【平成最後の日に思う】
不思議なもので、平成から令和に変わる節目に居合わせている。
西暦2019年の大阪は富田林で、今という時間を過ごしていること自体がそもそも平成の始まりには考えてもみなかったことだ。
過去があって今がある。そして、今があるから未来がある。
でも、僕らは今という時間しか生きれない。
だからこそ、今を笑顔で、平穏な気持ちで過ごすことが大切なのだと思う。
思い通りに物事が進む時は流れに乗ればいいけれど、思い通りにならない時は、静かにそっと受け入れる。
人生万事塞翁が馬、悲喜こもごもの中で、泣きもすれば笑いもする。
59年生きてきていいことも悪いこともすべて定められた運命に従ってきたから、それをあえて否定することはしない。
すべて意味があって、理由のあることなのだから。
平成3年に北米大陸単独横断自転車旅行に旅立つ…この30年余りでいろんなことを経験させてもらった。
平成が始まった時、僕はまだ20代で大阪の公立高校で英語を教えていた。
20代の僕は今と比べればきっと若く、パワーとエネルギーに満ち溢れて溌剌としていたことだろう。
マラソンを走り始めてまだ4年め。トライアスロンやウルトラマラソンにも力を入れていた。
平成元年はサロマ湖100キロマラソンを完走学生時代から自転車で日本各地を走り回り、教壇を一度離れて、アメリカ大陸横断を成功させてからは密かに世界一周を思い立った。
アラスカ北極圏〜カナダ横断、ニュージーランド縦断、オーストラリア横断にも成功した。
旅先で出会った女の子と結婚して一人娘を授かった。そして、再び教壇に立つことになった。
愛知県名古屋市と一宮市、三重県伊賀市と学校をいくつか変わって、9年前に教師を辞めた。
その間に結婚生活は破綻、娘とも会えなくなった。
それから、走って旅をするようになった。アドヴェンチャー・ランナーという肩書が付いたのもつい8年前のこと。
二度の日本縦断、アメリカ大陸横断、オーストラリア横断、ニュージーランド縦断、西ヨーロッパ7カ国と走り続けてきた。
そうこうしている内に、僕は2度目の結婚をして、伊賀から大阪に舞い戻り、13年の歳月を経て娘と再会する。
3年前の冬に富田林に移り住むことになり、ぴんぽん地球ス(テラス)という古民家暮らしを今送っている。
ぴんぽん地球ス(テラス)の仲間たち
いろんなことがあった。いいことばかりでもなかったが悪いことばかりでもなかった。
かように平成という時代は僕にとって冒険とチャレンジの時代でもあったのだ。
そうこうしている内に、僕は50代最後の1年をこれから送り、令和になった翌年に還暦を迎える。
元号や数字なんて所詮記号にすぎないのかもしれないけれど、気がつけばずいぶん歳をとってしまったかのような気持ちにもさせられる。やれやれ。
やりたいことが見つかった。自分自身のミッションは既にわかっている。
あとはその方法を学んでいくだけだ。
未だ先は見えない。でも、よけいな不安や心配はしないでおこう。
妻を始め、いい人たちに恵まれて毎日を楽しんでいる、それだけでも幸せなことだ。
アドヴェンチャー・ランナー 高繁勝彦として走り続けてきた。今も、これからも、走り続ける。
何があっても五大陸4万キロの夢をかなえる。あの世に逝くのはそれからだ。
平成最後の日、昭和・平成と生きてきた僕にできるのは、令和という時代こそ、世界中のすべての人が心穏やかに笑顔で暮らせるように祈ること。そして、祈りを捧げながら走ること…。
走る・走れ・走ろう…PEACE RUN!
☆3月1日から4月30日まで、こちらのページにもブログを書いています。
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引き続き全国各地での学校・企業・ランニングクラブや走友会、個々の家庭を対象としたトークライヴや講演会のオファーをお受けしております。「PEACE RUN世界五大陸4万キロランニングの旅」を走るアドヴェンチャー・ランナー 高繁勝彦の生の声をお聞きいただき、生きる・走るモチヴェイションとしていただければ幸いです。小学校高学年〜高校生くらいのお子様をお持ちの方には個々のご家庭を訪問することも可能です。講演・トークの内容・時間等については柔軟に対応させて頂きます。詳細はこちら
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テーマ:*感謝そしてありがとう* - ジャンル:日記
- 2019/04/30(火) 17:14:12|
- 日常
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【ふくらはぎ故障】
昨日、自転車で金剛山ロープウェイ前まで走り、一本歯下駄で金剛山を登り、下山して戻ってきて、バギーVIENTO号を試運転したあと、自転車を整備して倉庫に戻すところで、自転車のペダルで左のふくらはぎを激しく打撲してしまった。
腫れと痛みで歩くのもままならぬ状態。昨日の3種目(自転車・一本歯下駄登山・ランニング)の疲れはまったくないというのに…。
平成から令和にかけてビワイチ(琵琶湖一周ランニングの旅)を考えていたのだけれどそれも延期することに。
ついてないといえばついてないのだけれど、まあこれも何か意味のあることなのだろう。
すべて起きていることに意味や理由があって、できごとだけにとらわれていてはわからないこと・気付かないことがある。
平成という時代を振り返りつつ、これから始まる令和に向けて、あれこれ考えていく時間に充てよう。
写真は飼い猫のアリ
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テーマ:今日の出来事 - ジャンル:日記
- 2019/04/29(月) 23:53:14|
- 日常
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【自転車ヒルクライム〜一本歯下駄登山〜バギーラン】
朝8時頃愛車(自転車)ファントム号でぴんぽん地球ス(テラス)を出て金剛山ロープウェイ前を目指す。
今月始めに中西大輔さんたちと金剛山に行ったばかりだったがなぜかまた登りたくなったのだ。
国道309号から河南町で府道705号に入るとあとはひたすら登り。
約15キロ、休憩を含んで約1時間半、1000mを一気に駆け上がった。
ロープウェイ前で一本歯下駄に履き替えた後、お友達の楢崎さんがバスでやってきた。
近々岡山で開催される100キロウォークを歩くというのでいわば足慣らしで金剛山登山。
念仏坂を経由…この坂はかなりきついが一本歯下駄ならスイスイ。
楢崎さん撮影の動画…

伏見峠にて
あっという間に山頂広場
午後1時のライブカメラ撮影に居合わせた

山頂は摂氏7度で寒かった
山頂で軽く食事をして、そのまま来たルートを下山。
下山途中に竹田さん一家に出会う。


歩いたのは実際約4キロ程度。途中、トレイルランナーのお友達に声をかけられたり、一本歯下駄についてまったく面識のない方から数名にあれこれ質問されたり…。
楢崎さんと別れて自転車で一気に駆け下りるのは爽快。でも風は冷たかった。
帰宅したのが午後の早い時間だったので、バギーVIENTO号を引っ張り出してきて整備。そして、試運転。

