【アドヴェンチャー・ランナーは荒野を駆ける~その23】
*ミズーリ州イフィンガム〜インディアナ州テリホート 2011年10月
我々が日々生きている中で、頑張って、精一杯努力して、得られるものが、感激や感動といったご褒美なのだ。
努力なくしては何も得られるものはない。
さらには、生きて生かされているこの命の尊さ、この世に誕生させてもらったことに感謝する気持ちを常に忘れてはいけないのだと思っている。
ゆえに、感謝・感激・感動に満ち溢れた日々を送れることこそが幸せな人生なのだ。

心が折れて折れまくることだって時にはある。 その折れた心を無視して走り続けなければならないこともある。
朝の気温4度。雨が一日ずっと降り続いた日、濡れた手はかじかみ、シューズもソックスも濡れた。
足元は走っていれば冷たくはない。
だが、かじかんだ手は麻痺してしまって力も入らず、ペットボトルを開けられない。トイレでズボンのファスナーをつまむことすらできない。
日中も気温は7~8度止まり。雨の中ほとんど休憩なしに走り通して58キロ。
日没前にモーテルに着いて涙が出そうだった。
生きていてよかった…。
辛くてもありのままあるがまま。
心が折れても魂は折れない。
辛いと感じている内は実際辛くはない。
辛く感じなくなるまでとことん頑張ることだ。
好きでやっていること。
辛いことも愉しいと思えるまで堪能すべし!
生きることそのものが本当は辛いことなのだから…。
雨そのものよりも強烈なのは、雨によるいろんなトラブルだった。
1)18輪トレイラーの恐怖
路肩にたまった水溜り、18輪トレイラーが通過する際に津波のような水しぶきを頭から浴びてしまった。レインスーツを着ていたけれど、その衝撃にびびってしまった。
2)氷雨の中の休憩

58キロの間、屋根の着いた橋のたもとで昼休憩する以外は座ることもなかった。それ以外は雨の中立ったままの休憩。氷水のような雨で濡れて冷たくなったシューズの中で足は冷えていく。休憩はウルトラマン並みに3分以内で済ませるしかない。
3)かじかんだ手で
走るのをストップして小用を足そうと木が茂った路肩へ…。しかし、かじかんだ手で感覚が麻痺してしまってファスナーを下ろせない。手をこすりあわせ温めて感覚が戻るまで5分くらいかかった。濡れて体感温度は下がる一方。使い捨てカイロでもあれば…。

心が折れて折れて折れまくって、その修復をしながら走り続ける。
走っている間は濡れた足元もましかと思ったが今日は状況が違う。
走ってても氷水で濡れたシューズの中の足は冷たいまま…。
氷水に足をつけた時みたいな差すような冷たい痛み…。
手の指先も次第に感覚を失って凍傷になったりしたら…という不安も今日は感じてしまった。
心配や不安というのはマイナス思考の産物。
まだ起こりもしないことを悲観的に考えることで生じてくるもの。
プラス思考であるならば期待と希望のみを胸に抱くべし。
結果はその時がこなければ結局は分からないのだから、あれこれ悩んでも仕方がないのだ。
マイナス×マイナスの強烈なプラス思考…。
どうせ雨で濡れるのなら出発前にソックスとシューズを水に濡らしてから走ればいい。
どうせ濡れるんだし、心の準備という意味では理にかなっている。
濡れるのが嫌だという弱い自分をまずは打ち砕くこと…。
と言っても実行はしなかったが…。
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- 2014/08/31(日) 22:38:55|
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【内田あやライヴ@京都MUSE】

前回6月28日に名古屋での
ワンマンライヴに参加して、今回は内田あやさんの地元京都での初のワンマンライヴ。
内田あやさんは「PEACE RUN世界五大陸4万キロランニングの旅」サポートソング「マイ・ゴール」を歌って頂いているシンガー。
2011年、私がアメリカ横断ランニングの旅を終える頃に「マイ・ゴール」が完成。
翌年、JACC日本アドベンチャーサイクリストクラブの新年会で初披露されて以降、数え切れないほどのいろんな場面でこの歌を聞かせていただいた。
走りながら聴いていていつもパワーを頂いている一曲だ。

J-Countryという他に類を見ない新たなジャンルを打ち出しているが、今回は特にカントリー色の色合いが強いバンド構成。
いつもどおりのギター&プロデューサーJoさんに加え、ベテランのプレイヤーたち(ベース、ドラムス、パーカッション、バンジョー)が厚みのある音を奏でる。
バラードあり、アップテンポのロックナンバーあり…。ここしばらくよくありがちな、曲の合間のMCではJoさんとの絡みも楽しませてもらった。
約二時間があっという間に過ぎた。
大勢のファンが見守る中、とてもリラックスして心地よさの中で歌っているのがよく分かった。
地元京都で受け入れられ、地元で育っていくのが理想だが、ラジオやテレビなどのメディアのおかげでじわじわと彼女の歌が浸透していっているということだろう。
ライヴも回を重ねるごとにレベル&パワーアップしてきているように感じる。
今後の彼女の益々の活躍に期待しつつ、引き続きPEACE RUNも内田あやを応援していきたい。

*
内田あや青い空Blog
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- 2014/08/30(土) 23:59:59|
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【Now Or Never】

いざとなったら…というけれど、今こそがいざと言う時、いざと言う時がまさに今なのだと思うことなのだ。
この二つを別のものと考えていたら、いつもチャンスを逃してしまう。
備えておこう、今がいざと言う時…いざと言う時がまさに今この一瞬…。
子供の頃は早く大人になりたいと思っていて、大人になったら子供に戻りたいと思っていた。
老人になったら一体どんな風に思うだろう…?
映画「ストレイト・ストーリー」の主人公、73歳のアルヴィンが言った言葉…
「年をとって辛いのは、若い頃のことを覚えていることだ」
あの頃はよかった…そんな風に思う機会が増えてしまっている自分…。
今を生きよう…。
だって、今しかないんだから…。
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- 2014/08/29(金) 16:53:54|
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【体内年齢を実年齢の半分にする方法〜その2】

昨日に続いてその2は運動・生活習慣編。
2)運動・生活習慣編
中学から大学卒業まで剣道部、その後も教員生活で剣道を続けながら、学生時代に始めた自転車でのツーリングや自転車通勤。
25歳でランニングスタート。26歳でフルマラソンデビュー、27歳でサブスリー(フルマラソン3時間未満)28歳でトライアスロンデビュー、29歳でウルトラマラソン(100キロ)デビュー、びわこアイアンマン完走。
ウルトラマラソンのトレーニングで、荷物を背負って走るマラニック的な旅を始めたのが20代の終わり。京都から東京を11日で走ったのが、結局アドヴェンチャー・ランニングの始まりとなっている。
30〜40歳も精力的に走り、その合間に海外での自転車ツーリングにも取り組んだ。山に登ったり、ランニングのサブトレーニングとしてインラインスケート、冬はクロスカントリースキー(テレマークスキー)やスノーシューも楽しんだ。
詳細は
プロフィールで
40代は仕事がメイン。定期的にレースでも走っていたが、徐々にタイムよりもゆっくり長い距離を走るのを楽しむようになっていった。
もともとマラソンのトレーニングでもスピードは重視せずゆっくり長く遠くまで走るLSDがメイン。
サブスリーを狙っていた一時期はインターバルなどのスピード練習も取り入れていたが、山を走るクロスカントリー(トレイルランニングという言葉はまだなかった)に時間をかけていたくらい。
これまでのトレーニング(特に40〜50代)を振り返ってみて、ローインパクトの運動がスタミナ維持にかなりプラスになっていたのではないかと思う。
ローインパクトとは、追い込まない、リラックスする、心地よさを大切にした運動ということになるだろうか。
今の走りのテーマともなる、「ゆったりまったり」もそこから生まれてきたのだ。
本格的なレースは2010年3月の木津川マラソン以降走っていない。タイムや記録にこだわるレースはそれが最後ということになる。

