【大胆、かつ慎重に…】
年末に犬に咬まれるという失態
(1月2日のブログ参照)を演じてから昨日でちょうど一週間。
あれから自宅謹慎ということで、買い物以外はほとんど外に出ることがなかった。
ふくらはぎの怪我の方も順調に回復。今朝、様子見ということで30分だけ寒い中を走ってみた。もう違和感もないし、大丈夫みたいだ。
ここ一週間の日々の生活の中で、より危機管理に関して慎重になったのは大きな変化だ。
家の階段を上り下りする時も一段一段確実に行っているし、調理の際、刃物を扱う時も手や指を切らないように慎重に。火を扱う時も火傷することがないように…。
「隙あらばどこからでもかかってまいれ!」とでも言っていいくらい、常に自分の身の回りに目配り気配りするようになったのはある意味でいいことなのかも知れない。
「冒険」とは文字通り危険を冒すこと。ただ、植村直己氏の言葉にもあったとおり、「生きて帰ってくるまでが冒険」。慎重には慎重を期すこと。常に危険を予測しながら前進するのが理想だ。
正月早々、他の方のツイッターやブログを見ていて、風邪やノロウイルスやいろんな災いに見舞われた方もいるようだ。怪我で療養中の自分が言える立場ではないが、健康こそ宝。
怪我や事故や病気などのトラブルはあって欲しくない。まさに注意一秒怪我一生。慎重すぎるに越したことはない。
さて、今日は新年会。
JACC(日本アドベンチャーサイクリストクラブ)のメンバーが集まると同時に一般の方の参加も半数を占めるという。
新年会と同時に、世界二周サイクリスト
中西大輔さんの「世界130カ国自転車旅行」の出版記念会も兼ねている。
中西さんにお会いしてからいろんな人脈が広がっているのはありがたい限りである。
JACCに加盟するきっかけになったのも、この新年会にでることになったのも中西さんのおかげである。
5月に「PEACE RUN 2011 アメリカ横断5000キロランニングの旅」でアメリカに旅立つ予定だが、それに関連した話題がいくつか…。
ひとつは、ブログ仲間で大学の後輩である
MASAさん(LA在住)の縁で、PEACE RUN 2011 アメリカ横断5000キロランニングの旅に関して、スポーツ用品メーカーのアシックスがシューズやウェアの提供を申し出てくれている。今月中旬に神戸のアシックス本社を挨拶がてら訪ねていろいろとお話を聞いてくることになっている。
昨年の日本縦断ではGMPインターナショナルのエアーバギーランを使用したが、次回の旅では、BABY JOGGERを利用しようと考えている。

それに伴って、MASAさんの方で、アメリカのBABY JOGGER社にもスポンサー依頼をお願いしている。
もうひとつは、今回の旅でさらにスポンサー枠を広げていこうということで、アウトドア用品メーカーのモンベル社が
「チャレンジ支援プログラム」という企画を掲げている。以下はそのモンベルのサイトからの引用。
モンベルは、2011年より「チャレンジ支援」の支援内容を拡充いたします。
これまでの「チャレンジ支援」は、自らの限界に挑む独創的な冒険・探検を応援するため、活動に必要な装備を特別価格で提供するものでした。今後は、サポートする活動の範囲を広げ、自然保護、社会福祉、野外教育、地域貢献など、自然と関わりがあり、社会的貢献度の高い取り組みについても支援いたします。また、特に社会性が高いと認められる活動に対しては、資金・商品の提供も行います。
新しい「チャレンジ支援」プログラムは公募制となります。応募は随時受け付け、特別価格販売については随時審査を行います。資金提供・商品提供を希望する活動については、年に4回、選考を実施します。
サポートを希望される個人・団体は、下記の応募要項をご覧のうえ、必要書類をご準備のうえ応募ください。願わくば、賞品よりも資金提供という形を望みたいところだ。
第一回の審査が2月28日。これでモンベルからのGOサインが出れば、冒険家としてのプロデビューが認められることになる。
あとは両親(特に母親)の説得…。実はこれが一番大きな仕事かも知れない。
年始早々母親からクレームが絶えない。
遊び呆けてばかりで仕事をする気はあるのか…とか、50にもなって独り身で再婚する機会も逃してしまってもいいのか…とか…。
あまり体調もすぐれないせいもあるのだろうけど、ことごとく父親と自分が攻撃の対象となっている。
両親には感謝してはいるけれど、親に心配ばかりかけて、親孝行らしきこともあまりしていない自分は確かに親不孝者だ。
ただ、これが最後のチャンスになると思えば、このチャンスに賭けない訳には行かない。
大胆、かつ慎重に…。
たとえ、いかなる危険を冒してでも、チャレンジする価値はある。そう信じているからなおさら…。
“It's now or never...(やるなら「今」しかない)”
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テーマ:日々のつれづれ - ジャンル:日記
- 2011/01/08(土) 09:00:00|
- 旅・冒険
-
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| コメント:4
モンベル社のチャレンジ支援からの資金提供ができたら安心して旅に行けますね。
お母さんが心配ているということですが、それが普通のお母さんなんでしょうね。
その点、私の家は野生動物と一緒で大きくなればなんの干渉もしません。
小さい時から他人に迷惑をかけるな、悪いことをするなと言って厳しく育てました。
ぐれずに育った位で良かったとおもっています。
上の子供はウサギ年今年36歳になります。
一生結婚しないと言っています。
本人がそう言っているんだからそのように生きればいいと思っています。
今回、kayさんがアメリカ横断peace runを決行しても、内の女房殿だったら反対しないでしょう。
大人の行動ですので。
ところで、熱気球で太平洋を横断した神田道夫さんもモンベル社の支援をうけていたんですね。
また、片山右京さんも、KAYさんのこれまでの行動体験から審査に合格すると思います。
トモさんの考えたTシャツでは限られた資金しか集まらないような気がしますので審査が合格されることを祈念します。
- URL |
- 2011/01/08(土) 10:31:22 |
- タミヨッサン #-
- [ 編集 ]
私も会社を辞めて旅に出る時に同じような境遇でした。(私のときは父からの猛反対でした)いい旅をして、必ず無事に帰ってきてください。
- URL |
- 2011/01/08(土) 15:58:06 |
- 中西大輔 #JalddpaA
- [ 編集 ]
タミヨッサン:
ありがとうございます。
いちかばちか、のるかそるか、ギャンブラーの気持ちでここは賭けに出るべき時ですね。
タイミングがうまい時期に…。
2月末まで第一期受け付けです。
5月の出発までに追い風が吹き荒れてくれることを期待してみましょう。
- URL |
- 2011/01/08(土) 16:59:38 |
- KAY.T #-
- [ 編集 ]
中西さん:
いくつになっても親は親で子供は子供なんですね。
ましてや仕事も家庭もない、世間一般からすればまともじゃない…ということを親は一番危惧するのでしょう。
私は楽天家過ぎるのかも知れないけれど、幸運をつかむためには楽天的にものを見ていた方がたぶんいいのだと思っています。
息の長い旅人になるために、利用できるチャンスはすべて利用しつくしたいものです。
今夜のパーティ、よろしくお願いします。
- URL |
- 2011/01/08(土) 17:02:48 |
- KAY.T #-
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