身の肉体の存在を確認する。

いや、もし…この痛みさえフィクションだとしたら…。


自分の人生の終わりに、枕元に誰かが現れ、

「ごくろうさん。いい夢だったよ」


そういって自分自身の存在が泡のようにはじけ散る。



中国に「邯鄲(かんたん)の夢」ということばがある。


人の一生・栄枯盛衰なんてはかないもの…という意味を表す言葉であるが、ともすれば、この世の最期を迎える時、人生なんてわずか30秒で終わるアニメみたいなものだった…そんな風に感じるかも知れない。

30秒で駆け抜ける駆け足の人生…アニメで楽しまれたし…。






「走れ! "RUN!" 」…一人の男が人生を30秒で一気に駆け抜ける爽快デジタルアニメーション!(音声改訂版)


老人となった主人公が幽霊姿になってゴールテープを切る。

そこで初めて彼はスマイルを浮かべる。

ゴールは笑顔で…自分自身のポリシーでもある。






こちらはイーグルス「駆け足の人生(=Life in the Fast Lane)」(ライヴ)。

ちなみにFast Laneとは高速道路などの「追い越し車線」のこと。



テーマ:生き方 - ジャンル:ライフ

  1. 2008/09/13(土) 17:49:40|
  2. 人生論
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超短篇小説「オータム・イン・ニューヨーク」

【超短篇小説「オータム・イン・ニューヨーク」】

newyork_memorial_lights1


「ただ今留守にしています。発信音の後にメッセージを入れて下さい…。ピーッ」

「やあ、ジュリアンかい?俺だよ、クリスだ。久しぶりだね。

ワールドトレード(世界貿易)センターでテロのあった日、たまたま休暇を取ってたんだ。

52番街にある自分のコンドミニアムでくつろいでた。

運が良かったとしか言いようがないけど、イーストビルの45階に俺が勤めていたアトランティック・ファイナンスの事務所が入ってたんだ。

テレビのニュースで、いつも目にしてるはずのトゥインタワーが積み木のようにこなごなに崩れ去っていくのを見たよ。

まず頭に浮かんだのは職場の同僚たちはどうしたんだろう、ってことだった。

ボスのジェフは?

秘書のカーラは…?

いつも笑っていた気のいい仲間が突然この世から消え去ったんだ。

そして、俺一人だけが生き延びた。いったいなぜ…?分からない…。


その後、俺がやったこと…。

仲間の一人一人と最後に交わした言葉と、その時の彼らの表情や仕草なんかを思い出してみたんだ。

前日の夜まで、本当にみんな健康で平和そのものだったはずなのに…。


それから1週間くらいしてやっと煙が消えた。

廃墟と化した貿易センタービル付近を歩いてみたのさ。

何ともいえない臭いがそこら中に漂っていてほんとに息苦しかった。

このがれきの山のどこかに、彼らがいるはずなのに…。俺には何もしてやれなかった…。


俺はみんなの冥福を祈ったよ。悲惨な最期を遂げた彼らに、神のご加護がありますようにと…。

でも…俺が一番会いたかったのは…君だよ、ジュリアン…。

がれきのひとつひとつを手でよけてでも君を探し出したかった…。


もし、もし、このメッセージを聞いてくれるなら…俺のことを、忘れないでおくれ…、いつまでもずっと…。


ルイジアナの片田舎からマンハッタンに来てまるまる6年たったよ。

アメリカンドリームを夢みてニューヨークへやってきたけれど、何が自分の夢なのか分からないまま、歳月だけが過ぎてった。

セントラルパークの紅葉はもうほとんど散ってしまった。

風も冷たい。

天国ってとこはセントラルヒーティングは入ってるのかい?