40代後半はエネルギッシュに働いていた。寝る時間も削って一日16〜20時間、年間350日は職場に出ていたし、寝るのも時には2日か3日に数時間ということもあった。
変に体力があるので疲れないし倒れない。それが災いして体長を崩した。メンタル面でのブレイクダウンだ。
49歳で教員生活に一度ピリオドを打って、健康を取り戻すための生活が始まった。
食事・運動・生活パタンをリズミカルなものにする必要があった。
運動は朝するならあまりハードなものにならないように、軽いジョグとかウォーキング。
午後に時間が取れたらメインのトレーニングを入れてもいい。
食事も間食はほとんど摂らずに三食をしっかりと。現在は、1.5〜2食。
とにかく自分が楽しむための時間を必ず確保。多忙を極め、何かをしなければならなくても自分のための時間は削らないのがいいのだろう。
映画を見たり音楽を聴いたり、買い物したり料理をしたり…受動的なものよりは、できるだけクリエイティブな趣味(楽しみ)を2つ3つ持つのがいい。
頭を使って何かを完成させるようなものも楽しい。2006年以来毎日ブログを更新しながら文章を書くことをずっと続けてきたが、これもまた頭の体操となっているのだろう。
ニュースや流行についてもいろんな情報をキャッチする。頭を使わなければ記憶力も衰える一方だ。パソコンのキーを叩いて指先を動かすという行為は老化防止にいいというのは確かなのかもしれない。
50代でアドヴェンチャー・ランニングという新たな世界に足を踏み入れた…とはいうものの、これも今までの自分のやってきたことの延長線上にあるもの。
悩まない、くよくよしない。いつも楽しいことを考えながら日々を送る。
楽しいことをやるよりはやっていることを楽しめること。不平不満を持てばネガティヴモードになり、体内の細胞は劣化する。
ハッピーだから笑うのではなく、笑うからハッピーになれる。そんなポジティヴ思考を今後も維持し続けたい。
54歳で27歳の体内年齢であれば、80歳で40歳の健康体を維持することも可能なのだ。
かの三浦雄一郎氏が80歳でエベレストを登ったが、私は100歳で100キロを完走することが目標だ。46年先、そんな私を見守っていてもらえれば幸い。
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- 2014/08/28(木) 19:12:36|
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【体内年齢を実年齢の半分にする方法〜その1】

というタイトルにしてみたけれど、万人に通用するものかどうかは定かではない。
この四半世紀あまり、心がけてきたことがまもなく54歳(体内年齢27歳)になる私をつくりあげてきたということだと思う。
PEACE RUNの4本柱は「平和」「健康」「夢」「チャレンジ」。その二番目となる「健康」こそが宝。健康な心と体がなければ何もできない。
私の健康への取り組みが始まったのは、23歳でたばこをやめてからのこと。25歳から始めたランニングがもちろん大きく影響しているはず。
あまり細かいことまで書けないが(詳細はいずれ本にまとめてみたい)、何がプラスになるかを少し考えてみよう。その1は食事について。
1)食事:
基本は菜食。そして、果物。穀類や菌類(きのこ類)を中心にした食事。
味噌やきなこ、豆腐・納豆など大豆製品も欠かせない。ナッツ類もお気に入りである。
腹一杯食べる習慣は20代から30代前半で卒業。
自然のものをできるだけ食べるというのがいい。よく言われる、旬のもの、その地域でとれたものを食べるということだ。インスタントや冷凍食品もできるだけ食べない。缶詰は緊急時、キャンプでたまに食べるくらい。揚げ物はまったく食べないという訳でもないが、1〜2週間に一度程度。
寝る前の食事は控える。一日三食とっていたが、40代以降は余程でない限り一日1.5〜2食で十分だと思う。
甘いモノは控えろとは言わないが、トレーニングを継続しているのであればいいのではないかと思う。ただ、糖分はほどほどに。摂り過ぎはオススメはしない。とればとるほど欲しくなるのが糖分なのだろう。これはアルコールやコーヒーなど嗜好品に関しても同様。
一人暮らしの時期には、外食よりは自炊。仲間と飲みに行ったりする時以外は自宅で料理を楽しんでいたもの。何より、どんなものでも美味しく食べれるというのがありがたい。
暴飲暴食はしない。摂ったカロリーは運動で消費するという生活パタンをただ繰り返すというのがよかったのだろうか。
薬剤はこの四半世紀、健康診断のバリウムとか、ヘルペス感染時の抗生物質を服用したくらいで、極力遠ざけている。明らかに体に不要なものと認識しているのだ。
そんなこんなで、生まれてこの方、大きな病気をすることもなく、健康保険証も歯医者以外ほとんど使うことがない。
旅に出て、月間1000キロ以上走ってもヘタれることのない心と体を維持している。
曰く、あなたが食べるものがあなた自身となる…You're what you eat...なのである。
(その2につづく)
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- 2014/08/27(水) 22:10:05|
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【日常雑感082614】

50歳を過ぎて思うこと。
いつまでも若い時のようには行かないけれど、その一方で、若い頃にはなかったいい部分もきっとあるはず。
肉体的な衰えはあって当然。
瞬発力や平衡感覚、巧緻性といったものは確かに10〜20代とは比べ物にならない。現状維持できている能力のようなものもあるが、頑張った所でせいぜい現状維持。それを衰えさせないように何とか頑張っているといった具合だ。
若い頃は、軽率で、思いつきで行動するような場面が多々あったが、今はそこそこ冷静に物を考えて判断する力も身についた。大胆かつ慎重さを兼ね備えたチャレンジャーだと自負していいのだろう。
情熱の持ち方も、若い頃のようにパーッと勢いで何かに取り組んで一瞬で消えていくようなものではなくなった。じわじわと情熱を燃やしながら、熱くなっても決して覚めることなく情熱を温存するあり方を理想とする訳だ。
樽で熟成された琥珀色のモルトウイスキーのように味わい深くまろやかさを秘めながら、いぶし銀のように一見くすんで華やかさには欠けていても深みのある生き方ができるように…。
今までやってきたいろんなことが、ここにきてひとつの意味を持つようになる。
そろそろ、腰を落ち着けて、じっくり物事に取り組むべき年齢なのかもしれない。
ただ我武者羅に頑張るだけではなく、その頑張り方を大切にしたいと思うのだ。
人間としては不完全な存在、成長すべき部分はまだまだ残されている。
老いている場合ではないのである。
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- 2014/08/26(火) 18:48:56|
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【食べなくても走れる】
1日1.5〜2食、これもある意味プチ断食。
必要以上に食べない、食べ過ぎない、野菜果物穀類を中心に摂る…
朝は、野菜ジュースにリンゴ酢と梅酒少々を入れたドリンク。
お昼ごろにトースト、ミューズリー&ヨーグルト、中にはドライフルーツ(レーズン&プルーン)と紅参(高麗人蔘100%の粉末)バナナ、あとは新鮮なパイナップルやオレンジ、キウイなどのフルーツ、そしてコーヒー一杯。
間食を時折摂ることはあっても甘いものをあまり欲することもなくなった。
夜は豆腐、もずく、納豆をベース。玄米入りご飯は食べたとしてもお茶碗半分程度。
味噌汁があったり、メインディッシュがつくけれど野菜がメインで肉はほとんど食べない。
魚を食べる時もある。摂取カロリーは恐らく1000〜1500キロカロリーだろうか。
おかげで日々快調な暮らし。
こんな風な食生活に変わってからは確かに胃が縮小したような感覚。体重も既に3〜5キロ減。
BMIは20前後、体内脂肪も7〜8パーセントを推移。
摂取する糖質も激減。
走っている途中に空腹感を感じることもなくなった。
これは、脂肪が先に燃焼しているからだろうか。
さほど食べなくても走りは軽く、大した疲労感もない。
人は食べれば食べるほど食べたくなるものなのだろうか。
モノやお金を持てば持つほど欲しくなるのと同じ。
必要最小限、ミニマリズムの生き方・考え方。
食べなくても走れるとしたらこれは画期的!
11月の「PEACE RUN2014 ニュージーランド縦断ランニングの旅」でもきっといい走りができるだろう。
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テーマ:健康 - ジャンル:ヘルス・ダイエット
- 2014/08/25(月) 20:21:57|
- ココロとカラダ
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【You Have Only To Run】

