【春日井絆マラソン2015】
今年もゲストランナーとして走らせていただいた、第二回目となる
春日井絆マラソン。
走る書家波多の明翠さんがプロデュースする2.5時間リレーマラソン。
今年のテーマは「全力応援」
自分のチームだけではなく、選手はすべての選手を応援し、またスタッフも全力で応援する「日本一和気あいあいとした大会」を目指しています…という。

アドヴェンチャー・ランナー高繁勝彦あいさつ…開会式にて。
未来ある子どもたちへの応援のため、参加料から必要経費を除いた全額を東日本大震災及びネパール地震の被災者のために寄付をするチャリティーマラソン。

RUN×10(ランバイテン)運動の募金箱、今年も設置して頂いた。
PEACE RUNの公式スポンサーでもあるエイチ・エス・アシストのMCMのめぐみが公式ドリンクとしてエイドステーションに設置。
全国でも他に類を見ない自動車教習所内を走る大会。

1周約1.2キロの特設周回コース内にはS字カーブあり坂道発進あり、直角カーブもあちこちにあって実にマニアックで楽しめるコース。
参加総数約659名、105チームがエントリー。
ガチで走るチームあり、笑いを求めるかぶりものやコスプレあり。ふんどしチームや、空手着チーム…本当に多様性に富んだ(しかもぶっ飛んだ)大会。


二時間半の間にどれだけ周回数を多く走るかを競う。
タスキをつなぐ駅伝のようではあるけれど、まずはみんなが楽しめるということ。
開会式オープニングアクトで明翠さんの書道パフォーマンス。

「全力応援」の力強い4文字
明翠さんの意向で今回は特設の「絆チーム」を発足。
フェイスブック上で公募してできあがった8名の寄せ集めチームではあるものの、一本歯下駄を持参した西村さんと私が、勝手に「チーム一本歯下駄」を作ってしまった所から流れは面白い方向へと…。
アメリカ人のナサニエルを含む他のメンバーも一本歯下駄を履いて走りたいと…。
恐らく日本のマラソン大会で、これだけ多くの一本歯下駄ランナーが走った大会は未だかつてなかったであろう。
私も今回はPEACE RUN公式スポンサーアルトラから提供頂いたInstinct3.0とZEMのNINJAと、ベアフットテッド提供のルナサンダルを持参。
計4周走ったが、最初と最後のみ一本歯下駄でのラン。


2時間25分ぎりぎりに一ノ枝さんからたすきを受け取って、坂道発進の辺りでタイムオーヴァー、でもゴールまでは走りきらないといけない。

チーム絆のメンバーが最後は全員勢揃い、共走を楽しんで無事ゴールにたどり着いた。
いろんな方に声をかけていただいたし、いろんな方と写真を撮ってもらえた。
記録よりも記憶に残る素晴らしい共走(競争ではない)を楽しめたのは何よりも収穫であった。
全員がゴール後抽選会と表彰式があった。
みんなと走れたことがある意味完走メダルよりも価値のある経験だった。
PEACE RUNTシャツ大集合!
5日にトークショーをさせていただくことになっている、ウルトラの女王
稲垣寿美恵さんと。
次なるビッグイベントは6月5日金曜夜7時。
愛知県春日井市勝川にてアドヴェンチャー・ランナー高繁勝彦の講演会とあの、ウルトラマラソンの女王稲垣寿美恵さんとのトークショウ。
そして、そのあとは美味しい料理とお酒で無礼講…楽しい交流会もあります。
お友達・ご家族お誘い合わせの上、ぜひぜひご参加下さい!
イベントページは
こちら
もっとこの人たちとここで一緒にいたい
もっとこの人たちと同じ時間を過ごしたい
そんな仲間を世界中に作ろう
そして、自分自身もそう思ってもらえるように
そんな思いが作り出すのがきっとPEACEなんだね
昨年の大会の様子は
こちら…
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テーマ:今日の出来事。 - ジャンル:日記
- 2015/05/31(日) 23:59:59|
- マラソン・ランニング
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【ユニークたれ】

この世に独りしかいない「私」という存在。
この「私」を認めてくれる人がいるということに感謝。
弱き自分自身をも受け入れてしまおう。
自分の弱さを悟ることが強さの証。

必ずしも人は強くなる必要はない。
大切なのは「強くなった」と感じられること。
誰とも違う自分でいられることに感謝。
ユニークであること。オリジナルの自分であること。
他人と同じである必要はないのだから。
自分らしく、あるがまま、ありのままの自分であることを誇りに思えること。
我が道を、ひたすらに、ひたむきに、ひた進め!

*
「PEACE RUN世界五大陸4万キロランニングの旅」公式サイト
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- 2015/05/30(土) 19:37:35|
- 人生論
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【グローバルなつながりを大切にしよう】
今年はありがたいことにニュージーランドやオーストラリアから入れかわり立ちかわりたくさんのお友達が来日してくれている。
その大半が私の旅のさなかで出会った方々。
彼ら/彼女たちにとって、寒い南半球の冬を避けるということもあるのだろうけれど、円安でデフレの日本は観光にはうってつけ。
特にニュージーランドやオーストラリアと比べれば、食べ物やホテルなど、ありとあらゆるものが激安に感じられるに違いない。
現在、鹿児島から青森を目指しているニュージーランドから来日中のサイクリスト
Nigelも今日、愛媛の今治に到着したとのこと。
サイクリストのお友達
村上さんが働いている今治のゲストハウス
「シクロの家」に宿泊している。

そこから四国中央を経て、山岳部を通りぬけ徳島へ。
6月6日に大阪入り。翌日に鶴見緑地にある世界平和の鐘を突くために私も同行する予定だ。

クライストチャーチであれこれお世話になって、2月に別れて以来約3ヶ月ぶりの再会。日本のいろんなものを満喫してもらえたら嬉しい。
*****
そして、今日は一本歯下駄を通じてタイ人のお友達が3人できた。
まず、先日の京都の一本歯下駄フェスタで出会った男性が、タイに帰国後、一本歯下駄が欲しいとのことで私にメッセージをくれたが、彼のお友達の男性が6月初めに大阪に来るので一本歯下駄をその際手渡す予定。
そこで、その支払いに関してはまた別の千葉に住むタイ人女性が引き受けてくれることに…。
何とも複雑な話だけれど、一本歯下駄を履いて京都をぶらぶら歩いていたことで、日本とタイを結ぶ草の根の国際交流ができたということ。
一本歯下駄を履いて歩けば誰かが声をかけてくれるし、一本歯下駄を履いて歩くだけで誰かが友だちになってくれる。
一本歯下駄こそは世界平和に貢献する立派なコミュニケーションツール。
自己満足だけではない。周りにいる人を巻き込んでみんながハッピーになるためのツールでもあるのだ。

*
フェイスブック公開グループ「一本歯下駄クラブ」*
「PEACE RUN世界五大陸4万キロランニングの旅」公式サイト
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- 2015/05/29(金) 23:59:59|
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【今あるベストで】
同世代の俳優やタレントが病気を患って亡くなる…そんなニュースを聞くとやはり寂しい。
中学や高校時代の同級生の葬儀にも過去何度か足を運んだが、その都度やるせない思いに浸ってしまう。
生きているということは、命をひとつ持ってこの世にやってきた訳で、その命を使って楽しませてもらっているということでもある。
日々、生きて生かされている命、食べたり飲んだり、おしゃべりしたり、笑ったり…。
走ることができる二本脚にも感謝しなければならないのだけれど、今与えられた時間そのものが命なんだということを痛感させられる。
いつも、今あるベストで、生きていきたい。一秒たりとも無駄にはできないのだ。

*
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- 2015/05/28(木) 23:59:59|
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【Satisfaction】

インドが熱波に見舞われている…摂氏50度レベルは確実に命の危険を感じる温度。
インドでは古いタクシーに乗ればエアコンもないという。
それどころか、貧困に加え電力不足もあってエアコンや扇風機は一部の人しか使えないのだ。
一方で夏の日本、リモコンのボタンひとつで部屋は涼しくなる。
暑いと言ってもせいぜい40度未満。
コンビニも自販機もそこらじゅうにあって、ガリガリ君をはじめ冷たい食べ物や飲み物もお金を出せば手に入る。

砂漠の熱波に見舞われた時に、クーラーボックスもなく、どうしても冷たい水が飲みたかったから、ボトルに濡れタオルを巻いて、扇子で一生懸命扇いだ。
気化熱で少しでもボトルの水の温度が下がればいいと思いながら20分くらい扇子を仰ぎ続けた。
全身猛烈に汗まみれになったが、45度のテントの中で、恐らく20度程度の「冷たい」水が飲めたことに感動した。
文明がいかにして生まれてきたかを垣間見た気がした。
そこで思ったこと…
果たして、便利さは幸せを生み出すのだろうか?
たとえ、不便であったとしても、不便さの中から生まれてくる生活の知恵こそが、人々の生きる力になっているのだということ。

なければないで済ます、あるもので何とか間に合わせる…そんな発想はふだんの暮らしの中からはなかなか生まれてこない。
アドヴェンチャー・ランナーのひとりごとでした。

*
「PEACE RUN世界五大陸4万キロランニングの旅」公式サイト
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- 2015/05/27(水) 23:59:59|
- 人生論
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【ファイントラック訪問】
「PEACE RUN2014 ニュージーランド縦断ランニングの旅」!の報告とお礼のご挨拶を兼ねて、神戸にある
ファイントラック社を昨日訪問しました!

