KAY'S BLOG

独行道~Lonesome Road of Running

8月31日は野菜の日

【8月31日は野菜の日】

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「や(8)さ(3)い(1)」の語呂合わせから、全国青果物商業協同組合連合会をはじめ9団体の関係組合が、1983(昭和58)年に制定した記念日です。

 栄養たっぷりな野菜を再認識してもらうとともに、野菜のPRを目的にしています。


「366日の旅 記念日編 今日は何の日」から



*****


日本人の目標は「1日350グラム」の野菜!

健康的な生活をするための目標として、厚生労働省は「1日350グラムの野菜を摂ること」を推奨しています。

平成23年に行われた同省の調査では、実際に野菜を食べている量の平均は「1日280グラム」で、ちょっと不足気味。

特に20代~40代の若い世代の野菜不足が目立つ結果となっています。


「クックパッド・ニュース」から



*****



今日は野菜の日。ふだんお肉ばかり食べている方は特に野菜をたっぷり食べませんか?

基本は菜食の私、完璧なヴィーガンになれればいいなと思いつつ、今はもちろん魚や鶏、乳製品や卵も時々食べるのですが、やはり野菜のない食事は考えられません。

2年前にファスティングしていた時も野菜や果物のフレッシュジュースを飲んでいました。

野菜や果物だけで生きているローヴィーガンの人たちもこの世界にはおられるんですね。

シマウマやキリンなどの草食動物はやはり平和主義者。ヴィーガンの方々には温厚な方が多いのはやはり食事の影響もあるのかもしれませんね。

2年前、一時的に乳製品・卵などをやめて、野菜中心の食生活をしていた時期、気づいたことがいくつかあります。

ここに記したことがすべての人に適応するかどうかわかりませんが、私の気付きとして残しておきます。


*フィジカル面

・お通じがいい(便秘解消)

・快眠(寝付き・寝覚めとも良好)

・体臭が消える(便も無臭に近くなる)

・体温が上がる(体が冷えなくなる=病気しにくくなる=長生きする)

・体重・体脂肪が減る(ダイエット効果)

・疲れにくい体になる(長距離ランナー向け)

・肌がつやつやする(若返ります)

・少食で済む(妻のぴあぴと一人前を分けて食べています)


*メンタル面

・ポジティヴになれる
 
・穏やかな気持になる=怒りの感情が薄れる
  
・いろんなことに満足できるようになる

・忍耐強くなる


*その他

・食費が抑えられる(その分有機野菜にお金をかけられる)

・食器洗いが楽(油を使わなくなるため)

・買い物が楽(野菜果物コーナー以外立ち寄らない)


栄養学的なことはよくわかりません(妻のぴあぴが詳しいので)が、体は確実に活性化しているということでしょうね。

体内年齢は30代(実年齢の約半分)、体内脂肪は以前ひとケタ。

超長距離を走ることにおいてもシマウマやキリンのようにゆったりまったり(月間1000キロレベルで)走れる。

菜食の効能はまだまだ他にもあるのかもしれません。

特に同世代の皆さん、健康診断の数値にあれこれ問題があるようでしたら、美食よりも菜食をオススメします。


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テーマ:食と健康 - ジャンル:ヘルス・ダイエット

  1. 2017/08/31(木) 05:41:40|
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冒険家の日

【冒険家の日】


1986年 『植村直己物語』予告編


「冒険家の日」というのがある。

今日8月30日がその日。



1970(昭和45)年、植村直己がマッキンリー単独登頂に成功し、世界五大陸最高峰の征服を成し遂げました。

また、1965(昭和40)年、同志社大学南米アンデス・アマゾン遠征隊によるアマゾン川源流からのボート下りと

1989(平成元)年の堀江謙一による小型ヨット太平洋横断もこの日です。



「366日への旅〜記念日編」から







さまざまな冒険をする人たちがこの世界にはいる。

地球上のほとんどすべての場所に人類未踏の地はもはやなくなったと言われる。

それだけに冒険をする人たちは、他の人とは違う、他の人がやらないような究極のチャレンジに挑むのだ。

可能な限り高みを目指す登山家がいる、極地を目指す人たちがいる。砂漠を横断する人がいる。七つの海を股にかけて航海する人がいる。空を自由に飛び回る人がいる。大河をイカダで下る人がいる。

五大陸を自力で移動する人たちもいる。移動手段に徒歩やランニング、自転車やリヤカーを使う者もいる。

アドヴェンチャー・ランナーになってから、この手の方々とあちこちでつながってしまった。

今も、この時間リアルタイムで、誰かが地球上の何処かで冒険をしている。

フェイスブックやツイッターで、彼らが今どこにいるかもすぐわかるし、地球の裏側にいても極地にいても、ネットワーク圏内にいてお互いがオンラインであれば即座にメッセージのやりとりが可能だ。


どんなレベルであれ、冒険はそれぞれが決めた目標に向かって一歩ずつ進んでいくことなんだろう。

「みんな、それぞれが、何か新しいことをやる、それはすべて冒険だと、僕は思うんです」

植村直己氏もそう言っている。

「大切なのは、夢の大小ではなく、またそれが実現できたかどうかでもなく、その夢に向かってどれだけ心をかけることができたか、心の大小が大切だ」

冒険は文字通り危険を冒すことなのだけれど、命を失ってしまっては元も子もない。

「冒険とは、死を覚悟して、生きて帰ることである」

同じく植村氏の言葉だ。

「『冒険とはなにか』というと欠かせない条件は、第一に危険があること。第二に主体性があること。たとえば徴兵されて戦場へ行ったら、これは危険はあっても主体性はないから、冒険じゃない。だから『危険』と『主体性』この二つがあればなんでも冒険なのですよ、よかろうが悪かろうが。価値観は無関係」


幼い頃から、探検や冒険に憧れていた少年は、自転車旅行や野宿にハマって、国内からやがて海外の自転車旅行へ。富士山や乗鞍岳山頂をマウンテンバイクで登頂し、マラソンやウルトラマラソン、トライアスロン(アイアンマン[=鉄人]レース)にもチャレンジ。

走ることに夢中になった挙句、走って世界五大陸4万キロを目指すようになった。

笑い事ではないのだけれど、笑える話でもある。

幼いころの夢をずっと持ち続けたからこそ、今のアドヴェンチャー・ランナー 高繁勝彦がある訳だ。

夢は見るためにあるのではなくて叶えるためにある。

人生とは夢を現実のものにするための舞台(ステージ)と言うべきだろうか。

若者のみならず、いくつになっても、40代50代60代であっても、それは同じ。

ひとつ夢を叶えたからといってそれで人生は終わる訳じゃない。

夢はいくつ叶えたって構わない。ひとつでも多く夢を叶えられたらそれはそれで幸せなことだから。

できるできないよりも、やるかやらないかだ。


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まだ夢の途上にいるのであればこそ、未知の可能性を秘めた自分自身をもっともっと知ることなんだろう。

人生そのものを冒険にしてしまった我が人生、未来はまだまだ見えない。

だからこそ、一本の道を二本の脚で走り続けるのだ。

夢と希望に満ちあふれた我が人生を悔いのないものにするために、二度と帰らぬ今という時間を完全燃焼すべし。


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*関連サイト

・JACC日本アドベンチャーサイクリストクラブ公式サイト
「ペダリアンドットコム」


植村直己冒険館

  兵庫県豊岡市(旧日高町)は植村直己氏の生家のある町。植村直己冒険館は彼の偉業を讃えるために作られた。

  毎年植村直己冒険賞を設け、彼の優れた人となりを後世に継承するために設けたもので、

  自然を相手に創造的な勇気ある行動
をした人または団体に贈られている。


日刊スゴイ人「冒険家」のタグ



「PEACE RUN世界五大陸4万キロランニングの旅」公式サイト

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  1. 2017/08/30(水) 17:36:50|
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ナルシストたれ

【ナルシストたれ】

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一生というものは、美しさを作るためのものだ、自分の。

そう信じている。



…土方歳三「燃えよ剣」…司馬遼太郎botの名言・名文から




*****



内面だけではなく、外面(そとづら)も磨いておけ。

生き様は顔に出る。いくら隠そうとしても隠し切れない。

だからこそ、自分自身が納得のできる自分を作るのだ。

やりたいようにやって、生きたいように生きて最期を迎えよ。

そのために、今できることに全力で取り組め。

あきらめるな、やり通せ。挫折というのは目標の途上でしかない。

あきらめなければ必ず成し得ることが山ほどある。

誰かが陰で何を言おうと気にする必要はない。

直感を頼りに動け。直感こそは神の声と思え。

どんなものであっても己の生き様を誇りと思え。

誰かに対してではなく、いつも自分自身に誇れる自分たれ。

ナルシストたれ。自己を最も愛せる自分であれ。


…アドヴェンチャー・ランナー 高繁 勝彦


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  1. 2017/08/29(火) 23:29:42|
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日常雑感082817

【日常雑感082817】

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旅人は、出会いと別れを繰り返しながら、街から街を訪ねて回る。

