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KAY'S BLOG

独行道~Lonesome Road of Running

人生は四択では答えられない

【人生は四択では答えられない】


marathon123



ある真実を教えることよりも、

いつも真実を見出すには

どうしなければならないかを

教える事が問題なのだ。



ルソー




*******




昨日今日と全国の会場でセンター試験が行われた。

受験生54万人が受験したということだ。



「選択式の試験問題は、考えない人を育てている」

ノーベル物理学賞受賞の益川敏英京都大名誉教授は語っている。



問題解決能力に乏しい若者が確かに育っている。

それどころか問題を起こす若者が確実に増えているような気もする。

真実を見抜く眼を若者たちには持ってもらわねばならないのに、

偽りの世界で、偽りの自分を生きて、真実から眼をそらしてしまうような若者が育つ社会をいつの間にか築き上げてきてしまった。

世の大人の功罪である。



今の日本は、思想や哲学を持たない人間が多数いる社会でもある。

本能と欲望にまみれた人間を育成しているのだろうか。

自分のことさえろくにできず、自分のことしか考えられないひとりよがりな人間。

犯罪に手を染めるのは恐らくそのような人間なのだ。

人を育てられなくなった社会、子どもにしつけのできない親がはびこるようになれば、その社会は間違いなく崩壊していく。



マニュアルがなければ生きていけない若者。

人生はマークシートではない。

4つの選択肢に必ず正解が隠されているというのは、あまりにも過保護な教育。

何もないところから答えを導き出すのが現実の世界。

無数の選択肢から真実を見出す力を身につけるように導くのが、本来の教育のあり方だと考えている。

子どもたちから生きる気力を奪う脱力教育はいらない。

生きることにもっと貪欲に、必死になって自分と、あるいは社会と対峙する、そんな若者を育てて生きたいと切に願っている。







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テーマ:大学入試 センター試験 - ジャンル:学校・教育

  1. 2009/01/18(日) 23:59:59|
  2. 教育
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:10
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コメント

全部大人たちがつくりあげた世界で子供たちが影響されているだけですね。
大人がいろいろ言わなければ、自分達で考えて行動するはずです。大人より穢れていない正しい判断をすると思います。
ある時にヒントは必要でしょう。が、こうしなさいと自分の思い通りにしようというのは間違いですね。
  1. URL |
  2. 2009/01/19(月) 14:18:28 |
  3. autodoa #-
  4. [ 編集 ]

価値判断

autodoaさん:

自主的に善悪を決めなさい…そんな質問になればことごとく迷ってしまう。

考えさせて、理解させて、そして正しい判断が導き出せるなら、大人は考えを押し付ける必要はないのでしょうね。

「勉強しなさい」といわれない子どものほうが、言われる子どもより学力が高いといいますから…。
  1. URL |
  2. 2009/01/19(月) 22:13:31 |
  3. KAY. T #-
  4. [ 編集 ]

kay様 こんばんわ。

20代後半に差し掛かり、仕事一辺倒の生活に焦りと衝動を感じる日々です。このブログを見て、少しずつ何か行動を起こしたくなってきました。もちろん出来ることからですが。

さて、自分で考えて行動する。ということは当たり前のようで難しいようにも感じます。といいますのも、現代は何を考えても既視感のようなものが立ちはだかる事が多いと思うのです。

これは想像力の欠如というのでしょうか。(あらゆる時代の「革命」を讃える映画を見て、ゲバラのTシャツを着るような感性です。)

とりわけ、インターネットや普及してからはどこかに行った人のブログを読み、行った気になる。書き手の文章力が良ければ良いほどバーチャルという事を忘れ、何か変わった気になってしまう。

詩や本は自身で情景を想像するが故に、体験を持って確かめたくなる。旅行記から純文学といわれるものまであらゆる書物にそうした力が宿っていると思います。しかし、そうした書評のようなものもクリックひとつで他人の良くできた感想(感情)がリストアップされ、中にはそれらを吟味してから購入する方もおられます。

旅もプランニングが完成されたものが好まれ、学校や職場も自分が飛び込む前から「空気」を選択して、そのイメージ通りに自分を合わせる事も多いでしょう。

それを善しとする大人がいることも事実。中にはkay
様のように自分で感じる事の大切さを説く大人もいる。どちらが幸せを創造できる想像力を持てるかはそれぞれの大人の背中が語るはず。

kay様の生徒さんはとても良い背中を毎日眺めているわけですね。そうした生のコミュニケーションには既視感などは入り込む余地はなく、次第に言葉にできない衝動の種が芽生えてしまう。

それに困惑しつつ、どうにかするために成長していくのかも知れません。

ちなみに私は年齢的には大人ですが、困惑し、もがきながら進んでいます。笑
  1. URL |
  2. 2009/01/20(火) 00:12:32 |
  3. akatuki #-
  4. [ 編集 ]

情報に左右されない

akatuki さん:

情報はあくまでも情報、ただ人から人へ流れていくもの。我々はその中から真実を見抜かなければならないのだと思います。確かな真実…それは自分自身の目や耳、場合によっては全身全霊で掴み取らなければいけないこともあるでしょう。
情報を鵜呑みにすることほど怖いことはありません。
「楽してお金が稼げる」とか「素敵な彼女が見つかる」とか…人々の心をぐらつかせるような怪しい情報もたくさん氾濫している昨今。
オレオレ詐欺みたいな犯罪も多発する時代ですから、情報に対してシヴィアな目を持たねばなりませんね。
マニュアルがなければ生きていけない人がいます。
自分は失敗しても、できるだけ自分流を貫くようにしています。自分が感じるもの(=感性)を大切にすること。他人には分からない自分が必ずいるし、それを他人に伝えることも必要です。また、他人のことを理解するためにコミュニケーションも当然大切にしなければなりません。
今の子どもたちは、物質的には恵まれているようですが、精神的な貧困に見舞われていると思います。
強く生きていく自分自身をまず作ること。そのために、まずは自分自身の肉体と精神と魂をフルに使うことを求めています。そうすれば、目に見えないものが観えてくるし、耳で聞こえないものも聴くことができるようになるんでしょうね。
さて、私も中年ですが、同じように困惑し、もがき続ける日々を送っています(笑)。
  1. URL |
  2. 2009/01/20(火) 10:28:08 |
  3. KAY. T #-
  4. [ 編集 ]

情報に譲歩しない為には

kay様のブログの中に「孤独」という言葉がkaywordになっている事もうなづけます。

誰でしか思い出せませんが、「孤独は街の中にある」と言った人がいました。(寺山修司かな?)多くの仲間に囲まれても尚「孤立」していると感じる事ほど辛いことはないでしょう。

自分の肉体や誠心を研ぎ澄ませば、今そこにいる仲間に助けられていることに気がつき、全ての事象に生かされている事にも気がつく。それを体現されているkay様だからこそ、そうした言葉を伝える事ができるのでしょう。

物質過多な街(人)の中にいてこそ、孤独は自分で考える力をつける最高の機会なのかも知れません。

いつも、素性のしれぬ者が勝手にコメントをしてすみません。

  1. URL |
  2. 2009/01/20(火) 20:54:50 |
  3. akatuki #-
  4. [ 編集 ]

Re:情報に譲歩しない為には

孤独は山になく、街にある。一人の人間にあるのではなく、大勢の人間の「間」にあるのである

三木清「人生論ノート」より

*******

一人旅をしてて、なぜか孤独を感じたことはほとんどありませんでした。いろんな人と出会い、いろんな人に支えられていたからでしょう。

三木清氏の言葉通り、街に帰ってきてから孤独を感じることはしばしば…。無関心を装う人もいるし、親しいはずの友人も、みな自分のことで忙しく動くばかり…。

真の自分を見出すためには、街にいようが旅にあろうが、独りになる時間は必要だと思います。

「我々が一人でいる時というのは、我々の一生のうちで極めて重要な役割を果たすものなのである。或る種の力は、我々が一人でいる時だけにしか湧いてこないものであって、芸術家は創造するために、文筆家は考えを練るために、音楽家は作曲するために、そして聖者は祈るために一人にならなければならない」(リンドバーグ夫人の「海からの贈り物」から)

真実がかすんで見える時には、ひとりになって、じっくり自分自身の内面を見つめてみるといいんでしょうね。
  1. URL |
  2. 2009/01/20(火) 22:36:01 |
  3. KAY.T #-
  4. [ 編集 ]

kay様こんばんわ

三木清さんという方の言葉なんですね。失礼致しました。

人との間に「孤独」があるというのは分かる気がします。
自分の個性というものを実感できるのも、気づけるのも、人との間の中にいる時。

もちろん多くの問題もその「間」の中で生まれるとは思いますが、やはり人には人が必要ということでしょうか。
バートランド・ラッセルという方が言っておりました。

「人間は一個の孤独な動物ではない。したがって社会生活がなくならないかぎり、自己実現ということが倫理学の最高原理となることはありえない」

【バートランド・ラッセルー西洋哲学史】

孤独の大切さを誤解していた時期がありました。もちろん今も完全に理解しているわけではありませんが、いわゆる「自分探し」という言葉の氾濫はこのあたりにあるような気がするのです。

例えば、学校社会からドロップアウトした子供が自分の「レールからはずれてドロップアウトした」状況に優越感を抱く傾向がある、とある教育学者が言っておりました。(苅谷なんとか先生です。すみません)

もちろん、集団から孤立してしまうのは様々なやむなき理由があると思いますが、このようにして人との間から離脱したとき、自分を見つめ、自実現のために孤独を選択するというのは非常に高度な事であると思うのです。

