KAY'S BLOG

独行道~Lonesome Road of Running

Day30 28km West to Esperance

【Day30 28km West to Esperance】

今日で9月も終わり。

30日前にパースをスタートしたのがまるで昨日のことのようだが、昨日は昨日で、大変な一夜が朝まで続いていた。


昨日の夜10時頃からまた雨風で夜通しテントの見張り番。

例によってフライシートが突風で煽られ、ペグがぶっ飛んでフロアが一部浸水。

夜中何度もテントの外に出てペグを打ち直し。

地面が砂地で雨のために余計にペグが固定されにくくなってしまうのだ。

まくられたフライシートの部分からインナーのメッシュを通して雨はフロアを叩きつける。



数時間しか眠れていないけど、午前5時には朝食。

濡れて大量の水分を含んだテントを畳む場面は実に虚しい。

6時10分スタート。

朝から冷たい雨の仲、平原を吹き抜ける南極からの冷たい風でぶるぶる震えながら走りだし、シューズもグラブも濡れて冷えたまま。体感温度は下がる一方。


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ロードトレインが時速120キロ以上で通過する際に凄まじい水しぶきが跳ね上がる。

時に竜巻のように渦を巻いてバギーごと吸い取られてしまいそうになる。

ロードトレインが近づいてくるのを確認したらできるだけ速やかに路肩の端に避難しなければならないのだ。


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雨のサウスコーストハイウェイ



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踊っている木



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文明のにおいはこんなところにも…



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エスペランスだ!!人口1万人を超えればオーストラリアでは大都市!




雨の日はハエも蚊もおとなしい。気温が低いのでハエも動きが鈍っている。

シューズの中は既に浸水。走っている分には冷たく感じることはないが、止まってしばらくすると足の爪先が冷えてくる。

手の指先は既に寒さで感覚がまひ。




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午前11時、エスペランスのユースホステルに到着した時には涙がこぼれて…(笑)。

文明に帰ってきた!

トイレに入って水道で手を洗って、まずはめでたしめでたし。

温かいシャワーが浴びれる!そう思うだけで思わず笑みがこぼれる。



雨が止んで、晴れ間も出てきたので、テントや寝袋などを物干しに干して、2キロ先のダウンタウンへ買い物へ。

せっかく大きな街に着いたのに、Woolworthsはあいにくエリザベス女王のバースディホリデイで閉まっていた。

いくつかファストフード店が開いてるだけ。

ニュージーランド、オーストラリアはこういうのが結構あるんだな。

また缶詰やら残り物でディナーだ(笑)。



帰ってから熱いシャワーを浴びた。今年に入ってから湯船に浸かった経験がほとんどない。



今泊まっているBlue Waters Lodgeは目の前が写真のようなビーチ。

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オーストラリアで屈指の海岸なのだそうだ。


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寒空の下、釣り人が一人…




18年前にもこの宿に確か泊まったはず…。

受付のキャロルというおばさんがいろいろ親切にしてくれてありがたい。


夕食は缶詰やらパンやらスープやら…買い物に行けなくても非常食的な食料はいつも持ち合わせている。

オーストラリアの休日・祝日についても熟知しておく必要が有ると(18年前も確かに思ったのだが)思った。

水道を使って歯を磨いて、便座に腰を下ろしてトイレが出来て、ベッドに眠れる幸せ…噛みしめよう。



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30日で1088.1キロ走破したALTRAのInstinct1.5。ノースマンまで1200キロ持たせよう。

それどころかアウトソールが完全になくなるまで履き続けてみようか。




*本日の走行距離:27.4キロ  *パースからの累積走行距離:1088.1キロ

*東日本大震災復興支援義援金:156ドル60セント

*本日の写真はこちら
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  1. 2013/09/30(月) 19:53:39|
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Day29 88km to 28km West of Esperance

【Day29 88km to 28km West of Esperance】

午前4時40分起床。

アランとジャネットがスムージーを作るミキサーの音がキャラバンから聞こえていた。

朝食後、片付けを済ませ、彼らがスタートしたあと、午前6時15分スタート。


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10キロ地点あたりで彼らのキャラバン発見。

そのまま走り続ける。

アランとジャネットは7キロ〜11キロごとに休憩を入れるが、お昼と3時頃に長めの休憩を取り、走り終わるのが5〜6時頃というパタン。

60を過ぎた二人が毎日フルマラソンの距離を走るのだから、うまく疲労を回復させながら走らないといけない訳だ。

これは自分自身の旅も同じなのだが…。


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ハエたちが暇をもてあそんでいる自分の相手をしてくれたおかげで、結構忙しかった。

鼻や耳の穴に飛び込んでくるのもいて、よほど自分を気に入ってくれたのだろうか。

始終顔周辺にまとわりついてくれるハエたちもたくさんいた。



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立ち止まると20〜30匹が一斉に群がってくる。

蚊も一緒に集まって、それはもう一大パーティ。

みんなのんびりしているので大らかといえば大らかなのだが…。

Ravensthorpeを出て以降、特にハエと蚊が増えた気がする。


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午後は曇りがちな空。

風はあまりなかった。

今日明日を均等に走るとしたら44キロずつだが、明日は少しでも早くエスペランスに着きたいので今日は頑張ろう。

42キロを過ぎて、一つレストエリアがあった。

アランとジャネットは恐らくここでキャラバンを停めるだろうか。

そのまま通過して延々と走り続けるが、牧草地が続き、テントを張れそうなレストエリアがなかったのでどんどん走る。


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午後5時、雨がパラパラ降ってきた。

エスペランスまで30キロの標識も通過。



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このままイッキに88キロはあり得ないからどこか適当な場所で…と思っていた矢先に砂利の集積場があったので、今夜のキャンプサイトに決定。



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蚊は寒くても平気のよう。朝方気温10度でも飛び回っている。





明日はやっとこさエスペランス、待望の町だ!

水が使えないため、毎晩汗を拭うためにウェットティッシュを使用。

手を洗う代わりにもなるし、全身を拭き取るにもいい。

歯磨きも水は使わないので何度かペッペッペとして終わる。

アラスカ北極圏を旅していた時も、5日くらいシャワーが浴びれなかったが、シャワーを浴びなくても人は死ぬことはないということを学んだ。


午後の日差しがあるお陰で水分補給もやや量が増えている。

できるだけ直射日光に当たらないようにするのが利口だ。


今日は座ることもなく、休憩も立ったまま、それ以外はハエとじゃれ合いながらずっと走っていた。

我ながら自分のタフさに感心する。


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*本日の走行距離:60.5キロ  *パースからの累積走行距離:1060.7キロ

*東日本大震災復興支援義援金:156ドル60セント

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  1. 2013/09/29(日) 23:59:59|
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Day28 130km to 88km West of Esperance

【Day28 130km to 88km West of Esperance】

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午前4時半頃には目覚めた。



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ハイウェイに面した場所にテントを張っているので、夜中何度もロードトレインが行き来して、音ばかりか振動もかなり激しかった。

かなり冷え込んだ。6〜7度くらいだろうか。テント内は10度だった。

気がつくとアランとジャネットは既にスタート。

こちらは朝食後、片付け準備等で時間が掛かる。

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朝食のミューズリー&スキムミルク+ドライフルーツ


風がなくてありがたかった。が、フライシートが朝露でびしょ濡れ。




午前6時頃スタート。

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エスペランスまで130キロ…3日で走り切る

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おやつにはブルーベリーマフィン



26キロ地点、二人の二度目の休憩時に追い着いた。

グリーンスムージーをごちそうになって、こちらはすぐにスタート。

ジャネットはインターネットでFacebookページの作業に勤しむ。

ネットワークがあるって、旅人にはとても有難いことなのだ。



そこから4キロほどでMunglinup。ロードハウスがあるというので立ち寄る。

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パイをひとつ買って食べる。

ロードハウスの前がレストエリア…ピクニックテーブルでくつろいでいたら、キャラバンの老夫婦が話しかけてきてくれて、紅茶とビスケットを頂いた。

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アメリカと同じで年金暮らしになるとみんな旅に出るものなんだな。



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Munglinupのゴミ処理場



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山火事が多いようだ



午後になって日差しがきつい。後頭部を照らし続けられるとかなりダメージ。

東に向かって進んでいる以上は、午前中は朝日を浴びて、午後は西日を背に受けながら走らざるを得ない。

50キロちょっと走ろうかと思ったが、42キロポイントにたまたまレストエリアがあったので打ち止め。

この時点で今月やっと1000キロ走破。

アランとジャネットの場合、毎日フルマラソンの距離を一ヶ月走ったら1300キロ近くになる。

二人はやはり鉄人夫婦だ。


東屋の横にテントを張ることにした。

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到着した時点で一人の男性が休んでいた。旅の話をしていたら、東日本大震災復興支援義援金20ドルを頂いた。

Fundraisingというだけで気前よく寄付を頂ける方が多いのはさすがオーストラリア。


野宿二日目、明日もう一日野宿したらエスペランスの町へ。

エスペランスではユースホステル泊。シャワーが浴びれてベッドで眠れるだけでいい。

エスペランスから北へ上がればすぐにナラボー平原の西の入り口…ノースマンだ。





*本日の走行距離:42.1キロ  *パースからの累積走行距離:1000.2キロ

*東日本大震災復興支援義援金:156ドル60セント

*本日の写真はこちら

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  1. 2013/09/28(土) 18:39:26|
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Day27 Ravensthorpe to 58km East of Ravensthorpe

【Day27 Ravensthorpe to 58km East of Ravensthorpe】

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午前5時半起床。6時半スタート。


風もなく穏やかな晴天。

水と食料4日分を積んでさらに重くなったVIENTO号、エスペランスまでの4日間を何とか頑張ろう。


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20キロ過ぎまでノンストップ、給水給食なし。


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33キロ辺りで見覚えのあるキャラバンが…

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案の定、アランとジャネットだった。

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またしても会えるとは…

朝、スタートした時に、彼らが11キロ先からスタートしたことは分かっていたので、どこかで休憩していればきっと追いつくだろうと思っていた。

今日は彼らの270日めのマラソンに同行することに…。が、この時点では彼らは17キロ走行。あと25キロ。

走りながらいろんな話を聞かせてもらった。

国籍は違えども同じ旅するランナーなので様々な共有できる話題も多々あり。



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3時頃遅いランチ…完全なVEGANの彼らが作る食事…

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アボカドにトマトを混ぜたディップ…これにセロリやズッキーニ、にんじん、きゅうり、アスパラガスを付けて食べる。

なかなかいける…。


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時々オーストラリアでは、考えられないものが道路を走ってくる…



その後は、時速7〜8キロのペースでゆったりまったり。

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地元のランナーが車を停めて挨拶に…二人のことを知っていた様子。東日本大震災復興支援義援金を頂いた。


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ミツバチの大群に遭遇

これだけのハチに一気に刺されたら…と考えると恐ろしい…


昼間は常にハエが何匹かつきまとってきて煩わしい。

顔じゅうにキッスしまくってくる。サングラスのレンズの裏側にまで飛び込んでくる。

朝方は鼻水をすすりにも来たり…。

ハエのメスA「ねぇねぇ、あのイケメンランナーの唇を奪っちゃおうか?」

ハエのメスB「結構ガード固そうよ」

ハエのメスC「でも、魅力的よね…あたし最初にアタックする!」

そんなハエたちの会話が聞こえてきそうだった…(笑)。



休憩で立ち止まるごとに蚊の大群の猛襲を受ける。それもかなりサイズの大きい蚊だ。

蚊A「おい、昨日あるランナーの血を吸ったんだけど、それから妙に調子がいいぜ」

蚊B「オーストラリアを走って横断してるヤツかい?」

蚊A「そうそう。何か体が軽くって一日100キロでも200キロでも飛べそうな気がするぜ」


そんな蚊の会話が聞こえてきそうな…聞こえてこないか…(笑)。



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日の入り直前、パーキングエリアでフィニッシュ。エスペランスまで約130キロ地点付近。

急いでテントを張り、その後、また彼らのキャラバンでディナーをごちそうになることに。

ディナーはフルーツサラダ。

アーモンド、レーズン、キウイフルーツ、りんご、いちご、バナナ、オレンジ、をミックス。

これに加えてジュースは生姜とセロリで作ったものを頂く。

COLESという大手スーパーチェーンがスポンサーになっているので食材はすべて提供してもらえるらしい。

彼らはCOOK(加熱調理)しない生のものを食べるVEGAN、素材を切って盛り合わせるだけなのだ。

よく噛んで食べれば腹持ちもいい。

炭水化物は限られているが、カロリーは結構取れる。

健康のためにということで二人が選んだ食生活。

聞くところによれば、アランはかつて今(55キロ)の二倍の体重があったという。

酒もタバコもやっていたし、運動どころではなかった。

11年前に走り始め、ランニングで体は生まれ変わった。

ジャネットは幼い頃から走っていて、もうかれこれ50年近くランニングを続けている。

彼女が乳がんにかかったことがきっかけでアランも運動と食生活を大幅に変えることになったのだそうだ。

しかし、それも、365日毎日フルマラソンの距離を走るだなんて…。どうにかしてると思う…って人のことは言えないけれど…(笑)。


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フラッグにメッセージを書いてもらった。


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アランは毎日日誌を書いている。


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ジャネットは足をアイシング

午後8時過ぎにはテントに戻り寝支度。




*本日の走行距離:57.9キロ  *パースからの累積走行距離:958.1キロ

*東日本大震災復興支援義援金:136ドル60セント

*本日の写真はこちら

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  1. 2013/09/27(金) 17:20:20|
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Day26 Ravensthorpe