僕にとっての旅の鉄則は、どんな街も自分を歓迎してくれているんだという思いを持って足を踏み入れること。

その街にいるどんな人にも笑顔と愛情を持って接することができること。

やさしさやおもいやりは、期待するものではなく自ら誰かに与えるもの。

ハッピーな気持ちは、誰かが与えてくれるものではなく、自らつくり出して誰かに与えるもの。

旅人にしかできないことがあるのだとしたら…

感性のチカラ…感謝感激感動を忘れずに、旅で経験した素敵なできごとを、できるだけ多くの人とシェアすること。



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自分に足りないもののことばかり考えていても仕方ない。

自分に今あるもののことを考えた方が幸せであり得策だ。

足るを知るということは、あるもので間に合わせる、ないならないで済ませる…そして、変わるものは変えようと努力するが、変わらないものはそっと受け入れる生き方・考え方なのだ。



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  1. 2017/08/28(月) 23:33:59|
  2. 日常
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寺内町燈路(じないまちとうろ)

【寺内町燈路(じないまちとうろ)】

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26日夕方には富田林寺内町で開催される寺内町燈路へ。

寺内町で年4回あるメインのお祭り(1月の初鍋巡り、3月の雛めぐり、8月に寺内町燈路、10月に後の雛めぐり)の内3番め。

大阪府内唯一の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている富田林寺内町および、その周辺の商店街で開催される“じないまち四季物語2017「夏」寺内町燈路”。

8月の最終土曜日が開催日で今年4回め。

約1000個の行燈が通りに並べられ、江戸時代から昭和初期までの伝統的な町家が軒を連ねる町並みを幻想的に照らす風景は圧巻。



一本歯下駄トワイライトウォークなるイベントを企画したものの参加者がたった一名。

8月最後の週末ということで皆さんあちこちに出かける予定があったのであろう。

まずは、浄谷寺(じょうこくじ)を訪ねた。


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弦の調べなるイベントが本堂で…心地よい二胡の音色が漂う。

まだ、外は明るく、燈路の灯りの点灯も午後6時半とのことだった。


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住職の十石さんのお話…



コンサートのあとは数珠繰り(じゅずぐり)なるイベント。



大きな珠で作られた数珠を集まった人たちの手で回していくのだが、左から右、時計回りに回しながら、一番大きな珠は阿弥陀如来さま、本来の数珠なら阿弥陀如来さまを越えてはいけないので掌の中で逆回しにするのだが、みんなでやる際には、この一番大きな珠に頭を下げて同じ方向に回し続けるのだそうだ。

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一見、掃除機のホースのよう…


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この親玉が阿弥陀如来さま


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住職さんのお話を聞いています…寝ていません(笑)。


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走馬灯…懐かしい


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幻想的な寺内町の夜…









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  1. 2017/08/27(日) 22:57:36|
  2. 富田林
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シール・エミコさんに再会

【シール・エミコさんに再会】

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自転車冒険家のシール・エミコさん。私もメンバーであるJACC日本アドベンチャーサイクリストクラブのひとり。

末期ガンで、日本ではもう治療のしようがない…それでパートナースティーブの母国オーストラリアに旅だったのが6年前の2012年春。

毎年、帰国して近況報告してくれるエミコさんに会えるのもある意味奇跡なのかもしれない。

人工肛門・人工膀胱を体に入れられ、車椅子がないと移動できない時期もあったが、今回は杖一本で軽々と歩ける状態。

エミコさんは会う度に元気になり、キレイになり、見るからに健康になっていく。

これが17年もガンを患っていた人なのか…ということが不思議すぎるくらい。

人一倍周りに気を遣い、笑顔を絶やさず、関わる人々に声をかけ続ける…そんなエミコさんを見ていると、自分自身はまだまだ至らない人間だと思い知らされる。

世界12万キロを走ってきたがゆえに、いろんな人々の思いも感じ取ってきたのだろう。


生きていれば何とでもなるのが人の人生…生きていればこそ何とかできるのも人の人生。

生きて走って旅をする…世界12万キロを走ってきたエミコさんが、2年後には世界一周自転車旅行の残りを走る旅のスタートを切れるように祈りたい。

何があろうともいいように考えて行く…エミコさんの言う通り、気長にやって行くのがいい。

ゆったりまったり…あせらずあわてずあきらめず…

生きていくということは、何があっても動じることなく、夢と希望を持って前に進んで行くということなのだ。


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  1. 2017/08/26(土) 23:44:35|
  2. WORLD PEACE
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老いるのではなく成長する

【老いるのではなく成長する】

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50代半ばを過ぎて思うこと。

いつまでも若い時のようには行かないけれど、その一方で、若い頃にはなかったいい部分もきっとあるはず。

肉体的な衰えはあって当然。

瞬発力や平衡感覚、巧緻性といったものは確かに10〜20代とは比べ物にならない。現状維持できている能力のようなものもあるが、頑張った所でせいぜい現状維持。それを衰えさせないように何とか頑張っているといった具合だ。

30代にはまだ無理もできた。40代は無理をするとガタが出た。

50代はもう無理をすまいと思うようになった(笑)。

メンタル面でもそれは同じ。

若い頃は、軽率で、思いつきで行動するような場面が多々あったが、今はそこそこ冷静に物を考えて判断する力も身についた。大胆かつ慎重さを兼ね備えたチャレンジャーだと自負していいのだろう。

情熱の持ち方も、若い頃のようにパーッと勢いで何かに取り組んで一瞬で消えていくようなものではなくなった。じわじわと情熱を燃やしながら、熱くなっても決して覚めることなく情熱を温存するあり方を理想とする訳だ。

樽で熟成された琥珀色のモルトウイスキーのように味わい深くまろやかさを秘めながら、いぶし銀のように一見くすんで華やかさには欠けていても深みのある生き方ができるように…。

今までやってきたいろんなことが、ここにきてひとつの意味を持つようになる。

そろそろ、腰を落ち着けて、じっくり物事に取り組むべき年齢なのかもしれない。

ただ我武者羅に頑張るだけではなく、その頑張り方を大切にしたいと思うのだ。


人間としては不完全な存在、成長すべき部分はまだまだ残されている。

老いている場合ではない、成長し続けなければ…と思わされるのである。

老化というのは意識した時に始まるもの。意識しなければそれは成長に変わるのかもしれない。

細胞も肉体の一部ではあるが、いい波動を受ければ決して壊れることなく、活性化していくものだと信じたい。


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一本歯下駄を履いていればこんなこと(フラミンゴのポーズ)もできる…(笑)

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  1. 2017/08/25(金) 23:28:19|
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牧野富太郎植物学博士の教え

【牧野富太郎植物学博士の教え】

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5年前の二度目の日本縦断で高知市を訪ねた際に牧野植物園を訪問。

そこで、植物学者牧野富太郎氏について学んだ。

牧野氏もマニアックな人だった。その生涯のほとんどを草花の研究に費やし、世界中の多くの植物学者に大きな影響を与えたという。

母方の祖父岡本勇二は早くに他界したが、彼にとって京大で牧野氏と共同で研究できたのはある意味素晴らしいことだったに違いない。30代で亡くなったと言うが、生きていればもっと有名になっていたのではないか?学者にとっては有名になることなど大した意味なんてないのかもしれないが…。 



*****



人の一生で、自然に親しむということほど有益なことはありません。

人間はもともと自然の一員なのですから、自然にとけこんでこそ、はじめて生きているよろこびを感ずることができるのだと思います。

自然に親しむためには、まず植物や動物となかよしの友だちになることです。

野や山の植物や動物にかぎらず、路傍の岩石や空飛ぶ雲ともなかよしになれます。

なかよしになるためには、あいてをよく知らなくてはなりません。

自然に親しむためには、まずおのれを捨てて自然のなかに飛びこんでいくことです。

そして、わたしたちの目に映じ、耳に聞こえ、はだに感ずるものをすなおに観察し、そこから多くのものを学びとることです。



『牧野富太郎植物記』(全8巻) 序文



*****



自然に親しむ…人間も自然の一部なのだということ。

自然に溶け込むことで生の喜びを知りえるということ。

己(=我欲)を捨てて自然の中に飛び込んでいく…自然との一体感を得るために一番大切なこと。

全身全霊で感じ取るものからあらゆることが学べるという考え…。

僕は植物学者でもないし、英語と雑学以外は大した学問も知らないけれど、自然から何かを学び取る生き方は、今という時代だからこそ絶対に必要だと思う。

我欲が元で起こりうる問題は数知れない。

エネルギー資源や宗教・人種・民族・領土に関わる紛争や問題…そんなことこの大自然の規模からみれば本当にちっぽけなもの。

100年後には今生きている人たちの大半がこの世から消えてなくなってしまうというのに…。

同じ時代に生まれ、生きて、この世界を分かち合える同胞であるということを推して知るべし…なのだ。


平和を求めるようになると人は皆自ずと同じ方向に向かう…

たとえ取り組んでいることがそれぞれ違ったとしても、目指すものは何ら変わらない。


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  1. 2017/08/24(木) 23:35:54|
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駆け抜けて夏がある

【駆け抜けて夏がある】

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夏は旅の季節…

僕の人生の大半、旅に出ていたのは夏という季節。

学生時代の国内自転車旅行、自転車に寄る富士登山と乗鞍岳登山、1991年のアメリカ縦横断自転車旅行、1994年のアラスカ北極圏〜カナダ横断、1994年〜1995年夏は南半球ニュージーランドとオーストラリア…。


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ランニングの旅に切り換わっても、2010年と2012年の二度に渡る日本縦断、2011年アメリカ横断、2013年オーストラリア、2014年ニュージーランド縦断、2016年西ヨーロッパ…