5時のグレイハウンド(バス)で故郷へ帰るよ。

ハロウィーンとサンクスギヴィングには何とか間に合いそうだな。

南部出身の俺にはこの街は少し寒すぎるんだ…。


じゃ、元気で…。

愛してるよ…ジュリアン…」



newyork_memorial_lights2


テーマ:自作小説 - ジャンル:小説・文学

  1. 2008/09/12(金) 13:02:53|
  2. 超短篇小説
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地球元気村

【地球元気村】

地球元気村 



地球元気村村長・風間深志氏は知る人ぞ知るバイクで北極点と南極点に到達した冒険家。

第4回パリ・ダカールラリーに日本人で初めて出場。インターナショナル500ccクラスで優勝、総合18位の成績を収めたり、アフリカ最高峰キリマンジャロ、南米最高峰アコンカグアや世界最高峰エベレストへのバイクでの登攀など数々の冒険にチャレンジしてきた輝かしい経歴の持ち主。

その彼が、1990年に山梨県に最初の地球元気村を開設した。以後18年、全国各地に地球元気村を開設しつづけ、今日に至っている。

関西のサイクリストにはおなじみの曽爾高原で地球元気村のイヴェントが行われる。

「人の元気は地球の元気 地球の元気は人の元気」をキャッチフレーズに、

食と農(みのり)のフェスティバル、自然体験フェスタ、風間深志講演会「大自然 生命」、トリムツーリングなど盛りだくさんのメニューで、9月20日と21日の2日間にわたって、曽爾高原ファームガーデン、国立曽爾青少年自然の家とその周辺で実施される。


この両日、顧問をしているテニス部の公式戦があるため参加したかったが見送り。

バイクや冒険が好きな人には、ぜひ参加してもらって風間氏の講演を聞いてもらいたい。

地球環境を考え、いろんなNPOやNGOが活動しているが、地球人の一人一人が自ら環境に働きかけることをしなければ、地球温暖化もどんどん進行していくのだろうし、未来に待っているのは今よりもひどい状況でしかない。

自分自身の健康も、地球の健康も、意識することから改善が始まる。

イベントに参加することで意識を高めるのもいいことだと思う。

曽爾高原も、もうしばらくすれば一面に広がるススキが見ごろになるだろう。

長らく遠ざかっている我が愛車ルイガノとのランデブー。

曽爾高原で復活するか否か…。


開催案内(PDF)

開催要項(PDF)


地球元気村 

地球元気村in曽爾 


sea22 
写真:昨年の曽爾高原ソロツーリング(2007年8月)

 

 

テーマ:地元情報 グルメ - ジャンル:地域情報

  1. 2008/09/11(木) 13:23:18|
  2. エコロジー
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夕暮れ

【夕暮れ】

20080910235543


夕暮れどきは

いつも駆け足で

日が沈む前に

あの人の名前を

口にするんだ。


テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

  1. 2008/09/10(水) 23:55:46|
  2. ぽえむ
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A Hard Day's Night