君はただ走りさえすればいい。
走れる二本の脚と一本の道があればいい。
どこかにたどりつくためでなくていい。
どれだけ速く、どれだけ遠くまで走るとか気にしなくていい。
頭を空っぽにして、ただ走るために走れたらいい。
自分を無にして、風に吹かれて、好きな所へ行けばいい。
君はただ走りさえすればいい。
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テーマ:よく生きる - ジャンル:ライフ
- 2014/08/24(日) 16:46:07|
- ぽえむ
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【ノマド的人生】

異国で長く旅を続けていると、旅が生活なのか、生活が旅なのか、よく分からなくなってしまう。
毎日違った町を訪ね、様々な人に出会い、毎晩異なった場所で眠る。
いずれにしても日々移動の繰り返しだ。
旅はよく人生にたとえられるが、人生を旅にたとえられるような旅(人生の終りが旅の終りとなるような旅)ができたら…。
最初に自転車で旅を始めた頃から、僕の頭にはそんな考えがあった。
人が旅から学べることはたくさんあるのだろうけれど、僕が学んだ一番大切なことは、自分らしく生きていくということ。
「都会の喧騒を離れ、湖畔の宿でカウチに腰を下ろして紅茶を飲みながら、せきたてられるようにして生きてきたこれまでの暮らしを振り返ってみると、僕は一体何をしていたのか?という疑問を抱かずにはいられなかった。慌しさの中で、僕はすっかり本来の自分を見失ってしまい、なかば自分の影に隠れるようにして生きていたのだ」1994年、僕がニュージーランドの南島、テカポ湖を旅していた日の日誌にはそんなことが書かれていた。
自分らしく生きていく…それは、なかなか簡単なことじゃない。
自分を偽ることなく、ありのまま、あるがままの自分でいられるように、まずは心のあり方を大切にすること。
世界中のどこにいても、誰と出会っても、僕は僕なんだと言えること。
周りの目は気にしない。なぜなら、僕は流れ去っていく風のような存在だから。
ただ、人々との出会いとつながりは大切にしたい。僕たちはみなつながっているのだということを確かめたい。

人間がつくりだしたものに振り回されたくはないけれど、自然がつくりだしたものには謙虚でありたいと思う。
そういう意味では、シンプルな生き方を求めるのがいい。
自分らしくある前に、人間らしくいられること。
うれしければ笑い悲しければ泣く、そんな素直な心のままでいられればいい。
あらゆるものと闘う必要のない世界でこそ、僕らは自由になれる。そう信じよう。
現実は受け入れる。けれど、現実には振り回されない。理想に近づけるための現実と向き合う。
あらゆるものを快く受け入れることなんだ。
何かを拒めば拒むほど、何かから逃げれば逃げるほど、僕らは迷い、途方に暮れて行き場を失ってしまう。
人間らしく、自分らしく、大自然の中で、もっと自由に。
移動しながらも、新たな絆を探し求める。
自分の内に眠っているもうひとりの自分を見つけ出す、それがノマド的人生。
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テーマ:より良く生きる! - ジャンル:ライフ
- 2014/08/23(土) 21:34:02|
- 人生論
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【旅の語録から】

心が折れても魂は折れない。
辛いと感じている内は実際辛くはない。
辛く感じなくなるまでとことん頑張ることだ。
好きでやっていること。
辛いことも愉しいと思えるまで堪能すべし!
生きることそのものが本当は辛いことなのだから…。
(2011年10月19日)
我々が日々生きている中で、頑張って、精一杯努力して、得られるものが、感激や感動といったご褒美なのだ。
努力なくしては何も得られるものはない。
さらには、生きて生かされているこの命の尊さ、この世に誕生させてもらったことに感謝する気持ちを常に忘れてはいけないのだと思っている。
ゆえに、感謝・感激・感動に満ち溢れた日々を送れることこそが幸せな人生なのだ。
(2011年10月20日)

今の自分の人生は、走ること、食べること、寝ることで構成されている。
それ以外は何もいらない。
極限までにシンプルになった人生を心から謳歌しよう。
シンプルであるからこそ素晴らしい。
(2011年10月21日)
60キロを超えるとさすがに長い。
何も考えず、黙々と、延々と走り続ける。
まるで禅の境地…悟りこそ開けないが、ランニングってこうであるべきなのだと思う。
自分自身を束縛するすべてのものから解放された時に、完璧なる心の平穏が訪れるような気がしてならない。
レースにひっきりなしに出ていた頃、自己ベストを出そうとか前半攻めてやろうとか、余計な考えが頭にあるとたいてい失敗していた。
こだわりを捨て変な下心を断つ。頭は体と別の所に離しておく。
「走りの断捨離」がいい走りを生み出す。
その結果がいい意味で次の走りに生きてくる。
62キロを走った翌日の50キロはきっと短く感じるに違いない。
これって、100キロを走ったあとのフルの感覚に近い。
第一ステージで71.5キロ走ったら50キロがお散歩のように感じた。
心理的な距離は物理的な尺度では測れないもの。
(2011年10月25日)
今一番悲しいことは、世の中がどんどんデジタル化され、アナログ的な発想だけでは社会が成り立たなくなっていこうとしていること。
今の若い世代が、常にデジタルな発想だけで物事を解決しようとしていること。
便利・スピーディ・役に立つことだけが人生のすべてではないのだ。
弱音は吐かない。
吐きそうになった弱音は吸い込んで自分の中で分解吸収してしまう。
モチヴェイションが下がりそうな時にも、鏡に向かって笑顔を浮かべる。
つまらないジョークをいって一人で馬鹿笑いする。
「ロッキーのテーマ」を鼻歌で歌いながら出発の準備をする。
(2011年10月27日)
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- 2014/08/22(金) 20:04:58|
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【No Easy Way Out】