暑い夏が多かった。汗をダラダラ流しながら峠越えもしたし、炎天下、強烈な日差しを浴びて真っ黒になりながら大陸も横断した。

じっとしていることがなかった夏、常に何かに心動かされ、出会う人々に感謝して、いつも感激することばかりだった。


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旅で感性のチカラを磨き、旅を通じて生きるルールを学んできた。

50数年生きてきて、そんなことが今も続いていること自体不思議というか驚かされる。

16歳の頃には考えられなかったことだ。


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今も未来は僕にとって未知の世界。

今にフォーカス、今を楽しみながら、今を精一杯生きて走って旅をする。

駆け抜けて夏がある…夏だから思う存分汗を流して原野を駆け抜ける。

そんな生き方を自分自身とことん満喫したいと思っている。





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  1. 2017/08/23(水) 23:21:53|
  2. 冒険
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ノマド的シンプルライフ

【ノマド的シンプルライフ】

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異国で長く旅を続けていると、旅が生活なのか、生活が旅なのか、よく分からなくなってしまう。

毎日違った町を訪ね、様々な人に出会い、毎晩異なった場所で眠る。

いずれにしても日々移動の繰り返しだ。

旅はよく人生にたとえられるが、人生を旅にたとえられるような旅(人生の終りが旅の終りとなるような旅)ができたら…。

学生時代、自転車で旅を始めた頃から、僕の頭にはそんな考えがあった。


人が旅から学べることはたくさんあるのだろうけれど、僕が学んだ一番大切なことは、自分らしく生きていくということ。


「都会の喧騒を離れ、湖畔の宿でカウチに腰を下ろして紅茶を飲みながら、せきたてられるようにして生きてきたこれまでの暮らしを振り返ってみると、僕は一体何をしていたのか?という疑問を抱かずにはいられなかった。慌しさの中で、僕はすっかり本来の自分を見失ってしまい、なかば自分の影に隠れるようにして生きていたのだ」


1994年、僕がニュージーランドの南島、テカポ湖を旅していた日の日誌にはそんなことが書かれていた。

自分らしく生きていく…それは、なかなか簡単なことじゃない。

自分を偽ることなく、ありのまま、あるがままの自分でいられるように、まずは心のあり方を大切にすること。

世界中のどこにいても、誰と出会っても、僕は僕なんだと言えること。

周りの目は気にしない。なぜなら、僕は流れ去っていく風のような存在だから。

ただ、人々との出会いとつながりは大切にしたい。僕たちはみなつながっているのだということを確かめたい。






人間がつくりだしたものに振り回されたくはないけれど、自然がつくりだしたものには謙虚でありたいと思う。

そういう意味では、シンプルな生き方を求めるのがいい。

文明にスポイルされることなく、システムに翻弄されることのない日々を…。

人間は便利さ・快適さを求めていろんなことをやるのだけれど、時に自ら自分たちの生き方を複雑なものにしがちだ。


自分らしくある前に、人間らしくいられること。

うれしければ笑い悲しければ泣く、そんな素直な心のままでいられればいい。


あらゆるものと闘ったり争ったりする必要のない世界でこそ、僕らは自由になれる。そう信じよう。

現実は受け入れる。けれど、現実には振り回されない。理想に近づけるための現実と向き合う。



あらゆるものを快く受け入れることなんだ。

何かを拒めば拒むほど、何かから逃げれば逃げるほど、僕らは迷い、途方に暮れて行き場を失ってしまう。


人間らしく、自分らしく、大自然の中で、もっと自由に、もっとシンプルに…。

移動しながらも、新たな絆を探し求める。

自分の内に眠っているもうひとりの自分を見つけ出す、それがノマド的人生。


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テーマ:日々の暮らし - ジャンル:ライフ

  1. 2017/08/22(火) 23:21:10|
  2. 人生論
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IMAGINE PEACE!

【IMAGINE PEACE!】

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どんな町に行っても人の暮らしがあり、そこで暮らすための人の営みがある。

旅を続ける中で、そんな人々の暮らしを見守りながら、少しでも人々の笑顔にふれられればと思う。

平和な世界にこそ、平穏な暮らしを営む人々の笑顔があふれる。

僕はそんな場面に居合わせて、人々の笑顔からパワーとエナジーをもらうのだ。

僕が旅を続ける理由はそんなところにもある。


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大阪を走っていても、伊賀で走っていても、オーストラリアの砂漠を走っていても、ニュージーランドの山岳地帯で走っていても、常に僕の頭の中では、地球を走っているというイメージ。

同じ惑星の違う場所だけど、これが我が故郷といえるように、いつも自分が今いる場所を愛おしく思えるように…。

そして、土地だけではなく、その土地に住む人々や街をも愛せるように…。


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グローバルな思いが世界を変える。

国や国境なんてない、ただ、地球という故郷があるんだという思い…。

Imagine PEACE!(思い描こう…平和な世界を…)


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  1. 2017/08/21(月) 23:19:40|
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PEACE RUN2017諸国行脚(あんぎゃ)の旅

【PEACE RUN2017諸国行脚(あんぎゃ)の旅】

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9月に新しいバギーVIENTOⅢ号で旅立ちます。

ヨーロッパ第二弾は来年に延期。今回は2013年の環瀬戸内海ランニングの旅以来久々に国内を走ります。

しばらく会えてなかった人々との再会、初めての出会いを楽しめれば幸いです。


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今回の旅では(今までの旅と違う点がいくつか)…。

1)旅の資金はゼロでスタート:

今までのように好きな時に好きなものを買って飲んだり食べたりしていた訳ですが、水や食料も現地調達。

ホテルや旅館には基本お金がないので泊まれません。宿は基本テントで野宿。もし皆さんの善意で泊めて頂けるのであればためらうことなくお邪魔させていただきます。

与えて頂けるものは基本拒みません。

いわば托鉢(たくはつ)の旅。

走るために必要なカロリーは与えていただくしかないという状況。

オーストラリア、ナラボー平原での経験も去ることながら、ひもじい思いもするかもしれませんが、食べなくても走れる体を作れればいいのですね。

装備も最小限に…20代の頃やっていた自転車旅行のように、ないならないで済ませる。あるもので間に合わせる…そんなポリシーで旅をします。



2)平和をシェアする旅:

きな臭いニュースが世間を賑わす昨今、人は闘ったり争ったりしなくても生きていけるということを皆さんと共に語り、考える時間を持ちたいと思います。

平和な社会・世界であればこそ、人々は走り、旅をし、笑顔でいられる訳ですから。

行く先々で皆さんと平和な時間をシェアするのはもちろんのこと、ランナーの皆さんと共走できるのを楽しみにしています。




3)講演やトークイベント:

旅の途中できることとして、学校等で講演やトークイベントをやるつもりです。これまでの旅の経験をシェアする場でもあり、元教師ということもありますが、伝えるべきことを特に若い世代に伝えたいと考えています。個々のご家庭にお招きいただき、お話させていただくことも可能です。


7〜8月とフリーター的生活を送りながら、やはり私は走ることで生きていかなければならないのだということに気付かされました。

お金を稼ぐためだけに働くのではなく、好きなことをとことんやって人に喜んでもらえて、同時にそれが自分の生計を立てる手段となるように…。


一人でも多くの皆さんと出会えますように…。

旅の経過はフェイスブックはじめツイッターやブログ等でもお知らせします。

旅のコース上にいる皆さん、いろんな形で応援・サポート頂ければありがたく思います。よろしくお願い致します。


理解ある伴侶・良き仲間に恵まれて感謝感謝感動であります(笑)。

ぴあぴにはいつもいろんな形でアドヴァイスや助言をもらい、必要な時には必要なヘルプ・サポートをもらっています。



行き先は…まず、四国に渡ります。四国一周を考えていますが、旅のスケジュールやルートは一切空白のまま。お遍路のルートも通りますが、PEACE RUNということで特定の宗教に関わることはしません。

旅の計画・詳細については追ってまたお知らせ致します。


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  1. 2017/08/20(日) 20:16:30|
  2. 冒険
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一本歯下駄でリラックス・リフレッシュ・リスタート

【一本歯下駄でリラックス・リフレッシュ・リスタート】

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一本歯下駄は、無駄な力が入ればうまく歩けない。

特に凸凹のある不整地を歩けばよく分かる。

足首や膝の関節が硬いと転倒しかねない。

全身が柔らかいゴムかこんにゃくになったような気持ちで路面の衝撃を吸収する。

力みすぎず、適当な塩梅(あんばい)で歩くのがいい。

頑張れば頑張るほど無駄な力が入る。いかに力を抜くかがポイントなのだろう。

肩凝りや腰痛、膝痛などは不必要な所に無駄な力が不自然に入るがゆえに起こる現象。

武道でいう「自然体」が身に付くと、全身はリラックスする。リラックスしていると心身ともにリセットされて心地よい。

息を停めず、心が落ち着くように自然な呼吸を…。



心地よい状態が続くと頭と体がリフレッシュする。

物事をリスタートするのなら、心がそんな状態にある時がいい。


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一本歯下駄で走ろうとするなら、一本歯下駄での歩きを徹底的にマスターすることをおすすめする。

様々な路面…平坦な舗装路だけでなく、登り・下り、未舗装の凸凹道、歩道の点字ブロックの上、河川敷の砂の上…を歩いてみよう。

足が感じるものをどう受け止めるか…体だけでなく魂で感じられるのが一本歯下駄。


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  1. 2017/08/19(土) 16:17:27|
  2. 一本歯下駄
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明日は常に新しい日

【明日は常に新しい日】

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昨日を引きずらない、って大切なことなんだな。

過去にしがみついてたら先には進めない。過去は歴史でしかない。

過去から学ぶべきことはあるだろう。 

反省も時には必要かもしれない。

けれど、ただ過去を後悔するなんてまっぴらだ。

それでも、反省だらけの人生ってのはすっきりしない。

反省そのものが過去に執着するきっかけにもなりかねないから。

最初からすべてうまくいくという前提で事にあたるのがいい。


朝起きたら鏡を見て、鏡の向こうにいる自分に笑顔で微笑みかけてみる。

鏡の向こうにいる僕は、こちらに向かってどんな思いで接してくれているだろう?