【Day26 Ravensthorpe】

Day26は午前6時半起床。

快晴のRavensthorpe。

今日もオフ。この先、約190キロ先のエスペランスまで野宿が続くようなので今の内に英気を養っておこう。

あと4日で10月。

ちょうど日本を出て1ヶ月めだ。

あと7ヶ月…先は長いぞ…あせらずあわてずあきらめず。ゆったりまったり。



午前中に銀行と明日以降の食料買い出しへ。


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平原の風が強烈…日本でこんな風は台風の時しか吹かないであろうか。

キャビンの中にいても、キャビンの建物が平行四辺形になりそうな風…と言ったらこの風の激しさが伝わるかな…。


明日から4日間、エスペランスに着くまでは連日野宿。原野の中に身をおいて、日々自分と向かい合う…宇宙と、この地球とつながっているということを悟る旅。


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明日の走り出しはこんな感じ…次の大きな街はエスペランス



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現在滞在中のキャラバンパーク



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街の中心からサウスコーストハイウェイの東をのぞむ




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学校が近くにあった…体育でバスケットボールをやっていた



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町のロードハウス前の看板…cuppaはcup of teaのこと。「お茶一杯飲みに立ち寄って」ってこと



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土地が広いから、オーストラリアは二階建ての建物も少ない



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町のホテル…1900年代初頭から営業している



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スーパーマーケットIGAはオーストラリアのあちこちで見かける




一昨日会ったジャネットとアランのFacebookページのカバー写真。

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60を過ぎた二人、しかもジャネットはガンを克服してのラン。

VFFを履いて、軽やかな足取りでオーストラリア一周、毎日42.2キロ走り続ける二人の姿にじーんと来るものがある。

レースではない…共存共走…ほんのわずかでも二人と走れて光栄だった。


Running RAW around Australia 2013公式サイト




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僕はアスリートではなく旅人なので、体がボロボロになるまで走ることもない。

日々楽しんで、心地よさを大切にすることが何よりも重要だと思っている。

目に見るもの、耳に聞こえるもの、肌で感じるもののひとつひとつを愛おしく思えるように…五感を研ぎ澄まして体全体で自然を、地球を感じられたらいい。

宇宙と、地球と、この自然と、共存できることこそ、最大の喜び…

二本の脚は、走ることは、あくまでもツールであり、手段でしかない。

それでも、僕は一本の道を二本の脚で走ることを、ずっと選択し続けるのだ。



ノート(覚書)【二本脚で大陸を駆け抜けるために】




*本日の走行距離:0キロ  *パースからの累積走行距離:900.2キロ

*本日の写真はこちら


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  1. 2013/09/26(木) 16:56:52|
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Day25 50km West to Ravensthorpe

【Day25 50km West to Ravensthorpe】

午前3時頃、強烈な雨嵐で目覚める。

気がつけばテントのフライシートのペグが突風で吹っ飛んで、フライシートがまくれあがり、雨がフロアを叩きつけていた。

急いで外に出てペグを打ち直すが、その間にもフロアは雨でびしょ濡れ。

平原の風を甘く見てはいけない。

昨日フライシートが飛ばないように大きな石を上に置いていたにもかかわらず、風はその石をもものともしなかった。

濡れたものを乾いた雑巾で拭いて、フロアに入ってきた水を雑巾ですくい取り、テントの外で絞り出す…真っ暗闇の中、ヘッドライトの明かりを頼りに作業を続ける。

大自然の猛威にさらされた時、人間の力はあまりにも無力で、どうにもならない中で必死にもがくしかない。

昨日は追い風に助けられたが、その風にさいなまれてしまう…こんなことも起こり得るのがアウトドア。


その後まんじりともせず、明るくなって朝食、濡れたテントを撤収して、午前5時50分スタート。


朝方の雨が嘘のように晴れ間が広がった。

追い風は昨日ほどではないがいい感じに吹いていた。




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野性のカンガルーがハイウェイを横断する場面に遭遇…



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行けども行けども原野が広がる。


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パーキングエリア…ゴミ箱だけがひときわ目立つ



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Philips River




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原野にもスクールバスが送迎してくれる



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Ravensthorpeの警察署前で…こちらのパトカー



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午後2時過ぎ、Ravensthorpeのキャラバンパークにチェックイン。




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濡れたものを天日干し



*本日の走行距離:51.3キロ  *パースからの累積走行距離:900.2キロ

*本日の写真はこちら

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  1. 2013/09/25(水) 20:41:22|
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Day 24 Jerramungup to 50km West of Ravensthorpe

【Day 24 Jerramungup to 50km West of Ravensthorpe】

午前4時半起床。

すばやく準備をして5時40分スタート。

曇り空…風は相変わらず強い。


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Jerramungupを出る際にあった標識…Ravensthorpeまで115キロ何もない




走り出して10キロあたりの地点で二人のランナーを発見。




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二人が待ってくれていたので、挨拶して話を聞くと…

何と驚いたことに、二人は毎日フルマラソンの距離(42.2キロ)を走りながらオーストラリア一周をするチャリティイベントRunRAW2013をやっているのだと…。

雨の日も風の日も…1月1日から12月31日まで続く…ということで既に今日で267日も走り続けているのである。

アランとジャネット・マレー夫妻、アランは1945年生まれで68歳というのも驚き。

二人はビブラムファイブフィンガーズ(VFF)を履いていた。


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ビブラムもスポンサーの一つだという。

しばらく一緒に走ると、先に待ち構えていたキャラバン。

彼らのサポートカーだった。


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写真を一緒に撮って、しばらくあれこれ話が弾んだ。

彼らはしばらく休憩を取るということで先にスタート。

ハグをして別れる。

またどこかで追いつかれるに違いない。

27日にエスペランス着ということだった。

インターネットでもつながるはずだ。



自分の場合は、週に一度はオフを取り、毎日走る訳ではないし、距離も40〜60キロと日によってまちまち。

果たして15年後、アランのように颯爽と走れているだろうか…?


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Gairdner River






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風で倒れた木



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どこで撮っても同じような写真ばかり…



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原野…原野…原野…



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Fitzgerald River



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名も知らぬ花




快調に追い風に押され、午前10時には30キロ、午後2時には50キロ突破。

追い風のスピードに足がついていかない…(笑)。

午後3時半を過ぎて、キャンプサイトを見つけ、ロードサイドにテントを張る。


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風がやまないのでフライシートがバタバタ…。

大きな石があったので重しにして何とか頑張ってもらおう。

今回の旅で一日で走る最長距離になった。

頑張れば70キロも可能だったかもしれない。

明日はRavensthorpeまで50キロ足らず。


*本日の走行距離:64.9キロ  *パースからの累積走行距離:848.9キロ

*本日の写真はこちら

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  1. 2013/09/24(火) 23:59:59|
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Day23 Jerramungup 2

【Day23 Jerramungup 2】

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Day23は午前6時前起床。

雨風強く、大きな木の枝が飛ばされたりしている。

結局もう一日オフを取ることにした。

町のスーパーが土曜午後と日曜日お休みのため食料調達できないのもあるのだが、パースを出て以来初の二連休。

ナラボー平原横断が始まる前に、ここらでリフレッシュしておこうと思う。




買い物がてら、Jerramungupの町をぶらぶら…。

人も車もほとんど見当たらない…建物はあるけど人は暮らしているのか?と一瞬不安になりそうな…。

ウィキペディアでJerramungupを調べてみたら人口367人(2006年の調査)…




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町の入口に立って撮った写真…明日走り始めはこんな場所です。



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明日はさらにHighway1を東へ




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エスペランスまであと300キロ



平原は風が強く、追い風は歓迎ですが、横風・向かい風になるとスピードが出ません。

歩くのもままならぬ状態にもなり得ます。

また平原で野宿する際、テントも何度か飛ばされそうになるくらいの突風に見舞われることも…

真夜中だとちょっとしたパニックを楽しめます(笑)。

次の町Ravensthorpまで114キロ…2日かけて走りますが、明日は野宿。

風の神様、どうか明日は穏やかな一日でありますように…。



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観光案内所も兼ねたライオンズパーク



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突風で木が根こそぎひっくり返される…これも平原では珍しくない風景。



やっとこさスーパー開店!

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土曜の午後にJerramungupの町に着いてみたら半ドンで閉まったあと。日曜は完全閉店。

月曜朝8時半開店直後に訪ねてやっとお買い物。でも平日の閉店は午後5時。

「土曜の午後から開店を心待ちにしてました」って店長のおばさんに言ったらえらい歓迎してくれた。

日本も昔はそうだった。正月はずっと休みだったし、日曜日も普通は閉まってた。

今は年中無休で24時刊営業なんて珍しくない。

みんなが一斉に休めばみんなのんびりできるはずなんだけど、なかなかそうは行かない今の日本…。

便利になるのはいいけれど、それでみんなが忙しくなるってどうなんだろうな。

いろいろと考えさせられるもの…。




お昼前、突然ネットが使えなくなり、一時プチ・パニック。

どうやらプリペイドのWi-Fiルーター、容量制限が来た様子。

オフィスでたまたまWi-Fi使えて助かったが、リチャージするためにクレジットカードでの決済がなぜかできず、てんやわんや。

コンビニでリチャージカードを買うこともできたが、ペイパルでの支払いができるということで、ペイパルのアカウントを作成。


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何とかうまく行った。

これがうまく行かなかったら、一週間先、300キロ先にあるエスペランスまでネットワークが使えなかったかもしれない。

インターネットは旅人にとってもまさにライフライン。

いざという時、ネットワークがつながっているというそれだけで安心できる。

助け舟を出してもらったぴあぴに感謝!!ありがとー!!



そのフィアンセぴあぴがブログを作っています。

「私の伴侶は冒険家」


8月26日、成田空港で別れて以来はや1ヶ月…。

次に逢えるのは来年5月…途中オーストラリアかニュージーランドに応援に来てくれることを楽しみにしている…。



*本日の動画



PEACE RUN2013 オーストラリア横断+ニュージーランド縦断8000キロ ランニングの旅 ②




その1は…








*本日の走行距離:0キロ  *パースからの累積走行距離:784.0キロ

*東日本大震災復興支援義援金総額:114ドル10セント

*本日の写真はこちら

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  1. 2013/09/23(月) 17:06:47|
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Day22 Jerramungup

【Day22 Jerramungup】

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午前5時半起床。今日はオフ。

52歳もちょうどあと一ヶ月となった。

53歳はナラボー平原で迎えることになりそうか。

これまでの走りで、100〜200キロ空白区間があっても何とかなるということが分かった。

問題は気候…暑さと渇きの中ではタフでハードな走りになることは避けられない。



外は雨風…すぐに止むのだろうけど風は時折強く激しくなる。

朝食後に洗濯。オフィスで洗剤を50セントで買って、1ドルコインを3つ洗濯機に投入。

洗ったあとは物干しへ…。


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旅も3週間すぎた。

耳掃除や爪切りをする時、旅に出てからの期間を思い返す。

パースを出る前に最後に耳掃除と爪切りをしたんだった。

こうやって旅の時間はゆったりまったりと過ぎていく。

旅人の休息…走らない時にも、心は常に旅の空をさまよっているんだろうな。


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3週間で784キロ走った後のALTRA Instinct1.5

何とか1000キロもたせられるか…。




現在地からエスペランスまで約300キロ。

6日かかる計算。その日、月間走行距離1000キロを突破。

ナラボー平原の入口ノースマンはそこから北へ約200キロ…さらに4日。

あと最短10日でナラボー平原が始まるということだ。

1200キロ砂漠の平原が一ヶ月…さあ、面白くなってきた!




キャビンでPCでの作業をしながら、荷物の整理。

明日以降の計画練り直し…明朝8時半にやっとスーパーが開いて買い物できる。



午前10時にコーヒーブレイク、お昼にはパスタ入りスープ、軽く午睡をして、午後3時にもティータイム。



キャラバンパークは静かだ。オウナーのおじさんは芝刈りの車で作業中。

宿泊している人たちはみんなおじいちゃんおばあちゃん。

旅の途中で会う人達の大半も皆そうだ。

若い人たちはどこに行ってしまったんだろう?




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360度広がる地平線、広大な原野では、僕自身も風景の一部でしかない。

しかし、その実、僕が走っているのはこの大地…そして、地球という惑星。

地球の上に二本の脚で立ち、一歩ずつ走りだす時、僕はすでに違う世界に移動している。

一歩先に夢がある、未来がある…。

地球の上を走っているという快感を味わいながら、生きて生かされている僕は旅を続けられる。

この惑星に4万キロの轍を残すまで、この旅は続く…



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普通のマラソンでもない、マラニックやトレイルランニングともまた違う…

広大な原野をたった一人で、生活用具や水・食料を積んだバギーとともに走る…

普通のランナーはやらない…だからこそ普通のランニングとは全く違った楽しみ方ができる。

アドヴェンチャー・ランニング…こんな素晴らしい走りに出会えるなんて思っても見なかった。

毎日がランニング・ハイの連続…いや、トラヴェリング・ハイといっていいのだろう。

生きて走って旅をする…アドヴェンチャー・ランナー高繁勝彦ここにあり!




旅の計画ルートはPeace Run Supporters Clubのページ





パースを出てから3週間の旅の軌跡です。

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PEACE RUN公式スポンサー「ジョイフルログ」さま作成


*本日の走行距離:0キロ  *パースからの累積走行距離: 784.0キロ

*本日の写真はこちら




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  1. 2013/09/22(日) 17:53:07|
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Day21 39km West to Jerramungup

【Day21 39km West to Jerramungup】


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パースから3週間目。午前5時起床。

静かな夜だった。

全くと言っていいほど風がなかったのだ。


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夜明け前の月



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こんな風景を見ながら寝ている



気温は今朝も10度。午前6時過ぎには日が昇る…濃い霧が立ち込めている。

風のない日はテントが夜露でびしょ濡れ…今日は屋根と天井のあるキャビンなのでテントは宿で干すことにしよう。

朝方は蚊が群がっているが、走りだせばやたらハエが追っかけてくる。

ずいぶんフレンドリーなハエなので、スナックブレイクの際に唇にも止まってくれるのだ。



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PEACE RUN公式スポンサー「エイチ・エス・アシスト」さま提供の「こどもの未来」、毎日使ってます!おかげさまで毎日40〜50キロ走れています!