【A Hard Day's Night】


moon_and_the_sea




「あっ、疲れてるんだ…」


そう思ったのは、パソコンの前で仕事中に完全に意識を失って、次に目覚めて時計を見た時…。

時計は午前1時半を回っていた。


昨日は宿直で、寮監室のベッドに入ったのは確か午前2時半ごろ。そして、その2時間後の午前4時半に目を覚ました。

そのあと連続して12時間あまり働いた。ごく普通に、いつもどおり忙しい1日。

駆けずり回って、はいつくばって、のた打ち回って、怒涛の一日が過ぎた。


「一体僕は何をしていたんだ…?」


一日を振り返って、何をそんなに忙しくしていたのか…と不思議に思う。

そう考えると訳もなく悲しくなって涙が目に浮かぶ。

Tさんのメールを見てさらに涙を流した。


「ゆとりも大切。

自分の時間がないと、

ただ、時間だけが、過ぎていって、

取り残されたような、

大切な事を忘れてしまってるみたいな…」



確かにそうだよな。

あまりにも疲れて、仕事を終えて、夕食を食べるのも忘れて眠ってしまうなんて…。



再びパソコンの前に座って、気合を入れなおして仕事再開。


そうだそうだ…。

仕事から帰ってきて、せっかく夕暮れの風景がきれいだからって、ロードワークに出たんだった。

約1時間軽く走って汗を流した。

夕べの睡眠時間がたとえ2時間でも、心地よい疲れが必要だった。

ゆっくり…ほんとうにゆっくり…歩くよりも遅く、のんびりとしたペースで走った。

忙しさから開放されるために…。

忘れ去られた自分を取り戻すために…。

愛する人のことを考えるために…。

この自然と、大地と、一体感を得るために…。

大好きなMichel Biscegliaのピアノを聴くために…。

小1時間ばかり走った。



シャワーを浴びながら、明日のことを考えた。

明日は明日の風が吹く。

明日は明日の自分で頑張ればいい…。



そして、僕はパソコンの前に座って、その日の日報である担任日誌を書いていたのだった。


クラスで頑張っていた生徒たちの様子を思い出しながらパソコンのキーを叩く。



夕暮れ時に見ていた夕焼けを思いながら、また自然と涙がこぼれた。

僕の涙腺はいつの間にこんなに緩くなってしまったんだろう。


午前2時前、辛口のアサヒスーパードライを飲みつつ、少しずつ冷静になって我に返り始める。


真夜中の部屋には、静かにMichel Biscegliaのピアノが響いている。

訳もなく泣いているのは…

生きていることが嬉しいから。

47年間の人生が充実していたから。

冷えたビールが旨いから。

愛する人が幸福と平和な気持ちに包まれているから。

愛する人と同じ時代を生き、同じ宇宙という空間を共有しているから。



"It's been a hard day's night..."


ビートルズの歌を思い出し、一節を歌ってみた。


忙しくっても、決して自分を見失っちゃだめだ。

僕が導き出した結論はそういうことだった。




新しい明日を、

希望を持って迎え入れるために、

乾杯!



僕はもうひとつ、作らなければいけない書類のことを思い出してしまった。

午前2時を回った。


ずいぶん早起きしてしまった。

これは夜更かしじゃないよな…。


酔っ払ってしまった中年オヤジは、パソコンのディスプレイを前にして、再びカチカチカチとキーボードを叩き始めるのであった…。







テーマ:ひとりごとだよ。独り言。(-〟ゝ-)ゞ - ジャンル:日記

  1. 2008/09/09(火) 23:59:59|
  2. 日常
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角界大麻汚染に思う

【角界大麻汚染に思う】


runners_illusion



ロシア人兄弟力士から大麻の陽性反応が出た問題で、北の湖理事長が責任を取って辞任。

理事長が引責辞任するのは日本相撲協会史上初とのことだそうだ。

オリンピック選手のドーピングも然り。メダルのためには自分の体を犠牲にしてでも…そう思う選手が、過去にもいたし、今回の北京五輪でも摘発されているし、今後もまだまだ出てくるのであろう。

フェアプレーの精神にこだわるスポーツマンであればこそ、覚せい剤やドーピングなどに手を染めてはいけないのはもちろんのこと。プロスポーツマン(アスリート)としての一般庶民に対する影響力がどれだけ大きいものであるかを考えてもらわねばなるまい。

北の湖理事長も、新理事長となる武蔵川親方(元横綱三重ノ海)も、自分が小学生から中学生にかけて活躍していた力士たち。その時代には大関貴ノ花(元横綱貴乃花と若乃花=現タレント花田勝のお父さん)や元大関魁傑らが頑張っていた。相撲が純粋に面白かった時代でもある。史上初の外国人力士元関脇高見山(現東関親方)も好きな力士だった。その伝統ある相撲界にも、さまざまな問題が浮上している。