孤独が「孤立」から派生するものではなく、自分という存在が他の人との間で生かされていると言う事に気がついた上で感じるものであるならば、芸術家も音楽家も文筆家も冒険家もきっと有意義な時間を過ごす事ができるのかも知れません。

よく分からない文章ですみませんが…。

「海からの贈り物」。是非読んでみたいと思います。

  1. URL |
  2. 2009/01/29(木) 22:03:42 |
  3. akatuki #-
  4. [ 編集 ]

孤独と孤立

孤独というのはそういう風に考えるならば、ひとつの自立の手段として捉えるべきなのでしょうね。

孤独を辛いものとは思ったことがありません。孤独とは、ここでは"loneliness"ではなく"solitude"というもの。

孤立するのは辛いことだと思います。仲間がいるのにあえて一人きりで自分の殻に閉じこもるなんて、やはりつまらないに違いありませんから。

社会を構成する一員としては、自己実現が社会を繁栄させるためのひとつの手段に組み入れられるのが理想と思っています。

かつて孤高の人と呼ばれ、世に出て成功している人も多くいるはず。尊敬する宮本武蔵や種田山頭火、H.D.ソーローなどはそのいい見本でしょう。

孤立するのではなく、孤独を堪能することで、独立独歩の道を歩む、いつの時代もそんな生き方を理想とすべきなのだと信じています。

  1. URL |
  2. 2009/01/29(木) 23:31:14 |
  3. KAY.T #-
  4. [ 編集 ]

>社会を構成する一員としては、自己実現が社会を繁栄させるためのひとつの手段に組み入れられるのが理想と思っています。

kay様こんばんわ

私もそう思います。だからこそ日々に流されず、己を持ち、思索して鍛え続ける事が大事なのでしょう。

腹黒い大人の多い世界に職場を持っていますが、自分も少しずつ染まっているようで、不安です。

kay様をはじめ、先人の教えを胸に刻み、精進して行きたいと思います。

有難うございます。ブログのを開設した際には是非お越しくださるようお願い申し上げます。

高尾山に行ってきます。
  1. URL |
  2. 2009/01/30(金) 19:57:37 |
  3. akatuki #-
  4. [ 編集 ]

逃げない・ひるまない・楽をしない

akatukiさん:

逃げない・ひるまない・楽をしない

大人ってずるいものですが、子どももそんな大人を見て手抜きをする傾向はあるのでしょうね。

あえて辛いことを自ら求めていく生き方を大切にしたいものです。

ブログ開設を心からお待ちしております。

  1. URL |
  2. 2009/01/31(土) 17:04:10 |
  3. KAY. T #-
  4. [ 編集 ]

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プロフィール

KAY(高繁勝彦)

Author:KAY(高繁勝彦)
走る旅人:アドヴェンチャー・ランナー、サイクリスト(JACC=日本アドベンチャーサイクリストクラブ評議員)、ALTRA JAPANアンバサダー、 YAMANOVAコーヒーアンバサダー、ARUCUTO一本歯下駄アンバサダー、旅人、詩人・アーティスト、クリエイター、ナチュラリスト…。元高校教師(英語)。  
大阪府松原市生まれで、現在、大阪府富田林市に在住。妻はミュージシャンでかつてぴよぴよ名義で「らんま1/2」エンディングテーマ「虹と太陽の丘」を歌っていた。

楽天ブログ時代(2006.4.2)からノンストップブログ更新中。公式サイト 「PEACE RUN 世界五大陸4万キロランニングの旅」“KAY’S WORLD”もよろしくお願いします。 プロフィール詳細はこちら。 

二度の日本縦断(「PEACE RUN 2010日本縦断ランニングの旅(3,443km)「PEACE RUN2012 日本縦断ランニングの旅 PART2(3,482.3km)」で実質の日本一周ランニング6,925kmの旅を完結。 

2011年はPEACE RUN 2011アメリカ横断5,285kmランニングの旅を138日で完了。 2013年9月から163日で「PEACE RUN2013オーストラリア横断ランニングの旅」5,205kmを走破。 

2014年11月から2015年2月、83日でPEACE RUN2014ニュージーランド縦断ランニングの旅2,796.6kmを走破。 2016年7月〜11月、110日間で7カ国3,358.8キロ、「PEACE RUN2016ヨーロッパランニングの旅」を走破。 

2017年9月〜10月、「PEACE RUN2017四国一周ランニングの旅」1000キロ走破。2018年5月「九州一周ランニングの旅」で約900キロ走破。 

2011年3月14日、東日本大震災の3日後、「RUN×10(ラン・バイ・テン)運動」を発案・提唱、全国に展開させる。 

2012年末、facebook上の公開グループ、平和的環境美化集団"THE SWEEPERS"を発足、活動を展開中。 

2014年、一本歯下駄で世界平和をめざすfacebook上の公開グループ「一本歯下駄クラブ」を発足、活動を展開中。 講演・セミナー・取材などの問い合わせ・依頼は下のメールフォームでお願いします。

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