KAY'S BLOG

独行道~Lonesome Road of Running

Day22:DayOff@様似(さまに)

【Day22:DayOff@様似(さまに)】

「PEACE RUN2012日本縦断ランニングの旅PART2」

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6/9にスタートした稚内から現在いる様似までの旅の軌跡。

稚内から宗谷岬で第一コーナー、斜里で第二コーナー、標津で第三コーナー、襟裳岬で第四コーナーを曲がって、いよいよ北海道縦断ゴールの苫小牧も視野に入ってきた。



今泊まっているのは、JR日高本線の終着駅である様似(さまに)駅の真ん前にある「駅前民宿」。

昨日の午後に様似に着いて、駅の観光案内で宿のことを聞いたらここをまず勧めてくれた。

料金も手ごろで何より便利のいいところ。



最初に訪ねたらご主人が対応してくれて、午後3時がチェックインなので後からまた来てほしいとのことだった。

3時ジャストにチェックイン。

部屋に案内される。

うれしいことに歓迎の札がつけられていた。

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無線LANが使えるというのが何よりありがたかった。

北海道ではW社のWi-Fiルーターを使ってS社のネットワークでインターネットに接続しているのだが、これまでネットワークが使えたのは小樽、札幌、稚内、網走、釧路といった主要都市のみ。

地方の小さな町ではことごとく"No Service Disconnected"の表示にがっかりさせられる。



宿の女将さんに無線LANのパスワードを聞いて、あれこれ旅の話をして名刺をお渡しした。

そしたら、すぐさま日高報知新聞社に電話してくれたらしく、記者の方から電話が…。

その30分後に記者が来られて取材。

7月1日付の新聞に掲載されるらしい。


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さらにありがたいことに、素泊まりなのに生ハムやらカニの乗った冷やし中華​を差し入れてくれた。



明日オフにしようと、もう一泊したい旨伝えたら明日はあいにく満室。

近くに無料で泊まれる浦河情報ステーションというプレハブ小屋があるのでそこに泊まりなさい​、と女将さん…。

ネットが使える宿が近くにないというので、ドコモのWi-Fiル​ータを明日貸してあげるからそれを使っていいよってことも。

使い終わったら近くの交番かセイコーマートのレジに預けておいて​くれれば取りに行くから…って。


それが、昨夜までの話。



今朝、女将さんは「部屋を用意したよ」って言ってくれて、ふだんは人を泊めることのない管理人室の荷物を全部片付け、掃除までして自分のためにわざわざ部屋を作ってくれたのだ。

テレビがない部屋ということなので宿泊料金も安くしてくれた。

これで移動はせずに済んだ。


既に朝食を食べたのだけど、またまた差し入れ…イクラ入りのおにぎり、味噌汁とサラダ、ブルーベリー入りのヨーグルトを出してくれて美味しかった。

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もうありがたいことだらけだ! 



女将さんも旦那さんも、とにかく来てくれたお客さんに何とかして満足してもらおうという気合の入れ方が違うのだ。

宿をやっているというよりも、家族の一員として相手してあげるからいらっしゃい…というポリシーが、普通の宿のレベルを超えているのだと思う。


駅前民宿に泊まれただけでも様似に来た甲斐があったというもの 





様似町駅前民宿 女将のブログで紹介! 




女将さん、60代半ばでもいろんなことに好奇心旺盛なお方。

お孫さんからあれこれインターネットについて教えてもらいながらずっとブログを書き留められている。

ブログランキングでも常に上位に入るのだからすごい!




めったに地域の観光なんてしない自分だけど、女将さんに勧められてエンルム岬まで足を延ばした。

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昼間でも霧がかかって神秘的な光景。

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カラスが二羽、しきりに鳴きながら攻撃的だった。

ひなが近くにいたのだろうか?


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駅前民宿の女将さんの粋な計らいで、夕食まで出していただくことになる。

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「震災の被災地の人のために体を張って走っているんだったら、ぜひご飯食べていって」と女将さん。

女将さんの身内の方も南三陸で震災で亡くなられているのだ。

昨日の夜、時間をかけて自分のブログの細かなところまで読んでいただいたという。

そればかりか、明日、この町から約60キロほど先にある静内にいる娘さんから女将さんにメールが来て、明日泊りに来ませんかというオファーが…。

昨日、女将さんは娘さんに、今こんな人が宿に来ているという連絡をして、その娘さんも自分のブログを読んでくれたのだった。

どこまで感謝感激感動させられるのか分からない…駅前民宿。






*日本を現在走って旅しているお二人…その後



「(S)miling日本」で4月1日、沖縄から日本縦断ランニングに取り組んでいるニュージーランド人のJup Brownは現在本州青森へ。

明日には八戸に向かうそうだ。

彼の4100キロにも及ぶ旅もいよいよクライマックス。

7月6日、気仙沼がゴールとのこと。

自分も八戸が本州スタートですが、予定ではあと5日後。

どこかで彼と再会するチャンスがあるかな…。






一方、5月17日にスタートした日本一周「絆」一筆書き プロジェクトに取り組まれている


愛知県春日井市の書道家波多野 明翠さん

は国道4号線岩手県を北上中。

青森辺りで会えるだろうか…?


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旅人の仮説1…出会うのは与えるため。

誰かに何かを与えてもらおうと思っているだけでは、いつも与えてもらって当たり前と思うだけ。

むしろ何も与えてもらわなかったことで落胆させられるだけ。

常に誰かに何かを与えられる人であること。

持っているものや知識や情報・経験を惜しみなく与えられること。

与えることが笑顔で返ってくる。自分が与えたことで誰かの笑顔が生まれ、それが自分自身の笑顔にもつながる。

人に何かを与えることを自身の幸せと思うこと。

分かち合うだけでは足りない。すべて与えられるのであれば自分は変わる、変えられる。

世の中さえも変わる、変えられる。




「旅」で誰かに何かをしてもらおうとか決して期待しているわけじゃないけれど、いろんな出会いがあって、出会った方々からいろんな思いや考え・経験をシェアしてもらって、お互いに心地よさを感じる…これが大切なんだな。

「旅」ということばを「人生」に置き換えてもいいのかも知れない。




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今この一瞬、目にも止まらぬ時間の中に、永遠という時間が含まれている。

旅人の中では、いつも違った時間が流れるものなのだ。



*本日の走行距離:0キロ *積算走行距離:841.9キロ




《PEACE RUN×10》

東日本大震災の被災地復興支援と同時にPEACE RUNアドヴェンチャー・ランナー高繁勝彦を応援する取り組みPEACE RUN×10(ぴーすらんばいてん)に取り組みませんか?

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  1. 2012/06/30(土) 18:48:04|
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Day21:えりも~様似(さまに)

【Day21:えりも~様似(さまに)】

午前4時起床。

夕べは午後7時半ごろ就寝。

早く寝すぎて夜中目が覚めてしまった。

早く寝ればライトを使う必要もなくエコライフ。


夜中は結構風が吹き、キツネの鳴き声らしきものが聞こえたり…。

明け方餌を探しに来たキツネかシカがテントの周りでガサゴソしていたような…。

朝のテントは虫たちにとっても格好のシェルター。

尺取虫やクモがフライシートの裏にかなりたくさんくっついている。

みんな心地よさそうに一夜の宿に集まってきたようだ。

もちろん彼らから宿泊料は取らない。

朝、テントをたたむ際には申し訳ないが強制撤去願っている。


風のおかげでテントには夜露もつくことなく、片づけも楽ちん。

昨日の午後に、一人ミニバイクで旅しているライダーが来てテント泊していたようだ。

寝る前に、網走で応援に駆け付けてくれた2CV6シトロエンさんからもらった「なまら蝦夷」という本を読んでいたら、あるページからぽろっと5千円紙幣が…。しわのない新札だ。

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心憎い演出に感謝!


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5時過ぎにはスタート。

襟裳岬に向かうが、霧が濃くなってきた。 

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岬の周辺にも宿がいくつかあった。 



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6時半ごろ岬の駐車場へ。

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秋田県出身で日本一周自転車旅行中の京極さんに出会った。

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お年は聞かなかったがおそらく60後半か70代前半。

沖縄からずっと走って、北海道を一周すれば終わりなのだそうだ。


岬で記念撮影。 



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30分ほど岬の灯台周辺で太平洋の眺めを楽しんでいた。

京極さんと別れてまた一人旅。

岬を出てから結構アップダウン激しく、タフなルートになる。


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えりも町の中心地、本町のセイコーマート付近で、札幌の野田さんがカブに乗ってやってきた。

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札幌から200キロあまり、7時間かけて自分に会うためにカブで走ってきたのだそうだ。

ネットで情報発信できないので現在位置が分からず探し続けてくれていて、あきらめかけていた矢先に見つけてくれたのだと…。

野田さんご自身もランナー。

アミノバリューを差し入れてくれました。

一緒に写真を撮って、お別れ…。

このあとまた札幌までカブで帰られました。

野田さん、ありがとうございました!



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午前中に40キロ走って、様似の中心部まであと5キロ。

途中、冬島のバス停でランチ。

菓子パンやら買い込みすぎて賞味期限が切れているものも…。

へき地を走るからと言ってしこたま買い込んで失敗だった。



様似駅前の駅前民宿に昼過ぎに着くが、3時ごろまでチェックインできないとのことで、近くのAコープで時間つぶして3時に戻ってきた。


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北海道縦断のゴール苫小牧まであと150キロ足らず。

早ければ3日でゴールしてしまう。

最後に標津でオフを取ってから9日間ノンストップラン。

距離的には40キロ以下で抑えてきたので脚(足)は特に問題なし。

既に今日でスタートの稚内から800キロを突破。






*本日の走行距離:46.4キロ *積算走行距離:841.9キロ




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  1. 2012/06/29(金) 21:17:43|
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Day20:広尾~えりも

【Day20:広尾~えりも】

午前4時起床。

安宿なので、壁も薄く、隣の部屋で寝ている人たちのいびきや歯ぎしりがよく聞こえる。

5時過ぎにスタート。

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風は冷たいけれど、ありがたいことに今日も快晴。


昨日は暑かったのだけれど、PEACE RUN公式スポンサー久光製薬のこれがスグレモノ!

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アイスタオル…ヒンヤリ感がたまらない。

フェイスタオルと同じ大きさ。

夏場はこれで汗を拭くと清涼感が持続する。

ランナー必携です!!

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国道336号線は広尾の市街地を過ぎてから通称黄金道路と呼ばれるようになる。

道路に黄金を敷き詰めるほどの巨額をかけて、年がら年中道路工事。

波で洗われ削られた道路は修復しても痛むばかりなのだ。

覆道や隧道が要所要所にあって、自転車や徒歩旅行者は大変。


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えりも岬周辺の浜辺は現在昆布漁の最盛期。

朝の早くから浜辺で紫色のウェイダー(長靴とズボンが一緒になったゴム製のウェア)を身に着けた人たちが長い長い昆布を引き上げていた。

取れた昆布は広い場所で乾燥させて適当な長さに切って出荷するのだ。

よくよく見ていると関わっている人たちはみな高齢者の方ばかり。

... あととりがいないがためにおじいちゃんおばあちゃんだけで頑張るしかないのだ。

ある87歳のおばあちゃんは腰が曲がったままこんぶを広げて乾燥させる作業に取り組んでいた。

か細い声であれこれ話してくれるのを聞いてたら思わず泣けてきてしまった。

「生きて元気なうちは働くだべさ。働けることが幸せってこと」


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昆布漁にかかわる人たちにはアナログもデジタルもない。

単純な作業だけど、自然から得られたものを市場に出荷することを生業にしている。

取れた昆布をていねいに砂利の上に並べるだけでもかなりの体力を消耗する。

... 毎日が同じことの繰り返しだけど、ひとつひとつの作業に心と魂を込めて、新鮮な海の幸を世に送り出すこと。

「いただきます」

は、まさに自然の恵みに感謝すること。


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黄金道路は覆道とよばれる一部外が見えるトンネルと普通の隧道(トンネル)があちこちにある。

中でもえりも黄金トンネルは4915mで北海道では最長。

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抜け切るのに40分はかかった。

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その手前にあったのはタニイソトンネルが2020m。

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目黒トンネルは1875m。

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歩道はあってもMUSASHI号には狭く、仕方なく車道を走った。

足首にリフレクタテープ、上半身にはリフレクタのタスキ。

MUSASHI号の前後にはLEDライト。後方の車には点滅のライトで存在をアピールするのだ。

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トンネル内の空気はよどんで冷たい。

車が前後いずれからやってきてもかなり早い時期からトンネル内に轟音が轟き渡る。

排気ガスはもちろんだが何とも言えない臭いに頭がくらくらする。

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幸い、このルートは交通量が少ないだけでも救いであった。

トンネルはぜいぜい1000m未満にしてほしい。

黄金トンネルの入り口で札幌のサイクリストあさかわさんに会った。

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ただいま北海道一周中。

自分のブログを見ていてくれたらしい。

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太平洋の荒波をしばし見つめながら時間のたつのも忘れてあれこれ考える時間…。

結論…やはり時間は流れていかない。流れていくように見える時間は、実は蓄積されていくものだってこと…。

時間に流される生き方だけはしないようにしよう。


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黄金道路を終えて、道道34号線へ。

気持ちのいいゆったりとした道に変わる。

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神奈川のサイクリスト石坂さんに遭遇。

日本一周中だそうだ。

えりも町内に小さな個人商店が数店あったので食料とアルコール飲料を購入。

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北海道を走っていると、時折ここだけ違う時間が流れているような錯覚を感じる。

それは、昭和のアナログ時代から何ら変わることのない、ゆったりまったりと流れる時間…。

誰かに束縛されたり、拘束されることのない、自分だけの時間に浸ることができるのも、ここ北海道ならではのこと。

... 過去にとらわれることもない。

明日のことなんて一切心配する必要もない。

ただ、今という時間だけを心地よく過ごせばそれでいい…そんな時間。

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百人浜のオートキャンプ場まで約40キロ走った。

お昼過ぎに到着。

300円払ってフリーのテントサイトへ。

広々とした芝生の気持ちのいいところ。

今日は雲一つない快晴でまさにキャンプ日和だ。

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お昼寝した後、高齢者センターのお風呂に出かける。

ここも300円で貸切状態。

旅の疲れもいっきに飛んでいく。

 

いよいよ明日、襟裳岬へ。

北海道の最北端から最南端までちょうど3週間かけてやってきたわけだ。

ネットワーク圏外でツイッターやfacebookはもちろん、ブログの更新もできぬまま。

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*本日の走行距離:39.6キロ *積算走行距離:795.5キロ

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  1. 2012/06/28(木) 23:59:59|
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Day19:大樹~広尾

【Day19:大樹~広尾】

午前4時には目覚めていた。

今日が水曜日であることに気付いて、慌ててメルマガの編集・配信作業に取り掛かる。

朝食の7:30まで時間に余裕があったのがよかった。

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昨日の夕食。


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遅くに宿に来られたいりさわさんご夫妻、神奈川からフェリーで苫小牧に来て、バイクで反時計回りに旅をされている。