高機能アウトドアウェアを作るファイントラックは2011年、
「PEACE RUN世界五大陸4万キロランニングの旅」をサポートするPEACE RUNプロジェクト誕生の時期から公式スポンサーとしてご協力いただいています。
今回の訪問では、社長の金山さんとも直接お話させて頂きました。
ニュージーランドで使用したファイントラック製品のインプレッションに始まり、近々発売される新製品(まだ極秘)情報や売れ筋商品の情報なども話題に…。
秋〜冬ものの新製品展示発表会が神戸と東京でも夏にあるとのことでした。
さらには、今のランニングシーンについての話題…。
ウルトラマラソンやトレイルランニング、アドベンチャーレース等がじわじわブームになっているという点。
普通のロードでのマラソンとは違って、トレイルランニングのような山を走るシチュエーションや、長時間多様な気候の中を走るウルトラマラソンでは、やはりランニングブランドのウェアよりもアウトドアブランドのウェアに軍配が上がる…といった話まで…
社長の金山さんは素材のスペシャリスト。他のメーカーが作らないような製品も世に送り出せるというのは強み。
今後登場する製品も、十分に期待できると確信しています。
*ファイントラックファンに朗報!

PEACE RUNのコラボ製品がまもなく発表されることになりそうです!
背面にPEACE RUNロゴを入れたベースレイヤーのドラウトエアジップT。
これは、今回の
「PEACE RUN2014 ニュージーランド縦断ランニングの旅」でも着用したもの。
吸汗速乾素材を使った非常に軽いベースレイヤー。汗をかいても水で手洗いして絞ってハンガーに干しておけば一晩で乾くというスグレモノ。
アメリカ横断から日本縦断、オーストラリア横断、ニュージーランド縦断で私のこれまでの走りを支えてきたウェアでもあります。

今回はPEACE RUN事務局長&
Co-Runners代表森保さんも同行
*過去のファイントラックに関わるブログ【ファイントラック訪問 2014/05/12】【ファイントラック〜高機能にこだわる 2015/05/08】【ファイントラック 2011/03/04】*「PEACE RUN世界五大陸4万キロランニングの旅」公式サイト
「スポンサーのページ」
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- 2015/05/26(火) 18:29:58|
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【初心忘るべからず】

あれから4年の歳月が流れた…。
「PEACE RUN世界五大陸4万キロランニングの旅」第一章となった「PEACE RUN2011アメリカ横断ランニングの旅」がスタートしたのは2011年5月25日(現地時間)のことだった。
砂漠、ロッキー山脈、大平原、熱波、寒波…

加齢・過労・紫外線の浴び過ぎ・栄養不足でヘルペス(帯状疱疹)に感染したり、走りすぎてすねを痛めたり、誰とも会わない・言葉をかわさない日が何日も続いたり…
とにかく辛く苦しい、それでいてとことん楽しい、長い、長い旅だった。

5285キロ、138日間。
1991年に自転車で横断した際にも同じように感じていたのだろうけれど、何せ二本脚、一日に進める距離は自転車の2分の1から3分の1。
バギーを押して初めての大陸を一人駆け抜ける。
ひょっとしたら生きて帰れないのかもしれない…そんな思いがない訳でもなかった。

それでも、人は毎日を精一杯生きようとする。
非日常が連続する「旅」という空間にあってもそれは同じ。
レースではない、競争ではない。ただ、生きて、走って、旅をする。
起こり得るあらゆることを、ありのまま、あるがままに受け入れる。
旅から学んだことが、今、日々生きていくための糧となっている。
そして、旅こそが自分の人生そのものと言えるように、日々研鑽を積んでいかなければならない。
明日に何が起こるか分からない。でも、恐怖や不安は何一ついらない。
夢と希望だけを胸に、日々邁進することこそが旅人のタスクなのだから。
あの旅があったからこそ、オーストラリア横断もニュージーランド縦断も走り切れた。
自分にとっては、あれが大陸を走る旅の原点…。

明日に向かって、今あるベストで…
*YouTube動画再生リストは
こちらPEACE RUNプロモーションビデオ(歌:”Go The Distance-Sunrise Version” by 励まし屋)
PEACE RUNテーマソング ”Go The Distance-Sunset Version” by 励まし屋)
PEACE RUNサポートソング”My Goal” by 内田あや
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- 2015/05/25(月) 22:18:27|
- 旅・冒険
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【一本歯下駄リカヴァリー】

昨日のダイトレ38キロから一夜明けた。予想通り、背中から腰にかけてやはり筋肉痛。
脚は大腿四頭筋に軽い筋肉痛…。
長い距離はほとんど走っていない昨今。しかもトレイル…。
ただ、一本歯下駄での動きをイメージしながら歩いたり走ったりすることが、結果的にプラスになっているということは間違いない。
大腰筋を意識して、やや内股気味でナンバ走り。
「うねらない、ためない、ひねらない」動き、そして、固定的な支点に依らない動作がムダのない自然な歩き・走りを生み出すということか。
午後遅くに、再び一本歯下駄でリカヴァリーウォークに出た。
ロングランやロングウォークのあとはやはり一本歯下駄だ。不安定な足場、小刻みに下肢の関節や筋肉がバイブレーション、これがマッサージ効果になっているのだろう。
たかが数キロのウォークでも効果は変わらない。
酷使した体をリフレッシュするためならむしろ短時間のウォークで十分。
体幹トレーニングで1時間も歩けば、20キロジョグくらいの運動レベルに匹敵するだろうか。
口で説明するよりは、やはり体験してもらうのが一番。
一本歯下駄がなぜいいのか、なぜそんな楽しいのか、履けばわかるし、履いて歩けばもっとよくわかる。
そして、一本歯下駄を手に入れて、毎日使うようになれば、他の人にもそのよさを伝えたくなる。
はだしランニングやワラーチラン、いろんなジャンルがあるけれど、その根底に流れるものはきっと同じ。
自然との一体感を何で得るか…人間が二足歩行の生き物であることを再確認する場面が日常において必要であるということなのだろう。
*お知らせ1)6/5 アドヴェンチャーランナー高繁勝彦講演会&トークショウwith稲垣寿美恵さん+交流会(愛知県春日井市)
フェイスブックイベントページ 絆マラソン公式サイトのページ 2)6/13「PEACE RUN2014 ニュージーランド縦断ランニングの旅」報告会@大阪
フェイスブックイベントページ3)6/13 PEACE RUNのつどい〜アドヴェンチャー・ランナーを囲む会フェイスブックイベントページ4)6/28 一本歯下駄フェスタin HIROSHIMA&高繁勝彦トークライヴフェイスブックイベントページ5)PEACE RUNTシャツ


蛍光カラー4色のオンデマンド受付は25日で終了します。
通常のカラー・サイズをお求めの方、メール・フェイスブックメッセージあるいはブログのお問い合わせフォームを使ってお問い合わせ下さい。
Tシャツの収益は「PEACE RUN世界五大陸4万キロランニングの旅」の活動費に充てさせてもらっています。
PEACE RUNTシャツを着て、アドヴェンチャー・ランナー高繁勝彦のサポートをよろしくお願いいたします!
詳細は
こちら
*「PEACE RUN世界五大陸4万キロランニングの旅」公式サイト
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- 2015/05/24(日) 23:59:59|
- 一本歯下駄
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【ダイヤモンドトレイルトレッキング】
新緑の美しい季節ということで山を歩く(走らない)イベントを企画。
関西ではおなじみの「ダイトレ」を歩くことになった。
ダイヤモンドトレイル(ダイトレ)とは…?
金剛葛城山系の稜線を縦走する長距離自然歩道。奈良県香芝市の屯鶴峯(どんづるぼう)から大阪府和泉市の槇尾山(まきおさん)までのコースで、全長約45キロ。今回はその最初と最後をカットして二上神社口から紀見峠までを歩くことに。このコースは私にとっては二度目。
午前7時半に7名が近鉄二上神社口駅に集合。
植村直己冒険賞受賞で世界二周サイクリストの中西大輔さん以外はみなマラソン経験者。
とはいえ、中西さんも自転車でどこにでも行ってしまう訳だし、脚力、心肺器官はマラソンランナー以上のものがあるはず。

この日のシューズは、アルトラのローンピーク2.0。

道の駅ふたかみパーク當麻

曇りがちでそう暑くもなかったので助かった。ただ、木の階段があちこちにあって、その高さもまちまち、傾いているものもあったりで歩き辛い箇所も。
トレイルランナーも数名見かけたが、六甲に比べると少なかった。土曜日だったから?



