【やる気三原則】
「いつやるの?今でしょ!」
が今年の流行語大賞の候補筆頭に上がっているらしいが、教員をしていた頃に、生徒たちにいろんな語録を残していた。
「すぐやる 必ずやる 確実にやる」
は思ったらすぐに行動に移すということを教えるメッセージ。
思い立ったらまず動く。
あとからやろう…と思っているだけでは忘れてしまうし、ないがしろにしてしまいかねなくなる。
やる以上は中途半端や適当、いい加減であってもいけない。
徹底するということも大切なこと。
といったことを書きながらも、自分自身がなかなか実行できていない。
自戒の念を込めて、ここに再掲しておこう。
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テーマ:詩・ことば - ジャンル:小説・文学
- 2013/05/31(金) 23:59:59|
- 語録
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【生きて帰ること】
「冒険とは、死を覚悟して、そして生きて帰ることである」by 植村直己
僕のやっていることは、旅の延長であって、果たして冒険と呼べるものであるのかどうかは分からない。
植村直己さんや三浦雄一郎さんがやってきたこと、栗城史多さんやその他多くのチャレンジャーたちが命を賭けて今取り組んでいることに比べたら、はるかにレベルの低いことなのかもしれない。
植村さんの言葉、「死を覚悟して…生きて帰ること」から考えれば、日々死は覚悟しながらも、その日を精一杯生きることには変わりはない。
アドヴェンチャー・ランナーなどと仰々しい名前をつけてはいるが、実態はアスリートではなく、基本的に僕は走る「旅人」なのだ。
旅やチャレンジの途上で命を失ってしまってはあとが続かない。
健康と安全を最優先した取り組みでなければいけない。
犬死にや野垂れ死にするようではチャレンジャーとしては失格。
何があっても自分の命を自分で守ること。
起こり得る危険に対しては細心の注意を払い、様々な予測のもとに安全策を徹底的に考えておくこと。
いざという時にどう対応できるか、万が一のことに対して備えがあること。
いずれにしても経験を積んでいく中で自分のスタイルはできてくるだろうし、経験があることが自信にもつながっていく。
ただ、経験があったとしてもそれが生かされないようなケースだってありうる。
経験が仇(あだ)となって致命的なミスにつながることも実際にないとは言えない。
ベテランであろうがビギナーであろうが、そこは一人の人間として判断が求められる。
自己に厳しく、タフでシビアに物事を考えながら、ひたすら忍耐の時間も必要だろう。
人間であるがゆえに脆くもなるし、弱くもなる。
感情を抑えていてもある瞬間に爆発することだってきっとあるだろう。
生きているがゆえに、それは仕方のないことだ。
生きているがゆえに、何があっても生き続けること。
数多の苦難や試練を乗り越えて、痛みも辛さも経験して、そして自分のいるべき場所に帰ってくること。
生きているがゆえに、自分のいるべき場所がある…それを幸せと言わずして何としよう。
覚悟はできている。あとはやるべきことをやって生きて帰ってくるだけ。
三浦雄一郎さん、ありがとうございます。
生きて帰ってこれたあなたの成し遂げた偉業に勇気をもらえました。
これから先も続くであろう、あなたの飽くなきチャレンジを期待しています。
植村直己さん、ありがとうございます。
いつもあなたの言葉には力をもらっています。
またあなたの故郷の兵庫県豊岡市を訪ねます。
あなたのいないお墓に手を合わせ、昨年の日本縦断と環瀬戸内海ランニングの旅が無事終わったことをお伝えして、お礼を言わせて下さい。
サポーター・スポンサーのみなさん、いつもありがとうございます。
みなさんの暖かい励ましのメッセージやご支援があるおかげで、こうやって日々走ることを楽しませていただいています。
みなさんと出会って語らうことも、自分自身のエネルギーになっています。
今後とも、ぜひぜひアドヴェンチャー・ランナー高繁勝彦をよろしくお願い致します。
旅を終えて、生きて帰ってこれた暁には、ぜひまた祝杯を上げたいと思っています。
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- 2013/05/30(木) 17:01:06|
- 旅・冒険
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【Encountering】

日々出会い続ける。
出会いの数だけ幸せがある。
出会いと出会いが「一」になる。
でも、その「一」はこの先十にも百にも千にもなる。
みんながつながる、みんなとつながる…
地球70億人分の幸せの元になる「一」をいつも大切にしたい。
出会いは宝…すべての出会いに意味がある…。
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- 2013/05/29(水) 23:59:59|
- ぽえむ
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【TOKYO TOMOSU RUN2013~その3】
「その1」 「その2」 スカイツリー周辺でゆるキャライベントが行われていた。
愛媛今治のバリィさんやおしなりくんたちが…
初めて見るゆるキャラたちも…
スカイツリーはさすがに高い…634m!
ぬれそふと(ぬれせんべい+ソフトクリーム)なるものを食べてみた…
陸前高田のゆるキャラ、たかたのゆめちゃんのブース
牛島神社
スカイトリイと神社のトリイ
浅草周辺
地図とグーグルマップを頼りにルートファインディング。
上野公園…西郷さんの銅像前で
神田明神
平和への思い…
東京駅付近
東京駅前
隅田川テラス…気持ちのいいウォーターフロント
いよいよゴール!!
ゴールでは先に到着したチームのランナーたちが出迎えてくれてハイタッチ…。
お疲れ様でした!
東京の下町をじっくりと見る機会は今までなかったので、今回のこのランは貴重な経験であった。
東京の歴史を学びながら、江戸の時代にまで思いをはせる時間もあれば、スカイツリーなど最先端のテクノロジーについても知る機会もあった。
寺社仏閣を訪ね、緑豊かな公園で癒しの時間を持つこともできたのも印象深い。
東京に長年住まわれているランナーにとっても、初めて訪ねた場所があったり、初めて知らされた史実などもあったというから、やはりこういう機会は意図的に作ってでも価値があるものだということ。
マラニック…
レースにはない、暖かなムードと楽しい雰囲気、「参加者は皆ファミリー」的な感覚で楽しめる。
プチ旅RUNとでもいうようなこんなマラニックが静かにランナーたちの間でブームになりつつある。
東日本大震災の後、絆ということばがキーワードになったが、「いつも一緒だよ」と思える人たちと過ごせる時間がいかに大切であるか…。
ふだん孤立しがちな個としての自分自身…その居場所となるようなイベントが求められているということだろう。
本番は再び11月に行われるのだが、残念ながら「PEACE RUN2013オーストラリア横断+ニュージーランド縦断ランニングの旅」で日本にいないため、南半球で大会の成功を祈らせてもらおう。
6月16日、福島相馬復興支援マラソンのあと、「ひとりTOMOSU RUN」と称して、単独で陸前高田~釜石間を走るプランを考えている。
スタッフの皆さん、参加された皆さん、お疲れ様でした!そして、楽しい時間をありがとうございました!!
TOMOSU RUN
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- 2013/05/28(火) 23:59:59|
- マラソン・ランニング
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【TOKYO TOMOSU RUN2013~その2】
「その1」をまだ読まれていない方は
こちら
スタッフミーティング
受け受けに置かれたエイチ・エス・アシスト提供のサプリメント入りミネラルウォーター「MCMのめぐみ」。
TOMOSU RUNグッズの販売もありました。
受付の様子
参加者へのブリーフィング …TOMOSU RUN実行委員長山本さん
ナンバーカード
ブリーフィングはつづく…最勝寺さん
地図でコースを確認
チーム分けをしてスタート準備
少しひんやりとした朝の海洋大学キャンパス
最勝寺さん、旗を持ってランナーたちを誘導
スタート直後…走る殿様
深川不動尊へ
足災消除のわらじ
昔からずっと続いているのであろうがらくた市…いろんな骨董品が並んでいた。
横綱を祀る碑があった
清澄庭園へ
芭蕉稲荷神社
芭蕉翁の銅像が隅田川べりに…
トケイソウ(時計草)って初めて見たな~
昭和のにおいが漂う商店街…
森下文化センター内にあるのらくろ博物館
横網公園
両国復興記念館…関東大震災の惨禍を後世に伝えるために作られた
そしてスカイツリーへ…
午前中はさほど暑くもなく心地よい気候でのラン…。
だが、午後には日差しも強くなり始める。
気温も25度を超えていただろうか…。
(「その3」につづく)
テーマ:東京23区 - ジャンル:地域情報
- 2013/05/27(月) 23:59:59|
- マラソン・ランニング
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【TOKYO TOMOSU RUN2013~その1】
東京の観光スポットを訪ねながら約30キロを仲間と走るマラニック、TOKYO TOMOSU RUNにサポートスタッフとして参加してきた。
25日夜、大阪西心斎橋長堀橋駐車場を夜行バスで出て、午前6時に新宿着。
そのままJRで越中島へ。スタート・ゴール会場となるのは東京海洋大学。
TOMOSU RUNは昨年11月に、東日本大震災の被災地復興支援のためのイベントとして、陸前高田から釜石までの60キロを走るマラニックが第一章として行われた。
被災地の観光も兼ねて、地元の方々との交流の場ともなり、ランナーとスタッフが共に楽しめる、まさに競争ではなく「共走」。
その際に走ったランナーの何名かが今回も参加していたり…。
スタッフもその時のメンバーが中心となって今回のイベントを開催する運びとなった。
会場へは午前7時過ぎ到着。
スタッフの皆さんは早い時間から準備に当たっていた。
受付に続々とランナーがやって来る。
更衣を済ませ、全体のブリーフィング、そしてチーム分け。
午前9時半、6~8人で構成されたチームごとにスタート。
午前9時半ごろ、全体の記念写真を撮影後、海洋大学越中島校舎スタート
1.深川不動尊&富岡八幡宮
2.清澄庭園
3.芭蕉稲荷神社
4.森下文化センター「のらくろ館」
5.森下伊勢谷
6.両国復興記念館
7.東京スカイツリー「お休み処 おしなりくんの家」「味吟」「埼玉屋小梅」など
8.牛島神社
9.長命寺 桜もち
10.浅草寺
11.上野公園「公園内」「水月ホテル鴎外荘」「谷中界隈の寺社巡り」など
12.湯島天神
13.神田明神
14.築地「波除神社」その他
以上のようなポイントを回り、東京駅を経由して午後4時ごろに海洋大学越中島校舎に戻って来る。
(詳細は
「その2」につづく)
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- 2013/05/26(日) 23:59:59|
- マラソン・ランニング
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【あれから二年…】

2011年5月25日はアドヴェンチャー・ランナー高繁勝彦の歴史における輝かしき記念日。
「PEACE RUN世界五大陸4万キロランニングの旅」第一の大陸となるアメリカ大陸横断の第一日目がこの日であった。
*その日のブログ:
Day1:ロングビーチ、アラミトスベイ~ピコリヴィエラスタートとなったのは間寛平さんのアースマラソン、アメリカスタート地点、ロングビーチのアラミトスベイ(写真上)。

PEACE RUN公式スポンサーとなったサロンパスでおなじみの久光US副社長綾部さんも見送りに来て頂いた。

UTB よるクリ 6月4日放送 (3分18秒あたりにアドヴェンチャー・ランナー高繁勝彦が登場します)
アメリカ横断5000キロ単独走 旅立ちの日
ロスアンジェルスからニューヨークシティまで138日間、5285キロにも及ぶ旅…。
5組のシューズを履きつぶした。
ワイルドな砂漠の旅、ロッキー山脈越え、大平原の単調なハイウェイ…実にバリエーションに富んだ旅であった。
砂漠では砂嵐の中のキャンプ、ヘルペスを患い足止めを食らったことも…。あとになって思えば、アメリカ大陸の西半分は砂漠のようなものだということ…。

標高3000mを超えるコロラド山中でのハードなヒルクライム、徐々に高度順化していったものの3000m近くではやはり酸素は薄く、運動レベルも下がる一方。
そしてエキサイティングなダウンヒル…。
大平原では丸一日走っても、一週間走っても辺りの景色はほぼ同じ。究極の単調さに耐えながらも、ありのままあるがままに生きて走って旅を続けた。