サッポロクラシックをごちそうになり、ありがたいことにカンパまでして頂いた。


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今朝の朝食。


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出発準備をして、宿の前で記念撮影。

セキレイ舘のホームページでもアドヴェンチャー・ランナー高繁勝彦が登場。


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いりさわさんご夫妻はこのあと北に向かって今日は釧路辺りまで。

映画「イージーライダー」のデニス・ホッパーを思わせるいりさわさんと奥様。



午前8時半頃スタート。

セキレイ舘の湯川さんご夫妻もお見送りして頂くが、自分が国道336号線に出るまでの400mあまり、ずっと手を振って頂いていたのがとても嬉しかった。

奥様も元サイクリストで今はバイクトライアルで頑張っておられる。

とても居心地のいいお宿だった。



スタート時、「温かい」のレベルを越えて既に「暑い」レベルに入っている。

これまで寒いくらいだった気温ひとケタから一気に25~30度近くまであがったせいで体が少し変調をきたしている。

今日はかなり汗もかいた。

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鶴のつがいが…。

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思い出すのは高校のクラブ活動…剣道部で3年間を過ごした。

夏の暑さは格別。

稽古衣に袴、さらに防具をつけて動き回って2時間余り、これ以上汗も出ないくらいまで汗をかいて、稽古の後でかわいいマネージャーが冷たいカルピスをカップに入れて持ってきてくれる。

これが当時は本当にうれしかった。

片思いのマネージャーは数年前のクラスの同窓会でほぼ30年ぶりに再会したけれど、相変わらず可愛かった。

レモンの香りのするオーデコロンの香りが今も懐かしい。


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2年前の日本縦断も死ぬほど暑かったのだ。

北海道の旅を7月中に終えて、8月に青森に渡ると急に夏がやってきた。

青森のねぶた祭りの二日目に本州入り。

夜もテントの中が暑すぎて眠れなかったのだ。


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北陸福井では日中38度を超えた。

熱中症で何度か倒れそうになったこともあった。

そんな暑さの中でも一日に50~60キロを平気で走っていたのだ。

馬鹿者にしかできない愚行と言えよう(笑)。



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今年の夏も暑くなるのであろう。

覚悟はできているけれど、それはそれでやはり大変なことなのだ。

できるものならば、エアコンの効いた涼しい部屋でのんびりしていたいけれど、旅をしなければならない状況ゆえに、炎天下も走ることになる。


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豊似まで20キロあまり。

お昼前、Aコープがあったのでおにぎりを買ってランチブレイク。

店の前にテーブルとイスがあったのがありがたい。



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牛たちも暑さで木陰で涼んでいた。



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広尾まで約35キロ。

午後3時前には町に入った。



宿も何軒かあったが最初の二つは満室。

旅館たかはしにチェックイン。

十勝港のそばの太平洋が見えるロケーション。

ただ、与えられた部屋は西日がまともに入る部屋。

温度計は軽く30度を示していた。



ここも工事の作業員の方たちで賑わっていた。



フクハラでお買い物。

お弁当やお惣菜が半額セールってうれしい。


明日、襟裳岬手前の百人浜のキャンプ場に一泊するつもり。

そのあとも本町にたどり着くまで自販機はあっても店は全くないらしい。

かの有名な黄金道路を走る。

トンネルがいくつかあるが道内最長のえりも黄金トンネル(4941m)とタニイソトンネル(2020m)を通過しなければならない。


広尾から庶野に至る約30キロの道路完成までに黄金を敷き詰めるほどの巨額が投じられたことに由来する「黄金道路」。

太平洋の荒波に打たれ削られ、常に工事を施さないといけない状況らしい。



30年前に自転車で一度は通った道。

5キロ近くもあるこのトンネルはまだ新しく、中も明るくて歩道があるのがありがたい。

それでも5キロだと30~40分は十分にかかる。

2年前、日本海沿いに走って日本縦断した際に、京都と兵庫の間にあったトンネルも5キロばかりあった。



一気に襟裳岬まで走って本町まで60キロばかり走るというプランも考えたが、無理はしない。

百人浜のキャンプ場で一泊してもいいではないか。



店はなくとも事前に買い込んでおけば何ら問題はない。

荷物が多少重くなろうとも備えあれば憂いなし。


今日の広尾もソフトバンクのネットワーク圏外。

おそらくこのエリア、苫小牧辺りまで行かないとネットワークには入れないと見た。


東北も場合によるけど、今のままだとソフトバンクは当てにならない。

地方でもWi-Fiが使えなければ自分の場合、情報を発信する立場上、意味がないのだ。



お風呂に入ってディナー。

発泡酒と酎ハイ飲んだらその後意識が飛んでしまった。

そんな距離を走ってないのに、今日は暑さで参った日。

これからやってくる夏の暑さに比べればまだ序の口。

八戸から東京もさることながら、東海道辺りでどんな暑さが待ち受けているのだろうか…?





*本日の走行距離:35.9キロ *積算走行距離:755.9キロ



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  1. 2012/06/27(水) 23:59:59|
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Day18:浦幌~大樹(たいき)

【Day18:浦幌~大樹(たいき)】

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朝、ちょっと遅めの午前6時過ぎスタート。

朝から快晴ってのは気分がいいものだ。


セイコーマートで買い物。

ここを出れば、約80キロ先の広尾の町までコンビニはないらしい。

自販機や小さな商店がぽつぽつとはあるらしいが…。

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旅も18日目。

そろそろ日にちや曜日の感覚がマヒし始める頃。

今日が何日の何曜日かなんて、旅人にはあまり意味がない。

昨日の次が今日で、今日の次が明日…それでいいじゃないか。


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国道336号線に入る。


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十勝川を渡る。

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生花町の小中学校跡地でお昼にする。

自販機とお店があった。


 

小刻みにアップダウンがある。

原野の中を駆け抜ける。

小高い丘に上がれば、一面に広がる樹海が見える。

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走るスピードでしか見えないものがある。

この人生でしか気づかないことがある。

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午後2時ごろに大樹町の晩成に着いた。

昨日、ツーリングMAPPLEで確認して予約しておいたセキレイ舘に3時半チェックイン。

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農場をベースにした民宿。

サイクリストやライダーの宿だ。

お風呂に入って、二日ぶりにネットワークにカムバック。

無線LANだがスピードはすこぶる遅い。

画像がなかなか表示しないけどあわてない。

夕食…久々に暖かい料理に涙が出そう。

サッポロクラシック二本飲んで、お茶碗でご飯3杯たいらげた。


ご夫婦で経営されているそうだが、二人とももともと旅人。ご主人はバイク、奥様は自転車で旅してたのだ。


旅が好きで宿を経営したけれど、逆にそうすることで旅に出れなくなるというデメリットが…。

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明日は広尾へ。襟裳岬経由で苫小牧まであと250キロ足らず。5~6日で北海道縦断ゴールの予定だ。

二年前に比べてあっけなく終わってしまいそう。

函館まで走ってもよかったのではないか?

*本日の走行距離:44.0キロ *積算走行距離:720キロ

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  1. 2012/06/26(火) 21:24:30|
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Day17:音別~浦幌(うらほろ)

【Day17:音別~浦幌(うらほろ)】

キャンプの朝は午前4時前目覚める。

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一晩中鳥が鳴き続けていた。

よくよく考えてみれば、木の下にテントを張っていて、鳥の縄張りに闖入したことから、ずっと鳥が威嚇のために鳴きつづけていたのではないか?


鳥の鳴き声を除けばおおむね静かなキャンプの夜だった。

国道38号線を走る車もJRの列車もさほど気にならず。



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朝、外に出てみれば一面の霧。

テントのフライシートもびしょ濡れ。

雨と霧は実際に変わらない。



テント内の気温は9~10度。

寒すぎるということはないけれど、寝袋を出たらやはり寒かった。

寝袋とマットレスをたたんで片付け。

着替えを澄ませて朝食。


テントを張っていた音別町のコミュニティセンターのすぐ向こうに大塚製薬と大塚食品の釧路工場が見える。


すべて片付け終わって午前5時にセイコーマートへ。

トイレと買い物を済ませスタート。

宿に泊まれなかった分節約できたと思えばいい。



霧が晴れてくると青空…陽射しだ!

旅に出て17日目だけど、青空をまともに見るのは二回目。

ずっと霧や霧雨、曇り空続きだった。


晴れれば気温15度。

走るには一番心地よい気候。


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いくつか小さな峠を越える。

自衛隊の車が何台もすれ違う。

北海道にはあちこち駐屯地があるのだろう。


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JRの駅舎をあれこれ見るのも楽しい。

駅は町の顔だ。

その町の情勢や雰囲気が駅に現れてくる。

駅の待合室にふと入ってみて、その町にどんな人が住んでいるのかがある程度見えてきそうな気がする。



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平和橋発見!



三つのトンネルを抜ける。

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さほど長いものではないが、トンネルはいつもトラウマ。

暗闇の中の騒音と排気ガス。

しかも、狭い中、大型のトラックやダンプが双方向からすれ違ったりすると、バギーは居場所を失ってしまう。

歩道があればいいけれど、古いトンネルだと歩道は期待できない。

場合によっては路肩さえないトンネルだってある。

2年前の日本縦断時、京都から兵庫に抜けるあるトンネルは5000mもの長さがあった。

40分近くかかってトンネルを抜け出た時には意識朦朧となっていた。

トンネル内ではリフレクターのたすきをかけ、両足首にも反射素材のバンドをつける。

バギーの前方にはLEDライトと後ろには点滅ライト。

命を守るには必携品だ。

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浦幌の道の駅に午前10時ごろ到着。

町にある二つの宿を教えてもらった。

町営のキャンプ場、テントサイトは500円。

いいお天気だからキャンプもいいかなと思いつつ、お風呂に入って洗濯もしたかったが…。

宿の二つに電話してみる。

安い方は空きがあってすぐにチェックインできるということだったのですぐに向かった。



あいにくこの町はソフトバンクのネットワーク圏外。

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10時半ごろ宿にチェックイン。

浦幌駅のすぐそば。

駅前…人がいない。

タクシーもバスもない。

商店街は営業しているけど人がいない。

パチンコ屋も明かりがついていて営業しているようだけど人がいない。

駅前にスナックが何軒かあったが、看板が壊れていたりシャッターが下りたままだったり、営業している様子はなかった。

ゴーストタウンかと見間違いそうなくらい静かな町…。

釧路の町が巨大すぎたせいか、そのギャップに驚かされるばかり。



宿に入ってすぐにお風呂に入れた。

洗濯をして、濡れたテントや寝袋を物干しざおを借りて干させてもらう。

陽射しのおかげでテントもすぐに乾く。



スーパーでお昼を買ってきて部屋で食べる。

ひなびた町の古い宿に一人、静かな午後に座敷から窓の外を見る。

青空とそよ風…ただそれだけで心の安らぎを感じられる幸せ。

今日も無事に生きることができたこの命。

生きていること、それだけで感謝感激感動。

生かされている喜びに涙する。

ありがとう!




明日明後日と民家も町も店もない国道336号線、通称ナウマン国道を通る。

広尾までの約80キロはへき地の中を走っていく。

ネットワークに入れるのも稀になるだろう。

北海道最南端襟裳岬は近い。


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本日の走行:30.2km  積算走行距離:676.0km

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  1. 2012/06/25(月) 23:59:59|
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Day16:釧路~音別(おんべつ)

【Day16:釧路~音別(おんべつ)】

午前5時半スタート。

天気予報が曇りなのに外に出てみて雨…。

レインスーツを着ないで走らない日は最近ない。

それどころかスタートしてから日差しと青空があったのはたった一日だけだったような気がする。


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昨日泊まったホテルは桶谷(おけや)ホテル。

支配人さんに「風が吹くと儲かりますか?」とたずねたが、「風が吹いてもあまり変わりません」という回答(笑)。


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鳥取神社…かなり豪勢なつくり。


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O製紙の工場も釧路だった。



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衣料研究所…?

研究施設でもなさそうだし…。

単なる安売りの衣料品店?


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国道38号線を南西へ。




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大楽毛(おたのしけ)駅も30年ぶりにやってきた。

昔は木造の小屋だった駅舎も今は立派になった。

両隣の建物はレストランと釧路市役所の支所。

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雑草ぼうぼうで走り辛い歩道。

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恋問川と恋問橋。

「ねぇ、これって恋なの?」とたずねてみても、川も橋も当然無言でした(笑)。



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サーファーが波乗り…水冷たそう。

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波あります(無料)って…(笑)。 


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白糠駅。釧路市街地から約30キロは離れた。雨が上​がり少し青空も…。


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ここ白糠があのしそ焼酎鍛高譚のふるさとだったんだ。




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音別駅に午後2時前着くが、町に2軒しかない宿が二つとも満室。キャンプ地を探して​町の中を放浪中。暖かいし晴れて来た。なんくるないさ~​!


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音別町のポケットパーク。午後6時過ぎにキャンプイ​ンします。



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キャンプイン!今日は雨風フリーだ!テント内の気温​12度。

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明日浦幌へ。

浦幌以降、へき地が続きそう。

店も民家も集落も町もないような個所がかなり長い距離にわたって続く。

アメリカ横断ランニングの旅で慣れているとはいうものの、やはり走り旅にはこたえるのだ。




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毎日の走りが日々の修行。

諸国を行脚しながらいろんなことを学び、さらには心も体も魂も磨きながら全力前進。

昔の侍はそれこそ日々命懸けだったのだろう。

今の自分はまだまだ甘っちょろいと感じるばかり。

ちっぽけな己の殻を破って大きな器にならねば…。


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本日の走行:47.1km  積算走行距離:645.8km


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  1. 2012/06/24(日) 19:32:18|
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Day15:厚岸~釧路

【Day15:厚岸~釧路】

午前3時半起床で入浴。24時間入浴できる宿はやはりうれしい。

朝食、荷物整理して出発準備。


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午前5時20分スタート。



今日の釧路地方も一日曇り。

気温9~13度で低温注意報も出ている。

霧も濃い。この霧が曲者。

べとべとに濡れるので雨と結局同じ。

すっきり一日青空が広がって20度前後の天気はなかなかないな。

今日は釧路まで50キロ余り。ちょっとした街に出るのはワクワクする。

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厚岸の町をR38道立自然公園望洋台付近から望む。




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カキで有名な厚岸…カキ最中なるものが…。


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カキ食べるの忘れてた…(笑)。 

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門静(もんしず)駅。

こじんまりしていい感じの駅…。



時折、路肩狭小、路面凸凹の道路コンディション。

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MUSASHI号を押して走る道路はこんな感じ…。


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しかもつい最近クマが出没したという林道入り口の看板が数か所もあった。

北海道だからヒグマが出ても当たり前なんだけど…。

1994年にアラスカ~カナダユーコン辺りで何度かクマを目撃したが、前方30メートルでも度肝を抜かれる。

クマが奈良公園のシカ状態…。

クマせんべいをあげるような悠長なことを言ってる場合ではない。

クマはその4本足で走れば時速50~60キロで走れる。

まさに4WDなのだ。

自転車で必死こいて走っても逃げ切れない。

ましてやランナーなら…。



幸いクマに遭遇することはなかったのだけれど、ずっと霧雨が降ったり止んだりで、レインスーツを着たり脱いだり…。

気温が高めで結構汗をかいた。


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ロードサイドでスナックタイム。

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午前10時過ぎで釧路まであと20キロ。

釧路が近づくにつれて車の量も多くなる。

釧路は札幌に次ぐ大都市なのだ。





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別保(べっぽ)駅のトイレがきれいすぎて驚き!