二上山雌岳山頂

葛城山頂付近のツツジはほぼ終わってしまっていた。もう少し早い時期に来ればよかったか。


水や食料はあらかじめ持参しておいてよかった。葛城山の売店や食堂はあるものの結構値段が高い。自販機のドリンクも210円の値段がついていた。

中西さん、野いちごを見つけてみんなに配っていた。




金剛山頂
途中、何箇所か山の湧き水が飲める場所もあった。


金剛山以降は下り基調、下りで少し早めのペースで下山。


午後6時40分、南海天見駅にゴール。

予定では10時間で終えるつもりが、休憩時間が割りと長かったため11時間ちょっとかかっている。
ありがたいことに、雨にも見舞われず、怪我やトラブルもなく、リタイヤするものもでず、日没前にゴールできた。
全行程約38キロのルートは次の通り。
近鉄二上山神社口駅〜道の駅ふたかみパーク當麻〜二上山馬の背〜二上山雌岳〜竹内峠〜平石峠〜岩橋峠〜葛城山〜水越峠〜金剛山〜久留野峠〜行者杉〜西の行者〜紀見峠〜南海天見駅
個人的には、フルマラソンを普通に走るくらいタフでハードなトレッキングであったと思う。
段差のある凸凹の木の階段があるおかげで、登りも下りも同じくらいハードに感じるのだ。
こういったハードな道では歩いていても、心拍数は走る以上に上昇する。
ランナーの皆さんも、走ってばかりいないでたまには野山を歩くことをオススメします。
本日の写真は
こちら*
「PEACE RUN世界五大陸4万キロランニングの旅」公式サイトもご覧下さい!
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- 2015/05/23(土) 23:59:59|
- アウトドア
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【日常雑感052215】
本当に久方ぶりに実家に電話した。気がつけば、もう1年ほど里帰りしていない。
デジタルとはほぼ無縁な父と母(ともに今年84歳)、携帯電話もパソコンも持たないゆえに電話と手紙しかコンタクトの手段がない。
先程は、父が電話に出た。「PEACE RUN2014 ニュージーランド縦断ランニングの旅」の帰国時に空港から無事終わった旨伝えたはずだけど、まだ自分がニュージーランドにいると思い込んでいたようだ。
ふたりともまだ元気で、多少ボケはするものの生活する分には問題なし。
よく食べてよく動く。父はまだ寡黙だが、母はマシンガントークが得意技。
80歳という年齢について考えてみる。今から25年後。
25年前、僕は30歳だった。
フルマラソンをサブスリーで、100キロを9時間台で走っていた。びわ湖のアイアンマンも完走した。人生の黄金期と行ってもいい時期だった。
25年という歳月は長いようで、実は短い。
歳月人を待たず…そう考えると、人生なんてあっという間のイベント。
4年前に
「親孝行考」というタイトルでブログを書いていた。

両親と撮影した写真を探していたら、そのブログに行き着いて、24年前のこの写真が見つかったのだ。
やろうやろうと思って、なかなかできていない親孝行…息子としても父親としても僕はまだまだ三流なのだ…。精進しなくては…。
*Nigel来日
ニュージーランドのサイクリストNigelが来日。彼の鹿児島から青森目指しての自転車旅行が始まります。
日本には過去何度もサイクリングに来ていて、日本が大好きという彼、北海道だけでもこれまで5度訪ねているとのこと。
今回は、鹿児島から九州東海岸をた走り、四国を横断して本州へ…。
大阪には6月第一週に到着。
本州にある3つの*「世界平和の鐘」を訪ねるのも今回の彼のミッションだそうです。
*鶴見区緑地公園(大阪)、尼崎市元浜緑地公園(兵庫)、比叡山延暦寺、根本中堂(滋賀)にあります。
彼のブログで動向を伺いながら、沿道での応援・サポートをぜひお願いします!
*プロギアーアイガード

PEACE RUN公式スポンサーProgear Visionさまからプロギアーアイガードを新たに提供頂きました。
「PEACE RUN2013 オーストラリア横断ランニングの旅」から使わせて頂いていますが、スポーツ用のアイウェアとして定評が高く、顔にぴったりフィットしたまま走れるのでランナーにとってもオススメです。
日本ではまだスポーツ時に目を守るアイウェアを使用することは珍しいようですが、ボールの衝撃等から目を守るというのはとても重要な事だと思います。
こちらの動画が参考になります。
単なるファッションや紫外線から目を守るといった基本的な昨日はもちろんですが、サッカーや野球など高速で飛んでくるボールから目を守るためにも、スポーツするすべての人につくられたアイウェア、それがプロギアーアイガードです。
次なる「PEACE RUN2016ヨーロッパ周遊ランニングの旅」に向けてじわじわと前に進んでいます。
*ペンタックス大阪サービスセンターへ
もうかれこれ6年ほど使っているペンタックスK-x。
最後に勤めていた学校では広報担当でもあり、ホームページの管理も任されていたので、学校行事の写真などたくさん撮ってはホームページに掲載していた。
文化祭レベルになると一日で500枚ほど写真を撮って、その中から10枚選んでウェブに載せるという場面もあったけど、写真を撮るのにファインダーをのぞくと気持ちが悪くなる、いわゆる写真酔いなんていうのも経験した。
学校で提供してもらっていたカメラはキャノンEOSだったが、借り物のカメラでは気分的にいい写真も撮れないのであえてこのカメラを自費で購入。
それからアメリカ横断をのぞくこれまでの旅(二度の日本縦断、オーストラリア横断、ニュージーランド縦断)ではすべて持参した。
カメラも旅のパートナーと言ってもいいくらい、素敵な風景に居合わせることで、その素敵な風景を記憶する頭と、記録してくれるカメラがあるから旅も楽しくなる。いわば、カメラは旅の感動をサポートしてくれる道具。
修理に出す際、修理費は結構お金がかかることは承知。
受付のお姉さんも「もう6年も使われていたらそろそろ買い替えの時期ですが…」と言われたけれど、直して使えるのであれば使おう…そんな思いで修理をお願いした。
既にぴあぴが購入したミラーレス一眼もあるものの、やはり新しいものが何でもいいとは思いたくはない。
思い入れのある道具を大切にする…それは長年付き合っている友を大切にするのと同じことなんだと思う。
モノを大切にする…それはモノに対するやさしさと思いやりの気持ち、そして感謝の気持が湧いてくるのは自然なこと。
加えて、それを作ってくれた人にも感謝、その写真を撮って見てくれる人、感動してくれる人にも感謝したいという思いがある。
一週間後には修理もできあがる。
あとどれだけ一緒に旅ができるだろう。いつまでもこのカメラとともに走り続けられたらいいな。
*PEACE RUNTシャツ蛍光カラーヴァージョン

いよいよ走っていても汗ばむ季節となってきました。Tシャツ一枚で走れるこの時期はとても気持ちがいいですね。
大好評のPEACE RUNオリジナル公式Tシャツ、第4期オンデマンド販売を現在受付中です。
ニューカラーの蛍光4色(グリーン、レモン、オレンジ、ピンク)も大ブレイクしそうな予感…。
特にナイトランをされる方にはかなり視認性も高いので安全面でもスグレモノとなりそう。
25日まで受付しています。
Tシャツに関しての詳細はこちら
既存の13色のオーダーにつきましては、現在在庫分のみ申込可能です。こちらをご覧下さい!
新色蛍光カラーの販売はこちらで
明日は「アドベンチャーランナー高繁勝彦と行くダイヤモンドトレイルトレッキング」に参加します。
お時間ある方ぜひぜひご一緒に!
*
「PEACE RUN世界五大陸4万キロランニングの旅」公式サイトもご覧下さい!
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- 2015/05/22(金) 21:22:56|
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【日常雑感052115〜伊賀を懐かしむ】
現在、大阪天満橋に暮らしてはいるけれど、本籍地は依然三重県伊賀市のまま。
アパートもまだ残っていて、まるで倉庫の状態。
いずれふるさと大阪に戻るつもりだが、10年も連続して住み続けたということで離れがたい場所でもある。
もうそろそろホタルの季節。
新緑の青山高原も懐かしい。
家の玄関を出たらわずか10分ほどでトレイルがあるというのも魅力。
野生動物もいろんな種類がいる。イノシシやシカ、サル、キジ、タヌキやキツネ…。
大阪市内であれば天王寺動物園くらいでなければ見られないような動物たちが歓迎してくれるのだ。
伊賀はまた忍者の里でもある。
伊賀上野NINJAフェスタも今年は行きそびれてしまった。
しかし、よくよく考えてみれば、1年の半分から4分の1は自宅にいないという暮らしがずっと続いていたのだ。
2010年からここ5年は国内外でそんな状況。
どこに住もうが結局は同じなのかもしれない。
キャンピングカーを買うことはあっても自分で家を建てるなんてことはまたあるんだろうか?
ぴあぴともたまに話すことは、別に国内でなくってもいんだけれど、異国でのんびり暮らせるような身分になれればいいな…ということ。
「PEACE RUN世界五大陸4万キロランニングの旅」で4万キロを走り終えた後、どこでどんな風に暮らしているだろうか?
まだまだ先は見えてこないが、楽しみにだけはしておこう。
*
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- 2015/05/21(木) 23:59:59|
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【旅に出よう】

世界の平和は出会いから。
そう、出会いは平和の始まり。
誰かと誰かが出会うから愛や友情が生まれる。
見知らぬ同士であっても、握手をして自己紹介をすればもう友だち。
お互いのことを知り合って、いろんなことを語り合って、
いつの間にかそれが、親友にもなるだろうし、恋人や夫婦にもなるかもしれない。
ひとつのつながりがまた新たな別のつながりにも発展する。
旅人は移動する。移動し続けるから毎日どこかで誰かと出会うことになる。
旅を続けていれば、どんどんつながりは広がるし、そのつながりも海や国境を超えて地球規模のつながりにもなるだろう。
僕らは地球人。人種や国籍、宗教などの枠組みを取っ払って、一人の人間としてこの世界に生まれてきた。
地球市民として、この地球とその惑星に住む人々を愛し、地球の未来を育てていく義務がある。
僕らが生きているのは、お互いを愛し、慈しみ、いたわり合うため。決して憎しみ合うためにこの世にいる訳じゃない。
旅に出てみればよく分かること。
やさしさや思いやりを持って接してもらえたら、本当にその人が好きになるし、その町も、その都市も、その国もきっと大好きになれる。
旅を続けていれば、そんな「大好き」が世界中にできるはず。
旅に出よう。旅先でいろんな人と出会い続けよう。
ワクワクドキドキするような出会いを求めよう。
たくさんの思い出をいろんな人と作れるように。