2年前、スポンサーTHULEから提供してもらって、富田林〜愛知県弥富市往復の旅と、2018年四国一周、2019年九州一周を走り、まだ2500キロ足らず走っただけ。
そして今回は明後日4月30日〜5月6日までぴんぽん地球ス(テラス)から琵琶湖一周(ビワイチ)約300キロを走る予定だ。
たまたまぴんぽん地球ス(テラス)に来ていたゆきえさんの赤ちゃん小春ちゃんを載せてぴんぽん地球ス(テラス)周辺を少し走ってみた。このバギーに赤ちゃんを乗せる(それが本来の正しい使い方なのだが)のは初めて…。
そのあと、空になったバギーを押して寺内町へ…。このスタイルで寺内町に来るのは初めて…いつも一本歯下駄なので(笑)

石川河川敷

今回新たなパーツを付けた(ハンドル部にエアロバー装着)が、エアロポジションが取れると風の抵抗も減らせるし
平坦な長い道を走る際には効果的。

約9キロのラン
よく動いた…心と体はいつも動かしておくのがいい。
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テーマ:今日の出来事 - ジャンル:日記
- 2019/04/28(日) 23:19:06|
- 旅・冒険
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【ひとりじゃないって】

100キロや100マイル、250キロのようなとてつもなく長い距離を一人で走ると思えば辛くて苦しい。
心が折れることもしばしばだろうし、途中でやめてしまいたくなることがあって当然だ。
だが、共に走る仲間がいれば、そういった辛さや苦しさもシェアしあえるし、共に交わす言葉があれば、楽しい会話で気が紛れて、足や体の痛みも軽減されるかもしれない。
砂漠や熱波の平原を一人で走っていた時にしばしば思わされたのは「誰でもいいから話し相手が欲しい」ということだった。
時には45度を超える熱波、1日走っても1週間走ってもほとんど変わることのない単調な風景、地平線に向かって延々とまっすぐ続く一本のハイウェイ、空腹と渇き…何をとっても辛く苦しいことばかり…。
「何でこんな馬鹿げたことをひとりやっているのか?」
そういったジレンマは絶えなかった。
絶えず自分に問いかけ、その問いに真面目に答える自分がいるだけ。
砂漠や平原で、一緒に走ってくれる人は誰一人としていなかったけれど、旅をバックグランドで支えてくれている人たちのことを頭に思い描きながら、心はいつも誰かと一緒に「共走」していたからこそ、ゴールへたどり着けたのだろう。
ニューヨークでもシドニーでもクライストチャーチでもパリでも、旅のゴールにはいつも誰か待ってくれる人がいた。
そんな人たちに満面の笑顔でゴールする自分自身の姿を見せたかった。その一瞬のために僕は走り続けた。
宇宙の規模で考えるならば、僕らは一人じゃない。
この地球のどこにいようと、僕らは同時代に生きて、同じ空の下、同じ惑星、同じ大地の上でいつもつながっている…。
みんなとつながる、みんながつながる…PEACE RUN。
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テーマ:伝えたいこと - ジャンル:日記
- 2019/04/27(土) 23:00:11|
- WORLD PEACE(世界平和)
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【ワイルドで行こう】
先日応援に出向いた水都大阪ウルトラ100キロマラニックで、あるランナーの男性から
「高繁さん、以前のようなワイルドさがありませんね」
という言葉をかけられた。
最近、鏡もあまり見ていないけれど言われてみればそうなのだろう。
アメリカやオーストラリアなどの大陸を走っていた頃は確かにもっとワイルドな顔をしていたかもしれない。
旅という非日常の世界にいる自分と、日常の現実世界にいる僕はまったく別物なのか?
常軌を逸した生き方を実践し続ければ人となりも自然と変わってくるもの。
その結果ワイルドなオーラが自分を包み込んでくれるに違いない。
ぬるま湯に浸かっているような人生は求めていない。
クールでハードボイルドな生き方を常に模索しながら旅を続けられたらいい。
そのためには5年くらい日本を離れ異国で走り続けるのがいいのだろうか。
なかなか難しいことだけれど、間寛平さんはアースマラソンをそうやって続けてこられたのだから、
アドヴェンチャー・ランナー 高繁勝彦がやってやれないことではないと思う。

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- 2019/04/26(金) 06:02:40|
- 旅・冒険
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【週末は野性に帰る】

トレイルを走る時、内なる自分の野性に目覚める。
前世は獣だったか、あるいは先人類だったか…。
とにかく、大地を自分の二本の脚で走ることが心地よく、コンクリートジャングルではテンションも下がる。
決められたコースや距離を走るレースではなく、自然に帰る営みとして僕はフィールドを自由に駆け回る。
木々の芽吹きの薫りや、目に優しい新緑が違和感なく、ようやく自分のいるべき場所に戻ってきたという感覚。
僕の前世はやはり修験者か獣だったのかもしれない。
文明から遠ざかって、ありのままあるがままの自分でいられることが何よりも貴重な時間。
誰にも何の指図も受けず、自分の本能の赴くままにいることが歓び。
どこに行けばいいのか考える必要もなく、ただ原野を駆け巡るだけでいい。
興味関心の対象は、自分自身の心臓の鼓動。
あるいは大地との一体感、あるいは、宇宙とつながる時間。
太古の昔から、僕の意識はここにあったと悟ることができる。
どこかに行こうなんて野暮なことは考えない。
どこかに移動するために走るのではないのだ。ただ、移動するその過程のみを楽しめればそれで十分。
自分自身が、母なる大地の、大いなる自然の一部として存在できればいい。
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テーマ:ジョギング・ランニング - ジャンル:スポーツ
- 2019/04/25(木) 23:37:10|
- マラソン・ランニング
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【共存共走をありがとう】
同じ時代に生まれ
同じ地球という惑星で
生きて生かされている
同じ空間で走りながら
移動し続ける旅人やランナーたち
辛さ・苦しさもみんなでシェアするから
前へ前へと進んでいける
たった一人のゴールであっても
その喜びと感動が多くの人々を巻き込んで
さらに価値あるものになる
自分ひとりだけのゴールじゃない
そう考える時
ランナーでよかったなぁ…
走るって…やっぱりいいなぁ…
とつくづく思わされる
生きている今この瞬間
走れる歓びを味わえるこの時間に
感謝感激感動
共存共走をありがとう