6時半スタート。

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霧が晴れると一面の青空…嬉しくって、ただそれだけで感動…。

何を見ても嬉しくって笑顔になってしまう。


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びわ湖…ではありません。ただの水たまり


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こんな晴れた日にはソーラーチャージャーを使おう!

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すれ違う車のドライバーたちに笑顔でサムアップ(親指を立てて幸運を祈る)。

こんな晴れた空の下のランは久しぶり…何かいいことあるぞ…

と思ってたら、一台のキャラバン…またしても老夫婦。


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道端で奥さん(ルイーズさん)が花の写真を撮っていた。

あれこれ話をしてたら、50ドル紙幣を寄付してくれた。

「東日本大震災の津波はニュースで見たよ。凄まじかったね。君のところは大丈夫だったの?」といった話を旦那さん(ゲイリーさん)としてたら、また一台のキャラバン。

助手席の老婦人が「何か車のトラブルでも…」と尋ねると、写真を撮っていた老婦人が

「いえいえ、花の写真を撮ってただけですよ。この若者が走ってオーストラリア横断してるんです、東日本大震災の義援金を集めながら…」

「おやおや…それじゃ…」

といって5ドル紙幣を…


晴れた日に笑顔で走っているとたくさんいいことがあるものだ。



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Albanyを出て4日目、今日は待望の町へ…Jerramungupが少しずつ近づいてくる。



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わお〜と叫びだしたくなるくらいの晴天


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お花畑と草原と地平線


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地平線だらけ


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後半は向かい風になった。

向かい風の登りはもはや走ることはできない。

バギーの重さを全身で受け止めながら、一歩ずつ、一歩ずつ前進するだけ。


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パーキングエリア(レストエリア)の標識…Pを見るとぴあぴを思い出してしまう


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道は舗装されてないし、ゴミ箱があるだけ。たまにピクニックテーブルがあったりもするが…


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ロードサイドでランチブレイク



午後2時過ぎ、Jerramungupのキャラバンパークに到着。

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オフィスにいたのはお腹の大きなおじさん…

キャビンを二泊…

スーパーの場所を尋ねたら…

「タイミングが悪かったね…今日は土曜で半ドン、明日は日曜日で休みだよ…」とおじさん。

「ガーン!!」

店を訪ねてみたらそのとおりだった!


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楽しみにしていたお買い物は月曜の朝までおあずけ〜!!




町の入口のロードハウスが唯一開いていたので、ミネラルウオーターだけ買っておく。

店の女の子が、どこから来たの?…と聞いてきたので説明をしたら…

「私の友だちがあなたのことを話してたわ。黄色い旗を立ててバギーで走っているってあなたのことだったのね…」

どうやらこの辺りでは既に有名人になってしまったようだ(笑)。


まだAlbanyで買った食べ物のストックが少し残っているので2日ぐらいは何とかなる。

キャビンに入って水道をひねる…お〜!水が出る!!


熱いシャワーを浴びてようやく生き返った。

キッチン付きのキャビン…食器や調理器具などひと通り揃っているにもかかわらず、食材は缶詰などなど…(涙)。

明日はオフ…洗濯やらいろいろやること盛りだくさん。



*本日の走行距離:39.1キロ  *パースからの累積走行距離:784.0キロ

*東日本大震災復興支援義援金総額:129ドル60セント

*本日の写真はこちら


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  1. 2013/09/21(土) 21:38:23|
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Day20 Wellstead to 40km West of Jerramungup

【Day20 Wellstead to 40km West of Jerramungup】


夜中、突風でテントを飛ばされそうになった。

3度テントから出てペグを打ち直すも、柔らかい路面のためペグがすぐ抜ける。

一箇所に3本、打つ角度を変えてセットしたにも関わらず、それだけ風は強烈だったのだ。

午前5時起床。朝食をとって荷物をまとめ午前7時前にスタート。

朝日が昇り、気持ちのいい朝…。気温は10度。

ハイウェイをさらに東へ…。


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大きな川を渡る手前のレストエリアで、アルゼンチン出身の老夫婦に出くわす。

オーストラリアに移民してきたのだそうだ。

アルゼンチンに住んでいたらキャラバンで旅をすることはできない。国民は皆貧しいからだそうだ。

オーストラリアに来て豊かな暮らしをできることに感謝しているとのこと。


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おばあさんがハグして頬にキスしてくれた。


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コーヒーとクラッカーを用意してくれて、アルゼンチンのキーホルダーをもらった。



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Pallinup Riverを渡る…オーストラリアに来て最初に見た大きな川



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地平線だらけ…


Boxwood Hillにもロードハウスがあった。

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ロードハウスの前でキャラバンに乗った老夫婦、数日前にあるキャラバンパークで僕のことを噂に聞いていたらしい。

10ドルの寄付を頂く。


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ロードハウスでビーフパイとオレンジジュースで9ドル30セント。


その直後に激しい雨嵐…横殴りの雨…あちこちに水たまりができて凄まじい降り方。

店のおばさんが中で休みなさいとの声、ありがたい。

30分ほどで上がって再スタート。


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次のレストエリアで、タスマニアからキャラバンで旅をしている中年夫婦に出くわす。

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中でコーヒーでも飲んでいきなさいとのお誘いに遠慮無くおじゃまする。

一年の半分を仕事、残り半分を旅で暮らしているのだそうだ。

旅先で仕事を見つけて気楽な暮らし…羨ましい限り。

トマトと乾燥パスタをもらった。

いつもいつもいい出会いに恵まれている。


さらに5キロほど走ってロードサイドキャンプ地決定。

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こんな原野の中でもインターネットがつながった。凄いものだ。



今日は風も少ない様子…安心はできないけれど…。


今日は母の82回めの誕生日…こんなにタフでクレイジーな自分を産んでくれてありがとう!!



*本日の走行距離:42.1キロ  *パースからの累積走行距離:744.9キロ

*東日本大震災復興支援義援金総額:124ドル10セント

*本日の写真はこちら

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  1. 2013/09/20(金) 23:59:59|
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Day19 49km West to Wellstead

【Day19 49km West to Wellstead】

午前5時起床。

テントは突風に耐えてくれた。

アメリカ横断時のモハヴィ砂漠でのキャンプを思い出させる強烈な風…。

目覚めたら顔も口の中も土と砂でざらざら。

原野を吹き抜ける風は歓迎してくれていたようだ。


風には始まりがあるのだ。

海の波と同じで、第一波が起こるとうねりがまず聞こえてくる。

そのうねりが遠くからじわじわと近づいてくる。

テントのフライシートが引き剥がされまいかと何度も夜中目が覚めた。

重し代わりに使った大きな石が役立った。


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雨が降ったようだがその後の風でテントは一切濡れていなかった。


広大な原野では人間は無力な存在。

昨夜も夕食後すぐに寝袋へ…午後6時半頃だったか。

何度か風の音で目覚めてその都度テントの心配をしていた。



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朝の原野…


午前6時40分、スタート。

野宿も慣れれば手際よく進められる。


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ともすれば狂ってしまいそうな原野での単独ラン。

僕が平然と走っていられるのは、僕が既に狂ってしまっているという証か?




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途中にあったレストエリアで…たまに屋根のついたピクニックテーブルもある



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脇道はあちこちにあるがたいてい地道で行き止まり



途中でカナダ人サイクリストJohnと出会う。

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パース発で同じくオーストラリア横断中。

お互いの旅の話をしていた。

「君のような旅人に出会えて誇りに思うよ…」という嬉しい言葉をもらった。



写真を撮って別れたあと約2時間して、ピックアップトラックが目の前に止まった。

運転していたおじさん、僕に紙袋に入ったワインを差し出し、

「カナダ人サイクリストから預かったんだ。日本人のランナーが来たら渡してくれって」

うれしいギフト…そのおじさんからはミネラルウオーターをもらった。


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次の町Jerramungupまで100キロの標識…Albanyからサウスコーストハイウェイに入った際にはこの数字が160だった。



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電線があればまだ文明があるというしるし


午後3時半頃、Wellsteadのグロサリーストア着。

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テントを張れる場所を尋ねたらタウンホールのグランドに行くように言われた。

パイと水だけ買った。

Jerramungupまであと2日…水と食料は何とかなるだろう。


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テントを張った時はまだ風は弱かったけれど、夜半過ぎ突風にたたき起こされた。

台風を思わせる激しい風…雨がないだけまだよかったが…2日続いて突風の洗礼を受けるのであった。



*本日の走行距離:50.0キロ  *パースからの累積走行距離:702.8キロ

*東日本大震災復興支援義援金総額:114ドル10セント

*本日の写真はこちら

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  1. 2013/09/19(木) 23:59:59|
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Day18 Albany to 49km West of Wellstead

【Day18 Albany to 49km West of Wellstead】

Day18は午前4時50分起床。

室温10度。外は晴れている。朝食をとってすぐに出発準備。


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水14リットルと大量の食料を積み込み、推定積載重量50キロ…バギーは15キロ、トータルで65キロ、自分と同じ体重分を押して走る訳だ。



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気持ちのいい朝…



宿を出てからサウスコーストハイウェイまで約16キロ。

途中、大学生の3人組が車の窓から紙パック入りコーヒーを差し入れてくれた。


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その後程なくして、キャラバンに乗った夫婦が小銭のたくさん入った布袋を差し出してくれた。

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親切な人がたくさんいるものだ。

数えたら8ドル50セントあった。



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ロードサイドでスナックブレイク


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カンガルー注意



ロードトレインがひっきりなしに行きかう。

今日はずっと追い風…それもかなり強烈な…。


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40キロあたりのMany Peaksにグロサリーストアがあった。

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中に入るとおばさんが「停電してるの」という。

水だけ購入。



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午後3時半、50キロを過ぎてキャンプサイトを探し始める。

ちょうどハイウェイから少し入った丘がフラットで手頃だったのでテントを張るが、地面は砂地。

突風が吹いてすぐにフライシートごとペグが飛ばされる。

少し奥まった土の固そうな所に移動するが、ここはさらに風の抜け道。

それでも大きな石を重しにしてフライシートが飛ばされないように工夫。

テントを張るのに四苦八苦して30分ばかりかかった。

時折通り雨が降るが、今日は雨よりも風だ。

夜中風のバタバタでやかましいだろうな。

原野の中にただ一人…風の歌が子守唄。


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この一歩を信じること…確実に前進しているのだから…。




*本日の走行距離:50.3キロ  *パースからの累積走行距離:652.8キロ

*東日本大震災復興支援義援金総額:110ドル60セント

*本日の写真はこちら

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  1. 2013/09/18(水) 23:59:59|
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Day17 Albany

【Day17 Albany】

Day17はオフ。

気温7度の部屋で目覚める。暖房費が別に5ドル取られるらしいが、野宿に耐えうる体にしておきたいので部屋で毛布にくるまっている。

シューズが濡れたままなので素足にサンダル…(笑)。



夢の中でも雨が降っていた。風も激しくバギーがまっすぐ進めないほどだった。

川が増水してハイウェイが冠水状態。

腰まで水に使ってバギーを押しているところで目が覚めた…。

あー夢でよかった!

と窓の外を見たらまた雨…。

濡れたものを部屋で乾かしながら、乾燥させてもまた濡れるんだろうな…とそんなことを思いながら明日以降の計画を練っている。



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地上が大嵐でも、天高く、雲の上では平穏に晴れ渡った空が広がっているんだろうな…とふと空を見上げてみる。


人は本来弱いもの…その弱さに気づいたら、さあ、どうするのか…と考えてみる。

命を懸けてできること…

生きるか死ぬかの瀬戸際で、今やっていることが本当になすべきことなのか否かを見極めることで、自分のミッションが見えてくるような気もする。

不平不満を口にするだけなら何の苦労も要らない。

とことん叩かれ、打ちのめされるような場面を経験しても、なおそれが好きでいられるように…

本当に好きなものであるならば、そのもののために強くもなれるし、自分に厳しくもいられるはず。

気持ちを切り替えて、明日も明後日もまた走り続けよう。



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真に自由になれる旅の日々

辛い時はとことん辛いけど

それも通過地点でしかない



雨が降り続いても青空と太陽は

いつもその後ろにある

目に見える部分だけを見ていてはダメなんだ



日々の暮らしもまた同じ

一点にとらわれないで

いいことも悪いことも

広い目で客観的に見ていられるように



太陽に 青空に 恵みの雨に

土に 大地に

出会う人々に

自分の肉体にも

感性の力で

いつも感謝感激感動できるように



ありがとう

よかった

嬉しい



声にして 表情に表して 

それが行動に反映されるように



よき旅を…よき人生を…




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16日間で602.5キロ走破したALTRA Instinct1.5…毎日履いてたらそりゃアウトソールも減る一方




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濡れたシューズを天日干し…走らない日は不思議と晴れるんだけど…




オーストラリア横断…と軽く考えていたつもりはないのだけれど、いざ現場に来て、600キロほど走ってみてその大変さを思い知る。

大陸に住んでいる人たちは、自然とうまく調和しながら文明を築き上げ、自分たちの生活を営んできた。

どれだけ文明が発達したとしても、自然を越えることはできないのだということも、人はそんな中で学んできたはず。

日本も、震災や津波、水害などたくさんの自然災害を経験して、それでも自らの叡智を働かせてその都度立ち直ってきている。

知恵と勇気を働かせて、何としてでも前へ…前へ…進んでいくのだ。

いくつもの苦難や試練を乗り越えてこそ価値のある旅だといえるように、すべてはありのまま、あるがままに受け入れてみよう。

生きることにもっと貪欲に、必死になって生きてみよう。すべてはそこから始まる…。





間寛平さんのアースマラソンのサポートをしておられた龍平さんに旅のスケジュールを作ってもらっている。

AlbanyからEsperanceもタフでハードな野宿の旅が続く。

水道がないからシャワーもない、顔も洗えない。

トイレは外、食料は事前調達。

原野を駆ける中年…気持ちは万年青年だけど…(笑)


PEACE RUN SUPPORTERS CLUB





明日以降、ひょっとしたら一週間くらい文明から離れた原野の中を走ることになりそうで、ネットワークも途絶えるかもしれない。

ウルワースで水と食料を買い込んできたけど、この旅は結局食料と水を運搬する旅になりそう(笑)。

生きて走って旅ができることに感謝感激感動!