*
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- 2015/05/20(水) 23:59:59|
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【「エゴ」ではなく「エコ」】

もし今あなたが怒っているのならよく考えてみようよ。
誰かを不快な気分にさせたり、誰かを怒らせたりしているのは、すべて「エゴ」であるということを。
あるいは、それは、人それぞれが持つ独自の価値観の違いからなのかもしれない。
誰かが怒れば、その人とは違う考えを持つ別の誰かが怒ることになってしまう。
それじゃ負のループだ。
「許せない」「私は正しい」
そんな感情が増幅すればするほど怒りのレベルはなおも増幅する。
怒るのはとても簡単なこと。その感情を誰かにぶつければ済むだけ。
誰にもぶつけられない感情は自分自身のフラストレーションになる。
そういったフラストレーションがたまれば人は病気にもなる。
怒りは憎しみにもつながるし、憎しみがいろんなトラブルや争いを招くもの。
親子であれ兄弟姉妹であれ、友人であれ、恋人であれ夫婦であれ、職場の上司であれ部下であれ、結局はみんな同じ人間。
「どうしてわかってくれないの?」
と思う前に、あなたが相手のことを理解してあげているのかどうか胸に手を当ててみようよ。
相手の立場に立って考えてあげること。
そして、そこにやさしさやおもいやりがあれば、きっといろんなことが変わってくる。
やさしさが足りないと思うなら、誰かを喜ばせることをやってみよう。
そうすれば、誰かが喜んでくれるし、きっと自分自身もハッピーになれるはず。
おもいやりが必要だと思ったら、困っている人の話を聞くだけでもいいし、誰かの役に立つことを進んでやってみよう。
あなたを必要としている人が必ずいるはずだから。
自分だけのことしか考えられない「エゴ」ではなく、周りのあらゆる人や環境に対してやさしさを振る舞える「エコ」の考えを持つことが、今の時代には必要なんじゃないかな。
そう、欠けているのは「愛」なのかもしれない。
愛があれば笑顔(スマイル)があるし、笑顔(スマイル)は平和にもつながる。
怒りを愛に変えて、笑顔になろう。
やさしさと思いやりで世界を満たそうよ。
一人ひとりを気遣うこと、そしてすべての人のために行動すること…
*
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- 2015/05/19(火) 14:31:26|
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【一本歯下駄フェスタin大阪城公園】

どうやら世界を平和にする一本歯下駄ウイルスが世界に既に拡散されて、今まさに蔓延し始めている状態か…。
一本歯下駄で走る弁慶こと大西 信秀さんとスタートさせた一本歯下駄クラブもまもなくメンバーが200人に達成する勢い。
そのミッションは、一本歯下駄を通じて世界平和に貢献すること。
「面白そうだ」ということでメンバーになった方が、一本歯下駄イベントに参加して試し履きをする。
「何だ、この楽しいおもちゃは…!?」
そんなこんなで一本歯下駄を購入、一本歯下駄にハマり、毎日一本歯下駄を履いて街を闊歩するようになる。
あまりに楽しすぎて家族にも、仲間にも履かせてあげる。
一度体験したらまた履きたくなる。
なぜか…?
楽しくて仕方ないのである。体幹トレーニングになるとか腰痛や肩凝りが改善するとか、そんなことよりもまず、これだけ楽しめるおもちゃは他にない。
こんな楽しくて面白いものを自分一人だけで楽しむのはもったいない!そんな気持ちにもさせられる。
ランナーはもとより、走らない人も巻き込んで、履いているだけでハッピーになれる。
昨日の大阪城公園での一本歯下駄フェスタでもそれは実証済み。
誰もが笑顔で歩き出す。見知らぬ同士が一本歯下駄を履けばすぐ仲間になれる。
二時間ばかり楽しく歩いて、「ぜひまた会いましょう」と握手で別れる。
一本歯下駄を履いた時点で、このウイルスは人を幸せにし始める。
言葉が通じない外国からの観光客も一本歯下駄に熱い視線を投げかける。
「写真を撮らせて欲しい」「どういう履物なのか?」
「履くとどんな効果があるのか?」「どこで手に入るのか?」
そして、最後には「ぜひ履かせて欲しい」となる。
京都の一本歯下駄フェスタで出会ったタイ人からフェイスブックでお友達リクエストが届いて、今その彼が一本歯下駄を購入したいと相談を持ちかけてくれている。
既にタイに帰国してしまったので、6月に日本を訪ねる友だちに預けて欲しいとの依頼も受けている。そのお友達が来たら、大阪城公園の観光ガイドをすることにもなった。
ほぼ毎日、大阪城公園をひとり一本歯下駄で歩いたり走ったりしながら、僕はこの魔法の履物を世界に広める伝道師となっている。
*****
5月17日の日曜日、大阪では三度目、通算五度目の一本歯下駄フェスタが大阪城公園で開催された。
昨年のちょうど同じ時期、記念すべき史上初(?)の一本歯下駄フェスタがここ大阪城公園で開催。
午前10時、森ノ宮噴水広場に集合。


まずはあいさつ、自己紹介、そしておもむろに一本歯下駄で歩き出す。
一本歯下駄を履きこんでいる方、一本歯下駄を購入して間もない方、本日初体験の方々もおられる。
一本歯下駄を持っていない人にはレンタルを用意。それでも数が足りなくて、一本歯下駄を所有されている方が好意的に貸し出すような形で解決。
青屋門から極楽橋を渡り天守閣前の広場へ。

天守閣付近ではこの集団は大いに目立ちすぎた。

中国や韓国、その他東南アジアやヨーロッパ各地からの観光客で賑わう中、一本歯下駄の集団は熱い視線を浴びた。
あちこちで記念撮影をして、いろんな情報交換をしながら親睦を深める。

大手門から南外堀に沿ってスタート地点の森ノ宮広場前に戻ってくる。
スタートからおおよそ二時間。
一本歯下駄を履いて一緒に歩いたというだけで沸き上がってくる妙な連帯感…これも不思議なのだけれど、大阪でも東京でも京都でも、毎回同じようにして不思議な絆が生まれてくる。

お昼ごろ、終了宣言。一本歯下駄の輪(和)をつくり、記念撮影をして解散。
その後、有志で近くにあるキューズモール内のスーパーで適当に買物をして、再び大阪城公園の芝生でピクニック。
日差しは多少あって暑かったけれど、これもまた楽しいひと時。
初めて一本歯下駄を体験された方が終了時満面の笑顔でいられたところを見ると楽しんで頂けたのだということを実感。
次回は秋ごろ、大阪マラソンの前日受付会場で開催予定。
参加頂いた皆さん、お疲れ様でした&ありがとうございました!!
次回もまたよろしくお願い致します!
次は6月28日
「一本歯下駄フェスタinHIROSHIMA」です。
この日の写真は
こちらこの日の動画…
昨年の一本歯下駄フェスタin大阪の様子は
こちら
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- 2015/05/18(月) 20:08:43|
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【シール・エミコさんを囲む会】

ガン闘病中の世界一周サイクリストシール・エミコさんを囲む会が昨日大阪難波(道頓堀)の居酒屋「奴(やっこ)」であって、かなりたくさんの仲間が集まった。
その中には、バイクつながり、旅人つながりの人たちも多かったのだが、エミコさんも私が所属している
JACC日本アドベンチャーサイクリストクラブのメンバーなので自転車つながりの仲間も少なくはなかった。
池本元光代表も出席。エミコさんに檄を飛ばされていた。
今年で4回めとなるこの会、2012年が第一回目だった。エミコさんと初めて会ったのが今回と同じこの会場。
エミコさんのことは1980年代から自転車の専門誌
「サイクルスポーツ」を通じて知っていた。自転車少年であった私もいつか海外に飛び出そうとそのタイミングを狙いながら、エミコさんとパートナーのスティーヴの走りを雑誌の中で見届けていたのだ。
二人が旅をスタートした数年後、私も仕事を辞め
アメリカ大陸横断自転車旅行に出発。
どこかで会えるだろうか…という淡い期待を抱きながらも、二人はどんどん世界地図に轍(わだち)を広げて行く。アメリカ横断のあと、一時仕事に戻るも1994〜1995年は
アラスカ北極圏横断〜カナダ横断、
ニュージーランド縦断&オーストラリア横断と続いた。
本来なら自転車で成し遂げたかった世界一周、今は自転車を二本脚に切り替えはしたものの、アドベンチャーサイクリストのエミコさんとスティーヴの二人から受けた影響は大きい。
エミコさんはオーストラリアでバイクツーリング中に出会ったスティーブの影響を受け、自転車を購入、そして1989年末、二人で世界一周の旅へ。世界の女性でまだ1人しか成し遂げていない「走行距離10万キロ以上の自転車世界一周旅」に挑み、これまで80カ国120618キロを走破。
2001年1月、10万8000キロ走破、77カ国目のパキスタンで「余命半年」という子宮ガンの宣告を受け緊急帰国。その後厳しい治療を克服し、奇跡的な回復で脅威の復活旅を展開。
2008年9月、世界一周完結への旅立ちを前にガンの再発・転移が襲い、再び治療に専念している。
2012年3月31日、日本での治療を断念し、オーストラリアへ移転。闘病に専念する。
その2012年渡豪の直前に初めての壮行会が行われた。その席では、元気そうな表情を見せていた彼女も、ある種の「覚悟」を決めていたのではないかと個人的には感じていた。
恐らくその場にいた大半の人が同じ気持だったのではなかろうか。オーストラリアではかなり過酷な手術をされたという。ご本人はあまり話題にされないけれど、壮絶極まりない手術であったとのことだ。
翌年2013年、そして昨年2014年、同じように同じ時期にエミコさんを囲む会は開催され、私を含め多くのメンバーが毎年参加。
集まってくる人たちは、もちろんエミコさんのサポーターでもあるのだけれど、エミコさんにパワーを届けようと思いつつ、結局エミコさんから逆にパワーをもらっている人たちなのかもしれない。
誰に対しても気配りを忘れない。結構疲れることも多いはずなのに、それでいてそんな素振りも見せない。なかなか普通の人間にできることではない。そういった気遣いだけでもかなり疲れがたまるはず。
今回も、会場内には多くの方々が集って、その中にはエミコさんとはバイクつながりのエッセイスト&ラリーストの
三好礼子(山村レイコ)さんも来られていた。