失敗があったとしても、挫折するようなできごとがあっても、ピンチは常にチャンス。

チャンスとは転換期。タイミングなのだ。

あらゆることを柔軟に考えて、「こんなこともあるもんだ」と言えること。

いつでもリフレッシュ…そして、リセット&リスタートできる人生が理想だ。

思い立ったらいつでも好きな所にスタートラインを引けるということ。


「こうでなければいけない」は束縛でしかない。

歳を取ると頑固になり、がんじがらめで窮屈な人生を自ら作り出しかねないものだろうけど、そんなのはあまりにも不自由すぎる。

むしろ「何でもあり」の人生の方が楽しめるし面白い。

あらゆるものを寛容に受け入れられるなら怖いものなし。

ありのままがあるのまま…自分も他者もあらゆる森羅万象も。

まずは目に見えるままを見つめる。目に見えないものは感じるしかないのだから。

今起きているできごとや現象は、ひょっとしたら幻影や幻惑みたいなものなのかもしれないけれど、五感をフルに使って感じられるだけのものを感じてみるのだ。

直感を信じて、こころの赴くままに生きてみよう。

何が正しいとか何が間違っているとか頭で考えるよりも、全身で何を感じるか。

自分が進むべき道が示されるのはそれからだ。

感じるままに自分の道をひた進む。言葉や思想よりも行動の人であれ。

答えを求めようとする前に、なすべきアクションを見つける。

自分自身が最大の良き理解者であるならば、あえて理解者を求める必要はない。

過去が今をつくっているように、今が未来をつくり出す。

原因があって結果がある。未来に向けてどれだけいい原因をつくれるか、今は未来に咲かせるべき花の種まきの時。

繰り返そう…昨日はもう終わってしまった過去の話。

赤毛のアンも言っている…明日は常に新しい日、何の失敗もない…。

希望を持って情熱の炎を燃やす日なのだ。




*お知らせ

ながと旅ランin宇津賀にゲスト参加します!

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詳細はこちら









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  1. 2017/08/18(金) 23:59:59|
  2. 人生論
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低燃費の体を作る

【低燃費の体を作る】

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2013年にオーストラリア横断ランニングの旅では1200キロ砂漠が続くナラボー平原を走ってずいぶんひもじい思いをした。

町もなく、店もなし。ロードハウスと呼ばれる、ガソリンスタンド、モーテル、レストラン、バー、キャンプ場、売店のある複合施設が100〜200キロごとにあるだけ。新鮮な果物や野菜はほとんど手に入らない。

限られた食べ物と水で走れる限り走るしかなかったから、ある意味修行僧のような生活を余儀なくされる。

そういった経験を踏まえて、2014年のニュージーランドランニングの旅では、食べなくても走れる体を作ることをメインにメンタルとフィジカルを変えていった。

実験的に一日の摂取カロリーを1000〜1500キロカロリーで済ませるようにしたのだ。

基本は一日1.5〜2食。

オーストラリアから帰国して一時的に体重が増えたが、食事の見直しで体重も安定。

オーストラリアでは走るスピードが極めてスローで、涼しい時期だったのもよかったのかもしれないが、クラッカーと缶詰とドライフルーツとナッツだけで済ませられた。

今も、野菜や果物、穀物を中心に糖質は少なめ。

お腹が減っていなければ食べない。満腹になるまで食べない。腹6〜7分目で済ませるのがポイント。

人は、食べれば食べるほどお腹が減る生き物なのだと思う。

野生動物のように、お腹が減った時に少しずつ食べては移動するというのがたぶん自然でいいのだろう。

燃費の良い体で効率のいい走りがいい。

かつてのアメ車のように、車体が大きくて重くて、やたら燃費の悪い車では困る。

ウルトラランナーは、日本のコンパクトカーのように、小型で軽く、低燃費で小回りが効く車がいい。


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  1. 2017/08/17(木) 23:59:55|
  2. ココロとカラダ
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我がミッション〜走ることでできること

【我がミッション〜走ることでできること】

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その昔、僕は自分の殻の中に閉じ込もりっぱなしで、人と出会うことも、人とつながることもあえて避けるようにしていた。

めんどうなことに巻き込まれるのは嫌だったし、本当の自分を内に隠して人に会うことは何よりも自分の神経をすり減らすし、やたら疲れることばかりだったからだ。

楽しいことを見つけようと努力はしているつもりだったけれど、それは根本から間違いであることに気がついた。

日常のいろんな場面で楽しいことがたくさんあったにも関わらず、それに気づかなかっただけなのだということも後から分かった。

きっと僕は、ずっとダークでネガティヴな世界に身を潜めていたのだろう。

天の岩戸を閉ざしてしまった天照大御神のような悶々とした毎日が続き、僕は鬱屈とした人生をただひたすら耐えるだけの日々を送っていた。

お金には困らなかったし、安定した社会的地位と身分もあった。離婚して一人だったからそれなりに気ままな暮らしを楽しんではいた。

ただ、人生において、何か決定的なものが不足していた。10代から30代半ばの僕はそんなじゃなかったはずなのに。

49歳の春に、教師という仕事を辞めた。いろんなしがらみから解放されて、とことん自由を満喫しようと好きなことを好きなだけ楽しむ日々が続いた。

そうこうしている内に、僕は気がついた。

僕に欠落しているもの…それは、野心やハングリー精神。

ぬるま湯につかりっぱなしの人生。苦労を知らずに50年近くのほほんと生きてきたなれの果て。


旅に出よう。旅に出なければダメだ。旅に出て自分自身を磨こう。

そんな思いで、2010年の夏、僕は日本縦断ランニングの旅をスタートさせた。


「PEACE RUN2010日本縦断ランニングの旅」


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それが、人生の転機となるとは思ってもみなかったけれど、一筋の光が差し込んで、僕の人生を照らし始めたのは、まぎれもなくその旅があったからこそ。

あれからずいぶんと時は流れた。

ただの旅人にすぎなかった僕が、アドヴェンチャー・ランナーとして生まれ変わった。

アメリカ横断に始まり、オーストラリア横断、ニュージーランド縦断、そして昨年の西ヨーロッパ走破。

国外で1万7000キロばかりを走り、世界五大陸4万キロの残りは2万3000キロ。



思い返せば、あの当時、未来に対して不安がまったくなかったという訳ではない。

半ば投げやりな気持ちであったが、今はそれでよかったと思っている。


不安ではなく希望を胸に、先は見えなくても、今を一生懸命頑張ればいい…そんな考え方で進んでいけば、きっと物事はいい方向に進んでいくはず。

健全な肉体と精神があれば何とでもなる。そう信じて自分なりに考えた結果だった。


ちっぽけなエゴに凝り固まっていると周りが見えなくなってしまう。そ

れまでの僕は了見の狭い偏屈な人間だったに違いない。


そんな僕も、この7年間、いろんな気付きと学び、出会いと発見があって今に至っている。


そんな中で気付かされたのは、世のため人のためこの世界のために、何を成し得るかということ。

与えられた命と心と体で、魂の命ずるままに、何か人を笑顔に、そして幸せにできることを見つけなくてはならない。

自己満足だけで始めたことがいつの間にか意味を持ち始めたが故に気付かされたこと。

こんな僕にでも、人のため世のためこの世界のためにできることがある…そういった思いが今の僕を作り上げてきた訳だ。



まだまだ発展途上ではあるけれど、修行と修練はこれから先も続く。

自分を磨き、少しずつ完成に近づけていく。

一人の人間をひとつの作品と考えるならば、僕が完成するのはこの世で迎える最期の瞬間。


立ち止まらず、振り返らず。ゆったりまったりでいいから、じっくりゆっくり前に進んでいこう。

怖れるものなど何もない。

僕とつながっている人たちがいろんなところでパワーとエナジーを送ってくれているはずだから。

太陽のようにいつも明るい笑顔で、深く静かに流れる川のように穏やかな人でありたい。



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*明日の朝6時50分、「おはよう日本〜まちかど情報室」をご覧ください!