ウォッシュレットではないけれど、便座が温かい!

しかも「恋は水色」のBGMが流れている!

駅長さんの本気を見た! 







お昼は久々のぜいたくで外食。

吉野家でカレーを食べた。

暖かいものが食べれるのがうれしい。




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釧路駅に午後2時前に到着。

釧路に来るのは30年ぶり。






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新富士に行く途中の歩道はMUSASHI号がギリギリ通れる幅だった。





釧路に来て、急に空気が変わった。

それは人間が意図的に作り出した臭い。

この町にはN製紙の大きな工場があった。

煙突からモクモクと吹き出す白煙。

今まで原野の中を駆け抜けてきて、自然の匂いしか分からなかったけど、明らかに自然ではない化学薬品の臭い。



思うに、文明とは人間が不自然なものを作り出すところから始まるのだ。

便利さや自分たちに都合のいいように物事を変えていくことが、実は危険や害悪を招く原因にもなっているということなのか。

公害や大気汚染はもちろんのこと、目に見えない悪魔のような力が文明の陰に隠れている。



悪魔に魂を売ることで暴利をむさぼる輩がいるのだとしたら許してはおけない。

開発という名の破壊が今もこの世界の至る所で行われているのかも知れない。

便利さの背後で少しずつ失われていくものがあるということを我々は知るべきなのだ。

便利であること=幸せとは必ずしも言い切れないという現実…。



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*大人になるって…

大人になるということは、幼いころ見ていた夢に少しずつ​近づけるよう努力をすることだ。

あきらめかけていた夢であっても、今から近づくことはで​きる。

幼い頃、冒険を夢見ていた少年はやがて中年になり、今も​あきらめきれない夢の実現に向かって一歩踏み出し始めた​。

この一歩が自分の夢をかなえるための道の始まり。

道は果てしなく遠いのかも知れないけれど、進み続けてい​けば、いつか必ずゴールにたどり着ける。

そう信じることが前に進む力になる。

僕はまだ大人になりきれていないのかも知れないけれど、​いくつになっても少年の瞳の輝きを忘れてはいけないのだ​と思っている。

大人になるということは現実に溺れることじゃない。

少年の日の夢をあきらめず、見続けよう。

そして、いつだってチャンスがあれば実現してみよう。

今しかかなえられない夢もある。

でも、いつだってかなえようと思えばかなえられる夢もあ​る。

微笑みを忘れないで(Keep smiling)

輝きを失わないで(Keep shining)

夢をあきらめないで(Keep dreaming)



アドヴェンチャー・ランナー 高繁勝彦





*漢になれ

少年よ、ただの男ではなく漢になれ。

強さだけじゃなく、潔さを忘れるな。

真っ青な空のように、突き抜けすぎるほどの爽快感を持て​。

異次元にまで突っ走るほどの勢いで、その一瞬一瞬を輝か​しく生きろ。

その生きざまで、溢れる愛と感動を人に与えよ。

少年よ、漢になれ。

ただの男では駄目なのだ。




「PEACE RUN2012日本縦断ランニングの旅PART2」YouTube動画第三弾!



Peace Run2012 日本縦断PART2 ステージⅠ 北海道編③






*本日の走行距離:55.3キロ 積算走行距離:598.7キロ




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Peace Run Project特別企画「サロマと共に!」

明日です!!

東京と大阪で走る100キロ!サロマを走る仲間を応援しよう!走ることで、みんながつながる みんなとつながる…それがPEACE RUN!


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  1. 2012/06/23(土) 19:05:32|
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Day14:DayOff@厚岸

【Day14:DayOff@厚岸】


昨夜9時過ぎに就寝、目を閉じた瞬間熟睡。

今朝3時半に目覚めたが二度寝。

5時起床で入浴。筋肉痛はないが体全体が重い。

体の超回復のリズムはまだ本調子ではない様子。

今日はオフ。

立てた計画も適当というか無計画に近かった(笑)。





*旅人として

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僕は旅人だけど、観光はしない。

かといってグルメを楽しむわけでもない。

名もない風景を鑑賞し、その土地の人が普通に食べてるものを食すだけ。

日常生活の中に旅がある、非日常であるはずの旅が日常に溶け込む。

そういったことを心から楽しんでいる。





*北海道縦断

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北海道の3分の2周くらいは走れたかな?

13日(実走11日)で543キロ。ゴールの苫小牧まであと420キロほど。

日本縦断3000キロのまだ6分の1





*メディア掲載 

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今朝の道新(北海道新聞)「ひと2012」というコラムで紹介。

アドヴェンチャー・ランナー、PEACE RUNPEACE RUN 世界五大陸4万キロの旅という言葉がいつもカットされる。

MUSASHI号を押して走って旅をしていることは一切触れられないのはなぜなんだろう?

これまでも何度かメディアでは取り上げられてはいるけれど、取材される側の真意が100パーセント伝えられるというのは皆無に等しかった。

文字数の制限もあるので無理は言えないけれど、肩書や所属くらいは名刺を渡しているので紹介してほしいところなのだが…。

PEACE RUNという母体がいつも「RUN×10(ラン・バイ・テン)運動」の陰に隠れてしまう所以である。




*福島は今…?

メディアに関して気になったfacebookの記事…あるお友達からのシェア。

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福島県福島市から現在、兵庫県宝塚市へ避難しているママからの貴重なコメントです。

マスメディアの報道だけ見ている皆さんも現実を知ってください。

ご本人からの許可を得て転載します。シェア拡散お願いします。


* * *


私が福島にいる頃、子供たちが『ぼくたちどうせ死ぬんでしょ!?』などという台詞は日常的でした

初めは言葉に詰まっていた大人もだんだん

『そう、だから死なないように避難するんだよ』という説得の言葉になりました

暑い夏も窓を閉め、長袖にマスクで授業を受けなければならない子供たち

体育も外遊びも一切禁止!

学校の校庭が使われないから背丈ほどの草が生えていました

子供たちが土や草木を触ろうとすると親はヒステリックに怒り、側溝の上も歩かせないように気をつけました

ガイガーカウンター(放射能測定機)を買い、計ってみると驚くほどの数値が家の中でもあり、みんな窓際から子供ベッドを部屋の真ん中に移し、食事にも神経を使い、家の屋根や壁は高圧洗浄機で除染をし、通学路の土を削り、せめてもと週末は他県に避難をし、そこまでしても、鼻血を出す子が続出し、下痢、頭痛が止まらない子がたくさんいました

娘の友達が何人も白血病の初期症状と診断され、甲状腺の異常が見つかった子もたくさんいました

母親たちはいてもたってもいられず避難しようとしますが、家庭や職場などで意見の食い違いが起こりあちこちで揉め事が絶えなくなりました

うちも避難はしたものの、震災後10ヶ月間もいてしまったので娘がいつどうなるかわかりません

娘は一生その不安を抱えて生きていかなければなりません

一番危険な10ケ月、避難できず福島にいてしまった親としての罪、無理矢理引き離して子供から全てを奪ってしまった親の罪

何が正しかったのか全くわからず、どちらにしても子供には申し訳ないという思いだけです

報道も福島の現実はタブーとされ一切伝えられません

他県でも福島は閉じ込めておいて自分たちにふりかからなければいいという考えなのでしょうか?

また、今だに『大袈裟な』と思ってる方も多いのでしょう

原発再稼動などして、もし何かあったらどうするのでしょうか?

自分たちの所は起きないと思っているのですかね?

日本の中でこんなことが起こっているのになぜ日本人は目を覚まさないのか不思議でなりません

大飯原発

何かあったら神戸あたり風向きによってはかなり酷くなる可能性がある距離です

しかも避難区域にならないから一番悲惨でしょう

なぜ皆さん焦らず平和でいるのか不思議でなりません




* * *




現実を捻じ曲げるのは許されないことだけれど、みんなが知らなければならない現実を報道せず隠したままにしておくことはそれ以上にひどいことだと思う。

表現の自由が認められているはずだけれど、一般庶民が知るべき権利を奪ったり、報道されない事実を隠ぺいすることがはたして正しいことなのかどうか…?

そんな思いを胸に、本州に降りて福島の今を見に行こうと思う。

自分の目と耳で事実を確認しよう。





*きっと最後はうまくいく 

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長旅をしていれば、予期せぬハプニングやトラブルはつきもの。

どんなにシヴィアでタフでハードな状況がやってきても、「 きっと最後はうまくいく」…そう信じて切り抜けるのが旅の極意なのだ。

当事者はいつもパニックになりがちだけど、第三者の目で見ればさほど大したことではないのかも知れない。

頭も体も柔軟に、その場その場の状況をよく見て判断して切り抜けていくこと。

修羅場に立たされた時こそが自分自身の真価が問われる時。

あせらない あわてない あきらめない。




*旅と食

旅に出て猛烈な食欲。1日6~7食?でも体重は減っている。

1日​40~60キロの走りで相当カロリーを使っているのか?


道東は寒​くて汗も出ないけど寒さに耐えうるために熱量を必要としているの​か。

昼からイーオンで買ってきた大量の惣菜類を一つずつ食べるの​もまた楽し。



旅をしていて、特に食べ物をありがたく思うようになる。

僕は決し​て美食家ではなく、どこに行っても普通の人が普通に食べるものを​食べる。

特に夕食はたんぱく質やカルシウムを意識して多めにとる​。

ホウレンソウのおひたしやひじきの煮物、納豆などがいい。肉よ​りも魚、野菜中心。

スーパーでごまや乾燥わかめ・乾燥椎茸を買ってきて、ごまは納豆​に、わかめと椎茸はインスタントみそ汁に入れている。

さして高価​なものではないけれど、ちょっとしたことで食事に工夫ができる。

​野菜果物はチャンスがあれば国道沿いの無人販売でも買っている。





*50代パワー炸裂!

「大江千里、52歳でジャズピアニストとして全米デビュー!」


同い年で同じ南河内出身。元同僚が彼の出身高校のバスケ部で一緒だったし、彼の妹は教育実習時、自分の勤務してたS山高校に来ていた。

80年代から活躍しててまだ頑張っているんだ。応援しよう!




*本日の走行距離:0キロ 積算走行距離:543.4キロ




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  1. 2012/06/22(金) 21:08:19|
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Day13:厚床~厚岸(あっけし)

【Day13:厚床~厚岸(あっけし)】


午前3時半、夜が明けるまでマンションの階段のところに腰を下ろしてまどろんでいたが、ほとんど眠れず。

濡れたものの水分をできるだけ搾り取ってスタッフバッグに収め、バッグに片づける。

軽く朝食をとって4時10分スタート。

この時点で雨はさらに激しくなっていた。

台風の影響か?

気温は7度前後。ありがたいことに追い風で助かった…が風が冷たくて手もかじかみ、吐息も白い。

シューズ内は昨晩からびしょ濡れ。走るごとにぐちゅぐちゅ言ってる。


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浜中町に入ってトイレのあるドライヴインがあった。

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走るのをやめると寒さで震えが止まらない。

とにかくしっかり食べよう。

昨日あたりから右足の脛に違和感があったけど、これだけ走って足がどうにかならない方がおかしいのかも知れない。

10日余りで500キロ走る。

1日50キロは次の日に疲れを残さない距離だと思っている。

早朝スタートして午後の早い時間に走り終えて、その後の時間で疲労を取り切ってしまうのだ。

月に1500キロ近くだって走れると思う。

ただ、バギーを押して走るのは手ぶらで走るのとは訳が違う。

特に登りの多い山岳エリアでは距離についても考慮する必要がある。



疲れを取るためには、栄養と休養。食事と睡眠をバランスよく…。

昨日の夜のようにテントが浸水してパニック寸前になって眠れないと次の日にこたえる。

それでも割り切って走るしかないのだけれど…。


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厚岸にたどり着くまでは寒さと睡魔との戦い。

戦いというよりは寒さと睡魔との共存なのだ。

眠いけど走る。走るけど眠い…。

激しい雨に打たれ、冷たい風に吹かれて、それでも前に進むしかない。

泥しぶきをはねあげて走っていく大型トラックにも腹を立てず、どこまで行ってもなかなか風景の変わらぬ北の大地の原野の中を駆け抜ける。

いろんなことに希望は持っても決して期待はせず、ただ前向きに、ポジティヴに、プラス思考で生きていく。


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PEACE RUN公式スポンサー、ファイントラック提供の「ラミースピンソックスクールアンクル」

シューズ内が濡れていても、不思議と不快に感じない。

さらっとした履き心地は格別。

天然素材の麻が非常に強いのかしてなかなかへたりにくいという。


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同じくアシックスもPEACE RUNの公式スポンサー。 

GEL-1170-SW(TJG673)も500キロを超えても履き心地は変わらない。

今回はいつもより大きめのサイズで外反母趾気味の自分の足に優しい。

北海道縦断は一足で何とか間に合いそうだ。


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糸魚沢の無人駅で休憩。

雨は小康状態で断続的に激しくなる。


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午後2時前には厚岸駅に到着。

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駅員さんに宿の情報を聞いて、電話したらすぐきてもらっていいということで駅前の旅館にチェックイン。

ありがたいことにお風呂が24時間入れる。

北海道に来て最初のイーオンがあった。

北海道でマクドナルドやスターバックスが道内全域にあるのかと言えば決してそんなことはない。

ある程度人口の多い街でなければやはり商売が成り立たないということだ。

その点セイコーマートはたいていの町にあるからうれしい。



釧路まであと50キロ。北海道縦断960キロ、すでに半分を超えてあと400キロあまり。

あまり早く北海道の旅を終えても、本州の梅雨明けはまだ先だろう。



夕方、イーオンに買い物に出るとまた細かい霧雨。

冷たい霧雨が道東の名物なのか。

寒さには慣れたけど、去年の今頃は「アメリカ横断ランニングの旅」でカリフォルニア州のモハヴィ砂漠の暑さと戦っていたのだった。

暑いのも寒いのもほどほどがいい。



*本日の走行距離:46.8キロ 積算走行距離:543.4キロ



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Day12:標津~厚床(あっとこ)

【Day12:標津~厚床(あっとこ)】

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午前5時過ぎスタート。

14キロほど走ると別海町の尾岱沼(おだいとう)。

セイコーマートで買い出し。

この先40数キロ、厚床まで何もない原野を抜けていくことになる。


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道の駅おだいとうで滋賀県のサイクリスト武内さんと出会う。

日本一周中。旅に出てもう3か月目。


晴れていれば、海の向こうに国後島と知床連山が見える(昭文社・ツーリングマップルによれば)はずなんだが、空も海も灰色。



本別海町で小さなスーパーがあった。

暖かい缶コーヒーを買って、バスの待合室でスナックタイム。ロールケーキを食べる。


小刻みにアップダウンが続くローリングヒルズ…。



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沼や湿原があちこちに見られる。

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自然が作った形は理にかなっている。

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この葉っぱに集まった水は一か所に集まって、茎を伝って根の方へと落ちていく。