軽い気持ちでマリファナから…覚せい剤所持や密輸・密売で逮捕される若者たちの大半は、海外に出てパーティに招かれる。集団の中で気分が高揚してくると、まず手始めにマリファナを経験する。マリファナがいわば覚せい剤の登竜門となるのだ。

そして、マリファナを経験した者は、そこでとどめておけばいいものを、次にコカインやヘロインに…。心も体もボロボロになるか、警察に逮捕されるかするまでは、刺激を追い求め続ける。

次々と刺激を求めてエスカレートしてくるという点では、好奇心旺盛な若者ほどハマりやすいということ。そして、集団になってしまうと「みんながやってる」という共同意識が変に作用しかねないということ。人間はひとたび感覚が麻痺してしまうと、どんどん堕ちる所まで堕ちて行ってしまうもの。自分には甘いのが人間の性(さが)なのかも知れない。

若者たちは軽い気持ちでルールを破り勝ち。若者たちだけに限ったことではない、今の日本人も皆そうなのだろう。見られていない所では何をしても構わない…そんな意識がどこかにある。

良心の呵責(かしゃく)というものがもはや消滅してしまっているということなのか。

見えないところでいいことをする人間もいなくなってしまった。


誘惑にも負けない、自分の信じるところに向かってまっすぐひた進むこと。

あてのない、目標もない無為な生き方が、若者に指標を見誤らせる原因となっている。

何とも悲しい時代である。




テーマ:ありえないニュース - ジャンル:ニュース

  1. 2008/09/08(月) 23:59:59|
  2. 憂慮すべきは…
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超短篇小説“Tender Awakening”

【超短篇小説:Tender Awakening】


sea22



日曜の朝10時ゆっくりとまぶたを開け、東に面した窓からたっぷりと日ざしがこぼれているのを確認する。

夕べは最後の書類の一枚を点検して、パソコンの電源を落としたのが午前3時。

眠い目をこすり、睡魔と闘いながらも、何とか校正を終えた。

BGMに流していたティエリー・ラング・クインテットのCD。

昨年の誕生日にジェシカがくれたもの。

もう何度も何度も耳にした。カーステレオのハードディスクにコピーして、あるいはi-podにもダウンロードして、家でも車の中でも、職場でも、あるいはジョギングの最中にも…。いつでも、どこででも聴けるように…。


ジェシカはもういない。

寝室の枕元に置いたフォト・フレームの中で、優しく、そっと微笑んでいるだけ…。


最後に聞いた言葉は何だったっけ?

「いってらっしゃい…ヒゲは剃り残しちゃ駄目よ」

確かに、剃り残されたヒゲを確認するように、自分のアゴをなでながらジェシカはそう言った。


東部出身のエリートにふさわしく、ひとつひとつの言葉に魂を込めるかのように、彼女の唇からこぼれ落ちて、僕の耳元に届く言葉は、いつもソフトで、どこかメロウなものだった。


ティエリー・ラングのピアノが涙を誘う。

ジェシカも良く口ずさんだメロデイ。

勝手に適当な歌詞をつけて…それに合わせて僕が口笛で伴奏する。


バーボンウイスキーのグラス傾け、ほろ酔い気分で、ジェシカの笑顔がきらきら輝いていた。




ジェシカがいなくなった後も、そのメロディは変わることなく僕のハートに響き続ける。

彼女のヴォーカルは、僕の耳にこびりついてしばらく離れそうにない。


そして、僕はひとり、口笛を、優しくそっと奏でながら、フォトフレームの中でスマイルを浮かべる彼女にキッスを贈る。


乾いた心に、しっとりとしたメロディがしみ渡る。

すべて、時間が消し去ってくれるだなんて、誰が言ったんだ?


