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KAY'S BLOG

独行道~Lonesome Road of Running

冒険の共有~その1

【冒険の共有~その1】

*1月29日分の更新


数日前に、世界二周サイクリストの中西大輔さんからメールで、ソロアルピニストの栗城史多さんの講演会のチケットが一枚余っているという連絡を頂いた。

中西さんにその連絡をされたのが、能勢にお住まいの、登山とマラソンが趣味といわれる

Hさん。自分よりも長身(185センチくらい?)で非常にスリムなナイスガイ。

さっそく、待ち合わせの阪急池田駅に向かう。

会場は、インスタントラーメン発明記念館


chicken_ramen


池田市はインスタントラーメン発祥の地。日清食品の創業者である故安藤百福(ももふく)氏が1958(昭和33)年、チキンラーメンを生み出したのがこの街。


今回は、安藤スポーツ・食文化振興財団が主催する「第9回トム・ソーヤー・スクール企画コンテスト」の表彰式における記念講演ということであった。

このトム・ソーヤー・スクール企画コンテストで入賞された4つの学校や団体の取り組みについてのプレゼンテーションもあり、元学校関係者の自分から見てもなかなか中身の濃いものだった。

その中には、無人島で子供たちが中心となって1週間自給自足の生活を試みるものや、子供たちだけでコミュニティを作って自然体験活動に取り組むものなど、「生きる力」を身につけるための取り組みがいろんな形で実践されていた。

何よりも、自分たちで考えて、相談して、自分の役割を見つけて、積極的に組織と関わりを持とうとする力が要求される場面があるのはいいことだ。

さらに、社会に出て行くに当たって、自分ひとりで問題を解決できる能力も、いろんな場面で要求されてくる。

「ひとりでできるもん」という番組があったが、そのアウトドア版みたいなものだろうか。あえて、大人がそういった場面を設定して、その中に子供たちが入っていく、シナリオのないマルチロールプレイイングとも言える。

昔なら、子供たちだけで「遊び」を通じていろんなことにチャレンジできたのだろうけど、今は学校やカブスカウトなどの組織がないとなかなかできない時代。親がそういった活動に関心を持っていなければ、子供時代に楽しめるのはせいぜいゲームなどのデジタルツールくらいのもの。

子供たちが将来、どんな夢を思い描くかは、幼い頃の体験次第。いろんな活動に参加して経験してきたことが、自分の将来に大きくプラスになるものなのだ。

昨年3月末まで高校3年生をずっと担任していたが、将来の進路を決めるのに、「何をしたいのか分からない」という18歳がかなりたくさんいる。自分に何ができて、何が向いているのか、自分自身が分からないというのだ。特にやってみたいこと…「ありません」という答えはごく普通に彼ら/彼女たちの口から出てくる。

将来やってみたい職業は…「公務員」という答えは出てくるが、公務員といってもどんな分野の…と聞けば、沈黙状態のまま…答えが返ってこない。

夢をかなえるといっても、叶えたい夢がなければどうにもならない。

ごくふつうに真面目に育ってきた子供たちでさえこのありさまなのだから、世間の18歳たちの今までの生き様についていろいろ考えさせられてしまう。

いろんな可能性を秘めているはずなのに、それを自分で気づかぬまま平凡な一生で終わってしまうなんてあまりにももったいないではないか。

といったことを、今ここでテーマにしているのではなかった…。

今言っておくべきことは…

小さなお子さんをお持ちの親御さんたちは、できるだけ自然の中で活動できるような体験をぜひさせてあげて下さい。


(「冒険の共有~その2」につづく)


*お知らせ:

「PEACE RUN 2011アメリカ横断5,000kmランニングの旅」への支援サイト

OPENしました!

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テーマ:夢に向かって生きる - ジャンル:ライフ

  1. 2011/01/29(土) 23:59:59|
  2. 旅・冒険
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
<<冒険の共有~その2 | ホーム | ランニング道(14)~マラソン講座>>

コメント

kayさんこんにちは。
日本の若者を取り巻く教育現場の状況や
夢を見ることができない若者が多いということが
言われていますが、イタリアでもおなじです。

教育現場は、政府の方針で予算から教育にかかわる
財源をカットしまくり、近所の公立小学校など
始業式から教師が不足して不在している始末。

最近日本ではモンスターペアレンツ云々といわれていますが、
こちらも存在します。

それと家庭での親と接する時間の変化と、子供への過保護。

特別な技能など要求しない。せめて普通に健全に
育ってくれることが、昔に比べて複雑になってきているとおもいます。

僕にも小さな子供がいますが、ホント今から”健全な心”
をもった子供に育てるにはどうしたら良いかって
よく夫婦ではなしています。

自立心と自然や動物をいたわる姿勢を親子共々
勉強中です。

さて、”冒険、夢に向かって生きる”ということですが、
僕が思うに、自身が抱いていたものを実行に移す最初の
ステップを越えることが、冒険中に立ちはだかる壁やスランプ以上に
大きな壁だと考えます。たいていの人はこの壁を
越えることができません。