自然は愛にあふれているのだ。


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午後4時ごろ厚床駅に着いた。

駅長さんに宿について聞いたところ、町の中には宿はないとのこと。

テントの張れそうな公園を確認して、まずセブンイレブンで買い出し。

この町もネットワーク圏外。



「PEACE RUN2012日本縦断ランニングの旅PART2」がスタートして最初のキャンプ。

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テントはファイントラックから提供頂いている五角形のテント、ポットラック

ポール一本で簡単に設営できる上に非常にコンパクトで軽い。

昨年の「PEACE RUN2011アメリカ横断ランニングの旅」でも使用していたのを今回も使用。

アメリカカリフォルニア州のモハヴィ砂漠の度肝を抜かれるような砂嵐の中でも耐え抜いたタフさは定評がある。

*アメリカ横断ランニングの旅で使用したポットラックについてはこちらを。


テントを張ってディナータイム。

PCを出すのはやめて、午後7時には寝袋に入る。



この時点で天気予報を確認しておけばよかったのだが、雨が降り出した。

雨は時間とともに激しくなり、風も吹き荒れだす。

テントの入り口をもろに風上に向けていたのだ。

フライシートが風にあおられ、枕元に雨が吹き込む。

ヘッドライトをつけてフライシートを確認。

ふと、突風が吹いてペグが一本、二本、フライシートとともに風に飛ばされた。

風であおられ、その間にも雨はインナーテントのメッシュ部分からフロア内にどんどん入っていく。

ヘッドライトの明かりを頼りに飛んでしまったペグを探すこと5分あまり…バタバタとフライシートがあおられるのを片手で抑えながら半ばパニック状態。

「落ち着け!たかがペグじゃないか」

と自分をなだめながら体はあわてていた。



ペグが見つかったがテントの周りは既に水浸し。

粘土質の土が災いしてどろどろ。

テントのフロアの下にも水が…まるでウォーターベッドだ。真夏なら気持ちいいんだけど…(笑)。



しばらくそのまま寝ていたが、寝袋もマットレスも既に水がしみてきている。

風はさらに激しく、フライシートの隙間から雨をもたらす。



午後11時半、テントの撤収を決心。

30mほど先にあるマンションの入り口にテント内の荷物を運び、バギーも移動。

最後にフライシートもインナーテントもペグもすべて撤去。

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この作業で約40分。


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マンションの階段手すりにテントとフライシート、マットレス、寝袋を干させてもらう。


この作業に約15分。

深夜1時にバタバタとしていたが、既に住人は皆消灯していた様子。



テントを張るロケーションを考えるべきだったのと、この雨風の強い時にテントを張るならペグをあと数本使う必要があった。




(Day13につづく)





*本日の走行距離:60.8キロ 積算走行距離:498.67キロ




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Day11:斜里~標津(しべつ)

【Day11:斜里~標津(しべつ)】


午前3時半起床。

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朝食を摂って早めのスタート5時20分。

今朝は快晴。


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斜里岳も海別岳もくっきりと青空に映えていた。

国道244号線をたどり、標高490mの根北峠(こんぽくとうげ)を経て標津町に向かう57キロのルート。


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じわじわと標高が上がっていく。

車の量も極めて少ない。

大半の観光客は世界遺産の知床に向かうので、このルートはあまり観光バスも通らないようだ。


途中、車が一台停まって、中のおじさんが「峠まで乗ってくか?」と尋ねてくれた。

「ありがとうございます。鹿児島まで走っています」と答えて丁寧に断らせてもらった。


このおじさん、尾岱沼の海産物店を営む方らしく、自分が峠を目指して走っていると、また戻ってきて車を停めて、

「これでうまいもんでも食べなよ」

と4つに折りたたんだままの千円札をくれた。

今どきの日本でもこんな奇特な方がおられることがうれしかった。

丁寧にお礼を言って、名刺を渡してお別れした。



峠まで24キロ少々。午前10時前に到着。

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勾配がさほどきつくなかったので、意外に楽に上れた。


峠で自分を待ち受けていたのは、ワゴン車で旅行中の大阪の左近さん。

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ガスストーブでゆで卵を作られていた。

できたてのゆで卵と、挽きたてのコーヒーを入れてくれた。

この3月末で定年になったので、ワゴン車で北海道にある140の道の駅をすべて制覇する計画だとのこと。

距離にして4000キロばかりあるらしい。

今はやりの車中泊で食事も自炊中心。

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車の中はいろんなものが所狭しと詰め込まれていた。

写真と自転車が趣味だそうで、全国の道の駅をいずれは制覇するつもりだとか…。

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ゆで卵とコーヒーのお礼を言って再び走り出す。


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峠を越えた後も小刻みなアップダウン。


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しかもガスがかかってきて細かい霧雨でべとべと。


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雨具を出すまでもないと思ったが、MUSASHI号にはカヴァーをかぶせる。


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ガーミンもびしょ濡れ。


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なぜかなまってる…「スーピドダウン」?
 

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下りは結構ハイペース。一時はキロ4分半~5分ペースで走っていた。


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午前中に40キロ超走り、ロードサイドでランチブレイク。


霧雨もようやく上がったが、陽射しがないので気温は15度程度。


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キタキツネが餌を求めてうろうろしている。

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根室海峡を隔てて、オホーツク海沿岸の旅は終わり。

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ここから太平洋沿岸を走ることになる。

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標津町は鮭の漁場として有名なところ。

サーモンパークとか鮭に関わるものがあれこれ。


それに、国後島がすぐ目の前にある。

曇っててかすかに影が見えただけだが、北方領土4島はいまだ帰らぬ日本の領土となっている。




海辺の公園内にキャンプ場と観光案内所があって、宿の情報を聞き、町の中心地へ。

北海道は3000円程度の安宿があちこちにあってありがたい。

明日も台風接近で雨が降る可能性も高い。

キャンプしようと思ったけど強風の中でテントでは眠れまい。



明日は厚床(あっとこ)までの58キロ。

釧路までいよいよあと3日と迫ってきた。

このままいくとあと10日で北海道縦断も終わることになるが、問題は台風の行方。

気象情報を確認しながら進むしかない。




*本日の走行距離:57.6キロ 積算走行距離:435.8キロ




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  1. 2012/06/19(火) 18:25:47|
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Day10:DayOff@斜里

【Day10:DayOff@斜里】


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午前3時45分に目覚めた。

昨日はオフ明けで初めは走りも軽かったが、長時間雨中走行で体が​冷えたのか足腰がやや重い。

朝の時点でまだ雨…。

標津まで57キロ何もなし。

490mの根北峠を超えるにはこのモ​チヴェイションとコンディションでは厳しいと判断。

オフにしよう。




*台風

台風が北海道東部に接近するコース…二年前も秋田と福井で台風に​見舞われた。

嵐を呼ぶ男なんかにはなりたくない。アメリカ、シカ​ゴやカンザス州ウィチタは既に35度を超えている。

コロラドでは​山火事で大変なことに…。

世界が今日も平和でありますように…。​



めったに台風の上陸しない北海道に、よりによって二つもやってくるなんて…。

まるで自分にケンカを売ってきているかのよう(笑)。




*国民総幸福量について…

国民が嫌がることをする国の首長がいる一方でブータンの国王は凄​いと思った。

国民総幸福量(GNH)を昨日NHKでちらっと見て​たけど、国のあり方ってこうあるべきなんだ!




モノや道具は作れても幸せは簡単には創り出せない今の社会…。

国​内総生産(GDP)の巨大な幻想に気づかぬ人間が作っているのは​、うつに悩む人がたくさんいて、年間3万人もの自殺者を出す国…​。

カネとモノがあれば幸せっていう考えがすべてをダメにしている​。


国民総幸福量の高いブータンでは、正・負の二種類に分類された感​情の内、正の感情である寛容、満足、慈愛に満たされた国民ががか​なりいるのだろう。

おそらく、日本をはじめとする先進諸国では、​怒り、不満、嫉妬などの負の感情に支配された人たちが多く暮らし​ていると思う。





*Necessity

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いらないものを見つけよう。

いらないものは捨ててしまおう。

必要なものだけを選択する目を持とう。

自分に必要なものだけじゃなく世の中のすべての人に必要​なものを見つけよう。

世の中の人が望まないものは捨ててしまおう。

そして、世の中のあらゆる人に必要とされる人になろう。 






*旅に生きる

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ただ、何気なく生きる生き方…そして命懸けで生きる全力​の生き方…。

同じように生きていても、5年10年先で人生は大幅に変​わるのだろう。



一生を走ることに捧げようと決意して一年と数か月、自分​の人生も大幅に変わった。

腹を括ってしまえば、苦労を苦労と思うこともない。

潔く、誠実に…何よりも自分に忠実に生きていく。

自分自身に与えられたミッションを常に忘れることなく、​ひたすらに、ひたむきに走り続けていくことが、今自分が​なすべきこと。



明日は明日の風が吹くかもしれないけれど、今日、この風​を受けながら、どんな状況であっても自分のベストを固持​するのだ。

でも、大切なこと…決してあせらずあわてずあきらめず、​ゆったりまったり…。

自由と孤独と寛容を日々の糧とすること。



旅こそは自分の師匠だ。

旅は人生、そして人生もまた旅…。

日々学び続けること、我以外皆我師という思いであらゆる​人々から教えを賜ること。

日々研鑽を続けていくことで、今、目に見えて現れてこな​い変化が、必ず後になって見えてくるはず。





*故郷


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誰にも故郷が一つはあるはずだ。

でも、旅人は行く先々で心の故郷を作ろうとする。

自分の魂の一部をその地に残しておくために、いつかまた​その地を訪ねた時に懐かしい思いに浸るために…。

そして、やがてこの日本が、世界が、地球そのものが、自​分の故郷と呼べるように、旅を続けるのだ。




*シンプルであること

走ることで身も心も軽くなる。

それは生活から余分なものをそぎ落として、人生をできるだけシンプルなものにしようとするからだ。

今、身近に感じられる人やモノに感謝・感激・感動できるからだ。

心の平穏はそんなところから生まれてくる。

だから僕は走り続ける、走って旅を続けていく。



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*お礼


アドヴェンチャー・ランナー高繁勝彦に寄付金をお寄せいただいた​みなさん、ありがとうございました。

心から感謝申し上げます。日​々走り続けることで精進してまいりますので今後ともよろしくお願​い致します。

→ ご寄附頂きました皆さま




*PEACE RUN動画

「PEACE RUN2012日本縦断ランニングの旅PART2」YouTube動画第二弾


Peace Run2012 日本縦断PART2 ステージⅠ 北海道編 ② サロマ~網走へ





*旅の軌跡

PEACE RUN公式スポンサー「ジョイフルログ」 さんに「PEACE RUN2012日本縦断ランニングの旅PART2」の旅の軌跡をトラックしていただきました。

こちらを…。



*本日の走行距離:0キロ  積算走行距離:378.2キロ



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サハラマラソン報告会(6月19日 東京都千代田区)

アウトドアショップ「Hike+Like」のオーナー松本卓也さんが、2年前に走られた、世界で最も過酷なマラソンといわれる「サハラマラソン」の報告会です。

フルマラソン、トレイルランニング、ウルトラマラソンに飽き足りないランナー、あるいはアドヴェンチャー・ランニングの世界をちらっとのぞいてみたいと思われる方はぜひご参加を!


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  1. 2012/06/18(月) 20:23:43|
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Day9: 網走~斜里(しゃり)

【Day9: 網走~斜里(しゃり)】

朝は4時に起きて荷物整理、そしてメールチェックなどしていた。

今日は父の日。

そして、9年余りあっていない娘の16回目の誕生日。

高校一​年生になったのか…。最後に会ったのは小学校入学前。ランドセル​を背負う姿を見ることもなく、さよならも言えずに別れた…​。



走るSumiArtist(書家)、波多野 明翠さんは愛知県春日井市をスタートしてランニングで日本一周の旅の途上、現在福島県に入っている。

日本一周「絆」一筆書きプロジェクトを応援しよう!! 




一方、沖縄から走って日本縦断中だったJup Brownさん、いったん南気仙沼で本州の旅を中断、北海道稚内から南下して、自分が数日前に通過した紋別から西にコースをとり、北海道横断コースに入っている。

どこかで会えるのを楽しみにしていたが、ニアミスで終わってしまった。彼の旅にも注目! 

(S)MILING日本を応援しよう!




午前6時過ぎに朝食。

ご飯をしっかり食べて、いよいよ7時前に出発しようかと荷物をセッティングしようとしていたら、CACAZAN提供の革製グラブがない。

部屋の隅々を探して、バッグの中の荷物を何度も出したり入れたりして確認したが見つからない。

そうこうしている内に7時を回り、あまりノロノロしていても仕方がない。

バッグのどこかにきっと埋もれているんだろう。

荷物が多すぎることと整理整頓がいつもできていないことで、しばしばこんな事態も起こる。

北海道の旅が終わったら要らないものは実家に送り返すことにしよう。


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午前7時半ごろスタート。アニマの里のオウナーご夫妻のお見送り…。

お世話になりました!ありがとうございました!!

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網走駅…30年ぶりに同じ場所で写真を撮った。



道の駅流氷街道網走でサイクリストの二人の若者に出会った。

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計呂地のSL列車に自分が泊まった翌日、二人は宿泊していて、管理人のおじさんからも話を聞いたようで、らくがき帳の自分の書き込みも見ていてくれたらしい。



R238の旅は網走で終わり。

続いてR244に入り、斜里を目指す。




予報では午後に弱い雨。

風が吹いてきて午前10時ごろにぽつぽつと雨が降り出す。

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北浜駅で休憩。

かつて中国のドラマか映画でロケに使われたとか…。

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壁や天井に名刺やメモ書きが大量に貼られていた。



残り30キロは結構激しい雨と向かい風の中走ることに…。

道路には水たまり…。

釧路バスが減速することもなく、猛烈な泥しぶきを自分の頭からぶっかけてそのまま通過していった。

一部の乗用車の中にも気遣いや思いやりのない運転をするドライヴァーがいるんだ…。

今は走って旅をしているけれど、かつて自転車旅行もしたし、自分自身車を運転するけれど、常にランナーやサイクリストの気持ちを考えて運転しているつもり。

車しか乗らない人にとやかく言うつもりはないけれど、人の痛みが分かる人間であることってやはり大切。

原発のないところで暮らしている人たちが原発を容認するってどうなんだろう?

原発を容認する人たちは原発のすぐ近くで暮らしてみてはいかがなものか?