1日に71.5キロ走った日もあった。その翌日にも60キロ走った。いずれも走らないことには水や食糧を手に入れるべき町がないのだ。
120キロの間町も店もない区間も二日かけて走った。ハイウェイの脇でテントを張ってキャンプしたことも…。
月に1200キロ以上も走ることもあった。
中西部から東部へ…47度を超える熱波に見舞われ、雪が舞う氷点下4度の寒さの中でも走り続けた。
何があっても寛容であることを学ばされた。生きていれば何だって起こりうるということも。
点から点を一本の線でつなぐ旅…大陸を走るのであれば、先のことを考えるだけで気が遠くなってしまう。
今ある自分のベストで、とりあえず今日を生きるしかない。
明日は明日の風が吹く…過去は経験として自分の中にとどめておけばいい。

最終日の11月21日にはニューヨーク在住の日本人ランナーたちが大集合して、ゴールのバッテリーパークまで伴走サポートしてくれた。
Peace Run アメリカ横断5000kmランニングの旅 ファイナルラン
お祭り騒ぎのようなワクワク感…
*
FNNニュース(フジテレビニューヨーク支局)のニュース動画終わってみればあっという間の138日ではあったけれど、一日一日は本当に価値ある日々だった。
下手をしたら帰らぬ人になっていたかもしれない…。
生き延びるためなら何だってやる。
生きる力は旅をすることで身につけられた。
島国に住んでいるだけでは分からない、大陸というものがどんなものであるのか、自分の二本の脚で走ることで学んだことが多々ある。
五大陸のひとつは走破したけれど、まだ残り4大陸で3万5千キロが残されている。

地球という惑星の隅々まで、自らの目で確かめるために、自らの脚で走ろうと決めた…PEACE RUNの名の下に、生涯を賭けて成し遂げるべきミッション、それが「PEACE RUN世界五大陸4万キロランニングの旅」。
何がこの先あるのだろう…?
どんな道に出会うのだろう…?
いつか必ずやってくるであろう“My Goal”目指して…アドヴェンチャー・ランナー高繁勝彦の飽くなきチャレンジはなおも続く…。
PEACE RUN のプロモーションビデオ vol.01 *BGMは励まし屋が歌う“Go The Distance”
内田あや My Goal
・
PEACE RUN 2011 アメリカ横断ランニングの旅・
PEACE RUN 2011 アメリカ横断ランニングの旅 MAP & DATA・
PEACE RUN 2011 アメリカ横断ランニングの旅 ダイジェスト・
メディアが取り上げた「PEACE RUN 2011アメリカ横断ランニングの旅」
テーマ:楽しく生きる - ジャンル:ライフ
- 2013/05/25(土) 09:06:42|
- 旅・冒険
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【旅を支えたツール~その1】
「PEACE RUN 2013 SPRING 環瀬戸内海ランニングの旅」、16日間714キロの走りを支えた旅のツールを紹介したい。
*
エイチ・エス・アシスト
ご提供頂いたサプリ「こどもの未来」。
毎日の6粒が16日間714キロの走りを支えていた。
免疫力向上の研究から生まれた海洋ミネラルMCMに真昆布粉末を加えることにより、ヨウ素、カリウム、カルシウムが手軽に取れる…。
激しい運動をすれば大量の汗をかく。
汗で流れたビタミンやミネラルは自身の体では合成できないがゆえに、絶えず補給する必要がある。
信頼できるサプリメントがあればガンガン走れる…これはアスリートであっても安心の材料だ。
*MEROS
結ばない靴ひも
「キャタピラン」一日の大半シ
ューズを履く足に、きつすぎず緩すぎず、程よく足を包む込む感覚を与えてくれるのがこのキャタピラン。
シューズの脱着がこれほど簡単になるとランニングも快適。
カラーバリエーションが12色あるというのも嬉しい。
レース等ではランモードで、締め方の加減でカジュアルにも対応している。
アドヴェンチャー・ランナーイチオシのキャタピラン、ぜひお試しあれ!!
*ジョイフルログ
ご提供頂いたGarmin社のeTrex30は高機能GPS。
昨年の「PEACE RUN2012日本縦断ランニングの旅PART2」から継続して使用している。
登山用のGPSですが、単三電池2本で20時間以上も持ちこたえる。アウトドアでのハードな使用に耐えうるだけに信頼性抜群。
片手で操作できる簡便性も見逃せない。
走っている間はハンドルバーに固定。走りながら表示される速度や距離を見ながらペースを考え、走り終わった後は、PCに接続してGPXファイルをデータとしてPEACE RUN事務局に送る。
旅の最中にPEACE RUN公式サイトで表示されていた「高繁勝彦の軌跡」はこの送られたデータをもとに作成されている。
基本的な機能に加えて、アウトドアで活用できるさまざまな機能が備わったeTrex30、入荷しても入荷してもすぐ売り切れるほど人気の商品。
アウトドアGPSの絶対的エースと評価されるのもうなずける。
・その機能詳細については
こちら…
・
インタビュー:アドヴェンチャーランナー高繁勝彦、PEACE RUN 2012を語る!
*CACAZAN
ブランドの生みの親、イズイシ手袋社長の出石 尚仁さんは手袋職人。
非常に手先の器用な方で手袋だけでなくカバンなど様々なものを作られる。
頂いた二組のグラブはぴったりフィット…すぐ手に馴染んだ。
特に指切りタイプの方はかなり長期に渡って活躍してくれた。
バギーを押す際にずっとハンドルを握りっぱなしだが、握るポジションをあちこち替えたとしても素手であれば手が痺れることもしばしば。
1.5mm厚のディアスキン(鹿革)製のグラブは耐久性もさることながら柔らかく肌触りもなめらか。
天然繊維だけが持つ質感がいい。オールメッシュで通気性も抜群。夏の暑さの中でも快適だった。
何度にも渡る洗濯にも耐えたタフさ…。去年の日本縦断からずっと使って紫外線で色も褪せてしまったが、使い心地はほとんど変わらない。
自転車用としても使えるのがいい。
CACAZANでは他にもバイク用やドライヴ用、オシャレ用はじめ、戦隊モノ・特撮系のグラブまで作っておられるというのがすごい!!
(「旅を支えたツール~その2」につづく)
テーマ:こんなのどうでしょうか? - ジャンル:趣味・実用
- 2013/05/24(金) 18:03:53|
- あんなモノこんなモノ
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【青春にして已(や)む】
*写真提供
ABC News今日届いたビッグニュース!
プロスキーヤー・登山家の
三浦雄一郎さんが3度目のエベレスト登頂に成功した。
80歳と7ヶ月…エベレスト登頂の歴史で最高齢登頂者となったのだ。
この快挙を知って、サミュエル・ウルマンの
青春という名の詩をふと思い出した。
*****
青春とは人生のある期間ではなく、心の持ちかたを言う。
薔薇(ばら)の面差(おもざ)し、紅(くれない)の唇(くちびる)、しなやかな手足ではなく、
たくましい意志、豊かな想像力、炎(も)える情熱をさす。
青春とは人生の深い泉の清新さをいう。
青春とは臆病さを退ける勇気、安きにつく気持ちを振り捨てる冒険心を意味する。
ときには、20歳の青年よりも60歳の人に青春がある。
年を重ねただけでは人は老いない。理想を失うとき初めて老いる。
歳月は皮膚にしわを増すが、情熱を失えば心はしぼむ。
苦悩・恐怖・失望により気力は地に這(は)い精神は芥(あくた)になる。
60歳であろうと16歳であろうと人の胸には、脅威に魅(ひ)かれる心、
おさな児のような未知への探究心、人生への興味の歓喜がある。
君にも吾にも見えざる駅逓(えきてい)が心にある。
人から神から美・希望・よろこび・勇気・力の霊感を受ける限り君は若い。
霊感が絶え、精神が皮肉の雪におおわれ、悲嘆の氷にとざされるとき、
20歳であろうと人は老いる。頭(こうべ)を高くあげ希望の波をとらえる限り、
80歳であろうと人は青春にして已(や)む。
*****
三浦雄一郎さんは、今も「青春にして已(や)む」お一人なのだろう…。
僕もあと27年は走り続けよう!
いや、生きている限り走り続けよう!!
7年前、101歳で他界された、三浦雄一郎さんの父
三浦敬三さんもプロスキーヤーだった。
還暦を過ぎてから海外での滑降を始め、70歳の時にヒマラヤ、77歳でキリマンジャロを滑降する。88歳の時には、アルプス・オートルートの完全縦走を果たす。2004年2月には99歳でモンブラン山系のヴァレブランシュ氷河からのスキー滑降を成し遂げ、同年9月にはスポーツ振興への貢献により内閣総理大臣表彰を受けた。100歳では、アメリカのスノーバードで、親子孫曾孫の4世代での滑降を行い、話題を呼ぶ。
(ウィキペディアから)
といった凄い経歴…
雄一郎さんもまだあと20年は頑張れるはず…。
第17回
植村直己冒険賞は、8000m峰全14座を完登されたプロ登山家の竹内洋岳さんに決定したが、特別賞を受賞されたのが、日本人としてエベレスト最多7回登頂された村口徳行さん(56歳)と、女性世界最高齢でエベレストに登頂された渡邉玉枝さん(74歳)。
*
授賞式案内いくら年を重ねてもチャレンジを続ける人たちがいるというのは心強い。
三浦雄一郎さんの快挙は若い人たちにはピンと来ないかもしれないが、自分自身が80歳になる日のことを、少しは想像してみて欲しい。
健康で、誰に頼ることもなく生活するだけでも大変な年齢。
そんな中で、あえて過酷な8000m以上もの高山に登るという危険に挑むのだから…。
強靭な精神力は常人の想像しうるレベルではない。もはや神の領域に近づこうとする人のレベルだ。
やろうと思えば何でもできる…植村直己さんが言った言葉…
大人も子どもも、気持ちひとつでいろんなことが可能になる。
いつまでも子供の心を失わずにこの世を生きること…不思議なもの、すべての美しいものを見るために…。
世界最高峰 エヴェレスト(チョモランマ) 8,848m
テーマ:ニュース - ジャンル:ニュース
- 2013/05/23(木) 19:01:57|
- ニュース
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【Used To Be A Teacher】
かつて僕は教師だった。
英語で言うならば
I was a teacher.というよりはI used to be a teacher.と言った方がいいのかもしれない。
教職から離れてはや3年。
「アドヴェンチャー・ランナー」などという肩書きをつけてしまったことで、昔の同僚や仲間からは、時々胡散臭い目で見られたり、意味不明のメッセージをもらったりもしている。
ただ、個人的には、悪いことは何ひとつしていないし、
「RUN×10(ランバイテン)運動」や
"THE SWEEPERS"の活動を通じて社会貢献はしているつもりだ。
そして、元教師という経験を生かすひとつの方法として、講演やセミナーにも最近力を入れている。
不安定な生活が少しでも安定するように、経済的な基盤は何よりも大切。
そういった意味でも、できるだけいろんな場面で自分の経験や、経験を通じて得られたものを社会にフィードバックしていくことも必要なことだと考えている。
特に若者たちに、夢を持って、さまざまな経験やチャレンジをして欲しいと切に願っている。
思うに、政治や経済、いろんな場面で日本の社会は決していい方向に進んでいるとは思っていない。
次代の社会を担う若者たちに、できるだけポジティヴな生き方・考え方をしてもらうことが、今後の日本社会を変えていくには必要だと信じたい。
元は教育者ではあったが、自分自身もまだまだ未熟者…学ぶべきこと・身につけるべきことは山ほどある。
ただ、普通の人間が経験しないこと・できないことにあえて取り組む以上は、自分のやっていることはそれなりに価値のあることとして、第三者に伝える義務があるのだろう。
ブログやツイッター・facebook等を通じてさまざまな情報を発信している。
表現者として、自分自身の思いを伝えながら、高繁勝彦という人間の素の生き様を伝えていきたい。
記録に残る人生でなくてもいい、少しでも自分に関わってもらった方々の記憶にとどめられるような存在であれば満足である。
自分自身が生きている証しとして、自分自身の歴史を日々刻んでいくこと。
流れていく時間ではなく、蓄積されていく時間を生きていくためにも…。
*講演実績 2011年9月
ウィチタハイツ高校(カンザス州ウィチタ市)
カンザスシティ日本人会(ミズーリ州カンザスシティ)
2011年11月
ニューヨーク育英学園(ニュージャージー州イングルウッドクリフス)
2012年7月
飯豊小学校(福島県相馬市)
2013年2月
七尾東部中学校(石川県七尾市)
2013年4月
サローネ・デル・ロト(奈良県大和郡山市)
2013年5月
弦打小学校(香川県高松市)
*講演予定 7月7日(日)プレザント(大阪市福島区)
7月26日(金)四国中央市(詳細未定)
*
講演・セミナー依頼に関して
テーマ:生きる力の創造 - ジャンル:学校・教育
- 2013/05/22(水) 14:03:28|
- 教育
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【平原の夢】

