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独行道~Lonesome Road of Running

「RUN×10(ラン・バイ・テン)運動」の先にあるもの

【「RUN×10(ラン・バイ・テン)運動」の先にあるもの】

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「RUN×10(ラン・バイ・テン)運動」はいまだ賛同者が増える中、ここ数日あれこれと考えていた。

そのひとつは、自分たちにできることに気づくということ。

自分自身に与えられた社会的な役割が必ずあるのだけれど、それを果たすだけで終わってしまってはいけないということなのだ。

今回の「RUN×10(ラン・バイ・テン)運動」を契機に、今まで募金とかしたことのなかった人も、勢いに乗って募金をしてくれる、それはそれでいいことだが、被災地が復興したから終わり…ということであっては決していけないのだと思う。

震災後、電気やガスや水道が使えないという状況があった。本来の日本ではライフラインがきちんと整備されているのがあたりまえで、電話やインターネットも日常的に気兼ねなく使えるという人はたくさんいる。

これがアフリカやアジアの、決して豊かとはいえない国々に行けばどうなるだろうか?

大震災で被災したことがなくても、テレビやインターネット・電話はもちろん、ずっと以前から電気やガスや水道さえ存在しないところはいくらでもある。

炊事は焚き火で、灯りはろうそく、水は井戸か川の水を汲んで来るのが当たり前…そんな暮らしをごく普通に営んでいる人たちが必ずいる。

学校に行くべき年齢でありながら、半ば強制的にきつい肉体労働をさせられている子供たちだっている。紛争が起こっている地域では、10代の兵士が銃を持って戦いに駆り出される。難民となって、あるいはストリートチルドレンとなって、未来への希望も持つことすらできない子供もいる。

文明の恩恵を何不自由なく被っている我々日本人ではあるが、他の国で起こっていることにも目を向けて、たとえ日本で当たり前のことではあっても、それが実は他の国や地域では当たり前などではないということも知るべきなのだ。

周りを思いやれる日本人であるのならば、日本以外のそんな国々や地域のことを考える機会も持ってみたい。



去年、「PEACE RUN 2010日本縦断3,443キロランニングの旅」で北海道の宗谷岬から沖縄県の波照間島まで走って旅をした。

旅のさなかに、今の日本が、今の日本人が何を求めているのかをしばしば考えることがあった。

いろんな人々と出会うなかで、物質的・金銭的に恵まれていたとしても、何か満たされないものを内に秘めている人たちがたくさんいるということを知った。その時、自分にできることは、そういった人たちに代わって旅を続けて行くことだった。

東日本大震災のあと、被災地の人々が何を求めているのか?あるいは、その被災地の人々のために、被災しなかった我々には何をできるのか?そういった問題に今直面して、ひとつの答えが「RUN×10(ラン・バイ・テン)運動」だったのだ。でも、まだ他にきっとあるはず。今はそれを模索している。



メディアや、その他様々な企業・ビジネスが、その時点での社会のニーズに気づき、同時にそれに応えていくことが求められている。

震災後、ある地域のテレビやラジオ局が、通常の番組を取りやめて、どこに行けばどんなサービスが受けられるのかという情報を提供していたそうだ。そんな柔軟な取り組みがもっとあっていい。


49歳で教師という仕事を辞めて、50歳で冒険家(アドヴェンチャー・ランナー)になった。

自分にとって、今回の「RUN×10(ラン・バイ・テン)運動」の普及は、今後のランナーの役割やランニングの方向性・可能性を示してくれたのではないかと思っている。

折からのランニング・マラソンブームにあやかって、この運動がはしかや風疹のような一過性のもので終わって欲しくはないし、終わらせるつもりもない。



5月に「PEACE RUN 2011アメリカ横断5,000キロランニングの旅」に出発する。

日本という国とそこに住む日本人についてアメリカで語ろうと思っているし、帰国したら、自分が見てきたアメリカという国とそこに住むアメリカ人について、日本で語る機会がまたあるだろう。

そして、そのあとは世界へ…。

地球という惑星を二本の脚(足)で走って旅をする。

走ることしかできないアドヴェンチャー・ランナーが、走ることで世界に伝えられる何かがある。

今は、その「何か」を模索する日々。

PEACE RUNが意味するものを追求し続ける。



何ゆえに走るのか?

…これはランナーにとって永遠の課題だ。

追いかけるものがあるから走るのだろう。

だが、ランナーそれぞれに答えはあるのかも知れない。

走ることに人生を捧げた自分である。

求道者として、とことん走り続けていくつもりである。








*お知らせ:東日本大震災で被災した人たちのためにできること…


(その1)RUN×10(ラン・バイ・テン)運動

被災しなかったランナーの皆さん:その日の走行距離に10を掛けた金額を毎日貯めて募金しませんか?10キロ走ったら100円を貯金箱に入れるだけ。自分のためにも被災地の復興にも役立ちます。今すぐ、毎日実行できること。 

・イベントはこちら…。  
・詳細はこちら…。

・JogNoteとのコラボ企画はこちら


(その2)「走る.jp」による「東北地方太平洋側地震 支援Tシャツ」を購入しよう!