ベッドの上で眠れる時に眠っておく、食べるものがある時にしっかり食べておく…これは旅の原則。

生きている内に生きたいだけ生きておく…これもまた人生の鉄則。



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パースからの約600キロの旅の軌跡…

PEACE RUN公式スポンサージョイフルログさまに作成していただいています。

こちらを…





*本日の走行距離:0キロ  *パースからの累積走行距離:602.5キロ


*本日の写真はこちら

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  1. 2013/09/17(火) 20:48:28|
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Day16 Denmark to Albany

【Day16 Denmark to Albany】

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午前5時前起床。熱いシャワーを浴びて体が目覚める。

朝食後素早く旅支度、3階から1階まで重い荷物を持って3往復してバギーに荷物をセッティング。

これもまた一大作業だった。



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宿泊していたDenmarkの中心部にある31 on the terraceというホテル



午前6時40分出発、予報では雨だけど、今の時点では雨は降っていない。


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Denmarkのダウンタウン…とてもきれいな街だった。




青空が広がり、日も差してきた。

ここ数日なかった朝の心地よさ…。


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デンマーク市内の学校…リニューアル工事予定だとか…



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Albanyまで53キロ、今日も途中に店はない。

これが「いってらっしゃい」の標識



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スタートしてすぐに原野が広がる…毎日原野の中をかけ続けている。



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朝日を浴びて原野に向かって走りだす


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原野を貫く国道一号線



原野が途切れると放牧地帯…どれだけ牛や馬、羊を見ればいいんだろう…たまにアルパカもいたりするけれど…。



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原野のまっただ中で休憩…

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行けども行けども原野はつづく…

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蛇のように伸びる植物


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こんなヘアスタイルありそうな…



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500m先にベッドがあるから、そこで横になってツイッターで何かつぶやけ…という標識(嘘)



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このタイヤはバルブがないので空気が入れられません。空気の要らないノーパンクタイヤなのです。



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PEACE RUN公式スポンサーProgear Vision提供のProgear Eyeguardを着用しています。


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脇道の入口に並んだ郵便ポスト…この道の向こうにも人が住んでいるということ



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国道から脇に入る道はいくつもあるけれど、たいてい行き止まりが多い。しかも地道。


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この時点では気持ちの良い青空…



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風は概ね追い風…時に横風になってバギーがまっすぐ走れなくなる。



走っていたら青いホンダフィットが目の前に止まった。

若い夫婦が中から出てきて、珍しい旅人がいる…ということで気に留めてもらったようだ。

東日本大震災復興支援ということで25ドルの寄付を頂いた。

一緒に写真を撮って別れる。

「シドニーに着いたら絶対テレビニュースに出演して下さい」と一言…。



朝、宿で作っておいたハムチーズサンドイッチでロードサイドランチブレイク。

飲み物もはちみつレモン入り紅茶持参。

少しでも節約するための工夫が必要だ。

カフェでコーヒーを飲めば3〜4ドル(約270〜360円)はする。

お昼も外食すれば10ドル(約900円)が相場。



じわじわと灰色の雲が広がり、青空と太陽が消えた。

予想通りの雨…最初は小降りだったがその内本降りに…



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ようやくALBANYに入るがここからまだ10キロ近くある。

インフォメーションベイ(観光案内の看板がある休憩所)で雨宿りしていたら、さらに雨は激しくなった。

じっとしていてもらちがあかないのでそのまま走り続ける。

レインスーツを叩きつける強烈な雨…さすがに心も折れそうになる。

シューズは両方とも水浸し、ソックスまでびしょ濡れ。

止まると雨風で急に体が冷えてくるのでずっと走り続けるしかない。

これが真夏の雨ならまだ気持いいのだろうけれど…。


時折無神経なトラックが水たまりを猛スピードで通過…強烈な水しぶき…おいおい…。



宿泊予定の宿は街の中心に近い。ミドルトンロードの先にあるということで先を急ぐ。

大きな街は通りが複雑に入り組んでいるのでグーグルマップに頼らざるをえない。


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グーグルマップの指示によればこれがTassel Streetのはずなのだが…トレイルやないか!

トレイルの先にはグーグルマップの指示にない通りが…。

「挫折して途方に暮れる」そんな指示はなかったはずだが…(笑)



途中の民家で親切な母娘に道をたずねたら娘さん(16歳)が途中まで誘導してくれた。



走り終わりの頃になってまた青空が…(笑)


午後5時前、やっとこさチェックイン。

老婦人が受付で迎えてくれた。

バギーは部屋に持ち込めないほどずぶ濡れだったので、鍵のかかる倉庫に入れさせてもらう。

最寄りのスーパーマーケットWoolworthが2キロ先って…

閉店が6時!荷物を部屋に入れて、片道2キロダッシュ!57キロを走っていたペースから比べるとかなりハイペース。

さきほど、道を訪ねたお母さんがウォーキング途中で再会、名刺を渡しておいた。

食べ物がたくさんあるスーパーに来ると心がなごむ…旅で一番心やすらぐ場面でもある。

明日のオフの分の食料をとりあえず仕入れておく。


宿に戻る途中、またしてもあのお母さんに再会…

「よほど縁があるみたいだわね。God bless you!(神様のご加護がありますように!)」

と彼女は笑いながら闇に消えていった。


シャワーを浴びて、ディナー。

キッチンがあるので電子レンジやトースター、湯沸し器、さらには炊飯器もあった。

部屋には冷蔵庫も完備。

暖房は別に5ドル払わないといけないという。野宿に耐えうる体にしておきたいのであえて暖房はいらない。


雨の走行は並ならぬ疲れを伴う。体は冷えるしストレスにもなるし…。

それでも無事に今日も走り終えられたことに感謝。

この先もまだまだいろんなことが起こるのだろうけれど、全て受け入れて楽しめるように…。



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*本日の走行距離:57.1キロ  *パースからの累積走行距離:602.5キロ

*集まった東日本大震災復興支援寄付金:102ドル10セント

*本日の写真はこちら

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  1. 2013/09/16(月) 23:59:59|
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Day15 Kenton to Denmark

【Day15 Kenton to Denmark】

午前6時起床。

雨は収まったがどんより灰色の空…風はまだ吹いている。

キャビンからキッチンやトイレに移動するのに歩いていくのだけれど(30〜40m)、芝生の中の所々に水たまりがあり、冷たい思いをする。

シューズではなく素足にサンダルを履いているので、別に濡れてもいいのだが…。

洗顔後すぐに朝食。日曜の早朝なのでまだ周りは皆眠っている。

テントを張っているキャンパーがいたようだ。車での旅か…大型のテント。

昨日の雨風の中、よくテントで寝れたものだ…と他人事のように感心する。



パースを出てから半月目。昨日、総走行距離が500キロを突破したので、予定としては月間1000キロを無事こなしたことになる。

ただ、走っている本人としては休みがち(週一回のオフが3日に一回あったり…)で、本来なら1200キロくらいは軽く走れているはず…。

オールバニー(Albany)でオフを取ったら、次はエスペランスが主要な街。ノースマンへの足がかりとなる最後の町。

町と町の間はやはり離れていて、ナラボー横断に備えて100キロレベルにも慣れておかないといけない。



午前7時半ごろスタート。走りだす直前にまた雨…。


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キャビンから受付までが100m、そこからゲートまで900m、国道1号線に出るのにさらに100m。

農場の中にある宿泊施設、農場を経営する老夫婦のサイドビジネスのようだ。

なかなか楽しい場所だった。晴れていればテントサイトも気持ちよかっただろうに。


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今日も町らしき町はなく、その代わりに宿泊施設やワイナリー、カフェのようなところが何ヶ所かあった。

休憩も雨の中なので立ったまま、晴れていれば折りたたみの椅子で座ることもできるのだけど…。



連日雨風の中を走るばかりでレインスーツを脱ぐ間もなし。

朝方は10度程度で吐息も白かったが、日中も15度くらい。

走っている分には寒さは感じない。

ただ、シューズの中がウェットなままで、宿で何とか乾かしてもまた走りだせば濡れてしまうのが難点…。


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ほんの少し垣間見えた青空と太陽にぬか喜び…しかし、すぐにまた雨…。

横殴りの雨に打たれても、鼻歌でフフフンと楽天的に生きて走る…止まない雨はない…そう自分に言い聞かせて…。



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Albanyという大きな街が近いせいか、心持ち車の量も増えてきた。

交通事故が途中であった様子、車が何台か止まってざわついていた。

安全運転…ドライバーの皆さんにもPEACE!



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午後1時すぎにはDenmarkの標識前に立ち、観光案内所で地図をもらった。


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本日の宿31 on the terraceに午後2時前チェックイン。

一昨日Booking.comで確認したらユースホステルは既に満室だった。

オウナーもサイクリストのようで、走ってオーストラリア横断中と聞くとあれこれ質問攻め。

部屋が3階だったが、バギーとダッフルバッグ以外の荷物を運んでくれた。

フリーWi-Fiが使えるというので試してみたがスピードが遅いので結局自分のルーターを使うことに…。

TelstraのWi-Fiもある程度人口のある町でないとネットワークがないようである。

昨日も微弱な電波で一瞬つながったかと思ったがほんの一瞬だけだった。

宿に入って買い物に出る頃にはすっかり青空と太陽が…。


明日はオールバニーに着いたら明後日がオフ。

大した距離を走ってないが、10日にManjimupでオフを取って以来6日ぶり。

願わくば、レインスーツを着ることなく、気持ちのよい青空と太陽の下を走れますように…。





【野人の数え歌】

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叩きつけるような冷たい雨に打たれ

行く手をはばむ向かい風に吹かれても

一本のハイウェイを二本の脚と三輪バギーで進む

四苦八苦はあたりまえ

五臓六腑に染み入る水の旨さよ

七転び八起き

九死に一生を得るような思いもするであろう

それでも

十分だと言える人生であるために

僕は

ひたすらに ひたむきに ひた走る…。





*本日の走行距離:36.4キロ  *パースからの累積走行距離:545.4キロ

*本日の写真はこちら

テーマ:よく生きる - ジャンル:ライフ

  1. 2013/09/15(日) 19:49:13|
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Day14 Walpole to Kenton

【Day14 Walpole to Kenton】


午前5時起床。

雨嵐は時に激しく、静まったかと思えばまた激しくなる。

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午前7時前にスタートする頃には小降りになっていたが、それでもずっとレインスーツを着たまま。

Walpoleを出ればすぐに広大な原野が広がる。


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一本のハイウェイは、まるで世界の終わりに僕をいざなうかのように、樹海の中を静かに蛇行していた。

ここ数日、何度も同じような場面に出くわしている。僕は、あたかもそうするのが当然であるかのように、小気味良いリズムでVIENTO号とともに走り続けた。


日本では考えられないのだけれど、一歩町を離れたらそこには何もない。

島を出た船が大海の上をさまようのと何ら変わらない。

どこでもない所の真ん中…そんな表現があるのはやはり大陸ならでは。

国道1号線はWalpoleからSouth Coast Highwayに名前が変わって東に伸びていく。




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10キロほどでNornalupに着いた。国立公園があちこちにあって、ハイカーやマウンテンバイクのためのトレイルもきちんと整備されている。

ただ、シーズン的にはまだ寒いのでどこも閑散としている。

インフォメーションの看板の下でしばらく雨宿り。

犬の散歩をしていた地元のおばさんが話しかけてきた。

Kentonにあるキャンプ場のことをたずねたら詳しくていねいに教えてくれた。

テントも張れるし、キャビンもあるから…とのこと。


アップダウンを何度も繰り返し、雨も降ったり止んだり、でも今日は一面に灰色の空…青空を見ることはなかった。


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22キロ走ってBowbridge到着。

ロードハウスがあったので、パイをひとつ食べた。

食料雑貨店、ガソリンスタンド、カフェを兼ねている。


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外のピクニックテーブルでくつろぐ。

オーストラリアは酒類を扱うのにライセンス(免許)がいる。

ホテルやモーテルがボトルショップという名前を使ってアルコール販売をしたりバーを営業していたりするのも珍しくはない。

マークという男性が話しかけてきてくれた。

過去に車椅子でオーストラリアを横断した日本人女性の話題になった。

ナショナルジオグラフィック日本版にも紹介されていたので自分も覚えている。

りんごを3つくれて、写真を撮ってくれた。

過去にパースの高校で英語を教えていた際に、日本人留学生にも家庭教師をしていたという。

いつか日本を訪ねたいと話してくれた。

そのあと、小学生の男の子を連れた女性がやってきた。

男の子はジンジャービアを飲んでいた。

女性はグリーンスムージーとチップス(フライドポテト)を買ってきて隣のピクニックテーブルで食べ始める。

自分にもチップスを勧めてくれたが、あまりに塩辛いのと脂っこいのでひとつでギブアップ。

オーストラリアを走って横断するのならしっかりカロリー摂っておきなさい…と。

次から次に人がやってきて、車に給油したり、買い物したりするするのだが、みんなたいてい地元民の様子。

時折ツーリストが来るけれど、大した娯楽もない町ではこういったロードハウスが社交の場にもなっているのだ。

店の前にある掲示板にもいろんな情報が掲示されている。

インターネットという情報ツールがかくも普及しても、アナログ情報の方が信頼できて価値あるものと思われる社会はまだ健在…。

過疎と高齢化が進む地方都市ではそんな状況が顕著に見られる。




滝のような雨がしばらく降って、雨が小康状態になった頃走り始める。

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午後2時前、わずか9キロほど進んだところに今日の宿泊地はあった。

Ayr Sailean Chalets Camping Cottages

Chaletsというのはスイスの山小屋のことを言うのだそうだ。

羊の放牧地帯が一面に広がっているけれど、道路に標識が見えたが、入口から受付の事務所まで900mって…。

雨でぬかるんだ地道を進み、すぐ横には羊がメーメー言いながら、見慣れない珍客を敬遠しながら迎えてくれた。

ピックアップトラックがうしろからやってきた。

荷台に真っ黒な犬を載せて、立派なヒゲをたくわえた老人…

「宿泊客かね?」

「そうです。受付に向かってます」

カーステレオがドゥービー・ブラザースを大音量で鳴らしていた。


受付にいたのはその奥様らしき老婦人。

パソコンでゲームに興じていた様子。

「こんな悪天候の中、走って旅をしているとは酔狂な…」

そう言って懐かしい友に会った時のような人なつこい笑顔で迎えてくれた。


オーストラリアを走って横断していると話すと、たいそう興味を示してくれた。

テントを張るつもりでいたが、何せ台風並みの雨風。

キャビンは通常100ドルだけど特別に80ドルでいいという。

ありがたい!