時々、夢の中に現れる砂漠の平原…
僕はいつも、どこでもない所の真ん中に一人ぽつんと立ち、行くあてもなく途方に暮れている。
気の遠くなるような真っ直ぐな一本道は、地平線の果てまでも続く。
何もないところ…とは言っても、一本のハイウェイだけが僕の過去と未来を結んでいる。
そう、僕が立っているここが「今」だ。
どこでもない所の真ん中で、どこにも行けずにたたずんでいる…僕は永遠の旅人。
黙っていれば、広大な原野に自分の存在さえも否定されてしまいそうなくらい…。
僕は、必死になって、自分の存在をアピールする。
だが、こんなちっぽけな存在をすっかり無視するかのように風が僕の頬をかすめる。
風は何かを語っている…いや、正確に言うならば、風が語るものは言葉ではなく歌だ。
風の歌に耳傾け、そのメッセージから僕は何かを探り出そうとしている。
解読不能なメッセージは、僕を悩ませ続ける。
そのメッセージの中に、僕がたどり着くべき場所へのヒントが隠されているかもしれないのだ。
ひとすじの風が僕の頬を撫でるようにかすめ、またどこか遠くへ去っていく。
風は、ひょっとしたら、いつの時代も僕にそんなメッセージを送り続けていてくれたのかも知れない。
ただ僕がそれに気づかなかっただけのこと。
風の歌はいつまでも続いていた。
砂漠の乾いた風は、遠い遠い、僕の未来圏から吹いてくるかのようでもあった。
そう、あの時、確かに僕はあれらの風景の中に含まれていた。
僕もまたその風景を構成する一要素として、その場になくてはならない存在だったのだ。

あの時の風は、僕に確かこんな風に囁きかけていた。
「君がこの風を感じたければ、いつでも感じることができるんだ。君の行く所に必ずこの風は吹いているからね」
僕の心に静かに吹き抜ける平原の風…それはきっと道祖神の仕業かもしれない。
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ニュージーランド~オーストラリア横断自転車旅行・
エッセイ「どこでもないところの真ん中で」
テーマ:オーストラリア - ジャンル:海外情報
- 2013/05/21(火) 17:00:58|
- エッセイ
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【ナラボー平原】
今年9月にスタートする
「PEACE RUN2013 オーストラリア横断+ニュージーランド縦断ランニングの旅」ではナラボー平原を走る。
オーストラリアの西部にあるナラボー平原、1200キロの間町はなく、10ヶ所にロードハウスと呼ばれる道の駅のような複合施設が点在するだけ。
100キロ~200キロごとに点在するロードハウス。
道は概ねフラットなのだが、最大の難所ともなる200キロの空白区間が数箇所、1日50キロ走っても4日かかる。
4日分の水と食糧をバギーに積んで走るのが今回の課題。
一体どれだけの水と食料が必要なのか…?キャンプ用品を含む生活用品だけでも30キロ以上の重さがあるというのに…。
アメリカ横断ランニングの旅以上にタフでハードなものになりそうだ。
オーストラリアのナラボー平原にある90マイル(144km)直線道路。
気の遠くなるような真っ直ぐな道が地平線の果てまで続く…。
一日走っても目に映る風景はほとんど変わらない。
臨時の飛行機の滑走路にも使われるというのだから…。
90 Mile Straight - Nullarbor Plain, Australia
The Nullarbor Plain - Go West!
Crossing the Nullabor Plain
1995年にオーストラリア横断とニュージーランド縦断は一度自転車で経験している。
2月のナラボー平原は夏、気温も45度を超える日があった。
砂漠なので空気も乾燥している。
ただ、雨季には大量の雨が降り、洪水で道路のアスファルトが流されて道が川に、砂漠が湖になるようなこともあり得るのだ。
平原では常に風が吹いていて、西から走れば偏西風が味方してくれるだろうと思っていたが甘い誤算であった。
午前と午後で風向きはしばしば変わるし、場合によっては横風に。
実はバギーは横風に一番弱い。
スピードを出さないのであまり風は気にすることもないのだが、突風が横から吹くと真っ直ぐ走れないばかりか、ハンドルさえ取られてしまうので体力も消耗するばかり。
かなりこたえる。
気の遠くなるような一本の長い道を、気が遠くなるまで、僕は黙々と走り続けるんだろう。
アメリカ横断ランニングの旅の前半、さんざん砂漠を走るのは懲りていたはずではなかったか…?
ツイッターやfacebookで「ナラボー平原なう」と毎日投稿し続けるのだろうか?
それよりもネットワーク環境が毎日得られる可能性も乏しい。
生きているのか死んでいるのかそれさえも伝えられないような状況もきっとあるんだろう。
一本の道と二本の脚があればとりあえず走ることはできる。
あとは、砂漠の平原を生き延びるための水と食糧。
場合によっては30リットルとか40リットルの水をバギーに積まねばならないのかもしれない。
万が一、水が切れそうになったら、ペットボトルに自分の尿をためておいて、浄水フィルターでろ過して飲用にすることも考えておく必要がある。
起こり得るハプニングにはすべて備えておくのが旅のスペシャリスト…そういう意味では、今回はいろいろと試される場が豊富にあるわけだ。
オーストラリア横断(パース~シドニー)が5500キロ、ニュージーランド縦断(オークランド~インバカーギル)が2500キロ。
合わせて8000キロを8ヶ月で走る計画。1日50キロで月20日間走り、1ヵ月に10日、すなわち3日に一度のオフを取る。
アメリカ横断ランニングの旅では紫外線の浴びすぎや過労でヘルペス(帯状疱疹)を患うというアクシデントがあった。
健康面でもあれこれ考えておきたい。
今回の旅が、アフリカや南米のランにもつながる。実際のところ第三世界はもっとタフでハードでワイルドなんだろうけれど…。
僕はアスリートではないので、これはもちろんレースではない。
これは旅の延長だ。歩く代わりに走るだけ。二本の脚で移動するという点では同じ。
存分に楽しもう。苦難や試練も楽しめば価値あるものに変わるはずだから。
アドヴェンチャー・ランナーとしての真価が問われる二つ目の大陸…スタートまでもうあと3ヶ月。
・
「PEACE RUN2013 オーストラリア横断+ニュージーランド縦断ランニングの旅」・
ニュージーランド~オーストラリア横断自転車旅行・
エッセイ「どこでもないところの真ん中で」
テーマ:オーストラリア - ジャンル:海外情報
- 2013/05/20(月) 18:11:23|
- 旅・冒険
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【日常雑感051913】
*祈 り
同じ時代に同じ地球にいて
僕たち日本人と
同じレベルの暮らしを送れない人たちがいる
貧困や干ばつ、飢餓が日常
紛争に巻き込まれ
難民として暮らさざるを得ない人たち
生きるために必要な水や食糧さえ
いつでも手に入るというわけでもない
絶えず我慢を強いられ
辛く悲しいことばかりが繰り返される日々
それでも生きて行くしかない現実
少しでもみんなが幸せに近づけるように
何か希望となるものを与えられたらいいね
誰もが希望を持って生きていけるような
世界になればいいね
*イマジネーション
他人の痛みや悲しみを感じること…それは想像力のなせる業(わざ)だと思う。
想像力が欠如すれば、人は他人のことなどこれっぽっちも気にすることはなく、きっと自分のことだけ考えていくようになるのかもしれない。
想像力が欠如すれば、人は孤立して生きていかざるを得ない。みんなからのけ者にされ仲間外れにされていく。まるで、鳥でも動物でもないと言い張って孤立したこうもりのように…。
想像する力に長けた者は、仲間と調和しながら楽しい世界を実際につくりあげていくことだろう。
ジョン・レノンの「イマジン」は「想像してごらん…」で始まるのだけれど、「想像したら実際につくってみようよ」ということをも示唆しているような気がする。
平和な未来を想像することができるのならば、現実は少しでも動き始めるかもしれない。
でも、それを想像さえできなければ、物事は何も変わっていかないものなのだろう。
いろんなことを想像してみよう。想像することは誰にでもできることだし、何を想像しようと誰も文句は言わない。
この世での最期の一瞬に、幸せだったと思える自分…
本当に生まれてきて良かったと、生んでくれてありがとうと親に言えるだけ感謝できる自分…
この時代に生きて楽しい思いをさせてもらったと回顧しながらつくづく喜べる自分…
そして、自分がこの世から消えたあとも、残された人々が笑顔で楽しく暮らせる世界…。
「君は僕のことを夢想家って言うかもしれないけれど、それは決して僕だけじゃないよ…」
ジョンはそう歌う。
そう、決してジョン一人だけではないのだと思う。
*ミッション
日々、自分自身のミッションを明確にすること。
これはビジネスでも金儲けでも何でもない。仕事と呼ぶものでもない。
だから、ミッションなのだ。
残りの人生を賭けて成し遂げるべき作品と言ってもいい。
つくりあげるべきは、みんなと、みんながつながりながら、できるだけ多くの人々の力を借りて、みんなが共に喜べるもの。
*EQUALITY

地球上にいる70億人の、誰とも同じ目線で、同じレベルでものを見て考えて発言できる人間であろう。
大人であろうが子どもであろうが関係ない。
人種や民族、国籍、信条なんかは人間のアクセサリーの一部だと思えばいい。
愛国心というのも確かに大切なのかもしれないけれど、今の僕に必要なのは「地球人」という意識だ。
いつどこにいても、それは自分のふるさとと思えるように、誰とあっても自分のファミリーの一員だと思えるように、誰かが何かを話しても自分のこととして受け止められるように。
学ぶべきことは多い。知るべきことも山ほどある。
学校という場所で長年勤めていたけれど、まだまだ僕はこの世界という学校の一生徒に過ぎない。
学問にも人生にも王道なし。ひたすら自分の五感で体得するしかない。
道は果てしなく遠い…けれど、この道を進むのは、残りの人生を賭けてでも価値のあること。
進もう、ためらわず。
あとを振り返ることはしない。
過去には思い出を、未来には希望を…
そして今ある自分のベストで生きて走って旅をする…僕は、アドヴェンチャー・ランナー。
テーマ:ひとりごと - ジャンル:日記
- 2013/05/19(日) 18:44:02|
- 日常
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【アマアフリカ2013】
アマアフリカ2013というイベントで愛知県あま市の美和文化会館に行ってきた。

「わたしに出来ること、わたしでも出来ること」を合言葉にアフリカを考えるイベントということで、イベントプログラムを見てみると…
・アフリカンダンス、ドラムワークショップ
・本場のアフリカンミュージシャンのステージ
・アフリカのファッションショー
・アフリカ支援団体の展示
・アフリカ文化紹介ステージ、展示
・広場でマルシェ(フードコーナー、雑貨販売)
・ワークショップ
・キッズコーナー
・ものづくり
・託児
・西アフリカ学校プロジェクト
といった盛りだくさんのメニュー。