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テーマ:マラソン - ジャンル:スポーツ
- 2019/04/24(水) 23:59:32|
- マラソン・ランニング
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【ゴール】
ゴールっていうのは、たくさん経験してきた痛みや苦しみを快感に替える時間なんだ。
心が折れて、体もボロボロになるほど辛くて大変なことを経験したランナーだって、一瞬にして笑顔になってしまう魔法の空間。
だから、ランナーは皆ゴールを目指すんだ。
これまでいろんなゴールがあった。
決して笑顔のゴールばかりではなかった。
歯を食いしばりながらのゴール…目に涙を浮かべてのゴール…足を引きずりながらのゴール…
多くの観衆に見守られるゴールもあれば、たった一人のゴールもあった。
思い通りに走れたことなど一度もなかったけれど、次につながるゴールであればよかった。
終わりは始まり…だとしたら、ひとつのゴールは次への新たなスタート地点。
言い換えるなら、どんなゴールも通過地点でしかないということ。
リフレッシュして、気持ちを切り替える節目の時間と空間。
それまでの自分を振り返り、その先の自分をじっくり考えるところ。
そう、過去と未来の狭間(はざま)にある、まさに「今」こそがゴールなのだ。
「PEACE RUN2013 オーストラリア横断ランニングの旅」シドニー・オペラ・ハウス前ゴール直後
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テーマ:マラソン - ジャンル:スポーツ
- 2019/04/23(火) 20:27:44|
- マラソン・ランニング
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【ウルトラマラソンの暑さ対策】
昨日も全国各地でウルトラマラソンやトレイルなどの大会が開催されました。
急激な夏の訪れのような気候で、暑さで熱中症になられた方もいたのでは…?
数日前まで寒いと言っていたのに急に暑くなり、暑さに体が馴染んでないこの時期は、実際7〜8月の暑さ以上に体にはこたえます。
私は水都大阪ウルトラ100キロマラニックの応援に出向きました。
この時期の暑さ対策をまとめておきましょう…。
キャップ(帽子)は必須、特に後頭部首筋付近は直接太陽に晒さないほうが無難。
日差しがきついときは太陽熱で疲労してしまうので、タイツやアームカバーなどを使い腕や足は露出しない方が疲れません。
できるだけ水で首筋を濡らすといいでしょう。
水都大阪の淀川河川敷では日陰がないので、エイドステーションの屋根のあるところで体をこまめにクールダウン。
長時間太陽に当たっているだけで体力を消耗します。
スポーツドリンクの飲み過ぎは胃をやられてしまいます。
スポーツドリンクを水で薄めるか、できれば水を中心に飲み、チョコやキャンディなど甘いもので糖分を補うのがベター。
梅干しやレモンなどでクエン酸も補いましょう。塩分・ミネラル補給もお忘れなく。
口で呼吸すると喉が乾きやすくなるので鼻呼吸。
エイドでガツガツ食べず、少しずつ小分けして食べるのが胃に負担がかからなくていいですね。
アルコールは一時的に酔いで疲れを麻痺させてくれますが、酔いが覚めるとどっと疲れます。加えて脱水症状が加速するので摂ったアルコール以上の水分が必要。腎臓や肝臓にも負担がかかります。
疲れた足と脚、タイムにこだわらないのであれば、時折シューズやソックスを脱ぎ、足にも深呼吸させてあげましょう。
靴はある意味密室。靴の中の足も高温下で辛い思いをしています。お急ぎでなければ、水で足と脚を濡らせば驚くほどリフレッシュできます。
ウルトラは後半足がかなりむくみ大きくなります。サイズは1センチほど大きめのシューズを履くのが理想。横幅は紐で調整できます。
硬いアスファルトは避けたいもの。水都大阪のコースは芝生の上を走るのがオススメ。
河川敷は向かい風になったり追い風になったりします。
向かい風の時は誰かのうしろにぴったり付いて(誰かを風除けにして)走るのがいいですね。
ウルトラマラソンの父、海宝さんによれば、脚が疲れたらしゃがむ…。
かかとをつけたまま膝の裏に手のひらを入れて屈伸…膝の関節を広げてやるのもいいでしょう。
ストレッチであちこち伸ばすよりは縮めることで筋肉もリフレッシュするとのことでした。
いずれにしても、安全と健康第一で、記録よりも記憶に残る素敵な走りを楽しむのがベター…GOOD楽駆(ラック)!
*写真:2011年アメリカ横断ランニングの旅、ユタ州モニュメントバレーにて…
気温は43度ほどあったけれど体感温度は50度にも感じました。
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テーマ:マラソン - ジャンル:スポーツ
- 2019/04/22(月) 20:21:33|
- マラソン・ランニング
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【あらゆるゴールは通過地点】
ゴールはいつも一つの節目、そしてあらゆるゴールは通過地点。
それでも、スタートから長い道程を経てやっとたどり着いた場所。
自分で自分を褒めてあげるべき場所。
一生懸命頑張ったランナーの苦労を労って拍手と歓声を贈ってあげる場所。
そして、それぞれのランナーにとっては、次なるチャレンジのスタート地点…。
僕たちランナーは走る…走り続ける…人生における真のゴールを目指して…。
Go The Distance!(最後まで走り切って!)
ゴールは次なるチャレンジへのスタートラインでしかない。
そこには勝ち負けなんてない。
ただ、最後まで頑張り抜いたランナーの熱き思いがそれぞれの胸にあるだけ。
一緒に走った仲間たちと、同じ時間と空間でいろんな思いをシェアしたこともまた忘れられない思い出になる。
このゴールが、明日に向かって頑張るための布石となる。
さあ、また新たな次の一歩を踏み出す時…。
走るっていいな…と思わされるのは、こういったマラソン大会で走り終えたランナーの満面の笑顔を見る時。
何かをやり切った時の人の笑顔はやはり素敵だ。
そして、こんな笑顔をたくさん見た日には、なぜか自分自身も心が安らいで平穏な気持ちになれるのだ。
一人でも多くの人の笑顔が見れるような社会・世界をつくっていくのが私たちの役目でもあるのだろうし、そのために私たちはそれぞれにできることをやっていかねばならないのだろう。
走ることでできることがまだまだあるはず。
日々模索しながら、気付き、学び、考え、行動に移していこう。
ランニングは「シェア」を楽しむものなのかもしれない。
同じ時間に同じ場所を走り、平和な「今」という時間をシェア。
ランナーも応援している者も共にゴールの喜びをシェア。
共に走りあったランナーたちと健闘をシェア。
カップルで、親子で、家族でゴールをシェア。
改めて思う…走るってやっぱり素敵だ。
走るって最高だなぁ。
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テーマ:マラソン - ジャンル:スポーツ
- 2019/04/21(日) 19:31:12|
- マラソン・ランニング
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【自由・孤独・寛容】

フルマラソンでいうと30〜35キロあたり、100キロマラソンだと70〜80キロ付近、いわゆる「デッド・ゾーン」がやってくる。
息も絶え絶え、足は鉛のように重たくなって、前に進んでいるけれど、常にブレーキがかかっているような感覚にもなる。
肉体的にも精神的にも辛い場面に出くわした時、人はもがき苦しむ。
そんなシチュエーションから逃避するための方法を模索しはじめる。
だが、後にも引けない状況になった時、あなたならどうするか?
そんな時は、自分のエゴがマックスになっているということ。
開き直るのでもなく、卑屈になるのでもなく、客観的に自分を見たら、素直に今ある状況をありのままあるがままに受け入れてしまおう。
ちっぽけな自分にとらわれてしまうから自分のことしか見えなくなる。
自分の周辺のごく一部しか見えていないから周りに気を配ることもできない。
誰かが助けてくれるわけでもない。
そんな時、たった一人の自分の存在に気付く。
大いなる自由を感じる時、セカンド・ウインドが吹き始める。
呼吸が安定し、体は急に軽く感じられ楽になる。
自由であるがゆえに、自分を苦しめるもの、自分を束縛するすべてのものから解き放たれる。
それは、果てしなく孤独な場面、自分を見つめ直す時間。
孤独とは言っても、それは決してネガティブなものではなく、自己と対峙することで自分を成長させるのに必要なもの。
一人あればこそ見えてくるものがきっとあるはず。
そして、寛容な気持ちであらゆるものを受け入れられる自分になれる。
ランナーにとって必要な物は一本の道と二本の脚だけど、
自由と孤独と寛容も、人が生きていく上では必要なものなのだ。