午後4時過ぎにようやく斜里の市街地へ。

知床斜里駅前のビジネスホテルに飛び込む。

シューズ内も浸水。ソックスびしょ濡れ。指もふやけ​てる。

荷物を部屋に運び入れて、入浴。

濡れて冷えた体に熱いお湯が心地よい。

家にいればシャワーしか浴びないのだけど、旅の途中はほぼ毎日お風呂に入っている。



濡れたものはまとめて洗濯。

朝探していたグラブがバッグの中から出てきた。

黒いTシャツの入ったスタッフバッグに隠れていた。

出発前、見つからなかったのは、明りのない暗いところでチェックしていたからだ。



今日は雨で写真もあまり撮っていない。

カメラもスマートフォンも取り出す余裕がなかった。



CACAZANで作ってもらったバギーMUSASHI号用のカヴァー…。

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防水素材のエントラントで作られているが、バギーの中は一切濡れておらずドライな状態。

手袋職人出石さんに感謝!!


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雨の日の走り…今日は最高気温11度。

風が強かったので体感温度はもっと低くなる。

アラスカ~カナダユーコンで一週間に7日雨が降って、連日びしょ濡れのテントと寝袋の中で寝ていたのを思い出した。

雨の日は雨の日なりに楽しむ要素を見つけること。

照る日曇る日雨の日…いろいろあるから楽しいのだ。




*本日の走行距離:46.4キロ  積算走行距離:378.2キロ



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  1. 2012/06/17(日) 20:37:17|
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Day8:DayOff@網走

【Day8:DayOff@網走】

例によって4時前に目覚めるも布団の中でいごいご…。

6時過ぎに布団を出て、昨日分のブログ更新。

英語ブログ“Dokkodo:Lonesome Road Of Running”も徐々に更新。

7日間ストップしてたので大変。

朝食を摂って、その後はPCと向き合う時間…。

ネットワーク圏内にいるというのは、ある意味守られているという感覚。

まったく情報が入ってこないというのは時に危機感を感じること。



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旅人の心を詠ってみました…。

何ものにもとらわれない自由な心…どんな色にも染まらない自分自身であること。

旅にあれば思い通りの自分で生きていられる…これこそが大切なこと。



今、お世話してもらっている網走郊外の民宿「アニマの里」

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敷地内に牧場があって馬と羊がいる。

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天都山のふもと、自然に囲まれて静かで心休まる場所。

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今日一日オフを満喫できた。


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昨日の夕食。


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今朝の朝食。


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お昼にはラーメンをごちそうになりました。


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今日のディナー。



話好きなオウナーご夫妻、いろんな旅人がやはり宿を訪ねてこられるようで、お話を聞いてるだけでワクワクさせられる。



地図出版でおなじみの昭文社から「ツーリングマップル」を提供してもらうことになりました。

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PEACE RUNの新たな公式スポンサーになって頂けることを光栄に思います。



北海道の蚊はかなり大きくて凶暴。

暖かくなると一斉に繁殖して人を攻撃してきます。

「アラスカの州鳥は蚊」と言われるくらい、アラスカでも凶暴な蚊の餌食に何度かなりました。



今日は他に宿泊客もなし。

一人ゆったりまったりとした時間をくつろいでいます。



明日は、斜里まで40キロあまり。

大変なのはその翌日…斜里から標津まで60キロ近くガソリンスタンドもコンビニもない、しかも標高490mの根北峠越えもあるという一日。


その後も寂れた辺鄙なエリアを彷徨うことになりそう…。




*本日の走行距離:0キロ  積算走行距離:331.8キロ




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  1. 2012/06/16(土) 21:27:42|
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Day7:計呂地~網走

【Day7:計呂地~網走】

朝、3時半に目覚めるのが習慣になってきた。

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泊まっていたSL列車の窓から差し込む朝日…。

うれしいことに朝から青空…陽射しがまぶしい。


今日は気温も上がるとのこと。

網走まで60キロ超を走るので早めにスタート。

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さほど険しくはないけれど、緩やかなのぼりが断続的にやってくる。

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勾配7~8パーセントになってくるともう走らない。押して歩くのだ。

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今朝がたお会いしたのは歩いて日本一周中の愛知県東海市​の麻生さん。

定年退職後にライフワークとして歩き旅に徹されている。

1日40キロ歩いて、反時計回りに旅されているそうだ​。



サロマ湖へ…。

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静けさの湖…さざ波を目で追いかけて、ゆったりまったり流れる時間に酔い痴れる。

とらわれるものもなく解き放たれた自由な旅人の目でサロマ湖を眺めていると、自然に本来の自分自身に戻りつつあるような気がする。


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9日後のサロマ湖100キロウルトラマラソンは50キロと100キロの二部門。

スタート地点はそれぞれ別でゴールは同じ。


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合流地点となるのがこの交差点。 


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晴れた日にはソーラチャージャーでスマートフォンを充電。エコに徹します。


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餌が豊富なのか、鳥たちも湖に群れている。

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春と夏が一気にやってきたかのような北海道…花も虫も晴れた日にはいきいきとして活動するのだろう。

知らぬ間にブヨのような虫に足首を何か所か刺されてしまった。


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午前中に40キロ走ったが、午後の20数キロの方が長く感じられた。

やはり60キロを超えるとバギーを押しての旅は大変。

道がフラットだからよかったけれど、峠越えがあったりするとなお大変。


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途中にあったこの学校もすでに廃校。

少子化に加えて人口の過疎化が追い打ちをかけている。

次の世代の日本を背負って立つ若者がどんどん減って行っているという悲しい傾向…。


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廃線となった鉄道の線路の跡に作られたオホーツクサイクリングロード。

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常呂町から網走までの約27キロはこの道を通っていく。

その間に出会ったのは数名のサイクリストとランナー一人、パトロールの車だけだった。 


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サイクリングロードは能取湖と網走湖の湖岸線をたどる。


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国道238号線に並行して走っているが、車は一切入ってこないので快適。

居眠りしながら走っても草むらに突っ込むだけなので安全。


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コース上にはサイクルパークがあってトイレやベンチなどの設備も利用できる。


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卯原内にも交通公園があってSLが展示。


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午後5時ごろ、網走市内のアニマの里という民宿にチェックイン。

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天都山のふもとにある農場を持ったお宿…馬や羊が歓迎してくれた。


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夕食後にJOBBBインターネットラジオのリスナーのお一人、ハンドルネーム2CV6シトロエンさんが宿にいる自分を訪ねてくれた。

同じ世代で、彼も教員をされているが、旅やランの話で盛り上がった。


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稚内を出てから7日間ノンストップランで300キロ超え、明日はやっとこさオフ。

超スローな走りでも時間をかければ1日70キロでも走れないことはない。

バギーを押して楽しみながら走るのならせいぜい1日50キロというのが理想だ。


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今日も50数枚の写真を撮った。

気が急いているとカメラを出すのも面倒くさくなって、美しい風景が目の前にあるにもかかわらず「まあいいか」で写真を撮らずにその場を立ち去ってしまいがち。

心のゆとりを得るために旅に出ているのに、それでは意味がなくなってしまう。

楽しむこと…楽しむことを最優先しよう。時間にも気持にもゆとりを持とう。



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暖かくなってきたらキャンプも楽しもう。

テントは我が城、自分一人だけの贅沢な空間…。

大自然の中でぽつねんと一人過ごすことがいかに素晴らしいことか…。

旅人はテントの中で夢を育むものなのだ。


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*本日の走行距離:62.9キロ  積算走行距離:331.8キロ



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  1. 2012/06/15(金) 23:59:59|
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Day6:紋別~計呂地(けろち)

【Day6:紋別~計呂地(けろち)】


夕べは、ホテル近くの焼肉屋さんJan×Janを経営されている和美さんを訪ねた。

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facebookのお友達トミーさんのミクシィ友達つながりで紹介して頂いた。

PEACE RUNを応援して頂いているということで、飲み放題食べ放題…。

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いろんなところで偶然にいろんなつながりが生まれてくる。

走っている人であろうとなかろうと、人の世でつながるというのはある意味奇跡に違いない。

「奇跡は毎日起こっている」とフォレスト・ガンプも言ったように、気が付けばさまざまな奇跡の中で、我々は毎日暮らしているという訳だ。


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ガリガリ君ソーダ味ミルクプレミアム、去年の夏はアメリカ横断ランニングの旅にスタートした後で口にすることができなかったけれど、今回初めて食べることができた。


朝、4時前に目覚めて、トイレと洗面場で気づいたことがある。

曇りひとつない鏡…。

埃や塵がちっとも見つからない。

ピカピカに光った壁のタイル…。

木枠の窓なんて昭和の時代のものだけど、これも古びてはいるがきれいに掃除されていた。

一泊素泊まり3200円の宿とは思えないくらいの美しく手入れされた宿…。

オウナーのおばさんの本気を感じてしまった。

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午前5時50分スタート。

国道238号線をひたすら南東へ。

オホーツク紋別空港を過ぎると急に路肩が狭くなってまた元の広さに戻る。

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道の駅オホーツク紋別には立ち寄らず、遠くからカニのはさみのモニュメントを写真に収めてみた。

オホーツクタワーなるものもあった。


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時折強烈な睡魔に見舞われ、フラフラの状態でセンターラインの方に飛び出したり…。

歩いているのか走っているのか分からない状態で意識がもうろうとしてくる…。

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バスの待合室で横になり、たとえ5分でも10分でも仮眠をとる。

やはり6日目にもなると、足腰の疲れよりも全身の気だるさが目立つようになる。

思った以上に体に負荷が来ているのか…。 


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朝から青空が広がり、気温も15度近くまで上がる。


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湧別町に入り、サロマ湖100キロマラソンの予告の看板があちこちにみられる。

あと10日、24日が本番だ。


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スタート会場にも立ち寄った。

自分が初めて走ったウルトラマラソンもここサロマ湖…1989年、今からもう23年も前のことだ。

あの頃はまだ全部で500人くらいの参加者しかいなかったような気がする。 今年は4000人が参加するそうだが。


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牛のモニュメントと記念撮影。


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1989年にはなかった道の駅にある遊園地。


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藤樫(とかし)さんという65歳のサイクリストと出会った。

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地元北見の出身で、定年退職後、日本一周自転車旅行を計画されたそうだが、まず自転車で北海道一周にチャレンジ。

今日がその記念すべきスタートだった。

瞳が少年のようにキラキラしていた。


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「ていねい」という名のバス停。 
 


紋別から約45キロ、網走まで60キロ地点の計呂地(けろち)の旧駅跡に作られた計呂地交通公園が簡易宿泊所になっていた。

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客車に泊まると一泊300円、駅長の部屋というのが一泊500円。

シャワーは5分100円というお値打ちプライス。


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SLと記念撮影。


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なかなかこれがでっかくて迫力満点!


湧別町が管理しているようで、自治会のおじさんが午後4時に現れて受付してくれた。

近くに個人の商店もあり、トイレも水道・電気も完備。

ピクニックテーブルもある。

残念ながら、今日もネットワーク圏外。

サロマ湖のちょうど真ん中地点になるだろうか。



今日はお外でディナータイム!

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客車内はこんな感じ…。

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かなり広々としている客車…。

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九州鹿児島県の阿久根駅前でもブルートレインのライダーハウスがあったっけ。

他に宿泊客がいないというのがさびしい…。

管理人のおじさんと夕食後いろいろ話したが、北海道も地方はどんどん過疎が進んでいるという。

道内の鉄道も昭和の終わりから平成初めにかけてあちこちで廃線となって、代わりにバスが運行されている。

駅舎は公園になったりコミュニティパークになったり福祉施設になったり…。

オホーツク沿岸に来てみて、あまり若い人と会うこともなくなった。

ほとんどが高齢者の方だ。

自治体は町の活性化を求めてはいるものの、活性化するための材料も乏しく、なかなか困難を極めている様子。

サロマ湖100キロマラソンなんかは80年代からずっと継続して行われていて、それなりに町も賑わうもの。

春先には流氷ウォッチングのツアーも来る。

でも、それ以外に人を集める要素はほとんどないのだろう。

酪農や漁業も後継者がいなくなれば廃業。

若者はどんどん町に流出していって、町は元気を失っていくばかり…。

これからの日本、一体どうなっていくんだろう?




*本日の走行距離:45.4キロ  積算走行距離:268.9キロ




Peace Run2012 日本縦断PART2 ステージ1北海道編①


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  1. 2012/06/14(木) 23:59:59|
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Day5:雄武~紋別(もんべつ)

【Day5:雄武~紋別(もんべつ)】

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午前5時50分スタート。

すっきりしない曇り空…細かい霧雨も時折パラつく。

この時期はこれが普通なんだろうな。

気温は8度。まだこの時期にしては寒い方だろう。

桜が散った後に寒の戻りか。

本州はもう夏日という話なのに…。


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今日は紋別までの45キロ。

雄武から20キロほどのところに興部(おこっぺ)という町がある。

何もないというのはうんざりだけど、途中に町が一つでもあれば気休めになる。

ふだんコンビニを利用することなんて皆無だけれど、旅に出れば、コンビニがあるとホッとする。


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最初の日本縦断の前にSportsDepoで購入したフォールディングチェア(折りたたみ椅子)。

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二年前はあまり使わなくって、途中で実家に送り返したけれど、昨年のアメリカ横断ランニングの旅では砂漠や大平原で大活躍。

重宝した逸品。

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今回の旅で初めての利用。MUSASHI号を背もたれにして心地よい。

仮眠もできそうな…。



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現在走っている国道238号線、通称はまなす街道…。

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オホーツクラインは気持ちよく走れる。

今日も午後から青空が広がって少し晴れ間も出てきた。


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紋別まで10キロの地点でようやくネットワーク接続復活!

W社のWi-Fiルーター、ネットワークはS社の回線を使っているが、やはり人口がある程度多いところでないとつながらないのだ。

サイトで調べたら稚内より東、紋別より北はつながる個所が極めて少ない。

人口が減少しているところは年々エリアを狭くしているような感もあるが…。

2年前に北海道のこのエリアを走られた自転車仲間の天神橋五丁目さんが、猿払村や枝幸でi-Phoneでネットを使っていたという事実も…。

ネットワークの世界にも大人の事情ってものがあるに違いない。



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午後2時半ごろ紋別市内のビジネスホテルにチェックイン。

建物は古いけれど改装して小奇麗にしてある。

かなり歴史あるビジネスホテルのようだ。

ユースホステルよりも安いってのがありがたい。 




ここから南はもうネット難民になることはないだろうか…?