神の領域に近づこうとするためにエヴェレストに登る者もいれば、地球のてっぺん目指して極地に足を踏み入れる者もいる。
「何と酔狂な…」と思うような人から見ればそれは単なる愚行も同然。だが、人は酔狂と呼ばれたいがために危険を冒すのではない。
今の時代、人類にとって未知なる世界というのはもはやなくなってしまっているのだろうが、それでもまだ見ぬ世界に憧れてあらゆる危険を冒そうとする行為…それを単に「冒険」という二文字で片付けていいものなのかどうか…。
たとえ命を賭けてでも、果てしない夢やロマンを求める生き方こそ最高に美しい。
しかし、僕が目指す世界は、マイナス40〜50度になるような極地でもないし、酸素ボンベが必要となる海抜8000mを超えるような山々でもない。
五つの大陸を、いつか一本の線と二本の脚でつなぐ。
僕の旅はどこまでも水平思考。必要なのは、ゆっくりでいいから、どれだけ時間をかけても構わないから、できるだけ遠くまで、じっくり時間をかけて走ること。
レースや競技ではないがゆえに、僕には敵もライヴァルもいない。
何かに命を賭けるのではなく、チャレンジに情熱を燃やしながら進んでいく、生涯をかけた旅。
当初、僕がこういった行為に走り始めた頃、母は言った。
「そんなことをさせるためにお前を大学までやったんじゃないのに…」
そう、僕が大学に入学した頃には、自分がまさかこんなことをやるであろうとは夢にも見なかった。
でも、今、まぎれもなく僕は旅の途上にいる。こういったことに取り組む人生の途上にもある。
人生を棒に振って愚行に走っている変人。
僕も何度か、自分のことをそう考えたことがない訳でもない。
申し訳ないけれど、僕は至って真面目だ。
できるだけ真剣に、このプロジェクトと向き合い、現実とのギャップをいかにして埋め合わせていくかを日々考えている。
否定的な見方をする人も当然いるし、ありがたいことに、それ以上に理解を示し温かい目で支援を申し出てくれる人々もたくさんいる。世の中は様々だ。
最終ゴールにたどり着くまで、必要なありとあらゆることを、ためらわず、迷わずに取り組もうと思う。
大陸横断のルートのように、長く曲がりくねった道が、時に僕の行く手を阻むようなことがあるかもしれない。
どんなハプニングやトラブルも、僕を試すため、僕を次のステージに導くためにあるのだと思えばいい。
感謝感謝感動の気持ちを忘れることなく、真摯な気持ちで前に進んでいけばいい。
8000mを登ることも、極地に足を踏み入れることも(恐らく)僕にはないだろうけれど、そういった方面を目指す人たちと(きっと)同じような気持ちで僕は未来に向かって邁進している。
瞳の輝きが曇ることのないように、臆病さを退け、安きにつく気持ちを振り捨てる覚悟で、この道を進むのだ。
逃げ道なんてどこにもない。
夢をかなえる道だけが一本続くだけ…。
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- 2014/08/21(木) 16:25:19|
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【すべて最後はうまくいく】

外気温45度で走る危険性を身を持って知らされたのは、ユタ州モニュメントバレーでのこと。
実際、このモニュメントバレーを通過するあたりで、僕はヘルペスに感染することになる。
インターネットで検索してみると、ヘルペスは加齢・過労・栄養の偏り、紫外線の浴びすぎ等が元で起こると書かれていた。
すべて条件的には当てはまっている。
気力体力を充実させて走っているつもりでも、気持ちの中では結構ネガティヴな要素があったのは確かだった。
さきのことばかり考えて気持ちが萎えがちだったし、砂漠に足を踏み入れてからはとにかくその日走り切って生き延びるのが精一杯だったのだ。
あの教訓が、オーストラリアナラボー平原では生かされた。
どんな時にも楽天的でポジティヴであること。
すべて最後はうまくいくということを何度も自分に言い聞かせる。
気持ちがアクションを引き起こし、アクションが自分の人生を動かすのだ。
苛酷さを楽しみながらも、ただ楽しむだけでなく、その楽しさから学び、さらにはその楽しさを他の誰かとシェアすること。
冒険することの意味や意義といったものは、ひょっとしたらそんなところにあるのかもしれない。

*PEACE RUNオリジナル公式Tシャツのおしらせ
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- 2014/08/20(水) 17:07:54|
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【Return To Wilderness】

今も時折見る夢はアラスカ、タイガの森とツンドラの原野。
1994年に一度自転車で走ったジェイムズ・ダルトン・ハイウェイ。
砂塵の舞うダート(未舗装)ロード、時折、ムースやグリズリーベアがエサを求めて闊歩している場面を目のあたりにする。
大自然の中では、人はそのしきたりに従うしかない。
人類が誕生する以前、太古の昔から当たり前のようにして育まれてきた自然界の掟があるはずだ。
原野の中では、風景の一部として存在するのが関の山。

人間は人間が作ったルールのもとで生きている。でも、それはあくまでも人間にしか通用しないもの。時に、不合理すぎて窮屈に感じさせてくれるもの。
ひとたび原野に足を踏み入れれば、価値観は変わる。
ものの見方を変えなくては…僕がそう思い知らされたのはアラスカの原野とナラボー平原だった。
アラスカにも再び足を踏み入れるだろう。見えない力が僕をそう仕向けているのを感じる。
心の平穏を求めて、人間もまたこの大自然の一部であることを再確認するために…。
*PEACE RUNオリジナル公式Tシャツ先行予約販売開始!(限定100着)
2011年に作ったPEACE RUN公式Tシャツが復活します。正面には"RUN for TOMORROW(明日に向かって走れ!)”のメッセージ。背面にはバギーを押して走るアドヴェンチャー・ランナー高繁勝彦をあしらったPEACE RUNのロゴと、PEACE RUNの4つの柱となる"Peace, Health, Dream, Challenge(平和、健康・夢・チャレンジ)”の文字今回はホワイト以外にもカラーバリエーションを揃え計9色を用意しています。クラウドファンディングREADYFOR?で3万円と5万円・10万円のご支援を頂いた方にはプレゼントさせて頂きます。
*限定100着…残り60着を切っています!*販売価格3000円(消費税・送料別途) *売上はアドヴェンチャー・ランナー高繁勝彦の活動資金に当てられます。*詳細はこちら!
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- 2014/08/19(火) 22:16:51|
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【Unknown Me】

何かに恐れおののいていた。
いつも何かが足りないと思っていた。
時に自分がいったい何者なのか分からなくなっていた。
見えない鎖に自分を縛り付けていた。
本当の自分は常に自分の手の届かない所にいた。
自分の内に秘められた、未知なる自分自身…。
まだ出会ったこともないのだけれど、想像もつかないくらい無限の力を秘めている。
自分の中にある魂の声に耳を傾けよう。
いつの日か、真の自分自身と出会えるように、日々全力で、精一杯生きること。
自分が思っている以上に強くたくましく凛々しい姿の自分…。
現状に満足することなく、神々しいまでの自分を追求すること。
僕が走るのも、旅をするのも、結局はまだ見ぬ自分自身と出会うためなのだ。
*PEACE RUNオリジナル公式Tシャツ先行予約販売開始!(限定100着)
2011年に作ったPEACE RUN公式Tシャツが復活します。正面には"RUN for TOMORROW(明日に向かって走れ!)”のメッセージ。背面にはバギーを押して走るアドヴェンチャー・ランナー高繁勝彦をあしらったPEACE RUNのロゴと、PEACE RUNの4つの柱となる"Peace, Health, Dream, Challenge(平和、健康・夢・チャレンジ)”の文字今回はホワイト以外にもカラーバリエーションを揃え計9色を用意しています。クラウドファンディングREADYFOR?で3万円と5万円・10万円のご支援を頂いた方にはプレゼントさせて頂きます。
*限定100着…残り60着を切っています!
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- 2014/08/18(月) 21:00:03|
- ココロとカラダ
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【一隅を照らす光】

冒険の世界に足を踏み入れてから、様々なスタイルで旅や冒険をしている人との接点が面白いくらいに増えてきた。
極地を旅する人、水平距離を稼ぐ人、高度を稼ぐ人…あとは移動手段の違い。
徒歩、ランニング、自転車、リヤカー、ソリ、いかだ、カヤック、ヨット…etc。
点から点を移動するだけの旅ではなく、点から点を一本の線でつなぐことで見えるものがある。
そこにたどりつけなければ見えない世界やできない経験があるがゆえに、僕たちはそこを目指す。
たとえ自己満足と言われようと、それが自分のミッションだと信じている限り、命運をかけてでもやり遂げなければならない。
時代を牽引してきた先人たちもそういう意味では冒険家、常に使命感を持って危険を冒しながらも未来に立ち向かっていった人々。
今やれることに全力を注ぐ生き方、一隅を照らす光になるために、明日に向かってひた走る…。

