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KAY'S BLOG

独行道~Lonesome Road of Running

見えないバトン

【見えないバトン】

1月21日、間寛平さんの地球一周アースマラソンのゴールとなる大阪城野外音楽堂に行ってきた。

osaka_jo_koen2

会場には3000人しか入れない。事前にチケットを手に入れたかったが、既に申し込みは締め切られ、テレビのない自分の部屋ではその様子も見ることもできない。

大阪城公園の沿道に応援にでも行こうかと思っていた矢先、ツイッターのフォロワーのMAIKOさんからチケットがあるというつぶやき…。

プラチナチケット…。

よもや現地で応援できるとは…。

osaka_jo_koen1

5時前、早めに会場に着いたら既に多くの人たちが…。

osaka_jo_koen3

地元の高校の陸上部の生徒たちがフェンスを立てて整理券番号別に並ぶスペースを確保していた。

野外音楽堂に入り、席は後ろの方だったが中央のスクリーンがよく見える位置。

stage

入り口付近で「寛平新聞」なるものが配られていた。

kampei_news


6時に吉本の若手芸人たちがステージに上がってきた。

テレビを見ていないので全く見たことのないタレントばかり。


寛平さんが入って来た時に、どんな風にエールを送るか、とか応援ソング「RUN寛平RUN」を歌うタイミングなどを説明して、リハーサルを何度かやってみた。

野外なので日没後は気温もどんどん下がって行ったが、声を出して体を動かしていればいくぶん寒さはましになった。

寛平さんがゴールする前に、全長1キロにもおよぶゴールテープが用意されていた。黄色い、まるで見た目は厚手のトイレットペーパー。会場にいる応援に来た人たちのメッセージをそこに書き込むのだ。

自分も2箇所に分けてメッセージを書き込んだ。寒くて手の感覚が麻痺しかけていたが、思いを込めて書いた。

message1

message2


日本テレビの特番もスタート。会場のスクリーンに映し出されていた。

第一ゴールは野外音楽堂、そして寛平さんのご家族と吉本のベテラン芸人一行が待つ第二ゴール(その時点では場所は秘密にされていた)が大阪市内のどこかに存在していた。

吉本興業の歴史を築き上げてきた、これだけのメンバーが勢ぞろいしているというだけでも寛平さんの人柄の素晴らしさがうかがわれる。

番組内では、アースマラソンのダイジェストがスクリーンに映し出され、2年前のスタートから、ヨットで太平洋を渡り、のちにアメリカ横断、そしてヨーロッパからアジアへ。

途中、前立腺がんが見つかり、治療のためにアメリカへ…。

再び走り出すものの、50度を超える酷暑の中も、マイナス19度の厳寒の中も、1日平均50キロを走り続けてきた。

そして、中国チンタオから再びヨットでの航海。1月4日に博多で日本上陸。

その時、寛平さんは2年ぶりに実のお母様に再会されていた。お母さんっ子の寛平さんも涙を流して再会を喜び合う場面…。



博多から瀬戸内海沿いに大阪まで17日かけてゴールを迎える。

ライヴ中継で、夜道を走る寛平さんの姿が映し出される。

夜空にはヘリコプターが飛んでいた。空から会場を撮影しているのだ。

残りの距離が表示され、大阪城が見えた。

沿道にも3000人あまりの人が応援に駆けつけていたようだ。

ハイタッチをしながら、なかなか前に進めない寛平さん。


7時42分、野外音楽堂に寛平さんの姿が…。

スポットライトに照らされ会場の階段を駆け上がる、一番上まで上がって、中央から階段を下りながら、たくさんのメッセージが書かれたテープを順番に切っていく。

そして、最後はステージ上に用意されたゴールテープを…。


「俺は幸せもんやー!!」

2年にも及ぶ長旅…その途中でいろんな出会いがあっただろうし、辛く苦しい思いも数え切れないはず。レベルは違えど、同じような旅をしていた自分だからこそ、その気持ちは痛いほどよく分かる。


寛平さんの語りに、場内は一時静まり返り、涙を流す者も…。


と、突然のギャグに、涙を浮かべていた人たちも急に噴き出してしまう。

ゲストにはQちゃんこと高橋尚子さんも。

大阪市長が花束贈呈をする場面も。

想像を絶するような走り旅をしてきてゴールしたばかりの寛平さんに


「地元でこの秋に開催される大阪マラソンをぜひ走って下さい」

とメッセージを贈っていた。


「ア~メ~マ~」を全員で復唱して、「RUN寛平RUN]の応援ソングで寛平さんを第二ゴールへと送り出す。

この後会場から出て行く人たちも少なからずいた。寒さが辛かったのだろうか。


第二ゴールに向かって走っている寛平さんの姿をスクリーンで見守る野外音楽堂のファン達。ミュージシャンで長男の慎太郎さんが自作の応援ソングを歌っている。

走っている間できるだけ人の群れを避けるために第二ゴールの場所は明らかにされなかったが、寛平さん到着と同時にそこがNGK(なんばグランド花月)であることが明らかにされた。

明石屋さんまはじめ、寛平さんを待つ吉本のベテラン芸人の数々…。しばらくテレビを見ない内に、みんな老け込んでしまったものだ。

一番辛かったのは奥さんだろう。お互い照れながら、何とか最後は抱擁しあって、周りから拍手喝采を受けていた。



9時前に特番終了。

そして、自分もJR森ノ宮に向かい車中の人となった。



今年に入ってからいろんな変化があった。

JACC(日本アドベンチャーサイクリストクラブ)の新年会に参加したことも、アシックスがスポンサーについてくれたことも、冒険家としてデビューしたことも、そして運よくチケットをもらえたおかげで、このアースマラソンのゴールを見届けられたことも…。