明日はサロマ湖、明後日、網走に着いたら二連泊してオフを入れよう。




*本日の走行距離:45.3キロ  積算走行距離:223.5キロ



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  1. 2012/06/13(水) 17:10:33|
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Day4 枝幸~雄武(おうむ)

【Day4 枝幸~雄武(おうむ)】

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空が白み始めると自然に目が覚めてしまう。

4時前に目覚め、5時15分スタート。


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ありがたいことに少し青空が見えてきて日も差してきた。

陽射しがあると多少暖かく感じられる。

それでも朝の気温は7度。


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この辺りはほぼ30~40キロごとに町があり、町と町の間に集落が点在する。

廃校になった小中学校があったり、つぶれた廃屋やぼろぼろの納屋が国道沿いに見られたり…。

寂れた風景を見てるといかにも最果ての地という感じがする。


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バスの待合室が格好のレストエリア。

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風も防げるしベンチもある。疲れたら横になるのもいい。

休憩中はシューズを脱いで青竹踏みをしたりマッサージやストレッチも欠かさない。


アメリカと違って猛犬が吠えながら追っかけてくることもない。


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国道238号線は歩道も適宜あって、歩道がないところでも路肩はMUSASHI号が走るには十分なスペース。

トラックやダンプが頻繁に行き来するけれど危険を感じることは一つもない。 


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昼前に40キロを突破。朝が早いと気分的に楽だ。


走りながら睡魔に見舞われる。

かと思えば急にランニングハイがやってきたり…。


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MUSASHI号は今や自分の体の一部のよう。

言葉を交わさなくても分かり合えるものがあるってもの。


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旅も4日目、そろそろ足腰にダメージが出そうなものだが…。


北の大地に走る旅人ひとり…。

オホーツクの潮風に吹かれ、野性に目覚め大地を疾駆する快感に酔い痴れる。


午後3時前に道の駅おうむへ。


宿の情報を聞いてさっそくチェックイン。

この町もWi-FiルーターはNoService Disconnectedだ。


ただ、宿の中は無線LANが使用可!

4日ぶりにネットワーク圏内へ!


メールの受信ボックスはあふれかえっているし、facebookのコメント等もいっぱいだ。

わずか4日ネットを使わなかっただけだが、文明社会に戻ってきたかのよう。



Aコープで買い物して、お風呂入って洗濯して、食事しながら、ビール飲みながらブログ更新。

PEACE RUN公式サイトでは現地情報も掲載中!


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*本日の走行距離:53.0km 積算走行距離:178.2km


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  1. 2012/06/12(火) 20:30:42|
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Day3 浜頓別~枝幸(えさし)

 【Day3 浜頓別~枝幸(えさし)】

4時半に目覚めるも二度寝。

5時前にアラームが鳴り、洗顔。

腰が重い…。やはり久々の60キロ越えが効いている。



ネット環境がないからメールチェックも不要。

ツイッターやfacebookも見なくていいのはある意味楽なこと。

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朝食をとって出発準備。

外に出たら真冬の寒さ。

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午前7時50分スタート。

風が冷たすぎる。しかも向かい風。

6月の道北は冬と考えておいて間違いない。

陽射しがないから昼前になっても気温は7度のまま。

指切りグラブしか用意してなかったがロングのグラブも必要だったか…。

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サイクリストもライダーもほとんど見かけない。

旅人の季節は7月後半か?


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今回の旅で最初のトンネル、北オホーツクトンネル(1205m)。

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トンネルは一番通りたくないところの一つ…騒音、排気ガスはもちろんのこと、歩道がなかったり路肩もかなり狭小になっている個所は命がけ。


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神威岬を見ながら斜内の町へ。


30キロ走って枝幸の町に。

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オホーツク海沿岸のルートはちょうど30年前、大学4年の夏休みにロードバイクで北海道を一周した際に走った覚えがある。

天北線が廃線になって、この鉄道の駅舎らしき建物がいくつかの地域で残されている。

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北見枝幸駅跡地…右後方の木造の建物が元の駅舎。現在は食堂になっているのだ。

30年前にここの駅舎で休憩した記憶が…。



あの旅では、キスリングのサックを背負い、サドルに寝袋を固定してツーリングしたのだった。

たった10日で札幌から宗谷岬、網走、釧路、襟裳を経て札幌に戻るという北海道一周の旅。

ロードバイクだったから一日150~180キロは普通に走れた。

22歳という若さで体力も相当あったんだろう。


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今、目を閉じれば、まだアメリカ大陸を走っているような気もするし、2年前の日本縦断の旅の途中のような気にもさせられる。

あるいは、この30年ばかり、ずっと旅を続けてきたかのような錯覚も感じる。


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不思議なことだけれど、旅人の中では、まったく違った時間が流れているんだろうか…。



午後1時半に枝幸の町の中心にある安旅館へチェックイン。

本当は3時過ぎでないと受け付けてくれないのだが、外が寒いので早めに部屋に入れてもらった。

その代りお風呂は午後5時以降になるとのこと。 



PEACE RUN事務局長ガネさんに電話して、このエリアでのネット環境を調べてもらった。

W社のWi-Fiルーターでインターネットをしているのだが、回線はS社のものを使っているのだろう。

枝幸町はギリギリ電波が届くはずなのに、町の中心、町役場の前でもNo Service Disconnectedの表示。

稚内を出てからまる3日、インターネットなしの生活。

アメリカでも二日走れば必ずどこかでネット接続できたのに…。

インターネットカフェなるものもなし。

稚内を出てからマクドナルドもスターバックスも見ていない。



このホテルもフロントで確認したら、インターネットはおろかパソコンさえ使っていないとのこと。

部屋にはまだダイヤル式の電話が健在…。

まさにデジタルディヴァイド。

2年前の日本縦断の際には日本海側を通ったが、こんな状況に至ることはなかったはず。

紋別辺りまで出なければダメか…?



今日は距離が短かったから洗濯の時間を考えていたけど、ホテルに洗濯機は置いてないし、町にはコインランドリーもない。




世の中の森羅万象について、

「そういうものだ」

と考えること。

自分の考え方が中心になると「変だ」「おかしい」「何か違う」

となってしまうものだけど、

「そういうものだ」

と割り切ってしまった方が気分的に楽になる。

あきらめてしまうのではなく、ありのまま、あるがままに現況を受け入れるのである。

理にかなわない…と思うのではなく、これもまた理にかなっていると思うこと。

一見、不合理に見えることの中にも真実が隠されている。

すべてのことから学ぶべきものがあるのだ。



アナログ礼賛

時には一切のデジタルツールから離れてみるのもいい。

旅はアナログであればあるほど面白い。

偶然のハプニングを楽しもうと思うのならデジタルツールに頼る必要はない。

デジタルは人々の暮らしを快適にしているかのように見えるけれど、うまく付き合わなければ人々を堕落させるだろうし、怠惰な生き方に導く可能性だってあるということ。

デジタルツールから遠ざかるで生まれてくるのはリアルなコミュニケーション。

人と人とをダイレクトに結ぶのがアナログの良さ。

昭和の時代のアナログしかなかった頃を思い出してみる。

時間はきっと、今よりもゆっくりと流れていたはず。

そして、人々の暮らしもゆったりまったりして情緒があった。

デジタル時代の真っ只中なのかもしれないけれど、時にはアナログの暖かさ・心地よさを見直してみるのもいいものだ。





本日の走行:31.3km  積算走行距離:125.2km

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  1. 2012/06/11(月) 23:59:59|
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Day2 宗谷岬~浜頓別(はまとんべつ)

【Day2 宗谷岬~浜頓別(はまとんべつ)】 

午前3時半には空が白み始め、と同時に目も覚めていた。

4時半にベッドを出て入浴。

インターネットに接続できない環境…ある意味ありがたいことかもしれない。

デジタルツールにできるだけ触れない方が、目にも心にも体にもいいのだろう。 

 

荷物の整理をして、6時半の朝食に供える。

脂ののったサンマが出てきた。

サンマとサバが大好物の自分にとっては何よりのごちそう。

女将さんとあれこれ話している間に出発の時間。

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帆立貝で作ったストラップと最北端の宿宿泊証明書をお土産にもらう。


7時スタート。

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今日は浜頓別までの61キロ。初日の二倍近くの距離を走る。長丁場だ。 

 

宗谷岬付近にあるものは何でも「最北端」が売りである。

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最北端の郵便局。


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最北端の小学校。 


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バス停も一般人宅が名前に出てくるとは…。 


町を出てから歩道が消えた。

それでも路肩はある程度の広さがあって、MUSASHIが走るには十分。

気温は10度未満。風が冷たい。小雨が時折パラつく。

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最初の10キロ…東浦に抜けるまで小高い丘を越えた。


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最初の20キロまでに睡魔とランニングハイが交互にやってきた。

広大な北の大地を走ることの解放感…。

ただ、まだ二日目で体は旅になじんでいなかったようで、疲労もたまりがち。


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安田くんという大学生サイクリストと途中出くわした。

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ダウンジャケットを着て、ヘルメットの下には手編みの毛糸のワッチキャップ…相当の寒がりらしい。

「高繁さんですか?」

と声かけられた。

ツイッターで自分のことをフォローしてくれていたらしい。

他の自転車仲間とのつながりもいくつかあった。

いくらか言葉を交わして写真を撮って別れる。


その後、ワゴンに乗っていた三浦さんご夫妻が現れた。

昨日、宗谷岬で伊賀上野シティマラソンのウインドブレーカをペアルックで着ていたお二人だ。

いったん稚内に戻って宿に泊まり、また網走方面に出られるらしい。

三重に帰ってからまたお会いできるだろう。

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オホーツクの潮の香り…そして、酪農地帯の牧場のにおい…まさに北海道。

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午前中に30キロあまり走って猿払(さるふつ)村へ。

道の駅で休憩。

ほぼ10キロごとに小休止をとっている。

名前は聞かなかったあるおじさん、車で道内をくまなく走られている。

カヌーイストの野田知佑さんの知人だそうで、ユーコン川をかつて下ったこともあるという。

事故で右足がマヒしておられるようだが、自分のバギーに興味を持たれたのか、あれこれ質問を受けた。 


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走りながら驚くほど食べて飲んでいる。

それだけカロリーを消費しているということか。

肌寒い気候でも汗はかいているし、やたらのども乾くのでスポーツドリンクもがぶがぶ飲んでいる。

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浜頓別に行くまでセイコーマートが猿払村に一軒だけしかなかった。

アメリカほどではないにせよ、北海道も町と町との距離が20~30キロは普通なので、食料・飲料はきちっと持参しておかないといけない。


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後半、足も重くなりがち。


時折、腰や太ももの付け根外側に違和感も出てくるが、無理せず止まってストレッチ。


スナックブレイクのあとは少し歩きながらリラックス。


浜頓別の町に入り、最初に見つけたコンビニセイコーマートが工事中だった。

近くのガソリンスタンドのおじさんに旅館とコンビニ情報を教えてもらう。


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インターネットに依存するばかりが能じゃない。

口と耳があれば、アナログも十分活用できる。

何より、リアルなコミュニケーションこそが人間のなせる業なのだから。

グーグルマップも極力使用せず。

20~30年前と同じように、地元の人に訪ねながら、たとえ迷ったとしてもそれはそれでよし。

本来の旅とはそうあるべきもの。

デジタルツールが人間のコミュニケーション能力を退化させるのかどうかは定かではないが、情報の正確さ・迅速さだけを重視するのはビジネスマンだけでいい。

旅人は決してあせらないし、あわてない。

ゆったりまったり生きる上で、必要なこと。


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熊本旅館に一泊。

素泊まりで食事はセイコーマートで購入。

温泉につかって旅の疲れを取る。


インターネットに接続できないことでとやかく言うのはやめよう。

むしろ昔と変わらぬスタイルでやっている宿が今もあるのだということを称賛しよう。

メールがチェックできないのはちょっと困るけどまあ仕方ない。


ビール二本飲んで、しこたま食べたら意識は飛んでしまった。


午後11時に意識が戻って歯を磨き、そのまま消灯。


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本日の走行:62.0km  積算走行距離:93.9km

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  1. 2012/06/10(日) 23:59:59|
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Day1 稚内~宗谷岬

【Day1 稚内~宗谷岬】

「PEACE RUN2012日本縦断ランニングの旅PART2」初日の朝、午前4時半目覚めた。

外は細かい雨。気温11度。灰色の空。

レインスーツが必要か…?

朝食を食べた後、荷物を整理。

今回もやたらいろんなものを持ってきてしまったような気がする。

案の定、リフォームして一回りコンパクトになったMUSASHI号に積み切れないほどの荷物…。

横幅を15センチほど短くしただけだが中はやたら狭くなった感が…。

これは本州に着くまでに要らないものを実家に送る必要ありだな。

無理やり押し込んで何とか荷物を積み終えるが、この重さは何だ?

食料も大して積んでないのに、アメリカ横断ランニングの旅の砂漠横断時と何ら変わらない重さではないか?

旅慣れてはいるはずなのに、いつになっても荷物を少なくすることができない幼稚な旅人…。

よくよく考えれば無駄なものをいっぱい持ってきているに違いないのに…。

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6時40分、オウナーのおばさんにお礼を言ってスタート。

霧雨のような細かい雨。あえてレインスーツは着ないで走り出す。

R40とR238の共用区間からR238、通称宗谷国道に入り、日本海沿岸を北上。

稚内市内は町全体がカニのにおいがまん延。

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日本最北端のマクドナルドではドナルドが偉そうにベンチに腰かけていたので写真に収める。


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稚内空港辺りではメグマ原生花園内に野生のシカがいた。


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市街地を離れるとネットワーク圏外になりがち。

20キロも離れるとコンビニも何もなくなる。

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富雄の集落でセイコーマートがあってスナックブレイク。

走り出すとよく飲むしよく食べる。

現在、理想の体重よりプラス2キロ増量しているのでやや体が重い。

そのうち絞られてくるだろうが…。

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バギーを押せば必然的に腕を振らずに走るナンバ走りになってしまう。

道は平たんだったが向かい風になって重い荷物がやたら重く感じられる。

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何か違和感があると思ったら荷物の重さでバギーが傾いているような…。

まっすぐ走ろうとしているのに勝手に右に曲がってしまうではないか…。

前輪が確かに右に傾いている。前輪を固定するフォークの部分が曲がっているようだ。

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真っ黒くろすけではありません…ウニです。


32キロほど走って正午過ぎ、北緯45度31分14秒、日本最北端宗谷岬に到着。

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外気温7度。寒い。風が冷たい。

宗谷海峡で日本海とオホーツク海に分かれるのだ。



例の最北端の碑の前で何枚か記念撮影。

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あとから神奈川から来た北海道一周中のサイクリストがいたり…。


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なぜか日本最北端で、伊賀上野シティマラソンのウインドブレイカーを着た名張から来られた熟年カップルがいたり…。


バスツアーの団体が定期的にやってきては写真を撮って、日本最北端の売店でお土産を買ってどこかに行ってしまう。

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最北端食堂で塩バターラーメンを食べる。


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キタキツネがうろうろ…。


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日本最北端で世界平和を祈る…。



あいにく宗谷岬周辺はどこもネットワーク圏外。

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最北端の宿という民宿に午後3時前チェックイン。

宿の中もネットワークは利用できない。

スタートからこういうこともあるもの。


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どこでもインターネットが使える便利なところで暮らしている人たちには、こんな状況はおそらく考えられないのだろうけれど、アメリカ横断ランニングの旅の時にも、砂漠やロッキー山脈、大平原ではネットワークが利用できないというのが当たり前という環境はざらにある。

ただ、自分自身が音信不通で心配をかけるといけないので何らかの方法で事情を説明しておかないといけないのだ。



早めのお風呂に入り、今日撮った写真を整理して、明日更新できるようにブログの原稿だけまとめておく。


最果ての地の宗谷岬の宿で夕食。

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今夜は少し贅沢をしてみる。

いつもコンビニ弁当ばかりでは走るパワーもわいてこないだろうし…。

たこしゃぶやたこの刺身も絶品。

カレイのから揚げなんて何年振りだろう。



明日は長丁場の60キロ。

いきなり距離を伸ばして大丈夫なのか…?