最近はランナーとしてもお馴染み。地球規模的環境集団
"THE SWEEPERS"のメンバーでもあるので、いつかどこかでお会いできるだろうと思っていたところやっとお会いすることができた。
2013年末、オーストラリア横断ランニングの旅の途中、メルボルンを訪ねた際エミコさんは体調を崩されていてお会いできなかったけれど、スティーヴが仕事の合間を縫ってメルボルン市内を案内してくれた。あれからスティーヴとは1年半ぶり。昨年の会ではスティーヴは来られずエミコさんのみの参加だったのだ。
2013年メルボルンでスティーヴを訪ねた日のブログは
こちら2012年の会の様子は
こちら2013年の会の様子は
こちら2014年の会の様子は
こちらこの二人の笑顔にいつもパワーとエナジーをもらっている。

「生きているだけでも儲けもの」と言ったタレントがいたけれど、本当にその通り。
その日生きていくための水と食料と、夜寝る場所があれば人は生きていける。
命こそは、生きていくために必要不可欠なもの。
そして、やはりいろんな方々に支えられて今の自分があるのだということを自覚し、感謝の気持を忘れずにいることなのだと思う。
また、来年も、その翌年も、翌々年も…エミコさんとスティーヴに会えることを期待しながら私も日々精一杯生きていこう。

ちょうどこの会の前日5月15日はエミコさんのバースデーだった。
*シール・エミコさんについては
ウィキペディア
「シール・エミコ」 JACC日本アドベンチャーサイクリストクラブ公式サイトペダリアンシール・エミコ支援基金(モンベル)
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- 2015/05/17(日) 17:31:46|
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【旅の日に寄せて】
今日5月16日は旅の日
日本旅のペンクラブ(旅ペン)が1988年に制定。
元禄2年3月27日(新暦1689年5月16日)、松尾芭蕉が「奥の細道」の旅へ旅立った。
せわしない現代生活の中で「旅の心」を大切にし、旅のあり方を考え直す日。
「今日は何の日~毎日が記念日~」より
旅をしない若者が増えているというニュースを数年前に見たけれど、2010年からここ5年ばかり、国内外を旅していて出会う旅人が昔と比べれば確かに減少している感がある。
旅で出会うのは中高年世代が大半。徒歩であったり自転車・バイクであったり、車であったり…。昔できなかったことに今チャレンジしたい…と言われる方たちだ。
では、若者たちは一体どこで何をしているのか…?
社会がどんどん閉塞的になっているひとつの兆候だろうか。
若者があまりにも現実を直視しすぎている傾向があるようだ。あるいは、マニュアル通りに暮らして生きていけば万事OKと思っているのかもしれない。
これまでの歴史を紐解けば、どんな社会にも冒険家や探検家がいたおかげで世界は進化を遂げていった。野心があることで新しい時代は切り開かれていった訳だ。
コロンブス然り、間宮林蔵然り…。
冒険を夢見る少年というのはもはや過去のものとなってしまうのだろうか…。
旅するランナーの私にとって、それはあまりにも悲しいことだ。
思うに、幼い頃にいろんな経験をして、いろんな人たちから話を聞かされた子どもたちは自分で物事をきちんと考え、行動するようになるのだろう。
子ども会やボーイスカウトでキャンプをしたり飯盒炊爨(はんごうすいさん)をした時代もあった。
大人は最低限の力を貸してくれはするが、基本自力で何とかしなくてはならない、ある意味プチサヴァイヴァル。
少子化ゆえにいろいろと親に世話をしてもらっていることで、早い時期から自立心を磨く機会を失いつつあるというのが今という時代なのかもしれない。
話を元に戻すが、やはりどんな時代にも「可愛い子には旅をさせろ」というのは正しい。
だが、「可愛い子には旅を…」させない親が増えているのかも知れない。
「そんな危険なことやめておきなさい」
とたしなめるのであろうか。
自分自身、小学校1年くらいから一人で近所の銭湯に通っていたし、小学校3年生で、父親の実家がある広島県福山市まで電車を乗り継いで一人で訪ねていったものだ。道中、いろんな方々に助けられ、励まされ、褒められた。社会が子どもを親身になって育てていた時代だ。他人の子どもでも叱ってくれる親がいたのだから。
少子化の時代ゆえに、若者をあれこれサポートするようなシステムはあるものの、度が過ぎると若者たちが自立するチャンスを奪いかねないというのも現実か…。
世の若い男性諸君、旅に出よう。
それも一人がいい。
いずれ結婚したら、旅に出ることも難しくなる。
若い内に一人旅をしなければ…。
歳をとれば情熱も薄れていくであろうし、今やりたい、今しかできないことを今やらなければ…一生後悔で終わってしまうのだ。
お金で買える大半のモノはいずれ消えてなくなる。だが、経験や思い出は、死ぬまで君たちの中にとどまるもの。
50を過ぎてもまだ旅に出たくて出たくてたまらないオヤジもここにはいる。
草食系の巣ごもりリア充男子が社会を淘汰するような未来はいらない。
電車に乗って、スーツ姿でゲーム機を片手にゲームに夢中になるような真似はやめよう。
波乱万丈の人生を送れとはあえて言わないが、少しでも何かに挑戦したり、旅に出たりして、自分なりの冒険を楽しんでみようではないか。

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- 2015/05/16(土) 10:20:58|
- 旅・冒険
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【Back To The Nature】

僕たち人間は本来土の上で暮らしていた。
それからある程度文明が発展すると、土と紙と木でできた家に住んで、木綿や麻の服を着るようになった。
そして、土で育てられた米や野菜、木になっている果物、海や川でとれた魚を食べていた。
自然の中にいることで気持ちがゆったりまったりできるのも、長い歳月を自然の中で暮らしてきた先人たちの意識が自分たちの中に息づいているからなのだろう。

50を過ぎて気遣っていること、それは、できるだけ自然な流れの中で暮らしていくこと。
人工のものに頼らず、自然な生き方を実践すること。
街で暮らしているとそれもなかなか難しいが、工夫次第でいろんなことが楽しめる。
たとえこの世から消えてしまったとしても、いずれは土に帰っていく。
週末は野性に帰るために、野山へ、フィールドに飛び出そう。
僕らはみんな自然の子供たち。自然の中でこそ本来の自分自身に帰れるはずだ。

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- 2015/05/15(金) 17:56:30|
- ココロとカラダ
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【等身大のヒーロー】

いつでも、どこにいても、ありのまま・あるがままの自分であればいい。
自分を偽ったり、よく見せたりしようとするから周りで誤解や勘違いが起こる。
それで、自分自身が悩む原因になったりもする。
分からないことは「分からない」、できないことは「できない」といえばいい。
でも、分からないことを分かろうとしたり、できないことをできるようにしたりする努力は必要だ。
恥はかくもの。恥も思う存分かけばいい。恥をかくことで学べることもたくさんあるのだから。
転がる石になれ、流れる水になれ。とどまる必要なんてどこにもないのだから。
いつも目に見えない自分と向き合って、それを今の自分と同期させて、内面も外面も同じひとつの自分になること。
今はまだ遠いけれど、それこそが、追い求め続けなければならない真の自分自身。
それこそが、なりたい自分、等身大のヒーロー。
*
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- 2015/05/14(木) 23:59:59|
- 人生論
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【Accept What I Am】

歳を取るのではなく、歳を重ねる…。
僕にしてみれば、老いている暇なんてない。
いくつになっても成長できてこそ幸せな人生だと思う。

歳を取るってやはり「老いる」という言葉に近いような気がするので、あえて歳を重ねるという言葉を使いたい。
棺桶に入ることなく、あの世でも走っていられたら幸せ…
すべては個人の気持ちのあり方次第。

理想を言うならば、いくつになろうが、じたばたせず、開き直ることもせず、ありのまま、あるがままの自分を静かにそっと受け入れられること。
頭がハゲようが総白髪になろうが、誰かの目を気にすることもなく、自分を自分らしく表現できることなのだ。
先日、フォトグラファーの烏賀陽 弘道さんに撮って頂いた写真(左)と、今日たまたま見つけた日本を代表する映画俳優の一人、三船敏郎氏の写真(右)