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テーマ:伝えたいこと - ジャンル:日記
- 2019/04/20(土) 23:24:40|
- 人生論
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【もっと自由に もっと自分らしく】

いろんなことから逃げていたような気がする
逃げるよりも追いかけるべきものがあるような気がする
限られた今という時間を生きて生かされているはずなのに
いつまでもこの人生が続くなんて錯覚をしていたのかもしれない
それでも生きている限りは楽しむべきものを楽しんで
やれるだけのことをやっておきたいと思う
ステージで熱唱する#招福ハレルヤ(妻のぴあぴとゴローさん・茂三さん)を見ながら
僕にはまだまだ足りないものがありすぎるのだろうと思わされたけど
足りないものばかりを見るだけじゃダメなんだ
今あるものの存在に気づいて
今あるものを十分に使いこなさないと
才能も大切だけど
もっと大切なのはその才能を活かす努力と工夫
言葉よりも行動
思想よりも情熱
時間もお金も限られている
そんなことわかっちゃいるけど
無限の可能性の存在を忘れてしまったら
何もできないし何もなし得ない
やりたいことをやりたい時にやりたいだけ楽しめる人生
そんな人生を送るために
今をどれだけ熱く生きれるか
好きなことに情熱を注げるか
やはり基本は今この瞬間を最大限楽しむこと
忘れちゃいけない
人生泣いても笑っても一度限り
もっとシンプルに
もっとわかりやすく
そして何よりも大切なこと
もっと自由に
もっと自分らしく
前へ前へと進んでいくこと

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テーマ:今日のつぶやき。 - ジャンル:日記
- 2019/04/19(金) 23:34:55|
- 人生論
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【フィールドを駆ければ】
トレイルを走る度に感じることがある。
僕は、大自然の何か見えない力に癒され、浄化されている…。
森に囲まれた静かな道…そこにある透明感たっぷりの空気がたまらない。
ただ歩くために歩くこと…ただ走りたいから走ること。
歩いている、走っているというその真実こそが自分の存在。
フィトンチッドやマイナスイオンが確かに僕を取り巻いているのだろう。
僕には科学的なことは何もわからないけれど、明らかに心と体の中で変化が起こっている。
頭を空っぽにして、深い呼吸をして、ただリラックスする。
無我の境地とは程遠いのかもしれない。でも、自分というちっぽけな存在がこの宇宙に漂っているということだけは分かる。
歩くとか走るとかいった概念ももはやどうでもよくなってくる。
自然の中を移動すること自体が素晴らしいと思えるようになる。
僕は高みを目指すクライマーでもないし、8000メートル峰を無酸素単独で極めようとする登山家でもない。
トレイルランニングみたいなものを楽しんでいるかもしれないが、そんなジャンル分けも僕には大して意味をなさない。
ただ、低山に足を踏み入れて山を楽しんでいることがうれしいし楽しい。
肉体を動かすことによって心が癒され、精神が浄化されるひと時を過ごせることがありがたい。
木々の緑、四季折々の草花、激しく流れ落ちる滝の音、心地良い川のせせらぎ…
五感をフルに働かせればいろんなメッセージが自然界から伝わってくる。
大自然の懐に包まれて、僕のDNA内に残された前世の記憶が何かにシンクロして心が震える…そんな場面が多々あるもの。
たった一人で旅をして、自然と共にあることで、ありのままあるがままの自分に戻っていく感覚もこれと良く似ている。
ゆったりまったり…そこにはなんの力みもない自分が存在する。
恐れることも不安に思うことも苦しむことも悲しむこともない。すべては空(くう)なのだから心穏やかに生きよという教えが自ずと聞こえてくるのだ。
大自然のフィールドにあれば、身も心も清められる。魂そのもので生きることができるようになる。
古の昔から、修験者はじめ山岳宗教に関わる人々は既にこのことを知っていたのだ。
人間が作り出したルールやシステムにとらわれたりこだわったりしばられたりすることもない。
自分らしさを取り戻し、世のはかなさを知ることができる。
下界に戻ってくれば再び現実に帰らざるをえないのだけれど、そこに壁を作っているのは自分自身の意識でしかない。
どんな世界であれ、実はこの宇宙はひとつ。
山に入ろう。山を二本の脚で移動しよう。
自分らしく、力むことなく、平穏な気持ちでいられるように…。

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テーマ:今日のつぶやき。 - ジャンル:日記
- 2019/04/18(木) 23:09:17|
- マラソン・ランニング
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【「奥出雲ウルトラおろち100キロ遠足(とおあし)」こぼれ話】
ナンバーカード(ゼッケン)の番号が一体何を基準にあてがわれたのかが話題になっていたようですが、昨年から年齢順のナンバーになっているのだそうです。
ナンバーが若いほど年齢が高いということになります。ちなみに1001番は77歳の安喜さん。

*写真は、ゲスト用のナンバーカード(番号はありませんが…)
早朝5時スタートで、大会前の競技場の注意でも言われていたヘッドランプかハンディライト持参の指示がありました。
それでも、暗闇を明かりなしで走っていてつまずいて転倒された方も昨年はおられたようです。
スタート直後はまだ良しとして、日没後、疲労困憊で注意力や集中力も薄れ、ちょっとした不注意が事故につながるのもウルトラマラソン。実際に今年もおろちループからの下りで意識朦朧として転倒…額から流血されている方もいらっしゃいました。
事故が起こって怪我をしてからでは遅すぎるということも肝に銘じておきたいもの。
何よりも安全と健康第一で走りを楽しむのもまたウルトラマラソンですね。
昨年の第4回大会は当初から雨風の予報、気温もそう上がることなく、標高700メートルあまりのおろちループでも当然かなり冷え込むことがわかっていながら、半そで半パンで雨風の中を走り続け低体温症になられた方が多数おられたようです。
リタイヤしたランナーが100名以上いたということがその過酷さを物語っています。
いろんなことが起こり得るウルトラマラソンというものについて、さまざまな情報がネットでも収集できますが、ただ情報を得るだけでなく、自分自身の頭で事前にシミュレーションしておくこともある程度必要なのでしょう。
トレイルランでも滑落事故や遭難が増えてきている昨今、事故は必ず起こりうるものだということ。
命あっての物種、走ることを楽しめる命と身体に感謝ですね。
*体との対話〜その1
奥出雲ウルトラで、エイドで休んでいるランナーにアドバイスしたのは、シューズやソックスを脱いで足を楽にさせてあげること。
シューズに密閉された足は、繰り返される衝撃に耐え、靴という密室の中で辛く苦しい思いをしている。
もし急がないのなら裸足になって足にも深呼吸させてあげるのがいい。
裸足で走るのが一番なのでしょうが、今回はワラーチやサンダルのランナーも結構見かけましたね。
暑い日には足に直接水をかけたり、足を水につけたりしてあげるとなお足は喜ぶはず。
足の気持ちになってみれば分かること。
走っている最中には「頑張れ!」と足にも声をかけてあげよう。
走り終わった後には「よく頑張ったね」と感謝と労いの言葉を忘れずに…。
ランナーは常に足(脚)と共存共走している。
ランナーを支える足(脚)にも思いやりを…
85キロポイント三井野原エイドステーション…いったん腰を下ろしてしまうともう立てなくなる…
*体との対話〜その2