僕は信じない。


目に見えないものをじっと見つめ、

耳で聞こえないものに耳を傾け、

ハートと魂で感じ取るものだけを感じる…。


「人間なんてそんなものよ」


ジェシカの口ぐせだったその言葉を、

僕は信じよう。


人間臭くたっていいじゃないか。

あるべき姿で生きていければいいんだよ。


ピアノとベースとドラムスと、あとサックスがあれば、世の中はすべてうまく行くもの。



そう、世の中なんて、きっとそんなもの…なのだ。



(the story inspiered by "Tender Awakening" of Thierry Lang)



thierry_lang

Refection Ⅱ / Thierry Lang Quintet






テーマ:下手な短編小説ですが・・・。 - ジャンル:小説・文学

  1. 2008/09/07(日) 10:38:12|
  2. 超短篇小説
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逆さキノコ発見!

20080907091629
まるで突風のためにひっくり返った傘のようです。
  1. 2008/09/07(日) 09:16:31|
  2. 未分類
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おばけキノコ発見!

20080907091408
こんな馬鹿でかいキノコは、今まで見たことがありません。
  1. 2008/09/07(日) 09:14:12|
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一教師として

【一教師として】


高校3年生の進路指導で多忙を極める日々。

現在はAO(アドミッションズ・オフィス)入試のエントリーが中心。

調査書(内申書)の作成・発行、志望理由書やエントリーシートの書き方指導・添削、面接練習なども行っている。

高校3年生の担任は通算4度目、毎年この時期にはパニック同然の状態になることもしばしば。

まだ志望校が決まらずに個別面談をしなければならなかったり、あまりにも多種多様な入試システムにこちらが翻弄されたり、とまどったりすることもある。授業やクラブ指導・寮指導・それ以外にも種々雑多な仕事をしながらの進路指導である。

生徒たちはできるだけ早い時期に、楽な方法で進路を決定しようとするものだが、楽な方に流されることのないよう、時にはシヴィアな指導も必要になってくる。

進路指導とは言いつつも、実際には彼ら/彼女たちに生き方を考えさせる、人生哲学の指導と言ってもいいのだろう。

純粋なゆとり教育で育てられた、アナログではなくデジタル世代の高校生たち。彼ら/彼女たちの両親は自分と同じ世代。


そういえば、教員になって最初に教えた世代はもう40代になっている。若くして結婚して母になっている教え子の中にはもう高3の子どもがいるという。


教師という職業は1年間いろんな行事を通じて生徒たちと接している。毎年同じことを繰り返しているからあまり時間の流れを感じることはない。ところが、卒業生として、彼ら/彼女たちがふと学校を訪ねてくれる際に、あまりにも急激に時間が経過していることを悟るのである。

卒業生の顔と名前は覚えていたとしても、何年前の卒業生か、同期に誰がいるのかといった情報はことごとくあいまいになってしまっているもの。

毎日たくさんの生徒たちと接し、いろんなところにいろんなつながりがある。クラスだけでなくクラブや寮といった接点がさらに人間関係を広いものにしている。

少子高齢化の時代ではあるけれども、子どもは世の宝。次代を担う人材を育てていくためにも、我々の仕事はやはり重要な意味を持っている。

世の中には、いい加減なことをして新聞沙汰になっている教師がいるのも事実だが、土曜も日曜も祝日も関係なく、年間300数十日、1日20時間あまり働く教師がいるということもぜひ知っていてもらいたいと切に願うのである。


全力ism


テーマ:教師のお仕事 - ジャンル:学校・教育

  1. 2008/09/06(土) 23:54:01|
  2. 教育
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Find Me In Your Dreams

【Find Me In Your Dreams】


sea1


最後に見た

あなたの笑顔に

うまく応えられただろうか



ぎこちない

僕の笑い方に

あなたは

幻滅しただろうか



それでももし

人恋しくなったなら

夢で逢いに来てよ



約束なんか

いらない



目を閉じて

そっと



ほら

手を差し伸べて



抱きしめて

あげるから




テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

  1. 2008/09/05(金) 23:59:59|
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「体調崩していませんか?」

【体調崩してませんか?】

mtfuji


天候が不順なせいか、勤務している学校でも体調を崩している生徒が続出。

寮の方も39度台の高熱を出して、今日も夜、一人を病院に連れて行ってきました。

夏の疲れもあるのでしょうか?