特に興味を引いたのは
「西アフリカ学校プロジェクト」

~アフリカ支援を一緒に行いませんか?~
「わたしに出来ること、わたしでも出来る事」を合言葉にして 西アフリカの子供たちの未来のためにみんなで支援を考えています。
活動報告の中で、ギニア小学校のトイレ設置についてお話を聞かされた。
「町には小学校は設立されていますが、親を亡くした子供や貧しい子供たちが通う小学校はその隣にあります。男女合わせて255名の生徒に対して10年以上前 に作られたトイレが一つのみ。まずは衛生の支援としてトイレを3ヶ所に設置 することになりました」
アマアフリカのイベントの収益の一部を支援のための活動費に充てるということで、継続的な活動を行っているのだ。
世界中にはまだ貧困や飢餓、紛争による難民たちが多数いる。
学校に行くべき子どもたちが学校に行けない。
衛生状態も悪く伝染病が蔓延するにもかかわらず医療体制もない。
日本では考えられないような状況がそんな国や地域の日常と化している。







今回のイベントを知ったのは、PEACE RUNのサポートソング“My Goal”を歌っていただいているシンガーの内田あやさんから紹介していただいたのがきっかけ。


彼女も西アフリカ学校プロジェクトのサポーターとして今回もライブステージが実現。ギターのJOさんも一緒だ。

ゲストとしてもう一人、ケツメイシ、FUNKY MONKEY BABYS、加藤ミリヤ、エレファントカシマシ、ゴスペラーズを始めとする様々なアーティストのプロデュース、作曲、作詞、編曲に関わってこられたヤナギマンさんがベースでコラボされていたのだ。


*ヤナギマンさんの偉大なる業績は
こちらで
今や超売れっ子プロデューサー、聞く所によると、トップアーティストが一曲アレンジを依頼するだけで100万円単位のお金が動くのだとか…。
これまで関わってきた作品の出荷枚数は累積2千万枚以上というから凄い!


いろんなお話を聞くことができたが、妙に共感できたのは、子供の頃の話。
ちなみに彼は私と同い年で1960年生まれ。
音楽が好きで、音楽で飯を食っていきたい…という話しを親にしても聞き入れられなかったという。ちなみにお父さまは警察官。
それでも何とか頑張るものの35歳まではほとんどまともに食っていけなかった…。
下積みの時代が長かったからこそ今の自分がある…ということなんだろう。

ステージのフィナーレの最後のあいさつでヤナギマンさんが話されたこと…。
「幼い頃には誰もが将来の夢を見て好きなことをやろうと思うのだけど、たいていの人はあきらめてしまう。
好きなことを一生懸命やって子供の頃の夢をいつまでも大切にしていくべきなんです…」
これは自分が先日高松市立弦打小学校で話した内容とほぼ同じ。
ヤナギマンさんがまだ駆け出しの頃、デイト・オブ・バースというバンドのサポートで天球ぴんぽんずのぴあぴさんも一緒に仕事をしていたというから驚き!
いろんなつながりがここでも!
アマアフリカのイベントに関わる何名かの方々ともつながって、さらに今後面白い展開が期待される。
ヤナギマンさん、内田あやさん、JOさん、今日出会って頂いた皆さん、ありがとうございました!!
テーマ:日々のできごと - ジャンル:ライフ
- 2013/05/18(土) 23:59:59|
- 日常
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【夢をあきらめないで】
「PEACE RUN 2013 SPRING 環瀬戸内海ランニングの旅」のさなか、香川県高松市でオフを取った5月10日に高松市立弦打(つるうち)小学校を訪問した。
ランナー仲間の加藤さんがPTA会長を務めておられ、「5・6年生を対象に夢やチャレンジについてぜひ話してほしい」ということで、今回の講演会が実現した。
こんな素晴らしい機会を与えてもらった加藤さんにも感謝!!
*
その日のブログ昨日、弦打小学校から届いたレターパック、中を開けてみるとこどもたちからの感想文が…。
6年生3クラス、88人の児童たちが書いてくれたのだ。
41年前の自分自身を思い浮かべてみるが、あまりにも遠い昔で、漠然とした記憶の断片が残っているだけ。
小学校6年生って、こどもではあるのだけれど、大人の階段を上り始める頃、少しずつ大人の考え方やものの見方が分かり始める時期だ。
一枚一枚の感想文に目を通しながら、あの日のことを思い返してみる。
たった一度の出会いであったけれど、一生懸命話を聞いてくれた彼ら/彼女たちの真剣なまなざしが嬉しくもありがたかった。
うなずきながらメモを取ったり、スクリーンに写された写真にじっと注目してくれたりして、あっという間に時間が過ぎていったのだった。
講演の日、こどもたちの目にアドヴェンチャー・ランナーがどんな風に映ったのか気にはなっていたが、ようやくその全容を解明できた。
*感想の一部(抜粋)
「高繁さんが言っていた『できる可能性が1パーセントでもあればちょう戦する』という言葉を心に毎日こつこつと頑張り、小さい頃からの夢を実現できるようにしたいです」
「1キロ走ることで10円貯金して被災地支援しているのがいいと思いました。東日本大震災で大切な人をなくされた方々にもう一度笑って欲しいです。元にもどるために私にできることがあればしたいと思います」
「東日本大震災の後にした『1km走ることに10円募金』が一番心に残りました。人のために走ることに心を打たれました」
「東日本大震災がおきたときには、自分なりにどうしたらひ災地の人をしえんできるかなどをかんがえて1キロ走るとちょ金をしてあるていどたまると送るというのはとてもいいことだと思います。自分でもこのようなことをかんがえてしてみたいです」
「(高繁さんは)自分の幼いころの夢をかなえるために、いやだと思ってもなげださなかったり、いろんなことをがまんしているんだなと思いました」
「今日やっていることが明日、1か月後、1年後に(結果となって)出てくる(と話された)ことがとても印象に残りました」
「『今持っている夢をわすれない』という言葉が心にひびきました」
「5大陸をすべて足で冒険するということが一番おどろきました」
「楽しいことを見つけてやり続けたり、夢をあきらめずにコツコツとがんばっていくことがとても大切なことが分かりました」
「最後まであきらめずに得意なことをのばしていけばいつか結果が出るということが一番心に残りました」
「『楽しいことを見つける』『ゆめをわすれない』『1パーセントの可能性』『一生けん命こつこつ』『あきらめない』などの言葉が心にひびきました」
「やってみようという気持ちがすごいなと思いました。ぼくも一度は自転車走って旅をしてみたいです」
「私は今、ゲームをしたり音楽を聞いたり、友達と遊ぶ事が大好きです。高繁さんの言った通り楽しい時間をもっと増やしたいです」
「『一歩ずつ、ゆっくりと一歩ずつ』という言葉をもとにがんばっていきたいと思います」
「一人でも多くいろいろな人たちと出会いたいから走るというのはすごいことだなあと思いました」
「好きなこと・得意なことを最後までこん気よくやりぬくということを聞いて、私はしょう来の夢はないけれど好きなことはあるので、好きなバレーボールを最後まで、あきらめずに続けようと思いました」
「とくいにすることをひとつ決めて、そして根気よくがんばることが大事ということをきかせていただいて私も根気よくがんばらなければならないなとあらためて感じました」
「ぼくは足はおそいけど高繁さんがいったように楽しむということを思いだしながら走りたいと思います。いつかぼくも世界のいろいろなばしょにいって走って友達をつくりたいです」
「一日平均で50キロ走るといっていましたが、ぼくからすると地ごくです。だけど走る楽しさがつたわってきました」
「一番最初に目にとまったのはバギーです。こんなに大きいものをおして走っているのはすごいなと思いました」
「私は走ることが苦手だけど高繁さんのお話をきいて走ることにちょうせんしてみようかなと思いました」

「私の夢はキャビンアテンダントで外国の人と友だちになることです。そのために今英語を勉強しています。あきらめずにつらくてもがまんしてがんばりたいと思います」
「私はスポーツが大好きなので、むりな時はむりと思わず、あきらめないように努力しようと心の中で決めました」
「子どものころ世界を旅したいと思い、大人になってそれがほんとうになったという事を聞いて、夢はあきらめなければかなうかもしれないという事がわかりました」
「子どもだからできることがあるということが分かりました。ぼくは夢をもっています。その夢をあきらめたらいけないことです。だいたい子どものころは夢があったけど大人になるともう無理だと思ってしまいます。だからあきらめないです」
「『夢を忘れないこと』『続けること』『頑張ること』『ガマンすること』を忘れないように大人になっていきたいと思いました」
*****
いろんなとらえ方があるのかもしれないけれど、子どもたちはみな純粋で、素直なものの見方をするものなのだと思う。
子どもの頃には当たり前だったものが、大人になると当たり前でなくなる…そのことについて、たいていの大人は何も思わず何も言うことさえない。
子どもの頃、周りの大人に「夢を持て」と言われ、大人になれば周りの人間から「現実を見ろ」と言われる不思議…。
子どもでも大人でも、大切なことはきっと同じはず、なのに誰も疑問にさえ思わないでいるのが普通になっている今の社会。
僕は、おそらく大人になりきれない人間なのだろう。
ずっと子どものままであってもいいと思っているけれど、次代の社会を担う今の子どもたちに、少しでも伝えておくべきことがあるし、さまざまな手段で伝えて行こうと考えている。
敬愛する植村直己さんのメッセージを、今再びここに挙げておこう。
(提供:
植村直己冒険館)
夢をあきらめない…それは誰にとっても大切なこと。
大人であろうが子どもであろうが、生きている限りみな同じ。
人は、自分の人生を通じて生涯冒険すべき存在、そのことを忘れないでおこう。
この子どもたちの未来に幸多かれ!未来に向かって、全力前進!!弦打小学校の皆さん、ありがとうございました!!
テーマ:生きる力の創造 - ジャンル:学校・教育
- 2013/05/17(金) 12:22:12|
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【「環瀬戸内海ランニングの旅」まとめ】
4月27日に神戸三宮をスタートした「PEACE RUN 2013 SPRING 環瀬戸内海ランニングの旅」は、5月12日、徳島県小松島市でゴール。
そのまとめとして、旅の概略を記しておきたい。
*行 程(各リンク先はブログ記事)4/27(土) Day1 阪急三宮駅~加古川 42.72km4/28(日) Day2 加古川~播州赤穂 61.80km4/29(月) Day3 播州赤穂~岡山 58.17km 4/30(火) Day4 岡山~笠岡 50.23km
5/1 (水) Day5 笠岡~三原 48.68km 5/2 (木) Day6 三原~西条 43.17km5/3 (金) Day7 西条~広島 41.35km 5/4 (土) Day8 移動日:広島~(フェリー)~松山~(車)~八幡浜 9.66km5/5 (日) Day9 八幡浜~伊予市 55.85km 5/6 (月) Day10 伊予市~今治 58.01km 5/7 (火) Day11 今治~新居浜 46.08km 5/8 (水) Day12 新居浜~観音寺 47.44km 5/9 (木) Day13 観音寺~高松 59.48km 5/10(金) Day14 OFF(高松市立弦打小学校訪問)5/11(土) Day15 高松~讃岐白鳥 39.42km 5/12(日) Day16 讃岐白鳥~小松島 52.35km 総走行距離 714.41km
一日辺りの平均距離 44.6km 実走平均距離 47.6km
*動画「ピースラン」東阿波ケーブルテレビ
20130511高繁勝彦PeaceRun環瀬戸内海ランニングの旅…海ぼうずさん撮影・編集
PEACE RUN2013SPRIN 環瀬戸内ランニングの旅 FINAL
PEACE RUN2013 SPRING 環瀬戸内ランニングの旅 04.27初日
*旅の装備1)VIENTO号(Chariot CX2):
ストラップ、リアヴューミラー、ボトルケージ、キャリーバッグ、PEACE RUNフラッグ
2)キャンプ用品:
テント、スリーピングバッグ、枕、マット、アルミシート、ブルーシート、サバイバルシート、ランタン、ヘッドライト、ボトル、折りたたみいす、アーミーナイフ
3)調理器具:
ストーブ、燃料、クッカー、食器洗剤&スポンジたわし、ライター、シェラカップ、プラマグ、風防、ポリタンク、ガスボンベ、スプーン&フォークセット
4)衣類:
Tシャツ、ハーフパンツ、ブリーフ、ソックス、タイツ、ウォームアップスーツ、クロップドパンツ、グラブ、ウインドジャケット
5)洗面具:
タオル、石鹸、(ボディ)シャンプー、ハミガキセット、洗濯洗剤、洗濯ロープ&洗濯バサミ、洗濯ネット
6)雨具:レインスーツ、カサ
7)通信記録ツール:
モバイルPC、外付HD、フラッシュメモリ、ACアダプタ、携帯電話、デジカメ(コンデジ+一眼レフ)、三脚、電池、ソーラー充電器、ガーミンGPS
8)その他:
チェン錠、LEDライト、反射ベスト、反射テープ(足首用)、ファーストエイドキット、青竹、爪切り、耳かき、ソーイングキット、ポリ袋、名刺、道路地図、オークリーアイウェア+交換レンズ
*費用:
1)飲食費: 35673円
2)宿泊費: 50940円
3)交通費: 3920円…フェリー(広島~松山間) 3500円+バギー輸送費 420円
4)その他(洗濯代等): 400円
総費用: 90933円
*宿泊:
ホテル・旅館:14泊 個人宅:2泊
スタートからゴールまで、実に多くのサポーターに恵まれたことは、この上ない喜び…。
会って頂いた皆さん、一緒に走って頂いた皆さん、応援して頂いた皆さん、スポンサーの皆さん、あらためて心から御礼申し上げます!
ありがとうございました!!国内の旅は、まだいくつもプランがありますが、まだ走っていない海岸線のルートを大陸を走る合間に考えています。
次回は、島根宍道湖辺りから山陰道を通って山口下関まで走り、門司から国東半島を回って大分別府まで走るルートなどいかがでしょう?
さて、9月からは「PEACE RUN2013 オーストラリア横断+ニュージーランド縦断ランニングの旅」。
「PEACE RUN世界五大陸4万キロランニングの旅」の第二章、二つ目の大陸。
3ヵ月後には日本を離れ、オーストラリアの西の果てパースに向かうことになります。
今回の旅で、走ることに関しては何とか大丈夫かと思われますが、実際砂漠のナラボー平原の状況はいかがなものか…?
行ってみないことには何とも言えないというのが実状。
アメリカ横断ランニングの旅でも出たとこ勝負、何があっても柔軟に対応できることが大切。
あらゆるハプニングを楽しむつもりで…。
今後とも、「PEACE RUN世界五大陸4万キロランニングの旅」を走るアドヴェンチャー・ランナー高繁勝彦をよろしくお願い致します!!
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「PEACE RUN世界五大陸4万キロランニングの旅」公式サイト・
KAY’S WORLD PEACE RUN・
メルマガ「週刊PEACE RUN」・
「PEACE RUN世界五大陸自走の旅」 facebookページ・
Peace Run Running Around the World (facebook Page)
テーマ:よく生きる - ジャンル:ライフ
- 2013/05/16(木) 16:55:15|
- PEACE RUN2013環瀬戸内海ランニングの旅
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【旅の時間】
神戸三宮をスタートしたのがもう数ヶ月も前のことのような気がする一方で、旅の16日間はほんの数日間程度のことだったように思えるのはなぜだろう?
物理的な時間は普通に過ぎていくものだけれど、それとは違った、何か特殊な時間というものがどこかに存在しているということなのか…?
楽しい時間は速く過ぎるというし、辛く苦しい時間はなかなか過ぎていかない…。
メンタルな時間というものもきっと存在するのだろう。

