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KAY'S BLOG

独行道~Lonesome Road of Running

たった一度の

【たった一度の…】

donzurubo


教えておくれ

たった一度の

君のワイルドで

かけがえのない人生を

どうやって生きていくかを




「サマー・デイ」からの一節

      メアリー・オリバー(アメリカの詩人)





Tell me,

what is it

you plan to do

with your one wild
 
 and precious life?



"The Summer Day" by Mary Oliver (1935- )




*******




レイモンド・チャンドラーの小説「プレイバック」で、探偵マーロウが言った言葉。

「男はタフでなければ生きていけない。やさしくなければ生きている資格がない」





自分にとって「タフでワイルドに生きる」というのは、人生において何よりも大切なこと。

どんなシヴィアな状況下でも、生き抜く力を身につけること。

それが、たとえいかに過酷で耐え難い究極の修羅場であっても、生き延びていかなければならないのだ。

戦場を駆け回る兵士のごとく、必死になって、少しでも生き延びられるチャンスにすがりつく。

死に物狂いで、命懸けで、生きることに価値がある。

最後の最後まであきらめず、粘り踏ん張り頑張り続ける。

最後の力を振り絞って、いま自分がなすべきことに全力を注ぐ、そんな生き方が理想なのだ。

そういう風に考えると、これまで自分がしてきた冒険は、確かに冒険には違いないが、まだ安全で稚拙な「冒険ごっこ」であったかに見える。

そのレヴェルでは決して満足したくはない。

チャレンジするべきことはいくつもあれど、残された人生でできることには限りがある。

時間と体力と、気力と、そしてチャンスとタイミング…必要なものはさほど多くはない。

問題となるのはそれらの質なのだ。



たった一度の、ワイルドでかけがえのない人生…。

48歳という年齢は決して若くはない。かといってまだ老いるには早すぎる。

人生80年の中間地点はとうに越してしまったけれど、まだまだ楽しむべきことがたくさんあるはずだ。




真のチャレンジャーは知っている…自分に何ができて何ができないかを。

そして、努力すればできることと、努力しても不可能なことを見分けることも。

さらにチャレンジャーは、努力しても不可能なことにあえてチャレンジする。

運と可能性のみに賭けることで、不可能を可能に変えてしまう。

チャレンジャーがチャレンジャーと呼ばれる所以(ゆえん)である。




映画「イントゥ・ザ・ワイルド」の原作「荒野へ」が手に入った。原作のペーパーバックス(英語版)と平行して読み始めている。



荒野へ


実在した主人公クリス・マッキャンドレスの、荒野に生き、荒野で最期を迎えたその生き様(死に様)は、まさにタフ&ワイルドそのものであった。

加えて、彼に備わった知性と感性と、持って生まれた彼のやさしさが、彼の人生をさらに輝かしいものにしている。

24歳という若さで完結した彼の人生からも、学ばねばならぬことがある。

彼の二倍も長く生きているこの中年オヤジでさえそう思わされるのである。



学校では生き方を教えてくれはしない。

みずから学ばねばならぬのだ。

自分は、生きていく術(すべ)を学ぶ中で、その多くを冒険から学んできた。

今、若者たちにとって、世の中を生きていく上で必要なのは、人と、あるいは世間とどう関わっていくかということ。

そこには人間だけでなく、自然や宇宙との関わり方を学ぶ必要も生じてくる。

生きる力に乏しい若者が増えている昨今、様々なことを体験し、そういった体験から学んでいく機会は昔に比べてはるかに少なくなっている。日常生活の中であえて危険を避けるように仕向け、安全で無難な生き方を無理強いしてきた結果かも知れない。

まるでライオンの親が子どもに、安全に餌を取れるようにお膳立てしてしまったかのような状況。

人生という現場にはいろんなことが起こり得る。だからこそ、様々なシチュエーションからも自分自身で学ぶことが求められる。




繰り返す。

たった一度の、ワイルドでかけがえのない人生…。

どう生きるかは個人の自由だ。

やり直しはきかない。

二度生きることもできない。

だから、決して後悔だけはしないこと。





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テーマ:生き方 - ジャンル:ライフ

  1. 2008/11/17(月) 21:44:47|
  2. 旅・冒険
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プロフィール

KAY(高繁勝彦)

Author:KAY(高繁勝彦)
走る旅人:アドヴェンチャー・ランナー、サイクリスト(JACC=日本アドベンチャーサイクリストクラブ評議員)、ALTRA JAPANアンバサダー、 YAMANOVAコーヒーアンバサダー、ARUCUTO一本歯下駄アンバサダー、エコマラソンアンバサダー、エプソンTRUMEアンバサダー。

旅人、詩人・アーティスト、クリエイター、ナチュラリスト…。元高校教師(英語)。  

大阪府松原市生まれで、現在、大阪府富田林市に在住。妻はミュージシャンでかつてぴよぴよ名義で「らんま1/2」エンディングテーマ「虹と太陽の丘」を歌っていた。

楽天ブログ時代(2006.4.2)からノンストップブログ更新中。公式サイト 「PEACE RUN 世界五大陸4万キロランニングの旅」“KAY’S WORLD”もよろしくお願いします。 プロフィール詳細はこちら。 

二度の日本縦断(「PEACE RUN 2010日本縦断ランニングの旅(3,443km)「PEACE RUN2012 日本縦断ランニングの旅 PART2(3,482.3km)」で実質の日本一周ランニング6,925kmの旅を完結。 

2011年はPEACE RUN 2011アメリカ横断5,285kmランニングの旅を138日で完了。 2013年9月から163日で「PEACE RUN2013オーストラリア横断ランニングの旅」5,205kmを走破。 

2014年11月から2015年2月、83日でPEACE RUN2014ニュージーランド縦断ランニングの旅2,796.6kmを走破。 2016年7月〜11月、110日間で7カ国3,358.8キロ、「PEACE RUN2016ヨーロッパランニングの旅」を走破。 

2017年9月〜10月、「PEACE RUN2017四国一周ランニングの旅」1000キロ走破。2018年5月「九州一周ランニングの旅」で約900キロ走破。 

2011年3月14日、東日本大震災の3日後、「RUN×10(ラン・バイ・テン)運動」を発案・提唱、全国に展開させる。 

2012年末、facebook上の公開グループ、平和的環境美化集団"THE SWEEPERS"を発足、活動を展開中。 

2014年、一本歯下駄で世界平和をめざすfacebook上の公開グループ「一本歯下駄クラブ」を発足、活動を展開中。 講演・セミナー・取材などの問い合わせ・依頼は下のメールフォームでお願いします。

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