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  1. 2017/08/16(水) 23:16:34|
  2. 世界平和
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エゴではなくエコ

【エゴではなくエコ】

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覚えておこう。エゴは人と世界を狭く小さくする。

ケンカや戦争はエゴをむき出しにして、個人が、国がぶつかりあう現象。

ネガティヴなエナジーやパワーが炸裂するから周りにいる人々まで巻き添えにしてしまうこともある。


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一方、エコは人と世界を広く大きくする。

宇宙レベル・地球レベルで物事を見ることで、エゴは表に出てこない。

全体主義でありながら個々の人々の思いも汲み取って、最大公約数的な考え方を活かすことができる。

ひとりはすべてのためにすべてはひとりのために(One for all, all for one.)の考え方。

やさしさや思いやり・気配りがあればこそ、ひとりひとりは周りのことを考えるようになる。

とらわれることなくこだわることなくしばられることなく、常にあらゆる物事から解き放たれて自由であるのがエコ。

欲望に縛られたエゴは常に何かにとらわれ、こだわり、しばられている。

ゆったりまったり、スピードではなく生き方の質を高めることを優先するエコ。


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競い争うことが戦い争うことにも密接に関わっている。

今、僕らが求めるべきは、何かに依存することではなく、あらゆるものが共存する社会を築き上げること。

見直そう、僕らの日常を…少しでも世界が平和な方向に向かうように…。


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美しいもの、素敵なもの、素晴らしいものを見る時、人々の目が輝く。

そこに、何か愛情に似たものがきっと生まれてくるからなのだろう。

どんな人でも、どんな物事にも、美しくて、素敵で、素晴らしい部分があるはず。

汚い、醜い、ひどい、嫌な部分をみるのではなく、人や物事のいい側面を常に見出していくならば、自ずとそこに愛は生まれてくるに違いない。

何かを否定するところから争いや戦いが生じてくる。

ちょっとした違いを受け入れないところから憎しみや嫌悪感が湧いてくる。

みんな違ってたって構わない。

お互いの、みんなの、美しくて、素敵で、素晴らしい部分をほめたたえよう。

あらゆるものがとけあってひとつになる…それが僕らのあるべき姿だ。

今日72回めの終戦の日。

平和への誓いも新たに、少しでもいい、何か平和のためにできることを継続していこう。

この平和を次世代に伝える義務が我々にはあるはずだから。



:*+:*+:*+:*+ Love× Laugh→Peace +*:+*:+*:+*:



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  1. 2017/08/15(火) 22:46:16|
  2. WORLD PEACE
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回想:PEACE RUN2012日本縦断ランニングの旅PART2

【回想:PEACE RUN2012日本縦断ランニングの旅PART2】

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始めは自分のために走ってた。 


自分で楽しんで、自分で満足してればいいだけだった。 

でも、こんな楽しいこと・素晴らしいこと、もっと多くの人に知ってもらいたいし、楽しんでもらいたいと思うようになった。 

そうやって仲間ができて、みんながつながって、みんなとつながっていって、これがもっともっと規模が広がって行けば世界中がつながるんじゃないかって、冗談抜きに真剣に思うようになった。 

我が人生とこの命を懸けてできることが見つかった。 

これが自分のミッションだと思える・信じられるようになった。 

それがPEACE RUN…。 




***** 




話は2012年9月にさかのぼる…。 PEACE RUN2012日本縦断ランニングの旅PART2のゴールを鹿児島駅で終えたあとのこと…

フォレストガンプの冒頭シーンじゃないけれど、鹿児島天文館にある山形屋の前のベンチに座ってたら、あるおばあさんに話しかけられて、あれこれ話している内に1時間ばかり過ぎてしまった。 

僕は午後7時過ぎの夜行バスの時間まで暇を持て余していたし、おばあさんも買い物の後、雨宿りがてらにベンチにやってきたようだった。 



83歳のアサ子ばあさん、我が両親より3つ上。まだお元気なら88歳になっているはず…。 

元小学校教諭。鹿児島県内の小学校をいくつか赴任したというが、今も地元での元教え子たちとの交流があって、元来話好きな性格がいろんなところでプラスに働いているように見受けられる。 


戦争という時代を経て、同じ世代の男性は皆兵隊となって戦地へ…。 

生きて帰ってきた者もいれば、戦地で生きて帰らぬ人となった者もいる。 


「国のため…といって出て行ったけど、国のために命を捨ててどうなるの…」 


60数年も昔にタイムスリップしていたのか、アサコばあさんの言葉の語気が一瞬強くなった。 

終戦直後の鹿児島市内の様子を話してくれた。 

山形屋のデパートがあった場所も、終戦後には闇市があちこちで出ていて、そこらじゅうが焼け野原だった。 

ストリートチルドレンもあちこちにいたし、みんながみんな生きていくのに必死だった時代だ。 


それから72年たった。 

いろんなものが変わり、世の中も当時とは比べ物にならないくらいになってしまった。 


「世の中は確かに便利になったみたいだけど、あたしはそんな便利にならなくたっていいと思う。便利になってみんなが幸せになるならいいけど、みんなが幸せになってるようにも見えないからね」 


確かにそうなのかも知れない。 

便利さのために人が不幸になったり、人が何かを犠牲にしたりするっていうのはおかしいのだ。 


「長生きしたから今みたいな時代を見れていいんだけど、16~17歳で戦争に行って死んだ連中に今の時代を見せてやりたかったね」 


終戦当時17歳、アサコばあさんたちの世代が出陣した最後の世代になるのだ。 



「戦争がなかったら、今の日本もまた変わってたろうね。いや、やっぱり戦争はすべきじゃなかったんだわ」 


戦争のない時代、戦争のない世界を実現させること…それが今を生きている者の使命ではないのか…。 


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一人一人を気遣い、みんなのために行動する…平和はそんなところから生まれてくる




その後、家族の話や学校の話、僕の離婚の話や9年会っていない娘の話にまで話題が飛んだ。 


「人生いろいろあるさ。いろいろあるから人生なんだわ」 


顔に深く刻まれたシワが彼女のその話が真実であることを物語っているようだった。 


「でもね、逃げたらあかん。何があっても逃げたらあかんの。いろんなつらいこといっぱいあったけど、つらいことはいつか終わる。終わったらまた楽しいこともある」 


自分に厳しく人に優しく…アサコばあさんはいつもそんなポリシーで生きてきた人なのだろう。 

自分に甘く他人に厳しく…今の時代ではむしろ珍しくないことなのかも知れないけれど…。 


戦争を経験してきたからこそ、辛い時代を克服してきたからこそ今のアサコばあさんがいる。 




平成の今、あらためて昭和という時代を振り返ってみる。 

人生の大半を昭和で過ごしてきた人々にしてみれば、今の若者たちの行動や考え方には首をかしげることも多々あるだろう。 

それも時代の流れであるには違いない。 

平和ボケしてしまった日本人が国の大半を占め、自分さえよければ…という考えが横行してしまうことで社会はぎすぎすしたものになっていく昨今。 



ふとひょんなことがきっかけで延々と話しこんでしまったアサコばあさん、まるで他人とは思えないような気がしてならない。 

きっと前世では何かつながりがあったのだろう。 




僕はアサコばあさんに名刺を渡し、アサコばあさんはメモ用紙に連絡先を書いてくれた。 


「お腹すいてないか?」 


と言って、買ってきた一房のバナナから4本ちぎって差し出してくれた。 


「バスに乗る前にこれで晩御飯でも食べて」 


と言って、千円札を僕の手に握らせてくれた。 



別れ際に、アサコばあさんは目を潤ませながら言った。 


「あんたね、もう会うこともないかも知れんけどね、元気で旅を続けなさいよ。あたしも旅行は好きであちこち行っていろんなもの見るけど、もうこの先長くないから…。あんたはまだまだこれから頑張って、あたしの分までいろんなものを見て、いろんな人に会って、いろんなことを楽しんで来なさいな」 


アサコばあさんはその小さな両手で僕の手を握り締めて上下に振った。 


「今日はいい人に会えたわ。ありがとう」 



僕は、アーケード街にゆっくりと消えていくアサコばあさんの後ろ姿を見送った。 



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アサコばあさん、ありがとう。 

アサコばあさんと出会ったこと、ずっと忘れませんよ。 


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  1. 2017/08/14(月) 23:59:59|
  2. 冒険
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違いは個性

【違いは個性】

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世の中を◯と☓だけで分けようとしても難しいんです。

△もあれば□もある…◎もあるかもしれません。

自分という人間は世界に一人…似たような人がいたとしても100パーセント同じだなんてありえない。

違いがあるからユニークなものが生まれてくる。

そして、誰もが誰とも違う自分自身を生きている。

世の中はそんな人で成り立っている。

本当の平和を求めるのであれば、敵味方は作るべきじゃないし、一切争うことも必要ないんでしょう。

理想論と言われるかもしれません。でも、理想なくして未来はありません。

理想はたいてい現実とは異なるもの。

理想に向かって日々邁進しつつ、理想を現実に近づけていくのも私たちの務めですから。

私には人を批判したり人を責めたりすることはできません。

誰が正しくて誰が間違っているかなんてその場その場で変わるかもしれないし、今正しいことも後々には間違っているということもあるでしょう。




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歴史という大きな河はあらゆるものを飲み込んで大きな流れをつくるもの。

小さな流れも結局は本流に流されてひとつの流れとなり大海に向かっていきます。

一番はみんなと共存することじゃないですか。

違うからダメ…じゃなくて、「みんなちがってみんないい」ってこと。

寛容な気持ちであらゆるものをありのままあるがままに受け入れられること。

地球に愛と平和を、皆さんの心に平穏を…


:*+:*+:*+:*+ Love× Laugh→Peace +*:+*:+*:+*:


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テーマ:今日のつぶやき。 - ジャンル:日記

  1. 2017/08/13(日) 23:59:59|
  2. 人生論
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山に魅せられて

【山に魅せられて】

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山岳は人類の故郷である。

吾輩の遠き祖先はこの森に山に生活してゐた。

文化の惰力は今や天地創造の神の法則から脱線しつゝある。

危ない哉!恐るべし!人類は将に己の武器で自殺せんとしてゐる。

燦たる文明の光の裏にもなほ生存競争の悪魔は潜伏しているではないか!?