*本日の走行:31.9km

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  1. 2012/06/09(土) 23:59:59|
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Day-1 札幌~稚内

【Day-1 札幌~稚内】


今朝の札幌は霧雨。気温13度。

5時半ごろ目覚めて朝食。このあとバスで札幌から約6時間かけて日本最北端の都市稚内へ。

稚内も最低気温がずっと10度未満が続いていて、走るには快適な気候のようだが、じっとしている分には寒そうだ。


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縁家での楽しいひととき…ゆきちさんにお礼を言って、午前8時半頃チェックアウト。

これからまたバスの旅。スタートするまでが慌ただしい。

ゆったりまったり、あせらずあわてずあきらめず…。


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大通りバスセンター。10時半の稚内行きのバスを待つ。いいお天気!

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今しがた白い羽が足元に舞い降りて来て、一瞬フォレスト・ガンプを思い出した。

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僕の運命を象徴するかのように、自由に、どこまでも飛んで行け!


街にいても旅の途上にあっても、常に自分は自分だけの時間を生きているのだと思っておこう。

そこは、現実の世界ではあるけれど、現実を超越した世界につながる特殊な時間…。




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車窓の風景…札幌から稚内に向かうバスの中。岩見沢付近。


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車窓の風景~その2…稚内へあと140キロ。苫前付近


午後4時過ぎ、無事に稚内へ到着!

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ユースホステルにチェックイン後、預かってもらっていたMUSASHI号を受け取りセッティング完了。

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明日に備える。


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龍平さんと京都のカナさんからバンダナが届いていた。ありがとうございます!


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道民には馴染み深いようかんパンとソフトカツゲン。明日の朝ごはん!






後先考えず転がり続ける 僕はまさに転がる石(a rolling stone)

転がって転がって転がり続けた末に 真の自分自身に出会えるだろうか?

先のことなんて何一つわからないのだけれど

分からないから逆に面白いってこと

楽しもう 自分に降りかかるあらゆることを

どんな物事にも楽しめる要素があるってことを学んでいこう

転がる石には苔が付かないのだろうけれど

僕は苔なんてものには目もくれない

転がり続けている間の流れていく景色を楽しめればそれでいい

転がり続けていく間に自分のカドも取れていくことだろう

丸くなっていく石のように

人間そのものも丸くなっていくことだろう

転がって転がって転がり続けよう

転がり続けることそのものを楽しもう




僕にとって旅での出会いは走るエナジーをもらうための場。

出会うということは宇宙のエナジーをシェアすること。

出会いはまたつながりの始まり。

つながることが平和への第一歩。

出会い続ける旅、つながりを求める旅…。

いつかこの星の70億人のすべてが、手をつないで笑顔で過ごせる時がくると信じて…。





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♪ おしらせ
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「PEACE RUN2012日本縦断ランニングの旅PART2」は明日6月9日朝、北海道稚内をスタート!



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  1. 2012/06/08(金) 19:42:00|
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Day-2 小樽~札幌

【Day-2 小樽~札幌】


午前5時半の小樽の朝は曇り。

シャワーを浴びて一日の始まり。

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杜の樹の玄関先に昨年のアメリカ横断の支援Tシャツが飾られていた。


7時過ぎ、朝食タイム!


杜の樹に泊まったら、おすすめは自家製パンと美味しいコーヒーの朝食…。  

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あまりの美味しさに厚切りトースト4枚も食べてしまった。

小樽コーヒー、スタバのコーヒーをすでに超えている…。



あれから二年経ったはずなんだけど、二年前にタイムスリップしたかのような不思議な感覚…。

旅人の中ではいつも違う時間が流れているんだろうか…?

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窓の外を見ながら物思いにふけるニャンコ…猫にもセンチメンタルな気分があるんだろうか?



10時過ぎ、昨日カフェに来られていた北海道新聞(通称:どうしん)の記者さんが来られた。

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写真撮影と取材完了。

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11時過ぎ、原田さんにお礼を言ってお別れ。

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台湾からヘルパーで来ているさきちゃんも杜の樹の玄関先で一緒に記念撮影。

お世話になりました!



そのあと直行したのは小樽の運河。

運河に行く途中にあったお店…。

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社長セット…?何なんだろう?気になる…。


会いたかったのはこの人…小樽運河の人力車マン、佐々木さんと二年ぶりの再会。

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自分のことを覚えていてくれました!


佐々木さんはフルマラソン71回、100キロマラソン16回完走。

その内、サロマ湖100キロマラソン10回以上完走者に与えられるサロマンブルーの称号の授与者。

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70を過ぎてもまだ現役ランナー。さすが人力車で鍛えた健脚!


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2年前の佐々木さん、68歳当時。


2年前に最初に佐々木さんにあった日のブログはこちら…。



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小樽運河は平日でも結構観光客がいる。

修学旅行と海外からのお客さんが中心のよう。暑すぎず寒すぎず…ちょうどいい気候だ。


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北海道最初の鉄道、旧手宮線。


小樽駅なう。駅の隣にあったはずの、2年前100円ショップだった所がバーガーキングになっていた。

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JR札幌駅。


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これが北海道民のプライド…?本当でしょうか?


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大通公園…よさこい祭が行われている。


北海道を旅するものの味方…それがセイコーマート。

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旅人思いのコンビニとしては全国一だと思う。

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さっそくポイントカードを作ってもらった。


午後2時ごろ、縁家(えにしや)にチェックイン!2年ぶりにやってきました~!

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縁家の女将さんゆきちさんはPEACE RUNの仲間マサキさんの奥様。

そのマサキさんは北海道出身ながら単身赴任でずっと博多で仕事していたのが、つい最近東京に転勤。

自分が東京に南下した際にはまたお会いすることになる。


明日は、午前中のバスで札幌から「PEACE RUN2012日本縦断ランニングの旅PART2」のスタート地点となる稚内へ。




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  1. 2012/06/07(木) 20:21:56|
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Day-3@舞鶴~小樽

【Day-3@舞鶴~小樽】

日付が変わった6日午前0時半舞鶴港発、現在、北海道小樽に向かう新日本海フェリー、約20時間の船旅は決して苦痛ではなくむしろ楽しいもの。

オフシーズンであるためか、乗船客もまばら。

若者の姿はほとんど見られない。

一番安いツーリストAは二等寝台、二年前までは大部屋で雑魚寝だったが、今は一人に一つ、広めのベッドが用意されている。

そういえば昔はフェリー内にプールもあったような記憶が…。

夜中、揺れで目覚めたが、一瞬地震かと思わされた。

フェリーの中にいると気づくまで若干時間がかかった。



旅が始まれば、毎晩違う場所で眠ることになる。

それが、ホテルのベッドかテントの寝袋かあるいは駅のベンチかどこか分からないけれど、どんなところででも眠れる体質になっておかなければならない。

食べるものだってそう。

欲しいものが常に食べられるわけでもない。

アメリカの砂漠に比べれば、日本はまだ流通経路がしっかりしているので大抵のものは大抵の場所で手に入る。

ただ、北海道は土地も広く、至る所に町やコンビニ・自販機があるわけでもないのだ。

2年前には、野寒布岬を出てから天塩までの72キロの間に自販機が二台しかなかった。

サロベツ原野の国定公園内では、自然保護の目的で店を出したり営業活動をすることが制限されているからというのを後から聞いた。



5日夕方、大学の後輩でPEACE RUNの仲間、安部さんとえびすカレー難波店で待ち合わせ。

ランニング仲間木上さんが最近オープンされたおいしいカレーと勝つ丼のお店。

前回はカツカレーを頂いたが今回は勝つ丼を頂く。

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とろりとした卵と関西人好みのだしの味付けもいい。カツもカリカリあがってサクサク香ばしい…。



そのあと、なじみのお店、焼き鳥のおいしい正起屋へ。

2年前に安部さんと最初に会ったのもこのお店だった。

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その時には世界二周サイクリストの中西大輔さんも一緒だった。

中西さんとの出会いがあったことも、今自分がアドヴェンチャー・ランナーになるきっかけになっていたのだった。

同じ大学のずっと後輩の尚ちゃんからのメッセージを安部さんから受け取った。

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いろいろと気遣っていただいてうれしい限り…。



難波OCATで安部さんに見送られ、午後8時半のバスは舞鶴に向かう。

6日に日付が変わった直後の午前0時半舞鶴発。

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ゆらり揺られてフェリーは日本海を北へ…。

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*****




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フェリーが午後8時45分小樽港に到着。

雨が上がった後で少し肌寒かった。

フェリーターミナルの待合室を出たところで待っていてくれたのは、二年前にお世話になった小樽のバックパッカーズホステル「杜の樹」のオウナー原田さん。

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懐かしい小樽の街…あれからもう二年もたったなんて嘘のよう…。


杜の樹ではカフェなるイベントの真っただ中。

美女軍団の歓迎を受け、偶然来られていた北海道新聞の記者さんの取材があって、あれこれお話ししている内にあっという間に11時。

原田さんから小樽ビールとホタテの燻製のオリーブオイル漬けをごちそうに…。


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稚内から走り始めるのは3日後ということで、スタート三日前、よって今日のブログタイトルは「Day-3(マイナス3日目)」。


明日は札幌、明後日稚内へ…。


静かに…ごく静かに小樽の夜は更ける…。




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  1. 2012/06/06(水) 23:59:59|
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旅立ち060512

【旅立ち060512】

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旅の始まりはいつもスリリング。

誰かを好きになり始めた時のように、常に好奇心のアンテナをはりめぐらせて、いろんなものごとを吸収するようになる。

まず自分がしなければならないのは、旅人としての感性を今一度磨きなおすこと。




*****



2010年7月1日、最初の日本縦断「PEACE RUN2010日本縦断ランニングの旅」の自宅出発の際に書かれたブログにはそんな書き出しの記事があった。



あれからもう2年…歳月は流れた。

あの旅では、自分は一人の旅人として、ただ走りたかったから北から南に向かってこの国を駆け抜けただけ…。

フォレスト・ガンプのように、ある日突然「訳もなく」走り出したくなったのだ。

PEACE RUNという名前を付けてはいたけれど、まずは自分の心の平穏を求める旅でもあった。

教師という仕事を辞めて3ヶ月、時間の制約もなく、気まぐれに走る日々は辛くもあったが、それまでの9年間の教師という仕事に献身的に尽くしてきたことを考えれば、とてもとても楽しいものであった。

翌年に「PEACE RUN2011アメリカ横断ランニングの旅」を企画していて、それが終わったら教職に戻るつもりでいたのだった。



だが、どこでどう状況が変化したのか、自分は教職に戻ることなく、今もなお走り続ける日々…。

アメリカ横断ランニングの旅以降、走る以外のことにばかり時間を使っていて真面目に走っていなかったけれど、ようやく本業としての「アドヴェンチャー・ランナー」の仕事に復帰することになる。

まるで季節労働者のような、期間限定で走る高繁勝彦という人間。


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現実としての自分と、理想としての自分…。

そんな二人の自分が自分の中にいて、今はそのギャップをどう埋めていくか…そんなことについてあれこれと考えていた。


無心…それは無私無欲の世界。


頭も心も空っぽにして、体を一つのことに向けさせる。

全神経を走ることのみに集中させる。

勝ち負けやタイムや順位などの記録にこだわるレースでも何でもない。

ただ、朝、スタート地点となる町を出発したら、走って走って走り抜いて、その日のゴールとなる町にたどり着くまでは走り続ける。


そんなことを日々繰り返すだけ。



自然と余計な考えもしなくなり、生活も寝て食べて走るだけの規則正しいシンプルなものに変わっていく。

刑務所にいる囚人たちとある意味で似ているかも知れない。

心と体がピュアになることで、自分自身を見つめ直すいい機会になるのだ。


俗世間から離脱する中で、自分自身の新たなる世界を構築すること。

旅人としての感性はそんなところで磨かれていくのだろう。


誰をも干渉することなく、誰からも干渉されることのない世界。

僕はそんな世界で真の自由人になろう。

とらわれない こだわらない しばられない…。



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ずっとずっと見失われていた、本来あるべき真の自分自身に戻るために…今僕ができるのは走ること、走り続けること。

独行道、一人行く我が道…。

貫き通すべき道がそこにある。

自分だけのやり方で、自分だけの走りで、ひたすら前へひた進む。



追い求め続けるものが夢であるのならば、たどり続けるべきはこの一本の道。

一本の道を二本の脚で走り続けることで夢はかなえられる。

あせらない あわてない あきらめない…ゆったりまったり…。



人生のゴールはまだまだ見えてこない。

それに比べれば、世界五大陸4万キロランニングの旅のゴールはいつか必ずやってくるもの。

今この一歩が自分の未来につながっている。



Step by step one goes far…千里の道も一歩から始まるのだということ。



どこまでもプラス思考でポジティヴに、生きて走って旅をして…。



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  1. 2012/06/05(火) 11:42:43|
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鴨川エコマラソン

【鴨川エコマラソン】

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6月3日日曜日、鴨川エコマラソンが開催。

「PEACE RUN2012日本縦断ランニングの旅PART2」のスタートに向けての出発を控えて、予定されていた走るお仕事はとりあえずこれが最後。

舞台は京都鴨川公園河川敷コース。

京阪出町柳から川上に向かって徒歩約20分。



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午前8時前にはスタッフ・ボランティアの皆さんが準備に取り掛かっていた。

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5キロと10キロの部に参加人数が約500名。

こじんまりとした手作りの大会。


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受付付近では参加者に配布するグッズの準備も…。


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伊賀流忍者とシンガー内田あやさん。



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開会式…。

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準備体操…。

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先導係はゲンさん担当。Tyrellのミニベロ(小径車)で走ります。

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そして5キロの部スタート。

5キロは川下に2.5キロ走り、折り返して同じコースを戻ってくるというルート。



餅つき大会も始まる…。

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10キロの部の方が圧倒的に参加者多し。


私も5キロの部を走り終えて、全ランナーが走り終わるのを見届けてから10キロの部にも参加。

10キロは5キロのコースを走ったあと、川上にも2.5キロ走って戻ってくるというルート。


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ゴール後のチェックを受ける…。



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楽しく仕事に励むボランティアの女子大生たち…。


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10キロの前半部分のみ走って、お昼過ぎに内田あやさんがパーソナリティを勤める「京都三条ラジオカフェ(FM79.7MHz)」にゲスト出演。

会場内に作られた特設スタジオでオンエア。


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最初のゲストは主催者のユルゲンさん。


励まし屋が歌う「PEACE RUN世界五大陸4万キロランニングの旅」のテーマソング“Go The Distance”も流してもらった。


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そして、アドヴェンチャー・ランナー高繁勝彦。


PEACE RUNでの取り組みについて、あるいはアドヴェンチャー・ランナーとは何なのか、また「RUN×10(ランバイテン)運動」に関してもアピールさせていただいた。


 
 
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内田あやさんの歌う「PEACE RUN世界五大陸4万キロランニングの旅」サポートソング“My Goal”も場内に響き渡った。

ここ京都は内田あやさんの地元。

お住まいもこのマラソン大会会場から自転車で移動できるところだとか…。


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ランナーが続々と帰ってきて、お餅担当のボランティアたちも大忙し。


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表彰式があって、男女の入賞者たちと記念撮影。

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会場では豪華景品が当たるジャンケン大会も…。

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BabyJogger社のバギーで来られていたKさん夫妻…。

ご主人は10キロの部で優勝!おめでとうございます!!