何よりも、自分に関わってくれる人たちが、いろんな形で今後支援をしていこうと、少しずつそのサポート体制が確立しつつある…これは本当に喜ばしいこと。感謝しないといけない。


すべてが、ある方向性を自分に示してくれているのだ。

これを神の啓示と捉えていいのだろうか…。


見えない力が働いている。

この晩、自分を大阪城野外音楽堂に導き、寛平さんのゴールを見届けさせようとする力が確実に働いていた…。



寛平さんがゴールした瞬間、確実に見えないバトンを彼から受け取った。

It's my turn now!! (次は自分の番)

その瞬間、誰かの声が聞こえてきたような気がした。


「アメリカ横断…そんな程度のレベルで満足してていいのか…?」と声は語っていた。


それは、ひょっとしたら、自分の中にいるもう一人の自分の声だったのかも知れない。


「やっぱり…そうか…」


寛平さんのアースマラソンは、単純に海と陸で北半球のみの地球一周4万キロ(内陸路は約2万キロ)の旅だった。

ならば自分は…。

五大陸を走破して、陸路で4万キロを超えなければ、冒険する価値はない。

残りの人生のすべてを懸けて、挑むだけの価値は十分にある。


のるかそるか…。


It's now or never...(やるなら「今」しかない)



*****




本日、スポンサーをお願いしているアシックスから大量のアパレル(ウェア類)とシューズのサンプルが届いた。

asics_apparel


ありがとうございます!

さっそくこれらを着用して走ります!!


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  1. 2011/01/22(土) 11:13:53|
  2. 冒険
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  4. | コメント:4
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コメント

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  1. |
  2. 2011/01/22(土) 11:27:52 |
  3. #
  4. [ 編集 ]

感涙

読んでいて泣けてきました

私も沿道に応援に行けば良かった

寛平さんも長い旅辛い事もたくさんあったでしょう

ナイスファイト寛平さんですね


次はKayさんの出番ですね
私も何か出来る事があればと思っています

  1. URL |
  2. 2011/01/23(日) 07:52:56 |
  3. ももすけ #-
  4. [ 編集 ]

Re: 感涙

ももすけさん:

走り終わったら今度は芸人としてまた忙しい日々を送っている寛平さん、大変ですね。

トルコで映画も作られたとか、サンスポからも保存版のグラフ誌も出るとか…。

話題に事欠きませんね。

さあ、次は自分の番ですが…。

細々とやっていきますよ。
  1. URL |
  2. 2011/01/24(月) 12:20:18 |
  3. KAY.T #-
  4. [ 編集 ]

随分届きましたね。

記事を拝読しました。テレビを持っていないのですか。それにしても、アシックスから随分アパレルウェア類が届きましたね。
  1. URL |
  2. 2013/06/06(木) 11:53:55 |
  3. アパレルウェア #kQBTdAVk
  4. [ 編集 ]

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プロフィール

KAY(高繁勝彦)

Author:KAY(高繁勝彦)
走る旅人:アドヴェンチャー・ランナー、サイクリスト(JACC=日本アドベンチャーサイクリストクラブ評議員)、ALTRA JAPANアンバサダー、 YAMANOVAコーヒーアンバサダー、ARUCUTO一本歯下駄アンバサダー、旅人、詩人・アーティスト、クリエイター、ナチュラリスト…。元高校教師(英語)。  
大阪府松原市生まれで、現在、大阪府富田林市に在住。妻はミュージシャンでかつてぴよぴよ名義で「らんま1/2」エンディングテーマ「虹と太陽の丘」を歌っていた。

楽天ブログ時代(2006.4.2)からノンストップブログ更新中。公式サイト 「PEACE RUN 世界五大陸4万キロランニングの旅」“KAY’S WORLD”もよろしくお願いします。 プロフィール詳細はこちら。 

二度の日本縦断(「PEACE RUN 2010日本縦断ランニングの旅(3,443km)「PEACE RUN2012 日本縦断ランニングの旅 PART2(3,482.3km)」で実質の日本一周ランニング6,925kmの旅を完結。 

2011年はPEACE RUN 2011アメリカ横断5,285kmランニングの旅を138日で完了。 2013年9月から163日で「PEACE RUN2013オーストラリア横断ランニングの旅」5,205kmを走破。 

2014年11月から2015年2月、83日でPEACE RUN2014ニュージーランド縦断ランニングの旅2,796.6kmを走破。 2016年7月〜11月、110日間で7カ国3,358.8キロ、「PEACE RUN2016ヨーロッパランニングの旅」を走破。 

2017年9月〜10月、「PEACE RUN2017四国一周ランニングの旅」1000キロ走破。2018年5月「九州一周ランニングの旅」で約900キロ走破。 

2011年3月14日、東日本大震災の3日後、「RUN×10(ラン・バイ・テン)運動」を発案・提唱、全国に展開させる。 

2012年末、facebook上の公開グループ、平和的環境美化集団"THE SWEEPERS"を発足、活動を展開中。 

2014年、一本歯下駄で世界平和をめざすfacebook上の公開グループ「一本歯下駄クラブ」を発足、活動を展開中。 講演・セミナー・取材などの問い合わせ・依頼は下のメールフォームでお願いします。

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