この雨風でテント泊なら朝方にはテントも浸水しているに違いない。



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コミュニティキッチンがあり、シャワーとトイレ、ランドリーもあった。


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部屋の中は冷蔵庫とシングルベッド、ダブルベッド+シングルベッドの二段ベッドがあった。ベッドだけそんなにあっても仕方ないのだけれど…(笑)。


とりあえず温かいシャワーを浴びて、洗濯。

洗濯洗剤を買いに受付に戻ったら、洗濯・乾燥は無料だと。洗剤もただで使わせてくれた。


ネットワーク、一時はつながったように見えたが電波はかなり微弱。

オーストラリアではかなり広域にわたってネットワークを広げているTelstraであっても、人がほとんど住んでいないエリアには電波を供給していないようだ。

バッテリー類だけ充電しておくことにする。

キッチンも広々として、食器類もひと通り揃っていた。


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早い時間に着いたからよかったものの、午後遅くには台風並みの雨風…。

放牧された羊たちはそんなこと一切お構いなしに牧草地でのんびり草を食んでいる。

南西オーストラリア、この時期は雨ばかりなのか?

アラスカからユーコンを走っていた1994年の夏も一週間の内8日は雨だった。

雨の中で連日キャンプしていたんだっけな。


明日はDenmarkまで35キロ。

Walpoleからイッキに65キロ走れないこともなかったが、まだガンガン走る時期でもない。

ナラボー平原に備えてしっかり脚を作る時期でもある。

今日でパースから500キロを突破。

オーストラリア横断5500キロの10分の1にも満たないが、確実に、着実に、じわじわと前進はしている。




*本日の走行距離:33.3キロ  *パースからの累積走行距離:509キロ

*本日の写真はこちら

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  1. 2013/09/14(土) 23:59:59|
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Day13 25km West of Walpole to Walpole

【Day13 25km West of Walpole to Walpole】

午前6時起床、幸い雨も風もない穏やかな夜。

朝はいつもけたたましい笑い声で鳴く奇妙な鳥が賑やかだ。

カラスもそれに呼応して間の抜けた鳴き方をする。


テント内の気温は10度。寒く感じるほどではない。

アメリカ横断時、カンザスのキャンプ場で、テントを張った時点で45度あったのが明け方25度になっている方が寒く感じられたように思う。


朝食を食べて、手際よくテントを撤収。一泊0円というありがたさ…。

その昔、自転車旅行をしていた頃はこれがあたりまえだった。

生活物資すべてを運びながら移動する旅…毎日が引っ越しのよう。

ガソリンを使うこともなく、エコフレンドリーな旅、腐るほど時間があるのなら、時間を腐ったものにしないために旅に出るべし。そして、旅はやはり人力に限る…。


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昨夜同じレストエリアで夜を明かした老夫婦のキャンパーに別れを告げて、午前7時20分遅い目のスタート。



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時折日も差すと心地よい…



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水たまりがあちこちに…



名も知らぬいろんな花が咲いていた…

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この看板が見えた時はほっと…ひと安心…。

文明に帰ってきた〜という感覚。



午後1時頃、町の入口に近いモーテルにチェックイン。

Booking.comで確認した所ユースホステルが満室だった。

パースから離れるに連れて少しずつ物価が安くなっているような気がしないでもない。



原生林の中、雨に打たれ、雨中でのキャンプもあって、文明のありがたさを知らされる二日間。

電気もないガスも水道もない、ネットワークもない…そんな中でも命があれば生きていける…生きるのに必要な水と食べ物があれば人間何とでもなるということ。

原野の中に文明を創りだした人類は素晴らしい!

その叡智をお互いを滅ぼすためにではなく平和のために何としてでも活かしてもらいたいと思うばかり…。



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文明から隔離された場所で自分自身を見つめ直す機会がこれからまだまだあるのだろうけれど、人が人として生きていくために何が必要で何が必要でないか…

過去に思いを馳せるのもいいだろうし、未来を空想するのもいい…

だけど、大切なのは今ある自分のベストで今この一瞬を精一杯生きていくことなのだ。

リアルタイムの自分を生きる…不平不満を言っているだけでは現実は変わらない。

今の自分が未来をつくる。一歩先が未来だ…。

今が最高と言えるように、今日も、明日も、ベストを尽くそう。




今日の豆腐…Aussieヴァージョン(笑)

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3ドル(約270円)もする木綿豆腐…ツナ缶とミックスベジタブルにナッツを載せただけ…




*PEACE RUN動画第一弾!



PEACE RUN2013 オーストラリア横断+ニュージーランド縦断8000キロ ランニングの旅 ①


*本日の走行距離:26.2キロ *パースからの累積走行距離:475.7キロ

*本日の写真はこちら



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  1. 2013/09/13(金) 19:48:32|
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Day12 Shannon to 25km West of Walpole

【Day12 Shannon to 25km West of Walpole】

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*使用しているテントはPEACE RUN公式スポンサーファイントラック提供「ポットラック」



雨の朝、午前6時半頃起床。

テント内の気温10度。

明るくならないとテントを撤収できないので少し遅いスタートになる。

昨夜は夕食後すぐに寝袋に入った。

午前0時過ぎと3時頃に目覚めるが完璧な暗闇。

時折ハイウェイを走る車の音が聞こえる以外は雨と風の音だけ。

空が白み始める頃、けたたましい笑い声のような鳴き声…何という鳥だろう。


朝食を摂り、荷物をまとめる。

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ターキーハムとチーズサンドイッチ、ベジマイト味



雨の中のテント撤収は手際よくやらなければならない。

レインスーツを着て、表に出たら、まずはバッグと食料をバギーに積み込む。

そのあと、テントとフライシートのペグを全て抜いて、ポールをたたみ、フライシートとインナーシートの水気をできるだけ切る。

スタッフバッグに入れたらそのままバギーに詰め込んで完了。

これを5分程度で終わらせれば上出来。


雨は断続的に降り続き、小降りになって日が差したかと思いきや、また土砂降りに…。

これの繰り返し…。

それでも、午後、青空が見える時間が少しばかり続き気温も上がった。

原生林の中を抜ける狭い国道…ロードトレインやキャラバンが時折通るだけ。


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後続の車が来たら路肩の地道に入るようにするが、それ以外は道路の左側を我が物顔で走る。

激励のクラクションを鳴らしてくれる車も…。



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最初のレストエリアで若いカップルが休憩していた。二言三言あいさつを交わして別れる。


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マウンテンバイク専用のトレイルもあちこちにある




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林業が盛んな地域らしい



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サザンフォレストの原生林は深い…行けども行けども緑は絶えない



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120キロ空白区間をやけくそで走る



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二本足だ…参ったか!…と車にもアピール



雨の中だと休憩場所もない。雨宿りする場所なんか当然ないし、トイレも自然の中で済ませるしかない。



午後3時半頃、Walpoleまで約25キロのレストエリアでゴール。

テントを設営しようとしたら、あとから老夫婦のキャラバンがやってきた。

「今夜は私たちもここで泊まるの。よろしくね」

とルーシーさん。アメリカ同様オーストラリアでもキャンピングカーで旅をしているのは老夫婦が多い。


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テントを設営したらそのあと雨が…火を使ってお湯を沸かそうと思ったが今日もパス。

濡れたテントが少しでも乾けばよかったが、半乾きのままテントイン。

気温が10度までならまだ何とか大丈夫。ちょっと寒いと感じる程度で、寝る時も寝袋のカバーとシルクのインナーをつければ多少は快適だ。

ネットワーク圏外が続く。

やはり人が住んでいる地域でないと電波は届かないようだ。

ブログの原稿だけ書いておくことにする。


走って、食べて飲んで、寝て…日々これの繰り返し…。

気がつけば一日が終わっている…何とまあシンプルな暮らしであろうか。



*本日の走行距離:44.8キロ  *パースからの累積走行距離:449.5キロ

*本日の写真はこちら

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  1. 2013/09/12(木) 23:59:59|
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Day11 Manjimup to Shanon

【Day11 Manjimup to Shanon】

午前4時半起床。

雨の朝、風も強く吹いている。

午前6時20分、水と食料満載のVIENTO号はいつになく重かった。

水だけで10リットル、ダッフルバッグとバックパック、食料をすべて合わせたら50キロは積んでいるだろうか。

何とか空いたスペースを利用して積めるだけ積み込んだものの、バギーは果たして大丈夫なのだろうか?


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モーテル前…スタート


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オーストラリアにも毎日放送が…?



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朝の虹…


サウスウエスタンハイウェイをさらに南へ。


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Walpoleまで120キロ何もない。


ロードトレインの通過したあとの飛沫が凄い。雨の日はこういった洗礼も受けないといけないのだ。

スタートする際にいったん雨はやんで虹が出たりもしたが、そのあとは断続的に降って止んで、晴れ間が出たと思ったらまたどしゃぶりになって…シューズの中もウェットな状態。



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Manjimupを出てからはさすがに車の量も少ない。

キャラバンや大型トラックくらいのもの。

小刻みにアップダウンは続く。登りでは必死になって押すものの足首や膝にかなり負荷がかかる。

雨宿りする場所もなく、座ることもできず、立ったままスナックブレイクをとるだけ。

冷たい雨…幸い追い風に救われている。

すれ違うのは車だけ。あとは原生林が鬱蒼と茂るサザンフォレスト。

緑があるだけまだいい。ナラボー平原では木々さえ生えることのない不毛地帯なのだ。


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使用しているレインスーツはPEACE RUN公式スポンサーファイントラック提供「エバーブレスフォトン」

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午後3時過ぎ、Shanon国立公園内の駐車場の奥のスペースをテントサイトに決定。

停まっていたキャラバンからジュリーというおばさんが現れて、5ドル寄付してくれた。

ここはネットワーク圏外のようだ。

ブログの原稿だけ書いておくことにする。


*本日の走行距離:51.2キロ  *パースからの累積走行距離:404.7キロ


*本日の写真はこちら

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  1. 2013/09/11(水) 23:59:59|
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Day10 Manjimup

【Day10 Manjimup】


Day10 午前6時半起床で今日はオフということに…。

休んでばかりで真面目に走れ!と心の中の自分が言っているが、オーストラリア南西部、大変なのはこれから…。

町らしい町が点在してて、その区間も100キロとか150キロとかがこれからの旅…。

食料運搬計画をしっかりと立てて、食いっぱぐれのないようにしないといけない。

水や食料がさらに足かせとなり、バギーを押すエンジンとなる自分自身のケアも必要だ(って単なる言い訳・笑)。



キュッキュッという不思議な音は一晩中鳴っていた。

ほぼ40秒に一度…ゴムのシューズがつるつるのフロアを擦るみたいな音…それも結構甲高い。

全くその音源がどこにあるのかは謎だが…部屋が歓迎してくれているんだと思って、今夜もこの部屋で連泊だ。

*のちに判明したのは、これが火災報知機の音だったということです(笑)。




外は小雨…気温は少し高めだけれど10度くらいか。

オフィスで延泊の手続きをしてきた。

メイドのおばさんたちがルームクリーニングの作業にかかっている。

食生活を見ても明らかだけど、この国もかなり肥満傾向が強いようだ。

40〜50代でスリムな人を見つけるのは難しい。






雨がやんだら買い出しに行こう。

3〜4日分の水と食料はこれから先必携ということ。

クラッカーとベジマイトだけでも死ぬことはまずありえないけれど…(笑)。


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ベジマイトとは…



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現在の食料備蓄状況…



アラスカ北極圏やカナダユーコンと違って、オーストラリアにはグリズリーもいないし、毒蛇や毒グモがいたとしても十分注意を払っていれば襲われる危険性も少ない。

幸いにも親切な人も多く、自分自身の旅を理解して頂ける方々が大半。

あとは自分自身の気持ちをポジティヴに…。




調理用のガスストーブの燃料調達にBPのガソリンスタンド(こちらではPetro Station)に言って、車に給油中のおじさんに話しかけたら、591mlのボトルに入れてくれて、「お金はいらないから気をつけて」とうれしいお言葉!