無茶はしてはいけないけど、日頃の健康管理がやはり大切なのです。

自分自身も、慢性の睡眠不足で、絶えず眠気がまぶたの裏に控えてて、座ったら10分未満で眠れるというありさま。

運動・睡眠・栄養…何か一つでも欠けると駄目ですね。

いい仕事をするにも、充実した毎日を送るにも、健康が欠かせないということなのでしょう。

気力・体力だけではなく、魂の力が必要です。

ストレスにもプレッシャーにも負けない強い魂があればいいんですね。

体調を崩されている方はお大事にして下さい。



(写真:富士山登頂後、宝永山火口付近、2007年8月)

テーマ:頑張れ自分。 - ジャンル:日記

  1. 2008/09/04(木) 23:49:56|
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Out to Sea

【Out to Sea】

sea1



夜風に誘われ

誰もいない浜辺へ

潮の香りが恋しくて

はるか遠い昔に

思いを馳せる

波間に浮かぶ満月



あの日

大好きだった

あの人の笑顔を

何も言えず

ただじっと

見つめているしかできなった

そんな自分を今

どこか遠くからそっと

見つめている自分



つながっている

時間と空間



蓄積された時間は

そのエナジーを

内に向けて

やがて迫りくる

未来という時間に託す



不思議だけど

すべてが

起こるべくして

起こっている



何もかもが

ひとつになり

いつか終焉を向かえ

いつか始まる世界



見えない力に

動かされている

ちっぽけな自分



今ここに

生かされていることが

運命そのものなのだと



すべてをそっと

包み込むようにして

僕の人生が

完結する

それが

すべての

始まりなのだと



sea1 

(Poem Inspired by "Out to Sea" by Michel Bisceglia)







テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

  1. 2008/09/03(水) 20:17:28|
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プロフィール

KAY(高繁勝彦)

Author:KAY(高繁勝彦)
冒険家:アドヴェンチャー・ランナー、NPO法人“PEACE RUN”代表、サイクリスト(JACC=日本アドベンチャーサイクリストクラブ評議員)、ALTRA JAPANアンバサダー
旅人、詩人・アーティスト、クリエイター、ナチュラリスト…。元高校教師(英語)。

大阪府松原市生まれで、現在、大阪府富田林市に在住。

楽天ブログ時代(2006.4.2)からノンストップブログ更新中。公式サイト
「PEACE RUN 世界五大陸4万キロランニングの旅」
“KAY’S WORLD”もよろしくお願いします。

プロフィール詳細はこちら

二度の日本縦断(「PEACE RUN 2010日本縦断3,443kmランニングの旅「PEACE RUN2012 日本縦断ランニングの旅 PART2」で実質の日本一周ランニング6,925kmの旅を完結。

2011年はPEACE RUN 2011アメリカ横断5,285kmランニングの旅を138日で完了。

2013年9月から163日で「PEACE RUN2013オーストラリア横断ランニングの旅」5,205kmを走破。

2014年11月から2015年2月、83日でPEACE RUN2014ニュージーランド縦断ランニングの旅2,796.6kmを走破。


2016年7月〜11月、110日間で7カ国3,358.8キロ、「PEACE RUN2016ヨーロッパランニングの旅」を走破。

現在まで3つの大陸で16,637キロ走破。残り三大陸で23,363キロを走ることになる。

東日本大震災から3日後に「RUN×10(ラン・バイ・テン)運動」を発案・提唱、全国に展開させる。

2012年末、facebook上の公開グループ、平和的環境美化集団"THE SWEEPERS"を発足、活動を展開中。

2013年、一本歯下駄で世界平和をめざすfacebook上の公開グループ「一本歯下駄クラブ」を発足、活動を展開中。

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