訪ねた街と出会った人々…そして、そこで行われた会話…すべてが脳に焼き付けられている。
記憶はまだ新しいけれど、これが5年、10年と経っていく内にどう変化していくだろう?
一番最初に経験した旅は、20歳になる前の夏のこと、下宿していた枚方の町から福井県の若狭地方へ自転車で走ったのだった。
30年以上経った今も、まだ頭に残されている数々の記憶…断片的に思い出せないこともあるけれど、旅の概略的なものは忘れはしない。
旅人は、旅をするごとに、町の名前をフォルダにつけて、その中に出会った人たちの顔や交わした言葉なんかをファイルとして頭に保存するのだろうか?
僕にとっては、すべての旅が一本の道でつながっている。
いつであろうとどこにいようとそれは同じ…人生というつながった時間の中で、それらは連続したドラマとして常に流れる時間として時を刻んでいるのだ。
次の旅のことを既に考えている。
終わりのない旅をする永遠の旅人は、旅の空の下で、一体どんな思いに浸っているだろうか?
そして、旅を終えて、またその旅を振り返る時、何を思うのだろうか?
果てしなく続く旅の時間…旅をしていない今であっても、僕の心はあてもなく、 旅の空をさまよい続けるのだ…。

*衣装提供…ファイントラック
*バギー提供…pleasant(プレザント)
*シューズ提供…アシックス
テーマ:エッセイ - ジャンル:小説・文学
- 2013/05/15(水) 18:02:39|
- エッセイ
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【伊賀へ】
天満満天堂で目覚めた朝。
昨夜はお友達のかずおさんの誕生日と、環瀬戸内海ランニングの旅の完走パーティ。
ひとつの旅のゴールは次のスタートでしかない。
人生の「今」という時間は常に通過地点。
そして、二本の脚は旅のツール。
今回の旅の集約をしながら、9月、南半球オセアニア8000キロの旅に備えよう。
大阪福島の
プレザントに旅の報告を済ませた。
今回提供していただいたバギーVIENTO号(ChariotCX2)、追ってまたレポートを書くつもりだが、16日間で714キロ、予想以上によく走ってくれた。

プレザントのオウナー上田さんに、あれこれ使用したインプレッションを伝えて、次の
「PEACE RUN2013 オーストラリア横断+ニュージーランド縦断ランニングの旅」に向けて、整備やカスタマイズをお願いすることに…。
8ヶ月で8000キロ、アメリカ横断の5300キロを上回る期間と距離だけに、何が起こるのか自分でも分からない。全くの未知の世界だ。
午後遅くに三重県伊賀市の自宅に帰宅。
窓を全開、空気を入れ替えた。
幸い大きな変化もない。郵便ポストには、住宅や自動車会社からのダイレクトメールや、自動車税の請求の封書等が押し込んであった。
冷蔵庫が空っぽであることに気づいて買い物へ。
バッテリーが上がらないようにプラス端子を外していたので再びプラス端子を戻した。
旅の事後処理と次の旅の準備と…。
やるべきことが次から次へと…。
目の前に立ちはだかる大きなミッション、果たしてこれを乗り越えることができるのか…?
期待半分不安半分…。
伊賀の自宅は、周囲が山と田んぼと畑だらけ。
田植えが終わったあとは蛙の大合唱。
そして、もうしばらくすると蛍の季節。
用水路に淡い光の群れが飛び交うのだ。
小さな光はまるで希望の灯り。
いつまでもじっと見ていたくなるほどの光が自分の心の闇を照らしてくれそうな気がする。
28年走り続けてきて、守り通していることがひとつある。
ゴールは笑顔で…

今ある自分の最高の思いをスマイルで表現する…
生きて走って旅をする自分にとって、感謝感激感動の一瞬がこのスマイルに凝縮されている。
走るというのは個人的な行為なのかも知れないが、仲間がいればそこに絆が生まれる。
同じ時代と空間に生きている、ただそれだけで共有できるものがある。
競うとか争うとかではなく、お互いの価値を認め合い、理解し合えることで、安心が生まれる。
今という時代しか生きることができない我々であるがゆえに、今この一瞬を分かち合えることを心から喜び合える仲間でありたい…。
共存共走…走る仲間だからできること。
*写真は徳島県小松市地蔵寺 服部さん提供
テーマ:日記 - ジャンル:日記
- 2013/05/14(火) 23:59:59|
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【THE DAY AFTER~環瀬戸内海ランニングの旅】
旅が終わった翌朝、目覚めた時には、まだ旅が続いているかのような錯覚…。
2週間はあっという間だった…が、特に今回はいろんな出会いがあって中身の濃い充実した旅。
じわじわとフェイドアウトしていくことなく、あっという間に終わった感がある。
旅はいつも、終わってしばらくしてからその余韻に浸るもの。
熟成されたウイスキーのように、時間が経つごとに思い出深いものになっていくのであれば、その旅は最高のものになる。
昨夜の祝宴後、PEACE RUN事務局長の木村さんと地蔵寺泊。
朝食後、荷物をパッキング…宅急便で送ってもらうことに。
それにしても重い荷物…「PEACE RUN2013オーストラリア横断+ニュージーランド縦断ランニングの旅」を想定してキャンプ用品一式を装備。
水や食料はさほど積まなかったものの、本番では最大4日分の水と食料を積んで走らないといけない。
バギーVIENTO号はその重さに耐えうるのか?あるいは、走る自分自身がそのバギーを押すことに耐えられるのか?
その時になってみなければわからないことが多々あるということ…。
お世話になった地蔵寺の服部さんご夫妻…二年続いての訪問。

駅までお見送り頂いて、列車が出発する時間まで改札口で手を振ってくれていた。
またお会いできる日まで…。
いろいろとお気遣いいただきありがとうございました!!
バスで徳島から大阪に移動。
徳島から大阪に向かうバスに乗車。
さらば、四国よ!
橋を渡って本州へ…すぐに神戸の街並み…4月27日にスタートした神戸三宮、さほど昔でもないのに、もう数か月も前のことのような気がした。
なのに、旅はあっという間に終わってしまった…。
16日間の旅を振り返ってみるけれど、まだまだ日本には素晴らしいところがたくさんある。
まだ、足を踏み入れたことのない町を、ぜひ訪ねてみよう。
徳島から二時間で大阪到着。久々に見る大阪の町、何か懐かしい気分。
ひとつの旅のゴールは次のスタートでしかない。
人生の「今」という時間は常に通過地点。
そして、二本の脚は旅のツール。
今回の旅の集約をしながら、9月、南半球オセアニア8000キロの旅に備えよう。
8月の第3週目にはパースの街に向かうことになるであろう。
残された時間はそう多くはない。
人生の半分以上を一人で過ごしてきたけれど、一年の大半を旅の空の下で過ごす…これもまた自分のミッションなのかも知れない。
風のように気ままに…あらゆるものから解き放たれて、つかみどころのない僕という人間の旅の日々はなおも続くの だ。
テーマ:日々のできごと - ジャンル:ライフ
- 2013/05/13(月) 23:59:59|
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【環瀬戸内海ランニングの旅Day16:讃岐白鳥~小松島】
Day16、いよいよ最終日。
午前4時に起きて入浴。
夢の中でも見知らぬ世界を旅している。
それは、アフリカのサヴァンナだろうか、南米のジャングルだろうか、あるいはアジアの小さな町だろうか…?
いつでも、どこにいても走るランナーの魂は変わらない。
出会いと平和な世界を求めて旅はなおも続く。
最終日のスタートは午前5時45分。目指すは徳島県小松島市。
大坂峠入口付近で岸本さんが車とランニングで応援サポートに…国道11号線で徳島入り。
岸本さんのガイドのおかげで、迷うことなくスムーズに進めたのは幸い。
えんたりんぐ徳島県!
鳴門市まであと14キロ。
天気もよくなってきた。
ローソン鳴門インター店で休憩。笠井さん、PEACE RUN事務局長木村さんも登場!
えんたりんぐ徳島市!
山北さんも応援に駆けつけてくれました!
午後になって気温も上がり、初夏を思わせる日差しを受けて走った。
お昼は徳島ラーメン…麺王にて。こってりスープがおいしかった。
かなり予定よりも早いペースで来てしまった。
ゴールの地蔵寺にいる服部さんから連絡もらって、小松島入りする時間を午後4時に設定してあるとのことで、
マクドナルド11号川内店で時間調整中。
この後、朝波さんが登場、自転車で先導してもらって、国道55号線を前進。
仏壇のもりというお店の前で、ファイナルランのイベントに参加するランナーの皆さんが集まってきた。
これだけたくさんのランナーと一緒に走れたのは、2011年のアメリカ横断ランニングの旅のニューヨークゴール以来のこと。
いったんJR南小松島駅でゴールして、すぐ近くにある服部さんの地蔵寺が最終ゴール。
テレビカメラが回される中で、終始笑顔でのラン。
多少気持ちが高揚してペースも上がっていたかもしれない。
午後4時33分、小松島市の地蔵寺にゴール!
「PEACE RUN2013SPRING環瀬戸内海ランニングの旅」神戸~広島、愛媛八幡浜~徳島小松島、16日間で714.41キロを走った。
伴走サポート、差し入れ、応援に来ていただいた皆さんのおかげで最後まで楽しく、気持ちよく走れた。
満面のスマイルでゴールできたことに感謝!
応援して頂いた皆さん、本当にありがとうございました!
ゴール後、記念撮影。
そして、東阿波ケーブルテレビの取材。
その後、お寺に荷物を搬入。シャワーを浴びて、整体師の岸本さんのマッサージを受けた。
二週間で700キロあまり走って体のあちこちにガタが出ていると思ったが、意外に体は柔らかく、要所要所で少し張っているとのことだった。
ふだんあまりメンテナンス的なことはしていないが、走りながらも疲労が回復できるような体になってくれたら嬉しいのだが…。
そして、午後7時に近くの鉄板焼きのお店で打ち上げ。
この2週間を振り返りながら、いろんな話で盛り上がる。
いろんな人と出会っていろんな場所でお酒を飲んで、楽しい時間を過ごせた。
誰もがみんな優しく、温かく迎え入れてくれた…それだけでも十分に旅をする価値があると思った。
ある意味特殊な、普通の人がやらないようなことに取り組んでいる自分自身にとっては、出会うことがなによりもありがたく嬉しいこと。
100枚ほど持参していた名刺はほとんどなくなりかけて、様々な肩書の方々の名刺が今は名刺ケースに収まっている。
自らの二本の脚で移動し続けるから旅は面白い。
打ち上げ終わって宿泊先の地蔵寺にかむばっく。美味しいお酒とごちそうを堪能した。
16日間の旅の中で、一人で走った時間というのは本当にわずかのことだった。
今回の旅のテーマ「共存共走」通り、常に誰かが一緒に走ってくれて、共に語らう時間を持つことができた。
同じ時代を生きて、同じ時間を共有できること…これこそがまさに平和の基盤ではないか…とつくづく想わされた。
競争じゃなくて「共走」