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- 2014/08/17(日) 22:57:27|
- 人生論
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【回想081614】

その昔、僕は自分の殻の中に閉じ込もりっぱなしで、人と出会うことも、人とつながることもあえて避けるようにしていた。
めんどうなことに巻き込まれるのは嫌だったし、本当の自分を内に隠して人に会うことは何よりも自分の神経をすり減らすし、やたら疲れることばかりだったからだ。
楽しいことを見つけようと努力はしているつもりだったけれど、それは根本から間違いであることに気がついた。
日常のいろんな場面で楽しいことがたくさんあったにも関わらず、それに気づかなかっただけなのだということも後から分かった。
きっと僕は、ずっとダークでネガティヴな世界に身を潜めていたのだろう。
天照大御神が天の岩戸を閉ざしてしまったかのような悶々とした毎日が続き、僕は鬱屈とした人生をただひたすら耐えるだけの日々を送っていた。
お金には困らなかったし、安定した社会的地位と身分もあった。離婚して一人だったからそれなりに気ままな暮らしを楽しんではいた。
ただ、人生において、何か決定的なものが不足していた。10代から30代半ばの僕はそんなじゃなかったはずなのに。
49歳の春に、教師という仕事を辞めた。いろんなしがらみから解放されて、とことん自由を満喫しようと好きなことを好きなだけ楽しむ日々が続いた。
そうこうしている内に、僕は気がついた。
僕に欠落しているもの…それは、野心やハングリー精神。
ぬるま湯につかりっぱなしの人生。苦労を知らずに50年近くのほほんと生きてきたなれの果て。
旅に出よう。旅に出なければダメだ。旅に出て自分自身を磨こう。
そんな思いで、2010年の夏、僕は日本縦断ランニングの旅をスタートさせた。
それが、人生の転機となるとは思ってもみなかったけれど、一筋の光が差し込んで、僕の人生を照らし始めたのは、まぎれもなくその旅があったからこそ。
あれから4度めの夏。
ただの旅人にすぎなかった僕が、アドヴェンチャー・ランナーとして生まれ変わった。
未来に対していろんな不安がなかった訳ではない。半ば投げやりな気持ちであったが、今はそれでよかったと思っている。
不安ではなく希望を胸に、先は見えなくても、今を一生懸命頑張ればいい…そんな考え方で進んでいけば、きっと物事はいい方向に進んでいくはず。
健全な肉体と精神があれば何とでもなる。それが結論だ。
ちっぽけなエゴに凝り固まっていると周りが見えなくなってしまう。それまでの僕は了見の狭い偏屈な人間だったに違いない。
そんな僕も、この4年間でいろんな気付きと発見と学びがあって今に至っている。
まだまだ発展途上ではあるけれど、修行と修練はこれから先も続く。
自分を磨き、少しずつ完成に近づけていく。
一人の人間をひとつの作品と考えるならば、僕が完成するのはこの世で迎える最期の瞬間。
立ち止まらず、振り返らず。ゆっくりでいいから、じっくり前に進んでいこう。
怖れるものなど何もない。
僕とつながっている人たちがいろんなところでパワーとエナジーを送ってくれているはずだから。
太陽のようにいつも明るい笑顔で、深く静かに流れる川のように穏やかな人でありたい。
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- 2014/08/16(土) 23:59:59|
- 回想
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【PEACE BE WITH YOU】

「共走」とは、仲間たちと同じペースで、同じ目的に向かって走り続けること。
仲間の中には、走るのが速い人もいるし遅い人もいる。長い時間走るのが好きな人もいれば、長い距離を走るのが好きな人もいる。
みんな違ってみんないい、そんな関係が仲間を支えている。
でも、誰かが遅れそうになっても、必ず誰かがそばについてくれて、誰かがトラブルにあっても、必ず誰かが助けてくれる。
みんなお互いを信頼しているから、一緒に走れば不安もないし、いつまでもどこまでも笑顔で楽しく走れそうな気持ちになれる。
今の僕にとってはやはり、
競走なんかじゃなく、「共走」なんだな…。
競わない…争わない…闘わない…
PEACE BE WITH YOU…

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- 2014/08/15(金) 23:49:32|
- 未分類
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【アドヴェンチャー・ランナーは荒野を駆ける〜番外編:ナラボー回想、再び】

西オーストラリア、ナラボー平原、砂漠のど真ん中、ハイウェイの片隅を走っている僕の前に車を停め、僕のような薄汚れてくたびれた旅人に声をかけてくれる奇特な人たちがいる。
旅の途上、そんな人たちと会話する中で、僕が印象に残っているのは、なぜ彼らが車を停めようという気持ちになったのかということ。
「こんな何もない砂漠で一人で旅をしている人物にただ興味があったんだ」
「あなたの背中が私にとまれって言ったのよ」
「こんな馬鹿げたことをするのはきっと普通じゃないヤツだろうと思ったのさ」
「君はイエス・キリストの生まれ変わりか?」

彼らは、こういうことをやるからには絶対に何か特別な理由がなければならない---半ばそう決め込んでかかるかのように---僕が走って旅をする理由を必ずと言っていいほどたずねてくる。
あるいは、この旅人から何か得られるものはないか?そんな思いで僕のことを詮索しはじめる。
僕は、普通とはちょっと違うかもしれないけれど、見かけどおり決して特別な人間でもないし、彼らの想像を上回るだけの並外れた要素を持ち合わせている訳でもない。
ひと通りいろんなことを話して、僕が普通の旅人であることがわかると、たいていの人はほっとするようだ。
不思議な面持ちだった人も笑顔になって、握手やハグを求めてきたり、僕の旅の無事を祈ってくれたりする。
「君の話をきいていたら、何かしてあげなきゃという気持ちにさせられるよ」
「お願い、どんなことがあっても絶対無事にこの旅を終えて…」
「水はある?食料は?必要な物があったら言っておくれ。何ならまた車で戻ってきてもいいよ」
「君は僕のヒーローだ。写真を一緒にとって欲しい」

これが人の集まるような大きな街なら、こんな出会いは話題にもならないのかもしれないけれど、寂寞とした荒野を舞台に、それぞれの思いで、それぞれのスタイルで、接してくれることが僕にとっては何よりも嬉しい。
100キロから200キロごとにロードハウス(モーテル・レストラン・売店・ガソリンスタンド・キャンプ場などがひとつになった複合施設)はあるものの、いったんロードハウスを出れば、2〜4日間はほぼ誰とも出会うことなく、黙々と走り続けるしかない。
孤独のハイウェイの途上で、誰かが声をかけてくれる機会というのは、幸運の女神様が微笑みかけるチャンスにも匹敵する。まさに、地球という惑星の一点での一期一会なのだ。
乾いて荒涼とした砂漠の平原を走る…そんな酔狂なことをやるというのは、ある意味ストリートパフォーマンスのようなもの。
言葉なしに訴えられるものがあれば、誰かがきっと振り向いてくれるかもしれない。
さまざまな砂漠の幻想を見ながら、時折僕は地球以外の惑星を走っているような気持ちになる。
何の意味もなさそうな僕の思考も、僕が出会う人たちも、実は何か特別な意味を持っているということ。
偶然という必然、奇跡が連続する日常…僕が旅をやめられない訳である。