二枚の写真を比較してみて欲しい。
映画「椿三十郎」のワンシーンで見せた三船氏のこの表情…
別に三船氏を意識した訳ではなかったのだが…。
*最新情報は…
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- 2015/05/13(水) 22:18:02|
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【夢を追いかけて】

夢を追っかけている間は、先のことなんてわからない。
今がすべて。今を楽しむ。今を素敵・最高だと思えること。
夢が叶えられたらまた次の夢を見ればいい。
すぐに叶えられなくても、叶えられるまで見続けるのもまた夢。
そういう意味では夢なんていうのはエンドレス。
「夢」なんて言葉にとらわれる必要もない。
「夢」イコール「今をどう楽しむか」なんだろうな。
叶えられた瞬間に、「この瞬間のために生きてきた…」と思えることこそまさに「夢」なんだと思う。
現在、北極圏を徒歩でソリを引っ張って冒険中の
阿部 雅龍さんから絵葉書が届きました。

旅の出発前、昨年9月に大阪天満橋を訪ねて頂きましたが、あれからもう半年が過ぎました。
気温がマイナス35度からマイナス20度に上がって過ごしやすくなったということ、2ヶ月分の食料を積んだ100キロを超えるソリをひいて歩くのがかなり大変であるということ、そしてシロクマが出没することから、夜もテントの中でなかなか熟睡できないということが書かれていました。
彼の肩書は「夢を追う男」。
今のチャレンジはまだ次につながる通過地点でしかありませんが、彼の健康と旅の無事を祈りながら、彼がまたあらたな偉業を達成する瞬間を見届けたいと思います。
*PEACE RUNオリジナル公式Tシャツ第四期受付中!

新たに蛍光カラー4色(蛍光ピンク、蛍光オレンジ、蛍光レモン、蛍光グリーン)が加わりました。
詳細は
こちら
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- 2015/05/12(火) 20:36:58|
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【Don't worry be happy!】

毎日ワクワクドキドキするようなことを率先して取り組む。
そのために時間とお金と労力を惜しまない。
逆に、いくら時間とお金と労力を費やしても惜しくないと思えることに力を注ぐこと。
さらには、そのワクワクドキドキが誰かのハッピーのためであればなおいい。
誰かが微笑んでくれる、笑ってくれる、喜んでくれる、すべては世界がプラスに向かって進めるように…。
何かや誰かのために自分を犠牲にしたり、ひたすら我慢をしたりする必要はないから、まずは自分の思い通りにアクションを起こしてみる。
失敗するなんてことを含めて先のことは考えない。
不安や心配も要らない。それらは夢と希望に変えてしまえばいい。
必ずうまくいくと信じることはもちろん、何よりもとことんそれを楽しむのだという確固たる意志を持とう。
そうすれば周りのいろんなことが思っている以上に、自然に、スムーズに、うまく進んでいく。
僕らはいつも今という時間を生きながら常に未来に向かっている存在。
少しでも明るい未来がすべての人にやってくるように、日々の祈りをアクションに変えて…。
:*+:*+:*+:*+☆Love & Peace☆+*:+*:+*:+*:
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- 2015/05/11(月) 23:59:59|
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【一本歯下駄フェスタ in 京都】

京都での初の一本歯下駄フェスタ開催。
一本歯下駄GETTAの開発者宮崎さんの企画、一本歯下駄クラブ主催で今回17名が参加。
もともと宮崎さんが毎週土曜日に開かれていた
鴨川ウォーキング大学をベースとして、
その拡大版イベントということで今回の一本歯下駄フェスタ開催の運びとなった訳だ。
祇園四条駅、四条大橋のほとりにある出雲阿国(いずもおくに)像の前に集合。
まず、宮崎さんによる体幹トレーニングの講習会を行っていただく。

いかに効率よく速く走るかについて体の動かし方・使い方を教えて頂いた。

その後4時に全参加メンバーが揃い、自己紹介、そして祇園周辺を散策。

ただ歩くだけでなく、小早川さんの丁寧なガイドで京都の歴史についてあれこれと学ばせて頂く機会となった。
たまたま来ていた海外からの観光客たちの熱い視線を感じながら、一本歯下駄フリークたちは楽しい時間を過ごすことができた。


これまで大阪や東京でも開催されてきた一本歯下駄フェスタ、毎回感じるのは、一本歯下駄が明らかにコミュニケーションツールとなって、いろんな人をつなぐ役割をきちんと果たしているということ。

一本歯下駄を履いて集まった仲間のみならず、海外から観光で来られている人たちと、一本歯下駄がきっかけとなった会話が始まる。
単なる好奇心であってもそれは構わない。人と人とがつながることこそが大切なのだと思う。
この日、参加者たちが出会ってお話した方々は、オーストラリアやフランス、タイからの来日。
中には、「二本歯の下駄は既に持っているが、一本歯下駄はどこで手に入るのか?」といった質問をされる方も…。


一本歯下駄を通じての草の根の国際交流は、既にこういった形で始まっている。
今はまだ小さな規模かもしれないけれど、今後どんな形で展開していくのだろう、楽しみでもある。

一本歯下駄は、履く人の心にも体にもプラスになるだけではなく、自分を取り巻く世界をもプラスに変えてしまうマジックツールなのだ。


約2時間に渡る一本歯下駄フェスタは、全員が四条大橋に戻ってきて無事終了。
最後に一本歯下駄の輪(和)を作り記念撮影をして解散。

その後、有志数名で懇親会へ。河原町近くのビアホールに入った。
今回の反省と、次回に向けての展望や課題をあれこれ話し合う場となる。
特に、次に向けてやっておきたいのは、一本歯下駄に関する英語のチラシ作り。
一本歯下駄という履物がどういうものなのか、見ればすぐに分かるようなフライヤーがあればこちらも毎回説明しなくてもいい。
来週5月17日は大阪城公園での開催。6月28日は広島平和記念公園。
まだまだ全国・全世界に広がっていく一本歯下駄の輪(和)…。
*一部の写真は矢野さん・宮崎さん提供
その他の写真は
こちら
一本歯下駄クラブ(公開グループ)
https://www.facebook.com/groups/ipponbageta/フェイスブックページOne-Tooth Geta Club◆輪が和をつくる…
人というのは、その文字が表す通り支えあっていくべき存在で、決して一人で生きていくものではない。
仲間がいればお互いを助け合い、励まし合って日々の暮らしを送るもの。
どんな場面でも輪となること。
輪(=circle)は和(=harmony)をつくる。
すなわち和とは平和(=peace)。
あらゆる人と輪を作れるように、あらゆる場面で和を保てるように、
今自分たちにできることに、楽しみながら精一杯取り組んでいくことなのだ。
:*+:*+:*+:*+☆Love & Peace☆+*:+*:+*:+*:
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- 2015/05/10(日) 23:59:59|
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【体との対話を大切に】
折にふれてランナーの方から質問や相談を受けるのだけれど、毎週のようにレースや大会に出て、走り過ぎて免疫力が落ちてきている人たちが増えてきているように感じる。
風邪をひきやすくなったり、怪我や不調が長引いたり疲労が抜けなかったり…。
たいていの場合、疲れは一晩寝ればある程度とれるはずだが、3日4日経っても疲れが抜けないという話もたまに聞かされる。
いくらサプリメントで栄養を摂ったとしても、内臓が弱っていて十分に吸収されないという場合もある。それどころかサプリメント乱用、あるいはサプリメントに依存しすぎて普段の食事から栄養が吸収されにくくなるということもあり得るのだ。栄養補助食品は主食にはならないということ。
オーヴァートレーニングによる慢性疲労症候群に陥る人も少なくはない。かくいう私も過去に経験済み。練習しても練習しても結果が出ない、それを練習不足だとか根性が足りないからだと自分を責めてしまってトレーニング過多になる。そうなると疲れは蓄積するばかり。負のループ、悪循環が続くことになる。
慢性疲労に陥ると、注意散漫になり、事故やケガ、ひいては故障が起こるきっかけにもなる。あるいは、仕事中にミスが頻発するとか、仕事に集中できないとかいった状況もあると思う。ケアレスミス程度ならばいいのだが、自分自身の進退問題に関わるような大きなトラブルを起こしてしまってはどうにもならない。
今一度、体の声に耳を傾けよう。体との対話をなくしては体をいじめるだけで終わってしまう。
恐らく多くの市民ランナーにとって、走ることは楽しむべきものであって、ただ単に苦しむためのものではないと思いたい。
走るのが楽しければいいのだけれど、疲れているのに無理をして義務的に走るのはよくない。楽しくない時には走らなくてもいい…それが私の結論だ。

人は「走りたい」から、体が求めるから走るもの。
「走らなければならない」と頭だけが感じているような時には走らずにおこう。
人は義務感だけで生きたり走ったりするものでは本来ないはず。
第一、そんな時には普通は走るものではないからだ。
生きることも走ることも、大切なのは心と体のバランス。
体とのコミュニケーションとっていますか?
体の声に耳を傾けて、快適なランを…GOOD楽駆(ラック)。
テーマ:マラソン - ジャンル:スポーツ
- 2015/05/09(土) 23:59:59|
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【ファイントラック〜高機能にこだわる】
PEACE RUNの公式スポンサー
「ファイントラック」から新製品をいくつかご提供いただきました。
素材と機能性にこだわる高機能アウトドアウェアとして既に日本で11年め。
クライマーやアルピニストはもちろん、スキーヤーやサイクリストにもファイントラックファンは多く、5レイヤリングというウェアの概念はあらゆるアウトドアアクティビティで有効であると確信しています。
ランニングのシチュエーションでは、トレイルランナーやウルトラランナー、アルティメットランナーたちの走りをサポートするために、ファイントラックのウェアは様々なシチュエーションで活躍し続けています。