ゴールの地蔵寺で受け入れ準備中の写真…服部さん、ありがとうございました!
「PEACE RUN2013SPRING環瀬戸内海ランニングの旅」最終日の動画
*お 礼
スタートの神戸三宮でお見送り頂いた皆さん、
ゴールで温かく出迎えていただいた皆さん、
あるいは16日間、いろんな場所で出会って頂いた皆さん、
応援・伴走サポートしていただいた皆さん、
差し入れやカンパ、食事や宿を提供して頂いた皆さん、
スポンサー企業の皆さん、
ツイッターやfacebook、ブログ・メール等で応援メッセージ・コメントを頂いた皆さん、
本当にありがとうございました!!
皆さんのおかげでこの2週間、幸せな日々を送ることができました。
辛いことは一つもなく、楽しいだらけの毎日…旅がこんなにも楽しいものなのかと改めて思わされました。
9月にスタートする「PEACE RUN2013オーストラリア横断+ニュージーランド縦断ランニングの旅」に向けて、いいスタートを切ることができました。
走ることを通じて平和な世界を実現すべく、日本で、世界中で、みんながつながる、みんなとつながるPEACE RUNを今後も走り続けて参ります。
今後ともPEACE RUN 世界五大陸4万キロランニングの旅を走るアドヴェンチャー・ランナー高繁勝彦をよろしくお願い致します。
*本日の走行距離:52.35キロ
*神戸三宮からの総走行距離:714.41キロ
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- 2013/05/12(日) 23:59:59|
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【環瀬戸内海ランニングの旅Day15:高松~讃岐白鳥】
Day15、午前4時半起床。
昨夜、宴の後、例によって寝落ち。
ブログが更新できないまま朝を迎えた。
いよいよファイナルデイイヴ。
今日は高松から讃岐白鳥までの約35キロ。距離が短い分、気は楽だ。
しかし、まだまだ峠越えがあるし、油断はできない。慎重かつ大胆に。あらゆるハプニングを楽しもう。
高松センチュリーホテル前…午前7時スタート。加藤さん・西田さん・尾形さんら3名。今日は讃岐白鳥までの約35キロ。
途中で、新原さん・永野さん・長尾さんらが合流。


入れ代わり立ち代わり、やってくる楽しい仲間と小雨降る国道11号線をランニング。
ローソンさぬき志度店で休憩。
二日間いろいろとお世話になった強力なサポーターの一人加藤さんともここでお別れ。 ありがとうございました!!
道の駅津田の松原で休憩。アイスもなかとホットコーヒーでスナックブレイク。
去年、日和佐付近でスイカを持ってきてくれた海ぼうずさん、今年もスイカ持参で登場してくれました!
徳島から車で走って来てくれた海ぼうずさん、いつも動画を撮ってもらっています。
断続的にずっと雨が降って蒸し暑い気候。
讃岐白鳥から逆走してきた泉田さんは今回もSWEEPERSとして「拾活」しながらのランでした!
午後1時45分、本日のゴール讃岐白鳥駅!
今日ご一緒して頂いた皆さん、楽しい時間をありがとうございました!
尾形さん・泉田さん・西田さんとお別れして、午後3時前、讃岐白鳥の旅館にチェックイン。
海に面した静かなお宿。
汗と雨でびしょびしょ。お風呂に入ったら買い物に行こう。
本日は39キロ走ってトータルが662キロ。
予定した距離を大幅に超えて明日は700キロ超でゴールだ。
今回の旅は、たくさんの出会いと再会があった。
旅を重ねるごとに多くのサポーターに支えられていくPEACE RUN。
まだまだ無名に近い冒険家だけど、じわじわとアドヴェンチャー・ランナー高繁勝彦の名前が世に広まっていくのだろう。
昨日よりは今日、今日よりも明日…日々進化しながら全力前進。
何だかんだで環瀬戸内海ランニングの旅も明日が最終日。
明日50キロ走れば終了なのだ。
名残惜しくもあるし、700キロ程度ではまだ走り足りないような気もする。
9月スタートのオーストラリア横断+ニュージーランド縦断ランニングの旅は8カ月で8千キロ。
速さや距離はもはや問題ではない。
どれだけ充実した走りができたか、どれだけ中身の濃い旅にできたかが大切なのだ。
本日付の四国新聞で昨日の講演会について紹介して頂きました!
Web版は
こちら 徳島在住の海ぼうずさん撮影・編集の動画
本日の走行距離:39.42キロ
三宮からの積算走行距離:662.06キロ
「PEACE RUN2013SPRING環瀬戸内海ランニングの旅」の旅の軌跡など最新情報は
アドヴェンチャー・ランナー高繁勝彦の
「PEACE RUN 世界五大陸4万キロランニングの旅」公式サイトで
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- 2013/05/11(土) 20:48:19|
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【環瀬戸内海ランニングの旅Day14:DAYOFF@高松】

Day14、オフとはいえ変わらず午前4時起床。
昨夜も突然意識が消えて、歯ブラシを握ったままベッドになだれ込んでいた。部屋の電気もついたまま…。
次に目覚めたのが午前1時ごろ。
意識のコントロールが足りない。まだまだ修行不足なのだ(笑)。
今日は小学校訪問。
小雨ぱらつく朝の高松、今泊まっている部屋はなぜかベッドが三つもある大きなお部屋。
結局今回は一度もキャンプするチャンスはなかった。
ゴールデンウィーク中で宿が取れない場合には、寝袋にくるまってテント泊まりも考えていた。
20~30代の頃の自転車旅行ではキャンプが当たり前だったのに…。
13日間ノンストップで走って移動しつづけてきたら、毎日朝から走るのが当たり前ということを体は認識するようになる。
それが40キロであろうと60キロであろうと関係はない。
習慣が体を作る、習慣が人生をコントロールする。何を日常の当り前とするか…。
悪い習慣ではなくいい習慣を身に着けたい。

今日は、ランニング仲間の加藤さんのお世話になる。
加藤さんも、もともとはランニングとは縁遠い存在であったが、健康のために意を決して走り始め、今ではスーパーウルトラランナー。
夜通し寝ずに延々と黙々と走ることを得意とされる。
午前10時に加藤さんが車でお迎えに来られ、まずは上野製麺所へ。
上野さんご夫妻もランナー。
そして、依頼されていた講演を行うべく、高松市立弦打小学校へ。
教頭先生とお会いして、体育館でセッティング。お昼過ぎに5年生と6年生が集まってきた。
四国新聞の取材も受けた。


久々に小学生を対象に話す機会を持った。
「かなえたい夢はありますか?」とたずねた後、多くの子供たちが手を挙げてくれた。
キラキラした瞳を持った小学生たち…。
この子供たちの瞳が決して曇ることのないように、いつも笑顔で楽しい毎日を送れるように、私たち大人も頑張らなければと思わされる。

講演では、いかにしてアドヴェンチャー・ランナーが誕生したかということを中心に、夢とチャレンジの大切さについて語らせてもらった。
ひととおりの話の後、質問コーナーを設定…男の子たちからの質問が大半だったが、
次にあげるのは、質問の一例…
怪我したらどうするんですか?
費用はどれくらいかかるんですか?
バギーは故障しないんですか?
辛いことや苦しいことはありますか?
有名人にあったことはありますか?
雨の日はどうするんですか?
どうして冒険家になったのですか?

わりと現実的な質問が多かったようだ。普通のことをやっていない大人と接した彼ら/彼女たちにとってアドヴェンチャー・ランナーという存在はどんな風に目に映っているんだろう…?
夢を夢のままで終わらせないため柔軟な発想でたくましく生きていくこと。
現実に囚われることなく、いざ苦難や試練にぶちあたっても乗り越えて行けるだけの強さを持っておくべきだ。
様々な経験を積み、失敗を恐れずに得意なこと・好きなことに全力で打ち込んでいく…そんな子供たちであって欲しい。


講演を終えて、おやつにうどん。宮武というお店へ。
そしてスーパー銭湯へ。
温泉につかったあとは、休憩室でゆったりまったり。
足のメンテナンス。
今夜、泊めて頂くのは加藤さんが経営する介護施設。
洗濯をさせてもらった。
聖地かつえご(居酒屋)で懇親会。初めてお会いする人も、久々に会う人も…ランナーがたくさん集まってきた。

楽しい仲間と楽しい時間…飲んで食べて笑って騒いで…。
これこそ平和な時間の過ごし方なり。
趣味や嗜好が同じ人間とともに過ごす時間ほど有意義で貴重なものはない。
明日もスタートから伴走してもらえることになった。
最初から最後まで楽しいことばかり…幸せだなぁ。

本日の走行距離:0キロ(スタート以来初の完全OFF)
三宮からの積算走行距離:622.64キロ
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- 2013/05/10(金) 23:59:59|
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【環瀬戸内海ランニングの旅Day13:観音寺~高松】
Day13、午前4時起床。
いよいよ高松に向かう。旅もクライマックス。
うどん県ゆえにお昼はうどんになるだろうか。今日もまた楽しい出会いがありそうだ。
昨日、夕食用に買っておいたコンビニの幕の内弁当が朝ごはん。
朝からガッツリ食べる。昨日の入浴時に体重を計ったがほとんど減ってなかった。
今日がどんな一日になるかは、「どんな一日にするか」という自分自身のヴィジョン次第。
やりたいことをやる、なりたい自分になる…イメージとアクション、一歩先にいる自分自身の姿がいつも見えるように…。
最初の一歩が何よりも大切…踏み出そう、勇気を出して!
午前6時スタート。かんぽの宿観音寺、とても素敵なお宿でした!
朝の風景…
お遍路さんのためにある標識。
山本町長瀬。国道377号線を東へ向かっています。

