KAY'S BLOG

独行道~Lonesome Road of Running

スローフードのおはなし

【スローフードのおはなし】

街に出ると、ファストフードやコンビニがいかに多いか思い知らされる。

それよりも、街で暮らしている人々の多くが、ファストフード店やコンビニ食で食事を済ませるという事実に驚かされてしまう。

僕が子供の頃は、ほとんど外食することはなく、たまの休みに家族でデパートに行ったついでに大食堂でお子様ランチを食べるくらいのものだった。

母が料理が得意だったこともあるけれど、おやつも家庭で作ってもらったし、自分でお金を出して買う食べ物といったらたこ焼きやたいやきぐらいのもの。

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ぴあぴ作のモッチモチの米粉を使った馬拉糕風蒸しパン(卵・小麦・牛乳使わないレシピ:過去の作品)


1970年代から80年代にかけて人々の食生活もじわじわと変化してきた。冷凍食品が出てきたことで電子レンジも一気に普及し始める。コンビニやファストフード店が街に登場してきたのもこの頃だ。

家庭でご飯を作ってくれていたお母さんたちも仕事で外に出るようになり、世の中はバブルに向かって猛進していた。逆に、今、男性が主夫となって厨房に立つようになったのも時代の変化だろう。

コンビニやファストフードの食事ではなく、時間と愛情をかけた料理はやはり素晴らしい。

「スローフード」という言葉はファストフードの対義語なのだろうが、本来あるべき食事の理想の姿だと思う。


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ぴあぴ作、ヴィーガン用アールグレイマフィン(過去の作品)


忙しくて作る時間がない…というのももっともなことだ。

しかし、たまには自分のため、誰か大切な人のために、ほんの少しの手間暇をかけるだけでもいいから、料理してみるというのは如何なものだろう?


旅の合間、誰かのお家にお世話になるたびによく手料理をごちそうして頂いた。

あるいは、ほんのちょっとした時間、たまに料理の真似事をしていたこともあった。

最初は面倒だと感じても、買い物をして、素材を加工して、調理して、盛り付ける。

時間と労力をかけるから楽しくもある。

野菜の皮を剥いて切って刻んでぐつぐつ煮込んで…。

そういったひとつひとつの作業・手順にもまた意味があって、無作為に、大量かつ迅速につくられるファストフードにはない良さがそこにはある。


スローフードこそはゆったりまったり感を満喫するには最高の料理。

手間ひまかけて、(自分自身を含めて)食べる人のために精魂込めてつくる。

スローフードとは、作ってくれている人の顔が見えるし、食べてくれる人の笑顔が見えるものでもある。

作る側も食べる人の笑顔をイメージしていることだろうし、食べる側も作る人にかける期待は大きいと思う。

作った人が作ってもらった人と食卓を囲んで、会話を楽しみながら食事をする。

そこには笑顔がある。ハートがある。

「美味しい!」と食べる人のそのひとことで、作った人は間違いなく笑顔になれる。

食べる者にとっても、作る者にとっても、最も愛と平和を感じられるであろう場面。

いつの時代のどんなところであろうと、スローフードにまさるものはないのだろう。


昨日は妻ぴあぴがお弁当を作ってくれた(写真を撮り忘れた…)。

長年(小学校の遠足以来?)、お弁当を作ってもらうことなんてなかっただけに新鮮な驚きを覚えた。

わざわざ買ってくれたお弁当箱に、カラフルな食材が並び、大きな梅干しが真ん中に収まった白いご飯が詰まっていた。

食べるものがあるというのは嬉しいしありがたいことだし、それ以上に、貯金も収入も乏しい自分のために手間ひまかけて作ってくれたことがありがたかった。


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ぴあぴ作、何でも投入豆乳鍋(過去の作品)


何かを誰かのために作る…形のあるものでもないものであっても、そこに愛を込めるからいいものができあがる。

ごく単純なことだけれど、スローフードというキーワードから、あらためてアナログ的な物の見方・考え方の大切さに気付かされた。

デジタル世代に支持されるファストフードではあるが、アナログ人の生き方・考え方にも学ぶべきことは多い。

あなたは、今食べている物から愛と平和を感じていますか?




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  1. 2016/12/24(土) 23:24:07|
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KAY(高繁勝彦)

Author:KAY(高繁勝彦)
冒険家:アドヴェンチャー・ランナー、NPO法人“PEACE RUN”代表、サイクリスト(JACC=日本アドベンチャーサイクリストクラブ評議員)、ALTRA JAPANアンバサダー
旅人、詩人・アーティスト、クリエイター、ナチュラリスト…。元高校教師(英語)。

大阪府松原市生まれで、現在、大阪府富田林市に在住。

楽天ブログ時代(2006.4.2)からノンストップブログ更新中。公式サイト
「PEACE RUN 世界五大陸4万キロランニングの旅」
“KAY’S WORLD”もよろしくお願いします。

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二度の日本縦断(「PEACE RUN 2010日本縦断3,443kmランニングの旅「PEACE RUN2012 日本縦断ランニングの旅 PART2」で実質の日本一周ランニング6,925kmの旅を完結。

2011年はPEACE RUN 2011アメリカ横断5,285kmランニングの旅を138日で完了。

2013年9月から163日で「PEACE RUN2013オーストラリア横断ランニングの旅」5,205kmを走破。

2014年11月から2015年2月、83日でPEACE RUN2014ニュージーランド縦断ランニングの旅2,796.6kmを走破。


2016年7月〜11月、110日間で7カ国3,358.8キロ、「PEACE RUN2016ヨーロッパランニングの旅」を走破。

現在まで3つの大陸で16,637キロ走破。残り三大陸で23,363キロを走ることになる。

東日本大震災から3日後に「RUN×10(ラン・バイ・テン)運動」を発案・提唱、全国に展開させる。

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