地面を蹴る走りは地面と喧嘩する走り。足にも地面にもよろしくない。
速く走ろうとより強く地面を蹴るために筋トレをする…そんなランナーは少なくない。
地面を蹴ればその衝撃や反動が足(脚)や腰に返ってくる。
地面とも共存するために、地面をソフトに押す走りが理想。
心穏やかに地面を押せば、足は自然に前に出て静かに地面を捉え着地する。
ただ走るだけならどんな走りでもいいのだけれど、より素晴らしい走りを求めるのであれば、自分の足や体だけにこだわっていてはエゴな走りで終わるだけで決してエコな走りは楽しめない。
この大地(地球)に二本の脚で立ち、走らせていただいているという感謝の気持ちが感激・感動の走りを生み出す…
僕はそう思いたい。
やがてこの世から消え去る時に我々が帰っていくこの大地に思いを馳せて、大地からもパワーとエナジーをもらえるように…。
*****
こちらも奥出雲と同じく海宝ロードランニングの海宝道義さんプロデュースでスタートした大会…

今年10回めでファイナル…いよいよ最終回。
遠足(とおあし)という名前がつくのはいわばマラニック的なラン。
競わない争わない、共に走る共走を楽しむもの。記録よりも記憶に残る走りを体験したいというランナーはぜひエントリーを!
伊南川100キロウルトラ遠足(とおあし)
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テーマ:マラソン - ジャンル:スポーツ
- 2019/04/17(水) 19:52:01|
- マラソン・ランニング
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【受け入れる】

拒むこと・受け入れないことが自分を苦しめ悩ませる。
どんなことでもきっとそう。何もかもひっくるめてすべて受け入れてしまった方が楽なんだ。
競ったり争ったり闘ったりするから敵対関係が生まれる。
何かを否定すればマイナスのエナジーが生まれる。
あらゆるものをありのままあるがままに受け入れる。
それも快く心地よく…
痛みや辛さ、悲しみや苦しみはもちろん、他人も自分も、環境も世界も…すべては円の中に円く収まる。
難しいことじゃない。
すべては心のあり方ひとつ。
心の中にあるものが形を作る、それが現実になる。
誰もがそんな思いになれば世界は変る、変えられる。
それが平和ってものなんだろうな。