*クラウドファンディングREADYFOR? アドヴェンチャー・ランナー高繁勝彦のプロジェクト
「元教師の冒険家がニュージーランド縦断ランニングに挑戦したい!」本日23時(午後11時)、プロジェクトの受付が完了しました。
おかげさまで134名の方々から117万3000円ものご支援をいただき、晴れてプロジェクトは成立することになりました!
ご支援を頂いた皆さん、ありがとうございました!
ここからがまた新たなスタートとなります。
世界五大陸4万キロの目標達成に向けて、ひたすらにひた走り続けます。
今後とも「共走」よろしくお願い申し上げます!!
テーマ:より良く生きる! - ジャンル:ライフ
- 2014/08/14(木) 23:00:02|
- 冒険
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【明日最終日】

6月30日にスタートしたクラウドファンディングREADYFOR?の私のプロジェクトもいよいよ明日が最終日。
クラウドファンディングというものを初めて体験して感じたのは、やはり私たちは誰かに支えられて今を生きているということ。
こうやって多くの方々に支えられているということは、私もまた誰かを支えていくことのできる存在であるということ。
みんながつながる、みんなとつながる、それがPEACE RUNのテーマでもあります。
つながったみんなで共に走ること、すなわち「共存共走」。競わず、争わず、共に生きて共に走ることが平和につながっていくことを願ってやみません。
最終的には、地球上にいる70数億人がすべてどこかでつながっているということを、私自身は確かめたいと思っています。
いろんな問題が私たちの身の周りにあります。それでも、あらゆる問題はきっと解決されて、すべて最後はうまくいくということ。
まずは私たちが皆そう強く信じて、前向きに進んでいくことなのでしょう。
明日の午後11時がタイムリミットとなります。
今からでもご支援いただける皆さん、一人でも多くの人に関わってもらえることが私にとっては何よりも嬉しいことです。
ご支援頂いている122名の皆さん、これでいったんこちらでのクラウドファンディングは終わってしまいますが。引き続き応援をよろしくお願いいたします。
私の世界五大陸4万キロの旅が終るその時まで、ずっと応援して頂ければ私もうれしく思います。
*READYFOR?でアドヴェンチャー・ランナー高繁勝彦を応援して下さい!!
「元教師の冒険家がニュージーランド縦断ランニングに挑戦したい!」締め切りは明日午後11時です!
現在、111万7000円。
目標額に達成しましたが、最後の最後まで皆さんの熱きサポートをよろしくお願いいたします!
テーマ:より良く生きる! - ジャンル:ライフ
- 2014/08/13(水) 23:09:04|
- 冒険
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【Tranquility: Mental Sketch #081214】

静寂の響きに耳を傾けるために、時には完璧なる静寂の中に身を置いてみる。
ほんの一瞬、時間が止まったかのように感じられるものの、心なしかいつもよりゆっくりと
時間が過ぎていく。
あるいは、時間は流れていくのではなく蓄積されていくのだろうか?
自分の今あるすべてを、宇宙に委ねて深く呼吸する。
まるで自分の体内に小さな宇宙空間が広がっていくかのように、僕はパワーとエナジーに満たされるのだ。
それは例えば、誰もいない、風もない、静かで穏やかな平原。
日が沈み、月も星もない漆黒の夜、真っ暗闇の中でただ一人。
目を閉じても閉じなくても変わらぬ風景、見えるものは何もない。
ふとつぶやいた声が、闇と静寂に吸収されかねないほど。
「ここはまだ母の胎内なのか…?」
完璧な静寂に包まれた一人の夜、ほんの少しばかり僕の脳裏に狂気が走る。
それは正常な狂気。
僕はしばし、何か魔物に取り憑かれたかのようにして、時間と空間の狭間を獣のように、激しく、静かに疾駆していく。
光の閉ざされた世界で、僕は心の眼を見開いて、自分の信念だけで進んでいくしかない。
これは、内なる自分との葛藤か、あるいは、もう一人の自分と調和するための対話の時間なのか。
凪の海のようにやさしく、大河の流れのように深く、鋭利な刃物のように研ぎ澄まされた心があれば、完璧な自由がやってくる。
僕には怖れるものなど何ひとつない。
そして、再び…
静寂の響きに耳を傾ける…
僕が永遠の旅人になるのはそれからだ。
*READYFOR?でアドヴェンチャー・ランナー高繁勝彦を応援して下さい!!
「元教師の冒険家がニュージーランド縦断ランニングに挑戦したい!」締め切りまであと2日となりました!
現在、109万1000円。
目標額に達成しましたが、最後の最後まで皆さんの熱きサポートをよろしくお願いいたします!
テーマ:ひとりごと。 - ジャンル:日記
- 2014/08/12(火) 22:18:54|
- 日常
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【アドヴェンチャー・ランナーは荒野を駆ける~その22】
*ミズーリ州セントルイス〜イフィンガム 2011年10月
朝のスタートはモーテルで飲む一杯のホットコーヒー。インスタントではあるが、目覚めの体にいい刺激になる。
起床は大体午前5時前後。日の出が午前7時過ぎ。日の出直後には朝日に向かって走り出す。これもまた快感だ。
右脛の痛みが慢性化してなかなか改善されない。第二ステージのスタートから8日間連続して380キロ走ったのがそもそも問題の始まりであったか。
50キロ程度の距離を連日走り続ける。ゆっくりしたスピードで走っているので痛みはないが距離を伸ばせばまた痛みが再発しそうな予感。いずれにしても無理はすまい。幸い、宿泊施設のある町が20~30キロ間隔にある。
化学薬品工場や金属加工のプラントが時折悪臭を放つハイウェイ。人口密度が高くなれば当然トレイラーやトラックの往来も激しくなる。中西部の田舎町は本当に空気が綺麗で美味しかった。東部が近づくにつれこれも仕方ないことか。
曇りがちな空が多く、午前中の気温も低い。最高気温も摂氏20度程度。もう25度を超える日もそうあるまい。 逆に朝方は15度を下回って寒く感じるようになる。日によっては10度未満。霜が降りるのもそう先のことではない。
既に始まっている山々の紅葉に癒やされながら快適な走りを楽しめるのが何よりうれしい。
僕は記録を作りたくて走っているのではない。
いつか遠い未来に今を振り返って、決して忘れることのない記憶としてこの旅を心にとどめておきたいだけなのだ。
日々の一歩一歩が未来につながっていく。
今が過去になる前に、それぞれの一歩に思いと魂を込めて今は黙々と走り続ける。
そうこうしている内に、右脛の痛みはほぼ消えたみたい。走っている間に治ってしまったのか?
自分の体は、不思議なことに、いいようにいいように動いている。
風邪を引いちゃいけないって思ったら、ちゃんと風邪は引かない。
脚を痛めちゃいけないって思ったら、ちゃんと脚は故障しないようになっている。
心と体は連動している。魂がコントロールしているんだろう、きっと。魂の力で、心も体も自由にできるはず。
強気で生きていこう。何があっても夢はかなえなければ…。そのためにこの世に生まれてきたんだし…。
生かせてもらっていることに感謝しつつ、生きていることに感激・感動できなくちゃもったいない。
(しばらく休んでいましたが連載復活しました。バックナンバーは
こちら)
*READYFOR?でアドヴェンチャー・ランナー高繁勝彦を応援して下さい!!
「元教師の冒険家がニュージーランド縦断ランニングに挑戦したい!」締め切りまであと3日となりました!
現在、107万2000円。
目標額に達成しましたが、最後の最後まで皆さんの熱きサポートをよろしくお願いいたします!
テーマ:より良く生きる! - ジャンル:ライフ
- 2014/08/11(月) 20:39:23|
- 冒険
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【ゆったりまったり】