暗き森!高き山!これぞ實に神の住ひであり天國へ通ずるの門口である。

行け!急げ!森に!山に!

探れ!無盡の寶庫!

叩け!天然の偉大なる学堂を!

鍛へ!抜山蓋世の大和魂を!

洵に山巓は神の聖壇である。



---岡本勇治「世界の名山 大台ケ原山」から




*******




祖父岡本勇治は植物学の研究で知られた人であった。祖父は、植物学者牧野富太郎氏や小清水卓二氏とも交流があり、95歳まで生きた牧野氏に比べ、33歳という若さで他界したがために、さほど名を知られるまでには至らなかった。

しかし、実家に帰省していた昨日、父からもらった一枚のコピーに、上記のメッセージがあり、「岡本勇治」でネット検索していると変愚院さんの「ペンギン夫婦の山と旅」というブログにヒットした。

そのブログの記事「世界の名山・大台ケ原」では祖父の著書が紹介されていた。

大正12年発行で、文体は上記の通り文語調。難解な言葉がやたら多く、辞書なしでは完読は難しいかと思われる。


祖父といっても母の実父であり、母が2歳の時に亡くなっているので、母自身も祖父に関する記憶はほとんどなく、母は主に祖母や兄から祖父の人となりについて聞かされていたようだ。

しかし、上のメッセージを読んでみて、自分自身の中にも確実に祖父のDNAが含まれているということを直感した。



過去に一度だけ大台ケ原を訪ねたことがある。もう20年以上も前のことだ。

文明に汚染されていない大自然の中で、自分自身が妙にハイな気分になるのを感じた。それはランナーズハイにも似たものかもしれない。

最近、山に行く機会が増えてきて、やたらと野性に返ろうとする自分自身に気づく。それは、この時の感覚がじわじわと蘇ってきている証拠だろう。

祖父が上のメッセージを書いた際には、明らかにこれと同じ感覚があったに違いない。

それを、仮に「ネイチャー・ハイ」と呼ぶことにしよう。

野性に返ろうとする生き方、自然回帰の思想がそこには息づいている。

古来、修験者たちが自然の中に神を見出した理由が、最近何となく分かったような気がする。


近々、祖父を偲んで大台ケ原に行ってみようと思う。




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  1. 2017/08/12(土) 20:59:57|
  2. アウトドア
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夏が来れば思い出す

【夏が来れば思い出す】

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この写真を撮影していたのは2011年アメリカ横断ランニングの旅のさなか、ユタ州の砂漠地帯。気温42度。

木陰もなく熱風に吹かれながら時速7〜8キロで走っていた。

汗はすぐに蒸発し、口の中もカラカラに。涙を流そうにも体中の水分が枯渇しかけたような感覚。

なぜ僕は走るのか…?

時に自分にそんな問いを投げかけるも、僕の頭は既に飽和状態に達していたのだろう。

ただ、何があってもゴールまでは走り切ろう…そんな思いだけで砂漠をひた走る。





励まし屋が僕のために作ってくれた"Go The Distance"を聞きながら、気持ちを奮い立たせ、セルフタイマーでこの一枚を撮影。

暑さごときに負けてどうする?

ここは砂漠、暑くて当然…情熱の熱さがまされば、こんな暑さは大したことないのだ。

アメリカ横断のまだ4分の1ほどしか走っていない…

一日走っても、一週間走り続けても変わらぬ風景…肉体の辛さよりもメンタル面でタフにならざるをえない…

旅を終えて、あらためて思うのは、生きていてよかったということ。

生きているからこそ、暑さや辛さを感じられるし、苦難にも耐えられる。

素晴らしきかな、我が人生!



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荒野に足を一歩踏み入れてみれば分かる…

自分がいかにちっぽけな存在であるか…

暑いだの寒いだの

腹が減っただの疲れただの

誰もそんな戯言には耳を傾けてくれはしない

「甘ったれるな

自然をなめてかかるな

ちっぽけな自分自身にとらわれていてはこの世界は見えてこないぜ。

お前は虫けら同然なのさ…」

そんな声もどこかからか聞こえて来る。

もっともなことだ。

ここでは僕は風景の一部でしかない。

大自然に含まれることで僕はその役割を果たしているのだ。

だが、待てよ…それでもこの生命はまだまだ輝きを放てるのだ。

生きて走って旅をして…世界の果てまで行ってみよう。

自分が生きた証(あかし)をこの世界に残すために…。

2011年、アリゾナの荒野で、僕はそんなことを考えていた…。


夏が来れば思い出すのはいつも砂漠の風景…それは、僕の心の中にある原風景なのかもしれない。


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  1. 2017/08/11(金) 23:48:36|
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毎日50キロ走る体と脚と心を作る

【毎日50キロ走る体と脚と心を作る】

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ランニングの旅のさなか、基本毎日50キロを走り続ける。

もちろん週に一度は休養のためにオフを入れる。

地形や気候によってそれが30キロになったり60キロにもなったりする。

アメリカやオーストラリアでは60キロ超、一度だけ70キロという日もあった。次の日に疲れが残るので50キロという距離はベスト。

それでも、月間1200キロは十分走れる。


2012年7月の月間走行距離は1213キロ。

走った日数は30日、オフはたった一日だけだった。

スピードを抑えて、きちんと体のメンテナンスを行えば月間1500キロは走れる。





毎日50キロを走り続ければ、疲労も貯まるかもしれない。だが、ある程度体が馴染んでくると、細胞は活性化される方向に向かっていく。

できるだけ体をいい方向に持って行こうとするために体中の細胞がフル稼働する。恒常性を維持することが免疫力を高める訳だ。

最初は筋肉痛などもあったけれど、次第にそれもなくなる。

壊れた細胞を急ピッチで修復するように頭が体に指示を出す。



冬は走らないので、気候的には春や秋がいいのだけれど、夏の暑さはやはりこたえる。

過去、砂漠の平原で40度を超えたこともあった。過去に経験した最高気温はアメリカカンザス州キングマンでの約47度。

日本ではせいぜい38〜39度までで40度を超えたことはなかったが、それでも湿度の高い日本の夏は走りづらい。まとわりつくジメジメした暑さはランナーにとってダメージも大きいからだ。

そういう意味では大陸の乾いた気候の方がまだましと言える。何より木陰で風が吹けば体感温度はかなり下がる。

ただ、こまめに水分補給をしなければ脱水症状は免れない。


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僕の旅では、時間制限や関門などの縛りがないから、朝スタートして、その日の内に目的地にゴールすればいい。ただそれだけだ。

食べたり飲んだり休んだり…それは自分自身で適当に決める。

江戸時代あたりの日本人は徒歩で旅をしていたが、老若男女を問わず一日10里(約40キロ)は普通に歩いていたらしい。

だから、50キロもそう変わらない。走ると言っても重い荷物を積んだバギーを押していたら1キロ8〜9分、上り坂では1キロ10分程度のスピード。心拍数はほとんど上がらない。

旅の最初の1週間で体はできあがる。筋肉痛ももちろんある。毎日体を動かすことで脚と体が旅に馴染んでくる。

あとは、メンタル…

ふだん5キロを走るような感覚で50キロを走る…何を当たり前とするかで体は頭の言うことを聞くもの。

毎日50キロを当たり前のように走れば、体も頭もそれを当たり前だと受け止めるようになる。

人の体というのはやはり素晴らしい。

体中の細胞がきちんと機能するように、メンタルは常にポジティヴで。

ネガティヴな意識が疲労を増幅する。体の機能を低下させる。

ポジティヴであれば、病気や怪我もしない。そういう信念でいればいい。

大切なのは楽しむこと。辛かろうが苦しかろうがすべてありのままあるがままに受け入れる寛容な気持ちがあればいい。

メンタル面で常に解き放たれていること。

変な義務感や束縛があることで人のココロとカラダは微妙に損なわれていく。

常にゆったりまったり…あせらずあわてずあきらめず…。


今もリアルタイムで走り旅を続けている人々がいる。本州縦断フットレース(青森〜下関)に入れ代わり立ち代わりチャレンジされる方がおられるのだ。

レースとは言いながらも旅の要素が強いので、トラブルやハプニングも避けられない。

何があろうとすべて楽しむつもりでいるのがいい。

「そういうものだ」「これでいいのだ」「なんくるないさ〜」「てーげー」「ケ・セ・ラ・セラ」

僕の旅ではそういうことばを声を大にして口にすることでおまじないのようなものにしていた。

大らかに、心穏やかに…。

大空を舞う鳥や、原野を駆け抜ける野生動物になった気持ちでいるのがいい。


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  1. 2017/08/10(木) 05:42:00|
  2. マラソン・ランニング
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8月9日に思う

【8月9日に思う】

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命は生きるために使われるべきものであって、人はその生命を使って幸せにならなければならないのだと思う。

そして同時に、自分と同じように命を使って生きている人々の幸せを願ってこそ生きる価値が生まれてくる。

自分だけでなく周りにいる人々をも幸せにしてこそ人は輝き、そんな人々がいればこそ世界は繁栄し平和へと向かっていく。

言うまでもなく、人というのはこの地球という惑星に暮らすすべての人々である。

国籍や人種、民族、宗教、信条、年齢、性別等のジャンル分けは人間が自分たちの都合で勝手に作り出したものであって、本当は必要のないものなのだ。

我ら地球人(=世界市民)はこの大空の下、地球という惑星の上でみんながみんなとつながっている。


:*+:*+:*+:*+ Love× Laugh→Peace +*:+*:+*:+*:




*8月9日は「ハグの日」

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人と人とのつながりを育むハグ(Hug=抱きしめる)。大切な人に大切であることを伝えるハグ。

人を信じ、勇気を与えてくれるハグを多くの人に理解してもらおうと、広島県広島市の「89(ハグ)の会」の有志が制定した日。

日付は8と9で「ハグ」と読む語呂合わせから。

同会は、毎年8月9日に広島市内でフリーハグキャンペーンを行なっている。

(出典:今日は何の日? 8月9日の記念日一覧 - エキサイトニュース)

愛ある世界こそが平和な世界…世界の平和は家庭から…個々の心の平穏から…。

大好きな人と、大切な人と、ハグをしながら平和な一日をお過ごしください!



