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KAY'S BLOG

独行道~Lonesome Road of Running

Day139 Cann River 3

【Day139 Cann River 3】


Day139は午前4時目覚めるも二度寝して午前7時半起床。

記録的な熱波は今日も続く。ビクトリアから南オーストラリアにかけて山火事もどんどん広がっているようだ。

明日、気温が下がったと同時に走り出す。

シドニーまでの行程を今一度見なおして、2月10日のゴールに備えよう。

まだ油断は禁物。





*あれから19年…

1995年の今日、僕はニュージーランド南島フォックスグレイシャーのキャラバンパークで阪神・淡路大震災のニュースを知った。

キャラバンパークのオウナーが日本で大地震があったということを朝一番に教えてくれたのだ。

すぐさま公衆電話で大阪の実家に電話するが、何度ダイヤルを回しても通じない。回線が麻痺していたのか…。

6時間近く経ってようやく連絡が着いた。幸い家は門灯が倒れ、窓ガラスにヒビが入ったくらいで住んだらしい。

その後、テレビや新聞のニュースで次々と届く知らせに僕は愕然とする。

高速道路は柱から折れて倒壊、大きなビルはこなごなに…神戸の町が炎に包まれていた。

自分のいない日本でよもやそんな大震災が起ころうとは…。

19年が経った今も、異国で知った大震災のニュースで全身鳥肌が立ったあの日のことを忘れない。

2011年の3月11日東日本大震災もそれは同じ。

いつ何時やってくるかは分からない。今日かもしれないし明日かもしれない。まさに「天災は忘れた頃にやってくる」のだ。

神戸の町はほぼ復興したようだけれど、失われた多くの尊い命は帰ってこない。

そしてまた、二ヶ月後には3.11がやってくる。


今あらためて、南半球オーストラリアから祈りを捧げます。


合掌



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*写真は「1.17希望の灯り」。御影石で作られた本体とガラスケース。その中で、美しくも炎が揺らめいている。この火は、被災地各所を巡った火種と、全国47都道府県から贈られた「支援の火」を合わせたもの。多くの人の願いが込められた、まさに「希望の灯(ひ)」なのだ。

建立は震災5周年の2000年1月17日、午前5時46分に灯りが灯された。






明日からいよいよセンター試験開始。

受験生の皆さん、緊張感もピークになってきますが、リラックスしてベストを尽くして下さい。

私の経験を元にして書いた小説…これがヒントになれば…素晴らしい結果が出るかも…(笑)。

こちらです。



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*写真:センター試験会場でキットカットが配られる図。「きっと勝つと…」の願いが込められている…(笑)







*人生はマークシートじゃない


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僕は共通一次(センター試験の前身)元年の1979年に大学受験を経験した。私立文系で、共通一次の模擬試験を受けたものの、マークシート方式のテストを経験したのはその時が初めてだった。それ以前には国立大学の一期校と二期校があって、それぞれに独自の試験(もちろん記述試験である)が用意されていた。

共通一次は1989年まで続き、それ以後「センター試験」という名前に変わってしまった。日本の学生のための教育課程がどんどん変わり、学習する内容も圧縮(?というよりはむしろ削減か)され、学力の低下が叫ばれながらも、公立学校の完全週休二日制が導入された。「ゆとり教育」という言葉もこの時代に生まれてきたのだ。

30年以上も前と比べると、今の中学生も高校生もものを知らなさ過ぎるという現状は否めない。本を読むことをせず、パソコンやビデオ・ゲームなどに興じていては漢字すら覚えることもない。

自分が子どもの頃はよく父親に「百科事典を読め」と言われたもの。小学校の入学祝にはたいてい百科事典を買ってもらうというのが習慣化されていたように思う。

今のような情報過多の時代には、よけいな情報があまりにも多すぎて、何を信じていいのか分からなくなってしまうといった現象も起こるのだろう。

予備校の講師をしている友人がよく言っていたが、センター試験は選択肢をマークするだけの解答方式だから、正解が全く分からなくても偶然に正解にたどり着く可能性ももちろんある。四択式なら1問25パーセントの確率。確実に正解でない選択肢、恐らく正解ではないであろう選択肢、正解ではないかもしれない選択肢、そういった基準でひとつマークしたとしても正解は正解とみなされる。