詳細はこちら



*イベント情報…

(その1)TEAM PEACE RUN主催「第2回ゆったりまったり走ろう会(チャリティ・ラン)」のご案内:

3月21日月曜日・祝日、大阪堺市の大泉緑地周回コースを走りませんか?

ウルトラマラソン参加予定者のために、5時間走のコースもあります。

上記の「RUN×10運動」と連動しています。好きなだけ走ってもらって、走った距離×10円を各自募金に充てて下さい。

午前9時、地下鉄御堂筋線新金岡駅集合か、午前9時30分大泉緑地内スポーツハウス(シャワー・更衣室・コインロッカー・売店等あり)前集合の予定です。

多少の小雨なら決行します。雨具やタオル・着替え等の準備をお願いします。



(その2)モンベル冒険塾開講!

「冒険の価値が評価される社会」の実現、そして、冒険を目指す若者を応援したい。

そんな思いから、この春、冒険塾を開講いたします! 

さまざまな冒険を実践している経験豊富な講師陣が、その技術とスピリットを伝えます。

※4月開講分は3月10日で締め切り。次の2次募集の入塾応募を受け付けています。

詳細はこちらを…。



(その3)5月15日(日) 植村直己顕彰事業2011日本冒険フォーラム
「冒険の伝説・未来」~ こんな日本人がいた そして 今もいる ~
 兵庫県豊岡市は、国民栄誉賞を受賞した世界の冒険家・植村直己の精神を後世に継承しようと平成6年に植村直己冒険館を建設し、平成8年に「植村直己冒険賞」を創設しました。
 これまで、山・海・川・空・極地等を舞台にした冒険者やその冒険に関わった方、そして全国各地の多くの植村直己ファンに支えられて、植村直己顕彰活動を進めると共にチャレンジャーの応援を続けています。
 これらの活動のステップアップとして、冒険者のチャレンジ精神を讃え、そして日本の「冒険文化」を考えるきっかけを創るため、全国のチャレンジャーが一同に集い、植村直己の素顔を振り返りながら考える、「日本冒険フォーラム”冒険の伝説・未来”」を開催します。


---以上は、植村直己冒険館の公式サイトから

明治大学駿河台キャンパス内(東京)で開催。参加は無料ですが入場整理券が必要です。詳細は植村直己冒険館のサイトで…。


*「PEACE RUN 2011アメリカ横断5,000キロランニングの旅」支援Tシャツ、引き続き販売しております。販売サイトはこちらです。

PEACE RUN 2011 アメリカ横断5,000キロランニングの旅公式サイト

PEACE RUN 2011 支援サイト

Go the Disance!(英語版)


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テーマ:出来ることから始めよう! - ジャンル:福祉・ボランティア

  1. 2011/03/19(土) 09:10:47|
  2. マラソン・ランニング
  3. | トラックバック:0
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プロフィール

KAY(高繁勝彦)

Author:KAY(高繁勝彦)
走る旅人:アドヴェンチャー・ランナー、サイクリスト(JACC=日本アドベンチャーサイクリストクラブ評議員)、ALTRA JAPANアンバサダー、 YAMANOVAコーヒーアンバサダー、ARUCUTO一本歯下駄アンバサダー、旅人、詩人・アーティスト、クリエイター、ナチュラリスト…。元高校教師(英語)。  
大阪府松原市生まれで、現在、大阪府富田林市に在住。妻はミュージシャンでかつてぴよぴよ名義で「らんま1/2」エンディングテーマ「虹と太陽の丘」を歌っていた。

楽天ブログ時代(2006.4.2)からノンストップブログ更新中。公式サイト 「PEACE RUN 世界五大陸4万キロランニングの旅」“KAY’S WORLD”もよろしくお願いします。 プロフィール詳細はこちら。 

二度の日本縦断(「PEACE RUN 2010日本縦断ランニングの旅(3,443km)「PEACE RUN2012 日本縦断ランニングの旅 PART2(3,482.3km)」で実質の日本一周ランニング6,925kmの旅を完結。 

2011年はPEACE RUN 2011アメリカ横断5,285kmランニングの旅を138日で完了。 2013年9月から163日で「PEACE RUN2013オーストラリア横断ランニングの旅」5,205kmを走破。 

2014年11月から2015年2月、83日でPEACE RUN2014ニュージーランド縦断ランニングの旅2,796.6kmを走破。 2016年7月〜11月、110日間で7カ国3,358.8キロ、「PEACE RUN2016ヨーロッパランニングの旅」を走破。 

2017年9月〜10月、「PEACE RUN2017四国一周ランニングの旅」1000キロ走破。2018年5月「九州一周ランニングの旅」で約900キロ走破。 

2011年3月14日、東日本大震災の3日後、「RUN×10(ラン・バイ・テン)運動」を発案・提唱、全国に展開させる。 

2012年末、facebook上の公開グループ、平和的環境美化集団"THE SWEEPERS"を発足、活動を展開中。 

2014年、一本歯下駄で世界平和をめざすfacebook上の公開グループ「一本歯下駄クラブ」を発足、活動を展開中。 講演・セミナー・取材などの問い合わせ・依頼は下のメールフォームでお願いします。

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