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  1. 2017/08/09(水) 20:33:55|
  2. WORLD PEACE
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モデルデビュー

【モデルデビュー】

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これまでの人生で、何度かコスプレ的なことはやってきた。


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伊賀に住んでいた頃は忍者になって国内はじめアメリカやオーストラリアのあちこちに出没した。



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奈良市のならまちの松前旅館では狂言ライブの場で将軍の衣装を身に着けさせてもらった。



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一本歯下駄を履き始めてからは和装にハマってしまって袴や着物で大阪市内はじめヨーロッパでもいろんな町を闊歩した。



で、今回、5月23日に甲冑モデルのお仕事を頂くチャンスがあった。

訪ねたのは京都の太秦にある高津商会。

3種類の甲冑(伊達政宗、徳川家康2種類)を身に着けてみたが、重さ25〜30キロ。

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実際にそれくらいの重さの甲冑を身に着けて侍たちは戦(いくさ)に出ていたというのだから凄い。

剣道をずっとやってきたので防具の重さには慣れているが、あれもせいぜい10数キロ程度。

メイクもしていただき、髭を剃ったので付け髭を付けた。

甲冑を着ると普通の動きも妨げられそうに成る。


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日本刀を持って、いろんなポーズを取るが、これも楽じゃない。

同じ姿勢を維持するのは思っている以上に大変。体力がないと無理だ。

数時間かけて撮影が終わった。

このお話を頂いた担当のWさんとカメラマンのYさん(何と大学の後輩だった)にもいい写真がたくさん撮れましたと喜んでいただけた。

外国人向けのビジネスなのだが、甲冑を身に着けてプロのカメラマンに写真を撮ってもらうサービスを提供する、そちらのウェブサイトの写真として使っていただくとのこと。

それがこちらのサイト…8月8日サイト公開ということで撮っていただいた写真もオープンに…

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時代劇使用 本格甲冑専門フォトスタジオ​

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これらの写真を見た方々が、「よっしゃ!戦国武将になろう…」という気持ちになってもらえたら幸い…。



*その他の写真はこちら…

「戦国武将になったアドヴェンチャー・ランナー 高繁勝彦」



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  1. 2017/08/08(火) 23:59:35|
  2. 日常
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アドヴェンチャー・ランナーのひとりごと

【アドヴェンチャー・ランナーのひとりごと】

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これまでの国内外での約2万3000キロに及ぶ旅を振り返りながら、本当に自分が求めているものについてあれこれ考えてみる。

僕がやっているのは単なる旅でもないし、ウルトラマラソンとも違う。

「PEACE RUN世界五大陸4万キロランニングの旅」はレースじゃない。

そういう意味では僕は走る旅人であって、アスリートでもない。

一見修行のように見える旅ではあるけれど、そんなストイックなものでもない。

多くのランナーは、レースや大会に出ることを楽しみとしているのが最近のランニングブームの傾向かも知れないが、僕はほとんどレースというものに興味はない。

二本の脚で一本の道をたどることで、どれだけ遠くまで走れるのか、それを実践しているだけ。

長期に渡って長い距離を走るのだから、心と体のメンテナンスも必要だ。


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ランニングと旅とアウトドアライフをクロスオーヴァーさせたアクティヴィティーこそがアドヴェンチャー・ランニング。

ただ走るだけではなく、砂漠や平原、山脈などいろんなフィールドを楽しむためにランニング+αがあることでより魅力的かつ刺激的な走りが楽しめる。

サポートなしのソロで走ることで冒険的な要素が強くなる。リスクマネジメントも考えた上で、気力・体力を充実させた走りが求められる。

今、単なるトレイルランニングやウルトラマラソンでは飽き足りないランナーたちが求めているものがここにある。


今はまだマイナーで、僕がやっていることの魅力を真に理解している人はそう多くないし、同じような活動に取り組んでいる人は少なからずいるのだけれど、誰もがやりたいと思えるほど魅力的なものではないのかもしれない。

あるいは、アドヴェンチャー・ランニングの魅力や可能性をもっと全面的にアピールしてもいいのかもしれないが、仕事を持ちながらこういった活動を続けるにはやはり無理がある。

しかしながら、この分野ではパイオニア的な存在であるアドヴェンチャー・ランナー 高繁勝彦が、50半ばを過ぎて還暦までもう数年という時期にいるにもかかわらず、PEACE RUNというソフトウェアを駆使してなおも走り続けているのである。


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正直、先のことなど何も考えていない。今にフォーカス…今を楽しむ生き方。

それは、刹那の快楽とはまた違うのだけれど、明るい未来を築くために、今できることに全力で取り組む生き方なのだ。

まっとうな社会人として、学校という教育の現場で、若者たちに英語に加え人の道など説いていた中年オヤジの今の生き様がどれだけインパクトのあるものかは定かではない。

こういうランナーもいる、こういう生き方もある…そんな思いで温かく見守って頂けるのであれば幸いである。

走らなければランナーはただの人だし、旅に出なければ旅人もまたただの人。

生涯を賭けたチャレンジに出なければ、チャレンジャーもぬるま湯につかったままの状態。

まあ、今は充電期間でもあるのだろう。

流れに抗うことなく、かといって流されず、チャンスを伺いながらいつか大空に羽ばたける日が来るのを待っている。

あせらずあわてずあきらめず…時間はかかるかもしれない…でも、すべては思う方向に動いている。

アドヴェンチャー・ランナーデビューから6年めの夏…僕の情熱の炎はくすぶってなどいない。

火種を残しながら、静かにそっと萌え続けているのだ。


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「高速道路と自動車」(8月号)にエッセイ掲載


EHRF公益財団法人高速道路調査会の機関誌「高速道路と自動車」(8月号)に
アドヴェンチャー・ランナー 高繁勝彦のエッセイ「ハイウェイの異端児」が掲載されています。

 

詳細はこちら


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  1. 2017/08/07(月) 21:53:04|
  2. 冒険
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日常雑感080617

【日常雑感080617】

72回めの広島原爆の日。午前8時15分黙祷。武器や兵器や核のない世界を望む。


土日休みで、特にどこに行くという訳でもなく、ゆったりまったり過ごせた二日間。

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朝の涼しい内に石川河川敷〜寺内町を走り、入れ代わり立ち代わりやってくる人と言葉をかわし、程々に食事を摂る。

午後、一本歯下駄の鼻緒を制作。

黒地に唐草模様の絹の布地が少し残っていた。

ミシンがあるのに、ミシンの張りに意図を通せないので手縫い(笑)。

5時間かけてワンペアが完成。


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何かを作るというのは、形だけではだめなのだ。そこにハートを注入することでできあがったものに風格みたいなものができてくる。

職人というのは、その風格を個性的かつユニークで人の心を揺さぶるものを残せる人を言うのだと思う。

なかなかそんな境地にはたどり着けないものだが…。



台風が来ている。コース上におられる皆さんはお気をつけて…。


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  1. 2017/08/06(日) 23:59:59|
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ありがとう・うれしい・すてき

【幸せは感謝感激感動とともに】


今週はフルに5日働いた。片道13キロ…山道を自転車で通勤。途中数カ所きつい登坂路があり、息も喘ぐ。

仕事場に着いたら脚はガクガク(笑)。

そして、炎天下、酷暑の中で動き回り続ける。いいトレーニングにはなるが体重もどんどん落ちていく。

20〜30代の頃ならさしてハードには感じなかったであろうが、50代半ばを過ぎたオヤジにはちとこたえる。

帰宅してシャワーと夕食を終えたらもう寝るだけの日々が続いた。

ある程度は暑さに強かったはずなのに、やはり体は知らず知らずのうちに衰えているのだろうか?