Woolworthに買い物に行った帰り、テイクアウェイのお店でフィッシュ・アンド・チップスを買って帰ったが、1週間分の脂肪分と塩分がイッキに補えたかのような気がして凄い!


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食料はなんとか仕入れた。

観光案内所のおばさんに確認したら、Walpoleまで120キロばかり原生林とハイウェイがあるだけで、店も何もないとのこと。

よっしゃ!覚悟は決まった!!





風と共に大地を疾駆する快感…

そうなのだ、大自然からエナジーをもらいながら、僕は走っている。

太陽の光も、空の蒼さも、風の匂いも、大地の色も…みんなみんな僕が走ることを歓迎してくれている。

ランニングハイは毎日のように訪れてくる。

それは、何もここが特別な場所だからという訳ではない。

あらゆるものから解き放たれて、魂の力で走ることができれば、もっと高次元の走りを楽しめるだろう。



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心と体は連動している。

自分を束縛する一切のものから自由になること、自由でいられること。

これは宗教でも哲学でもない…単なる自分自身の生き様にすぎない。

レースではゴールはいつも笑顔で…そう決めていたけれど、今は走っていられるならばいつも笑顔でいたい。

心地よさを大切に…今ある自分のベストで…。

GOOD楽駆…今は苦しいことなんて何もない…だから楽しく駆けるのだ。



*本日の走行距離:0キロ   *パースからの累積走行距離:353.5キロ



*PEACE RUN公式スポンサージョイフルログさまのサイトで9/9までの軌跡を公開してもらっています。

 すでに約350kmを走破!

 地図を縮小して、横断中のオーストラリアの広さにも要注目です。

 こちらをご覧ください!

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  1. 2013/09/10(火) 16:54:20|
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Day9 Greenbushes to Manjimup

【Day9 Greenbushes to Manjimup】


Day9は午前5時起床。

昨夜は午後8時台に寝て深夜3時頃一度目覚めた。

静かな町…部屋の木材が時折軋む音が聞こえるくらい。

一人の夜は長いけれど、一人走るハイウェイはもっともっと長い。

きょうはフィアンセぴあぴのお誕生日だ。

来月は自分もひとつ年をとる。

日本は秋へ、オーストラリアは春へ。



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長旅ゆえに心も体もずっと普通でいられることはない。

心も折れるし体も時にはがたがたになる。

それでも進んでいくしかない…そう自分に言い聞かせる。

前向きに、ポジティヴでいられる限り、体もそれに連動していくものだと思っている。

辛い苦しいはあたりまえ、それらを心から楽しめてこそホンモノになる。



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朝は濃い霧が立ち込めていた。



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霧の中、朝日が昇る。



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登りが始まった…




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休憩のための駐車スペース



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延々と登りが続く…



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リアヴューミラーが後続のロードトレインに気づかせてくれる



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パッチワークを着せられた街路樹(Bridgetown)



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駅伝(マラソンリレー)がBridgetownでは伝統競技なんだとか…



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きれいな川沿いの公園




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果樹園も今は冬景色



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晴れて日差しも強くなってきた



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うろこ雲が広がる…



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ALTRAのInstinct1.5…350キロ走ってまだ頑張ってます!



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路上のランチブレイク





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Manjimupの入り口



午後4時過ぎ、54.2キロ走ってManjimupのモーテルにチェックイン。

9日走ってパースからの累積走行距離は353.5キロ。

キャラバンパークのキャビンより安いシングルルームでよかった。

が、電子レンジなし…奇妙なキュッキュッという音がなぜか繰り返し鳴っている(原因不明)。

明日明後日と山岳地帯でしばらく町らしい町がない様子。

テント泊が待ってる!



Walpoleまで121キロ、ここからずっと国立公園の山越えルートで町はどうやら無さそう…。

1日40キロで3日。3日分の水と食料を用意しておかないといけない。

これは、明日オフにして作戦タイムか…。

ちなみにナラボー平原内では190キロ空白区間があるのだが…。







【空の青さよりも…】

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異国の地でたった一人走りながら、空の青さに感動する。

同じ空の下、同じ地球という惑星に70億の命が生きている…ただそれだけで感動する。

生まれてきてよかった。

生きていてよかった。

愛と平和に満ちた日々の暮らし…

旅の空の下でもそれは同じ…

みんながつながっている…

みんなとつながっているという幸せ…。




*****




空の青さよりも何より君が好き

何も恐れるものなどありゃしない

二人でいれば

空の果てまで突き抜けてく君が好き

生きていくために必要な物は

愛だけなんだ


---天球ぴんぽんず「空」から



Happy Birthday, Piapi!


With LOVE from Manjimup, WA



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*本日の走行距離:54.2キロ  *パースからの累積走行距離:353.5キロ



*今日の写真はこちら

テーマ:よく生きる - ジャンル:ライフ

  1. 2013/09/09(月) 21:31:33|
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Day 8 Donnybrook to Greenbushes

【Day 8 Donnybrook to Greenbushes】

Day8は午前5時過ぎ起床。

室温は13度。いつの間にか二度目の東京五輪が決まっていたのか…。

一度目の開催は4歳だったが、次に開催される時には60歳になっているんだ…。

7年後、世界はどうなっているだろう。

テロや紛争のない世界で開催されることを祈りたい。




現在いるDonnybrook、外気温7.1度、今日の最高気温は21度。概ね曇り。降水確率20パーセント。

10,11日は2日で95キロ、その間宿がないのでテント泊になりそうだ。

11日、Walpoleに着けばユースホステルがあるという。

氷点下じゃないからまだましだけど覚悟しておこう。





走っている割に食べる量は増えていない。

パイやマフィン類が結構高カロリーだからか。毎日野菜果物はしっかり摂っている。

昨日はパセリを山盛り食べたし、キウイもイチゴもりんごも食べた。

肉は食べず、ツナやいわしなど魚の缶詰中心。体がどんどん絞られていく。

バギーを押すので上半身も鍛えられる。



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午前6時半頃、Donnybrook Motelをスタート。



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朝は一面の霧だった



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朝もやの中、太陽が顔を出し始める


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蜘蛛の巣にも朝露が…



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松ぼっくり



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北国の春…みたいだけど、ここは南半球



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放牧地帯の朝




体はオーストラリアを走っていても、頭の中の僕は、今も日本列島を走っているのかもしれない。

あるいは、アメリカの砂漠や大平原を走っているんだろうか。

一人の旅人が、いくつもの次元で、違う世界を走っているかのような、そんな気分に時々なってしまう。

これはタイム・パラドックスなのか…。あるいは単なるデジャヴなのか…。

丸一日黙々と走り続ける中で、頭の中は空っぽのように見えても、その実あれこれいろんな思いにふけっている。

本当に、長い、長い旅である。





Mullalyupで早めのランチブレイク。

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寒いけど日が差してきた。

とても小さな町だけど、洒落た公園があったりするのが嬉しい。


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Krazy Kow Kafe…町にたったひとつのカフェは閉店していた。





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地元の農家のジョンさんがトラクタに乗って現れた。

町の歴史をあれこれ語ってくれた。

東日本大震災の話になって、フラッグにメッセージを書いてもらって東日本大震災義援金10ドル寄付してくれた。

1号線をしばらく走るつもりだが、彼も数日後にエスペランスに仕事で出向くそうなので、また会えるかもしれない。



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山がちな地形…丘越えの登り下りが頻繁に続く。

平坦な道がだんだんなくなってきた。

あと16キロ走ればGreenbushesで今日のゴール。



6パーセント以上の坂は押し歩きです

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今日は幾つもの丘を越えた…バギーの重さに足首がひぃひぃ言ってる。




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Balingup過ぎてから延々と登り…これがかなり足首にこたえてる。




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午後4時過ぎ、人口500人の小さな町Greenbushesのホテルに到着。

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ホテルは1900年初期に建てられたというけど、今泊まっている部屋は仮設住宅のような…プレハブ小屋のような…とりあえずシングルルーム。


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町に一軒あるガソリンスタンド兼コンビニ(よろずや)が唯一の食料雑貨店。

日曜日で町はひっそり…アメリカの中西部でもよく見かけたような感じの町だ。



パースから離れるに連れて町の規模もこじんまりしたものが増えてくる。



小さな町でも小奇麗でしっくりしたところがオーストラリアにはたくさんある。

そんな町をいくつも訪ねながら、僕は東へと向かっていく…。




*本日の走行距離:43.1キロ   *パースからの累積走行距離:299.3キロ


*本日の写真一覧はこちら

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  1. 2013/09/08(日) 19:55:21|
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Day7 Bunbury to Donnybrook

【Day7 Bunbury to Donnybrook】

Day7、午前5時目覚める。

夢の中で足音が聞こえていた。誰かが軽快なリズムで走っていた。

足音は誰もいないだだっ広い原野の中でこだましていた。

それは旅人をいざなうかのような心地よいリズムだった。

目覚めた時にも足音は僕の頭の中でずっと響き続けていた。




ユースホステルチェックアウト午前8時で、キーのデポジット(鍵の保証金)10ドルを返してもらってからの出発。

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出発前にユースホステルヘルパーのジョンが撮影してくれた一枚。


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名も知らぬ池の前で

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サウスウエスタンハイウェイを一路南へ!

パースから離れるに連れ交通量は減ってきている。

土曜日なのでロードトレインなど大型車も少ない。

代わりに行楽に向かう家族連れの車が多いようにみえる。

今日も何台かの車がクラクションを鳴らして激励してくれていた。



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西オーストラリアのこの辺りはUPがつく地名が多い。

運気UPとか景気UPとかやる気UPとか日本にもあるといいな…



お昼前にBoyanupの町に入り、公園のピクニックテーブルで休んでいたら、若いお母さんと小学生くらいの娘さんが声をかけてくれた。

6日前にロッキングハムで彼女が車を走らせていたら、自分が走っているのを目撃したという。

黄色い旗を付けた大きなバギーを押していたから間違いない…って多分それは自分に間違いなかろう(笑)。

PEACE RUNの話になり、フラッグにメッセージを書いてもらった。

そこへ地元の小学生のやんちゃ坊主…もとい…近所の子どもたちがやってきたので、彼らにもメッセージを書いてもらって記念撮影。


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「オーストラリア横断のサイクリストはたまにやってくるけど、走って旅をしている人はおじさんが初めてだな」

「足痛くならないの?」「どこで寝泊まりするの?」「何食べてる?」「パンクしないの?パンクしたらどうするの?」

といった素朴な質門の数々…。


子どもたちにはいつでも夢を持っていてもらいたい…。

「オーストラリアは大きいけど、世界はもっと大きいよ。いろんな国や地域にいろんな人がいていろんな暮らしをしているから…。そんな人達に会うのはとっても楽しいんだ」

「一人で旅して怖くないの?」

「犬に吠えられて追っかけられたり、ロードトレインが猛スピードですぐそばをぶっ飛ばして行ったりすると怖いけど、いろんな出会いがあったり楽しいこともいっぱいあるからね」


平和な世界であればこそ一人で旅もできるけど、これが戦場ならそういう訳にはいかない…。

「どこに行っても、誰とでも友だちになれるのは素敵なことだからね。君たちもいろんなところでいろんな人と友だちになるといいね。おじさんは地球に70億人いる人たちの一人でも多くの人と友だちになりたくて走って旅をしてるんだ」

「へぇー!すごいね!!」


といった他愛もない会話が続いた。

「いい旅を!気をつけてね!!」

母娘は車に戻っていき、男の子たちは自転車で南に向かっていった。グランドで遊ぶらしい。




そのあと、黙々と走り続ける。



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地道に地道を進みます


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今日は冷たい向かい風…丘越えもあった。



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勾配は緩いけどだらだら続く上り坂…峠じゃなくて丘なんだな…。



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りんごや洋梨の果樹園があちこちにある。



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桜のようだけど…



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ここは果物の町。あちこちに果樹園があって産地直売の果物もいっぱい。



Donnybrookの町に入る直前、一台のピックアップトラックが目の前に止まって、男性がカメラを向けながら近づいてきた。

地元ランナーというジョン、ローカルレースなどのイベントに参加したりしてランニングを楽しんでいるのだそうだ。

車から奥さんのアニータも出てきて、フラッグにメッセージをもらった。

こういった小さな出会いの積み重ねがPEACE RUNなんだな…。

出会いに感謝感激感動!!



午後3時前、38.5キロ走ってDonnybrookのモーテルにチェックイン。

すぐそばにIGAのスーパーもあった。



南半球ゆえに南に行くたびに寒くなる。

走っている間はいいけれど、休憩時はすぐに体が冷える。

どんよりした曇り空…細かい雨もぱらついたり。



モーテルは週末料金で高めだったが、気温が10度を下回るとさすがに野宿はこたえる。

20〜30年前の若い頃なら野宿も平気だった。

野宿で宿代浮かせた分、何か美味しいものを食べていたことだろう。



モーテルでメールをチェックしたら、先ほど写真を撮ってくれたジョンから…。

写真数枚を添付ファイルで送ってくれたのだ。


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早速お礼のメールを返送。今の時代だからこそこういうこともできるんだな。



明日以降も朝の最低気温はひとケタ…日中も20度を超えることはなさそう。

おまけに雨がちなお天気のようだ。

暑すぎるのもかなわないけれど、寒すぎるのもこたえる。

去年6月ごろの北海道オホーツク海沿岸もしばれる寒さだった。桜の散ったあとに霜が降りたり氷が張ったり…。

天候だけはリクエストに答えてもらう訳にはいかないものだし…。



*本日の走行距離:38.5キロ  *パースからの累積走行距離:256.2キロ

*本日の写真はこちら

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  1. 2013/09/07(土) 20:38:14|
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Day 6 Bunbury

【Day 6 Bunbury】


洗濯ものを干して、お外でパソコンなう!