私も、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、そして日本、これまでの4年間のすべての旅でウェアのみならず、スリーピングバッグやテントを含め、数々のファイントラック製品を使わせて頂いています。
ファイントラックの製品がなぜ素晴らしいのか?
それは、徹底的に素材を研究し、その素材の持味を100パーセント活かした、身につける側の立場で作られるウェアだからです。モノづくりにこだわる人々が、「本気で遊ぶことを誇りにする」人たちだからなのです。そして本気で遊べる人たちだけが最高のアウトドアウェアとギアを作れるという訳です。
写真:超軽量コンパクトなテント、ポットラック
「高機能」というのはどういうものなのか?
単なるファッション性を優先するのであればどんなブランドでもいいのかもしれませんが、あらゆる気候・気象条件で快適さを優先することを求められるのが真のアウトドアウェアだと言うべきでしょう。それは、一度身につけてみればよく分かるはず。
時に、ウェアは人の命を守るツールともなります。極地や標高数千メートルもの高山…そんな過酷な条件の中で活動する方は限られているかもしれません。それでも絶対的な信頼の置けるウェアにはやはりそれだけの価値があるのだと思います。
「ウェアはファッションではなく、無事に帰るためのギア」それゆえに「既存の素材には妥協しない」というファイントラックのポリシー。

これまでの約1万3000キロ(+日本国内3300キロ)の私の走りをサポートしてくれたファイントラック、今後、残り三大陸でまだ約2万7000キロを走ってまいります。
提供して頂いたウェア類を見るとまたモチヴェイションもアップ。
これらの高機能ウェアに守られ、支えられ、走り続けられることに感謝感激感動!
ファイントラック「PEACE RUN世界五大陸4万キロランニングの旅」公式サイトスポンサーのページ
テーマ:アウトドア - ジャンル:スポーツ
- 2015/05/08(金) 16:09:05|
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【日常雑感050715〜大阪はかつて戦場だった】
今からちょうど400年前にここ大阪で戦争があった。戦争と呼ぶよりは戦(いくさ)と言った方がいいのだろうか。
今日5月7日は大阪夏の陣の最後に大阪城が落城して豊臣勢が敗北、事実上、徳川の時代が到来した日。
その後400年も戦争のない平和な江戸の時代が続いたというのは歴史でも教えられている通り。
最後の戦争の集結から既に今年で70年になろうとしている。
徳川が築いた天下泰平の江戸時代のように、今も、これからもずっとずっと平和な毎日が続いて行くことを祈るばかり。

あらゆる人もモノも事象も受け入れて、そこからどうやってみんながハッピーになっていくか…それが鍵なのかもしれない。
徳川の時代には国内での戦いだった。他の国の人たちは誰もその戦にはいなかったはずだ。
今は世界からいろんな方々がこの大阪城を訪ねてやってくる。

歴史は繰り返されると言われるが、辛く苦しく悲しい歴史は繰り返されないように、自分たちにできることをそれぞれがやっていかねばと思わされる。
平和な今の日本、大阪城公園をしばしば一本歯下駄で歩きながら散策するのだが、いろんな国から来られる人たちとコミュニケーションをとって、少しでも日本のいい思い出を作ってハッピーな気持ちで帰ってもらえるように今は努めている。
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- 2015/05/07(木) 19:33:43|
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【Are You HAPPY?】
“Are You HAPPY?(幸せ?)”
いつでも自分に問いかけてみて欲しい。
そして、あなたの身の周りにいる、家族や兄弟、恋人にも…。
まずは自分自身がHAPPYであるべき。
そして、あなたを取り巻くすべての人も…。
もしHAPPYでないのであれば、HAPPYになるために全力を尽くしてみよう。
ダークでネガティヴなものを寄せ付けることなく、HAPPYになるためのことだけを考えよう。
それが、自分を、ひいてはあなたを取り巻く誰をもHAPPYにしてくれるはずだから。
余計な不安や恐怖はいらない。不安や恐怖をもたらすようなものもいらない。
なぜならそれはあなたの頭の中にだけあって、まだ起こり得ないことだから。
その代わりに、夢や希望を抱こう。なりたい自分になるために必要なことだけ考えよう。
好きなことを思う存分やればいい。なぜなら、あなたの好きなことがあなたの毎日をHAPPYにするために最も必要なことだから。
笑顔でいよう。笑顔こそはあなたはもちろん、あなたを取り巻くすべての人をHAPPYにするはずだから。
決して誰かと比べたりしなくてもいい。まずは自分自身でHAPPYと胸を張って言えるように…。
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- 2015/05/06(水) 19:52:12|
- 人生論
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【朋有リ遠方ヨリ来タル〜NZから聖さん来阪】
こどもの日、それはこどものための日でもあるのだろうけれど、かつてこどもだった大人がこどもに帰る日でもあるのだと思う。
ということで、ニュージーランドから9年ぶりに里帰りされた聖(ひじり)さんが大阪天満橋の天満満天堂を訪ねてくれた。
「PEACE RUN2014 ニュージーランド縦断ランニングの旅」を走っていた際に、三度聖さんにお会いしている。
一番最初は私がクライストチャーチを出発して南に向かっていた際、ハイウェイ上で車を停めて声をかけてくれた時。彼はツアーガイドをされていて、クライストチャーチからクイーンズタウンに向かう途中であった。
そして二度目は私がクイーンズタウンで滞在していた時、クイーンズタウンで三日過ごしたけれど、初日の夜にはダウンタウンの日本料理店で、二日目の夜は私が宿泊していた宿のキッチン&ラウンジで酒を飲みながらいろんな話に花を咲かせたのだった。
18歳で単身ニュージーランドへ。ワーキングホリデービザを取って入国したものの言葉もほとんどわからず。知人がいるわけでもない。生活習慣や文化の違いにカルチュアショックを受ける日々。
英語は場末のパブに集まる労働者たちから学んだという。最初はちんぷんかんぷんだったものの日々出会う人が教師となり、毎日何らかの知識を少しずつ吸収して現在に至っているという。現場で地道に積み重ねてきたことが今の自分のステイタスの基盤として揺るぎないものになったということだ。
そんな聖さんを連れてディープな大阪ツアーへ。
まずは日本一長い商店街天神橋筋商店街へ。
9年ぶりに見た日本は、彼にとってはカルチュアショックだらけだったとか。
物価が安いこと…これは私が日本からニュージーランドに行った際に感じたことの裏返しでもある。
そして、静岡出身の彼にとっては大阪の文化はあまり馴染みのないものだったが、見るものすべてが新鮮で、アジアのどこか知らない国の街にやってきたかのような感覚だったらしい。
大阪天満宮に立ち寄ってお参り。明日、落語を見たいということで繁昌亭の場所を確認。
お昼前、小さな居酒屋に入って串かつとビールでランチ。
いろんな店を訪ねながら大阪の文化を彼なりに吸収。
大阪の深みのある文化は彼にぴったり合っていたらしい。
始終えびすさんのような笑顔を浮かべながら、大阪での休日を満喫されていた。
夜は、聖さんを招いての天満満天堂でのイベント。
「ニュージーランド、成熟した大人の社会に学ぶこと、そしてこれからの日本のあり方について」
というテーマは一応ついていたのだけれど、20名近く集まったスペースでみんなが円になって座り、自己紹介をした後いろいろな話が出てくる出てくる。
ベースにあったのは、ニュージーランドという国が「成熟した社会」であるという話…
「自分のことは自分でやる」「やりたいことをやる」「誰かと比較したりすることはしない」
イギリス人が移植して作られた国ゆえにイギリス人気質というものがある訳だが、自分勝手ではない個人主義がその根底にはあるのかもしれない。
人種や男女間においてもほとんど差別がない、社会的弱者に対しても平等な見方をする国、すべての人に対してフェアな国、世界一政治家の汚職が少ない国、ゲイの議員がいる…などなど。
だから、日本がいけない…ということではなく、日本にも素晴らしい歴史と文化があって誇れるものはいくらでもあるし、逆にニュージーランドにもよくない部分は当然あって然り。
考え方や行動パタンについてはもうすっかりニュージーランド人のものになってしまったが、聖さんの中には決して消すことのできない日本人のアイデンティティがある。
聖さんが経験したスピリチュアルな経験についても話題に登ったが、最後にはギターを爪弾きながらマオリ語の歌も出てきたり…。

(写真は小林さん提供)
ここしばらく天満満天堂には海外からの来客がひんぱんにあるが、いろんな方からいろんな話を聞けるのはとても楽しいし面白い。
海外になかなか行けない人たちにもこういった方々の話を聞いてもらえるといい刺激にもなるし、あらためて自分の国について考えるきっかけにもなるはず。
大人であってもこどもであっても、同じ人間である以上は、それぞれに感じるものがあるはず。特に感受性の豊かなこどもたちには、自国日本のことはもちろんだが、異国について知っておくことも人格形成において及ぼす影響は大きいと思う。