実際彼が教えていた受験生の中には、地理で「ほとんど分からなかったからカンでマークしました」と言っていたのに、自己採点で9割を越えたという者もいるのである。

文部科学省は日本の受験生たちにいったい何を求めようとしているのだろう。

この国の将来を真剣に考えるのであればもっと違った意味での教育改革が必要なのではないか。

「選択式の試験問題は、考えない人を育てている」

ノーベル物理学賞受賞の益川敏英京都大名誉教授は語っている。



問題解決能力に乏しい若者が確かに育っている。

それどころか問題を起こす若者が確実に増えているような気もする。

真実を見抜く眼を若者たちには持ってもらわねばならないのに、

偽りの世界で、偽りの自分を生きて、真実から眼をそらしてしまうような若者が育つ社会をいつの間にか築き上げてきてしまった。

世の大人の功罪である。



今の日本は、思想や哲学を持たない人間が多数いる社会でもある。

本能と欲望にまみれた人間を育成しているのだろうか。

自分のことさえろくにできず、自分のことしか考えられないひとりよがりな人間。

人を育てられなくなった社会、子どもにしつけのできない親がはびこるようになれば、その社会は間違いなく崩壊していく。

教育現場から離れてはや4年経つけれど、この国の行方を憂う気持ちは今も変わっていない。


マニュアルがなければ生きていけない若者。

人生はマークシートではない。

4つの選択肢に必ず正解が隠されているというのは、あまりにも過保護な教育。

何もないところから答えを導き出すのが現実の世界。

無数の選択肢から真実を見出す力を身につけるように導くのが、本来の教育のあり方だと考えている。

子どもたちから生きる気力を奪う脱力教育はいらない。

生きることにもっと貪欲に、必死になって自分と、あるいは社会と対峙する、そんな若者を育てて生きたいと切に願っている。








祈りを走りに変えて…

母なる地球の上を優しく、あらゆる命あるものを愛おしく思いながら駆け抜けていきます。




*本日の走行距離:0キロ  *パースからの累積走行距離:4582.3キロ

*これまで集めた東日本大震災復興支援義援金総額:1446ドル15セント
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テーマ:よく生きる - ジャンル:ライフ

  1. 2014/01/17(金) 14:28:52|
  2. PEACE RUN2013オーストラリア横断ランニングの旅
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プロフィール

KAY(高繁勝彦)

Author:KAY(高繁勝彦)
走る旅人:アドヴェンチャー・ランナー、サイクリスト(JACC=日本アドベンチャーサイクリストクラブ評議員)、ALTRA JAPANアンバサダー、 YAMANOVAコーヒーアンバサダー、ARUCUTO一本歯下駄アンバサダー、旅人、詩人・アーティスト、クリエイター、ナチュラリスト…。元高校教師(英語)。  
大阪府松原市生まれで、現在、大阪府富田林市に在住。妻はミュージシャンでかつてぴよぴよ名義で「らんま1/2」エンディングテーマ「虹と太陽の丘」を歌っていた。

楽天ブログ時代(2006.4.2)からノンストップブログ更新中。公式サイト 「PEACE RUN 世界五大陸4万キロランニングの旅」“KAY’S WORLD”もよろしくお願いします。 プロフィール詳細はこちら。 

二度の日本縦断(「PEACE RUN 2010日本縦断ランニングの旅(3,443km)「PEACE RUN2012 日本縦断ランニングの旅 PART2(3,482.3km)」で実質の日本一周ランニング6,925kmの旅を完結。 

2011年はPEACE RUN 2011アメリカ横断5,285kmランニングの旅を138日で完了。 2013年9月から163日で「PEACE RUN2013オーストラリア横断ランニングの旅」5,205kmを走破。 

2014年11月から2015年2月、83日でPEACE RUN2014ニュージーランド縦断ランニングの旅2,796.6kmを走破。 2016年7月〜11月、110日間で7カ国3,358.8キロ、「PEACE RUN2016ヨーロッパランニングの旅」を走破。 

2017年9月〜10月、「PEACE RUN2017四国一周ランニングの旅」1000キロ走破。2018年5月「九州一周ランニングの旅」で約900キロ走破。 

2011年3月14日、東日本大震災の3日後、「RUN×10(ラン・バイ・テン)運動」を発案・提唱、全国に展開させる。 

2012年末、facebook上の公開グループ、平和的環境美化集団"THE SWEEPERS"を発足、活動を展開中。 

2014年、一本歯下駄で世界平和をめざすfacebook上の公開グループ「一本歯下駄クラブ」を発足、活動を展開中。 講演・セミナー・取材などの問い合わせ・依頼は下のメールフォームでお願いします。

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