旅を通じて受け入れることを学んだ。
長くなればなるほど旅で起こることは悲喜こもごも。
いいことも悪いことも含めていろんなことが起こり得る。
泣いても笑ってもすべて受け入れて前に進んでいくしかない。
それも「これでいいのだ」「こういうものだ」という思いで、肯定的に受け入れること。
すべては必然。意味や理由があって起きていることだから、
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テーマ:今日のつぶやき。 - ジャンル:日記
- 2019/04/16(火) 21:25:08|
- WORLD PEACE(世界平和)
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【熊本を忘れない】
熊本地震からはや3年、あっという間に過ぎた気がするが、昨年九州一周を走った際に熊本にも立ち寄り震災後の状況を見てきたが、
復興はまだ終わっていない。東北地方と同じく、過疎の地域では人がどんどん減り、人々も高齢化が進む中、いろんな問題を抱えたまま前になかなか進んでいかない。
3年前のこの日も、僕は島根県奥出雲町で走っていた。
平和な世界で仲間と走れることに感謝の気持ちを持って、いろんなちょっとしたことにも感激しながら、感動できるものをたくさん得ることができた。
生きている、ただそれだけで丸儲け…なのだが、それでも人は不平や不満を抱えるもの。
今あるベストで、今ある状況を楽しみつつ、今にフォーカスして前に進んでいくのが私たちのミッションなのかも知れない。
2016年、熊本地震のあと、僕は夏にヨーロッパに出向いた。
その旅の続編になかなか出られないまま3年が過ぎてしまった。
今年、何とか走りたい。
旅人は旅をするから旅人。旅を続けるのにいろんなハードルがあることはわかっている。旅に出てからもそれは同じ。
人生これまでのところ順調ではあるが、目指すところはまだまだ遠く果てしない。
たくさんの人と繋がりながら、たくさんの人にPEACE RUNを知ってもらうこと。
そして、少しでも世界が平和な方向に進んでいけるように、人々の意識を変えていくこと。
熊本地震で亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると共に、被災地のみなさんの平和な今と未来をお祈りしています…。
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テーマ:今日のつぶやき。 - ジャンル:日記
- 2019/04/14(日) 23:42:37|
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【第5回奥出雲ウルトラおろち100キロ遠足(とおあし)】
前夜祭を終えた翌朝は午前3時起床。フロントで午前4時に朝ごはん(仁多米のおにぎり2個)を頂いて、送迎の車で大会会場へ。
午前4時半横田庁舎前に到着。気温マイナス2度。庁舎付近の桜はほぼ満開にもかかわらずこの冷え込み。
日中は16度まで上がるとの予報。スタートを待つランナーは寒さで震えながらも、お互いに記念撮影をしたり、ウォーミングアップをしたりしている。
午前5時スタート。500名を超える100キロランナーたちが一斉にスタート。
6時間後の午前11時には仁多庁舎前を60キロのランナーたちがスタートする。
元々私は裏方(スタッフ)として参加、大会を盛り上げるのに尽力していたが、途中からゲストとして呼んで頂けることになった。
100キロは全部走らずいつも途中まで、今年は前半の42キロまで走り、その後は海宝さんと車でエイドステーションを訪ね、スタッフの皆さんを労い、ランナーを応援する側に回った。
長い1日の始まり。100キロのタイムリミットは午後9時。16時間を使ってランナーたちはそれぞれの道を進んでいく。
真っ暗な中、庁舎を出てしばらくは街灯もあったけれど、畑や田圃に囲まれたところではほぼ暗闇。
朝の早くにもかかわらず沿道に出て声援を送ったり手を振ったりしてくれる町の人々には笑顔で「おはようございます。ありがとうございます!」の声をかけた。
ところどころで長いダラダラ坂の登り。前半から少し速いペースのランナーに引っ張られてしまった。
徐々に明るくなってきた。
桜の花が咲いているすぐ下の田んぼの水が凍りついていた。朝日を浴びた薄氷がキラキラ輝いている。
前半のエイドステーションはほぼすべて立ち寄り写真を撮った。
エイドステーションは道の駅やコミセン(コミュニティセンター:いわゆる公民館)を利用したもの、あるいは沿道にテントを設営した場所で水やスポーツドリンクなどのドリンク、地域の美味しいもの・特産品を並べてくれている。
特に奥出雲は海の幸や山の幸などいろいろバラエティに富んだものを用意してくれていて、それだけでも楽しめる。
一例を上げると…西日本トップレベルのお米仁多米(にたまい)のおにぎりや卵かけご飯、焼き鯖、ジビエ(猪汁やぼ猪鍋)や奥出雲町内の有名なパン屋さんのパン、スイーツなども…
毎年いろいろ変化を加えてランナーを楽しませてくれる。
ちょっと食べては走り、またちょっと食べて飲んで走る…この繰り返し。結果的に100キロ走ったにもかかわらず体重が2〜3キロ増えるというケースも少なくはない(笑)。
平坦なところがほとんどない奥出雲のコース…特に長い坂がダラダラ続くところは心も折れて歩き出すランナーも…
80キロから85キロの間には魔のおろちループが待っている。
出雲坂根駅(標高564m)から三井野原駅(標高726m)の高低差162mを、おろちがとぐろを巻くように見える二重ループを登らなければならない。ここはコース中最大の難所。
坂根駅を下り終えてようやく「おろち退治」が完了する。
登っても登っても永遠に登り続けるような気持ちにさせられる往路のおろちループ。たいてい風向きは登りで向かい風。
下りで追い風。ところが90キロ近くで脚もかなりガタガタで、無理にペースを上げるとスピードがコントロールできなくなって転倒しかねない。
昨年は雨風が激しく、この辺りでリタイアしたランナーも多かったように思う。
100キロもの距離を人力で進むのだからいろんなことがある。痛みがいろんなところに出始めて、やめる理由をあれこれ考え始める。
しばらくすればまた痛みも収まり何とか本来の走りが戻ってくるも同じことの繰り返し。
いったん座り込んだらもう立てなくなってしまう。
それでも立ち上がって、走り出して、ゴールを目指さなければウルトラマラソンは完踏できない。
エイドステーションを回りながら海宝さんはあちこちで熱弁を振るう。
第0回プレ大会からそれは変わらない。
海宝さんは80年代から90年代初頭にかけてスパルタスロンやトランス・アメリカフットレース(日本人では初の二度完走)などを完走。日本でもウルトラマラソンを普及させようと、海宝ロードランニングをスタートさせ、これまで19もの大会を作ってきた。彼のポリシーではひとつのウルトラマラソンを10回(10年)やればそれで終了という。日本のウルトラマラソン界を支えてきたが今はもう既に次の世代が全国各地でウルトラマラソンを開催している。
そんなウルトラマラソンのお話や、海宝さんの趣味や健康に関するお話、そういったことにまつわるいろんなウンチク・生きることの哲学などを聞かせていただけるのが私にとってはいつもありがたいこと。
海宝さんと私に共通する点がいくつかある。
話題(話のネタ)が豊富。話し出したら止まらないこと。
そして、走ってアメリカ大陸を横断(海宝さんはランニングで2度、私は自転車で2度、ランニングで1度)したことが挙げられる。
正午過ぎ、トップランナーがゴールしたという知らせ。7時間半ちょっと、何と大会記録が出たという。
最終の三井野原エイドで走っているランナーたちの応援を一旦終えて、海宝さんとゴール会場に戻る。
午後2時頃から午後9時までの7時間はずっとゴールにいてランナーたちのフィニッシュシーンを見届けていた。
我々が戻った直後に総合4位のランナーがゴール。
11時間〜12時間のゴールはまだ明るい。
午後6時半頃には日が暮れて、行灯で花道を作ってくれた。
こういった演出もあって、暗くなってからのゴールはまた格別…
今大会最年長(去年は二番目)の徳島の安喜さん(77歳)も無事にゴール。
いくつになっても100キロは走れるのだということを教えられた。
最終ランナーが帰ってきたのが午後9時少し前。
長い長い1日が終わった。この大会だけは、ランナーの笑顔を見ることで元気がもらえる。
海宝さんも同じ思いでこういったウルトラの大会をあちこちで開催してきた。
自分自身のゴールよりも他のランナーのゴールとその笑顔が見れるのがやはり嬉しい…。
海宝さんの中ではこの大会も10回で終わることになるのだろうけれど、ちょうど今年が5回なので折り返し地点。
私自身もこの大会が続く限り参加させて頂きたいし、関わり続けていたいと思う。
奥出雲で出会って頂いた皆さん、スタッフの皆さん、お疲れ様でした&ありがとうございました。
また来年お目にかかりましょう!!
*この日の写真は
こちら
*
「奥出雲ウルトラおろち100キロ遠足(とおあし)」公式サイト*第4回大会のレポートはこちら
*第3回大会のレポートはこちら*第2回大会のレポートはこちら*第1回大会のレポートはこちら*第0回大会のレポートはこちら
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テーマ:今日の出来事 - ジャンル:日記
- 2019/04/13(土) 23:08:34|
- マラソン・ランニング
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【奥出雲へ】
年に一度の島根県奥出雲町への出張。
第5回奥出雲ウルトラおろち100キロ遠足(とおあし)が明日開催されるのに合わせて、スタッフ・参加ランナーのお友達と車で西に向かった。
ゆっくり走って休憩を含め約5時間。4月初めに降った雪で伯耆大山は雪を頂いていた。
年に一度しか会えない方々もたくさんいるし、毎年初めてお会いする方々もいる。
そんな出会い・再会が嬉しくて毎年やってくる、ここ奥出雲。
100キロという果てしなく長い距離を人力で移動するために、みんなが集まってくる。
何か得体が知れないけれど惹かれるものがあって、わざわざしんどい目をしに来る。
明日、それが何かわかるだろう。わからなくても感じるだろう。
前夜祭、地域の美味しいものがたくさん。懐かしい顔ぶれもいっぱい。「今年も会えましたね…」で会話が始まる。
長く生きていればいろんなことがあるけれど、毎年たった一度でも会えることに感謝感激感動。
この日の写真は
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- 2019/04/12(金) 23:14:06|
- マラソン・ランニング
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【誰かのために一生懸命】
僕達が生きて生かされている理由の一つは、
きっと誰かのために何かができるということを
自ら見つける(気づく)ことなのかもしれない。
働くということもそのひとつ。
ボランティアだってそう。
誰かの笑顔のために一生懸命になれること。
そして、そういった「一生懸命」に気づくことで
自分も頑張ろうという気になれること。
それもまた、幸せをみんなでシェアするひとつの方法なんだろう。
誰かのために一生懸命になることが、最後には自分のためになって帰ってくる。
そんな日々を送りたい…そんな日々を送ろう。