聖さんのブログ
「あおしろみどりくろ」
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- 2015/05/05(火) 23:59:59|
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【ウィングス・フォー・ライフ・ワールド・ラン】
*昨日のブログをまだ読まれていない方は
こちら世界6大陸33カ国35会場でランナーが同時にスタートするランニング・イベント、Wings for Life World Runが5月3日、日本時間午後8時に滋賀県高島市の今津総合運動公園で日本で初めて開催された。
全世界で73360名がエントリー(実際に走ったのは68791名)、日本では1983名が参加。
日本会場では渡邊裕子さんが56.33キロの大会新記録で女子の部優勝。同時に日本人で初めて世界チャンピオンの座に輝いた。

男子の部では沖和彦さんが67.68キロを走り日本人チャンピオンとなった。

ちなみに男子世界チャンピオンはエチオピアのLemawork Ketema選手(79.9キロ)が昨年に続き二連覇を果たした。
スタート時の高島市の天候はあいにくの雨、気温も20度を下回っていた様子。真っ暗闇の中を反射タスキとヘッドライトをつけたランナーが一斉にスタート。
周りは水田地帯のようでカエルの合唱が始終聞こえていた。
日本のみならず33カ国35会場でのランにはいろんなドラマがあった。
私は、東京にあるジェイ・スポーツのスタジオでそれぞれの会場のライブ中継を見ながら、自分自身も共走しているかのような気分でランナーたちの走りに注目していた。
こちらはカナダ、ナイアガラの滝のそばを走るランナーたち。

さて、レースの特徴なのだが…
コースは100km(最大標高差51メートルのとてもフラットなコース)用意されているが、ゴールはない。スタート30分後に走り出すキャッチャーカーに追いつかれた時点でレース終了(ゴール)となる。

よってゴール地点と走った距離は各ランナーによって異なるのだ。そのキャッチャーカーも時速15キロのペースでスタートしてじわじわとスピードを上げ、最終は時速35キロにまでなるという。
給水所は4~5キロ置きに設置。給水所では、水、スポーツ飲料、バナナが用意されているらしい。
各会場の優勝者、男女各1名にはトロフィーだけでなく、次回の2016年の大会で自分の希望する世界30数か国のいずれかの会場にて走る権利に加え、現地までの渡航費用と宿泊費も贈られる。
そして、世界で最後まで走り続けた男女それぞれ1名が、グローバルチャンピオンとなり、トロフィーと翌年の出場権だけでなく世界一周旅行が贈られる。
この大会はレッドブルがスポンサーとなっているが、その大会運営に関わるバックグランドもいろいろあって興味深い。
詳細は
こちら たとえば、大会のアンバサダーには100キロマラソン世界記録保持者の砂田貴裕さんや、
車いすバスケットボール元パラリンピック日本代表京谷和幸さん、レーシングドライバー 小林可夢偉さん、レッドブル・エアレースパイロット室屋義秀さんらがいて、大会のイメージアップに貢献されている。砂田さんはスペシャルチームを作るために選手選考会を行って、選ばれたランナーには特訓を行った上で今回のレースに参加してもらっていたという。
車椅子の参加も可能。

ただし、競技用の車椅子ではなく一般の車椅子を使うというのが世界共通ルールとしてある。
競技用の車いすを使ってのフルマラソンの世界記録は1時間20分14秒。これは平均時速で31.7キロ、健常者のマラソンの世界記録2時間03分59の平均時速は20.4キロと比べてもかなりの差がある。道具に依存する部分が大きいのである。一般の車椅子ではここまでスピードは出せないのだそうだ。
各会場のライブを見ていると、スケートボード(ロングボード)に座って手で地面をキック(?)しながら走るランナー(?)もいたし、赤ちゃんをバギーに乗せて押して走っているランナーもいた。

多様性…「みんなちがってみんないい」という発想が浸透しているというのは国際大会ならでは。
さらには、チャリティとしての要素を持つのだが、参加料は全体で約420万ユーロ(約5億6千5百万円)となり、その全額(税引後)と同額が、脊髄損傷の治療方法発見に取り組む研究に資金助成を行う非営利団体の財団「Wings for Life(ウィングス・フォー・ライフ財団)」の支援に使われる。
脊髄損傷については
こちらを

来年度の開催は既に2016年5月8日(日)に決定しているという。事前予約もできるそうだ。詳細は
こちらイベントクリップ動画
番組の全中継…英語です
*写真や動画は
大会公式サイトから借用
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- 2015/05/04(月) 23:54:47|
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【コメンテーター・デビュー〜ウィングス・フォー・ライフ・ワールド・ラン】

番組実況のアリーさんと…番組スタート前(写真提供は
Docue!(ドキュウ!)の山本さん)
5月3日午後遅く、東京にあるジェイ・スポーツを訪問。
「ウィングス・フォー・ライフ・ワールド・ラン」という地球規模のランニングイベントのコメンテーターとしてのオファーを受けての来京。
午後7時半の番組オンエア、そして日本時間午後8時には世界33カ国35会場で約10万人のランナーが同時スタート。
地球規模なので、早朝スタートの国もあれば、深夜スタートの国もある。
この大会、言い換えるなら、世界同時多発の鬼ごっこ。
すべてのランナーがスタートしてから30分後にキャッチャーカーと呼ばれる鬼ごっこの鬼的な存在がスタートする。
最初は時速15キロ、その後じわじわとペースを上げながら進んでいくのだが、このキャッチャーカーに追いつかれた時点でそのランナーはフィニッシュ。
いわばキャッチャーカーは移動するゴールとなる訳だ。
国単位の最終ランナーとなればそれがナショナルチャンピオン、33カ国のランナーで最後の一人になればそれがグローバルチャンピオン。
とにかく面白かったし楽しかった。
世界のいろんな風景が見れたし、33カ国35会場のさまざまなランナー(最終完走者68791名内日本人1983名)の走りも楽しめた。まるで自分自身が世界のいろんな所を走っているかのような気にさせられた。
北半球と南半球で気候も違う、雨が降っているところもあればカンカン照りのところもある。
参加するランナーも個性豊か…普通に走るランナー、車椅子のランナー、赤ちゃんをバギーに乗せて走るランナー、コスプレで走るランナー、見ていて飽きることはない。
そして、それぞれのランナーにそれぞれのゴールがある。
約6時間に渡って番組の解説をさせていただいたけれど、まさにPEACE RUNの精神「共存共走」を絵に描いたような大会。
世界中のランナーと同じ地球という惑星で、同じ空の下、走ることでつながっているということを実感できるのだ。
今回、テレビで世界同時中継されたことで、来年また多くの参加者が増えてくれることを願いたい。
今回日本では滋賀県高島市が会場となった。あいにく雨と暗闇の中で苦戦したランナーも多かったようだが、女子のナショナルチャンピオンとなった渡邉裕子さんは力強い走りで56キロという距離を走り切って見事グローバルチャンピオンの座に輝いた。
ランナー一人ひとりにさまざまなドラマがあって、それぞれの楽しみ方がある。
だから走ることって面白い。まさにランナー冥利に尽きる。
途中、PEACE RUNを紹介するコーナーもあって、バギー(
プレザント提供の
チャリオットCX2)も持参。

*
こちらのページにたくさん写真や動画が掲載されているのでぜひご覧下さい!
大会の公式サイトは
こちら
(ウィングス・フォー・ライフ・ワールド・ランの詳細については明日につづく)
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- 2015/05/03(日) 23:59:59|
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【ネパールへの贈り物】

部屋の片付けついでに、ネパールにシューズや古着を送ることにした。
昨夜その荷造りで段ボール箱2箱に履かなくなったシューズや古着をぎっしりと詰めた。
ただ断捨離で棄てるのではなく、これらのものがいろんな形でネパールの被災された方々に役に立てばそれはありがたいことだ。
ぴあぴと僕が着ていたお古のPEACE RUNTシャツもネパールへ…。
誰がこのシャツをもらって着てくれるんだろう…?
ひょっとしたら、僕がいつかネパールを訪ねた際に、このシャツを着た人と会うこともあるかもしれない。
そんなことを考えるとワクワクドキドキ。
ぴあぴは、かつて日本のエスニック雑貨店で購入したネパール製の服を送ることにした。
ネパールで作られて日本で着られていたものがまた里帰りをする訳だ。
ネパールでの地震をきっかけにいろんな人やものがまたつながる。
:*+:*+:*+:*+☆Love & Peace☆+*:+*:+*:+*:
*追記:ランナーの皆さん:マラソン大会の参加賞でもらったTシャツやタオル、もう使わないものであればぜひネパールに送りませんか?
ちなみに送り先は
こちら…
ネパールで被災された方々の一日も早い復興をお祈り申し上げます。
*テレビ出演情報5月3日滋賀県高島市で開催されるWings for Life World Run 2015の生中継(解説)でテレビに出演させていただくことになりました。
Wings for Life World Run とは…?
日本初、世界32カ国35会場の何万人ものランナーと一緒に走る世界最大級のランニング大会。
世界中のランナーが世界中同日同時刻スタートを切るのですが、普通のランニングレースと違うのは、追いかけてくるゴール「キャッチャーカー」につかまるまでランナーが走り続けるという点。
本大会参加費の全額と同額が脊髄損傷の治療研究の支援のために送られます。
J SPORTSでの中継ですが、チャンネルは途中で変わります。Ch3 19:30~23:00 世界最大級のランニング大会 ~Wings for Life World Run 2015~ 【Part1】Ch2 23:00~ 世界最大級のランニング大会 ~Wings for Life World Run 2015~ 【Part2】大会の公式サイトは
こちら深夜の時間帯の放送になりますが、もし録画等して頂いてご覧頂ければありがたく思います。
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- 2015/05/02(土) 10:27:46|
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