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とても気持ちのいい天気


ネットにつながらない間は、ヘッドフォンステレオで音楽を聞いていましたが、特に励まされたのはこれ…




【AMV】らんま1/2-虹と太陽の丘- Ranma


歌っているのは…ぴあぴです。




ユースホステルの宿泊客の一人がテレビ局やらラジオ局に電話してくれて、うまく行けば今日午後にでも取材に来てくれるような話になっている。

行く先々の主要都市でメディアが待ち受けてくれているような展開に…ワクワクドキドキ!



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現在のお宿はこちら



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裏庭はこんな感じ



午後に町へぶらぶら…買い物を兼ねて…

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オーストラリアやニュージーランドの交差点ではよく見かけるROUNDABOUT(ロータリー)。

時計回りで進行方向に進んでいくシステム。


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ショッピングモールにあるスーパーCOLES(コールズ)



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海辺の平和な街バンベリー


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バンベリーの観光案内所…もとは鉄道の駅だった。




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宿からビーチまで500mたらず…サーファーがいっぱいいた!



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サイクリストもたくさん!






とてつもなくだだっ広い西オーストラリア州は、ナラボー平原の中間にあるボーダーヴィレッジまで続いている。

日本の22倍の国土面積…一日50キロ走ったくらいではなかなか前に進んでいかない。


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まさに、千里の道も一歩から…。




明日以降のルート…国道1号線を南東へ…

ダニーブルック〜ブリッジタウン〜マンジマップ〜ウォルポール〜デンマーク〜オールバニーへと続いていく。

さほど標高は高くないものの山がちな地形、国立公園が多くなって、しばしば野宿必須ルートになる予定。





間寛平さんのアースマラソンを支えていたアースマラソンサポーターズクラブが、

PEACE RUNサポーターズクラブになっています。

代表の龍平さんにアドバイスを頂いたり、旅のスケジュールを管理してもらったりしています。





*本日の走行距離:0キロ  *パースからの累積走行距離:217.7キロ

*本日の写真はこちら

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  1. 2013/09/06(金) 19:01:45|
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Day5 Harvey to Bunbury

【Day5 Harvey to Bunbury】

午前5時前起床。

寒い…室温10度。スリーピングバッグとゴアテックスのスリーピングバッグカバーで寝たけど、中にシルクのインナーをつけるべきだった。

やはり南半球の今は冬から春に移行する季節…。


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キャラバンの中のベッドはこんな感じ。



昨夜は午後8時頃寝たのだろうか?

キャラバンパーク内はとても静か。

冷蔵庫のサーモスタットがウィーンという音を立てるくらいのもの。


部屋には暖房がないので、すばやく着替え、冷たい水で顔を洗う。

50mほど先にある共同のトイレ・シャワー棟に行けばお湯が出るけれど、わずかの間でも外を歩けば体が冷えることを考えたら、あえてそうする必要もない。


朝食…パースで買った食パンがまだ半分以上も残っていたから、キッチンのトースターでトースト。ベジマイトをつけただけ。

ヨーグルトとミューズリー、バナナ・イチゴ、そしてコーヒー。

温かい飲み物があるだけでずいぶん幸せな気持ちになれる寒い朝。


インターネットの時代…こうやって旅をしていても孤立しているという感覚はなくなってしまった。

メールやメッセージの送受信ができる環境があれば、いつもつながっているという気持ちになって安心はできる。

ただ、逆に、ほんの一日でもネットワークがなくなれば凄く寂しい気持ちにもなる。

欲しい情報も得られない。連絡を取りたくても取ることができない…。

オーストラリアはまだインターネットできる環境にはあるからいいものの、この先、アジアやアフリカ・南米に行ったとして、まったくネットワークがない地域や国はいくつもあるだろう。

そんなところで果たしてどうやって旅を続けていくか…常に情報を発信し続ける立場にある者として、今からそういったことも考えておかないといけないのだろう。


明るくなった午前6時半すぎスタート。

今日も州道20号線を南下。


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放牧されたラクダ…草食系の動物は、通りすがりの自分を見るといつもじーーーっと見つめ続けてくれる。

草を食む口は一瞬止まったり、動き出したり…。



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ロードハウス!



20キロばかり走るとブランズウィック・ジャンクション、ここは州道107号線との分岐点。


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町を歩いていたら犬を散歩中の老夫婦(うっかりお名前をお聞きするのを忘れていた!)がいて、あれこれお話してたらいろいろと関心を持ってくれて、20ドル紙幣を差し出して「震災の復興にぜひ…」ということでお預かりした。


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アメリカでもそうだったが、こういう旅をしていると必ず動機や目的を聞かれる。

東日本大震災復興支援のため…という話になると多くの人が理解と共感を持って耳を傾けてくれるのが嬉しい。

初日のディジーさん、セイジーさん、二日目の守衛さんにつづいて4人め、計80ドル。



交通量はまだ少ない方だけれど、大型車はじめロードトレインも行き来している。

路傍でスナックブレイクやランチブレイクすることもしばしば。

レストエリアがあればピクニックテーブルで休憩することもできるのだが、そうひんぱんにあるわけでもない。

アメリカの砂漠でも重宝した折りたたみの椅子を今回も持参している。



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線路に平行した道…貨物列車がすれ違う際に、車掌さんがわざわざ警笛を鳴らしてくれたりするのも嬉しい心配り…


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ハイウェイを走るドライバーたちも、たまに関心を持ってくれてクラクションを鳴らして檄を飛ばしてくれているのだ。


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パースから直線距離で100マイル(約160キロ)を走った。

まだまだ先の長い旅、その日一日をしっかり生きて走ること。

すなわち、今この一瞬を楽しむこと。

一度限りの人生、今日を最後の一日と思って過ごせるのであれば、それは一番幸せで理想的な生き方だと思う。

この世に与えられた命に感謝、走ることができる一本の道と二本の脚に感謝…。



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午後3時過ぎ、バンベリーの町へ…東京都世田谷区と姉妹都市だったとは…?



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街なかでトレイラーをつけた自転車をよく見る。

これだと自転車が転倒してもうしろの赤ちゃんは大丈夫。



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ショッピングモールを見つけ、Wi-Fiが使えそうなマクドナルドを見つけたが、何よりもまず訪ねないといけないのは携帯屋さん。

Wi-Fiルータを何としてでも手に入れるのだ!

行列待ちで15分ほど並んで、店員の女性にあれこれ条件を説明して相談したら「これでしょ」というのをひとつ。

TELSTRAのプリペイド4GWi-Fi。

USB接続タイプ、5種類のデバイスが同時に使える。

宿泊施設でも時間単位で5ドルや10ドル払うことを考えたら119ドルはまだ安い。

早速購入して、店の前のベンチで接続…設定。


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「おぉぉぉ〜!!つながった!!!」


ネットワークがつながるということがこんなにも素晴らしいこととは…。

一人原野を走っていて、インターネットでつながっていることが何よりも心の支え。

仲間からのメールやメッセージ、コメントなどがどっさりたまっていた。


しかし、まだ今夜の宿を決めていなかった。

すぐさまネット検索…で、バンベリーの海沿いにあるユースホステルをチェック、即予約。


ショッピングモールから約4キロ。

宿泊客の若い男性が、「歩いて旅をしているんですか?」と声をかけてくれた。

あれこれ説明してたら、受付のお姉さんが「震災復興支援の旅なら、宿泊料金は半額でいいですよ」

ということでダブルルーム1泊36ドル!

ありがたかったので二泊することに…。



スーパーCOLES(コールズ)に買い物へダッシュ…閉店は午後6時だと。



ユースホステルは世界各地からの旅人(特にバックパッカー)が集まる場所。

フランスやイギリス、ニュージーランドやアメリカ、中国などからいろんな旅人がやってきていた。



パンと野菜と果物と魚の缶詰で食事を済ませ、シャワーを浴びて、くつろぎの時間…。

気がつけば日本を離れてもう10日以上過ぎていた。




あちこちでネットワーク探しを続けていたけれど、Wi-Fiルーターがあれば怖いものなし。

1200キロ砂漠の平原が続くナラボー平原でも使えるかもしれない。

ブログ更新もメルマガ配信もこれで途絶えることはなくなるだろうか…。



何だかんだで今日もうれしいこと盛りだくさんの幸せな一日だった。


応援して頂いている皆さん、今日もありがとうございました!!



*本日の走行距離:50.5キロ  *パースからの累積走行距離:217.7キロ



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  1. 2013/09/05(木) 23:59:59|
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Day4 Pinjarra to Harvey

【Day4 Pinjarra to Harvey】

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午前5時起床。室内気温11度。こちらに来て初めて寒いと感じた朝。

断続的な雨。時に強く激しくキャビンの屋根を叩きつける。

テレビのニュースを見る。

こちらの放送は英語の字幕が出てくるので非常にわかりやすい。

オージーイングリッシュにまだ耳が馴染んでいないせいで、聞き取りにくい部分も少なからずある。

いつの間にか1豪ドルが90円になっていた。

アデレードは最高気温30度って…。

ナラボー平原の東の終点セデューナは最高気温33度。



洗濯して干していた衣類をたたんで、荷物の整理後朝食。

いつも旅に出て、荷物の多さに辟易させられる。

最小限を持ってきたつもりが、やはりそれは最小限ではなかったということだ。

移動中の食料ストックも常に考えながら食べて購入しないといけない。

途中に補給できる場所があるのであれば無駄に買いだめすることもない。

ただ、情報が限られているので多い目に持っておくに越したことはないが…。

過去にオーストラリア・ニュージーランドを旅した際に、町にたどり着いたが、日曜日か祝祭日で店が休業というショッキングなできごとも何度かあった。

また、大手の店で安いものを買い置きするというのもコスト削減の方法。

宿泊費と食費が支出の中心。アウトバックでキャンプする機会も今後増えてくるので宿泊費は抑えられたとしても、食費を削ると言っても限度がある。走るためには最低限食べなければどうにもならないのだから。


冷たい雨…レインスーツを来て、手袋も指付きのものを着用。バフをイヤウォーマー代わりに頭にかぶる。

東の方は概ね晴れているようだ。

パース近郊はここ数日毎日のように雨。



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道路も水たまりができて、交差点では池があちこちに出現。

ナラボー平原内でも、大雨の後、砂漠に池や湖が現れ、道路が川になることだってあるのだ。



幸い出発時の午前6時半には雨は止んだ。

走っている内に日も差してきた。



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ロードサイドでのスナックブレイク。


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ピンジャラのダウンタウンで州道20号線(サウスウエスタンハイウェイ)に入りさらに南下。



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ロードハウスを一軒通過。


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ピクニックテーブルがあるのが嬉しい。




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ワルーナのモーテルの売店でスポーツドリンク600mlを4ドル(約360円)で購入。

発泡酒が3本ほど買える値段だ。

こちらのモーテルはボトルショップ(酒屋さん)も兼ねている。




通過していく車が時折激励のクラクションを鳴らしてくれる。

こちらも手を振ってそれに元気よくこたえる。



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ロードトレインはじめ大型車が多くなる。



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路肩が時折狭くなり、後方からロードトレインが来る際には危険回避のため地道を走ることも必至。

白線の上に居眠り運転防止のための凸凹があって煩わしい。



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鉄道と何度か州道が交差する。



野生のスイカ?

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桜の仲間だろうか?


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お花畑も美しい。


南風が冷たく、汗ばむことも少なかった。

気温は10度から18度くらいまでだったようだ。


小刻みに丘越え(峠というほどではない)があってペースは落ちるが下りで加速して相殺。


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午後4時過ぎ、ハーヴェイのレインボウ・キャラバンパークにチェックイン。


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今夜はキャラバン(キャンピングカー)で宿泊。

冷蔵庫と水道がついていて50ドル。シャワーとトイレは共同。

キッチンのすぐそばだ。

やはりここもWi-Fiは使えない。

パースでプリペイドのWi-Fiルーターを購入すべきであったか…。

小さな町にはマクドナルドはないし、図書館で使えるとしても走っている時間に図書館に立ち寄るのは難しいし…。

ダウンタウンのIGAというスーパーで買物。

明日はバンバリーへ。

何とかネットワークが使える方法を考えたらWi-Fiルーターを購入するしかなさそう。

旅を快適にするための努力は惜しんではならない。



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*本日の走行距離:57.4キロ  パースからの累積走行距離:167.2キロ


*今日の写真はこちら

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  1. 2013/09/04(水) 23:59:59|
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Day3 Pinjarra

【Day3 Pinjarra】

ピンジャラでのオフ。

午前6時半起床。

一瞬にして目覚めたのはトイレの冷たい便座…

日本を離れてみてつくづく思う…日本のウォシュレットはやはり世界に誇るべき発明だ。



下半身のあちこちがガタガタ…上半身は背中と二の腕が張っている。

バギーのハンドルを握っていた手のひらも拳に力が入らない。

旅の3日目はまあこんなものだろう。

現時点で40キロくらい荷物を積んだVIENTO号を押して走っている。

走るペースも超スロー、平地で時速6〜8キロ。ペースを上げることは可能だが、それだけ疲労も早くやってくる。1日50キロを走るのであればこれが一番いいペースということを経験で学んだ。



一日の始まりは洗濯…今回は石鹸で一着ずつ手洗い。


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数日分だが、こまめに手洗いで洗濯した方がランドリーを使わず節約できる。

キャビンのデッキにおいてあるバギーのハンドル等に干しておく。



曇りがちな朝の空…

テレビを付けてニュースを見る。

シリア関連のニュースのあと、福島の原発事故についてのニュースも…。

ただただ世界が平和で、人々が笑顔で平穏な暮らしを取り戻せるようにいのるばかり…。


朝食…


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シリアル、スキムミルク、ドライフルーツ、ヨーグルト、バナナ、みかん、ベジマイトをつけてスライスチーズを載せた食パン(トースターがない)、コーヒー。


この2日を通して摂取した水分の量をチェック…気温16〜22度くらいで走っている中で、3〜5リットル(走っている以外に摂った水分含む)。

ナラボー平原を走る頃、気温が更に上がっているかもしれないが、最低20リットル…余裕を考えて30リットルか…。

ナラボー平原の西の入り口ノースマンで、ナラボー横断時に不要な荷物を、ナラボー平原の終点セデューナの宿に前もって送っておくという手もある…。



早春の時期と言っても、寒さで震えるということはあまりない。

暖房は入れてないし、ソックス無しでいられる。

大阪の4月半ばか10月はじめ頃の気候のようだ。



お昼はキャラバンパークまでまた2キロ歩いて帰る。

昨日買ったパイとサラダとキウイフルーツ、フルーツパイ、コーヒー。


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キッチンはこんな感じ…。


戻ってすぐにまたにわか雨。

傘持参で図書館まで行ったけど、なかなか絶妙のタイミングだった。

降ったり止んだり…風もかなり強い。このところずっと追い風の中を走っているようだ。



昼食後、旅の計画を練って、再び図書館まで徒歩2キロ。

図書館のフリーWi-Fiは1回2時間まで。

番号のついたバウチャーをもらって名前をリストに記入。

PCのブラウザが開いたらその番号を入力して使用開始。

2時間たったら延長も可能。誰でも使用できる。

平日は午後6時で閉館。


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明日はハーヴィまでの52キロ。

パース近郊はまだ町もいくつかあって困ることはないのだが、ナラボー平原に近づくにつれてじわじわとアウトバックが広がりつつある。




*今日の気づき


人はみなつながっているから、自分一人では幸せにはなれないんだ。

誰かを幸せにすることで幸せになれるし、誰かを不幸にしたら自分自身まで不幸になってしまう。

そばにいる人を少しでもいい気持ちにしてあげよう。それがきっと幸せへの第一歩。

お互いが笑顔になれたらそれで正解!