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テーマ:今日のつぶやき。 - ジャンル:日記
- 2019/04/11(木) 23:20:00|
- 日常
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【好奇心】

好奇心は次から次へと僕を未知なる世界へと導いてきてくれた。
僕はただそれらの世界に足を踏み入れながら、恐れや不安を持つことなく、あらゆるものをありのままあるがままに受け入れて来ただけ。
言い換えるなら、自分自身という存在の中にこそ最も未知なる世界が潜んでいて、その世界に通じる扉のひとつひとつを開けていく行為、それこそがまさに「冒険」であり、「チャレンジ」と呼べるものになるのだろう。
自分自身を知り尽くすのはそうたやすいことではない。知ろうとすればするほどわからなくなることもあるだろうし、逆に未知なる自分を知ることが大きな感動となることも実際少なくはない。
今、自分に何ができるのかを絶えず模索して、日々進化する自分を追い求めていくことで、人は自分自身をより高めていくことができるはず。
自分の内に秘められたものをひとつずつ発掘していくように、日々新しい自分を見出していこう。
それがこの世に生を受けた者のミッションだと僕は思う。
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テーマ:伝えたいこと - ジャンル:日記
- 2019/04/10(水) 06:48:07|
- 日常
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【咲く桜散る桜】

水面(みなも)に映るハート型した薄紅色の花びら…
咲き誇る桜も美しいけれど、散りゆく桜も美しい…
美しいものはどうあっても美しいものなのか…
美しいまま潔く散るその姿に人々はいろんな思いを重ねるのだろうけれど、
純粋にもののあわれを感じるその心こそが美しいのかもしれない。
花が美しいのはほんのひと時の間のこと。
どんなに美しい花もピークを過ぎれば散っていくか枯れるかする。
諸行無常、盛者必衰、栄枯盛衰の世界…。
安定を求めれば不安定がやってくる。
あえて自らを不安定な状況においてみるのもいい。
苦難や試練を当たり前と思える自分でありたい。
今美しく見えている花も実は仮の姿。
同じように、今、幸せに見えているものは、本当の幸せなんかじゃなくって、
ただ自分が幸せと思っているものに過ぎないのかもしれない。
真実を追究すること。
偽りや見せ掛けの自分ではなく本物の自分であること。
散り際が肝心。
美しく咲き、潔く散る姿こそ桜の真価。
散るために咲いてきた訳ではないのだろうけれど、散るからこそ美しい桜の生き様…。
常々、思わされるのは桜のように美しく咲くことはないにしても、散り際だけは美しくありたいということ。
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テーマ:伝えたいこと - ジャンル:日記
- 2019/04/09(火) 23:31:42|
- 花鳥風月
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【真の走りとは…?】
速く走りたければ
時間を気にするのはやめよう
長く走りたければ
距離を意識するのはやめよう
走ることを純粋に楽しみたければ
時計やGPSは身につけず
美しい風景があれば
写真を撮る前に自分の五感でその美しさを堪能しよう
体のどこかが痛ければ
鎮痛剤を使うよりも自分の体の声に耳を傾け体と対話しよう
心地よく走っているのであれば
風景の一部になったつもりで
その場の空気に完全に溶け込んで風に同化してしまおう
何をも犠牲にしたり我慢したりするものなどなく
とらわれるものもこだわるものもしばられるものもなく
感謝の気持ちを持って走ることで感激を覚え
自らの走りに感動できること
自分がひとりの人間であるということも忘れて
この大地の、自然の、宇宙の一部であることを自覚した時
ランナーは真の走りを体現できるのだろう
---アドヴェンチャー・ランナー 高繁勝彦

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テーマ:今日のつぶやき。 - ジャンル:日記
- 2019/04/08(月) 23:54:43|
- マラソン・ランニング
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【金剛山登山&BIKE RIDE】
たまたまのお休みでお友達の
中西大輔さんからサイクリング&登山のお誘いがあって彼のパートナーマキさんも一緒に金剛山へ。
中西大輔さんは世界二周サイクリスト。11年かけて130カ国15万キロを走り、
植村直己冒険賞を受賞された過去をお持ちの筋金入りサイクリスト。
彼と2010年に出会い、
JACC日本アドベンチャーサイクリストクラブに加えていただき、時々お互いにイベントを企画して山に登ったりサイクリングを楽しんだりしている。
兵庫県川西市出身だが、近々河内長野市に引っ越しされる予定で、ある意味ご近所さんになる訳だ。
マキさんは実家が河内長野。何年か前に堺市内を走るツーリングでご一緒させてもらうきっかけがあったが、中西大輔さんと一緒に暮らすことになったという嬉しくもおめでたいお話を聞かされたのは今年はじめのJACC日本アドベンチャーサイクリストクラブ新年会でのことだった。。
旧170号線滝谷不動近くで待ち合わせ。
午前8時半にお二人が現れ、そこから一路金剛山を目指す。
富田林市内のカントリーロードを抜け、かなり急勾配の坂を登り、府道205号線からは金剛バスのルート。
晴れた日曜で金剛山も混み合っているかと思ったら駐車場の車はそう多くなかった。
恐らく花見シーズンでみんなどこかでお花見を楽しんでいるのだろう。
3人でお喋りしながら走っているとあっという間にロープウェイ前。
自転車を停めて、伏見峠経由のルートを登る。10時20分登山開始。
お二人は手作りのワラーチサンダル、私は一本歯下駄SCAPPA。一本歯下駄での金剛山は2017年の6月以来2度目。
そういえば、前回は雪の残った時期にシューズで登りに来たのだった。
気温も高く(千早赤阪村で18度)、日差しのあるところでは汗ばむ陽気。
途中、湧き水が飲める場所がある。
自転車で登りを走って汗を大量にかいたあとだったが登りも結構堪える。
伏見峠ルートは途中に念仏坂と呼ばれる急勾配の道が100メートルほどある。
そう長い距離ではないけれど、心臓破りの坂。
伏見峠
中西大輔さんが健脚なのは当然だけれど、パートナーマキさんも只者ではない。小径車で疲れた表情を見せることなく男性二人にスイスイ着いてこれるのだから。
ちはや園地に着いて早めの昼食。
おにぎりとカップ麺。中西大輔さんが持参されたコンパクトストーブでお湯を沸かしてもらった。
山で食べるカップ麺は美味しい。
そういえば子供の頃(1970年頃)、カップヌードルの自販機が金剛山の売店にやって来て、大晦日から元旦にかけて初日の出を見に父親と金剛山に登った際に、この自販機でお湯を注ぎ食べたカップヌードルの旨かったこと…。
それまでチキンラーメンは何度も食べていたけれど、封を開けてお湯を注いですぐに食べられる…やはりカップヌードルというのは凄い発明なのだ。
その自販機もまだあった。
一の鳥居前で写真を撮ろうとした際に後からやって来たのはジェイクというアメリカ人。
神奈川で英語を教えているというワシントンDC出身の若者。
金剛山には三度目の登山だとか。山頂まで一緒に歩き、教育や旅についてあれこれ語り合った。
晴れ渡った山頂広場。少し霞んでいたけれど大阪平野も綺麗に見えた。
私は2度目の一本歯下駄金剛山登頂成功。
ジェイクも一本歯下駄体験
そこからジェイクと別れ、我々3人はロープウェイ駅経由でちはや園地に戻ってきた。
木陰のピクニックテーブルが気持ちいい。
金剛山の桜は4月末だろうか。いろんな種類の鳥を見たし、その声も楽しめた。自然の中で過ごす1日はありがたくも貴重だ。
伏見峠ルートで下山。登りは1時間半ほど、下りは45分ほどだったか。
登山口近くの山の豆腐屋さんまつまさでお二人はお土産を買う。
こんな書籍も出ているのか…金剛山の登頂回数が山頂広場付近にあるが、平野さんの1万5000回以上という記録は破られることはないだろう。
普通ならここからバスで降りるのだけど、自転車で一気に下界に降りていく。
バギーを押して走れば下りも大変なのだけど、ペダルをほとんど踏むことなく降りていける自転車は素晴らしい。
帰りは国道309号線を使って富田林方面へ。道の駅かなんに立ち寄り、ついでにぴんぽん地球ス(テラス)にも寄ってもらった。
お二人がご近所さんになるということでまたサイクリングや登山であちこち出かけられるのは嬉しいこと。
中西大輔さん、マキさん、お疲れ様でした&ありがとうございました。また次の企画を考えましょう。
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- 2019/04/07(日) 23:15:23|
- 金剛山
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【ただ走るだけがランナーじゃない】