土日のオフでゆったりまったりすごすことでまた週明けから頑張ろう。



人と接することが少なくなると人は傲慢になりかねない。

「ありがとう」の言葉をいつも自然に口にできるように…。

「いただきます」「ごちそうさまでした」も然り。

どんなささいなことにも喜べる自分でありたい。

「うれしい」と思える瞬間をいっぱい作りたい。

何を見ても聞いても「素敵」と思えるように…。


不平や不満、愚痴などネガティヴな気持ちに淘汰されるようになってしまうと益々人は転落する。

気持ちが沈んだ状態でいれば、ろくでもない人や事象を引き寄せる。

すべては自分自身が招いていること。そして、今起きていることも何か意味や理由があって起きている。

できごとだけにとらわれていては見えないこと・わからないことも多い。

なぜそれが起きたのか、いつも考えるようにしよう。





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ありがとう・うれしい・すてき…


これらは感謝感激感動を表すことば。

いつでもどこでも笑顔で口にするようにしよう。

いい人に出会うだろうし、いい人に囲まれるだろうし、いいことがいっぱい起こるはず。

そして、愛と平和に包まれた世界はそんな人たちが中心になって創られていく。


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ありがとう・うれしい・すてき…

五感を研ぎ澄ませて、ことばと体でヨロコビを表現する。

細胞は活性化するだろう。怪我や病気もしないだろう。事故や災害に遭うこともなくなるだろう。

すべての人に愛情を持って笑顔で接する。優しい言葉で会話する。

見返りを期待することもなく。善意のみでもってやれることをやる。

恩返しでなくて恩送りでもいい。


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ありがとう・うれしい・すてき…

身内でも家族でも友達でも…誰であろうと構わない。他人を自分と同じように考えられるように…。

やさしさに包まれて人はさらにやさしさを誰かにシェアできるようになる。

自分を愛するように人を愛すること…。

ひとりひとりがそんな気持ちになれば、世界平和は必ずやってくる。



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  1. 2017/08/05(土) 23:59:59|
  2. 世界平和
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森の夢

【森の夢】

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夢の中に時々現れる深い森。

そこで僕は、木々に囲まれた小さな小道を走っている。

深い森の、さらに奥深くに誘われるかのような不思議な感覚。

森の中で僕の心も体も浄化される時間…この一瞬が既に永遠だと思わされるカタルシスの時間…。

恐らくそれは、白雪姫が棄てられた森、ヘンゼルとグレーテルがお菓子の家を求めてさまよった森、あるいは赤ずきんちゃんが狼と出会った森…凪の海のようにどこまでも静謐で、太古の時代に建てられた寺院や教会のように荘厳な時間が流れる、果てしなく深い森なのかもしれない。

木々の一本一本が何かを語りかけてくれているように感じるものの、僕には木々の言葉はわからない。

ただ、感じるのは僕を快く歓迎してくれているということ。

でも、僕には地図もコンパスもない。一体どこをどう進めと言うのか?

僕はなぜこんな場所にいるのだろう?

それ以前に、僕には目指す目的地すらないのだ。これは神隠しか?それとも誰かの悪戯か?


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鬱蒼とした深い森の中では陽の光もほとんど届いてこない。

うっすらと光が指す方が森の出口なのだろう。

何か見えない力に導かれるようにして僕は森の出口を目指す。

誰とも出くわすことなく、熊や鹿のような野生動物も見当たらず、たったひとりの旅人、すなわち僕だけが森を走っていた。

おとぎ話に出てくる主人公たちがみなトレイルランナーだったら面白いだろうに…と勝手な想像をしてみる。

白雪姫と七人の小人もヘンゼルとグレーテルも赤ずきんちゃんと狼も、みんなみんなそれぞれの思いを持って森で走っている。

何か微笑ましい光景…(笑)。





やがて、僕は森の出口に到達する。だが、そこで僕が見たのは砂漠の平原。

森の終わり、それは砂漠の始まりだった。

木もない草もない花も咲かない、ただ、地平線の果てに向かって延々と赤茶けた風景がどこまでも続く殺風景な平原。

森を出るべきではないのか…それとも、砂漠を進んでいけということなのか…。

僕の夢はいつもたいていそこで終わる。

砂漠の平原に一歩足を踏み出せずにいる歯痒さやもどかしさ…

自分の内にあるフラストレーションがそんな夢を僕に見せてくれているのだろうか。



森はいつも僕を迎えてくれている。

時々僕は、あれらの森のことを考える。

森は深く、木々の一本一本がいつも僕に何かを語りかけていた。

そして、森の向こうにある未知の世界へと僕を誘(いざな)ってくれているのだ。


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テーマ:より良く生きる! - ジャンル:ライフ

  1. 2017/08/04(金) 23:59:59|
  2. ココロとカラダ
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カッコなんて気にしない

【カッコなんて気にしない】

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正直、カッコなんて何でもいいんだと思うけど、50半ばも過ぎたオヤジが世界を走るんだから、少しはまともな風体の方がいい。

旅をしている間、時にはホームレスと間違われたことも数度あったし、警官の職務質問も国内外問わず何度かあった(笑)。


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しかし、見かけそのものよりも、ポイントは中身なんだな。

生き方や考え方に一貫したものがあれば、自然とそれが表に出てくると思う。

派手さはなくても、朴訥とした風貌の中ににじみ出る人柄や個性があればいいんだ。

そういう意味で、僕はありのまま、あるがままの自分が理想だ。

世界中どこに行っても、誰と会っても、今ある自分を貫き通す。

走ることしか能のない旅人であっても、走ることでしかできないことがあるって信じてるから、走り続ける。

一隅を照らす光…ぼんやりであってもいいから、決して勢いの衰えることのない輝きを放ち続ける。


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理想を言えば、空気のような存在…どんな風景にも自然に溶け込んで透明感のある自分を表現できればいい。

テーマ:生き方 - ジャンル:ライフ

  1. 2017/08/03(木) 23:57:00|
  2. 人生論
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ひとつのイノチ

【ひとつのイノチ】

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義父の飼っていたフリル(ミニチュアダックスフンド)が亡くなった。

11年を家族のように共に暮らしてきて、やはり義父にしてみれば子供のようなもの。

5年前に奥さん(私の義母)を亡くし、フリルが同居する唯一の家族だったからその喪失感は計り知れない。

ぴんぽん地球ス(テラス)に義父がやってきて「フリルが死んだ…」と呆然と立ちすくんでいた。

妻とともに義父のマンションを訪ね、亡骸となったフリルをとりあえず僕が箱に入れた。

体は少し硬くなり始めていた。眠るように安らかに命を引き取ったのが分かる。

4年前に義父とフリルが住んでいた八尾の公団住宅を訪ねたのが僕にとっては最初のフリルとの出会い。

ちょっと人見知りをする、でも慣れると「かまってかまって」と近寄ってくる愛らしさも持ち合わせている。

ぴんぽん地球ス(テラス)に昨年引っ越してから時折顔を合わすことがあったが、言葉を交わせなくてもフリルが嬉しそうに尻尾を振ってくれた姿が印象的だった。

魂の抜け殻…そう、何日か前に道端でアブラゼミが転がっていたが、同じ一つの命が肉体から抜け去った後であるには違いない。

あのアブラゼミも一生懸命木に留まって泣き続けていたのが、突然あの世に逝ってしまったのだろう。

誰かに看取られるわけでもなく、誰かが弔ってくれるでもなく、静かにこの世から去っていったのだろう。

いつも「死」について考える時、死は生のほんの少しばかり先にあって、少しずつ僕たちの所に近づいているものなのだということを思い知る。

ひとつの体にひとつの名前、そしてひとつの命が与えられている。

あの世に行く時には魂以外の何ひとつ持っていけない。大切にしていたものも、思い出さえも…。

あと何年この世にいられるかわからない。

自分一人のためではなく、愛する者のためにこの命を使うことはもちろん、

せめてこの世で一人でも多くの人の役に立てるだけの命の使い方をしなければと改めて感じさせられる。

生きるというのは「今」を楽しむために与えられた命をうまく使うことでもある。

今、この地球の上、同じ空の下で、共に生きて暮す人々と愛と平和に満たされた幸せな日々を送ること…。

この世ではせいぜい100年しかいられない私達…争ったり闘ったりしている暇はないのである。


フリルよ、来世でまた会えるかな?


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テーマ:伝えたいこと - ジャンル:日記

  1. 2017/08/02(水) 23:59:59|
  2. ココロとカラダ
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プロフィール

KAY(高繁勝彦)

Author:KAY(高繁勝彦)
冒険家:アドヴェンチャー・ランナー、NPO法人“PEACE RUN”代表、サイクリスト(JACC=日本アドベンチャーサイクリストクラブ評議員)、ALTRA JAPANアンバサダー
旅人、詩人・アーティスト、クリエイター、ナチュラリスト…。元高校教師(英語)。

大阪府松原市生まれで、現在、大阪府富田林市に在住。

楽天ブログ時代(2006.4.2)からノンストップブログ更新中。公式サイト
「PEACE RUN 世界五大陸4万キロランニングの旅」
“KAY’S WORLD”もよろしくお願いします。

プロフィール詳細はこちら

二度の日本縦断(「PEACE RUN 2010日本縦断3,443kmランニングの旅「PEACE RUN2012 日本縦断ランニングの旅 PART2」で実質の日本一周ランニング6,925kmの旅を完結。

2011年はPEACE RUN 2011アメリカ横断5,285kmランニングの旅を138日で完了。

2013年9月から163日で「PEACE RUN2013オーストラリア横断ランニングの旅」5,205kmを走破。

2014年11月から2015年2月、83日でPEACE RUN2014ニュージーランド縦断ランニングの旅2,796.6kmを走破。

2016年7月〜11月、110日間で7カ国3,358.8キロ、「PEACE RUN2016ヨーロッパランニングの旅」を走破。

2017年9月〜10月、「PEACE RUN2017四国一周ランニングの旅」1000キロ走破。来年の「PEACE RUN2018ヨーロッパランニングの旅PART2」に備える。


2011年3月14日、東日本大震災の3日後、「RUN×10(ラン・バイ・テン)運動」を発案・提唱、全国に展開させる。

2012年末、facebook上の公開グループ、平和的環境美化集団"THE SWEEPERS"を発足、活動を展開中。

2013年、一本歯下駄で世界平和をめざすfacebook上の公開グループ「一本歯下駄クラブ」を発足、活動を展開中。


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