ゆったりまったり走っていると、見えないものが観えるようになります。
聞こえないものを聴く耳を持つようになります。
あらゆるものに感謝感激感動できる力が備わります。
生きてて良かった…生かされていることそのものに悦びと幸せを感じます。
あせることもあわてることも必要なくなります。
陰(マイナス)のエナジーを陽(プラス)のエナジーに変換することができます。
宇宙に向けて発された波動がさらにパワーを増して自分に帰ってきます。
どんなことでも可能になるという自信が湧いてきます。
競わない、争わない…自分とさえも闘う必要がなくなります。
あるがまま、ありのままの自分を受け入れられます。
自分を束縛するあらゆるものから解き放たれます。
ゆったりまったり走りましょう。

*READYFOR?でアドヴェンチャー・ランナー高繁勝彦を応援して下さい!!
「元教師の冒険家がニュージーランド縦断ランニングに挑戦したい!」締め切りまであと4日となりました!
現在、106万9000円。
目標額に達成しましたが、最後の最後まで皆さんの熱きサポートをよろしくお願いいたします!
テーマ:より良く生きる! - ジャンル:ライフ
- 2014/08/10(日) 22:07:19|
- マラソン・ランニング
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【Runner礼賛】

ランナーが凄いと思わされるのは、二本の脚でどこまでも走っていけるということ。
ランナーというよりは人間だ。
人間って確かに凄い。
僕たちが感動するのは、想像を絶する様な場面での人間の並外れた能力なのかもしれない。
「なぜそこまでできるの?」「ありえないでしょ?」
それでも、僕らはみなチャレンジャーであり、冒険家。
限界を超えてなおも挑み続けることもできるし、どんな場面でも秘められたパワーを発揮できる。
どんな未来が待ち受けていようと夢と希望を胸に邁進していく存在。
この一歩一歩を満喫しながら、ひたすら前に進んでいくことを楽しめればそれでいい。
風景の一部に同化するまで、今ある自分のベストで走り続けよう。
*READYFOR?でアドヴェンチャー・ランナー高繁勝彦を応援して下さい!!
「元教師の冒険家がニュージーランド縦断ランニングに挑戦したい!」締め切りまであと5日となりました!
現在、106万円。
目標額に達成しましたが、最後の最後まで皆さんの熱きサポートをよろしくお願いいたします!
テーマ:より良く生きる! - ジャンル:ライフ
- 2014/08/09(土) 18:29:34|
- マラソン・ランニング
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【Run For Tomorrow】
世界は発見と不思議に満ちあふれている。
まだまだ知らない世界がたくさんあって、旅に出れば未知の世界と遭遇する機会はいくらでもある。
しかし、本当に僕が出会いたいのは、自分の中に隠されている真の自分自身なんだろう。
今、知っているであろう自分というのは、自分の中のほんの一部分にすぎない。
好奇心と探究心を持って世界を旅するように、まずは日常というしがらみに埋没された自分自身を発掘しよう。
「まあいい」とか「どうでもいい」という思いは、妥協やあきらめのモード。
もっと貪欲に自分を探検していけば、生き方は自ずと変えられる。
何かきっかけがあれば自分自身は変わるかもしれない。だが、ちょっと考えてみよう。
誰がそのきっかけをつくるのか?誰もそのきっかけを与えてくれなかったら…?
自分と対峙するために一人の時間を持とう。
歩いたり走ったりする時間の中で、僕はそんな時間をつくろうと努めている。それは、僕という存在の中に秘められた可能性を追求する時間でもある。
誰かが気づいてくれれば開花させられる才能もあるのかもしれないが、それを自分自身が見つけ出すのだ。
既成概念や固定観念にとらわれていてはいろんな可能性を閉ざしてしまうことになる。
歳を取るということは夢をあきらめることではない。
放っておいても人は老いていくのかもしれないけれど、いくつになっても成長し続けることもできるのだと思う。
今ある日常の世界で、何を見て、何を聞いて、何を経験して、何を感じるのか?
言うまでもないことだけど、僕たちには様々な選択肢が与えられている。自分が選ぶすべてのものに信念を持って前に進んでいくことで状況は変わるし変えられる。
明日に向かって、今を生きる。
今、どんな絶望の淵に立たされているとしても、明日は常に新しい日、そして明るい日にできるのだ。
*READYFOR?でアドヴェンチャー・ランナー高繁勝彦を応援して下さい!!
「元教師の冒険家がニュージーランド縦断ランニングに挑戦したい!」締め切りまであと5日となりました!現在、104万7000円。
目標額に達成しましたが、残りまだ5日あります。
最後の最後まで皆さんの熱きサポートをよろしくお願いいたします!
テーマ:日々のつぶやき - ジャンル:日記
- 2014/08/08(金) 21:40:50|
- 日常
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【ご支援御礼】
現在取組中のクラウドファンディングREADYFOR?における
私のプロジェクトは7日正午過ぎ、ついに目標額の100万円を達成しました!
これでこのプロジェクトは始動することができます。
本当にありがとうございます!感謝感激感動です‼︎
頂いた応援メッセージを読み返しながら、今は感無量です。
目標達成とは言え、旅はまだ始まっていません。大変なのはこれから。
多くの方々を巻き込んで、私の「PEACE RUN世界五大陸4万キロランニングの旅」はさらに膨れ上がっていくことになっていきます。
アドヴェンチャー・ランナーとして活動をスタートして3年、まだまだ知名度も低く、評価されるほどの実績もありません。
それでも、皆さんに少しずつ理解をしていただきながら、サポートを頂いていることが今は嬉しくて仕方ありません。
ご支援を頂けたということは、皆さんもまた私と共に走る共走相手。
世界五大陸4万キロの最後まで、ぜひご一緒して頂けますでしょうか?
同じ時代を生き、同じ地球という惑星、同じ空の下で共に走る(生きる)同胞として、私の経験をシェアしてください。
まだタイムリミットまであと6日間あります。
引き続き熱きサポートよろしくお願いいたします!
*READYFOR?でアドヴェンチャー・ランナー高繁勝彦を応援して下さい!!
「元教師の冒険家がニュージーランド縦断ランニングに挑戦したい!」締め切りまであと6日となりました!現在、103万8000円。
目標額に達成しましたが、残りまだ6日あります、最後の最後まで皆さんの熱きサポートをよろしくお願いいたします!
テーマ:日々のつぶやき - ジャンル:日記
- 2014/08/07(木) 23:59:59|
- 日常
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【一歩先の自分】

東京に来ております。
国内を移動するごとに新しい出会いがあり、新たなつながりができます。
旅をすることは結局そんなつながりをあちこちに広げていくことだと思っています。
旅をするために走っています。
二本の脚は移動のためのツールでしかありません。
それでも、自分の脚だけで移動するというのは、車や電車・飛行機などとは違って
いろんな意味で得るものがあると思うのです。
ランナーは、走りながら日常とは違う風景や世界を見ているのかもしれません。
たとえ一歩でも移動することで、それまでとは違った自分になれるのでしょう。
一歩先に足を踏み出して違った自分になる…
今までよりもポジティヴに、そして素敵な自分になりたいもので
す。
*写真:フルマラソン2時間50分台で走っていたマラソン黄金時代の私
*READYFOR?でアドヴェンチャー・ランナー高繁勝彦を応援して下さい!!
「元教師の冒険家がニュージーランド縦断ランニングに挑戦したい!」締め切りまであと7日となりました!現在、94万3000円。
あと5万7000円、皆さんの熱きサポートをよろしくお願いいたします!
テーマ:つれづれ日記 - ジャンル:日記
- 2014/08/06(水) 23:59:59|
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【ひとつのいのち】