 でも、逆に言えば、この壁を乗り越えることが出来るほどの
夢や冒険を見つけることができた人はある意味自分の人生をかけて
でも挑戦したい”生きた証”を見つけることが出来た人、
つまり自分自身に対してすごくポジティブなひとだともいえると思います。

正直。。もしうちのチビちゃんが、登山家になって
単独登頂を目指したいとか言われたら、心配で
仕方がないでしょうが、何でもいい。自分の人生に
こだわって生きていってもらいたいものです。


  1. URL |
  2. 2011/02/01(火) 07:20:16 |
  3. akio #-
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

akioさん:

コメントありがとうございます。

イタリアも似たような状況なんですね。

教育は百年の計…今の状況を完全に元に戻そうとしても100年かかるわけなんですね。

時間もお金もかかるでしょうし、何よりも社会構造が変わらない限り大きな変化というのはありえないのでしょう。

モンスターペアレンツも先進国なら普通にいるってことでしょうか。

子供の幸せを願うなら、構いすぎるよりは自立させるために、できるだけのびのびと育ててあげるのがいいんでしょうね。


目の前に立ちはだかる壁…今自分がそんな場面に立たされています。

前にもブログで書きましたが、壁なんてない…そう信じてぶち当たっていけるかどうか…。

障害と思っていたものは実は障害でも何でもなかった…単なる錯覚だと…あとからそう思えればいいですね。


いろんな方法を考えながら、今からの道を模索して進んで行かねばなりません。

社会のシステムがどうであれ、既成概念にこだわらず、新しい発想で乗り越えていくことが今の自分にとっては必要なこと。

不可能は不可能と思っている限り不可能なんだ…。

それが壁をクリアする発想のひとつです。

子供さんにも、常にチャレンジするべき機会を与えて上げて下さい。
  1. URL |
  2. 2011/02/01(火) 11:10:30 |
  3. KAY.T #-
  4. [ 編集 ]

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プロフィール

KAY(高繁勝彦)

Author:KAY(高繁勝彦)
走る旅人:アドヴェンチャー・ランナー、サイクリスト(JACC=日本アドベンチャーサイクリストクラブ評議員)、ALTRA JAPANアンバサダー、 YAMANOVAコーヒーアンバサダー、ARUCUTO一本歯下駄アンバサダー、旅人、詩人・アーティスト、クリエイター、ナチュラリスト…。元高校教師(英語)。  
大阪府松原市生まれで、現在、大阪府富田林市に在住。妻はミュージシャンでかつてぴよぴよ名義で「らんま1/2」エンディングテーマ「虹と太陽の丘」を歌っていた。

楽天ブログ時代(2006.4.2)からノンストップブログ更新中。公式サイト 「PEACE RUN 世界五大陸4万キロランニングの旅」“KAY’S WORLD”もよろしくお願いします。 プロフィール詳細はこちら。 

二度の日本縦断(「PEACE RUN 2010日本縦断ランニングの旅(3,443km)「PEACE RUN2012 日本縦断ランニングの旅 PART2(3,482.3km)」で実質の日本一周ランニング6,925kmの旅を完結。 

2011年はPEACE RUN 2011アメリカ横断5,285kmランニングの旅を138日で完了。 2013年9月から163日で「PEACE RUN2013オーストラリア横断ランニングの旅」5,205kmを走破。 

2014年11月から2015年2月、83日でPEACE RUN2014ニュージーランド縦断ランニングの旅2,796.6kmを走破。 2016年7月〜11月、110日間で7カ国3,358.8キロ、「PEACE RUN2016ヨーロッパランニングの旅」を走破。 

2017年9月〜10月、「PEACE RUN2017四国一周ランニングの旅」1000キロ走破。2018年5月「九州一周ランニングの旅」で約900キロ走破。 

2011年3月14日、東日本大震災の3日後、「RUN×10(ラン・バイ・テン)運動」を発案・提唱、全国に展開させる。 

2012年末、facebook上の公開グループ、平和的環境美化集団"THE SWEEPERS"を発足、活動を展開中。 

2014年、一本歯下駄で世界平和をめざすfacebook上の公開グループ「一本歯下駄クラブ」を発足、活動を展開中。 講演・セミナー・取材などの問い合わせ・依頼は下のメールフォームでお願いします。

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