お遍路さん発見!
今、地図を見て気づいたが、国道11号線に戻るつもりが、どんどん離れて行ってしまってる。
Googleマップのナビ任せによる大失敗。どこかで戻るルートを探さないと…。
国道377号線を使えば高松までの最短ルート。
でも、予定していたルートで応援に来ていただく方々が待っているので、戻らないわけには…。
県道5号線で本山寺経由で国道11号線に戻ることにします。5キロくらいコースアウト(笑)。
スタートから15キロ走ったのに、観音寺から5キロ地点。
タツノ さんが応援に駆けつけてくれました。高松まであと40キロ。
ローソン善通寺宮ノ前店。
タツノ さんに続いて泉田さんも伴走してくれました。
「拾活(しゅうかつ)」をしながら毎日走られている”THE SWEEPERS”のメンバーです。
高尾さん、真鍋さんも応援に駆けつけてくれました。
森田さん、阪入さん、森髙さんも…どんどん人が集まって来ます!
海侍(かいじ)といううどん屋さんにて…冷やしうどん
讃岐富士をバックに…。
ポプラ坂出府中店にて。高松駅まであと16キロ。
暑くなって峠越えもあってまあ楽ではありませんが楽しんでおります。
えんたりんぐ高松市!いぇ~い!
聖地かつえごにて…
午後5時10分、約59キロ走って、タツノさんと一緒に高松駅ゴール!
高松駅でタツノさんとお別れ。
タツノさんは45キロほど一緒に走ってもらった。
昨年のTOMOSU RUNで初めてお会いして以来の再会。
駅近くのホテルにその後チェックイン。
コースミスで最初の15キロで今日の体力を使いきったような気がしたが何とか60キロ近く走れた。
明日はやっとこさオフ。
今日の走りは暑くて熱かった。夏日だったことに加え、朝のコースミスで焦ったこともあり午前中で既にバテ気味。
いくつかの峠越えでも鍛えられた。
上りでは上半身をハンパなく鍛えられる。
タツノさんが伴走してくれなかったらダウンしていた。
今日応援に来て頂いた高尾さんと阪入さんのお二人はBERT(緊急災害対策チーム)四国支部のメンバー。
BERTは去年ワラーチプロジェクトを走られた木村東吉さんとのつながりがある。
バイクで走る人たちとの接点もここから広がっていくかもしれない。
高尾さんから頂いた自宅のお庭で作られているさくらんぼ…
小粒だけどびっくりするくらい甘くて美味しい!!
阪入さんからはうどんの乾麺を頂きました。
ありがとうございました!!
本日の走行距離:59.50キロ
三宮からの積算走行距離:622.64キロ
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- 2013/05/09(木) 23:59:59|
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【環瀬戸内海ランニングの旅Day12:新居浜~観音寺】
Day12、午前4時起床。夢の中でも走っていると疲れが倍増する。
時々アメリカや北海道の原野や砂漠が出てきたりしてびっくりする。
「まだ終わってなかったのか…」という気持ちになる。
大学時代、ドイツ語Ⅰの再履修で、4年生になってもまだテストを受けている夢を見るのとどこか似ている。
まだ旅のリズムがつかめていないせいか、夜、疲れて何度も寝落ちする。
アルコールに弱くなったわけでもないのだが…。
歳のせいか?
半年も旅を続けていれば、旅が生活、人生の一部になってしまうので、旅のあらゆるルーティーンが体になじんでいくわけだ。
2週間程度というのは一番中途半端かな。
一人旅ならどこで何をしようと自分が決めればいいこと。
自転車旅行してた頃は、浜辺でよくキャンプをした。
誰とも話すことがなくても、自然がすぐ身近にあることでとても幸せな時間を過ごせた。
ある意味とても贅沢な時間だった。
昨日までの11日間の走行距離トータルは515キロ。
あと5日で135キロは走ることになる。
コースミスやコース変更で当初の予定よりも増えている。
アメリカ横断ランニングの旅の時も1カ月で1200キロ以上走ったことがあった。
いかに疲れを貯めずに走りながら疲れを取っていくかがカギだ。
午前6時ジャスト、観音寺に向けてスタート。
今日も快晴!皆さんにとってもいい一日を!
緩やかな起伏のある讃岐街道、午前7時に四国中央市に入り、国道11号線を東へ。
11キロ走ってサンクス土居入野店で休憩。
ファミリーマート宮川一丁目店で休憩。
高知からわざわざ車でやってきたきよとおさん、一緒に走ってもらっています。
香川と愛媛の県境近くにあるカフェ・ランプというお店で石川さんがお出迎え。
美味しいパスタを頂きました。

えんたりんぐ香川県!
ゆうこさんに差し入れてもらったレモンのはちみつ漬け。
高校時代、剣道をやってて、マネジャーがよく作って持ってきてくれた…。
甘酸っぱさと懐かしさが同時に込み上げて来ました。
ありがとうございました!
ファミリーマート豊浜町姫浜店で休憩。
カメラマンの桐山さんご夫妻が応援に駆けつけてくれました。
午後4時半、47キロ走って今日の宿かんぽの宿観音寺にゴール!
今日もたくさんの出会いがありました。
ご縁に感謝感激感動の観音寺です!
チェックイン後のサプライズ…当初食事なしで申し込んだはずが、粋な計らいで一席設けて頂けるとのこと。
ランナー仲間のMさんの根回しがあったとみられる…。
ありがとうございます!
せっかくコンビニでお弁当とビール買ってきたけど…弁当は明日の朝食に…。
宿の部屋にあったカレンダー
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本日の走行距離:47.44キロ
三宮からの積算走行距離:563.16キロ
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- 2013/05/08(水) 18:22:22|
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【環瀬戸内海ランニングの旅Day11:今治~新居浜】
Day11、午前4時起床。昨夜はPCの動きも悪く、キーボードを叩いても文字が打てず、しかも寝落ち寸前でベッドになだれ込む。
夜にやるべきことがすべて翌朝回し。デジタル時代はとかく忙しくなるし、ゆったりまったりしたければ、すべてのSNSから解放されることだ。
とはいえ、旅の報告…。
朝、ホテルの窓から見えた今治城。
旅は気まぐれなのがいい。
足の向くまま、気の向くまま…気まぐれだからこそ旅なのだ。
計画やスケジュールなんて必要ない、行く先々で起こる偶然の出会いや予期せぬハプニングを楽しめるのがいい。
旅が人生を輝かせる、旅が人生に潤いを与える。
旅は人生、人生もまた旅…。
素晴らしきかな我が人生と旅。
午前7時、新居浜に向けて40キロ、今日は短め。行ってきまーす。
今日がゴールデンウィーク明けでしたね。お仕事の皆さん、頑張って楽しい一日をお過ごし下さい!
朝の風景…今治市
フレキシブルな松の木。
今治市のサイクリングコースを走っています。

道の駅今治湯之裏温泉。曇りがち、肌寒い。国道196号線を東に向かっています。
西条市…ミカンの花。
超スローペースでゆったりまったり走っています。
ローソン西条樋之口店。!あと13キロ。
バイパスに締め出され行き場を失うが、歩道があることに気づかず右往左往。
どうして日本の道路は自転車や歩行者に冷たいの?
ローソン新居浜萩生店。あと五キロくらいかな?
午後5時ごろ、46キロ走って新居浜市内国道11号線沿いにあるホテルにチェックイン。
寡黙な一日。休憩ばかりでペースはスロー。
公園で二度仮眠。虫もおらず暖かくて気持ちのいい午睡がとれた。
高松までもう100キロを切ったようだ。あと5日でゴールだが実質走るのは4日。
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走るTシャツを着て走るアドヴェンチャー・ランナー高繁勝彦。
走るTシャツを着るだけで体が勝手に走り出す…。
走らないあなたも、ぜひ…どうですか?
今日も瀬戸内海沿岸を走った…。
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本日の走行距離:46.08キロ
三宮からの積算走行距離:515.72キロ
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- 2013/05/07(火) 21:45:23|
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【環瀬戸内海ランニングの旅Day10:伊予市~今治】
Day10、午前3時半起床。昨夜も完全に寝落ち。
作業が何も出来ぬまま布団になだれ込む。アルコールが入ると睡魔はさらに増大する。
飲む前に一通りの作業をするのが理想だが…。
今からブログ更新。
今日は今治までの50数キロだが、ホテルは朝食付きで午前7時から。
もっと早くにしてほしいけれどできないと…。
スタートが遅れるということはゴールも遅れる。
時間的な余裕がなくなるくらいなら朝ごはんは自分で用意するのに…。
その分ペースを上げて走らないといけないか…。
朝食がっつり食べて午前7時10分スタート。
今日もいい天気。ゴールデンウィーク明けでお仕事の皆さん、頑張って下さい!
松山市在住の林さんが出迎えてくれました。 昨年も伴走して頂いて二年連続!
17キロ走って今治まであと42キロ。今日は長くなりそう。

伊予北条駅にて。
ここは思い出の場所…30年前、大学4年の2月、自転車で四国一周の際に駅舎のベンチで震えながら夜を明かした。7センチの積雪で上下線が15分遅れていた。
お遍路さんのための休憩所。
お遍路さんになってみる…(笑)
高浜虚子像。
北条駅前のカレー屋さんでらんちぶれいく。

その後、徳島の中野さん(去年も高知で伴走して頂いた)が駆けつけてくれました。 道の駅風早の里風和里(ふわり)にて。
初めて食べたガリガリ君キウイ味。
今日も快晴で概ね追い風。
アップダウンはいくつかあって60キロ近くの距離はこたえたが、一緒に走ってもらってずいぶん助かった。
中野さんのお友達いまむらさんは車で伴走。
1キロ6分(時速10キロ)のペースを維持しながら追い風に乗って快調に走った。
ひとりだとおそらく怠けてばかりで休みがち。ペースもうだつも上がらない走りになっていたに違いない。
二日続いて50キロ超えで頑張れたのも伴走してもらえたおかげだ。
お遍路さんルートの標識。
午後4時45分、中野さん、林さんと一緒に今治駅でゴール!
午後5時過ぎにホテルにチェックイン。
今治市が誇るバリィさんはゆるキャラ日本一だったのか…。
洗濯しながらシャワー浴びて、メール返信してこれから居酒屋へ。走り終わったあともバタバタ。
今治市役所近くの焼き鳥の店鳥林にて。
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本日の走行距離:58.01キロ
三宮からの積算走行距離:469.64キロ
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- 2013/05/06(月) 23:59:59|
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【環瀬戸内海ランニングの旅Day9:八幡浜~伊予市】
四国で迎える最初の朝、Day9は午前5時起床。
夜、山口さんご夫妻が到着。今日は海岸沿いに伊予市までご一緒願うことに。
午前6時半、伊予市に向かって53キロの旅、スタートします!
コンビニ前で停まっていたハーレー。
トンネルを4つ抜け、一つ2000m級。
ミカンの花の芳しい香りをかぎながらいくつものアップダウンを経て長浜町へ。
自然がいっぱいの愛媛県。
コンビニも少なく、マクドナルドやスターバックスこそないけれど、アナログな感じのお店がある。
そこには古き良き昭和の時代のレトロな空気が流れている。
旅をしていてうれしいのはそんな懐古感にひたれること。

海岸沿いの国道378号線、とても気持ちのいい道でした。

しばらくソフトバンク圏外でした。この先も断続的に圏外になるかと思います。
道路で天草を干していた。

今坊の津田商店でお昼にたこ焼き食べました。
カラーというお花。
白い藤の花は珍しい。
珍しくソフトクリームを食べた!
いよいよ伊予市(笑)。
昨日も立ち寄った下灘駅に再び…。ネットワーク圏外にいること多し。
下灘駅前の美容室のおばさんにデコポンもらったよ~!
午後2時過ぎ、道の駅ふたみ。
ランナー仲間の大えきさん、駆けつけてくれました!