いつもいつの時でも、いのちの尊さについて考えることが大切だ。
もう10数年も前、娘が保育園に通っている頃だったか、
「人はなぜ生きてるの?」とある日娘はたずねてきた。
僕は答えた。
「いのちがあるからだよ」
「いのちがなくなるとどうなるの」
「いきものはね、いのちがないと生きられないんだ。いのちがなくなるとごはんもたべられないし、あそぶこともできなくなるんだよ」
「ふーん。いのちってだいじなんだね」
「そう、いのちってとってもだいじなんだ。Mちゃん(私の娘)のいのちも、おとうさんのいのちも、おかあさんのいのちも、だれのいのちもみんなだいじなんだ」当時5歳だった娘は今18歳。もう12年ほど会っていない。
彼女が生まれた日に、僕は彼女を抱っこして「うまれてきてくれてありがとう」と彼女の耳元に語りかけた。
彼女はただ産声を上げて小さな拳を握りしめたまま力の限り泣いていた。
誕生したばかりのひとつのいのちに心動かされたあの日…。
そうやって、僕もこの世に生まれてきた。
生まれた時のことは何ひとつ覚えてはいないけれど、娘の出産に立ち会った時にひとつ分かったことがある。
「いのちってだいじなんだ」自分のいのちも他人のいのちも、同じだけ価値があって、何ものにも換えられないものだってこと。
放っておいてもいのちは病気や寿命でやがて失われていく。
生きている限りは消すことはできない僕らのいのち。
誰のいのちであれ、尊いいのちを粗末にしたりすることはやはりあってはならないのだ。
「いのちは生きる方向に向かう」毎日放送プロデューサー、ドキュメンタリー映画監督の榛葉健さんは、映画「うたごころ」のキャッチフレーズにそんなメッセージを添えておられた。
いずれ消えてしまう僕らのいのち、この世で与えられた生をまっとうするまでは、必死になって生きるべきなのだ。
心の平穏を持って、健康で夢を追い求めながら、時にチャレンジすることも忘れずに、人間らしく生きていく。
この惑星にいる70数億人のすべてがそんなふうでありますように。

*READYFOR?でアドヴェンチャー・ランナー高繁勝彦を応援して下さい!!
「元教師の冒険家がニュージーランド縦断ランニングに挑戦したい!」締め切りまであと9日となりました!現在、86万7000円。
あと13万3000円、皆さんの熱きサポートをよろしくお願いいたします!
テーマ:より良く生きる! - ジャンル:ライフ
- 2014/08/05(火) 15:13:12|
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【自分らしく生きる】
「PEACE RUN2013 オーストラリア横断ランニングの旅」の最終日、2014年2月10日午後、シドニーオペラハウス前にゴールしたのがもう半年も前。
オーストラリア大陸を二本の脚で163日かけて5205キロを走ったのは半ば夢の世界のできごとのよう。
さまざまな苦難と試練を乗り越えて無事に日本に帰国。
燃え尽き症候群に陥っていたのかもしれない。
2011年にスタートした
「PEACE RUN世界五大陸4万キロランニングの旅」、アメリカ大陸とオーストラリア大陸を終え、大変なのはこれから先。
ユーラシア、アフリカ、南米をいったいどういうふうに走るのか…。
資金の調達や新規スポンサーの開拓、ウェブでの広報など、問題は山積している。
PEACE RUNという看板を背負って3年、まだまだ続く残り約3万キロ。
この先何年かかるのかもわからない。
今という時代しか生きることができない自分に、今しかできないチャレンジがある。
夢を現実にすべく、地道に走らなければならないけれど、いつかはきっとかなえられるその夢の実現に向かって、一歩ずつ、ゆっくりと一歩ずつ前進していくのが、今の自分にできること。
地球という惑星を走り、たくさんの地球人と友だちになり、たくさんの地球人に支えられている、それこそが最大の歓び。
妥協はしない。生ぬるい考えでは先に進んでいけない。
日々が学びと気づきの連続だ。
いろんな考え方があるし、いろんな声に耳を傾けることも時には必要。
誰もが理解してもらえる訳ではないけれど、僕は僕なりに精一杯の走りで自分らしさをアピールしていく。
50歳をすぎたオヤジが、こうやって頑張っていることで、若者や同世代の連中にとって少しでも彼らの刺激になってくれるのであれば嬉しい。
一度しかない人生、悔いのないように生きなければならないのだけれど、人間だから悔いも残って構わないんだ。
じたばたすることなく、潔く、自分らしく生きようじゃないか。
*
アドベンチャー・ランナー 高繁勝彦 | Cheers インタビュー
「PEACE RUN2013 オーストラリア横断ランニングの旅」のダイジェストを紹介しています。
こちらです!
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- 2014/08/04(月) 21:04:20|
- 人生論
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【競争ではなく「共走」】
人がいるから社会がある。
そして、ひとりひとりの生き方や考え方が違うから、世界は時に混沌とするし、いい方に引っ張られることもあるし、悪い方に引っ張られることもある。
今起きていることに一喜一憂するよりも、それが「業(ごう)」であると考える方が自然なのかもしれない。
大切なのは、そこに愛があるか否か。
愛はやさしさであり慈しみである。声をかけてあげなくても、ただそばにいるだけでいいのかもしれない。
たびたび私が口にする「共走」。
競い争う競走ではなく、同じ時代、同じ地球という惑星に生きている私たちはやはり共に生きていくべき存在。
そして、ランナーにとっては、ライヴァルと競い争うよりも仲間とともに走ることを楽しむ「共走」が大切なのだということ。
自分自身とさえ競わない争わない闘わない、なぜなら自分と闘って自分に勝ったとしても、負けるのも自分自身…それでは意味がない。
あらゆるものと共存する生き方、これが平和につながるのだということを私は強く感じる。
差別や偏見を持たず、闘うことも競うことも争うこともしなくなれば、すべてが調和を保ち、バランスのとれた世界がきっと誕生することだろう。
これは決して夢や理想論だけのものではない。
いろんな角度から、平和な世界の実現を考えている。
私は政治家や評論家でもなく哲学者でも宗教家でもない。
一人のランナーであり、旅人であり、冒険家である。
走ることを通じて、少しでも平和な世界が訪れるように、常に地球規模でこの世界を捉えていきたいと思う。

人に愛を、地球に平和を…。
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- 2014/08/03(日) 23:49:59|
- WORLD PEACE(世界平和)
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【忙中閑あり】

世界の平和は個々人の心の平穏から…
たしかダライ・ラマ14世の言葉だったか。
人は時に自分をリセットする意味でも、静かな場所で瞑想に浸る必要があるのだと思う。
どんな場所であっても、どんな方法であっても構わない。
心落ち着けて、静かにそっと祈りを捧げるように、気持ちを安らかに保つのだ。
忙しい人ほど、恐らくそんな時間はないがしろにされがちだ。
確かに、複雑な時代で込み入ったことに関わってしまえば秒刻みのスケジュールをこなさないといけなくなることもあるし、自分のことさえ気にかけられずに時間だけがどんどん流れ去ってしまうということも往々にしてあるのだろう。

ただ、ぼんやりと空を眺め、まるで自分が風景の一部になったかのような気持ちで、この世界と関わってみる。
今までとらわれていたことが、一瞬にして大したことではないと思うかもしれない。
何をあたふたと四苦八苦していたのだろう…と我に返って思えるようになるかもしれない。

人が生きていく理由は人それぞれに異なるはずだけど、ただ、生きて呼吸している、それだけで幸せに感じられたら儲けもの。
憎しみも争いも、恐れも悲しみも必要のない世界に私たち一人ひとりが向かっていくだろうか?
いや、そんな世界を自らつくり出すことが私たち一人一人のミッションだと思う。


忙中閑あり
静けさの中で、我に返ってみよう。


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- 2014/08/02(土) 23:59:59|
- 日常
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