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KAY'S BLOG

独行道~Lonesome Road of Running

解き放たれること

【解き放たれること】

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自由にものを考えるというのは、

つまるところ自分の肉体を離れるということでもあります。

自分の肉体という檻(おり)を出て、鎖(くさり)から解き放たれ、

純粋に論理を飛翔させる。

論理に自然な生命を与える。

それが思考における自由の中核にあるものです。


〜村上春樹・著「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」の中の灰田文紹氏のことば



*****



そう考えるのであれば、「死」というものは肉体からの解放であり、自由を意味するのではないか?

死を恐れるのは、逆に自由にものを考えられなくなる。

型にはまるということは自由ではなくなるということ。

それは何かにとらわれたり、取り憑かれたり、どうでもいいことにこだわってしまったり、

つまらぬ考えに縛られたり固執したりして自由から遠ざかってしまうことでもある。


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水や液体がどんな器にも自然に入っていくのはあらゆるものに対して自由自在に柔軟な形を作れるから。

とらわれないしばられないこだわらない

一切の欲望や束縛を含め、あらゆるものから解き放たれたニュートラルな存在であることが大切なのだと思う。

土地でも財産でも地位でも名誉でも、持てば持つほど自由を失ってしまう。

逆に、持っているものを手放せば手放すほど自由になれる…

そんなことに目覚めたら、世界は変わるし変えられる…

「断捨離」なる言葉があったが、あれはまさにそういうこと。


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旅をしている時によく思うこと。

身軽さを再優先するならば、理想は何も持たない手ぶらの旅。

自然界にいる鳥や動物のように、自然から与えられるものだけで生きていくのが素晴らしい。

必要な物はすべて与えられる…そんな信仰に基づいてただ旅を続けていくのだ。

食べ物も飲み物も誰かが与えてくれるか自分で見つけるかするまでは飲まず食わず。

まさに托鉢僧のような旅である。



2017年に四国一周を走って旅をした際にはお金は最低限のフェリー代のみ持参していったが

宿や食べ物・飲み物は提供していただき、お金は講演会やトークイベントの謝礼を頂きながら約1ヶ月旅を続けることができた。

お金というのはあれば便利なもの…そんな考えがじわじわと沸く中で、お金よりも大切なのは「人とのご縁」ということを思い知らされた。

ただお金を稼ぐことだけに必死になっていては、見失うことの方が多いのだということも。

お金はあくまでエネルギーのようなもの。お金を引き寄せるパワーを持った人のところに集まるもの。

人々に感謝感激感動を与えるならばその代価として入ってくるものだということかもしれない。



理想とするのは、宇宙の、大地の構成要素としての一人の人間であるという意識をしっかりと持ち、与えられた自分のミッションを自覚しながら、日々精進する生き方。

なかなか行動に移せないことで歯痒い思いもするけれど、自分自身の夢を叶えることで、世界にプラスを与えられる有為の人でありたい。


ただ、黙々と走り続ける中で、精神が肉体を離れ、透明な心を持ったピュアな存在になれるような気がする瞬間が一瞬やってくることがある。

ところが、現実生活に戻ってしまえば、煩悩だらけの俗人に戻ってしまって元の木阿弥。

忘れてはならない、日々精進。



*追記:

2014年のニュージーランドランニングの旅を走っている最中にこんなことを書いていた…。

月1000キロ超を難なく走るためには、

肉体を自分のものと思わず、宇宙の一部と感じることなのだ。

要は、痛みも辛さも苦しさも「気」のせいと思えること。



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プロフィール

KAY(高繁勝彦)

Author:KAY(高繁勝彦)
走る旅人:アドヴェンチャー・ランナー、サイクリスト(JACC=日本アドベンチャーサイクリストクラブ評議員)、ALTRA JAPANアンバサダー、 YAMANOVAコーヒーアンバサダー、ARUCUTO一本歯下駄アンバサダー、エコマラソンアンバサダー、エプソンTRUMEアンバサダー。

旅人、詩人・アーティスト、クリエイター、ナチュラリスト…。元高校教師(英語)。  

大阪府松原市生まれで、現在、大阪府富田林市に在住。妻はミュージシャンでかつてぴよぴよ名義で「らんま1/2」エンディングテーマ「虹と太陽の丘」を歌っていた。

楽天ブログ時代(2006.4.2)からノンストップブログ更新中。公式サイト 「PEACE RUN 世界五大陸4万キロランニングの旅」“KAY’S WORLD”もよろしくお願いします。 プロフィール詳細はこちら。 

二度の日本縦断(「PEACE RUN 2010日本縦断ランニングの旅(3,443km)「PEACE RUN2012 日本縦断ランニングの旅 PART2(3,482.3km)」で実質の日本一周ランニング6,925kmの旅を完結。 

2011年はPEACE RUN 2011アメリカ横断5,285kmランニングの旅を138日で完了。 2013年9月から163日で「PEACE RUN2013オーストラリア横断ランニングの旅」5,205kmを走破。 

2014年11月から2015年2月、83日でPEACE RUN2014ニュージーランド縦断ランニングの旅2,796.6kmを走破。 2016年7月〜11月、110日間で7カ国3,358.8キロ、「PEACE RUN2016ヨーロッパランニングの旅」を走破。 

2017年9月〜10月、「PEACE RUN2017四国一周ランニングの旅」1000キロ走破。2018年5月「九州一周ランニングの旅」で約900キロ走破。 

2011年3月14日、東日本大震災の3日後、「RUN×10(ラン・バイ・テン)運動」を発案・提唱、全国に展開させる。 

2012年末、facebook上の公開グループ、平和的環境美化集団"THE SWEEPERS"を発足、活動を展開中。 

2014年、一本歯下駄で世界平和をめざすfacebook上の公開グループ「一本歯下駄クラブ」を発足、活動を展開中。 講演・セミナー・取材などの問い合わせ・依頼は下のメールフォームでお願いします。

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