国道378号線で”THE SWEEPERS”として「拾活(しゅうかつ)」する大えきさん。
最後に三秋峠越え、暑くなってきてちょっと大変だった…。
午後4時半、55キロ走って伊予市駅にゴール!
部屋でシャワー浴びてから山口さんご夫妻・大えきさんとディナーへ。

飲んで食べて騒いで部屋に戻ってきた。
山口さんご夫妻はたびたび出向いていただいています。ありがとうございました!
大えきさんもお疲れ様でした!ありがとうございました!
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本日の走行距離:55.85キロ
三宮からの積算走行距離:411.63キロ
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- 2013/05/05(日) 23:59:59|
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【環瀬戸内海ランニングの旅Day8:広島~八幡浜(移動日)】
Day8、午前5時起床。今日は移動日。
広島港まで約5キロ走って、フェリーで愛媛県の松山へ。
その後、車でお迎えがあって八幡浜に移動。
夜、宮崎の山口さんご夫妻がやってきてくれる。
明後日はまた伴走サポートつきで楽しく走れそう。今から朝風呂。
人と人とのつながりは磁石のよう。
陽極と陰極はいい組み合わせ。でも陰と陰、陽と陽では相反発するだけ。
誰もが陽と陰になりうるのだけれど、それぞれの立場が理解できなければ陰と陽の組み合わせにはならないってこと。
思いやる気持ち、受け入れる気持ち…利己ではなく利他・利全の考え方。
午前7時45分スタート。港に向かいます。
京橋川、平野橋のたもとなう!平和な朝の公園…。

Jimmy Hondaさんに二年前、アメリカ横断中のモハヴィ砂漠で頂いた赤ちゃんのお尻拭き、ウェットティッシュ代わりに使えるので今も重宝しています。

「美しい」と思って見る花はなお美しい。
感性が働けば、人はよりポジティブでいられる。
ひとつの花にひとつの命と名前がある。同じひとつの、この世界に生かされている偶然…あるいは必然。

京橋川沿いの遊歩道を走る朝のかっちゃまん。

和みます…ウォーターフロント。

潮風心地よく、ゆったりまったりの時間…。
広島港フェリーターミナル。

港と鉄道の駅が連結している。

広島市在住の中元さん、見送りに来て頂きました!

さらば広島、さらば本州…!

午前11時20分発で、午後2時に四国松江観光港へ。
港で出迎えてくれた河内さんの車で二時間かけて八幡浜へ。


スパルタスロンも完走された河内さん

日本で一番海に近い駅…下灘駅に立ち寄りました。
午後5時ごろに八幡浜港近くのホテルにチェックイン。買い物してお風呂済ませてでぃなーたいむ
基本的には無国籍人を自負しているので、その土地の人たちが食べるものを食べている。
八幡浜に来てもちゃんぽんを食べずに、スーパーの閉店間際の値下げしたお惣菜のひじきやおくら、おからとかほうれんそうのお浸しなど100円前後で買って食べている。
食べるものにはお金をかけないのがいい。
明日はこどもの日。
外で遊ぶ子供が少なくなったというニュースをテレビで見たけど、そんな環境を作った社会や親にも問題はある。
よく遊びよく学べと昔は言われたが、こんな環境を作ったのはゆとりのない社会が原因かもしれない。
経済最優先の社会…遊び心なくしては社会は間違いなく衰退する。
少子化の時代…こどもは大切にされるべきなのだけど、あまりに過保護すぎてもいびつな人間になってしまう。
のびのびと大らかに子供を育てられる環境はこの国ではなかなか難しいのだろうか。
子供たちだけでも十分に社会は成立するはずだが、ガキ大将がいなくなった今、子供たちも孤立しがちな環境。
子供会というのがどの地域にも昔はあったはず。
キャンプや飯盒炊爨など楽しい思い出はたくさんあった。
ラジオ体操も夏休みの風物詩だったが、今はおじいちゃんおばあちゃんしかやってないところが多いのでは…。
インドアで育った子供は決して旅には出ない。ゲームの世界は別として…。
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三宮からの積算走行距離:355.78キロ
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- 2013/05/04(土) 20:46:17|
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【環瀬戸内海ランニングの旅Day7:西条~広島】
Day7、午前4時半起床。
昨日午後9時過ぎに寝たら夜中0時半ごろに目が覚めた。
昼間大量に汗かくと夜中脱水症状になっている様子。
水分補給とビタミン・ミネラルは多めに摂らないと…。
昨日の上りは腰から背中に来ている。それでも何とか広島まで来れたのはありがたいこと。
心を決めた走りには勢いがある…。ミッションを持った人生には輝きがある。
しばらくはいい天気が続きそう…。GWに雨が少ないなんて珍しい。
いつもたいてい2~3日は雨が降るものだと思っていたけれど…。
気温も20度台前半でそう暑すぎることもない。
アメリカ中西部の45度を超える熱波の暑さから比べたら全く問題ない。
キャンプをするのも今頃の時期が一番なんだけど…。
午前6時半スタート。広島市内に向かいます。
セブンイレブン東広島八本松店。
走るか食べるか飲むか寝るか…アドヴェンチャーランナーのシンプルな人生。
県道83号線。
えんたりんぐ広島市!
セブンイレブン広島上瀬野店。
標高250mくらいから70mまで一気に下って来た。
国道2号線も交通量多く、歩道も断続的に消えては現れる。あと18キロ。
仮眠を取りながらちんたら走ってます。
今日は「走るTシャツ」。
海田ウォーキングコースという遊歩道を走りました。
広島市内にも荒野があった!?
駅前で見たライオン…
午後1時40分、広島駅ゴール!
環瀬戸内海ランニングの旅、前半終了しました。
応援頂いた皆さん、ありがとうございました。
引き続き後半四国の旅も応援よろしくお願い致します!
原爆ドーム前。

世界中のあらゆる核兵器が消えてなくなりますように…。
広島市内、地下道はあるけど横断歩道がない。
四角の移動で済むところをわざわざ十字を一筆書するように移動しないといけない。都会は何と不便なんだ。
午後4時半、お祭り騒ぎで賑わう公園近くのホテルにチェックイン。
広島はさすがに大都会だ。交差点も歩道も人でひしめき合っている。
人の集まるところや車の多いところは極力避けてきたが、ゴールデンウィークで博覧会などやっていたら人のいないところを探す方が難しい。
広島は2010年、最初の日本縦断ランニングの旅で訪れて以来三年ぶり。原爆ドームの前で、何人かの観光客と話をした。
イタリアから来たカップル、アメリカ人の家族連れ、台湾から来た写真家、フランス人の老夫婦…誰もが平和を願う気持ちは同じ。「僕は地球人、地球に住んでいます」と自己紹介。
真に人類皆兄弟と世界になれますように…。
3年前の最初の日本縦断では広島・長崎・沖縄を訪ねた。
戦争の爪痕は何らかの形で残されているが戦争を経験された方々は年々減って行っている。
そんな方々の話を少しでも聞ければと思う。
震災や津波は自然に起こるもので誰を責める訳にもいかないけど、戦争は人的なもので回避することができるもの。
人間の叡智をもってすれば、戦争や紛争・テロは回避できるはず。
個人レベルでの国際交流…少しでも平和の花が咲く種を蒔くことができれば嬉しい。
広島在住の藤原さんがホテルまで会いに来てくれた。
3年前の日本縦断で初めてお会いして以後何回か大阪でお会いしている。
毎日入れ代わり立ち代わり会いに来てもらえる幸せ…。
近くのスーパーで買い物してディナータイム。
明日は広島港まで約5キロ走り、昼前のフェリーで午後2時ごろ四国は愛媛県松山へ。
その後、お友達の車で八幡浜まで送ってもらう予定。
明後日は「PEACE RUN2013SPRING環瀬戸内海ランニングの旅」後半、四国北岸の旅がスタート。
「PEACE RUN2013SPRING環瀬戸内海ランニングの旅」の旅の軌跡など最新情報は
アドヴェンチャー・ランナー高繁勝彦の
「PEACE RUN 世界五大陸4万キロランニングの旅」公式サイトで
本日の走行距離:41.35キロ
三宮からの積算走行距離:346.12キロ
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- 2013/05/03(金) 20:34:23|
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【環瀬戸内海ランニングの旅Day6:三原~西条】
Day6は午前4時20分起床。
眠りが浅いせいで走っている間に睡魔がやってくるんだろう。
夜中2時半頃にも一度目が覚めた。目覚めた体はかなり渇いている。
今日は西条市までの約40キロ。山岳ルートになる。明後日広島へ。
ぶっ続けの7日間ラン、思った以上にハードだ。
心と体はもちろん魂はこの宇宙とつながっている。
心と体が感じることはすべて宇宙からのメッセージと受け止めるべきなのだ。
医者にも薬にも頼らず自然の力だけで生きていくのが僕の理想。
すべてなるようになるし、なすがままにあるのが一番なのだ。
だから、心が苦しくても体が痛くても逆らわない。
そして、魂は心と肉体を凌駕する。
午前6時過ぎスタート。いい天気です。今日は山岳越えルート。頑張ります!
三原駅前で一人の青年に声をかけられた。
声の主は清田さん。リヤカーで旅をしていたことがあるとのことで、きっと同じにおいを感じたのだろうか…。
写真を撮ってもらってその後facebookでお友達になった。
出会いはいつも引き寄せの法則が作用している。
出会うべくして出会うものなのだ。
グーグルマップの落とし穴にはまって歩行者ルートで検索したら歩行者入れない…。
三原バイパス周辺で立ち往生…同じところグルグル回って途方に暮れて20分程タイムロス。
本来の2号線に戻り、セブンイレブン三原長谷町店で休憩。
もうすぐこどもの日。


県道59号線

じわじわと登っております。


標高278m辺り…。
楽ではありませんが、楽しんでおります。
森保さんの迎撃を受け、峠を4つばかり越えて白市駅前のスーパーでらんちぶれいく!
あと9キロくらいかな。
セブンイレブン東広島西高屋店で休憩。
かれこれ7つほど峠を越えた。あと6キロ。
コンビニで出会ったおばあさん、バギーに興味を持ってくれて立ち話すること20分。
原爆を含む昔話を聞かせてくれた。ありがたいことに西条駅への近道を聞けた。
デジタルがどれだけ進化しても、我々人間がサイボーグにならない限り、血と情の通ったアナログのコミュニケーションは消えることがない。

午後4時過ぎ、42キロ走って西条駅前ゴールなう!日本酒のいい薫りがぷんぷん。



酒都西条と言われるのもうなずける。

午後4時半、西条駅から約1キロのホテルにチェックイン。
シャワーを浴びて生き返った。
距離は43キロちょっとだったが、度重なる峠越えはやはり全身にダメージ。
6日連続でフルマラソンの距離以上を走って、トータルは305キロ。
明日広島に着いたら明後日は移動日でオフだ。
岡山で会えなかったナルシストとっきぃが車飛ばして西条まで会いに来てくれました。
ラーメンごちそうになった上に、お土産のきびだんごまで…。


花は一番美しい時期に一番美しく咲こうとするんだろう。
やがて散るべきその時まで、精一杯に美しく咲く努力をしているんだろう。
花と同様、人も限りある命、一番美しく輝ける時期が分かっているのだとしたら、一番美しく生きるべきなのだ。
たとえ、輝きを放てなくても、曇らぬ自分でありたいと願う。「PEACE RUN2013SPRING環瀬戸内海ランニングの旅」の旅の軌跡など最新情報は
アドヴェンチャー・ランナー高繁勝彦の
「PEACE RUN 世界五大陸4万キロランニングの旅」公式サイトで
・本日の走行距離:43.17キロ
・三宮からの積算走行距離:304.77キロ
テーマ:よく生きる - ジャンル:ライフ
- 2013/05/02(木) 20:42:33|
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