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KAY'S BLOG

独行道~Lonesome Road of Running

ランニング道~マラソン講座⑦

【ランニング道~マラソン講座⑦】

PART7:疲労をためない+免疫力をつける

冬らしい寒空が続く。クリスマス寒波で北の方や山間部はまとまった積雪があるようだ。

ランニングシーズン真っ只中だが、この時期、ちょっと油断をしていると風邪を引いたりしてしまう。

二日酔いならすぐ回復できるものの、風邪を引くと長引くケースもあるし、今はインフルエンザの心配もある。

ランナーとして、まずは疲労をためないことが一番。

「運動はある意味で体の細胞を破壊する行為でもある」と生物のとある教師に聞かされた。

破壊された細胞が強くなって復活するから鍛えられるわけなのだ。

ところが、あまりに鍛えすぎれば、細胞は復活できないどころかそのまま滅びてしまうケースもあるのだそうだ。

筋肉を例に挙げるなら…。

筋肉は鍛えれば強くなるし、鍛えなければ弱くなる。また、鍛えすぎれば壊れてしまう。

この原理が体内のあらゆる細胞にも共通している。

細胞が壊れ始めると、免疫力も当然落ちていく。免疫力が落ちるということは、元気な細胞までもがパワーを失っていくということ。

加齢も同じ現象だが、じわじわゆっくりと細胞が滅びていくので急激なダメージはないはず。

体全体がマイナス志向になって、挙句の果て慢性疲労症候群で倒れてしまい、スポーツすることはもちろん日常生活にも支障をきたしてしまう。自分の周りにもそんなアスリートがいたから他人事ではない。


自分自身が守ってきた、冬のランで徹底すべき原則をあげてみたい。



1)追い込まない

いくら練習とはいえギリギリのところまで追い込むのはかえってマイナス。仕事にもマイナスになるようなランでは出世にも響くであろう。「もう少し走りたい」と思えるところで押さえておくのが次の練習にはプラスになるもの。

ランニング中毒症になると、疲れても走り続けるようになる。疲れを消すのは走るのが一番だと思い込んでどんどんハードなトレーニングを自分に課すようになる。

その内、走っても走っても記録が伸びず、疲れだけが残って慢性疲労が続く。

こうなるともう記録は絶対に伸びなくなるどころか健康をも損ねてしまう。

「プロではないのだから…」と自分に言い聞かせられることも必要だろう。



2)疲労をためない

翌朝に疲れが残るのは過労=オーヴァートレーニング。1)にも関連するが、疲労を抜くための努力も…。

温泉・マッサージ・栄養補給・休養…。

この夏、1日40~60キロ走れたのも、とにかく疲労を抜くことに専念していたおかげ。少しでも早く寝て睡眠時間を確保したり、深酒をせずあっさり切り上げたり、ヤマダ電機でマッサージチェアに30分くらい居座り続けたり…。

リラックスして、次に頑張ろうという気持ちになれるよう士気を高めておくに限る。

疲労をためないというのは、実は免疫力を高めるのと同じこと。疲労がたまれば、その疲労がストレスとなり、体中の細胞や神経系を攻撃する。だから免疫力も落ちてしまう。

肉体の免疫力が落ちれば、精神面でもマイナス思考になりかねない。

精神のマイナス思考はさらに肉体にもマイナスに働いてしまう。

「病は気から」まさにその通りなのだ。



3)体を冷やさない

特に中高年のランナーは要注意。内からも外からも体を温める工夫を。

入浴や暖房は外から体を暖めることになるが、体の中からポカポカ温まるように…。

自分もそうだが、暖房を聞かせていても、手足の指先が冷えてかなわない。

血液の循環をよくするように、暇があれば青竹踏みをしたり、手のひらの中でゴルフボールやくるみなどを転がしてみたり…。

寝る前に足湯につかるのも効果的。当然ながら汗をかいたらこまめに着替えを。



4)食生活を見直す

風呂上りには特に美味しいビールだが、体を冷やす一番の要因。焼酎のお湯割とか日本酒を熱燗で飲むとかするのが本当は体にはいい。

鍋を食べるのもいいし、根菜類(にんにく、たまねぎ、らっきょう、ねぎ、かぼちゃ、ごぼう、しょうがなど)は体の中で熱を作り出してくれるので積極的に摂るのが理想。スープなどの温かい飲み物もOK。