 
ラジオの方は第二部へ…。

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ニッポンランナーズ京田辺 橋本和人さん…。



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ボランティアで参加していた京都女子大学の学生の可愛いお二人…。

今大会では地元のNPO法人インホープや、龍谷大学・京都教育大学からもボランティアが参加されていた。

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レースが終わって片付け開始…ゴミを集めたりテントを撤収したり…。

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徳島から来られていた火口山さんは、東日本大震災の被災地復興に関わるボランティアを続けられている。

今回も臼や杵持参で餅つき大会で協力していただいた。

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内田あやさん自筆でポスターにサインを書いています。



 

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最後に運営スタッフとボランティア全員で記念撮影。

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時折、小雨もぱらついてムシムシしてたけど、天気も何とか一日持った。

ランナー&スタッフ、鴨川エコマラソンに関わった皆さん、お疲れ様でした!




内田あやさんのブログ「内田あや 青い空blog」6月3日分「鴨川エコマラソン」でも紹介。



テーマ:マラソン - ジャンル:スポーツ

  1. 2012/06/04(月) 17:58:22|
  2. マラソン・ランニング
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2日前…

【2日前…】


旅立ちまでもうあと2日。


必要な買い物は済ませたし、冷蔵庫の中の食材も5日の午前中に空になるだろう。

旅の荷物は既に昨日の午後、佐川急便に稚内まで送ってもらうことにした。

たまったゴミ出し、最後の洗濯、部屋の掃除と片付け…まだあと少しやるべきことが残っている。



ひとたび走り出してしまえば、あとは流れに任せてしまえばいい。

いつも行き当たりばったりだけど、たいてい何とかなる…というのが我がポリシー。

アメリカでもオーストラリアでもない…国内だからいろんな面でまだ融通も利く。

日本には砂漠もないし、「次の町まで120キロ」なんていう標識もないし…。


 
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それでも、毎日違う町を訪ねて、毎晩違う場所で寝ることになるだろう。

自分のことをまったく知らない人たちがいる町に、僕は一人の旅人として足を踏み入れることになる。

旅に出なければ決して出会うことのない人たちとそこで出会えるわけだ。

どうか素敵な出会いがたくさんありますように…。



二年前の最初の日本縦断「PEACE RUN2010日本縦断ランニングの旅」を思い出す。

同じ日本でありながら、やはり地域ごとにいろんなことが異なるもの。

同じ日本人でありながら、価値観の違う様々な人たちがこの国にはいるものなのだ。



1億3千万人の人たちが暮らすわが祖国日本…一人の日本人として、あるいは地球人として、あらためてこの国のいいところも悪いところも、すべてひっくるめて見つめ直してみたい。

東日本大震災のあとも、復興はまだまだその途上にあって、多くの人々が辛く苦しい場面に今もなお直面しているけれど、被災地の方々も、ボランティアの人たちも含めて、日々一生懸命頑張っている人たちがたくさんいる。


走ることで被災地のために何かできれば…そう思いながら今回の「PEACE RUN2012日本縦断ランニングの旅PART2」にのぞむ。

runx10_logo


「RUN×10(ランバイテン)運動」は今もまだ続けているし、自分以外の多くのランナーも継続して取り組んでくれているはず。


peacerunx10_logo


さらには、PEACE RUN×10で、少しでも自分の走りが被災地の復興支援につながってくれることを祈っている。





既に国内を走っているお二人…


日本一周「絆」一筆書きプロジェクトに取り組んでいる、書道家でもあり、アマチュアマラソンランナーでもある愛知県春日井市の「波多の明翠(はたのめいすい)」さんは5月17日春日井市をスタートして太平洋岸を北上中。




そして、ニュージーランドから被災地復興支援のために沖縄から北海道を目指して走るJup Brown は4月1日に沖縄をスタートして現在宮城県に入っている。


北上してくる二人のスケジュールからすると、波多のさんは恐らく青森辺りで、Jupとは北海道内で会えるだろう。



様々な出会い…そこから新たな絆が生まれる。

みんながつながる みんなとつながる…それがPEACE RUN。

地球上に70億人いる人々の内、一人でも多くの人と出会い続ける旅…。

出会うことは友達になること。

あいさつをして笑顔で言葉を交わして握手してハグして…平和はそんな風にいともシンプルな形で生まれてくる。



なぜ人は走るのか…ランナーにとっての永遠の問いに対する答えを探し求める旅に、今回もなるのかもしれない。

五大陸4万キロが終わるまでに、その答えは見つかるのだろうか…?




「PEACE RUN2012日本縦断ランニングの旅PART2」は6月9日朝、北海道稚内をスタート!



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  1. 2012/06/03(日) 23:59:59|
  2. 冒険
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解き放たれて

【解き放たれて】

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When you dance,

your purpose is not to get

to a certain place on the floor.

It's to enjoy each step along the way.



---Wayne Dyer (American Psychologist)





踊る時には、

フロア上のある場所に

移動することが目的などではない。

移動する途中の

1ステップ1ステップを楽しむことが

目的なのだ。




---ウェイン・ダイアー(アメリカの心理学者)




*******




ランナーの言葉に置き換えるならば…



走る時には、

自分の一歩先に

移動することが目的などではない。

走っている途中の

一歩一歩を楽しむことが

目的なのだ。




となるだろうか。


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「何のために私はここにいるのだろう?」

「私はここで何をしているんだろう?」

そうやってその場にいる理由や目的を考え始めたらキリがない。

そうすることで、今自分がしていることを、心から楽しめていないということを再確認するだけなのだから。



形だけ何かをしていても中身がなければそれは無意味なもの。

食事をする時には、食欲を満たすことよりも、テーブルの上にある料理を心から味わって食べること。

人と話をしている時には、その人と一緒にいることはもちろん、話している内容そのものを楽しむこと。

仕事をしている時には、義務的・事務的にやっていれば不十分な結果となってミスも起こりうるし、結局時間を無駄にするだけだ。



何か楽しいことをしている時はもちろんだが、物事をシンプルに考えるのであれば、やっている行為そのものを純粋に楽しむこと。

それが楽しめない時、人はどこかに不調を抱えているか、心に何か問題が潜んでいるに違いない。

人生を豊かにするためにまず必要なのは、何をするにしても「楽しむ」ということを忘れないこと。



楽しむためには、解き放たれること…

自分を束縛したり、がんじがらめにしたりするあらゆるものから…。

いろんなしがらみは捨ててしまおう。

完璧なる自由人になって、生きていることの真髄を心行くまで堪能するのだ。



間もなく旅の空の下、僕はありふれた旅人に戻る。

本来、旅人である僕がいるべき場所がきっとどこかに見つかるはず。

忘れかけていた何かをきっと思い出すに違いない。



この人生、多くの方々に支えられ

ここまでやってきた。

またこれからも

いろんなところで誰かに支えられることだろうし

同時にまた誰かを支えていかなければならない。



人を幸せにすることが

自分の幸せと言えるように...。




*******





「幸せですか?」


と聞かれたら、

「今、幸せに向かっている途中です」


と答えるようにしている。



なぜなら、

幸せはいつも

頑張っている人の一歩先にあるものだから…。




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♪ おしらせ
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*いよいよ明日です!!

第2回鴨川エコマラソンチャリティーラン

京都三条ラジオカフェ(FM79.7MHz)

日 程: 2012年6月3日(日)

時 間: 正午過ぎ

*司会、生放送パーソナリティは内田あやさん担当。アドヴェンチャー・ランナー高繁勝彦がゲストランナーで走ります。




英語ブログ再開しました!

"Dokkodo: Lonesome Road of Running"




「シール・エミコ支援基金」

sealemiko


現在、ガンの治療のためにオーストラリアにいるシール・エミコさんのために皆さんの支援と協力が必要です。

検査や治療のために多額の費用がかかります。

http://www.montbell.jp/generalpage/index.php?general_id=59




テーマ:癒しと潤いのある生活 - ジャンル:ライフ

  1. 2012/06/02(土) 16:40:45|
  2. 日常
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冒険記念日

【冒険記念日】

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6月1日は自分にとっての「冒険記念日」。

生まれて初めての国外での自転車旅行の第一弾が1991年の北米大陸横断単独自転車旅行




ロスアンジェルスを6月1日にスタートして、シアトル経由で22州を周り、10月9日にニューヨークでゴール。

11628キロ、131日間の旅だった。

今のアドヴェンチャー・ランナー高繁勝彦があるのも、実はこのチャレンジによるところが大きいのだと思っている。




1994年に二度目の北米大陸横断自転車旅行、アラスカ北極圏からカナダ横断に挑んだ。

6月1日にアラスカ州アンカレジを出て、北極圏内にある世界最北端のトラックステーションがあるコールドフットまで走り、カナダのケベックまで9307キロ、126日間の旅。

その年の11月から翌1995年1月末にかけてニュージーランド一周、そしてそのあと2月から5月にはオーストラリア大陸横断を自転車で走破。




30代半ばは自分にとっても旅の黄金時代であったわけだ。





最初に僕が冒険をしたのは一体いつのことだったんだろう?



母親の話からすると、乳母車に乗せられていた幼年期、二本足で立って歩くことができるようになった頃、乳母車を飛び降りて勝手にすたこら歩き出していたという。

そんな子供だったから、どこに行くかも分からないので、母親は絶えず目が離せなかったのだろう。

もちろん、その頃の記憶なんて当人である自分には一切残っていない。


記憶として残っているのは、恐らく小学校5年生の頃…初めて自分専用の自転車を買ってもらった時のこと。

中古でシングルギア、20インチの自転車だった。

青いペンキで塗装され、オシャレなんて呼べる代物でもなかったが、その分乗り手である自分が必死でペダルを踏めば、どんな自転車にも負けないくらいの速さで疾走していた。

自転車を手に入れてからというもの、毎日小学校から帰宅したらランドセルを玄関口に放置して自転車のところにまっしぐら。

そして、自転車を買ってもらった翌週の週末、最初の日曜日。

朝、家を飛び出して、無我夢中でペダルを踏み続け、地図も持たず自由気ままに風に乗って、風になって、町から町を颯爽と駆け抜けていた。

フォレスト・ガンプがある日思い立って、何の理由もなく走り出した時のように…。

隣の町を抜けて、さらに隣の町へ…。

どこをどう走ったのかもさっぱり分からない。



気がつくととんでもないくらい遠くまで来ていたようで、太陽はいつの間にか頭のてっぺんに。

腹が減ってたまらなかった。

持っていたわずかながらの小遣い銭でジュースとアイスキャンデーを買ったらほとんど一文無し。

「帰らなきゃ…」

とは思ってみたものの帰り道が分からない。

通りすがりの人に道を聞いたけど、電車で行く方法しか知らないと言われた。

僕には電車賃すらない。

さあ困った…。



近くにあった派出所に行っておまわりさんに泣く泣く相談…。

あの時、おまわりさんが確か二人いた。

メロンパンとフルーツ牛乳をごちそうになって、パトロールに出るついでだったということで、パトカーで送ってあげようということに…助かった!



どうやら僕は自宅から30~40キロ先のところまで走ってきていたようだ。


「よく一人で、しかもそんな自転車で走ってきたな」

とおまわりさんも感心してくれたというか呆れていた。



自転車で走っていた時には、そんな展開になるなんて思っても見なかった。

ただ、嬉しくて楽しくてたまらなかった。

自分の力で、流れる景色を楽しみながら、どこまでも、どこへでも好きなところへ走れるというのが面白かったのだ。

風に乗って、風になって走るのが最高に幸せだっただけだ。



あれから40年以上経った今も、同じようなことをやっている自分がいる。

それは、言い換えてみるならば、10歳の頃の自分と、基本的には何ら変わらないってことなのか…?



先のことも考えず、その場その場の一瞬一瞬に幸せを感じながら、今も僕は走っている。



風に乗って、風になって…。




sunsetrider2_20120601100158.jpg



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♪ おしらせ
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「シール・エミコ支援基金」

sealemiko


現在、ガンの治療のためにオーストラリアにいるシール・エミコさんのために皆さんの支援と協力が必要です。

検査や治療のために多額の費用がかかります。

http://www.montbell.jp/generalpage/index.php?general_id=59





第2回鴨川エコマラソンチャリティーラン

京都三条ラジオカフェ(FM79.7MHz)


日 程: 2012年6月3日(日)

時 間: 正午過ぎ

*司会、生放送パーソナリティは内田あやさん担当。アドヴェンチャー・ランナー高繁勝彦がゲストランナーで走ります。





テーマ:よく生きる - ジャンル:ライフ

  1. 2012/06/01(金) 10:15:56|
  2. 冒険
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プロフィール

KAY(高繁勝彦)

Author:KAY(高繁勝彦)
冒険家:アドヴェンチャー・ランナー、NPO法人“PEACE RUN”代表、サイクリスト(JACC=日本アドベンチャーサイクリストクラブ評議員)、ALTRA JAPANアンバサダー
旅人、詩人・アーティスト、クリエイター、ナチュラリスト…。元高校教師(英語)。

大阪府松原市生まれで、現在、大阪府富田林市に在住。

楽天ブログ時代(2006.4.2)からノンストップブログ更新中。公式サイト
「PEACE RUN 世界五大陸4万キロランニングの旅」
“KAY’S WORLD”もよろしくお願いします。

プロフィール詳細はこちら

二度の日本縦断(「PEACE RUN 2010日本縦断3,443kmランニングの旅「PEACE RUN2012 日本縦断ランニングの旅 PART2」で実質の日本一周ランニング6,925kmの旅を完結。

2011年はPEACE RUN 2011アメリカ横断5,285kmランニングの旅を138日で完了。

2013年9月から163日で「PEACE RUN2013オーストラリア横断ランニングの旅」5,205kmを走破。

2014年11月から2015年2月、83日でPEACE RUN2014ニュージーランド縦断ランニングの旅2,796.6kmを走破。

2016年7月〜11月、110日間で7カ国3,358.8キロ、「PEACE RUN2016ヨーロッパランニングの旅」を走破。

2017年9月〜10月、「PEACE RUN2017四国一周ランニングの旅」1000キロ走破。来年の「PEACE RUN2018ヨーロッパランニングの旅PART2」に備える。


2011年3月14日、東日本大震災の3日後、「RUN×10(ラン・バイ・テン)運動」を発案・提唱、全国に展開させる。

2012年末、facebook上の公開グループ、平和的環境美化集団"THE SWEEPERS"を発足、活動を展開中。

2013年、一本歯下駄で世界平和をめざすfacebook上の公開グループ「一本歯下駄クラブ」を発足、活動を展開中。


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