ただ走るだけがランナーじゃない。
自分自身を走らせるものについて、常に意識を働かせながら、走ることを通じて自分自身をどう表現していくかを模索すること。
走りながら己の生き様を見つめつつ、深く考え、今から未来に向けてどんな自分で生きていくべきなのかを模索する…そこに走ることの真価が現れてくるような気がしている。
まだ志は半ば、未熟者ゆえに右往左往することばかり…表現者として、あるいは体現者としての理想を追い求める日々。
まだまだ学ぶ…というより教えられることの方が多い。
謙虚で寛容たれ…あらゆるものを自分のものとして吸収せよ。
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テーマ:今日のつぶやき。 - ジャンル:日記
- 2019/04/06(土) 23:07:24|
- マラソン・ランニング
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【習慣が人を作る】

いろんな物事を変えようと思っても、何かに変なこだわりがあったり、頑なに縛られていては先に進んでいけない。
一度自分を取り巻くあらゆるものを根本的に見直して、必要な物のみを取捨選択することなんだろう。
物事の見方や物事に対する自分のスタンスをガラッと変える…そうすることで新しい世界が見えてくるかもしれない。
日々の走りが自分のランニングフォームを作る。同じように日々の習慣が自分自身をつくる。
習慣は悪い意味でクセにもなる。思考や行動パタンを今一度見直すことも大切。
特に日々関わっている仕事やお金、人に対する考え方が今の自分のステイタスにつながっているのだということ。
感謝の気持ち、笑顔、気配りや思いやり…自分に対してはもちろんだけど、周囲に対してよりポジティヴでいられるようでありたい。

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テーマ:今日のつぶやき。 - ジャンル:日記
- 2019/04/04(木) 23:17:04|
- 人生論
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【走ることから学ぶこと・気付くこと】
走ることが人を疲れさせるというのは僕には虚言に聞こえる。
逆に、走ることは僕に力を与えてくれている。
そうでなければ、1日50キロずつ走って大陸を横断したりなんかしない。
走れば走るほど遠くに移動できるし、走れば走るほどパワーとエナジーが僕を満たしてくれる。
旅人の僕にとっては速く走る必要なんてどこにもない。
一本の道を二本の脚でただ進んでいくだけ。
心穏やかに、一歩一歩に魂を込めて、全力前進・邁進・精進!
正直なところ、馬鹿げたことをいつまでもやっているのかもしれないけれど、ひとたび走り始めた以上はとことん走り切るまで…。
馬鹿も極めればホンモノ。
中途で辞めればただの愚か者。
極めるだけの人になるために必要なのは魂のチカラ。
肉体だけで生きるなら誰にでもできる。
全身全霊で生きるために、各々の肉体に込められた魂の存在にまずは気づくこと。
DNAに刻み込まれた、自身のミッション:生きる意味や理由を知るところから。
僕はまだまだ未熟者で、足りないところだらけの半端者。
桜が美しいのは、潔く散るためだけに美しく咲き誇るパワーとエナジーを内に秘めているから。
僕も、そんなしたたかさを持って邁進・精進する人になりたいと思うのであります。
ただ走るだけがランナーじゃない。
自分自身を走らせるものについて、常に意識を働かせながら、走ることを通じて自分自身をどう表現していくかを模索すること。
走りながら己の生き様を見つめつつ、深く考え、今から未来に向けてどんな自分で生きていくべきなのかを熟考する…
そこに走ることの真価が現れてくるような気がしている。
まだ志は半ば、未熟者ゆえに右往左往することばかり…表現者として、あるいは体現者としての理想を追い求める日々。
出会いと発見、気付きと学びを求めて…「我以外皆我師」の気持ちを忘れずに。
まだまだ学ぶ…というより教えられることの方が多いのが現実。
謙虚で寛容たれ…あらゆるものを自分のものとして吸収すべし。
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テーマ:今日のつぶやき。 - ジャンル:日記
- 2019/04/03(水) 23:33:51|
- マラソン・ランニング
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【エゴよりもエコ】
エゴをエコに切り換える…それは共存共生・共存共走のあり方。
あらゆるものと対等の立場にある自分でいること。
同じ地球という惑星の下で生きて生かされているひとつの命と考える。
エゴを棄てるというのは、自分自身がこの宇宙の一部であるということを意識すること。
欲を持たずあらゆるものを誰かとシェアする生き方。
それこそがエコな生き方・考え方。
よくよく考えてみよう。
自分のものなんてこの世にはひとつもない。
自分のものだと信じ込んでいるものが存在しているだけ。
どれだけ苦労して得た地位や名誉であっても、それらは金箔やメッキ同様アクセサリーみたいなもの。
お金も土地も財産だって、すべては借り物。
この世を去る時に返さねばならぬもの、あの世には持って行けぬもの。
自分の肉体や体、この命さえも天から与えられたものだということ。
魂ひとつで天に帰る時、思い出さえも捨てざるを得ないのだ。
自然界にいる人間以外の動物ならすべて分かっている。
分かっていなくてもそれが魂に刻み込まれているはず。
エゴよりもエコ、あらゆる物事において大切なこと。
これからはエコの時代だ。

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- 2019/04/02(火) 23:17:57|
- エコロジー
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