勝った負けたとか、損した得したとか、そんなこと大した問題なんかじゃない。

生きていくために必要なものは、きっとそんなに多くはないよ。

愛と平和がベースにあるのなら、あとは自分で選べばいい。

その日暮らしていくのに必要なだけの水と食べ物と、あとは寝る所。

必要なだけ持っていればいいってことだよ。

必要以上を求めようとするからけんかや争いが起こる。

ひとつしかない時には分け合おう。

分け合うことで友だちができる。

でも、分け合うことなく独り占めしたらきっと敵を作ることになる。

自分の周りにいつも視線を向けよう。

困っている人がいたら声をかけて、助けてあげられることがあれば力を貸してあげよう。

やさしさや思いやりってのは、お金には代えられないんだ。

「ありがとう!嬉しい!よかった!」

感謝感激感動する力をいつも持っておくこと。

これは感性の力。

人が人らしくあるために必要なもの。

子供の頃は普通に持っていても、大人になるにつれて弱っていく力なのかもしれない。

旅をしていれば、これらはみんな普通に気づくこと。

生きて走って旅をしているけれど、いつもそこには目に見えない力が働いている。



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*このあとのルート…

ハーヴィ〜バンバリー〜ブリッジタウン〜マンジマップ〜デンマーク〜オールバニーエスペランス〜

ノースマン〜ナラボー平原〜セデューナ



*ガーミンGPSeTrex30を提供して頂いている
PEACE RUN公式スポンサー「ジョイフルログ」さまが作成された二日間の私の旅の軌跡


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*本日の走行距離:0キロ  パースからの累積走行距離:109.8キロ

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  1. 2013/09/03(火) 17:23:08|
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Day2 Rockingham to Pinjarra

【Day2 Rockingham to Pinjarra】

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午前4時半には起きていた。武蔵丸に似た守衛さんが巡回に来てくれた。


「お湯沸かすのにキッチン良かったら使うか?」とかいろいろ親切に気を遣ってくれて、昨日渡した名刺で自分の英語サイトを見てくれたようだ。


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「シドニーでゴールしたらテレビニュースに出るね」と笑顔で言ってくれて、固い握手をしてお別れ。

さらには餞別まで頂いた。



机の上にマットレスと寝袋を敷いて寝たが、枕に使ったバッグが悪かったのか首が痛い。

いったん教室を出て、図書館のWi-Fiスポットを使ってネットでの作業。

通信速度が安定しないせいで何度も断線。



明るくなって午前6時半過ぎにはスタート。

今日はグーグルマップの指示を携帯カメラで撮影してその都度チェックしながら走る。

鉄道の駅が一つあって、マクドナルドでこーひーぶれいく。

Wi-Fiスポットはあいにくなし。すべてのマクドナルドでWi-Fiが使えるとは限らないようだ。



昨日も雨が降ったようで路面が濡れていた。

かたつむりがゆったりまったりお散歩…。


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自転車レーンのあるフリーウェイを走る。

車は時速100キロ以上で飛ばしていく。

レーンが狭くなると、やや不安なので路肩の地道を走らざるをえない。

雨の後でぬかるんだ箇所もありこれもまた難儀だ。



完全なフリーウェイ(高速道路)になり、ランプ(出口)も命懸けでダッシュ!

日本では考えられないけれど、オーストラリアではあり得ることなのだ。


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その後、のんびりとしたカントリーロード(田舎道)に入った。

牧草地帯が広がり、牛や羊・馬がのんびりと草を食んでいる…まるで北海道を見ているようだ。

ワイナリーがあったり、農場があったりで、放し飼いの犬が何度か吠えてきたが、幸い外に飛び出てくることはなかった。

これがアメリカでなくてよかった。


ワイナリードライブという道に入る指示があったが、入り口にNO THROUGH ROAD(この先行き止まり)とある。

とりあえず行くしかないと思って入ったら、約2キロ近く進んでやはり行き止まり…。

グーグルマップ、ふざけたりいじわるしたりするのはやめようね。



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そのまま引き返して先の道で指示通りに戻った。


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2号線のフリーウェイに平行した自転車専用道を走る。

標識があるのだけれど、全体図が分からないので右往左往。

方角を確認しててよかったが、あやうく迷うところであった。



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静かで快適ではあるが誰と出会うこともない。

野生のカンガルーや放牧されたラクダに出くわした。


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カンガルーはフェンスの外にうっかり出てきてしまったようで、高さ2mほどのそのフェンスを何度も飛び越えようとするが越えられない。

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自分が近づいてくるのを警戒して前後に行ったり来たりしていたが、驚かせるといけないのでバギーの後ろに隠れたら、その隙に後方に逃げていった。




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ピンジャラまで最初45キロ程度と見込んでいたが、ピンジャラロードに入ってなお10キロもあるという標識…。

途中のコースミスがそんなにもあったとは思えないが…。

これもグーグルマップの誤算なのか?


アスファルトの道が砂利のつぶつぶでゴツゴツしてて疲れた足に厳しい。

バギーのハンドルを持つ手も痺れっぱなし。


ピンジャラに入って、ギターを背負ったフランス人サイクリストのルーカスくんに出会った。

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パースからメルボルンを走るのだと。


自転車専用道の出口がわからず、ピンジャラを通過しそうになったので後戻り。

ここでまた2キロほどコースミス。


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午後4時半頃、ようやくピンジャラのキャラバンパークにチェックイン。

98ドルのバス・トイレ・キッチンのついたキャビン…だが、Wi-Fiは使えない。

オーストラリアもスマートフォンや携帯電話は普及してきてはいるが、都市を除いてインターネットが自由に使える場所は限られているようだ。



コールズというスーパーマーケットが2キロ先にあった。

ペットボトル(600ml)のコーラが3ドル(約260円)。アルコールはしばらく控えることにした。

夕食は緑黄野菜のパックにチキンの缶詰を混ぜたサラダ、ベジタブル&チキンパイ、食パン、いちご、キウイフルーツ、ナッツ。



今日も午後日差しがあって暑かった。

黙々と走りはしたものの、2日続いて50キロ超で足腰に疲労がたまってる。

全身クタクタだ…。フリーウェイを走る緊張感…。

道に迷うと精神的なダメージも大きい。

アメリカでも何度も迷ってはコースアウト、コースミス…5285キロの内200キロくらいは余分に走ったのかもしれない。


明日はオフにする。

身も心もリセットしよう。

最初はいつも焦りがち…あせらずあわてずあきらめず…。急ぐ必要なんてなにもないのだから…。

必要な水と食料を持ってその日の目的地にその日の内にたどり着く…これを半年ぐらい継続するだけなのだ。



オフィスで尋ねたら、町の図書館でWi-Fiが使えるという。明日訪ねてみよう。




*その他の写真はこちら


*本日の走行距離:53.5キロ パースからの累積走行距離:109.8キロ







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  1. 2013/09/02(月) 23:59:59|
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Day1 Perth to Rockingham

【Day1 Perth to Rockingham】

午前4時半早めの起床、朝食を済ませ、出発準備。

寒いということはほとんどない。

6時半にはチェックアウト。

同じYMCAに泊まっていたディジーというおじさんが話しかけてくれて、出発前の写真を撮ってくれた。


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グーグルマップには頼らず、地図と地元の人に道を尋ねながら、一路南へ。

アナログ式の旅もいいものだ。

デジタルに頼っていては勘が働かない。


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今日のフィニッシュはロッキングハム。

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フリーウェイになっているポイントが何箇所かあって、その都度迂回路を探す。

アメリカ横断時にも何度も自動車専用道に放り込まれて往生した思い出がある。



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マクドナルドでこーひーぶれいくなう。Wi-Fiスポットが使える。


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何人もの人に道を聞いて、Theysa(セイザ)というおばさんが玄関先に招き入れてくれてお茶をごちそうしてくれた。

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ロッキングハムに行く道を懇切丁寧に教えてくれた。

フラッグにメッセージを頂く。



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その後、またフリーウェイ状態になって、マウントレイクのトレイルを抜け、ようやくロッキングハムの街へ…。




5時半過ぎ、マードック大学の前に辿り着いた。


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テントが張れそうな芝生があって、図書館前では幸いフリーWI−Fiも使える。

どことなく武蔵丸に似た守衛さんが現れ、テントを張っていいかと尋ねたら、最初断られたが、自分の困った表情を見て、裏のスペースに張るんだったらOKと…。

その後、「シャワー浴びるか?」という声!

さらにありがたいことには、「芝生は朝6時にスプリンクラーが一斉に放水するからまずい…。よかったら教室で寝るか?」…と。


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シャワーを浴びて、教室でディナー。

コンセントも使わせてもらっている。

宿代が浮いただけでもありがたいことだ。

教室はWI−Fiはあるけれど、パスワードが必要。

そう何でもかんでもうまくいくわけがない。

屋根のあるところに寝かせてもらえるだけ幸せ…。


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地図を見て気づいたが、あちこちぐるぐる走り回ってて全然パースから距離を進んでいないではないか…。

一度ロッキングハムに入っていながら、またパース方面に戻ってきていたのだ!!

行き当たりばったり…自分の人生を象徴するような走り…(笑)。



あとから分かったのは、マードック大学の別のキャンパスだった。間違いなくロッキングハムの街に入っていた。



初日、緊張感もあって走りっぱなしだったが、午後は気温も上がって暑かった。

車の多い道路で自転車用のレーンを走っていたがやはり落ち着かない。

自転車歩行者専用道があれば助かるのだが…。



初日の感想…

股ずれ…やや筋肉痛(ふくらはぎ、肩、腕)、バギーを押していて両手の親指と人差し指の間がやや力が入らない状態…。

最初の一週間はあちこち痛んで当然。

その内慣れる。

とにかく今日一日無事であったことと素敵な人達に出会えたことに感謝感激感動!



*本日の走行距離…56.3キロ


*その他の写真はこちら



*PEACE RUNスポンサー

ウェア:ファイントラック、バギー:プレザント(チャリオット)、シューズ:MEROS、グラブ:CACAZAN、サプリメント:エイチ・エス・アシスト、アイウェア:プロギアヴィジョン、ガーミンGPS:ジョイフルログ

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  1. 2013/09/01(日) 23:59:59|
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プロフィール

KAY(高繁勝彦)

Author:KAY(高繁勝彦)
冒険家:アドヴェンチャー・ランナー、NPO法人“PEACE RUN”代表、サイクリスト(JACC=日本アドベンチャーサイクリストクラブ評議員)、ALTRA JAPANアンバサダー
旅人、詩人・アーティスト、クリエイター、ナチュラリスト…。元高校教師(英語)。

大阪府松原市生まれで、現在、大阪府富田林市に在住。

楽天ブログ時代(2006.4.2)からノンストップブログ更新中。公式サイト
「PEACE RUN 世界五大陸4万キロランニングの旅」
“KAY’S WORLD”もよろしくお願いします。

プロフィール詳細はこちら

二度の日本縦断(「PEACE RUN 2010日本縦断3,443kmランニングの旅「PEACE RUN2012 日本縦断ランニングの旅 PART2」で実質の日本一周ランニング6,925kmの旅を完結。

2011年はPEACE RUN 2011アメリカ横断5,285kmランニングの旅を138日で完了。

2013年9月から163日で「PEACE RUN2013オーストラリア横断ランニングの旅」5,205kmを走破。

2014年11月から2015年2月、83日でPEACE RUN2014ニュージーランド縦断ランニングの旅2,796.6kmを走破。

2016年7月〜11月、110日間で7カ国3,358.8キロ、「PEACE RUN2016ヨーロッパランニングの旅」を走破。

2017年9月現在、「PEACE RUN2017四国一周ランニングの旅」を現在走行中。


2011年3月14日、東日本大震災の3日後、「RUN×10(ラン・バイ・テン)運動」を発案・提唱、全国に展開させる。

2012年末、facebook上の公開グループ、平和的環境美化集団"THE SWEEPERS"を発足、活動を展開中。

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