ビタミンCは消耗した体力を回復させるだけでなく、風邪のひきはじめに摂取するとウィルス感染を防ぐ働きがあるので非常に有効。細胞の抵抗を高めるビタミンAも必須。



5)生活環境に配慮する

冬場は空気が乾燥する。エアコン等を入れればなおさら乾燥してしまう。

できれば部屋を加湿して60~80%の湿度を保つ。ウィルスは湿度を嫌うのだ。

また、乾燥していると口から喉へとウィルスに感染しやすい環境になるので加湿に加えて、部屋の換気をすることも忘れずに。



6)医者や薬をあてにしない

「病気はしない、したらそれは死ぬ時」と今は割り切っている。

薬はあくまで症状を抑えるだけのものであって病気を治してくれるものではないということ。

医者も同じだ。病気のカウンセリングはしてくれても、最終的には自分の内にある自然治癒力がなければどうにもならないのだから。

自分にとっての薬は適切な食事と運動である。これらにまさるものはない。

働き盛りの中高年世代は、いつ何時どんな症状が現れるか分からない。健康診断を受けるのはもちろんだが、ふだんから健康に関する意識は高めておくに限る。



風邪を引いたら…。

まずは安静。自分の場合はひと晩で治すように努めるが、とにかく上記3)体を冷やさず暖め続けること。

熱い湯にさっとつかって、思い切り着込んで布団に入る。毛布を一枚でも多くかけて寝る。

寝る前に暖めたスポーツドリンクを500ml飲む。夜中のどが渇いた時に備えてスポーツドリンクを多めに作っておく。汗をかいたら着替える。

風邪薬は飲まない。ここ40年くらい風邪薬は飲んでいない。昔から風邪薬を飲むと骨が溶けると父親に教えられた。その代わりに、梅干やはちみつレモンなどでクエン酸をしっかり摂る。生姜湯やかりんのドリンクものどの痛みに効く。

たいてい、この方法で自分は翌朝目覚めたら回復していることが多い。回復しない場合には相当疲れがたまっているということだ。



軽い初期の風邪なら走って治すのが自分流。

以前、といっても20数年も昔のこと。風邪のひき初めで、熱が38度あった。

その日がハーフマラソン。とりあえず、会場に行くだけは行ってみようと思い会場へ。

受付をしてから、とりあえずスタートラインには立つだけ立とうと思ってスタートラインへ。

号砲一発スタート…。走れるところまで走ってみようと思って自嘲気味で前半をセーブしながら走った。

すると、どういうわけか調子が上がってきて、中間地点を41分で通過。後半疲れも出ずさらにペースアップして後半は40分ジャストで走り、自己歴代記録NO.3の1時間21分でゴールできた。

ゴールしてクールダウンしている時に気づいたのだが、「あっ、風邪ひいてたんだっけ…」と思った時にはもうケロッとしていた。

ランで風邪を治した初めての経験だった。メンタル面が肉体面に勝るというケースだ。今は恐ろしくてそんなことはしたくてもできないだろうけど…。



繰り返すが、お金はためても疲労とストレスと借金ははためないこと。ストレスのない生活は実際ありえないのが今の社会。極力ストレスフリーにするためには、自身の積極的なメンタル・マネジメントを心がけるしかない。

生きるとは、ある意味疲労やストレスとの戦いだ。戦いに打ち勝つためには武器となる免疫力をつけること。肉体的にも精神的にも鋼(はがね)のように強靭な自分でありたい…。



winter_pass

(Illustration "Winter Pass" by kay)

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テーマ:健康生活:病気・治療法 - ジャンル:ヘルス・ダイエット

  1. 2010/12/27(月) 19:11:36|
  2. マラソン・ランニング
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プロフィール

KAY(高繁勝彦)

Author:KAY(高繁勝彦)
走る旅人:アドヴェンチャー・ランナー、サイクリスト(JACC=日本アドベンチャーサイクリストクラブ評議員)、ALTRA JAPANアンバサダー、 YAMANOVAコーヒーアンバサダー、ARUCUTO一本歯下駄アンバサダー、旅人、詩人・アーティスト、クリエイター、ナチュラリスト…。元高校教師(英語)。  
大阪府松原市生まれで、現在、大阪府富田林市に在住。妻はミュージシャンでかつてぴよぴよ名義で「らんま1/2」エンディングテーマ「虹と太陽の丘」を歌っていた。

楽天ブログ時代(2006.4.2)からノンストップブログ更新中。公式サイト 「PEACE RUN 世界五大陸4万キロランニングの旅」“KAY’S WORLD”もよろしくお願いします。 プロフィール詳細はこちら。 

二度の日本縦断(「PEACE RUN 2010日本縦断3,443kmランニングの旅「PEACE RUN2012 日本縦断ランニングの旅 PART2」で実質の日本一周ランニング6,925kmの旅を完結。 

2011年はPEACE RUN 2011アメリカ横断5,285kmランニングの旅を138日で完了。 2013年9月から163日で「PEACE RUN2013オーストラリア横断ランニングの旅」5,205kmを走破。 

2014年11月から2015年2月、83日でPEACE RUN2014ニュージーランド縦断ランニングの旅2,796.6kmを走破。 2016年7月〜11月、110日間で7カ国3,358.8キロ、「PEACE RUN2016ヨーロッパランニングの旅」を走破。 

2017年9月〜10月、「PEACE RUN2017四国一周ランニングの旅」1000キロ走破。2018年5月「九州一周ランニングの旅」で約900キロ走破。 

2019年夏にヨーロッパ続編となる「PEACE RUN 2019 ヨーロッパランニングの旅PART2」を予定している。

2011年3月14日、東日本大震災の3日後、「RUN×10(ラン・バイ・テン)運動」を発案・提唱、全国に展開させる。 

2012年末、facebook上の公開グループ、平和的環境美化集団"THE SWEEPERS"を発足、活動を展開中。 

2014年、一本歯下駄で世界平和をめざすfacebook上の公開グループ「一本歯下駄クラブ」を発足、活動を展開中。 講演・セミナー・取材などの問い合わせ・依頼は下のメールフォームでお願いします。

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